JP2007320765A - 部品ピッキングシステム及び部品ピッキング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品のピッキング効率を向上させる。
【解決手段】無人搬送車1の走行経路4は、ピッキングエリア内においてループ状に設定される。部品棚21〜25は、複数の組立ラインそれぞれに対応して複数、備えられると共に、ループ状の経路4の外周囲に配置される。部品を組立ラインに送るための卸位置21b,22b,25bは、ループ状の経路上に、複数の組立ラインそれぞれに対応して設定される。無人搬送車1のループ状の経路を、各組立ラインへの部品供給状況に応じて、少なくとも1の部品棚及び卸位置を通過する経路を含む別のループ状の経路4a,4b,4cに変更する走行経路変更手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、組立ラインに部品を供給するための部品ピッキングシステム及び部品ピッキング方法に関する。
従来より、組立ラインに供給する部品を無人搬送車を利用して搬送するシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。このシステムでは、部品棚が配置された部品ピッキングエリアと組立ラインとの間を無人搬送車がループ状に走行し、それによって、部品棚から取り出された部品を部品ピッキングエリアから組立ラインへと搬送するように構成されている。
特開2004−1949号公報
ところで、前記文献に記載のシステムにおいては、無人搬送車の走行経路が、部品ピッキングエリア内では、直線状に設定され、その直線状の経路に沿って部品棚が配置されている。このため、部品棚から部品を取り出す作業者は、所望の部品を取り出すために、部品棚の前を往復移動することになり、戻り歩行ロスが発生してしまう。
また、前記システムでは、一つの組立ラインに対応して一つのピッキングエリアが設けられるため、ピッキングエリア毎に、必要最小限の人数を切り上げた数の人員を割り当てなければならず、人員の編成ロスが生じてしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、戻り歩行ロスや人員の編成ロスを削減して、部品のピッキング効率を向上させることにある。
本発明の部品ピッキングシステムは、ピッキングエリア内の所定位置に配置されかつ、組立ラインに供給する複数種類の部品をそれぞれ所定の位置に収容する部品棚と、予め設定された走行経路に沿って走行し、作業者によって部品棚から取り出された部品を、前記組立ラインに送るための卸位置まで搬送する無人搬送車と、を備える。
前記組立ラインは、複数存在し、前記無人搬送車の走行経路は、前記ピッキングエリア内においてループ状に設定され、前記部品棚は、前記複数の組立ラインそれぞれに対応して複数、備えられると共に、前記ループ状の経路の外周囲の所定位置にそれぞれ配置され、前記卸位置は、前記ループ状の経路上に、前記複数の組立ラインそれぞれに対応して複数、設定される。
そして、前記部品ピッキングシステムは、前記無人搬送車のループ状の経路を、前記各組立ラインへの部品供給状況に応じて、少なくとも1の部品棚及び卸位置を通過する経路を含む別のループ状の経路に変更する走行経路変更手段をさらに備える。
この構成によると、無人搬送車の走行経路をピッキングエリア内でループ状に設定するため、作業者は、無人搬送車に連れ添ってループ状に周回しながら、各部品棚から所望の部品を取り出すことができ、戻り歩行ロスが無くなる。
また、一つのループ状経路に対し、複数の組立ラインそれぞれに供給される部品を収納した複数の部品棚が配置されているため、そのループ状経路を周回するだけで、複数の組立ラインそれぞれに部品が供給されることになる。このように、複数の組立ラインそれぞれに対応する複数のピッキングゾーンを結合することによって、人員の編成ロスが削減される。つまり、例えば特定の組立ラインへ部品を供給するピッキングゾーンには、人員として1.5人が必要とし、他の組立ラインへ部品を供給するピッキングゾーンには、人員として2.5人が必要であると仮定した場合、これらのピッキングゾーンを個別に構成したのでは、それぞれで人数を切り上げなければならないため、2+3=5人が必要となる。これに対し、前述の通り、複数のピッキングゾーンを結合した構成では、1.5+2.5=4人で対応可能になる。従って、最小限の人員で、複数の組立ラインへの部品の供給が可能になる。
さらに、各組立ラインへの部品の供給状況に応じて、ループ状の経路を別のループ状経路に変更することによって、部品の供給状況の変化に柔軟に対応することが可能になる。また、変更後の走行経路もループ状に設定されるため、前述したように、戻り歩行ロスが削減される。
前記走行経路変更手段は、稼働状態の組立ラインに対応する部品棚及び卸位置を通過する経路を含みかつ、非稼働状態の組立ラインに対応する部品棚及び卸位置を通過する経路を含まないループ状の経路に変更する、としてもよい。
こうすることで、前述したように、戻り歩行ロス等を削減しつつ、稼働状態の組立ラインに対してのみ部品を供給することが実現する。また、変更後の経路は、非稼働状態の組立ラインに対応する部品棚及び卸位置を通過する経路を含まないことで、相対的に周回距離が短くなり、そのことによる効率の向上も図られる。
尚、各組立ラインへの部品供給状況としては種々の状況が考えられ、例えば特定の組立ラインが故障等によって停止した場合、残業追い込み操業等の理由で特定の組立ラインのみを稼働させる場合、等が考えられる。
前記各部品棚は、前記無人搬送車の走行方向に延びて配置され、前記無人搬送車は、前記各部品棚の前の経路を停止することなく所定の速度で走行する、としてもよい。
無人搬送車を停止させないでピッキング作業を行うことにより、無人搬送車の周回に要する時間が短縮して効率が向上する。
また、前記各部品棚は、複数種類の部品を前記無人搬送車の走行方向に並べて収納しており、前記無人搬送車は、前記部品棚の前の経路を走行する際の走行速度を、当該部品棚に収納されている部品の種類に応じて変更する、としてもよい。
部品の種類毎にピッキング作業に要する時間は異なるが、その作業時間の長短に応じて無人搬送車の走行速度を制御することによって、作業効率が向上する。
本発明の部品ピッキング方法は、複数の組立ラインそれぞれに対応して複数、備えられかつそれぞれ所定位置に配置された部品棚が外周囲に位置するように、ピッキングエリア内に無人搬送車の走行経路をループ状に設定すると共に、前記組立ラインに部品を送るための卸位置を前記複数の組立ラインそれぞれに対応して複数、前記ループ状の経路上に設定する走行経路設定工程と、前記無人搬送車が、前記ループ状の経路に沿って走行する走行工程と、作業者によって部品棚から取り出された部品を、前記無人搬送車が前記卸位置まで搬送する搬送工程と、前記各組立ラインへの部品供給状況に応じて、前記ループ状の走行経路を、少なくとも1の部品棚及び卸位置を通過する経路を含む別のループ状の経路に変更する走行経路変更工程と、を含む。
この構成によって、前述したように、戻り歩行ロス及び人員の編成ロス等が無くなり、ピッキング効率が向上すると共に、各組立ラインへの部品供給状況の変化に対して、ピッキング効率を低下させることなく、対応することができる。
前記組立ラインは、車両のインストルメントパネル組立ライン及びドア組立ラインを含む、としてもよい。
以上説明したように、本発明の部品ピッキングシステム及びピッキング方法によると、ピッキングエリア内に設定された一つのループ状の経路によって、複数の組立ラインへの部品供給を行うため、戻り歩行ロス及び人員の編成ロス等が無くなり、効率化が図られると共に、各組立ラインへの部品供給状況に応じて、そのループ状の経路を別のループ状経路に変更することによって、各組立ラインへの部品供給状況の変化に対し容易に対応することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明に係る部品ピッキングシステムSが適用されたピッキングエリアの平面図を示している。尚、以下において、図1の上側を「前」、下側を「後」、右側を「右」、左側を「左」と呼ぶことにする。
この部品ピッキングシステムSは、詳しくは後述するが、無人搬送車(Auto-Guide Vehicle:以下、AGVという)1の走行経路4が、ピッキングエリア内においてループ状に設定されると共に、そのループ状の走行経路が、図示は省略する複数の組立ラインのそれぞれに供給される部品を収容した複数の部品棚21〜25それぞれを通過するよう設定されている点が特徴である。尚、複数の組立ラインは、本実施形態では、車両の右ドアの組立ライン、左ドアの組立ライン及びインストルメントパネル(以下、インパネと略す)の組立ラインとなっているが、これに限るものではない。
そして、本部品ピッキングシステムSでは、そのループ状の経路上を、複数台のAGV1(図例では6台のAGV1)が同時に走行するようになっており、AGV一台につき一人の作業者Mが、AGV1と共に移動する。各作業者Mは、各部品棚21〜25から所望の部品を取り出して、それをAGV1に積載した容器3(図5,7参照)内に入れるピッキング作業を行う。従って、各AGV1及び作業者Mは、ループ状の経路4に沿ってピッキングエリア内を周回することになる。
前記ピッキングエリア内には、部品棚として、右ドアの組立ラインに供給する複数種類の部品を収納する1つの部品棚(右ドアライン用部品棚21)、左ドアの組立ラインに供給する複数種類の部品を収納する1つの部品棚(左ドアライン用部品棚22)、及びインパネの組立ラインに供給する複数種類の部品を収容する3つの部品棚(第1〜第3インパネライン用部品棚23〜25)の、合計5つが設置されている。
前記ループ状の経路4は、前側路41、後側路42、右側路43、及び左側路44からなりかつ、左右方向が前後方向に比べて大幅に長い扁平な矩形状に形成されている。
右ドア及び左ドアライン用部品棚21,22はそれぞれ、その扁平矩形状の走行経路における右側の領域内で、そのループ状の経路4の外周囲の所定位置に配設されている。すなわち、右ドアライン用部品棚21は、前側路41の右側部分に沿って、部品の取出口をループの内方に向けた状態で配置され、左ドアライン用部品棚22は、後側路42の右側部分に沿って、部品の取出口をループの内方に向けた状態で配置されている。
これに対し、3つのインパネライン用部品棚23〜25はそれぞれ、扁平矩形状の走行経路における左側の領域内で、そのループ状の経路の外周囲の所定位置に配設されている。つまり、第3インパネライン用部品棚25は前側路41の左側部分に沿って、第1インパネライン用部品棚23は後側路42の左側部分に沿って、第2インパネライン用部品棚24は左側路44に沿って、それぞれ部品の取出口をループの内方に向けた状態で配置されている。
本ピッキングエリアでは、前記AGV1の走行方向が、図1における時計回り方向に設定されており、前記右ドアライン用部品棚21に対して左側の位置(走行方向の上流側の位置)には、前記右ドアライン用部品棚21から取り出された部品を入れる空容器を、AGV1に載せるための空容器積込ステーション21aが設定され、前記右ドアライン用部品棚21に対して右側の位置(走行方向の下流側の位置)には、右ドアライン用部品棚21から取り出された部品が入れられた実容器を、AGV1から降ろすための実容器卸しステーション21bが設定されている。
また同様に、前記左ドアライン用部品棚22に対して右側の位置(走行方向の上流側の位置)には、前記左ドアライン用部品棚22から取り出された部品を入れる空容器を、AGV1に載せるための空容器積込ステーション22aが設定され、前記左ドアライン用部品棚22に対して左側の位置(走行方向の下流側の位置)には、左ドアライン用部品棚22から取り出された部品が入れられた実容器を、AGV1から降ろすための実容器卸しステーション22bが設定されている。
そして、前記第1インパネライン用部品棚23に対して右側の位置(走行方向の上流側の位置)には、前記第1〜第3インパネアライン用部品棚23〜25から取り出された部品を入れる空容器を、AGV1に載せるための空容器積込ステーション23aが設定され、第3インパネライン用部品棚25に対して右側の位置(走行方向の下流側の位置)には、前記第1〜第3インパネアライン用部品棚23〜25から取り出された部品が入れられた実容器を、AGV1から降ろすための実容器卸しステーション25bが設定されている。
そうして、右ドアライン用部品棚21に対して右側に設定された実容器卸しステーション21bで降ろされた実容器は、別途右ドア組立ラインに搬送され、左ドアライン用部品棚22に対して左側に設定された実容器卸しステーション22bで降ろされた実容器は、別途左ドア組立ラインに搬送され、第3インパネライン用部品棚25に対して右側に設定された実容器卸しステーション25bで降ろされた実容器は、別途インパネ組立ラインに搬送される。
前記各部品棚21〜25は、図2に一例を示すように、上下方向に上段、中段及び下段の3段に構成されると共に、AGV1の走行方向には段毎に所定数に区画され、それによって各種部品をAGV1の走行方向に並んで収納する多数(図例では3×12の36個)の収納部26を備えている。
ここで、前記各組立ラインは、互いに異なる複数車種の部品を同時に組み立てる混流ラインとされており、各部品棚21〜25における上段、中段及び下段の各段は、その車種(車種A、車種B、及び車種C)に対応している。こうすることで、ピッキングすべき部品が一直線状に配置されることになり、作業者Mはピッキング対象の部品を簡単に見つけることができて作業時間を短縮することができる。尚、生産比率の高い車種の部品を、作業者Mが取り出しやすい中段に設定すれば(図例では、車種B)、作業負担の軽減が図られ、好ましい。
各段において、AGV1の走行方向上流側の収納部26には組立ラインにおいて後で組み付けられる部品(例えば部品1)が収納され、AGV1の走行方向下流側の収納部26には組立ラインにおいて先に組み付けられる部品(例えば部品3)が収納されており、これによって、図3に示すように、AGV1に積載される容器3内の下部には、組立ラインにおいて後に組み付けられる部品(部品1)が、容器3内の上部には、組立ラインにおいて先に組み付けられる部品(部品3)が入れられることになる。つまり、各部品棚21〜25において、前述したような部品の並びにしておくことによって、各組立ラインにおいて取り出される順番に(図例では、部品3,2,1の順番に)、各部品が容器3内で上から下に入れられることになる。
各部品棚21〜25には、作業者Mに対してピッキングすべき部品を指示するピッキング指示装置5が設けられている。図4は、ピッキング指示装置5の構成を示すブロック図を示している。
このピッキング指示装置5は、ランプコントローラ51と、このランプコントローラ51に対して入力部54を介して接続されたランプスイッチ52及び作業完了釦53と、このランプコントローラ51に対して出力部57を介して接続された表示器55及びランプ56と、を備えている。
前記ランプコントローラ51は、図2に示すように、各部品棚21〜25におけるAGV1の走行方向の上流側側部に取り付けられている。このランプコントローラ51は、各作業者Mが携帯する無線ハンディターミナル58との間で赤外線通信を行うと共に、表示器55及びランプ56に対する表示及び点灯制御を行う。
前記ランプスイッチ52は、前記ランプ56と一体化されたものであり、図2に示すように、部品棚21〜25の各収納部26に取り付けられている。このランプ56は、点灯することによって、作業者Mに対しピッキングすべき部品の位置を示すものであり、ランプスイッチ52は、作業者Mが部品を取り出したときに押し操作されて、その操作信号をランプコントローラ51に出力するものである。
前記作業完了釦53は、作業者Mがピッキング作業の完了後に操作する釦であり、図2に示すように、各部品棚21〜25におけるAGV1の走行方向の上流側及び下流側の両側それぞれに取り付けられている。
前記表示器55は、車種やランプの点灯数の情報等を表示するものであり、図2に示すように、各部品棚21〜25における上面の両端部にそれぞれ取り付けられている。
前記部品ピッキングシステムSが設置された工場内には、LAN(Local Area Network)が敷設されており、そのLANには、ハブ59aを介して無線アンテナ59bが接続されている。
前記無線ハンディターミナル58は、前記無線アンテナ59bとの間で無線通信が可能であり、それによって、無線ハンディターミナル58は、LAN、ハブ59a、及び無線アンテナ59bを介して車種情報及び部品情報等を含む生産指示情報を取得する。
この構成のピッキング指示装置5は、以下のように動作する。つまり、AGV1と共に移動する作業者Mは、部品棚の手前に到達したときに無線ハンディターミナル58をランプコントローラ51に載置する。このことによって、無線ハンディターミナル58とランプコントローラ51との間の赤外線通信によって、予め取得されていた生産指示情報が無線ハンディターミナル58からランプコントローラ51に送られる。
ランプコントローラ51は、その生産指示情報に従って、出力部57を介して表示器55に、車種やランプの点灯数等の情報を表示させると共に、ピッキングすべき部品を収容する収納部26のランプ56を点灯させる。
作業者Mは、AGV1と共に部品棚の前を移動しながら(尚このとき、後述するようにAGV1は停止しない)、表示器55の表示及びランプ56の点灯に従って所定の収納部26から部品を取り出し、AGV1に積載した容器3内にその部品を入れる作業を順次行う。尚、作業者Mは、部品を取り出した際には、その取り出した収納部26のランプスイッチ52を押し操作する。それによって、ランプ56が消灯すると共に、その操作信号が入力部54を介してランプコントローラ51に入力される。
また、作業者Mは、指示された部品を全てピッキングし、部品棚の走行方向下流側位置に到達したときには、作業完了釦53を押し操作する。それによって、操作信号が入力部54を介してランプコントローラ51に入力され、ランプコントローラ51は、前述したランプスイッチ52からの各入力と生産指示情報との照合を行う。そうして、部品のピッキングが正確に行われているかを判定し、判定の結果、ピッキングミスが生じているときには、作業者Mに対して警報を出す。
前記各AGV1は、図5〜7に示すように、車体11aと、回転軸が車幅方向に固定された状態で車体11aの後部に対して取り付けられた固定輪11bと、回転軸が揺動可能に車体11aの前部に対し取り付けられた自在輪11cと、同じく回転軸が揺動可能に、固定輪と自在輪との間で車体11aに対し取り付けられかつ、図5〜7では図示を省略する駆動部(モータ)19aによって左右独立に駆動力が発生する駆動輪11dとの3種類の車輪を備えている。ここで、本AGV1では、左右の駆動輪11dの回転差によって舵を切る構成とされているが、これに限定されるものではない。
AGV1には、その前端に、AGV1の前方に存在する障害物を検知する障害物センサ12aと、前端に突出して障害物に衝突したことを検出する安全バンパー12bと、が取り付けられている。また、駆動輪11dの前側位置には、後述するように、磁気棒6によって形成された走行経路4を検出するガイドセンサ12cが取り付けられかつ、駆動輪11dの後側位置には、後述するように、走行経路4に沿って所定位置に配置された番地板46を読み取る番地板センサ12dが取り付けられている。さらに、AGV1の後端には、作業者Mによって操作される非常停止釦12eが取り付けられている。
また、AGV1の前部には、制御部(図8参照)13が収容された収容箱13aが配設されていると共に、その収容箱13aの上面に、手動操作部13bが設けられている。この手動操作部13bには、その詳細な図示は省略するが、AGV1の電源切/入を切り換えるキースイッチであるセレクトスイッチと、リセット釦、非常停止釦、起動釦、及び停止釦と、の各スイッチが配置されると共に、バッテリ電圧メータ、タッチパネル表示器が配設されている。尚、符号19cは、シグナルタワーであり、符号13cは、バッテリである。
AGV1の車体11aには、容器3が積載される積載段として、相対的に浅底の容器31が積載される上段部14と、相対的に深底の容器32が積載される下段部15と、を備えている。この内、上段部14を構成する後側の棚板14bは、図7に示すように車体11aに対してヒンジ結合されており、前記深底の容器32は、その棚板14bを起こした状態で下段部15に積載される。尚、上段部14及び下段部15を構成する各棚板14a、14b、15aには、容器3をAGV1の車幅方向に移動させるためのローラ16が取り付けられていると共に、棚板14a、15aには、容器3の落下を防止するストッパー17aを取り付ける取付部17が設けられている。
図8は、AGV1の制御ブロック図を示しており、前記制御部13には、入力部18aを介して前記非常停止釦12e、安全バンパー12b、ガイドセンサ12c、番地板センサ12d、障害物センサ12a、及び手動操作部13bからの信号が入力される。制御部13は、それらの入力に基づいて、出力部18bを介して、駆動部19a、停止ブレーキ19b、シグナルタワー19c、及び起動/警報ブザー19dに制御信号を出力し、AGV1を走行制御を行う。
具体的にAGV1は、前記ガイドセンサ12cによって走行経路4を検出しながら、その走行経路4に沿って走行すると共に、図1に示すように、走行経路4に沿って所定位置に配置された番地板46の情報を番地板センサ12dにより読み取って、走行速度を低速、中速、高速及び停止に変更する。それによってAGV1は、各部品棚21〜25の前を通過する経路である前側路41、後側路42、及び左側路44(ピッキングゾーン)では、基本的に中速(例えば30m/分程度)で走行し、部品棚が配置されていない右側路43(非ピッキングゾーン)では、高速(例えば42m/分程度)で走行する。
また、AGV1は、各空容器積込ステーション21a〜23aでは低速(例えば12m/分程度)で走行する。また、AGV1は、各実容器卸しステーション21b〜25b手前の各区間では低速で走行し、各実容器卸しステーション21b〜25bで停止する。
さらに、右ドア及び左ドアライン用部品棚21,22の前を通過する各経路においては、所定の部品が収納された収納部26の前を通過する区間(部品棚21,22の中央部分を通過する区間)では、AGV1は低速で走行する。ここでいう所定の部品は、具体的にはドアシール部品である。ドアシール部品は折りたたんで容器3に収容することから、ピッキング作業に要する時間がかかるため、AGV1の走行速度は低速に設定される。
このように本部品ピッキングシステムSでは、各AGV1は、各部品棚21〜25の前を、停止することなく、所定の速度で走行することになり、その分、ピッキング作業の効率化が図られる。
以上説明したように、AGV1の走行経路4は、複数の組立ラインのそれぞれに対応した複数の部品棚21〜25を通過する一つのループ状に設定されているが、この部品ピッキングシステムSでは、そのループ状の経路を、必要に応じて別のループ状の経路に変更することが可能に構成されている。
具体的には図1に一点鎖線で示すように、前側路41及び後側路42の略中央位置に、前後方向に延びて前側路41と後側路42とを互いに連結する仮想的な分岐路45が設定されており、図1に実線で示す大ループの走行経路(大ループ経路4a)と、図11に実線で示す小ループの走行経路(第1小ループ経路4b)と、図12に実線で示す小ループの走行経路(第2小ループ経路4c)と、の3つが、AGV1の走行経路として設定されている。
前記大ループ経路4aは、前述したように、右ドアライン用部品棚21と、それの実容器卸しステーション21b、左ドアライン用部品棚22と、それの実容器卸しステーション22b、及び、第1〜第3インパネライン用部品棚23〜25と、それらの実容器卸しステーション25b、を通過する経路を含む走行経路である。これに対し、第1小ループ経路4bは、右ドアライン用部品棚21と、それの実容器卸しステーション21b、左ドアライン用部品棚22と、それの実容器卸しステーション22b、を通過する経路を含み、第1〜第3インパネライン用部品棚23〜25と、それらの実容器卸しステーション25b、を通過する経路を含まない走行経路であり、第2小ループ経路4cは、第1〜第3インパネライン用部品棚23〜25と、それらの実容器卸しステーション25b、を通過する経路を含み、右ドアライン用部品棚21と、それの実容器卸しステーション21b、左ドアライン用部品棚22と、それの実容器卸しステーション22b、を通過する経路を含まない走行経路である。換言すれば、大ループ経路4aは、第1及び第2小ループ経路4b,4cを互いに連結した経路である。
そして、この部品ピッキングシステムSでは、AGV1の走行経路を、前記大ループ経路4a、並びに第1及び第2小ループ経路4b,4cの中から選択可能に構成されており、これら3つの経路の変更は、図9,10に示すように、磁気棒6の埋め込み位置を変更することによって行われる。
すなわち、前記AGV1の走行経路4は、工場の床面に磁気棒を埋め込むことによって構成されているが、本実施形態では、その走行経路4が、磁気棒が固定された固定路と、床面に形成された溝内に磁気棒を脱着可能にされた脱着路と、から構成されている。
具体的に、前記右側路43及び左側路44はそれぞれ固定路である。また、前側路41及び後側路42のそれぞれにおける分岐部分以外の区間(部品棚21〜23,25の前の区間)も固定路であると共に、分岐路45の中央の区間も固定路である(図9の太実線参照)。
これに対し、前側路41と分岐路45との連結部分に相当する床面には、前側路41の左側部分と右側部分とを互いに連結する(つまり、固定路同士を互いに連結する)第1連結溝61と、前側路41の右側部分と分岐路45とを互いに連結する(同様に固定路同士を互いに連結する)第2連結溝62と、前側路41の左側部分と分岐路45とを互いに連結する第3連結溝63と、がそれぞれ形成されている。これら第1〜第3連結溝61〜63は、図10に示すように、それぞれ磁気棒6を収容可能な幅及び深さを有しており、磁気棒6が各溝61〜63内に着脱可能とされている。尚、第2連結溝62及び第3連結溝63はそれぞれ、AGV1の最小回転半径に相当する曲率半径を有する。
また、後側路42と分岐路45との連結部分に相当する床面にも、前記と同様に、後側路42の左側部分と右側部分とを互いに連結する第1連結溝61と、後側路42の右側部分と分岐路45とを互いに連結する第2連結溝62と、後側路42の左側部分と分岐路45とを互いに連結する第3連結溝63と、がそれぞれ形成されており、磁気棒6が各溝61〜63内に着脱可能とされている。これら第1〜第3連結溝61〜63が形成された区間が着脱路に相当する。
この構成により、前記2つの第1連結溝61内に磁気棒6を取り付けたときには、前側路41及び後側路42の左側部分と右側部分とが互いに連結され、大ループ経路4aが設定される(図1参照)。また、前記2つの第2連結溝62内に磁気棒6を取り付けたときには、前側路41及び後側路42それぞれの右側部分と分岐路45とが互いに連結され、第1小ループ経路4bが設定される(図11参照)。さらに、前記2つの第3連結溝63内に磁気棒6を取り付けたときには、前側路41及び後側路42それぞれの左側部分と分岐路45とが互いに連結され、第2小ループ経路4cが設定される(図12参照)。
以上説明したように、この部品ピッキングシステムSでは、AGV1の走行経路4がピッキングエリア内でループ状に設定されている。このため、作業者Mは、AGV1と共にそのループに沿ってピッキングエリア内を周回しながら、各部品棚21〜25から所望の部品を取り出すことができ、戻り歩行ロスが無くなる。
また、一つのループ状経路4に、複数の組立ラインそれぞれに供給される部品を収納した複数の部品棚21〜25が配置されているため、そのループ状の経路4を周回するだけで、複数の組立ラインそれぞれに部品を供給することができる。このように、複数のピッキングゾーンを結合することによって、人員の編成ロスを削減することができる。つまり、例えばインパネ組立ラインへ部品を供給するピッキングゾーンには、最小限の人員として1.5人が必要とし、左右のドア組立ラインへ部品を供給するピッキングゾーンには、最小限の人員として2.5人が必要であると仮定した場合、これらのピッキングゾーンを個別に構成したのでは、2+3=5人が必要となる。これに対し複数のピッキングゾーンを結合した構成では、1.5+2.5=4人で対応可能になる。従って、ピッキングゾーン毎に人員を切り上げなくても、最小限の人員で、複数の組立ラインへの部品の供給が可能になる。
さらに、例えばインパネ組立ライン、又は、右及び左ドア組立ラインが故障等によって停止した場合や、残業追い込み操業等の理由で、インパネ組立ライン、又は、右及び左ドア組立ラインのみを稼働させる場合には、図1に示す大ループ経路4aから、第1又は第2小ループ経路4b,4c(図11、12参照)に変更することができる。それによって、組立ラインへの供給状況の変化に容易に対応することができる。また、変更後の走行経路4b,4cもループ状であるため、前述したように、戻り歩行ロスが削減される。
尚、AGV1の台数は、走行経路4a〜4cの全長及びその走行速度等に応じて適宜設定すればよい。また、走行経路4a〜4cを変更した場合には、その変更後の走行経路の全長等に応じてAGV1の稼働台数も変更すればよい。
(他の実施形態)
前記実施形態においては、走行経路の変更を、床面に予め形成していた各連結溝61〜63内に対して磁気棒6を着脱することにより行っていたが、例えば図13に示すように、磁気棒6を移動させることによっても、走行経路4の変更を実現することができる。
つまり、前側路41の左側部分と右側部分とを連結するための直線状の磁気棒6が埋め込まれた第1移動ステージ71と、前側路41の右側部分を分岐路45に連結するための曲線状の磁気棒6が埋め込まれた第2移動ステージ72と、前側路41の左側部分を分岐路45に連結するための曲線状の磁気棒6が埋め込まれた第3移動ステージ73と、の3つの移動ステージを、各分岐部分に配置し、例えばピストン・シリンダ等のアクチュエータ74によって、その各移動ステージ71〜73を、磁気棒6が固定路を同士を互いに連結する連結位置と、磁気棒6が固定路を互いに連結しない退避位置との間で往復移動可能にする(同図の白抜きの矢印参照)。
そうして、各アクチュエータ74の作動を制御する制御盤(図示省略)に、手動の切換スイッチを設けておき、そのスイッチ操作によって各アクチュエータ74を伸縮駆動させて、各移動ステージ71〜73を移動させる。そうすることによって、磁気棒6の位置が変更されて、大ループ経路4a、第1小ループ経路4b及び第2小ループ経路4cの間で、相互に走行経路を変更させることができる(図例では、第2小ループ経路4cが設定された状態を示す)。尚、必要に応じて、前記移動ステージ71〜73が移動する部分にカバーを取り付けてもよい。
また、AGV1の分岐走行制御を行うことによって、大ループ経路4a、第1及び第2小ループ経路4b,4c間での走行経路の変更を実現してもよい。この場合は、前記実施形態における全ての連結溝61〜63内に磁気棒6を固定して、予め分岐を有する概略8の字状の経路を設定すると共に、その各分岐部分に番地板46を設けておく。また、各AGV1と中央制御盤とを無線通信可能に構成する。そうすることによって、AGV1が分岐部分に到達して番地板46を検出したときに、AGV1と中央制御盤との無線通信によって経路を選択し、AGV1がその選択した経路を走行することが可能になる。その結果、AGV1の走行経路を、大ループ経路4a、第1小ループ経路4b及び第2小ループ経路4cの間で相互に変更することが可能になる。
尚、AGV1の経路4は、前記実施形態のように、大ループ経路4a、第1小ループ経路4b及び第2小ループ経路4cに限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。
また、前記実施形態では、AGV1に容器3を積載する構成としていたが、部品を積載する台車をAGV1が牽引する構成としてもよい。
以上説明したように、本発明は、戻り歩行ロス及び編成ロス等を削減すると共に、各組立ラインへの部品供給状況に容易に対応可能であるから、複数の組立ラインを有する、各種製品の組立工場内における部品ピッキングシステム及び部品ピッキング方法として有用である。
本発明の実施形態に係る部品ピッキングシステムが適用されたピッキングエリアの構成を示す平面図である。 部品棚の構成の一例を示す正面図である。 容器への部品の収容順の例を示す説明図である。 ピッキング指示装置の構成を示すブロック図である。 AGVの側面図である。 AGVの平面図である。 深底の容器を積載した状態のAGVの側面図である。 AGVの制御ブロック図である。 走行経路の分岐部分の構成を拡大して示す平面図である。 図9のX−X断面図である。 走行経路を変更した場合の部品ピッキングエリアの構成を示す平面図である。 走行経路を変更した場合の部品ピッキングエリアの構成を示す平面図である。 走行経路の分岐部分の別の構成を拡大して示す平面図である。
符号の説明
1 AGV(無人搬送車)
21〜25 部品棚
21b,22b,25b 実容器卸しステーション(卸位置)
4 走行経路
4a 大ループ経路
4b 第1小ループ経路
4c 第2小ループ経路
6 磁気棒(走行経路変更手段)
61〜63 第1〜第3連結溝(走行経路変更手段)
71〜73 第1〜第3移動ステージ(走行経路変更手段)
74 アクチュエータ(走行経路変更手段)

Claims (6)

  1. ピッキングエリア内の所定位置に配置されかつ、組立ラインに供給する複数種類の部品をそれぞれ所定の位置に収容する部品棚と、
    予め設定された走行経路に沿って走行し、作業者によって部品棚から取り出された部品を、前記組立ラインに送るための卸位置まで搬送する無人搬送車と、を備えた部品ピッキングシステムであって、
    前記組立ラインは、複数存在し、
    前記無人搬送車の走行経路は、前記ピッキングエリア内においてループ状に設定され、
    前記部品棚は、前記複数の組立ラインそれぞれに対応して複数、備えられると共に、前記ループ状の経路の外周囲の所定位置にそれぞれ配置され、
    前記卸位置は、前記ループ状の経路上に、前記複数の組立ラインそれぞれに対応して複数、設定され、
    前記無人搬送車のループ状の経路を、前記各組立ラインへの部品供給状況に応じて、少なくとも1の部品棚及び卸位置を通過する経路を含む別のループ状の経路に変更する走行経路変更手段をさらに備えた部品ピッキングシステム。
  2. 請求項1に記載の部品ピッキングシステムにおいて、
    前記走行経路変更手段は、稼働状態の組立ラインに対応する部品棚及び卸位置を通過する経路を含みかつ、非稼働状態の組立ラインに対応する部品棚及び卸位置を通過する経路を含まないループ状の経路に変更する部品ピッキングシステム。
  3. 請求項1又は2に記載の部品ピッキングシステムにおいて、
    前記各部品棚は、前記無人搬送車の走行方向に延びて配置され、
    前記無人搬送車は、前記各部品棚の前の経路を停止することなく所定の速度で走行する部品ピッキングシステム。
  4. 請求項3に記載の部品ピッキングシステムにおいて、
    前記各部品棚は、複数種類の部品を前記無人搬送車の走行方向に並べて収納しており、
    前記無人搬送車は、前記部品棚の前の経路を走行する際の走行速度を、当該部品棚に収納されている部品の種類に応じて変更する部品ピッキングシステム。
  5. 複数の組立ラインそれぞれに対応して複数、備えられかつそれぞれ所定位置に配置された部品棚が外周囲に位置するように、ピッキングエリア内に無人搬送車の走行経路をループ状に設定すると共に、前記組立ラインに部品を送るための卸位置を前記複数の組立ラインそれぞれに対応して複数、前記ループ状の経路上に設定する走行経路設定工程と、
    前記無人搬送車が、前記ループ状の経路に沿って走行する走行工程と、
    作業者によって部品棚から取り出された部品を、前記無人搬送車が前記卸位置まで搬送する搬送工程と、
    前記各組立ラインへの部品供給状況に応じて、前記ループ状の走行経路を、少なくとも1の部品棚及び卸位置を通過する経路を含む別のループ状の経路に変更する走行経路変更工程と、を含む部品ピッキング方法。
  6. 請求項5に記載の部品ピッキング方法において、
    前記組立ラインは、車両のインストルメントパネル組立ライン及びドア組立ラインを含む部品ピッキング方法。
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