JP2007322111A - 給湯制御装置および給湯システム - Google Patents

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健治 新井
Kazuhiro Saito
和宏 齋藤
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Abstract

【課題】簡易な構成で給湯制御装置の故障であるか通信経路の故障かを正確に判別することができる給湯制御装置を得ること。
【解決手段】外部装置から提供される水を設定された給湯温度に加熱して給湯する給湯装置と接続し、当該給湯装置に給湯温度を指示する給湯制御装置において、給湯温度設定部60、入力I/F46は、給湯装置に給湯温度を指示する際に用いる信号を、給湯温度を設定する際に外部入力される情報に応じた複数種類の温度設定信号として生成し、MCU47は、生成した温度設定信号に基づいて給湯装置に所定の給湯温度を設定させる温度指令値を生成して給湯装置に送信し、生成した温度設定信号を用いて自装置の故障を検出するとともに、給湯装置から送信される情報に基づいて給湯装置と自装置との間の通信経路の故障を検出する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、給湯装置の遠隔制御を行なう給湯制御装置および給湯システムに関するものである。
熱源によって給水を加熱し、給湯する装置として給湯装置がある。この給湯装置は、遠隔制御装置(給湯制御装置)などに設定された給湯温度指令値に基づいて、所定温度の温水を給湯している。従来の給湯制御装置は、例えば、給湯温度指令値の設定を上昇させるスイッチ(以下、SWという)と設定温度を下降させるSWとを備えており、このSWによって給湯温度指令値を設定している。そして、給湯装置は、給湯制御装置からの給湯温度指令値に近づくよう、給湯温度を制御し給湯している(例えば特許文献1参照)。
また、電力が供給された時に、押圧操作が可能なSWの開閉状態によって変化する電圧が所定値であるかを判断し、その電圧が所定値でないと判断した時に押圧操作された状態にあるSWからの信号に対する制御動作を行わないようにした機器がある(例えば特許文献2参照)。
特開平5−133601号公報 特開2002−203442号公報
しかしながら、上記前者および後者の従来技術では、遠隔制御装置の故障であるか通信経路の不良かを判別することができないという問題があった。通常、給湯装置及び給湯装置の遠隔制御装置においては通信伝送線路の工事と、遠隔制御装置を家屋内に設置する工事を行うことによって給湯装置が利用可能になるため、工事の際において工事に起因する問題(故障)であるのか、遠隔制御装置自体の問題(不良)であるのかを判別することが困難となり、適切な処置を施すのに時間を要してしまうという問題があった。
また、上記前者の従来技術では、リモートコントローラから給湯器側へ送信される温度指令値(湯温の設定値)が、通信伝送路の外乱によって設定範囲外の値となった場合にのみ異常と判断しているため、給湯器側で受信した温度指令値が設定範囲内であった場合には伝送路の外乱によって温度指令値を正しく伝送できていない場合であっても通信伝送路の異常を検出できないといった問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で給湯制御装置の故障であるか通信経路の故障かを正確に判別することができる給湯制御装置および給湯システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、外部装置から提供される水を設定された給湯温度に加熱して給湯する給湯装置と接続し、当該給湯装置に前記給湯温度を指示する給湯制御装置において、前記給湯装置に前記給湯温度を指示する際に用いる信号を、前記給湯温度を設定する際に外部入力される情報に応じた複数種類の温度設定信号として生成する給湯温度設定部と、前記給湯温度設定部が生成した温度設定信号に基づいて前記給湯装置に所定の給湯温度を設定させる温度指令値を生成し前記給湯装置に送信する温度指示部と、前記温度指示部に入力される前記給湯温度設定部が生成した前記温度設定信号を用いて自装置の故障を検出する故障検出部と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、給湯装置に給湯温度を指示する際に用いる温度設定信号を用いて自装置の故障を検出するので、自装置の故障を正確に故障検出することが可能になるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる給湯制御装置および給湯システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る給湯制御装置を備えた給湯システムの構成を示す図である。給湯システム100は、給湯装置10、給湯装置10と通信線32で接続された給湯制御装置40、給湯装置10と一般給湯管17で接続された蛇口18を備えている。
給湯装置10は、熱源によって給水を加熱し給湯する装置である。実施の形態1の給湯装置10は、例えば熱源としてヒートポンプを駆動し、主として割安な深夜電力を使用してタンクに貯湯する。また、給湯装置10は、例えば給湯熱源としてタンク内に貯湯された湯(高温水)を深夜時間帯以外に使用する。このように、給湯装置10を例えば貯湯式給湯装置として使用する。
給湯制御装置40は、給湯装置10を制御するリモートコントローラ(遠隔制御装置)などの装置であり、通信線32を介して所定の給湯温度指令値(給湯装置10に給湯温度を指示する情報)を給湯装置10に送信する。蛇口18は、給湯装置10によって加熱された湯を給湯する。
給湯装置10は、貯湯タンク1、給水配管2、給水バイパス管2a、給湯用混合弁3、給湯配管4、出湯配管5、ヒートポンプ本体(加熱手段)14、加熱用循環回路15、温度センサ15a、温度センサ20、給湯温度センサ21、制御部30、通信線32を備えている。
貯湯タンク1は、湯を貯湯するタンクであり、タンク下部で給水配管2と接続し、タンク上部で出湯配管5と接続する。また、貯湯タンク1は、タンク下部および上部で加熱用循環回路15と接続している。
給水配管2は、貯湯タンク1、給水バイパス管2aに接続し、この貯湯タンク1、給水バイパス管2aへ市水(外部装置から提供される水)の給水を行なう。給水バイパス管2aは、給湯用混合弁3に接続し、給水配管2からの市水を給湯用混合弁3に送る。出湯配管5は、貯湯タンク1が貯湯する湯を給湯用混合弁3まで送水する。
給湯用混合弁3は、給水配管2から分岐された給水バイパス管2aと出湯配管5との間に接続され、給水配管2(給水バイパス管2a)から供給される市水と出湯配管5から供給される湯を混合して、給湯配管4に送水する。給湯用混合弁3は、制御部30からの指示(給湯温度指令値)に基づいて、混合弁を操作し、混合する市水と湯の割合を調整する。
給湯配管4は、給湯用混合弁3と一般給湯管17を接続し、給湯用混合弁3から送水される湯(市水と湯)を一般給湯管17(蛇口18)へ送水する。給湯配管4から送水された湯は、一般給湯管17を経由して蛇口18等の出湯口から出湯する。
ヒートポンプ本体14は、加熱用循環回路15が接続されており、ヒートポンプ本体14内に配置された循環ポンプ(図示せず)により貯湯タンク1の下部から水を導き、ヒートポンプ本体14内で外気との熱交換を行い、水を高温の湯に沸き上げ、貯湯タンク1の上部に戻す。
加熱用循環回路15は、貯湯タンク1の下部の水をヒートポンプ本体14へ送水し、ヒートポンプ本体14で沸き上げられた高温の湯を貯湯タンク1の上部へ送水する。加熱用循環回路15の貯湯タンク1の下部側には温度センサ15aが設けられている。
温度センサ15aは、貯湯タンク1の下部から送水される水の温度を検出する。温度センサ15aが検出した温度(温度情報)は、制御部30へ送信される。
温度センサ20は、貯湯タンク1の上部に設置されるセンサであり、貯湯タンク1から出湯配管5へ送出される湯の温度を検出する。温度センサ20が検出した温度(温度情報)は、制御部30へ送信される。
給湯温度センサ21は、給湯配管4に配設されるセンサであり、給湯配管4を介して、一般給湯管17(蛇口18)に送水される湯の給湯温度を検出する。給湯温度センサ21が検出した温度(温度情報)(給湯温度検出値)は、制御部30に送信される。
制御部30は、給湯制御装置40からの指示情報、温度センサ15aからの温度情報、温度センサ20からの温度情報、給湯温度センサ21からの温度情報に基づいて、給湯用混合弁3、ヒートポンプ本体14を制御する。制御部30は、給湯温度センサ21によって検出された給湯温度検出値が給湯制御装置40からの給湯温度指令値に近づくよう給湯用混合弁3を操作(制御)する。
通信線32は、制御部30と給湯制御装置40を接続し、給湯制御装置40からの指示情報(給湯温度指令値)を制御部30に送信するとともに、制御部30から送信される情報(給湯温度センサ21が検出した温度情報など)を給湯制御装置40に送信する。
次に、本実施の形態1に係る給湯システム100(貯湯式給湯装置)の動作について説明する。まず、給湯システム100の給湯装置10が、湯の沸き上げ処理を行う場合の動作について説明する。
給水配管2から給水された市水は減圧弁(図示せず)で所定圧に減圧され、貯湯タンク1に給水される。これにより、貯湯タンク1内は常に満水状態となっている。使用者による給湯制御装置40への指示入力やタイマ設定などによって、給湯制御装置40から制御部30へ沸き上げ開始の指示が送られると、制御部30はヒートポンプ本体14へ湯の沸き上げ処理を指示する。
これにより、貯湯タンク1内の水はヒートポンプ本体14に内蔵されている循環ポンプ(図示せず)の運転により、貯湯タンク1の下部から加熱用循環回路15に取り出されてヒートポンプ本体14で熱交換される。そして、貯湯タンク1内の水は設定された所定の温度(例えば90℃)になるようヒートポンプ本体14で加熱昇温され、貯湯タンク1の上部に戻される(図1中、矢印a)。このヒートポンプ本体14、加熱用循環回路15の動作処理によって、貯湯タンク1の上部側から90℃の湯が少量づつ貯湯されていく。ヒートポンプ方式による沸き上げ処理は、温度センサ15aの温度が所定の温度(例えば60℃)以上になると、制御部30が貯湯タンク1の全量が沸き上がったと判断して沸き上げを終了させる。
次に、給湯システム100において蛇口18から一般給湯を行う場合の動作について説明する。蛇口18から一般給湯を行う場合、蛇口18を開くことによって、給水バイパス管2aを経由し供給される市水(図1中、矢印b)と貯湯タンク1を経由し出湯配管5を通して供給される湯(図1中、矢印c)が給湯用混合弁3によって混合される。このとき、制御部30は、給湯制御装置40からの指示情報に基づいて、使用者が設定した所望温度に市水と湯を給湯用混合弁3に混合させる。給湯用混合弁3によって混合された湯は、給湯配管4、一般給湯管17を経由して蛇口18から給湯される(図1中、矢印d)。
ここで、図2を用いて給湯制御装置40の構成について説明する。図2は、給湯制御装置40の構成を示すブロック図である。給湯制御装置40は、音声報知部41、音声報知I/F42、通信I/F43、表示I/F44、表示部45、入力I/F46、MCU(MicroController Unit)47、SW入力I/F48、運転SW49、給湯温度設定部60を備えている。
MCU47は、音声報知部41、音声報知I/F42、通信I/F43、表示I/F44、表示部45、入力I/F46、SW入力I/F48、運転SW49、給湯温度設定部60を制御する。MCU47は、給湯制御装置40を制御する種々の制御プログラム、通信処理プログラム、信号処理プログラム、診断プログラムをROM(Read Only Memory)(図示せず)に格納しており、これらのプログラム処理の結果や途中結果をRAM(Random Access Memory)(図示せず)に格納しながら各種処理を実行する。
MCU47は、運転SW49から給湯処理の運転開始や停止などを指示する情報(信号)を受けると、制御部30に給湯処理の運転開始や停止を指示する情報を通信I/F43、通信線32を介して送信する。
MCU47は、給湯温度設定部60から給湯温度を指示する情報(温度設定信号)を受けると、この信号を読み取り、MCU47に実装されたプログラムによって適切に処理し、給湯温度指令値に設定(温度指令値の生成)する。MCU47は、実装している通信処理プログラムを用いて、設定した給湯温度指令値を給湯装置10の制御部30に送信する。MCU47は、給湯温度指令値を、通信I/F43、通信線32を介して制御部30に送信する。
音声報知部41は音声報知I/F42を介してMCU47に接続され、表示部45は表示I/F44を介してMCU47に接続されている。表示部45は、液晶モニタなどを備えて構成され、給湯装置10の運転状態、設定されている給湯温度指令値、給湯制御装置40の状態を表示する。表示部45は、MCU47に格納されたプログラムによって処理された結果(給湯装置10の運転状態など)を、MCU47から表示I/F44を介して受信し処理結果として表示する。ここでの表示部45は、例えば給湯温度設定部60の故障が発生したことを表示する。
音声報知部41は、スピーカなどを備えて構成され、給湯装置10の運転状態、設定されている給湯温度指令値、給湯制御装置40の状態を音声などによって報知(出力)する。音声報知部41は、MCU47に格納されたプログラムによって処理された結果(給湯装置10の運転状態など)を、MCU47から音声報知装置I/F42を介して受信し処理結果として報知する。音声報知I/F42は、音声報知部41とMCU47を接続するインタフェースであり、表示I/F44は、表示部45とMCU47を接続するインタフェースである。ここでの音声報知部41は、例えば給湯温度設定部60の故障が発生したことを報知する。なお、ここでの音声報知部41、表示部45が特許請求の範囲に記載の故障報知部に対応する。
給湯温度設定部60は、入力I/F46を介してMCU47に接続され、運転SW49はSW入力I/F48を介してMCU47に接続されている。給湯温度設定部60は、給湯温度を設定するためのボタン(図示せず)などを備えており、使用者によって給湯温度設定部60に入力される情報(給湯温度を指示する情報)は、入力I/F46を介してMCU47に送信される。以下の説明では、給湯温度設定部60、入力I/F46、MCU47を給湯温度設定機構80として説明する。なお、ここでの給湯温度設定部60と入力I/F46が特許請求の範囲に記載の給湯温度設定部に対応し、MCU47が特許請求の範囲に記載の温度指示部と故障検出部に対応する。
運転SW49は、給湯処理の運転開始、停止などの情報を入力するスイッチであり、運転SW49が使用者によって押下されると、給湯処理の運転開始や停止などを指示する情報がSW入力I/F48を介してMCU47に送信される。
入力I/F46は、給湯温度設定部60とMCU47を接続するインタフェースであり、SW入力I/F48は運転SW49とMCU47を接続するインタフェースである。通信I/F43は、通信線32を介して給湯装置10と通信を行なう通信インタフェースである。通信I/F43は、MCU47と接続されている。
図3を用いて給湯制御装置40が備える実施の形態1の給湯温度設定機構80について説明する。図3は、実施の形態1に係る給湯制御装置の給湯温度設定機構の構成を示す図である。
給湯温度設定部60は、給湯温度上昇設定SW61、給湯温度下降設定SW62を備えている。給湯温度設定部60は、給湯温度上昇設定SW61と給湯温度下降設定SW62に内蔵された接点61a、接点61b、接点62a、接点62bを相互に組み合わせて接続し、入力I/F46を介してMCU40に接続されている。
ここでは、接点61a側の配線と接点62b側の配線(図3の上側の配線)が接続されており、接点61b側の配線と接点62a側の配線(図3の下側の配線)が接続されている。
給湯温度上昇設定SW61は、入力I/F46と接続されており、接点61a,61bの何れか一方(閉じられた接点)を介して入力I/F46と接地点を接続できる構成となっている。また、給湯温度下降設定SW62は、接地点と接続されており、接点62a,62bの何れか一方(閉じられた接点)を介して接地点と入力I/F46を接続できる構成となっている。
給湯温度上昇設定SW61は2つの接点(接点61a、接点61b)を連動して開閉可能なプッシュスイッチである。使用者が給湯温度を上昇させようとした場合に、使用者の操作(外部入力される情報)によって給湯温度上昇設定SW61を押し下げる(オン)処理があると接点61aは閉じ、接点61bは開放される。また、給湯温度上昇設定SW61を使用者が離す(オフ)と接点61aは開放され、接点61bは閉じる。
給湯温度下降設定SW62は、給湯温度上昇設定SW61と同様に2つの接点(接点62a、接点62b)を連動して開閉可能なプッシュスイッチである。使用者が給湯温度を下降させようとした場合に、使用者の操作によって給湯温度下降設定SW62を押し下げる(オン)処理があると接点62aは閉じ、接点62bは開放される。また、給湯温度下降設定SW62を使用者が離す(オフ)と接点62aは開放され、接点62bは閉じる。
このため、給湯温度上昇設定SW61が押下されていない(オフ)状態では、接点61aと62aが開放され、接点61bと62bが閉じている。したがって、この場合、入力I/F46と接地点は接点61aと62aの両方(図3の上側の配線と下側の配線)で非接続となり、入力I/F46と接地点は接続されない。
給湯温度上昇設定SW61が押下(オン)されると、接点61aが閉じる。これにより、入力I/F46は接点61aと接点62bを介して接地点に接続される。また、給湯温度下降設定SW62が押下(オン)されると、接点62aが閉じる。これにより、入力I/F46は接点61bと接点62bを介して接地点に接続される。
給湯温度設定部60と入力I/F46は、給湯温度上昇設定SW61がオンの場合に、給湯温度上昇設定SW信号(給湯温度を上昇させる指示情報)50aをMCU47に入力する。給湯温度設定部60、入力I/F46は、給湯温度下降設定SW62がオンの場合に、給湯温度下降設定SW信号(給湯温度を下降させる指示情報)50bをMCU47に入力する。
MCU47は、入力I/F46からの給湯温度上昇設定SW信号50a、給湯温度下降設定SW信号50bをそれぞれ入力する信号入力ポート51a,51bを備えている。MCU47は、内蔵するプログラムによって、信号入力ポート51aに入力された給湯温度上昇設定SW信号50aを読み出す。MCU47は、信号入力ポート51aに入力された給湯温度上昇設定SW信号50aがLowレベルであれば給湯温度上昇設定SW61がオンであると判断し、Highレベルであれば給湯温度上昇設定SW61がオフであると判断する。
同様に、MCU47は、内蔵するプログラムによって、信号入力ポート51bに入力された給湯温度下降設定SW信号50bを読み出す。MCU47は、信号入力ポート51bに入力された給湯温度下降設定SW信号50bがLowレベルであれば給湯温度下降設定SW62がオンであると判断し、Highレベルであれば給湯温度下降設定SW62がオフであると判断する。
また、給湯温度上昇設定SW61と給湯温度下降設定SW62を同時にオンさせた場合には、給湯温度上昇設定SW信号50aと給湯温度下降設定SW信号50bがともにHighレベルとなる回路構成となっている。このため、給湯温度上昇設定SW61と給湯温度下降設定SW62を同時にオンさせた場合には、MCU47において給湯温度上昇設定SW61と給湯温度下降設定SW62の両方がオフであるとして処理される。ここでは、給湯温度上昇のための操作(給湯温度上昇設定SW61のオン)と給湯温度下降のための操作(給湯温度下降設定SW62のオン)が使用者によって同時に操作されることは相反する操作入力のため、MCU47において給湯温度上昇設定SW61と給湯温度下降設定SW62の両方がオフであるとして処理する。
ここで、給湯温度上昇設定SW61と給湯温度下降設定SW62のオン、オフの組み合わせに対する、給湯温度上昇設定SW信号50aと給湯温度下降設定SW信号50bの組み合わせについて説明する。図4は、図3の回路構成において、回路が正常な場合の信号の組合せを示す図である。
図3に示した回路構成例によると図4に示すように、給湯温度上昇設定SW61がオンで給湯温度下降設定SW62がオンの場合、給湯温度上昇設定SW信号50a、給湯温度下降設定SW信号50bがHighとなる。給湯温度上昇設定SW61がオンで給湯温度下降設定SW62がオフの場合、給湯温度上昇設定SW信号50aがLowで給湯温度下降設定SW信号50bがHighとなる。
また、給湯温度上昇設定SW61がオフで給湯温度下降設定SW62がオンの場合、給湯温度上昇設定SW信号50aがHighで、給湯温度下降設定SW信号50bがLowとなる。給湯温度上昇設定SW61がオフで給湯温度下降設定SW62がオフの場合、給湯温度上昇設定SW信号50a、給湯温度下降設定SW信号50bがHighとなる。
このように、給湯温度上昇設定SW61と給湯温度下降設定SW62のオン、オフの組み合わせに対してとりうる給湯温度上昇設定SW信号50aと給湯温度下降設定SW信号50bの組み合わせにおいて、両方の信号がLowレベルであるという状態はありえない。
すなわち、何れの信号もLowレベルであるという状態は、接点61a、接点61b、接点62a、接点62bのうちいずれかの接点が固着した場合である。このため、MCU47に内蔵されたプログラムによって、容易に給湯温度設定部60の故障(接点61a、接点61b、接点62a、接点62bのうちいずれかの接点が固着した状態)を検出することができる。
給湯制御装置40を構成するMCU47は、給湯温度設定部60の故障を検出した場合、MCU47に内蔵された通信処理プログラムによって給湯装置10の制御部30に対してMCU47に予め記憶しておいた所定値を給湯温度指令値として送信する。ここでの給湯温度指令値(所定値)は、入浴やシャワーに適した温度とすることが望ましい。このような温度設定にすることで給湯温度設定部60の故障によって給湯温度を変更することができなくなった場合であっても、給湯制御装置40の故障が復旧するまでの期間においても、日常生活の上で最低限必要な給湯(入浴やシャワーに適した温度)を得ることができ、使用者の利便性を最低限確保することが可能となる。
また、MCU47は、給湯温度設定部60の故障を検出した場合に、表示部45あるいは音声報知部41を通じて給湯温度設定部60に故障が発生したことを使用者に報知する。
これにより、給湯制御装置40は、給湯温度設定部60に故障が発生したことを使用者に報知することが可能となり、使用者は給湯温度設定部60の修理の必要性を容易に認識することが可能となる。
なお、実施の形態1では、制御部30と給湯制御装置40を通信線32で接続する構成としたが、制御部30と給湯制御装置40を無線通信によって接続する構成としてもよい。
また、実施の形態1では、給湯温度設定部60において、入力I/F46側に給湯温度上昇設定SW61を配置し、接地点側に給湯温度下降設定SW62を配置する構成としたが、入力I/F46側に給湯温度下降設定SW62を配置し、接地点側に給湯温度上昇設定SW61を配置する構成としてもよい。
このように実施の形態1によれば、給湯システム100が故障した場合に、簡易な構成で、給湯温度設定部60の修理の必要性を容易に報知することが可能となる。これにより、給湯システム100において故障が発生した場合に、給湯制御装置40に故障が発生したことを容易に判断することが可能となり、故障の適切な修理を迅速に行なうことが可能となる。
実施の形態2.
実施の形態2では、給湯制御装置40が、給湯温度設定部60の故障が発生したことを示す情報を通信手段(通信線32)によって制御部30に伝達する。給湯温度設定部60の故障を通信手段によって伝達された制御部30は、制御部30が搭載する図示しないMCUに予め記憶設定された所定値を給湯温度指令値として給湯温度を制御する。ここでの給湯温度指令値は、入浴やシャワーに適した温度とすることが望ましい。
このように実施の形態2によれば、給湯温度設定部60の故障を通信手段によって制御部30に伝達し、制御部30に予め記憶設定された所定値を給湯温度指令値として給湯温度を制御するので、給湯温度設定部60の故障によって給湯温度を変更することができなくなった場合であっても、給湯制御装置40の故障が復旧するまでの期間においても、日常生活の上で最低限必要な給湯を得ることができ、簡易な構成の給湯制御装置40によって、使用者の利便性を最低限確保することが可能となる。
実施の形態3.
つぎに、図5を用いて実施の形態3について説明する。実施の形態1では、給湯装置10が1つの給湯制御装置40と接続される場合について説明したが、利便性を向上させるために主として家庭で給湯利用される浴室や台所などに複数の給湯制御装置40を備える構成とし、給湯装置10を複数の給湯制御装置40と通信可能としてもよい。すなわち、実施の形態3では、給湯システム100において、1つの制御部30(給湯装置10)に2つの給湯制御装置(第1の給湯制御装置40a、第2の給湯制御装置40b)が接続されている。
図5は、実施の形態3に係る給湯システムの構成を示す図である。給湯装置10の制御部30と、第1の給湯制御装置40a、第2の給湯制御装置40bは、通信線32を介して接続されている。ここでは、給湯システム100として、制御部30、第1の給湯制御装置40a、第2の給湯制御装置40b、通信線32のみを図示している。なお、実施の形態3の給湯システム100は、制御部30と給湯制御装置40の接続以外の構成は、実施の形態1の給湯システム100と同様の構成を有している。
ここで、2つの給湯制御装置40(第1の給湯制御装置40a、第2の給湯制御装置40b)のうち、第1の給湯制御装置40aの給湯温度設定部60に故障が発生した場合の動作を説明する。
第1の給湯制御装置40aの給湯温度設定部60に故障が発生した場合、第1の給湯制御装置40aは、第1の給湯制御装置40aの給湯温度設定部60に故障が発生したことを制御部30に伝達する。
これにより、制御部30は第1の給湯制御装置40a(給湯温度設定部60)が故障であることを認識し、第2の給湯制御装置40bから伝達される給湯温度指令値のみを給湯温度指令値として給湯温度を制御する。
なお、実施の形態3では給湯システム100において、1つの制御部30に2つの給湯制御装置(第1の給湯制御装置40a、第2の給湯制御装置40b)が接続されている場合について説明したが、1つの制御部30に3つ以上の給湯制御装置が接続される構成としてもよい。
また、第1の給湯制御装置40aは故障を検出しているため、表示部45や音声報知部41を用いて使用者に故障(第1の給湯制御装置40aの故障)の発生を報知してもよい。なお、制御部30と第1の給湯制御装置40aとの間の通信による情報伝達、制御部30と第2の給湯制御装置40bとの間の通信による情報伝達は、本実施の形態3に示した範囲に限定されることは無い。制御部30は、一方の給湯制御装置が故障である場合であっても、正常な他方の給湯制御装置側からの給湯温度指令値を給湯温度指令値と識別できれば十分である。
このように実施の形態3によれば、給湯システム100が複数の給湯制御装置を備え、それぞれが給湯装置10と接続しているので、1つの給湯制御装置(給湯温度設定部60)に故障が発生した場合であっても、他の給湯制御装置(故障が発生していない給湯制御装置)から給湯装置10に所望の給湯温度を設定することができる。これにより、何れかの給湯制御装置に故障が発生した場合であっても、実施の形態1,2の給湯システム100よりも使用者対して日常生活における利便性の制約を少なくさせることが可能になる。
実施の形態4.
つぎに、図6〜図8を用いて実施の形態4について説明する。実施の形態4では、MCU47が、給湯温度を上下させる指示がSW(給湯温度上昇設定SW61、給湯温度下降設定SW62)から入力されなかったことを示す信号を、入力I/F46から入力するポートを備えている。
図6は、実施の形態4に係る給湯制御装置の給湯温度設定機構の構成を示す図である。図6の各構成要素のうち図3に示す実施の形態1の給湯温度設定機構80と同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
実施の形態4に係る給湯温度設定機構80の給湯温度設定部60は、給湯温度上昇設定SW61と給湯温度下降設定SW62に内蔵された接点61a、接点61b、接点62a、接点62bを相互に組み合わせて接続し、給湯温度が上下させる指示(操作)がSW(給湯温度上昇設定SW61、給湯温度下降設定SW62)から入力されなかったことを示す信号(以下、温度設定非入力信号50cという)をMCU40に入力するよう構成されている。
ここでは、接点61b側の配線と接点62b側の配線(図の中段の配線)が接続されおり、接点61a側の配線(図6の上段の配線)、接点62a側の配線(図6の下段の配線)は、何れも他の接点と接続されていない。
給湯温度上昇設定SW61は、入力I/F46と接続されており、接点61a,61bの何れか一方(閉じられた接点)を介して入力I/F46と接地点を接続できる構成となっている。また、給湯温度下降設定SW62は、接地点と接続されており、接点62a,62bの何れか一方(閉じられた接点)を介して接地点と入力I/F46を接続できる構成となっている。
給湯温度上昇設定SW61が押下されていない(オフ)状態では、接点61aと62aが開放され、接点61bと62bが閉じている。したがって、この場合、接点61bと62bを介して入力I/F46と接地点が接続される。給湯温度上昇設定SW61が押下(オン)されると、接点61aが閉じ、接点61bが開放される。これにより、入力I/F46は接点61aを介して接地点に接続される。また、給湯温度下降設定SW62が押下(オン)されると、接点62aが閉じ、接点62bが開放される。これにより、入力I/F46は接点62aを介して接地点に接続される。
給湯温度設定部60は、給湯温度上昇設定SW61がオフで給湯温度下降設定SW62がオフの場合に、入力I/F46を介して温度設定非入力信号50cをMCU47に入力する。
給湯温度設定部60は、給湯温度上昇設定SW61がオンの場合に、入力I/F46を介して給湯温度上昇設定SW信号50aをMCU47に入力する。給湯温度設定部60は、給湯温度下降設定SW62がオンの場合に、入力I/F46を介して給湯温度下降設定SW信号50bをMCU47に入力する。
MCU47は、信号入力ポート51a,51bに加えて入力I/F46からの温度設定非入力信号50cを入力する信号入力ポート51cを備えている。MCU47は、内蔵するプログラムによって、信号入力ポート51aに入力された給湯温度上昇設定SW信号50aを読み出す。MCU47は、信号入力ポート51aに入力された給湯温度上昇設定SW信号50aがLowレベルであれば給湯温度上昇設定SW61がオンであると判断し、Highレベルであれば給湯温度上昇設定SW61がオフであると判断する。
また、MCU47は、内蔵するプログラムによって、信号入力ポート51bに入力された給湯温度下降設定SW信号50bを読み出す。MCU47は、信号入力ポート51bに入力された給湯温度下降設定SW信号50bがLowレベルであれば給湯温度下降設定SW62がオンであると判断し、Highレベルであれば給湯温度下降設定SW62がオフであると判断する。
また、MCU47は、内蔵するプログラムによって、信号入力ポート51cに入力された温度設定非入力信号50cを読み出す。MCU47は、信号入力ポート51cに入力された温度設定非入力信号50cがLowレベルであれば給湯温度上昇設定SW61と給湯温度下降設定SW62がともにオフであると判断し、Highレベルであれば給湯温度上昇設定SW61と給湯温度下降設定SW62がともにオフであると判断する。
ここで、給湯温度上昇設定SW61と給湯温度下降設定SW62のオン、オフの組み合わせに対する、給湯温度上昇設定SW信号50a、給湯温度下降設定SW信号50b、温度設定非入力信号50cの組み合わせについて説明する。図7は、図6の回路構成において、回路が正常な場合の信号の組合せを示す図である。
図6に示した回路構成例によると図7に示すように、給湯温度上昇設定SW61がオンで給湯温度下降設定SW62がオンの場合、給湯温度上昇設定SW信号50a、給湯温度下降設定SW信号50bがLowで温度設定非入力信号50cがHighとなる。
給湯温度上昇設定SW61がオンで給湯温度下降設定SW62がオフの場合、給湯温度上昇設定SW信号50aがLowで、給湯温度下降設定SW信号50b、温度設定非入力信号50cがHighとなる。
給湯温度上昇設定SW61がオフで給湯温度下降設定SW62がオンの場合、給湯温度上昇設定SW信号50a、温度設定非入力信号50cがHighで給湯温度下降設定SW信号50bがLowとなる。
給湯温度上昇設定SW61がオフで給湯温度下降設定SW62がオフの場合、給湯温度上昇設定SW信号50a、給湯温度下降設定SW信号50bがHighで温度設定非入力信号50cがLowとなる。
図8は、図6に示した回路構成において回路が正常時にはありえない信号の組み合わせを示す図である。図8に示すように、回路が正常時に給湯温度上昇設定SW信号50a、給湯温度下降設定SW信号50b、温度設定非入力信号50cの組合せとして、これら全てがHighや全てがLowの場合はありえない。また、給湯温度上昇設定SW信号50a、給湯温度下降設定SW信号50b、温度設定非入力信号50cがHigh、High、Lowの場合や、Low、High、Lowの場合はありえない。このように、図6に示した回路構成において、図8に示す信号の組み合わせが検出された場合、MCU47は、図6に示した回路に何らかの故障が発生したと判断できる。
このように、実施の形態4によれば、MCU47に対し、給湯温度上昇設定SW信号50a、給湯温度下降設定SW信号50b、温度設定非入力信号50cを入力し、これらの入力信号に基づいて、給湯温度設定部60の異常を検出しているので、実施の形態1で説明した給湯温度設定機構80よりも正確に給湯温度設定部60の異常を検出することが可能となる。
実施の形態5.
つぎに、図9を用いて実施の形態5について説明する。実施の形態5では、給湯温度設定機構80が連動して動作する2つの可変抵抗器を備えており、この2つの可変抵抗器からMCU47に入力される2つのアナログ信号値を用いて、可変抵抗器の故障を検出する。
図9は、実施の形態5に係る給湯制御装置の給湯温度設定機構の構成を示す図である。図9の各構成要素のうち図3,6に示す実施の形態1,4の給湯温度設定機構80と同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
実施の形態5に係る給湯温度設定機構80は、2つの給湯温度設定部(第1の給湯温度設定部73、第2の給湯温度設定部74)を備えている。第1の給湯温度設定部73は、連動して動作する可変抵抗器71を有し、第2の給湯温度設定部74は、連動して動作する可変抵抗器72を有している。第1の給湯温度設定部73、第2の給湯温度設定部74は、それぞれ連動して動作する可変抵抗器71,72を主たる給湯温度の設定手段としている。
MCU47は、第1の給湯温度設定部73から送られる第1の給湯温度設定信号52a、第2の給湯温度設定部74から送られる第2の給湯温度設定信号52bをそれぞれ入力するポート(第1給湯温度設定信号入力ポート53a、第2給湯温度設定信号入力ポート53b)を備えている。すなわち、連動して動作する可変抵抗器71,72からの信号が、MCU47のA/Dコンバータのポートとなっている第1給湯温度設定信号入力ポート53a、第2給湯温度設定信号入力ポート53bに入力されるよう、MCU47と第1の給湯温度設定部73、第2の給湯温度設定部74が接続されている。
このように、使用者による操作(可変抵抗器71,72の操作)に連動してMCU47に複数のアナログ信号としての給湯温度設定値を入力するよう構成しているので、一方の可変抵抗器が故障した場合にはMCU47に入力される2つのアナログ信号値が大きく異なることとなり、容易に可変抵抗器の異常を検出することができる。
MCU47に入力される2つのアナログ信号値の比較として、双方の信号値自体を比較してもよいし、双方の信号のそれぞれの信号の変化率を比較してもよい。また、双方の信号値自体の比較、双方の信号のそれぞれの信号の変化率の比較を組み合わせてもよい。
このように、実施の形態5によれば、給湯温度設定部を第1の給湯温度設定部73、第2の給湯温度設定部74によって構成し、第1の給湯温度設定部73、第2の給湯温度設定部74がそれぞれ可変抵抗器71,72を備えているので、給湯温度設定部をボリューム(可変抵抗)で構成した場合であっても、簡易な構成で給湯温度設定部の異常を検出することが可能となる。
なお、実施の形態1〜5において給湯装置10の熱源は特に限定されず、例えば、灯油、LPG(Liquefied Petroleum Gas)、LNG(Liquefied Natural Gas)等の燃料の燃焼によって発生する熱を熱源としてもよいし、電力によって電気ヒーターやヒートポンプを駆動してもよいし、これらの熱源によって加熱された湯をタンクに貯湯し、貯湯された湯を熱源としてもよい。
以上のように、本発明にかかる給湯制御装置および給湯システムは、給湯装置の遠隔制御を行なう給湯制御装置の故障の検出に適している。
実施の形態1に係る給湯制御装置を備えた給湯システムの構成を示す図である。 給湯制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る給湯制御装置の給湯温度設定機構の構成を示す図である。 図3の回路構成において回路が正常な場合の信号の組合せを示す図である。 実施の形態3に係る給湯システムの構成を示す図である。 実施の形態4に係る給湯制御装置の給湯温度設定機構の構成を示す図である。 図6の回路構成において回路が正常な場合の信号の組合せを示す図である。 図6に示した回路構成において回路が正常時にはありえない信号の組み合わせを示す図である。 実施の形態5に係る給湯制御装置の給湯温度設定機構の構成を示す図である。
符号の説明
1 貯湯タンク
2 給水配管
2a 給水バイパス管
3 給湯用混合弁
4 給湯配管
5 出湯配管
10 給湯装置
14 ヒートポンプ本体
15 加熱用循環回路
15a 温度センサ
17 一般給湯管
18 蛇口
20 温度センサ
21 給湯温度センサ
30 制御部
32 通信線
40,40a,40b 給湯制御装置
41 音声報知部
42 音声報知I/F
43 通信I/F
44 表示I/F
45 表示部
46 入力I/F
47 MCU
48 SW入力I/F
49 運転SW
50a 給湯温度上昇設定SW信号
50b 給湯温度下降設定SW信号
50c 温度設定非入力信号
51a〜51c 信号入力ポート
52a 第1給湯温度設定信号
52b 第2給湯温度設定信号
53a,53b 給湯温度設定信号入力ポート
60 給湯温度設定部
61 給湯温度上昇設定SW
62 給湯温度下降設定SW
61a,61b 接点
62a,62b 接点
71,72 可変抵抗器
73 第1給湯温度設定部
74 第2給湯温度設定部
80 給湯温度設定機構
100 給湯システム

Claims (6)

  1. 外部装置から提供される水を設定された給湯温度に加熱して給湯する給湯装置と接続し、当該給湯装置に前記給湯温度を指示する給湯制御装置において、
    前記給湯装置に前記給湯温度を指示する際に用いる信号を、前記給湯温度を設定する際に外部入力される情報に応じた複数種類の温度設定信号として生成する給湯温度設定部と、
    前記給湯温度設定部が生成した温度設定信号に基づいて前記給湯装置に所定の給湯温度を設定させる温度指令値を生成し前記給湯装置に送信する温度指示部と、
    前記温度指示部に入力される前記給湯温度設定部が生成した前記温度設定信号を用いて自装置の故障を検出する故障検出部と、
    を備えることを特徴とする給湯制御装置。
  2. 前記故障検出部が、前記自装置の故障を検出すると、
    前記温度指示部は、予め設定された所定の給湯温度を指定した温度指令値を生成し前記給湯装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の給湯制御装置。
  3. 前記故障検出部が、前記自装置の故障を検出すると、
    前記温度指示部は、前記給湯装置内に予め設定された所定の給湯温度で前記給湯装置に給湯させる指示情報を、前記給湯装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の給湯制御装置。
  4. 前記故障検出部の故障の検出結果に基づいて、前記自装置の故障を報知する故障報知部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の給湯制御装置。
  5. 外部装置から提供される水を設定された給湯温度に加熱して給湯する給湯装置と、前記給湯装置に接続して前記給湯装置に前記給湯温度を指示する給湯制御装置とを有した給湯システムにおいて、
    前記給湯制御装置は、
    前記給湯装置に前記給湯温度を指示する際に用いる信号を、前記給湯温度を設定する際に外部入力される情報に応じた複数種類の温度設定信号として生成する給湯温度設定部と、
    前記給湯温度設定部が生成した温度設定信号に基づいて前記給湯装置に所定の給湯温度を設定させる温度指令値を生成し前記給湯装置に送信する温度指示部と、
    前記温度指示部に入力される前記給湯温度設定部が生成した前記温度設定信号を用いて自装置の故障を検出する故障検出部と、
    を備えることを特徴とする給湯システム。
  6. 前記給湯制御装置は、複数からなり、
    前記故障検出部が自装置の故障を検出した給湯制御装置がある場合には、前記故障検出部が自装置の故障を検出していない給湯制御装置の温度指示部が前記温度指令値を生成して前記給湯装置に送信することを特徴とする請求項5に記載の給湯システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105686665A (zh) * 2016-04-08 2016-06-22 长沙理工大学 一种多功能饮水机控制系统
CN106292479A (zh) * 2016-11-16 2017-01-04 天津市盛丹电子技术发展有限公司 一种新型供水控制电路
CN106292480A (zh) * 2016-11-16 2017-01-04 天津市盛丹电子技术发展有限公司 一种新型供水控制器

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