JP2007322173A - ダメージチェックシステム及びダメージチェック方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテナのダメージチェックを高精度に行う。
【解決手段】コンテナの1又は複数の表面のダメージをチェックするためのダメージチェックシステムにおいて、前記コンテナに対して所定の光を照射し、前記コンテナ表面で反射した光を撮像して画像データを取得する1又は複数の第1の画像取得手段と、前記コンテナの所定の位置を撮像して1又は複数の表面の1部又は全部を構成する画像データを取得する第2の画像取得手段と、前記第1の画像取得手段により得られる画像データから前記コンテナ表面でのダメージを認識するダメージ認識手段と、前記第1の画像取得手段により得られる画像データから前記コンテナのダメージの種別を判別するダメージ判別手段と、前記第2の画像取得手段により得られた画像データと前記ダメージ判別手段により得られるダメージの判別結果とを重ね合わせて表示する画面を生成する表示画面生成手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダメージチェックシステム及びダメージチェック方法に係り、特にコンテナのダメージチェックを高精度に行うためのダメージチェックシステム及びダメージチェック方法に関する。
従来、船舶等に積載され、他の港等から所定の港へと輸送されたコンテナは、船舶等から荷揚げされた後、コンテナターミナル等の港湾施設に一時的に蔵置され、運送事業者等によりトラック等に積荷されて、所定の荷主に搬送される。
また、コンテナ内にある荷物が輸送中に損傷しているか否かを簡略的に確認するため、コンテナターミナルの搬入ゲートや搬出ゲートにおいてコンテナ自体に穴や切断部等の損傷部分が存在するか否かを確認するコンテナダメージチェックシステムが存在する(例えば、特許文献1、特許文献2等参照。)。
特開平8−219998号公報 特開2002−170099号公報
しかしながら、従来技術では、特許文献1に示すようにコンテナの上面又は側面を画像等に撮影し、その撮影された内容をモニタ等に表示して管理者等がモニタを目視することによりチェックを行うものや、特許文献2に示すようにコンテナを光源で照らすと共に、コンテナからの反射光を照度検知器で検出し、反射光の照度と予め設定されたしきい値とを比較して、損傷の判断を行うものである。
したがって、特許文献1のように管理者等がモニタ等により判断する場合は、コンテナの色や管理者毎の判断等により精度が異なる恐れがあった。また、上述した反射光の照度によりチェックする場合にも、コンテナの色やしきい値の設定によっては正確に判断されない場合があり、高精度なコンテナのダメージチェックが行われているとはいえなかった。
そのため、コンテナターミナルの蔵置後や荷主到着後に、例えばコンテナの水漏れ等による荷物の被害が発見される場合があった。
本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、コンテナのダメージチェックを高精度に行うためのダメージチェックシステム及びダメージチェック方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明は、コンテナの1又は複数の表面のダメージをチェックするためのダメージチェックシステムにおいて、前記コンテナに対して所定の光を照射し、前記コンテナ表面で反射した光を撮像して画像データを取得する1又は複数の第1の画像取得手段と、前記コンテナの所定の位置を撮像して1又は複数の表面の1部又は全部を構成する画像データを取得する第2の画像取得手段と、前記第1の画像取得手段により得られる画像データから前記コンテナ表面でのダメージを認識するダメージ認識手段と、前記第1の画像取得手段により得られる画像データから前記コンテナのダメージの種別を判別するダメージ判別手段と、前記第2の画像取得手段により得られた画像データと前記ダメージ判別手段により得られるダメージの判別結果とを重ね合わせて表示する画面を生成する表示画面生成手段とを有することを特徴とする。これにより、コンテナのダメージチェックを高精度に行うことができる。また、ダメージ判別を行い、その結果をコンテナの表面画像と重ね合わせて表示することで、チェックを行う使用者等の負担を軽減することができる。したがって、船会社やターミナル運営事業者、運送事業者間におけるダメージ発見時の責任を明確化することができる。また、トラブルを削減して荷主へのサービスレベルを向上させることができる。
更に、前記第1の画像取得手段は、スリット光源からのスリット光を前記コンテナ表面に照射するスリット光照射手段と、前記スリット光照射手段により照射されたスリット光が前記コンテナ表面で反射することで発生する散乱光を撮像する撮像手段とを有することが好ましい。これにより、散乱光を撮影した画像を用いて光切断法により、コンテナのダメージの有無及び判別を高精度に行うことができる。
更に、前記ダメージ判別手段は、前記第1の画像取得手段により得られる画像データにおいて所定の条件を満たすピクセルの位置情報に基づいて、ダメージの種別を判別することが好ましい。これにより、ピクセルの位置情報に基づいて、ダメージの種別を設定することができるため、コンテナのダメージの有無及び種別の判別を高精度に行うことができる。
更に、前記表示画面生成手段は、前記ダメージ判別手段により得られるダメージのあった部分に対応させて、前記第2の画像取得手段により得られた画像の一部を拡大表示することが好ましい。これにより、使用者等は、コンテナのダメージ部分の画像を目視により容易且つ正確にチェックすることができる。
更に、前記表示画面生成手段は、前記ダメージ判別手段により得られるダメージの種別を表示させると共に、ダメージのあった部分に対応させて、前記第2の画像取得手段により得られた画像の一部を強調表示することが好ましい。これにより、ダメージの有無を容易に使用者等に通知することができる。また、ダメージの種別を正確に使用者等に通知することができる。
更に、前記コンテナに示されたコンテナを識別するための情報を撮像する第3の画像取得手段を有し、前記表示画面生成手段は、前記第3の画像取得手段により得られる画像データを文字認識して得られるコンテナ識別情報を表示することが好ましい。これにより、使用者等は、コンテナ番号を容易に把握することができる。したがって、港湾施設の使用予約情報等との照合やダメージチェック結果の検索等を容易に行うことができ利便性を向上することができる。
また、本発明は、コンテナの1又は複数の表面のダメージをチェックするためのダメージチェック方法において、前記コンテナに対して所定の光を照射し、前記コンテナ表面で反射した光を撮像して画像データを取得する1又は複数の第1の画像取得ステップと、前記コンテナの所定の位置を撮像して1又は複数の表面の1部又は全部を構成する画像データを取得する第2の画像取得ステップと、前記第1の画像取得ステップにより得られる画像データから前記コンテナ表面でのダメージを認識するダメージ認識ステップと、前記第1の画像取得ステップにより得られる画像データから前記コンテナのダメージの種別を判別するダメージ判別ステップと、前記第2の画像取得ステップにより得られた画像データと前記ダメージ判別ステップにより得られるダメージの判別結果とを重ね合わせて表示する画面を生成する表示画面生成ステップとを有することを特徴とする。これにより、コンテナのダメージチェックを高精度に行うことができる。また、ダメージ判別を行い、その結果をコンテナの表面画像と重ね合わせて表示することで、チェックを行う使用者等の負担を軽減することができる。したがって、船会社やターミナル運営事業者、運送事業者間におけるダメージ発見時の責任を明確化することができる。また、トラブルを削減して荷主へのサービスレベルを向上させることができる。
更に、前記第1の画像取得ステップは、スリット光源からのスリット光を前記コンテナ表面に照射するスリット光照射ステップと、前記スリット光照射ステップにより照射されたスリット光が前記コンテナ表面で反射することで発生する散乱光を撮像する撮像ステップとを有することが好ましい。これにより、散乱光を撮影した画像を用いて光切断法により、コンテナのダメージの有無及び判別を高精度に行うことができる。
更に、前記ダメージ判別ステップは、前記第1の画像取得ステップにより得られる画像データにおいて所定の条件を満たすピクセルの位置情報に基づいて、ダメージの種別を判別することが好ましい。これにより、ピクセルの位置情報に基づいて、ダメージの種別を設定することができるため、コンテナのダメージの有無及び種別の判別を高精度に行うことができる。
更に、前記表示画面生成ステップは、前記ダメージ判別ステップにより得られるダメージのあった部分に対応させて、前記第2の画像取得ステップにより得られた画像の一部を拡大表示することが好ましい。これにより、使用者等は、コンテナのダメージ部分の画像を目視により容易且つ正確にチェックすることができる。
更に、前記表示画面生成ステップは、前記ダメージ判別ステップにより得られるダメージの種別を表示させると共に、ダメージのあった部分に対応させて、前記第2の画像取得ステップにより得られた画像の一部を強調表示することが好ましい。これにより、ダメージの有無を容易に使用者等に通知することができる。また、ダメージの種別を正確に使用者等に通知することができる。
更に、前記コンテナに示されたコンテナを識別するための情報を撮像する第3の画像取得ステップを有し、前記表示画面生成ステップは、前記第3の画像取得ステップにより得られる画像データを文字認識して得られるコンテナ識別情報を表示することが好ましい。これにより、使用者等は、コンテナ番号を容易に把握することができる。したがって、港湾施設の使用予約情報等との照合やダメージチェック結果の検索等を容易に行うことができ利便性を向上することができる。
本発明によれば、コンテナのダメージチェックを高精度に行うことができる。また、チェックを行う使用者等の負担を軽減することができる。
以下に、本発明におけるダメージチェックシステム及びダメージチェック方法を好適に実施した形態について、図面を用いて説明する。なお、以下に示すコンテナのダメージチェックシステムは、一例として被搬送物であるコンテナが船舶から荷揚げされた後、港湾施設であるコンテナターミナルに蔵置する間でコンテナのダメージをチェックするシステムについて説明するが、本発明におけるダメージチェックシステムはこれに限定されず、例えばコンテナターミナルから搬送事業者等が運営するコンテナトラックにてコンテナターミナルから荷主へ搬送される間でコンテナのダメージをチェックする際にも用いることができ、その他、コンテナ以外の被搬送物の外傷チェックシステムにも適用することができる。
<システム構成>
図1は、本発明におけるコンテナのダメージチェックシステムの一構成例を示す図である。図1に示すダメージチェックシステム10は、ゲート11と、第1の画像取得手段としてのダメージデータ取得装置12と、第2の画像取得手段としての表面画像データ取得装置13と、第3の画像取得手段としてのコンテナ番号取得装置14と、ダメージチェック用DB15と、ダメージチェック装置16とを有するよう構成されている。また、これらの各構成は、LAN(Local Area Netwoak)等によりデータの送受信が可能な状態で接続されている。
図1において、船舶1により輸送されたコンテナ2は、荷揚げされてコンテナターミナル3のエプロンサイト4上に一時的に積載される。このエプロンサイト4は、船舶1からコンテナターミナル3への荷揚げやコンテナターミナル3から船舶1への積荷が行われる際に利用される領域である。
また、エプロンサイト4におけるコンテナ2の移動には、シャーシとして例えばコンテナ2を積載したコンテナトラック5を用いることができ、コンテナトラック5がゲート11等を通過時に、コンテナターミナル3を利用するために予め登録された予約情報と照合してコンテナ2が正しく荷揚げ又は荷卸しされているか否かが判断される。このとき、本実施形態では、コンテナ2のダメージ(損傷)の有無や種別の判別を行うコンテナのダメージチェックが行われる。
具体的には、ダメージデータ取得装置12として光切断法を用いた3Dユニットにより、コンテナ2の損傷の有無及び損傷の種別をダメージチェック装置16で判断するため、コンテナ2の1又は複数の表面の画像データ等を取得する。なお、ダメージデータ取得装置12の具体的なデータ取得手法については後述する。また、ダメージデータ取得装置12は、取得したダメージデータをダメージチェック装置16に出力する。また、ダメージデータ取得装置12は、ダメージデータを蓄積装置としてのダメージチェック用DB(DB:Data Base)15に出力して蓄積させてもよい。
また、表面画像データ取得装置13は、ダメージデータ取得装置12から得られた画像データにより、損傷があると判断された部分がコンテナ2のどの部分であるかを対応付けするための画像を取得する。なお、表面画像データ取得装置13は、例えばラインスキャンカメラ等を用いて、コンテナの1又は複数の表面の一部又は全部の画像データ等を取得する。なお、表面画像データ取得装置13は、撮影の際には照明やフラッシュ等を用いて鮮明な画像を取得する。また、表面画像データ取得装置13は、取得した画像データ等をダメージチェック装置16に出力する。また、表面画像データ取得装置13は、画像データ等をダメージチェック用DB15に出力して蓄積させてもよい。
また、コンテナ番号取得手段14は、コンテナの上面、側面、又は背面の所定位置に示されたコンテナを識別するためのコンテナ番号(コンテナ識別情報)を撮影し、OCR(Optical Character Reader)等により文字認識を行ってコンテナ毎に文字や数字等によりユニークに割り振られたコンテナ番号を取得する。また、コンテナ番号取得手段14は、取得したコンテナ番号画像やコンテナ番号をダメージチェック装置16に出力する。また、コンテナ番号取得手段14は、コンテナ番号画像やコンテナ番号をダメージチェック用DB15に出力して蓄積させてもよい。
なお、ダメージデータ取得装置12、表面画像データ取得装置13、及びコンテナ番号取得装置14は、例えばゲート11のような構造物に対して任意に設置することができ、ゲート11をコンテナトラック5が通過する際に、それぞれの構成により本発明におけるコンテナダメージチェックに必要な各種データを取得する。
ダメージチェック用DB15は、ダメージデータ取得装置12、表面画像データ取得装置13、及びコンテナ番号取得装置14にて取得された各種データを保存する。また、ダメージチェック用DB15は、ダメージチェック装置16にて得られるコンテナのダメージチェック結果等を蓄積する。更に、ダメージチェック用DB15は、ゲート11通過時にコンテナのチェックを行うコンテナの搬送予約情報等が蓄積されていてもよい。
また、ダメージチェック装置16は、ダメージデータ取得装置12、表面画像データ取得装置13、及びコンテナ番号取得装置14から得られる各種データに基づいて、コンテナ2の表面のダメージを認識する。また、ダメージチェック装置16は、ダメージのあると判断された場合に、ダメージの種別を判定する。更に、コンテナダメージ装置16は、判別されたダメージの種別と表面画像データ取得装置13により得られるコンテナ表面画像とに基づいて使用者等に表示する画面を生成し、モニタ等により画像表示を行う。
これにより、コンテナのダメージチェックを高精度に実現することができる。なお、上述したコンテナのダメージチェックシステムにおいて、エプロンサイト4のコンテナ2を移動させる移動手段としては、コンテナトラック5に限定されることはなく、例えばコンテナクレーン等であってもよい。
<ダメージデータ取得方法>
次に、上述したダメージチェックの取得方法について、図を用いて説明する。図2は、ダメージデータ取得装置におけるダメージデータ取得方法の一例を示す図である。なお、図2(a)は、ダメージデータ取得時の様子を側面図で示し、図2(b)は、ダメージデータ取得時の様子を背面図で示している。
ダメージデータ取得装置12は、光切断法によりダメージチェックを行うためのデータを取得する。具体的には、例えばコンテナ2の上面のダメージチェックを行う場合、図2(a)に示すようにコンテナの上面に対して垂直にスリット光を発生させるスリット光源を有するラインレーザ照射部21を設置すると共に、ラインレーザがコンテナ2の上面に接する焦点部分(ライン)の画像を撮像するためのCCD(Charge−Coupled Devices)等の高画質カメラからなる3Dカメラ22を設置する。
つまり、スリット光照射手段であるラインレーザ照射部21からのスリット光がコンテナに照射され、照射位置のコンテナ表面から反射により散乱した光を3Dカメラ22等によって撮影する。これにより、コンテナ表面で歪んだスリット光の歪み量からコンテナ2のダメージの有無を把握することができると共に、ダメージの種別を判別することができる。したがって、コンテナトラック5によりゲート11等の構造物を通過するコンテナ2のように連続的に移動する物体の形状を計測することができる。
また、上述した3Dユニットは、図2(b)に示すようにダメージデータを取得するコンテナ2の全面が取得できるように、複数の3Dユニットを所定の間隔で複数(2以上)配列させることもできる。
このように、コンテナトラック5により所定の速度でダメージデータ取得装置12を通過させることにより、高精度に画像データを取得することができる。
また、表面画像データ取得装置13についても、画像撮影用のCCDカメラ等を例えば図2(b)に示すような位置に配置することで、表面の1部又は全面の高精度な画像を取得することができる。また、コンテナ番号取得装置14は、図2に示すようにコンテナ2の所定の領域23−1,23−2等に示されているコンテナ番号をOCRカメラ等により撮影し、OCR等により文字認識を行ってコンテナ番号を取得する。
なお、上述した例では、穴や亀裂等のダメージ(損傷)等があった場合に雨漏り等の影響でコンテナ内部の荷物の品質を劣化させる可能性の高いコンテナ上面に対するデータ取得方法について説明したが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、例えばコンテナ2の側面や背面等の1又は複数の表面に対してデータを取得することができる。また、後述する説明においても同様とする。
<画像取得ユニット構成>
次に、上述したダメージデータ取得装置12、表面画像データ取得装置13、及びコンテナ番号取得装置14が設置された構造物の例について、図を用いて説明する。図3は、本発明における各種データを取得するための構造物の一例を示す図である。なお、図3に示す構造物は、一例としてゲート上に構成されているが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、またコンテナターミナル3にある全てのゲートで構成されていなくてもよい。
ここで、図3(a)は構造物の上面を示し、図3(b)は構造物のコンテナの挿入方向の面を示し、図3(c)は構造物の側面を示している。図3に示す構造物30は、ダメージデータ取得装置12としての3Dユニット31と、表面画像データ取得装置13としてのラインスキャンカメラユニット32と、コンテナ番号取得装置14としてのOCRカメラ33とを有するよう構成されている。
3Dユニット31は、上述した図2に示すように、スリット光をコンテナの上面に照射し、コンテナ2により反射した散乱光を撮影するCCDカメラの組をコンテナ2の幅と3Dユニット31の撮影範囲に応じて少なくとも1つ(図3(b)では、3つ(3Dユニット31−1〜31−3))を有し、各CCDカメラが所定の位置の散乱光を撮像する。
ラインスキャンカメラユニット32は、コンテナ上面の画像を所定の間隔(例えば1.7mm間隔等)で撮影する。更に、OCRカメラ33は、コンテナトラック5が通過した後のコンテナ2の背面を撮影してコンテナ番号画像を取得する。
ここで、構造物30には、3Dユニット31として、3Dユニット31の起動/停止を制御するための3Dユニット作動用センサ34と、3D開始・終了位置検知用センサ35とを有していてもよい。また、構造物30には、ラインスキャンカメラユニット32として、ラインスキャンカメラユニット32の起動/停止を制御するためのラインスキャン開始・終了位置検知センサ36と、ラインスキャンカメラユニット終了用センサ37とを有していてもよい。
なお、図3(a)に示すように、両端に設置された上述の各センサの一方は発光部であり、もう一方は受光部である。具体的には、例えば3Dユニット作動用センサ34−1、3D開始・終了位置検知用センサ35−1、ラインスキャン開始・終了位置センサ36−1、及びラインスキャンカメラユニット終了用センサ37−1は発光部を示し、3Dユニット作動用センサ34−2、3D開始・終了位置検知用センサ35−2、ラインスキャン開始・終了位置センサ36−2、及びラインスキャンカメラユニット終了用センサ37−2は受光部を示しており、コンテナ2の通過に伴う発光部からの光の遮断の有無を検知して各制御が行われる。
更に、構造物30には、太陽光による乱反射により各センサ部及び3Dユニットによる光の誤検知を防止するため、遮蔽部38を有する。ここで、遮蔽部38は、例えばゴムシート等の弾性の板状のものを用いる。なお、構造物30は、外部と内部とを遮蔽する遮蔽部38−1、38−3と、3Dユニット31及びラインスキャンカメラユニット32の間を遮るための遮蔽版38−2とを有する。更に、遮蔽部38の高さは、各センサの設置位置や3Dユニット31及びラインスキャンカメラユニット32が太陽光により影響を受けないように設置位置に応じて設定される。更にコンテナ2が通過する位置に設置される遮蔽部38−4〜38−8は、コンテナトラック5の上面を擦る程度の高さに設定する。
これにより、コンテナトラックの上面を遮蔽部38−4〜38−8で掃くことができるため、コンテナ2の上面にあるゴミ等を払い落とすことができる。したがって、3Dユニット31及びラインスキャンカメラユニット32における各種データの取得を高精度に行うことができる。なお、遮蔽部38−4〜38−8の先端部は箒状に形成されていてもよい。
また、構造物30の内部及び遮蔽部38は、太陽光の乱反射防止のため、反射防止黒色塗装を施す。これにより、コンテナダメージチェックを高精度に実現することができる。更に、構造物30には、機器収納部39を有してもよく、ダメージチェック用DB15やダメージチェック装置16等を収納することもできる。
また、構造物30における3Dユニット31やラインスキャンカメラユニット32の設置位置は、図3に示される位置に限定されるものではなく、例えばコンテナトラック5の進行方向に対して3Dユニット31とラインスキャンカメラユニット32の順序を逆に設置してもよい。また、例えばコンテナ2の側面に関して上述した各種データを取得する場合には、対応する任意の場所に設置される。
<ダメージチェック装置:機能構成例>
次に、ダメージチェック装置16における機能構成例について図を用いて説明する。図4は、ダメージチェック装置の機能構成の一例を示す図である。図4に示すダメージチェック装置16は、入力手段41と、出力手段42と、蓄積手段43と、ダメージ認識手段44と、ダメージ判別手段45と、表示画面生成手段46と、検索手段47と、通信ネットワーク手段48と、制御手段49とを有するよう構成されている。
入力手段41は、使用者等からのダメージ認識・判別指示、ダメージチェック結果の画面表示指示等の入力を受け付ける。なお、入力手段41は、例えばキーボードや、マウス等のポインティングデバイス等、マイク等の音声入力インタフェイス等からなる。また、入力手段41は、ダメージデータ取得装置12、表面画像データ取得装置13、及びコンテナ番号取得装置14から得られる各種情報を入力する。
また、出力手段42は、入力手段41により入力された各指示内容や、各種入力データに基づいてダメージ認識手段44により得られるダメージ認識の経過や結果、ダメージ判別手段45により得られるダメージ判別経過や結果等を取得し、取得したデータを表示する。
蓄積手段43は、入力手段41や通信ネットワーク手段48により得られたダメージデータ取得装置12、表面画像データ取得装置13、及びコンテナ番号取得装置14から得られる各種データを蓄積する。また、ダメージの有無やダメージの種別等のデータを蓄積する。
ここで、蓄積手段43には、例えば予めコンテナターミナル3を利用する搬送事業者等のコンテナ予約情報が登録されており、コンテナダメージチェック結果に基づいて、管理者や荷主等の連絡先情報等を取得することもできる。なお、蓄積手段43により蓄積されるデータは、通信ネットワーク手段48を介してダメージチェック用DB15に蓄積することができ、またダメージチェック用DB15からデータを読み出して蓄積手段43に蓄積することもできる。なお、蓄積されるデータの内容については後述する。
ダメージ認識手段44は、ダメージデータ取得装置12から得られるダメージデータに基づいて、コンテナ表面のダメージを認識する。具体的には、ダメージデータ取得装置12により撮影されたコンテナ2に照射されたスリット光の散乱光から光切断法に基づいて、コンテナ表面で歪んだスリット光の歪み量を計測し、その歪み量が所定量以上の場合にコンテナ2にダメージ(損傷)があると判断する。また、ダメージ認識手段44によりコンテナ2にダメージがあると判断された場合には、ダメージ判別手段45によりダメージの種別が判別される。
ダメージ判別手段45は、ダメージがあると判断された場合に、その画像データからダメージの種別を判別する。ダメージの種類としては、例えば穴(HOLE)や切断(CUT)、凹み(DENT)、出っ張り(B−OUT(BULGED OUT))等があるが、本発明においてはこれに限定されない。なお、ダメージ判別手段45におけるダメージ判別手法については後述する。
また、表示画面生成手段46は、ダメージ認識手段44やダメージ判別手段45により得られるコンテナダメージ結果や、表面画像データ取得装置13から得られるコンテナの1又は複数個所の表面画像、及びコンテナ番号取得装置14から得られるコンテナ番号等から出力手段42により出力するための表示画面を生成する。なお、表示画面生成手段46により生成される画面例については後述する。
また、検索手段47は、入力手段41により入力されたコンテナ番号や、日時情報、コンテナの予約情報等に基づいて、蓄積手段43や通信ネットワーク手段48を介してダメージチェック用DB15を参照して、検索条件に対応するダメージチェック結果等の過去情報や使用者情報等を取得する。なお、検索手段47における入力画面は、表示画面生成手段46等により生成される。
また、通信ネットワーク手段48は、ダメージデータ取得装置12、表面画像データ取得装置13、及びコンテナ番号取得装置14から各種データを取得したり、ダメージチェック用DB15から所望するデータを取得する。また、通信ネットワーク手段48は、LANやインターネット等に接続することができ、コンテナターミナル3外に設けられた外部装置にダメージチェック結果を送信したり、上述した外部装置から上述した各種データを取得することができる。
また、制御手段49は、ダメージチェック装置16全体の制御を行う。具体的には、制御手段49は、ダメージデータ取得装置12からのダメージデータ、表面画像データ取得装置13からの表面画像データ取得装置13、及びコンテナ番号取得装置14からのOCR画像データを取得したり、ダメージ認識手段44によりダメージ認識させたり、ダメージ判別手段45によりダメージ判別させたり、表示画面生成手段46によりダメージチェック結果を生成させたり、生成された表示画面を出力手段42に出力させる等の制御を行う。
<ダメージチェック用DB15及び蓄積手段43の内容>
ここで、ダメージチェック用DB15及び蓄積手段43におけるデータの内容について説明する。図5は、ダメージチェック用DB及び蓄積手段に蓄積されるデータの一例を示す図である。なお、図5(a)は、ダメージチェック装置16におけるダメージチェック結果等を示し、図5(b)は、予約基本情報等の内容を示し、図5(c)は、コンテナに対する管理者等の連絡先情報等の内容を示している。
図5(a)の主な項目としては、ダメージチェック装置16に登録された「管理番号」、「画像データ格納先」、コンテナがダメージチェックシステムを通過した「通過日時」、「ダメージの有無」、「ダメージ種別」、「ダメージ箇所」、及びOCRにより認識された又は使用者等が入力した「コンテナ番号」等を有する。
例えば、図5(a)に示すように、ゲートに進入した管理番号1におけるコンテナを3Dユニットやラインスキャンカメラユニット等の撮像装置にて撮影した画像データは、フォルダ名A01の格納先に蓄積されており、画像データの取得は2005年10月7日の22時43分43秒であることを示しており、ダメージチェックの有無は「有り」であることを示している。更に、ダメージ種別は「1:穴」であることを示している。なお、ダメージチェックの有無については、0は損傷しているコンテナ部分がなかったことを示し、1の場合は穴、2の場合は亀裂、3の場合は凹み(DENT)、4の場合は出っ張り(B−OUT)といったように予め設定された識別情報等を格納させることができる。なお、識別情報ではなく、文字をそのまま格納してもよい。また、上述の識別情報は、ダメージチェック用DB15や蓄積手段43に蓄積されており、任意に設定することができる。なお、1つのコンテナに複数のダメージ種別が存在する場合には、その種別毎に図5(a)に示すデータ(レコード)を格納してもよく、また「ダメージ種別」に複数の種別を格納し、その種別に対応させた「ダメージ箇所」を格納してもよい。
また、ダメージ箇所についてもコンテナ毎に予め設定された領域の識別情報が設定され、ダメージがあると判断された箇所に対応して予め設定された識別情報が付与される。図5(a)の例では、上(コンテナの上面)A1,上B1,左(コンテナの左側面)A1等の情報が格納される。また、ダメージチェック装置16は、コンテナ番号取得装置14から取得したコンテナ番号「ABCD1234567」が格納される。
また、図5(b)に示す予約基本情報の具体的な項目としては、予め荷主から登録された予約情報を識別する「予約番号」、コンテナターミナル3に複数存在するゲートのうちどのゲートから進入するかを示す「ゲート番号」、「管理番号」、「コンテナ番号」、コンテナトラック5の乗員を識別する「乗員識別情報」等を有する。
また、図5(c)の連絡先情報の具体的な項目としては、「予約番号」、「ゲート番号」、「管理番号」、コンテナ2をコンテナターミナル3のどの位置に蔵置するかを示す「車両移動情報」、コンテナターミナル3内でコンテナ2の蔵置作業等を行う人物を識別する「港湾作業員ID」、「管理者連絡先」、「荷主連絡先」、「車両乗員連絡先」等を有する。なお、本実施形態における連絡先は、電話番号でもよく、また携帯端末等に電子メールによりダメージチェック結果等を送る場合には、連絡先情報としてメールアドレスが格納されていてもよい。
なお、ダメージチェック用DB15及び蓄積手段43が蓄積する他のデータとしては、例えば港湾施設内において発生する作業の情報を管理するためのデータとして、「作業ID」、「開始予定日時」、「終了予定日時」、「作業種別」、「関連情報」、「完了フラグ」等のデータ項目からなる作業管理DBや、港湾施設において作業する各作業員の情報を管理するデータとして、「作業員ID」、「氏名」、「メールアドレス」、「所属部門」、「管理者メールアドレス」等のデータ項目から構成される作業員管理DB等を有していてもよい。
<ダメージ判別手法>
次に、本発明におけるダメージ判別手法について説明する。コンテナに対するダメージ(損傷)としては、大きく分けて穴(HOLE)、亀裂(CUT)、凹み(DENT)、出っ張り(B−OUT)がある。ここで、ダメージ判別手段45における各ダメージの判定方法について説明する。
<穴判別手法>
まず、穴の判別手法について説明する。図6は、穴の判定手法を説明するための一例の図である。本実施形態では、図6に示すように所定の形状に形成されたスリット光51が所定の間隔Wでスキャンされる。この場合、各スリット光51は複数のピクセル52で構成される。したがって、ピクセル単位における光の反射状況を取得することで、穴の有無と大きさを測定する。
つまり、穴53に対応する位置のスリット光51のピクセル52は、図6に示す斜線部分となるが、この斜線部分は光の反射がないため、穴と仮定することができる。また、ノイズと区別するため、連続した又はある一定の集合したピクセルが所定数以上存在する場合に、コンテナに穴のダメージがあると判別する。
なお、所定の間隔Wは、例えば約1.7mm程度とし、またコンテナに穴のダメージがあると判別するピクセル数は例えば4個と設定することができるが、本発明においてはこれに限定されることはなく、コンテナの色や大きさ等に応じて任意に設定することができる。
<亀裂判別手法>
次に、亀裂判別手法について説明する。図7は、亀裂の判別手法について説明するための一例の図である。なお、スリット光51の照射位置やピクセルについては、上述の図6と同様である。ここで、亀裂54が存在する場合は、図7の斜線部分に示すように、1つのピクセルに対し、上下・左右・斜め方向の周辺を囲むピクセルの1つ以上が所定の間隔(例えば、2mm以上)の段差を生じ、更に上下・左右又は斜めに連続して30ピクセル以上存在する場合にコンテナに亀裂のダメージがあると判別する。
ここで、ノイズにより連続するピクセルの途中の段差が認識できず、不連続となる可能性があるが、不連続部分のピクセル数が所定のピクセル数までは連続として設定することで、高精度にダメージを判別することができる。なお、所定のピクセル数としては、例えば3ピクセル等と設定することができるが、本発明についてはこれに限定されることはない。また、上述した段差や連続するピクセルの判断基準となる値は任意に設定することができる。
<凹み・出っ張り判別>
次に、凹み・出っ張り判別手法について説明する。図8は、凹み・出っ張り判別手法について説明するための一例の図である。凹み・出っ張り判別では、図8に示すように、例えばコンテナ55に対して外辺にあるフレーム56の高さを基準に位置の設定を行う。なお、フレーム56は、コンテナ外壁の高さより所定の幅W1の高さを有している。
ここで、コンテナ55の凹みの判別は、例えばコンテナの外壁57から変位量D1が所定量以上の場合にコンテナに凹み(DENT)58があると判別する。また、出っ張りの場合は、フレーム56を基準として変位量D2が所定量以上の場合にコンテナに出っ張り(B−OUT)59があると判別する。
なお、変位量D1、D2に対する所定量としては、例えば35mmと設定することができるが本発明においてはこれに限定されるものではない。ここで、上述したスリット光の1ピクセルが1.7mmであると仮定すると、約20ピクセル分が35mmとなる。つまり、光切断法により、レーザ深さ方向で基準位置より20ピクセル以上距離がある場合に、コンテナに凹み・出っ張りがあると判別することができる。
図9は、変位量の計測方法の一例を示す図である。図9には、上述した図2に示すラインレーザ照射部21及び3Dカメラ22が設置され、ラインレーザ照射部21から焦点61までの距離をL1とし、ラインレーザ照射部21から3Dカメラ22までの距離をL2とする。
ここで、図9において、コンテナ通過時基準位置62から焦点までの距離をA1とし、コンテナ通過時基準位置62から3Dカメラ22における撮影位置までの距離をA2とする。また、変位位置63から焦点61までの距離をB1とし、変位位置から3Dカメラ22における撮影位置までの距離をB2とする。このとき、“A1=A2×L1/L2”、“B1=B2×L1/L2”、“C=B1−A1”の関係が成立する。つまり、A2及びB2は、焦点からの変位量を画像の画素数から求めることができる。また、Cは、上述したD1、D2の判定基準に基づいてダメージの種別の判別を行う。
<表示画面例>
次に、上述した表示画面生成手段46で生成される画面例について、図を用いて説明する。図10は、ダメージチェック結果を表示する表示画面の一例を示す図である。図10に示す表示画面70は、メニュー表示領域71と、表面画像表示領域72と、チェック結果表示領域73と、コンテナ番号画像表示領域74と、コンテナ番号表示・編集領域75と、日時表示領域76とを有するよう構成されている。
メニュー表示領域71は、ダメージチェック結果の表示画面を表示させたり、表示したダメージチェック結果を印刷させたり、予め蓄積された画面の表示内容や利用方法等を使用者に提示する(HELP機能)等の処理を行うことができる。更に、メニュー表示領域71は、表面画像表示領域72において、所定の領域毎に区分けされた各領域において、指定した領域のみを拡大させて表示することができる。
また、表面画像表示領域72は、コンテナの1又は複数の表面の1部又は全部の画像を表示する。このとき、表示される画像は、上述した表面画像データ取得装置13により取得された画像データを表示する。なお、表示画面生成手段46は、撮影した表面画像データを表示させると共に、撮影した表面において、予め所定の大きさの領域を設定しておき、その設定された大きさ領域に表面を区分けして表示させる。図10では、一例としてA1〜A6、B1〜B6の領域に区分けされている。
更に、表示画面生成手段46は、区分けした領域のうち、ダメージ認識手段44によりダメージがあると認識された場合に、表示されるコンテナの表面画像に対してダメージがあった領域(例えば、図10におけるA1、B5、B6を斜線や強調色等を透過させ重ね合わせて表示させる。また、ダメージと判断された領域の縁の部分を点滅させたり、太線やカラーで表示する等の強調表示を行う。このとき、ダメージ判別手段45により得られるダメージの種別や領域内におけるダメージの個数や箇所に応じて強調表示の内容を変更させてもよい。
また、チェック結果表示領域73は、コンテナダメージチェック結果を文字等で表示する。このとき、表示画面生成手段46は、ダメージの種別と、発生箇所とを上述した表面画像表示領域72において、区分けされた領域に対応させて表示する。また、表示画面生成手段46は、コンテナ2にダメージがあった場合は、チェック結果表示領域73全体を赤色にする等の強調表示を行うことができる。
なお、表示画面生成手段46は、コンテナにダメージがないと判断された場合には、チェック結果表示領域73全体を、ダメージがなかったことを示す色(例えば、緑色等)で強調表示すると共に、ダメージがなかったことを示すメッセージ(例えば、SOUND等)を表示することができる。
また、コンテナ番号画像表示領域74には、コンテナ番号取得装置14にて撮影されたコンテナリアサイド(背面)の所定の領域(例えば、右上等)のコンテナ番号が示されている画像を表示する。なお、この画像もメニュー表示領域71により、拡大することができる。
また、コンテナ番号表示・編集領域75は、コンテナ番号画像表示領域74に表示されている画像のOCR認識結果を文字表示する。なお、コンテナ番号画像表示領域74は編集可能であり、使用者等は入力手段等を用いてコンテナ番号画像表示領域74に表示されているコンテナ番号の画像を見ながらOCR結果の修正等を行い、正確なコンテナ番号を設定することができる。また、日時表示領域76は、コンテナがダメージチェックシステムを通過した日時情報を表示することができる。
このように、ダメージチェック結果表示画面を生成することにより、ダメージ箇所を強調表示等により容易に使用者に把握させることができる。なお、ダメージがある場合には、ビープ音等の音声を出力させてもよい。
<検索画面>
次に、検索手段47で用いられる検索手法について、図を用いて説明する。図11は、検索画面の一例を示す図である。図11に示す検索画面80は、日時入力領域81と、コンテナ番号入力領域82と、予約情報入力領域83と、ダメージ種別入力領域84と、検索ボタン85と、終了ボタン86とを有するよう構成されている。
表示画面生成手段46は、入力手段等からの検索指示に基づいて、図8に示すような検索画面80を生成し、モニタ等の出力手段等に表示する。使用者等は、入力手段等により、日時入力領域81、コンテナ番号入力領域82、予約情報入力領域83、及びダメージ種別入力領域84のうち、少なくとも1つに検索条件を入力し、検索ボタン85を選択(クリック)する。これにより、検索手段47は、蓄積手段43やダメージチェック用DB15を参照して、該当するデータがあれば出力する。なお、出力の際には、上述図10に示すようなダメージチェック結果を表示させてもよく、複数存在する場合には、そのコンテナ番号、予約番号、ダメージの有無、ダメージ種別等の一覧表を表示してもよい。
なお、図11では、日時とダメージ種別が入力されているため、コンテナがダメージチェックシステムを通過した日時(2006/5/1)及びダメージチェック結果のダメージ種別(穴)が一致する情報を抽出する。なお、検索では、入力されたデータに対して前方一致や部分一致による検索を行うことができ、また日時入力領域81に例えば“2006/3/1:2006/5/1”と入力すれば、2006年3月1日から5月1日までのデータを対象に検索を行うことができる。
これにより、使用者等は、容易に所望するダメージチェック結果等を表示することができる。また、ダメージチェックの過去情報を容易に検索することができる。なお、本発明においては、上述した検索項目に限定されることはなく、例えば上述した管理番号を入力する領域等を設けて管理番号を検索条件に含めてもよい。
<ダメージチェック処理>
次に、上述したダメージチェックシステム全体におけるダメージチェック処理について、具体的に説明する。図12は、本発明におけるダメージチェックシステムの一例を示すシーケンス図である。
図12においては、上述した3Dユニットを有するダメージデータ取得装置12と、ラインスキャンカメラユニット(照明を含む)を有する表面画像データ取得装置13と、OCRカメラを有するコンテナ番号取得装置14と、ダメージチェック装置16とを有するダメージチェックシステムについて説明する。また、ダメージデータ取得装置12、表面画像データ取得装置13、及びコンテナ番号取得装置14は、一例として上述した図3に示す構成を有するものとする。
まず、ダメージデータ取得装置12は、コンテナ2の通過により3Dユニット作動用センサ34の発光部の光が遮断されると、3Dユニット作動用センサ34をONにし(S01)、3Dユニット31を作動させる(S02)。また、コンテナ2の通過により3D開始・終了位置検知センサ35の発光部の光が遮断されると、3D開始・終了位置検知センサ35をONにし(S03)、3Dユニット開始位置を記憶し(S04)、ダメージデータを取得する。また、コンテナ2が所定速度で通過することでコンテナ2により遮断されていた光が再び受光部に到達した場合に3D開始・終了センサ34をOFFにする(S05)。このとき、3D開始・終了センサ34をOFFにしたことを示す制御信号を表面画像データ取得装置13に出力する(S06)。また、ダメージデータ取得装置12は、このときの3Dユニット終了位置を記憶する(S07)。
表面画像データ取得装置13は、S06の制御信号を契機としてラインスキャンカメラユニットを作動させ(S08)、コンテナ2の通過によりラインスキャンカメラユニット開始・終了センサ36の発光部の光が遮断されると、ラインスキャンカメラユニット開始・終了センサ36をONにする(S09)。また、表面画像データ取得装置13は、ラインスキャンカメラユニット開始・終了センサ36をONにしたことを示す制御信号をダメージデータ取得装置12に出力する(S10)。
ダメージデータ取得装置12は、S10の制御信号を契機として3Dユニット31を終了し(S11)、S04における開始位置からS07における終了位置までの3Dユニット31で取得したダメージデータを保存する(S12)。
また、表面画像データ取得装置13は、ラインスキャンカメラユニット32の開始位置を記憶し(S13)、ラインスキャンカメラユニット32によりコンテナ2の表面を撮影し、コンテナ2が所定速度で通過することでコンテナ2により遮断されていた光が再び受光部に到達した場合に、ラインスキャンカメラユニット32の開始・終了センサ37をOFFにする(S14)。更に、ラインスキャンカメラユニット32の終了位置を記憶する(S15)。
次に、表面画像データ取得装置13は、コンテナ2により発光部の光が遮断されると、ラインスキャンカメラユニット終了センサ37をONにする(S16)。また、表面画像データ取得装置13は、S16において、ラインスキャンカメラユニット終了センサ37をONにしたことを示す制御信号をコンテナ番号取得装置14に出力する(S17)。
また、表面画像データ取得装置13は、ラインスキャンカメラユニット32を終了し(S18)、S13の開始位置からS15の終了位置までに撮影した画像データを保存する(S19)。
コンテナ番号取得装置14は、S17の制御信号を契機としてコンテナ番号を撮影するOCRカメラ33を作動させ、コンテナ2の背面を撮影してコンテナ番号画像を保存する(S21)。
ここで、ダメージデータ取得装置12は、ダメージデータをダメージチェック装置16に送信し(S22)、表面画像データ取得装置13は、表面画像データをダメージチェック装置16に送信し(S23)、コンテナ番号取得装置14は、コンテナ番号画像又はOCR等により文字認識された文字情報をダメージチェック装置16に送信する(S24)。
ダメージチェック装置16は、S22により得られるダメージデータから上述したダメージ認識を行い(S25)、更にダメージの種別を判別する(S26)。また、ダメージチェック結果と、S23により得られる表面画像データと、S24により得られるコンテナ番号画像とに基づいて表示画面を生成し(S27)、生成した画面をモニタ等に出力する(S28)。このとき、ビープ音等の音声をスピーカ等の音声出力が可能な出力手段により出力してもよい。更に、ダメージチェック装置16は、ダメージチェック結果を保存する(S29)。
このように、本発明におけるダメージチェックシステムにより、コンテナのダメージチェックを高精度に行うことができる。
上述したように本発明によれば、コンテナのダメージチェックを高精度に行うことができる。また、ダメージ判別を行い、その結果をコンテナの表面画像と重ね合わせて表示することで、チェックを行う使用者等の負担を軽減することができる。したがって、船会社やターミナル運営事業者、運送事業者間におけるダメージ発見時の責任を明確化することができる。また、トラブルを削減して荷主へのサービスレベルを向上させることができる。
したがって、例えば船舶等からのコンテナの荷揚げからコンテナターミナルの蔵置までの間に本発明におけるダメージチェックシステムを適用することで、エプロンサイト等のターミナルの所定場所で事前にチェックすることができる。
なお、上述した実施の形態では、主にコンテナの上面におけるダメージチェックについて説明したが、上述した構成等をコンテナの側面や前面、背面等にも有することにより、コンテナの各面について同様に処理することができる。また、本発明は、コンテナ以外の被搬送物の外傷チェックシステムにも適用することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
本発明におけるコンテナのダメージチェックシステムの一構成例を示す図である。 ダメージデータ取得装置におけるダメージデータ取得方法の一例を示す図である。 本発明における各種データを取得するための構造物の一例を示す図である。 ダメージチェック装置の機能構成の一例を示す図である。 ダメージチェック用DB及び蓄積手段に蓄積されるデータの一例を示す図である。 穴の判定手法を説明するための一例の図である。 亀裂の判別手法について説明するための一例の図である。 凹み・出っ張り判別手法について説明するための一例の図である。 変位量の計測方法の一例を示す図である。 ダメージチェック結果を表示する表示画面の一例を示す図である。 検索画面の一例を示す図である。 本発明におけるダメージチェックシステムの一例を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 船舶
2,55 コンテナ
3 港湾施設
4 エプロンサイト
5 コンテナトラック
10 ダメージチェックシステム
11 ゲート
12 ダメージデータ取得装置
13 表面画像データ取得装置
14 コンテナ番号取得装置
15 ダメージチェック用DB
16 ダメージチェック装置
21 ラインレーザ照射部
22 3Dカメラ
23 領域
30 構造物
31 3Dユニット
32 ラインスキャンカメラユニット
33 OCRカメラ
34 3Dユニット作動用センサ
35 3D開始・終了位置検知用センサ
36 ラインスキャン開始・終了位置検知センサ
37 ラインスキャンカメラユニット終了用センサ
38 遮蔽部
39 機器収納部
41 入力手段
42 出力手段
43 蓄積手段
44 ダメージ認識手段
45 ダメージ判別手段
46 表示画面生成手段
47 検索手段
48 通信ネットワーク手段
49 制御手段
51 スリット光
52 ピクセル
53 穴
54 亀裂
56 フレーム
57 外壁
58 凹み
59 出っ張り
61 焦点
62 コンテナ通過時基準位置
63 変位位置
70 表示画面
71 メニュー表示領域
72 表面画像表示領域
73 チェック結果表示領域
74 コンテナ番号画像表示領域
75 コンテナ番号表示・編集領域
76 日時表示領域
80 検索画面
81 日時入力領域
82 コンテナ番号入力領域
83 予約情報入力領域
84 ダメージ種別入力領域
85 検索ボタン
86 終了ボタン

Claims (12)

  1. コンテナの1又は複数の表面のダメージをチェックするためのダメージチェックシステムにおいて、
    前記コンテナに対して所定の光を照射し、前記コンテナ表面で反射した光を撮像して画像データを取得する1又は複数の第1の画像取得手段と、
    前記コンテナの所定の位置を撮像して1又は複数の表面の1部又は全部を構成する画像データを取得する第2の画像取得手段と、
    前記第1の画像取得手段により得られる画像データから前記コンテナ表面でのダメージを認識するダメージ認識手段と、
    前記第1の画像取得手段により得られる画像データから前記コンテナのダメージの種別を判別するダメージ判別手段と、
    前記第2の画像取得手段により得られた画像データと前記ダメージ判別手段により得られるダメージの判別結果とを重ね合わせて表示する画面を生成する表示画面生成手段とを有することを特徴とするダメージチェックシステム。
  2. 前記第1の画像取得手段は、
    スリット光源からのスリット光を前記コンテナ表面に照射するスリット光照射手段と、
    前記スリット光照射手段により照射されたスリット光が前記コンテナ表面で反射することで発生する散乱光を撮像する撮像手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のダメージチェックシステム。
  3. 前記ダメージ判別手段は、
    前記第1の画像取得手段により得られる画像データにおいて所定の条件を満たすピクセルの位置情報に基づいて、ダメージの種別を判別することを特徴とする請求項1又は2に記載のダメージチェックシステム。
  4. 前記表示画面生成手段は、
    前記ダメージ判別手段により得られるダメージのあった部分に対応させて、前記第2の画像取得手段により得られた画像の一部を拡大表示することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のダメージチェックシステム。
  5. 前記表示画面生成手段は、
    前記ダメージ判別手段により得られるダメージの種別を表示させると共に、ダメージのあった部分に対応させて、前記第2の画像取得手段により得られた画像の一部を強調表示することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のダメージチェックシステム。
  6. 前記コンテナに示されたコンテナを識別するための情報を撮像する第3の画像取得手段を有し、
    前記表示画面生成手段は、前記第3の画像取得手段により得られる画像データを文字認識して得られるコンテナ識別情報を表示することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のダメージチェックシステム。
  7. コンテナの1又は複数の表面のダメージをチェックするためのダメージチェック方法において、
    前記コンテナに対して所定の光を照射し、前記コンテナ表面で反射した光を撮像して画像データを取得する1又は複数の第1の画像取得ステップと、
    前記コンテナの所定の位置を撮像して1又は複数の表面の1部又は全部を構成する画像データを取得する第2の画像取得ステップと、
    前記第1の画像取得ステップにより得られる画像データから前記コンテナ表面でのダメージを認識するダメージ認識ステップと、
    前記第1の画像取得ステップにより得られる画像データから前記コンテナのダメージの種別を判別するダメージ判別ステップと、
    前記第2の画像取得ステップにより得られた画像データと前記ダメージ判別ステップにより得られるダメージの判別結果とを重ね合わせて表示する画面を生成する表示画面生成ステップとを有することを特徴とするダメージチェック方法。
  8. 前記第1の画像取得ステップは、
    スリット光源からのスリット光を前記コンテナ表面に照射するスリット光照射ステップと、
    前記スリット光照射ステップにより照射されたスリット光が前記コンテナ表面で反射することで発生する散乱光を撮像する撮像ステップとを有することを特徴とする請求項7に記載のダメージチェック方法。
  9. 前記ダメージ判別ステップは、
    前記第1の画像取得ステップにより得られる画像データにおいて所定の条件を満たすピクセルの位置情報に基づいて、ダメージの種別を判別することを特徴とする請求項7又は8に記載のダメージチェック方法。
  10. 前記表示画面生成ステップは、
    前記ダメージ判別ステップにより得られるダメージのあった部分に対応させて、前記第2の画像取得ステップにより得られた画像の一部を拡大表示することを特徴とする請求項7乃至9の何れか1項に記載のダメージチェック方法。
  11. 前記表示画面生成ステップは、
    前記ダメージ判別ステップにより得られるダメージの種別を表示させると共に、ダメージのあった部分に対応させて、前記第2の画像取得ステップにより得られた画像の一部を強調表示することを特徴とする請求項7乃至10の何れか1項に記載のダメージチェック方法。
  12. 前記コンテナに示されたコンテナを識別するための情報を撮像する第3の画像取得ステップを有し、
    前記表示画面生成ステップは、前記第3の画像取得ステップにより得られる画像データを文字認識して得られるコンテナ識別情報を表示することを特徴とする請求項7乃至11の何れか1項に記載のダメージチェック方法。
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