JP2007322167A - レゾルバデジタルコンバータ、回転角度位置検出装置および回転機械制御装置 - Google Patents

レゾルバデジタルコンバータ、回転角度位置検出装置および回転機械制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コストを低減し、角度検出を精度よく行うのに好適なレゾルバデジタルコンバータを提供する。
【解決手段】3相のレゾルバ信号を下式により定義し、3相のレゾルバ信号のそれぞれについて6個のサンプリング値a1〜a6、b1〜b6、c1〜c6を取得し、取得したサンプリング値a1〜a6、b1〜b6、c1〜c6に基づいて誤差パラメータを算出し、算出した誤差パラメータに基づいて回転角度位置θを算出する。
a(θ)=A{cosθ+gcos(2θ+α)+hcos(3θ+β)}+D
b(θ)=B{cos(θ−120°)+gcos(2θ−240°+α)+hcos(3θ+β)}+E
c(θ)=C{cos(θ−240°)+gcos(2θ−120°+α)+hcos(3θ+β)}+F
【選択図】 図4

Description

本発明は、レゾルバ等の回転角度センサに用いるレゾルバデジタルコンバータに係り、特に、コストを低減し、角度検出を精度よく行うのに好適なレゾルバデジタルコンバータ、回転角度位置検出装置および回転機械制御装置に関する。
ロータの回転角度を検出するセンサとしては、交流励磁を利用する3相のレゾルバ、または正弦波状に着磁したロータと3個の半導体磁気センサからなる回転角度センサ等が用いられている。リラクタンス型のレゾルバは、モータ等の回転軸に回転自在に取り付けられ、ロータとステータの間のリアクタンスがロータの位置により変化し、その変化に応じた交流信号を出力する。着磁ロータと半導体磁気センサによる回転角度センサは、ロータの位置により変化する磁束密度に比例する直流信号を出力する。これら回転角度センサから得られる角度検出信号は、位相が120°異なるA相、B相、C相の3相のアナログ信号であり、レゾルバデジタルコンバータ(RDC:Resolver Digital Converter、以下RDCと略記する。)により処理される。
RDCは、回転角度センサから角度検出信号を入力し、入力した角度検出信号に基づいてロータの回転角度位置をデジタルデータである位置検出データとして出力する。RDCとしては、3相−2相変換後に電気回路により位置検出データを得るものと、角度検出信号をA/Dコンバータで変換して得られたデジタルデータに基づいて演算器により位置検出データを算出するものが知られている。
回転角度センサとRDCによる回転角度の検出には様々な誤差が伴う。角度検出信号は、例えば、センサの感度差やRDC内の増幅度の差により振幅に差異がでる。また、検波回路、増幅回路またはA/Dコンバータによりオフセットが加わる。
誤差に対する対策として、例えば、特許文献1に開示されているように、3相の角度検出信号の振幅があらかじめ等しくなるように製作し、周囲温度等によって振幅が等しく変化する場合には、自動利得制御手段を備えればよいし、また、あらかじめオフセットが分かっている場合には、自動利得制御手段の前段で減算を行えばよい。
また、特許文献2に開示されているように、RDCのCPUがA/Dコンバータから取り込んだ3相のデジタルデータに基づいて誤差を含んだ回転角度位置を算出し、算出した回転角度位置に基づいてROMから補正値を読み出し、誤差を補正した回転角度位置を算出する方法もある。
特開2005−43228号公報 特開平11−64039号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術にあっては、3相の角度検出信号の振幅が等しくなるように製作するには、あらかじめ感度が等しい3つのセンサを選別したり、電気回路の利得やオフセットを厳密に調整したりするなどの対策が必要となる。また、ロータの偏心、着磁位置のずれまたは磁気回路の形状誤差といった機械的な誤差のために2次または3次の歪信号が発生するので、機械的に厳密な組立と調整も必要となる。したがって、コスト高になるという問題があった。
また、特許文献2記載の技術にあっては、ROMの補正値に基づいて回転角度位置を補正するため、RDCの分解能に応じて補正値を記憶しなければならず、RDCの分解能が高い場合には、ROMのデータ量が大容量となり、実装スペースを要しコスト高になるという問題があった。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、コストを低減し、角度検出を精度よく行うのに好適なレゾルバデジタルコンバータ、回転角度位置検出装置および回転機械制御装置を提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1のレゾルバデジタルコンバータは、回転子の回転角度に応じて変化する位相の異なる3つの角度検出信号を出力する回転角度センサから前記角度検出信号を入力し、入力した角度検出信号に基づいて前記回転子の回転角度位置を検出するレゾルバデジタルコンバータであって、記憶手段と、前記3つの角度検出信号に基づいて誤差パラメータを算出して前記記憶手段に記憶する誤差パラメータ算出手段と、前記記憶手段の誤差パラメータおよび前記3つの角度検出信号に基づいて前記回転子の回転角度位置を算出する回転角度位置算出手段とを備える。
このような構成であれば、誤差パラメータ算出手段により、3つの角度検出信号に基づいて誤差パラメータが算出され、算出された誤差パラメータが記憶手段に記憶される。そして、回転角度位置算出手段により、記憶手段の誤差パラメータおよび3つの角度検出信号に基づいて回転子の回転角度位置が算出される。
〔発明2〕 さらに、発明2のレゾルバデジタルコンバータは、発明1のレゾルバデジタルコンバータにおいて、前記3つの角度検出信号のそれぞれについてサンプリング値ai、bi、ciを取得するサンプリング値取得手段を備え、前記誤差パラメータ算出手段は、前記3つの角度検出信号を下式により定義し、前記サンプリング値取得手段で取得したサンプリング値ai、bi、ciに基づいて、各相の基本波成分の振幅A、B、C、各相のオフセットD、E、F、2次歪成分の基本波成分に対する振幅比g、および2次歪成分の初期位相αのいずれかを含む誤差パラメータを算出する。
i=A{cosθi+gcos(2θi+α)}+D
i=B{cos(θi−120°)+gcos(2θi−240°+α)}+E
i=C{cos(θi−240°)+gcos(2θi−120°+α)}+F
ただし、i=1、…、nである。
このような構成であれば、サンプリング値取得手段により、サンプリング値ai、bi、ciが取得され、誤差パラメータ算出手段により、取得されたサンプリング値ai、bi、ciに基づいて、各相の基本波成分の振幅A、B、C、各相のオフセットD、E、F、2次歪成分の基本波成分に対する振幅比g、および2次歪成分の初期位相αのいずれかを含む誤差パラメータが算出される。
〔発明3〕 さらに、発明3のレゾルバデジタルコンバータは、発明1のレゾルバデジタルコンバータにおいて、前記3つの角度検出信号のそれぞれについてサンプリング値ai、bi、ciを取得するサンプリング値取得手段を備え、前記誤差パラメータ算出手段は、前記3つの角度検出信号を下式により定義し、前記サンプリング値取得手段で取得したサンプリング値ai、bi、ciに基づいて、各相の基本波成分の振幅A、B、C、各相のオフセットD、E、F、3次歪成分の基本波成分に対する振幅比h、および3次歪成分の初期位相βのいずれかを含む誤差パラメータを算出する。
i=A{cosθi+hcos(3θi+β)}+D
i=B{cos(θi−120°)+hcos(3θi+β)}+E
i=C{cos(θi−240°)+hcos(3θi+β)}+F
ただし、i=1、…、nである。
このような構成であれば、サンプリング値取得手段により、サンプリング値ai、bi、ciが取得され、誤差パラメータ算出手段により、取得されたサンプリング値ai、bi、ciに基づいて、各相の基本波成分の振幅A、B、C、各相のオフセットD、E、F、3次歪成分の基本波成分に対する振幅比h、および3次歪成分の初期位相βのいずれかを含む誤差パラメータが算出される。
〔発明4〕 さらに、発明4のレゾルバデジタルコンバータは、発明1のレゾルバデジタルコンバータにおいて、前記3つの角度検出信号のそれぞれについてサンプリング値ai、bi、ciを取得するサンプリング値取得手段を備え、前記誤差パラメータ算出手段は、前記3つの角度検出信号を下式により定義し、前記サンプリング値取得手段で取得したサンプリング値ai、bi、ciに基づいて、各相の基本波成分の振幅A、B、C、各相のオフセットD、E、F、2次歪成分の基本波成分に対する振幅比g、2次歪成分の初期位相α、3次歪成分の基本波成分に対する振幅比h、および3次歪成分の初期位相βのいずれかを含む誤差パラメータを算出する。
i=A{cosθi+gcos(2θi+α)+hcos(3θi+β)}+D
i=B{cos(θi−120°)+gcos(2θi−240°+α)+hcos(3θi+β)}+E
i=C{cos(θi−240°)+gcos(2θi−120°+α)+hcos(3θi+β)}+F
ただし、i=1、…、nである。
このような構成であれば、サンプリング値取得手段により、サンプリング値ai、bi、ciが取得され、誤差パラメータ算出手段により、取得されたサンプリング値ai、bi、ciに基づいて、各相の基本波成分の振幅A、B、C、各相のオフセットD、E、F、2次歪成分の基本波成分に対する振幅比g、2次歪成分の初期位相α、3次歪成分の基本波成分に対する振幅比h、および3次歪成分の初期位相βのいずれかを含む誤差パラメータが算出される。
〔発明5〕 一方、上記目的を達成するために、発明5の回転角度位置検出装置は、回転子の回転角度に応じて変化する位相の異なる3つの角度検出信号を出力する回転角度センサと、発明1ないし4のいずれか1のレゾルバデジタルコンバータとを備える。
このような構成であれば、発明1ないし4のいずれか1のレゾルバデジタルコンバータと同等の作用が得られる。
〔発明6〕 一方、上記目的を達成するために、発明6の回転機械制御装置は、回転機械の回転状態を制御する回転機械制御装置であって、発明5の回転角度位置検出装置を備える。
このような構成であれば、発明5の回転角度位置検出装置と同等の作用が得られる。
以上説明したように、発明1のレゾルバデジタルコンバータによれば、誤差パラメータに基づいて回転角度位置が算出されるので、従来に比して、角度検出信号に誤差が生じても、精度のよい角度検出を行うことができるという効果が得られる。さらに、電気的または機械的に厳密な選別や調整が不要となり、また、分解能に応じて誤差パラメータのデータ容量が増加せず、記憶手段の記憶容量を小さくできるので、従来に比して、コストを低減することができるという効果が得られる。
さらに、発明2のレゾルバデジタルコンバータによれば、2次歪成分を考慮した誤差パラメータを算出することができるので、さらに精度のよい角度検出を行うことができるという効果が得られる。
さらに、発明3のレゾルバデジタルコンバータによれば、3次歪成分を考慮した誤差パラメータを算出することができるので、さらに精度のよい角度検出を行うことができるという効果が得られる。
さらに、発明4のレゾルバデジタルコンバータによれば、2次歪成分および3次歪成分を考慮した誤差パラメータを算出することができるので、さらに精度のよい角度検出を行うことができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図5は、本発明に係るレゾルバデジタルコンバータ、回転角度位置検出装置および回転機械制御装置の実施の形態を示す図である。
まず、回転角度位置検出装置の構成を説明する。
図1は、回転角度位置検出装置の構成を示すブロック図である。
回転角度位置検出装置は、図1に示すように、モータ等の回転軸に回転自在に取り付けられた3相のレゾルバ10と、レゾルバ10からの角度検出信号であるレゾルバ信号に基づいて回転軸の回転角度位置を位置検出データとして検出するRDC20とを有して構成されている。
レゾルバ10は、円筒状のステータと、回転軸を把持してステータ内に回転自在に配設されたロータとで構成されており、ロータとステータとの間のリラクタンスがロータの位置により変化し、ロータの1回転につきリラクタンス変化の基本波成分が1周期となるように構成されている。すなわち、ロータの内径中心をステータの内径中心と一致させ、ロータの外形中心をその内径中心から一定の偏心量だけ偏心させるようにしてロータの肉厚を変化させてあり、これによってリラクタンスがロータの位置により変化するようになっている。このため、レゾルバ10は、外部から励磁信号sinωtが与えられると、回転軸の回転角度に応じて変化するA相のレゾルバ信号と、A相のレゾルバ信号に対して位相が120°異なるB相のレゾルバ信号と、B相のレゾルバ信号に対して位相が120°異なるC相のレゾルバ信号とを出力する。
RDC20は、レゾルバ10に励磁信号sinωtを出力する励磁信号発生器11と、レゾルバ10からのA相のレゾルバ信号をA/D変換するA/Dコンバータ12と、レゾルバ10からのB相のレゾルバ信号をA/D変換するA/Dコンバータ13と、レゾルバ10からのC相のレゾルバ信号をA/D変換するA/Dコンバータ14とを有して構成されている。
A/Dコンバータ12〜14は、励磁信号sinωtに同期したタイミングでA相、B相、C相のレゾルバ信号を同時にサンプリングし、デジタルデータa(θ)、b(θ)、c(θ)に変換する。
RDC20は、さらに、誤差パラメータを抽出する誤差パラメータ抽出部15と、誤差パラメータを記憶するメモリ16と、回転角度位置θを検出する回転角度位置検出部17と、A/Dコンバータ12〜14の出力を誤差パラメータ抽出部15および回転角度位置検出部17のいずれか一方に切り換えるスイッチ部18とを有して構成されている。
メモリ16は、任意の種類のメモリを採用することができるが、電力の供給が遮断されても記憶内容を保持可能な種類のメモリであることが好ましい。
スイッチ部18は、誤差パラメータを抽出する誤差パラメータ抽出処理と、回転角度位置を検出する回転角度位置検出処理とを切り換えることをモデル化した仮想的なスイッチであって、例えば、コンピュータプログラムにより実現される。誤差パラメータの抽出時は、A/Dコンバータ12〜14および誤差パラメータ抽出部15を接続する第1切換状態に、回転角度位置の検出時は、A/Dコンバータ12〜14および回転角度位置検出部17を接続する第2切換状態にそれぞれ切り換える。
次に、レゾルバ信号の誤差因子について説明する。
図2は、3相のレゾルバ信号を示すグラフである。
3相のレゾルバ信号は、図2に示すように、励磁信号sinωtにcosθ、cos(θ−120°)、cos(θ−240°)の重みを乗じた信号となっており、A/Dコンバータ12〜14によりデジタルデータa(θ)、b(θ)、c(θ)に変換される。
レゾルバ信号には、ロータの偏心等の機械的な誤差のため、基本波成分の振幅差、オフセット、2次歪成分の振幅差および初期位相誤差、並びに3次歪成分の振幅差および初期位相誤差が含まれている。これらの誤差を補正するため、レゾルバ信号を下式(1)により定義する。
a(θ)=A{cosθ+gcos(2θ+α)+hcos(3θ+β)}+D
b(θ)=B{cos(θ−120°)+gcos(2θ−240°+α)+hcos(3θ+β)}+E
c(θ)=C{cos(θ−240°)+gcos(2θ−120°+α)+hcos(3θ+β)}+F …(1)
上式(1)において、A、B、Cは、各相の基本波(1次)成分の振幅であって、等しくあるべきであるが必ずしも等しいとは限らない。g、hは、2次歪成分と3次歪成分の基本波成分に対する振幅比であって、好ましくは0であるが必ずしも0とは限らない。α、βは、2次歪成分と3次歪成分の初期位相である。D、E、Fは、各相のオフセットであって、好ましくは0であるが必ずしも0とは限らない。
図3は、各誤差因子が独立に存在する場合のレゾルバ信号の誤差をシミュレートした結果を示すグラフである。
オフセットによる誤差は、図3の細い実線で示すように、主に基本波成分となる。振幅差(ゲイン差)による誤差は、太い実線で示すように、主に2次歪成分となる。2次歪成分による誤差は、太い点線で示すように、主に基本波成分と3次歪成分の合成となる。3次歪成分による誤差は、細い点線で示すように、主に2次歪成分と4次歪成分の合成となる。
上式(1)において、仮に、A、B、Cが等しくかつg、h、D、E、Fがすべて0であれば、公知の技術により、回転角度位置θを正確に検出するがことができるが、通常は、このようにはならないので、検出される回転角度位置の検出誤差ができる限り小さくなるように、レゾルバ10を構成する部品の高精度化や精密な組立・調整作業が実施される。本実施の形態では、このような部品のコストアップや組立・調整作業の増大を防止することを目的としている。上記のような誤差因子が存在する場合、レゾルバ10とRDC20をセットにして検査する段階(すなわち、スイッチ部18により、A/Dコンバータ12〜14および誤差パラメータ抽出部15が接続されている状態)では、誤差パラメータ抽出部15が、各誤差因子の誤差パラメータを算出してメモリ16に記憶する。そして、レゾルバ10がモータ等の回転機械に組み込まれて回転角度位置を検出する段階(すなわち、スイッチ部18により、A/Dコンバータ12〜14および回転角度位置検出部17が接続されている状態)では、回転角度位置検出部17が、A/Dコンバータ12〜14から取得したデジタルデータa(θ)、b(θ)、c(θ)、およびメモリ16の誤差パラメータに基づいて回転角度位置θを算出する。
次に、誤差パラメータ抽出部15の処理を説明する。
図4は、誤差パラメータ抽出部15で実行される誤差パラメータ抽出処理を示すフローチャートである。
誤差パラメータ抽出処理は、コンピュータプログラムにより実現される処理であって、誤差パラメータ抽出部15で実行されると、図4に示すように、まず、ステップS100に移行する。
ステップS100では、3相のレゾルバ信号のデジタルデータであるサンプリング値a、b、cをA/Dコンバータ12〜14から取得する。レゾルバ10は、図示しない試験装置により、レゾルバ10のある回転角度位置θ1から60°ずつ正確に回転させられる。ここで、θ1の値は必ずしも既知である必要はない。レゾルバ10の現在の回転角度位置がθi(i=1、2、…)であるとき、試験装置は、RDC20にレディ信号を出力する。RDC20は、レディ信号を入力したときは、A/Dコンバータ12〜14を制御してサンプリング値a、b、cを取得し、試験装置に完了信号を出力する。試験装置は、完了信号を入力したときは、現在の回転角度位置θiに対して60°の回転を与えてレゾルバ10の回転角度位置をθi+1=θi+60°に変更する。
次いで、ステップS102に移行して、ステップS100の動作を6回繰り返すことにより、3相のレゾルバ信号のそれぞれについて6個のサンプリング値a1〜a6、b1〜b6、c1〜c6を取得したか否かを判定し、6個のサンプリング値a1〜a6、b1〜b6、c1〜c6を取得したと判定したとき(Yes)は、ステップS104に移行する。
ステップS106では、取得したサンプリング値a1〜a6、b1〜b6、c1〜c6に基づいて、次のように誤差パラメータを算出する。
サンプリング値a1〜a6、b1〜b6、c1〜c6を上式(1)に代入し、下式(2)のような誤差パラメータを未知数とする連立方程式を構成する。
i=A{cosθi+gcos(2θi+α)+hcos(3θi+β)}+D
i=B{cos(θi−120°)+gcos(2θi−240°+α)+hcos(3θi+β)}+E
i=C{cos(θi−240°)+gcos(2θi−120°+α)+hcos(3θi+β)}+F …(2)
上式(2)において、i=1、2、…、6である。また、θ2=θ1+60°、…、θ6=θ1+300°となる。
次に、上式(2)から下式(3)が得られる。
Figure 2007322167
上式(3)により得られた、A、B、C、Agを係数とするcosとsinの式に三角関数の2乗和の公式を適用すれば、A、B、C、Agを算出することができ、次いでgも算出することができる。すなわち、下式(4)が得られる。
Figure 2007322167
さらに、上式(3)に決定済みの値を代入して得られるcosθ1、sinθ1の値を用い、三角関数の加法定理を適用すれば、cosα、sinαも一意に算出することができる。すなわち、加法定理より下式(5)が得られる。
Figure 2007322167
cosα、sinαは、上式(5)をcosα、sinαの連立方程式として解くことにより算出することができる。なお、hとβは後述の回転角度位置検出処理の説明から明らかとなるが、個々に決定する必要はない。
このように、誤差パラメータA、B、C、g、cosα、sinα、D、E、Fを算出することができる。
次いで、ステップS106に移行して、算出した誤差パラメータA、B、C、g、cosα、sinα、D、E、Fをメモリ16に記憶し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS102で、6個のサンプリング値a1〜a6、b1〜b6、c1〜c6をまだ取得していないと判定したとき(No)は、ステップS100に移行する。
次に、回転角度位置検出部17の処理を説明する。
図5は、回転角度位置検出部17で実行される回転角度位置検出処理を示すフローチャートである。
回転角度位置検出処理は、コンピュータプログラムにより実現される処理であって、回転角度位置検出部17で実行されると、図5に示すように、まず、ステップS200に移行する。
ステップS200では、サンプリングタイマを起動し、ステップS202に移行して、サンプリングタイマの値に基づいてサンプリングタイミングになったか否かを判定し、サンプリングタイミングになったと判定したとき(Yes)は、ステップS204に移行する。
ステップS204では、3相のレゾルバ信号のそれぞれについてサンプリング値a、b、cをA/Dコンバータ12〜14から取得し、ステップS206に移行する。
ステップS206では、メモリ16の誤差パラメータA、B、C、g、cosα、sinα、D、E、Fおよび取得したサンプリング値a、b、cに基づいて回転角度位置θを算出する。
(1)2次歪成分および3次歪成分も無視できず、上式(1)においてg≠0、h≠0とする場合
メモリ16には、誤差パラメータとして、A、B、C、g、D、E、F、cosα、sinαが記憶されているとする。まず、誤差パラメータおよびサンプリング値a、b、cに基づいて、上式(1)から下式(6)の値を算出する。
Figure 2007322167
下式(7)によりx、yを定義し、上記誤差パラメータおよびサンプリング値と上式(6)の値からx、yを算出する。
Figure 2007322167
下式(8)によりΦ、R、Iを定義し、x、yとcosα、sinαに基づいてΦ、R、Iを算出する。
Figure 2007322167
上式(8)において、sign[Φ]は符号の関数であって、Φが正ならば1、Φが0ならば0、Φが負なら−1を返すものである。また、下式(9)によりCOS、SINを定義し、x、y、R、Iに基づいてCOS、SINを算出する。
COS=xR−yI、 SIN=yR+xI …(9)
COS、SINは、それぞれθのcosθ、sinθに関して下式(10)のような関係がある。これは、上記各式によって導くことができる。
COS=(x2+y2)cosθ、 SIN=(x2+y2)sinθ …(10)
tanθ=SIN/COSであるので、下式(11)により回転角度位置θを算出することができる。
tan-1(SIN/COS)=tan-1(sinθ/cosθ)=θ …(11)
なお、(1)の算出過程では、hとβを個々には必要としなかったので、誤差パラメータ抽出処理でhとβの値を算出する必要はない。
(2)3次歪成分を無視し、上式(1)においてh=0とする場合
(1)の算出過程においてh=0とすることにより同様に回転角度位置θを算出することができる。
(3)2次歪成分を無視し、上式(1)においてg=0とする場合
(1)の算出過程においてg=0とすることにより同様に回転角度位置θを算出することができる。
次いで、ステップS208に移行して、算出した回転角度位置θを位置検出データとして出力し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS202で、サンプリングタイミングになっていないと判定したとき(No)は、サンプリングタイミングになるまでステップS202で待機する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、RDC20の本稼働に先立ってRDC20を製造時等に試験稼働させる。
誤差パラメータ抽出部15では、ステップS100、S102を繰り返し経て、3相のレゾルバ信号のそれぞれについて回転角度が異なる6個のサンプリング値a1〜a6、b1〜b6、c1〜c6が取得される。そして、ステップS104、S106を経て、取得されたサンプリング値a1〜a6、b1〜b6、c1〜c6に基づいて、上式(3)〜(5)により誤差パラメータが算出され、算出された誤差パラメータがメモリ16に記憶される。
次に、RDC20を本稼働させる。
回転角度位置検出部17では、サンプリングタイミングになると、ステップS204、S206を経て、3相のレゾルバ信号のそれぞれについてサンプリング値a、b、cが取得され、メモリ16の誤差パラメータおよび取得されたサンプリング値a、b、cに基づいて、上式(6)〜(11)により回転角度位置θが算出される。そして、ステップS208を経て、算出された回転角度位置θが位置検出データとして出力される。
このようにして、本実施の形態では、レゾルバ信号を上式(1)により定義し、3相のレゾルバ信号のそれぞれについて6個のサンプリング値a1〜a6、b1〜b6、c1〜c6を取得し、取得したサンプリング値a1〜a6、b1〜b6、c1〜c6に基づいて誤差パラメータを算出してメモリ16に記憶する。稼働時は、記憶した誤差パラメータを用い、サンプリング値a(θ)、b(θ)、c(θ)に基づいて回転角度位置θを算出する。
これにより、誤差パラメータに基づいて回転角度位置θが算出されるので、従来に比して、3相のレゾルバ信号に振幅差、オフセットおよび初期位相誤差が生じても、精度のよい角度検出を行うことができる。また、2次歪成分および3次歪成分を考慮した誤差パラメータが算出されるので、さらに精度のよい角度検出を行うことができる。さらに、電気的または機械的に厳密な選別や調整が不要となり、また、RDC20の分解能に応じて誤差パラメータのデータ容量が増加せず、メモリ16の記憶容量を小さくできるので、従来に比して、コストを低減することができる。
上記実施の形態において、レゾルバ10は、発明1または5の回転角度センサに対応し、メモリ16は、発明1の記憶手段に対応し、ステップS100は、発明4のサンプリング値取得手段に対応し、誤差パラメータ抽出部15およびステップS104は、発明1または4の誤差パラメータ算出手段に対応している。また、回転角度位置検出部17およびステップS206は、発明1の回転角度位置算出手段に対応している。
なお、上記実施の形態において、サンプリング値a、b、cの取得方法や取得数は限定されるものでないのは明らかであるが、三角関数の性質を適宜応用できる方程式を構成するのが好ましい。例えば、磁気回路の非線形性の影響が無視できるほど小さくなるように、注意深く設計されたレゾルバでは、h=0として3次歪成分を無視することができるので、レゾルバ信号を下式(12)により定義する。
a(θ)=A{cosθ+gcos(2θ+α)}+D
b(θ)=B{cos(θ−120°)+gcos(2θ−240°+α)}+E
c(θ)=C{cos(θ−240°)+gcos(2θ−120°+α)}+F …(12)
また、ロータの回転軸とステータの中心との軸のずれが容易に抑えられる場合には、g=0として2次歪成分を無視することができるので、レゾルバ信号を下式(13)により定義する。
a(θ)=A{cosθ+hcos(3θ+β)}+D
b(θ)=B{cos(θ−120°)+hcos(3θ+β)}+E
b(θ)=C{cos(θ−240°)+hcos(3θ+β)}+F …(13)
いずれの場合も、回転角度が異なる6個未満のサンプリング値a、b、cに基づいて誤差パラメータを算出することができる。回転角度の間隔は、60°であってもよいし、それ以外の角度であってもよい。
また、上記実施の形態においては、回転角度センサとしてレゾルバ10を用いたが、これに限らず、着磁ロータと、電気角を120°離間してステータに配置した3個のホール素子等の磁気センサ素子からなる回転角度センサを用いることもできる。この場合、励磁信号発生器11を設ける必要はない。
また、上記実施の形態においては、基本波成分の振幅差、オフセット、2次歪成分の振幅差および初期位相誤差を補正するための誤差パラメータを算出するように構成したが、これに限らず、それら誤差のうちいずれかを補正するための誤差パラメータを算出するように構成することもできる。
回転角度位置検出装置の構成を示すブロック図である。 3相のレゾルバ信号を示すグラフである。 各誤差因子が独立に存在する場合のレゾルバ信号の誤差をシミュレートした結果を示すグラフである。 誤差パラメータ抽出部15で実行される誤差パラメータ抽出処理を示すフローチャートである。 回転角度位置検出部17で実行される回転角度位置検出処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 レゾルバ
20 RDC
11 励磁信号発生器
12〜14 A/Dコンバータ
15 誤差パラメータ抽出部
16 メモリ
17 回転角度位置検出部
18 スイッチ部

Claims (6)

  1. 回転子の回転角度に応じて変化する位相の異なる3つの角度検出信号を出力する回転角度センサから前記角度検出信号を入力し、入力した角度検出信号に基づいて前記回転子の回転角度位置を検出するレゾルバデジタルコンバータであって、
    記憶手段と、前記3つの角度検出信号に基づいて誤差パラメータを算出して前記記憶手段に記憶する誤差パラメータ算出手段と、前記記憶手段の誤差パラメータおよび前記3つの角度検出信号に基づいて前記回転子の回転角度位置を算出する回転角度位置算出手段とを備えることを特徴とするレゾルバデジタルコンバータ。
  2. 請求項1において、
    前記3つの角度検出信号のそれぞれについてサンプリング値ai、bi、ciを取得するサンプリング値取得手段を備え、
    前記誤差パラメータ算出手段は、前記3つの角度検出信号を下式により定義し、前記サンプリング値取得手段で取得したサンプリング値ai、bi、ciに基づいて、各相の基本波成分の振幅A、B、C、各相のオフセットD、E、F、2次歪成分の基本波成分に対する振幅比g、および2次歪成分の初期位相αのいずれかを含む誤差パラメータを算出することを特徴とするレゾルバデジタルコンバータ。
    i=A{cosθi+gcos(2θi+α)}+D
    i=B{cos(θi−120°)+gcos(2θi−240°+α)}+E
    i=C{cos(θi−240°)+gcos(2θi−120°+α)}+F
    ただし、i=1、…、nである。
  3. 請求項1において、
    前記3つの角度検出信号のそれぞれについてサンプリング値ai、bi、ciを取得するサンプリング値取得手段を備え、
    前記誤差パラメータ算出手段は、前記3つの角度検出信号を下式により定義し、前記サンプリング値取得手段で取得したサンプリング値ai、bi、ciに基づいて、各相の基本波成分の振幅A、B、C、各相のオフセットD、E、F、3次歪成分の基本波成分に対する振幅比h、および3次歪成分の初期位相βのいずれかを含む誤差パラメータを算出することを特徴とするレゾルバデジタルコンバータ。
    i=A{cosθi+hcos(3θi+β)}+D
    i=B{cos(θi−120°)+hcos(3θi+β)}+E
    i=C{cos(θi−240°)+hcos(3θi+β)}+F
    ただし、i=1、…、nである。
  4. 請求項1において、
    前記3つの角度検出信号のそれぞれについてサンプリング値ai、bi、ciを取得するサンプリング値取得手段を備え、
    前記誤差パラメータ算出手段は、前記3つの角度検出信号を下式により定義し、前記サンプリング値取得手段で取得したサンプリング値ai、bi、ciに基づいて、各相の基本波成分の振幅A、B、C、各相のオフセットD、E、F、2次歪成分の基本波成分に対する振幅比g、2次歪成分の初期位相α、3次歪成分の基本波成分に対する振幅比h、および3次歪成分の初期位相βのいずれかを含む誤差パラメータを算出することを特徴とするレゾルバデジタルコンバータ。
    i=A{cosθi+gcos(2θi+α)+hcos(3θi+β)}+D
    i=B{cos(θi−120°)+gcos(2θi−240°+α)+hcos(3θi+β)}+E
    i=C{cos(θi−240°)+gcos(2θi−120°+α)+hcos(3θi+β)}+F
    ただし、i=1、…、nである。
  5. 回転子の回転角度に応じて変化する位相の異なる3つの角度検出信号を出力する回転角度センサと、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のレゾルバデジタルコンバータとを備えることを特徴とする回転角度位置検出装置。
  6. 回転機械の回転状態を制御する回転機械制御装置であって、
    請求項5記載の回転角度位置検出装置を備えることを特徴とする回転機械制御装置。
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