JP2017202883A - コンテナ上面状態記録システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、車両がゲートを通過する流れの中でのコンテナ上面の状態記録を可能とするコンテナ上面状態記録システムを提供する。【解決手段】コンテナ54を積載した車両50が通過する経路の上部に、第1のセンサ14と撮像手段12と、を配置し、撮像手段12により撮像された画像を記録する記憶部22と、撮像手段12により撮像された画像を一時的に保存する一時記憶部24と、第1のセンサ14からの検知信号が入力されることにより、撮像手段12に対して連続して撮像を行う旨の信号を出力すると共に、撮像された連続画像を一時記憶部24に保存し、連続画像のうち、撮像時間が連続する画像のうちの少なくとも一部を削除した残りの画像を記録画像データとして記憶部22に記録する処理を行う演算部20を備える制御手段16と、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、輸送コンテナの状態を記録する技術に係り、特にトレーラにより搬入されるコンテナ上面の状態を記録するシステムに関する。
港湾などにおけるコンテナターミナルでは、輸送中にコンテナが破損し、雨水がコンテナ内に侵入することで貨物が汚損した場合に、コンテナの破損がどの段階で生じていたのかを記録するために、入口ゲート等においてコンテナに対するダメージの有無がチェックされている。
コンテナ上面のダメージチェックは従来、例えば作業者がコンテナに登り、目視により検査したり、コンテナ内に作業者が入り、光の漏れなどにより確認したりという作業で行われていたが、作業者の負担が大きく、検査自体に時間がかかり過ぎるという問題があった。このような実状を鑑み、特許文献1に開示されているようなコンテナのダメージチェックシステムが提案されている。
特許文献1に開示されているコンテナダメージチェックシステムは、コンテナを積載した車両が停止するゲートに、停止車両の上面を進行方向に沿って移動可能なラインスキャナ式カメラを配置するという構成が採られている。このような構成のコンテナダメージチェックシステムでは、ゲートで車両が停止した際、ラインカメラをコンテナの長手方向に移動させながら連続撮像を行い、これを画像として記録するという手段が採られている。
特開2002−170099号公報
特許文献1に開示されているコンテナダメージチェックシステムによれば、作業者がコンテナに登ったり、コンテナの中に入るという必要が無くなるため、作業者の労力が軽減されると共に、検査時間の低減を図ることができる。また、記録としてデータを残すことができるため、問題が生じた際の検証に使用することができる。
しかし、特許文献1に開示されているコンテナダメージチェックシステムでは、ラインカメラにより一定の間隔で撮像が行われるため、車両を停止させ、カメラ自体を一定速度で移動させる必要がある。よって、依然として検査のための車両停車時間が必要であると共に、カメラを移動させるためのレールや駆動手段など、大掛かりで高価な設備が必要となるといった問題がある。
そこで本発明では、簡易な構成で、車両がゲートを通過する流れの中での状態記録を可能とするコンテナ上面状態記録システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係るコンテナ上面状態記録システムは、コンテナを積載した車両が通過する経路の上部に、前記車両と前記コンテナの通過を検知するための第1のセンサと、前記第1のセンサの近傍であって、前記車両に積載された前記コンテナの上面を撮像可能に配置された撮像手段と、を配置し、前記撮像手段により撮像された画像を記録する記憶部と、前記撮像手段により撮像された画像を一時的に保存する一時記憶部と、前記第1のセンサからの検知信号が入力されることにより、前記撮像手段に対して連続して撮像を行う旨の信号を出力すると共に、撮像された連続画像を前記一時記憶部に保存し、前記連続画像のうち、撮像時間が連続する画像のうちの少なくとも一部を削除した残りの画像を記録画像データとして前記記憶部に記録する処理を行う演算部を備える制御手段を備えたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明に係るコンテナ上面状態記録システムとしては、コンテナを積載した車両が通過する経路の上部に、前記車両と前記コンテナの通過を検知するための第1のセンサと、前記第1のセンサの近傍であって、前記車両に積載された前記コンテナの上面を撮像可能に配置された撮像手段と、前記車両の進行方向に沿って、前記撮像手段を介して前記第1のセンサと反対側となる位置に配置されて前記車両と前記コンテナの通過を検知する第2のセンサと、を配置し、前記撮像手段により撮像された画像を記録する記憶部と、前記撮像手段により撮像された画像を一時的に保存する一時記憶部と、前記第1のセンサ及び前記第2のセンサからの検知信号が同時に入力されることにより、前記撮像手段に対して連続して撮像を行う旨の信号を出力すると共に、撮像された連続画像を前記一時記憶部に保存し、前記連続画像のうち、撮像時間が連続する画像のうちの少なくとも一部を削除した残りの画像を記録画像データとして前記記憶部に記録する処理を行う演算部を備える制御手段を有し、前記第1のセンサと前記第2のセンサとの配置距離は、前記車両におけるトレーラヘッドの運転席部分の平均距離よりも長く、前記運転席部分から前記コンテナまでの距離よりも短いものとしたことを特徴とするものであっても良い。
また、上記のような特徴を有するコンテナ上面状態記録システムにおいて前記演算手段は、前記連続画像の中から等間隔の時間毎に撮像された画像を選出して前記記録画像データを作成して前記記憶部に記録し、残りの画像を削除する構成とすると良い。
上記特徴を有することによれば、連続して記録された画像データのうちの重複部分が多く含まれる画像データを削除し、残りの部分を記録画像データとすることができる。よって、記憶部に記録する画像データの容量を小さくすることができる。
さらに、上記のような特徴を有するコンテナ上面状態記録システムのうち、第2のセンサを有するものは、前記第1のセンサ又は前記第2のセンサのうちの前記車両の進行方向下流側に位置するセンサを基準とした下流側に、前記車両と前記コンテナの通過を検知する第3のセンサを配置し、前記演算部は、前記第3のセンサによる検知信号が、前記下流側に位置するセンサからの検知信号と同時に入力された場合に、通過した前記車両が40フィートコンテナを積載している車両であると判定し、前記第3のセンサによる検知信号のみが入力された場合に、通過した前記車両が20フィートコンテナを積載している車両であると判定し、前記連続画像の中から、各コンテナを積載する車両に定められた減速度合いに応じた時間間隔で撮像された画像を選出して前記記録画像データを作成して前記記憶部に記録し、残りの画像を削除する構成とし、前記第1のセンサ又は前記第2のセンサのうちの下流側に位置するセンサから、前記第3のセンサまでの距離を、前記20フィートコンテナの長さより長く、前記20フィートコンテナを積載した車両の後端から前記トレーラヘッドの後端までの長さより短く設定する構成とすることが望ましい。
上記特徴を有することによれば、通過車両に搭載されたコンテナの規格を判定し、当該規格のコンテナを積載した車両の減速度合いに応じて、記録画像データの取捨選択を行うことができる。よって、撮像部位の重複が少なく、かつ漏れの無い記録画像データを構成することができ、記録画像データの効率的な容量低減を図ることができる。
上記のような特徴を有するコンテナ上面状態記録システムによれば、簡易な構成で、車両がゲートを通過する流れの中でのコンテナ上面の状態記録を可能とすることができる。
第1の実施形態に係るコンテナ上面状態記録システムの構成と配置、およびコンテナ上面の状態記録の様子を示す図である。 第1の実施形態に係るコンテナ上面状態記録システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係るコンテナ上面状態記録システムの構成と配置、およびコンテナ上面の状態記録の様子を示す図である。 第3の実施形態に係るコンテナ上面状態記録システムにおいて、20フィートコンテナの上面状態記録を行う場合の様子を示す図である。 第3の実施形態に係るコンテナ上面状態記録システムにおいて、40フィートコンテナの上面状態記録を行う場合の様子を示す図である。 第3の実施形態に係るコンテナ上面状態記録システムによる20フィートコンテナ搭載車両と、40フィートコンテナ搭載車両とのコンテナ上面状態記録の相違を説明するための図である。 20フィートコンテナ搭載車両と40フィートコンテナ搭載車両とにおける減速状態の違いと、画像データの選定状況の違いを説明するための図である。
以下、本発明のコンテナ上面状態記録システムに係る実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。まず、図1、図2を参照して、第1の実施形態に係るコンテナ上面状態記録システムについて説明する。
[第1実施形態]
本実施形態に係るコンテナ上面状態記録システム10は、撮像手段12と、第1のセンサ14、および制御手段16を基本として構成されている。撮像手段12は、車両50に積載されたコンテナ54の上面を撮像するための手段である。撮像手段12は、撮像範囲の角度をθ(幅方向(図中奥行方向)も同じ)とした場合に、コンテナ54からの高さhは、コンテナ上面の高さ位置において、コンテナ54の幅よりも広い撮像範囲を持つように定めると良い。1つの撮像手段12でコンテナ54の上面範囲を撮像するためである。また、車両50の走行位置のズレがあった場合であっても、コンテナ54の上面全域が撮像範囲に包含されることとなるようにするためである。撮像手段12は、撮像した画像の拡大、検証を行うことができるように、撮像素子が大きく、解像度が高いものとすることが望ましい。
第1のセンサ14は、車両50、およびコンテナ54が撮像手段12による撮像範囲に到達したことを検知するための手段である。第1のセンサ14は、簡易かつ安価な検出手段であれば、具体的な構成を限定するものでは無いが、1例として、光電センサを挙げることができる。光電センサとしては、大別して、投光器と受光器が別体で構成される透過型のものや、投光器と受光器を一体型としつつ反射板を備える回帰反射型のもの、及び投光器と受光器が一体型であり、検出物からの反射光を拾う事により検知を行う拡散反射型のものが存在する。本実施形態の第1のセンサ14として光電センサを採用する場合には、拡散反射型の光電センサを採用することが望ましい。
第1センサ14の設置位置は、車両50が通過する領域の上部であると良く、望ましくは車両50が通過するラインの中央位置とすると良い。車両50が通過する位置のズレによる未検出を防ぐためである。第1センサ14の配置を車両50の側面側とすることもできるが、車両50が通過するラインの上部であれば、作業者がセンサの前を通過することによる誤認等を防ぐことができる。また、第1センサ14の設置高さに関しては、その性能にもよるが、車両50が接触しない高さであり、かつ検出範囲がコンテナ上面を基点としてプラス・マイナス1m程度の範囲とすれば良い。よって、その高さは特に限定されるものでは無いが、概ね、撮像手段12の設置高さhに合わせるようにすると良い。
制御手段16は、上述した第1のセンサ14による検知信号に基づいて、上述した撮像手段12に対して撮像する旨の信号を出力し、撮像された画像の一部を保存する役割を担う。制御手段16は図2に示すように、少なくとも、インターフェース18と、演算部20、記憶部22、および一時記憶部24等を備え、各要素はバス26により接続されて相互に信号の授受が可能な構成とされている。インターフェース18は、撮像手段12や第1のセンサ14等の外部接続機器と内部要素との接続、通信を可能にするための要素である。演算部20は、記憶部22や一時記憶部24に記録された情報の読み出し、判定などを行うための要素である。記憶部22は、第1のセンサ14と撮像手段12との連携を図るための制御を行うためのソフトウエアや、撮像手段12により撮像された画像から、記録するものと削除するものを取捨選択するための判定を行うソフトウエア、および撮像手段12により撮像された画像をコンテナ情報と関連付けて記録するためのデータベースなどが記録されている。また、一時記憶部24は、記憶部22に記録されているソフトウエアを展開した際の情報や、外部から入力された情報などを記録し、演算部20による処理の迅速化を図るための役割を担う、いわゆるメモリである。
次に、上記のような構成のコンテナ上面状態記録システム10の動作について説明する。まず、図1(A)に示すように、車両50が第1のセンサ14による検知範囲外に存在する、いわゆる待機状態の時、制御手段16では、第1のセンサ14と撮像手段12との連携を図るためのソフトウエアが稼働している。このような状態で、車両50が進行方向に進んでくると、図1(B)に示すように、第1のセンサ14から投光された光が遮断、反射され、車両50の進入が検知される。第1のセンサ14は、光の反射を検出するとONの状態となり、制御手段16に対して、検知信号を送信する。検知信号が入力され、一時記憶部24に記録されると演算部20は、車両50の進入があったと判定し、撮像手段12に対して所定の間隔で連続撮像を行う旨の信号を出力する制御を行う。
図1(C)に示すように、第1のセンサ14が光の反射を検出している間(ONの状態の間)、撮像手段12には、制御手段16からの撮像信号が出力され続ける。撮像信号を受けた撮像手段12は、撮像信号に応じたタイミングで車両50の上面(コンテナ54の上面)の撮像を行い、撮像した画像データを制御手段16に返送する。
図1(D)に示すように、車両50が第1のセンサ14による検出範囲から外れると、第1のセンサ14は、OFFの状態となり、検知信号の出力が停止され、撮像手段12によるコンテナ54の上面の撮像も停止される。ここで、制御手段16に送られた画像データは、時系列に沿って一時記憶部24に記録されると共に、演算部20により画像データを取捨選択するための判定を行うソフトウエア(以下、単に判定ソフトと称す)が稼働される。判定ソフトでは、連続して撮像された画像データのうち、時間的に連続する画像データ間において、少なくとも重なる部分ができる間隔として予め定められた時間間隔で撮像された画像を記録画像データとして選択し、残りの画像データを削除する。このような処理を行う事で、高画質、高解像度の大容量データの記録容量を減らしつつ、証拠としての記録を確実に残す事が可能となるからである。
記録画像データとして選択された複数の画像データは、時系列に並べられると共に、ゲート56で入力されるコンテナ54に関する情報に関連づけて、記憶部22のデータベースに記録される。
このような制御を行うコンテナ上面状態記録システム10によれば、貨物の汚損等が生じた際には、コンテナ情報に基づいてデータベースに記録された画像データを読み出し、ターミナルへの搬入時におけるコンテナ54のダメージの有無を調べることができる。また、撮像された複数の画像データの中から選択された記録画像データのみを記憶部22に記録する構成としたため、記録データの容量を減らしつつ、証拠としての記録を確実に残すことができる。
[第2実施形態]
次に、図3を参照して、第2の実施形態に係るコンテナ上面状態記録システムについて説明する。なお、本実施形態に係るコンテナ上面状態記録システム10Aも、その殆どの構成は、上述した第1の実施形態に係るコンテナ上面状態記録システム10と同様である。よって、その機能を同一とする箇所には、図面に同一符号を付して、詳細な説明は省略することとする。
本実施形態に係るコンテナ上面状態記録システム10Aと、第1の実施形態に係るコンテナ上面状態記録システム10との違いは、センサの数の違いと、このセンサの数の違いに基づく撮像開始のタイミングにある。具体的には、本実施形態に係るコンテナ上面状態記録システム10Aでは、車両50の進行方向に沿って、撮像手段12の下流側と上流側に、それぞれ第1のセンサ14と第2のセンサ28を設ける構成としている。ここで、第1のセンサ14と第2のセンサ28は共に、第1の実施形態に係るコンテナ上面状態記録システム10と同様に、光電センサとすることができる。光電センサは、撮像手段12に比べて安価であるため、その数を増やしたとしてもシステム構成費用の増大を抑えることができる。
ここで、第1のセンサ14と第2のセンサ28との間の配置間隔は、トレーラヘッド52の運転席部分の長さよりも若干広く、トレーラヘッド52の運転席部分からコンテナ54までの間隔よりも狭いものとすると良い。トレーラヘッド52の運転席部分の長さは、製造メーカーや車種等により種々異なるが、日本国内で使用されているトレーラヘッドを基準とした場合には、概ね2m程度であれば良い。そして、本実施形態では、制御手段16から撮像手段12への撮像信号の出力は、第1のセンサ14と第2のセンサ28の双方からの検出信号を受けた際(第1のセンサ14と第2のセンサ28が共にONの状態になった際)に出力するように制御している。
トレーラヘッド52の高さh1は、運転席部分の長さと同様に、製造メーカーや車種等によって異なる。このため、トレーラヘッド52の高さh1とコンテナ54の上面までの高さh2とが近似している場合には、1つのセンサだけでは、検出したものが、トレーラヘッド52であるのか、コンテナ54であるのかを判定することが難しいという実状がある。本実施形態に係るコンテナ上面状態記録システム10Aのように、第1のセンサ14と第2のセンサ28とを、所定の間隔dをあけて配置し、2つのセンサによる同時検出による撮像とすることで、次のような検出制御を行うことが可能となる。
すなわち、車両が進入して来た際、最初に図3(A)に示すように第2のセンサ28による検出が成される。第2のセンサ28がONになる事により、第2のセンサ28からの検出信号が制御手段16に送られるが、この時点では、撮像手段12に対する撮像信号の出力は行われない。次に、図3(B)に示すように車両50が進行すると、第2のセンサがOFFとなり、第1のセンサ14がONとなる。この状態においても制御手段16では、2つのセンサのうちのいずれか一方のみの検出信号しか受信されていないため、撮像信号の出力は行われない。
さらに車両50の進行が進むと、図3(C)に示すように、第2のセンサ28が再びONとなり、第1のセンサ14がOFFとなった後、図3(D)に示すように、第2のセンサ28、第1のセンサ14が共にONとなる。これにより、制御手段16では、コンテナ54が検出されたと判定し、撮像信号が出力され、撮像手段12による撮像が開始される。連続撮像が行われ、第2のセンサ28がOFFとなった時点で撮像信号の出力は停止され、連続撮像が中止されるが、撮像終了時点において、コンテナ54上面の後端部分も撮像手段12による撮像範囲内に入ることとなる。
このような制御を可能とするコンテナ上面状態記録システム10Aによれば、センサによって検出されたものがトレーラヘッド52であるか、コンテナ54であるかを判定することができ、コンテナ54のみを連続撮像することができる。よって、コンテナ54の状態確認に不要なトレーラヘッド52の上面を撮像する事が無く、記録容量の無駄を省くことができる。その他の構成、作用、効果については、上述した第1の実施形態に係るコンテナ上面状態記録システムと同様である。
[第3実施形態]
次に、図4から図7を参照して、第3の実施形態に係るコンテナ上面状態記録システムについて説明する。なお、本実施形態に係るコンテナ上面状態記録システム10Bも、その殆どの構成は、上述した第2の実施形態に係るコンテナ上面状態記録システム10Aと同様である。よって、その機能を同一とする箇所には、図面に同一符号を付して、詳細な説明は省略することとする。
本実施形態に係るコンテナ上面状態記録システム10Bと、第2の実施形態に係るコンテナ上面記録システム10Aとの違いは、センサの数を更に増やし、その判定機能を向上させた点にある。具体的には、第1のセンサ14の下流側に第3のセンサ30を設ける構成としている。第1のセンサ14と第3のセンサ30との距離Lは、20フィートコンテナ54aの長さより少し長く(例えば300mm程度)なるように設定すると良い。このような距離設定とすることで、20フィートコンテナ54aを搭載した車両50aの場合、図4に示すように、第3のセンサ30がONになった際に第1のセンサ14(第2のセンサ28)がOFFとなる。一方、40フィートコンテナ54bを搭載した車両50bの場合、図5に示すように、第3のセンサ30がONになった際に第1のセンサ14(第2のセンサ28)もONの状態となる。これにより、通過車両が20フィートコンテナ54aを搭載した車両50aであるのか、40フィートコンテナ54bを搭載した車両50bであるのかを判定することができるようになる。
より具体的には、図6の(A)〜(D)に示すように、20フィートコンテナ54aを搭載した車両50aの場合、図6(A)に示す状態では、第1のセンサ14と第2のセンサ28がOFFであるため、撮像状態もOFFとなる。次に図6(B)に示す状態まで車両50aが進行すると、第1のセンサ14と第2のセンサ28の双方がONとなり、撮像状態もONとなる。さらに車両50aが進行し、図6(C)に示す状態に至ると、第3のセンサ30がONとなるが、第1のセンサ14と第2のセンサ28がOFFとなっているため、撮像状態はOFFとなり、通過車両が20フィートコンテナ54aを搭載している車両50aであるということを判定することができる。そして、図6(D)の位置まで車両50aが進行し、停止する。図6(D)の位置では、図6(C)の位置と同様に第3のセンサ30がON、第1のセンサ14と第2のセンサ28がOFFであるため、撮像状態はOFFとなる。
次に、図6の(E)〜(H)に示すように、40フィートコンテナ54bを搭載した車両50bの場合、図6(E)に示す状態では、第1のセンサ14と第2のセンサ28がOFFであるため、撮像状態もOFFとなる。次に、図6(F)に示す状態まで車両50bが進行すると、第1のセンサ14と第2のセンサ28の双方がONとなり、撮像状態もONとなる。さらに車両50bが進行し、図6(G)に示す状態に至った際には、第3のセンサ30がONとなった状態で、第1のセンサ14と第2のセンサ28もONの状態となり、撮像状態が継続してONとなっている。これにより、通過車両が40フォートコンテナ54bを搭載している車両50bであるということを判定することができる。そして、図6(H)の位置まで車両50bが進行すると、車両50bは停止する。図6(H)の位置では、第3のセンサ30はONであるものの、第1のセンサ14、第2のセンサ28がOFFとなっているため、撮像状態はOFFとなる。
コンテナターミナル等におけるゲート56では、ゲート56を通過する際の手続を行うために、車両50に対する停止位置が定められている。この停止位置は、コンテナ54の大きさに関わらず、20フィートコンテナ54aを搭載した車両50aも、40フィートコンテナ54bを搭載した車両50bも同じである。このため、停止位置の手前に載置されている本実施形態に係るコンテナ上面状態記録システム10Bの下を通過する車両50は、20フィートコンテナ54aを搭載した車両50aと、40フィートコンテナ54bを搭載した車両50bとでは、通過速度が異なることとなる。すなわち、20フィートコンテナ54aを搭載した車両50aに比べて40フィートコンテナ54bを搭載した車両50bは、制動距離が長くなるため、制動開始時が早く、停止位置から遠い。よって、通過車両50が20フィートコンテナ54aを搭載した車両50aであるか、40フィートコンテナ54bを搭載した車両50bであるかを判定することで、記憶部22に記録する記録画像データの選定を効率的に行うことが可能となる。
例えば図7(A)に示すように、20フィートコンテナ54aを搭載した車両50aの場合、撮像開始時点(Tsの時点)では、制動体勢に入っていないため、通過速度(V)が速い。つまり、所定時間(T)内に撮像手段12の真下を通過するコンテナ54aの距離が長いこととなる。一方、コンテナ54aの終端側、すなわち撮像終了時点(Teの時点)では、停止位置に停止するための制動が行われているため、車両50aの通過速度は遅くなっている。つまり、所定時間(T)内に撮像手段12の真下を通過するコンテナ54aの距離は短くなっている。この撮像開始時点(Ts)から撮像終了時点(Te)までの速度変化は、同型のコンテナ54を搭載した車両50では、ほぼ同じ傾向を示す。そして、撮像手段12が撮像可能なコンテナ54の範囲は、画角(角度θと高さh)によって決まっているため、速度変化に応じて選出する画像データの時系列間隔を変化させることで、重複撮像部位が少なく、かつ撮像範囲に漏れの無い記録画像データを選出することができる。これにより、記録データの容量を効果的に抑制することができる。
車両50の速度と選出する画像データの撮像時間の関係は、概ね、次のようにすると良い。すなわち、速度と時間によって区切られる範囲の面積(図7(A)においては、S1a〜S4a)が、等しくなるような時間間隔で撮像された画像を選択すると良い。なお、各時間間隔で撮像された画像データ間に、少なくとも一部、重複撮像部位が存在することとなるタイミングは、予め実験等により求めておくようにする。
図7(B)に示す40フィートコンテナ54bを搭載した車両50bの場合、上述したように、20フィートコンテナ54aを搭載した車両50aよりも制動体勢に入るタイミングが早く、撮像開始時点(Ts)で、既に制動体勢に入っている。よって、選出する画像データの時間間隔は、図7(A)に示す20フィートコンテナ54aを搭載した車両50aよりも長くすることで、S1b〜S4bとS1a〜S4aが等しくなる。
このように、第3のセンサ30を設置して通過車両50の判定を行うことで、記録画像データの選定の無駄を無くし、記録容量のスリム化を図ることができる。なお、図7においては、画像データの選出を行う時間間隔の違いを説明するために、20フィートコンテナ54aと40フィートコンテナ54bの画像データの選出数が同じであるように示している。しかしながら上述したように、撮像手段12が撮像可能なコンテナ54の範囲は、画角によって決まっている。このため、20フィートコンテナ54aよりも長く、撮像範囲が広い40フィートコンテナ54bは、20フィートコンテナ54aの記録画像データに比べて、記録画像データの数が多くなる。その他の構成、作用、効果については、上述した第1、第2の実施形態に係るコンテナ上面状態記録システム10,10Aと同様である。
10,10A,10B………コンテナ上面状態記録システム、12………撮像手段、14………第1のセンサ、16………制御手段、18………インターフェース、20………演算部、22………記憶部、24………一時記憶部、26………バス、28………第2のセンサ、30………第3のセンサ、50,50a,50b………車両、52………トレーラヘッド、54………コンテナ、54a………20フィートコンテナ、54b………40フィートコンテナ、56………ゲート。

Claims (4)

  1. コンテナを積載した車両が通過する経路の上部に、前記車両と前記コンテナの通過を検知するための第1のセンサと、
    前記第1のセンサの近傍であって、前記車両に積載された前記コンテナの上面を撮像可能に配置された撮像手段と、を配置し、
    前記撮像手段により撮像された画像を記録する記憶部と、前記撮像手段により撮像された画像を一時的に保存する一時記憶部と、前記第1のセンサからの検知信号が入力されることにより、前記撮像手段に対して連続して撮像を行う旨の信号を出力すると共に、撮像された連続画像を前記一時記憶部に保存し、前記連続画像のうち、撮像時間が連続する画像のうちの少なくとも一部を削除した残りの画像を記録画像データとして前記記憶部に記録する処理を行う演算部を備える制御手段を有することを特徴とするコンテナ上面状態記録システム。
  2. コンテナを積載した車両が通過する経路の上部に、前記車両と前記コンテナの通過を検知するための第1のセンサと、
    前記第1のセンサの近傍であって、前記車両に積載された前記コンテナの上面を撮像可能に配置された撮像手段と、
    前記車両の進行方向に沿って、前記撮像手段を介して前記第1のセンサと反対側となる位置に配置されて前記車両と前記コンテナの通過を検知する第2のセンサと、を配置し、
    前記撮像手段により撮像された画像を記録する記憶部と、前記撮像手段により撮像された画像を一時的に保存する一時記憶部と、前記第1のセンサ及び前記第2のセンサからの検知信号が同時に入力されることにより、前記撮像手段に対して連続して撮像を行う旨の信号を出力すると共に、撮像された連続画像を前記一時記憶部に保存し、前記連続画像のうち、撮像時間が連続する画像のうちの少なくとも一部を削除した残りの画像を記録画像データとして前記記憶部に記録する処理を行う演算部を備える制御手段を有し、
    前記第1のセンサと前記第2のセンサとの配置距離は、前記車両におけるトレーラヘッドの運転席部分の平均距離よりも長く、前記運転席部分から前記コンテナまでの距離よりも短いものとしたことを特徴とするコンテナ上面状態記録システム。
  3. 前記演算手段は、前記連続画像の中から等間隔の時間毎に撮像された画像を選出して前記記録画像データを作成して前記記憶部に記録し、残りの画像を削除する構成としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテナ上面状態記録システム。
  4. 前記第1のセンサ又は前記第2のセンサのうちの前記車両の進行方向下流側に位置するセンサを基準とした下流側に、前記車両と前記コンテナの通過を検知する第3のセンサを配置し、
    前記演算部は、前記第3のセンサによる検知信号が、前記下流側に位置するセンサからの検知信号と同時に入力された場合に、通過した前記車両が40フィートコンテナを積載している車両であると判定し、前記第3のセンサによる検知信号のみが入力された場合に、通過した前記車両が20フィートコンテナを積載している車両であると判定し、前記連続画像の中から、各コンテナを積載する車両に定められた減速度合いに応じた時間間隔で撮像された画像を選出して前記記録画像データを作成して前記記憶部に記録し、残りの画像を削除する構成とし、
    前記第1のセンサ又は前記第2のセンサのうちの下流側に位置するセンサから、前記第3のセンサまでの距離を、前記20フィートコンテナの長さより長く、前記20フィートコンテナを積載した車両の後端から前記トレーラヘッドの後端までの長さより短く設定したことを特徴とする請求項2に記載のコンテナ上面状態記録システム。
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