JP2007320709A - 原稿給紙装置及び画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排出位置に排出された原稿の取り忘れを確実に防止する。
【解決手段】複数枚のシート状の原稿を所定の給紙位置に積層して載置可能に構成され、載置された原稿を1枚毎に原稿読取位置まで給紙した後、給紙位置の下側に設定された所定の排出位置に排出するADF(原稿給紙装置)であって、上面が給紙位置に略平面状に形成された給紙トレイと、上面が排出位置に略平面状に形成された排紙トレイと、給紙位置と排出位置との間を昇降自在に構成され、給紙位置及び排出位置において、上面が原稿Pの一部を支持するべく構成された移動トレイ12と、排紙トレイ上の原稿の有無を検出する排紙検出センサ16と、移動トレイ12の昇降を制御するCPU141と、を備え、CPU141は、機能的に、排紙検出センサ16の検出結果に基づいて、移動トレイ12を上昇させる上昇指示部141gを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数枚のシート状の原稿を所定の給紙位置に積層して載置可能に構成され、載置された原稿を1枚毎に所定位置まで給紙した後、前記給紙位置の下方に設定された所定の排出位置に排出する原稿給紙装置及び画像読取装置に関するものである。特に、スキャナ、複写機、ファクシミリ、及び、これらの機能の内のいずれかの機能を有する複合機に関するものである。
複数枚のシート状の原稿を所定の給紙位置に積層して載置可能に構成され、載置された原稿を1枚毎に、スキャナでの画像読取位置まで給紙した後、給紙位置の下方に設定された所定の排出位置に排出する原稿給紙装置を備えた複写機等の画像読取装置が知られている。このような複写機においては、コピーを開始する旨の操作が入力されると、給紙位置にセットされた原稿は1枚毎に、順次、画像読取位置まで搬送され、排出位置に排出されて積層される。そして、排出位置に排出された原稿は、コピー完了後、ユーザによって取り出される。
しかしながら、上記複写機において、排出位置は給紙位置の下方に設定されており、且つ、排出位置と給紙位置との間隔は、複写機の小型化の要求に対応して最小限に抑えられているため、排出位置に排出された原稿は、ユーザから視認し難い状態であった。その結果、ユーザは、排出位置に排出された原稿の存在に気が付かず、原稿を取り忘れるおそれがある。
上記の問題を解消するために種々の複写機が提案されている。例えば、排出位置に排出された原稿の有無を検出する排出原稿検出センサからの信号に基づいて、排出位置に排出された原稿が取り除かれていないと判断された場合に、表示パネルに、原稿が未だ原稿排出トレイ上に存在する旨の表示を行う複写機が開示されている(特許文献1参照)。この複写機によれば、ユーザが排出位置に排出された原稿を取り忘れることが防止される。
特開2001−312106号公報
しかしながら、表示パネルには、ガイダンス情報、設定情報等の種々の情報が表示されるため、ユーザは、表示パネルに表示された情報を視認して正確に把握しているとは限らない。例えば、少ない枚数のコピーを行う場合には、コピーを開始する旨の操作をした後、印刷出力された記録紙を持ち帰ることに意識が集中している場合が有る。このような場合には、ユーザは、表示パネルに原稿が未だ原稿排出トレイ上に存在する旨の表示がされているにも拘わらず、排出位置に排出された原稿を取り忘れる場合が有る。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、排出位置に排出された原稿の取り忘れを確実に防止することの可能な原稿給紙装置及び画像読取装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1に記載の原稿給紙装置は、複数枚のシート状の原稿を所定の給紙位置に積層して載置可能に構成され、載置された原稿を1枚毎に所定位置まで給紙した後、前記給紙位置の下側に設定された所定の排出位置に排出する原稿給紙装置であって、上面が前記給紙位置に略平面状に形成された給紙トレイと、上面が前記排出位置に略平面状に形成された排紙トレイと、前記給紙位置と前記排出位置との間を昇降自在に構成され、前記給紙位置及び排出位置において、上面が原稿の一部を支持するべく構成された移動トレイと、前記排紙トレイ上の原稿の有無を検出する第1検出手段と、前記移動トレイの昇降を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段が、前記第1検出手段の検出結果に基づいて、前記移動トレイを上昇させる上昇指示部を有することを特徴としている。
請求項2に記載の原稿給紙装置は、請求項1に記載の原稿給紙装置であって、前記制御手段が、前記給紙トレイに載置された全ての原稿が前記排紙トレイ上に排出されたことを判定する排紙完了判定部を有し、前記上昇指示部が、前記排紙完了判定部の判定結果に基づいて、前記移動トレイを上昇させることを特徴としている。
請求項3に記載の原稿給紙装置は、請求項2に記載の原稿給紙装置であって、前記給紙トレイ上の原稿の有無を検出する第2検出手段を備え、前記排紙完了判定部が、前記第2検出手段によって、前記給紙トレイ上に原稿が無いと検出された時点から予め設定された第1所定時間経過後に、全ての原稿が前記排紙トレイ上に排出されたと判定することを特徴としている。
請求項4に記載の原稿給紙装置は、請求項2又は請求項3に記載の原稿給紙装置であって、前記制御手段が、前記排紙完了判定部によって、全ての原稿が前記排紙トレイ上に排出されたと判定された時点から予め設定された第2所定時間経過後に、前記第1検出手段に対して前記排紙トレイ上の原稿の有無を検出させ、前記排紙トレイ上に原稿が有る場合に、外部に対して所定の警報を報知する報知部を有することを特徴としている。
請求項5に記載の原稿給紙装置は、請求項4に記載の原稿給紙装置であって、外部に対して音声を出力する音声出力手段を備え、前記報知部が、前記音声出力手段に対して、所定の音声を出力させることを特徴としている。
請求項6に記載の原稿給紙装置は、請求項3〜請求項5のいずれかに記載の原稿給紙装置であって、前記制御手段が、外部からの前記給紙トレイからの給紙を開始する旨の操作入力を受け付ける開始受付部と、前記開始受付部によって、給紙を開始する旨の操作入力が受け付けられた場合に、前記移動トレイの下降を開始させる下降指示部と、前記移動トレイの下降を開始した時点から予め設定された第3所定時間経過後に、前記給紙トレイからの給紙を開始する給紙開始部と、を有することを特徴としている。
請求項7に記載の原稿給紙装置は、請求項6に記載の原稿給紙装置であって、前記制御手段が、前記第1検出手段によって、前記排紙トレイ上に原稿が有ると検出された場合に、前記下降指示部及び給紙開始部の動作を禁止する禁止部を有することを特徴としている。
請求項8に記載の原稿給紙装置は、請求項7に記載の原稿給紙装置であって、前記禁止部が、前記第2検出手段によって、前記給紙トレイ上に原稿が無いと検出された場合に、前記下降指示部及び給紙開始部の動作を禁止することを特徴としている。
請求項9に記載の画像読取装置は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の原稿給紙装置と、前記原稿給紙装置から供給された原稿に形成された画像を読み取り、前記画像に対応する画像データを生成する画像情報生成手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の原稿給紙装置によれば、排出位置において移動トレイの上面が排出された原稿の一部を支持しており、移動トレイの上面が給紙位置と排出位置との間で昇降移動する空間(=移動トレイの上面の昇降中の軌跡に対応する空間)が存在するため、この空間を介して排出位置に載置された原稿が視認可能となるので、排出位置に排出された原稿の取り忘れを確実に防止することができる。また、排紙トレイ上の原稿の有無の検出結果に基づいて、移動トレイが上昇されるため、適正なタイミングで移動トレイを上昇することができる。例えば、給紙が開始された時点で移動トレイを排出位置まで下降させ、排出された原稿が取り除かれた時点で移動トレイを給紙位置まで上昇させることができる。
請求項2に記載の原稿給紙装置によれば、給紙トレイに載置された全ての原稿が排紙トレイ上に排出されたことが判定され、その結果に基づいて、移動トレイが上昇されるため、更に適正なタイミングで移動トレイを上昇することができる。すなわち、給紙トレイに載置された全ての原稿が排紙トレイ上に排出され、且つ、排出された原稿がユーザによって取り除かれた後に、移動トレイを上昇させることができる。
請求項3に記載の原稿給紙装置によれば、給紙トレイ上に原稿が無いと検出された時点から予め設定された第1所定時間経過後に、全ての原稿が排紙トレイ上に排出されたと判定されるため、全ての原稿が排紙トレイ上に排出されたか否かを正確に判定することができる。すなわち、原稿の給紙が開始されてから、その原稿が排出されるまでに要する時間を第1所定時間として設定することにより、全ての原稿が排紙トレイ上に排出されたか否かを正確に判定することができるのである。
請求項4に記載の原稿給紙装置によれば、全ての原稿が排紙トレイ上に排出されたと判定された時点から予め設定された第2所定時間経過後に、排紙トレイ上に原稿が有る場合に、外部に対して所定の警報が報知されるため、排出位置に排出された原稿の取り忘れを更に確実に防止することができる。
請求項5に記載の原稿給紙装置によれば、外部に対して所定の音声が出力されるため、排出位置に排出された原稿の取り忘れを更に確実に防止することができる。すなわち、音声によって原稿の取り忘れが報知されるため、当該装置を使用しているユーザ以外のユーザであって、且つ、当該装置の近傍にいるユーザを介して、当該装置を使用しているユーザに原稿の取り忘れを伝達することも可能となる。
請求項6に記載の原稿給紙装置によれば、操作入力に対応して、移動トレイの下降を開始した時点から予め設定された第3所定時間経過後に、給紙トレイからの給紙が開始されるため、移動トレイの下降動作に要する時間より長い時間を第3所定時間として設定することにより、移動トレイの下降動作が完了した後に給紙を開始させることができる。
請求項7に記載の原稿給紙装置によれば、排紙トレイ上に原稿が有ると検出された場合に、下降指示部及び給紙開始部の動作が禁止されるため、前に使用したユーザが原稿を排紙トレイ上に置き忘れた場合に、次のユーザによる給紙開始の指示が実行されないので、排出位置に排出された原稿の取り忘れを早期にユーザに知らせることができる。
請求項8に記載の原稿給紙装置によれば、給紙トレイ上に原稿が無いと検出された場合に、下降指示部及び給紙開始部の動作が禁止されるため、給紙トレイ上に原稿をセットする前に誤操作等で給紙を開始する旨の操作入力が行われた場合であっても、下降指示部及び給紙開始部の動作が行われることが防止されるため、トラブルを防止することができる。
請求項9に記載の画像読取装置によれば、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の原稿給紙装置を備え、この原稿給紙装置から供給された原稿に形成された画像が読み取られ、この画像に対応する画像データが生成されるため、排出位置に載置された原稿が視認可能で、排出位置に排出された原稿の取り忘れを確実に防止することの可能な画像読取装置を実現することができる。
以下、本発明に係る画像読取装置の一例について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る画像読取装置の概略構成の一例を示すブロック図である。なお、ここでは、画像読取装置が、スキャナである場合について説明するが、複数枚のシート状の原稿を所定の給紙位置に積層して載置可能に構成され、載置された原稿を1枚毎に所定位置まで給紙した後、前記給紙位置の下側に設定された所定の排出位置に排出する原稿給紙装置を備える他の形態の画像読取装置(例えば、複写機、ファクシミリ、複合機等)でもよい。図1に示すように、スキャナ100は、画像生成部110、操作部120、表示部130、及び、制御部140を備えている。
画像生成部110は、原稿に形成された画像を読み取り原稿画像情報を生成するものであって、画像読取部111及びADF(Automatic Document Feeder)1を備えている。画像読取部111は、読み取る対象の原稿に光を当て、反射光をCCD(Charge Coupled Devices)などで読み取って原稿画像情報を生成するものである。本発明に係るADF1(原稿給紙装置の一部に相当する)は、画像読取部111の原稿読取位置へ原稿を搬送するものである。具体的には、ADF1は、複数枚のシート状の原稿を所定の給紙位置に積層して載置可能に構成され、載置された原稿を1枚毎に画像読取部111の原稿読取位置まで給紙した後、給紙位置の下側に設定された所定の排出位置に排出するものである。
操作部120(原稿給紙装置の一部に相当する)は、ユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に対応する操作入力情報を生成し、制御部140(CPU141)に出力するものである。操作部120は、例えば、テンキー、スタートボタン等の各種ボタン、及び、表示部130に配設されたLCDと一体に形成されたタッチパネル等を備えている。
表示部130(原稿給紙装置の一部に相当する)は、LCD(Liquid Crystal Display)、LED(Light Emitting Diode)等を備え、制御部140(CPU141)からの指示に基づき、設定情報、ガイダンス情報、メッセージ情報等をユーザから視認可能に表示するものである。また、表示部130には、警報として異常(ここでは、排出位置に排出された原稿の取り忘れ)が発生した場合にブザー音を出力するブザー(音声出力手段に相当する)が配設されている。
制御部140(原稿給紙装置の一部に相当する)は、スキャナ100全体の動作を制御するものであって、CPU(Central Processing Unit)141と、RAM(Random Access Memory)142と、図略のROM(Read Only Memory)とを備えている。
図2は、ADF1の構成の一例を示す構成図である。(a)は、平面図であり、(b)は側面断面図である。ADF1は、給紙トレイ11、移動トレイ12、リフト部材13、給紙ローラ14、排紙トレイ15、排紙検出センサ16、及び、原稿検出センサ17を備えている。
給紙トレイ11は、上面が所定の給紙位置に略平面状に形成され、上面に複数枚のシート状の原稿Pが積層して載置されるものである。また、給紙トレイ11は、一部(移動トレイ12に対応する部分)が切りかかれた略矩形の平板状に形成され、その一端(ここでは、図(a)における給紙トレイ11の上側端)がADF1の筐体の側壁に係止されている。
移動トレイ12は、給紙位置と排出位置との間を昇降自在に構成され、給紙位置及び排出位置において、上面が原稿Pの一部を支持するべく構成されたものである。すなわち、移動トレイ12は、上昇時(図に実線で示す位置)には、その上面が給紙位置に載置された原稿Pの一部(図(a)における原稿Pの右下部)を支持し、下降時(図に破線で示す位置)には、その上面が排出位置に載置された原稿Pの一部(図(a)における原稿Pの右下部)を支持するべく構成されたものである。
リフト部材13は、給紙トレイ11に載置された原稿Pの先端部(図における原稿Pの左端部)を支持すると共に、給紙時に原稿Pの先端部(図における原稿Pの左端部)を給紙ローラ14に圧着させるべく上方へ付勢する略平板状のものである。また、リフト部材13は、基端が図4に示す回転軸23に係止され、回転軸23の回転に伴って、先端が昇降するものである。
給紙ローラ14は、給紙位置に載置された原稿Pの上方に配設され、最上面の原稿Pを所定位置(ここでは、図1に示す画像読取部111が原稿Pに形成された画像を読み取る際の原稿Pの位置である原稿読取位置RP)まで給紙するものである。
排紙トレイ15は、上面が所定の排紙位置に略平面状に形成され、上面に原稿読取位置RPを通過して搬送された原稿Pが積層して載置されるものである。また、排紙トレイ15は、その上面が、一部(移動トレイ12に対応する部分)が切りかかれた略矩形の平板状に形成され、4方向の端面がADF1の筐体の側壁と一体に形成されている。
排紙検出センサ16(第1検出手段に相当する)は、排紙トレイ15上の原稿Pの有無を検出するものであって、例えば、反射型のフォトインタラプタを備えている。すなわち、排紙トレイ15上に原稿Pが有る場合には、フォトインタラプタから出射された光が原稿Pで反射され、フォトインタラプタで検出されることにより、原稿Pが有ると検出されるものである。また、排紙トレイ15上に原稿Pが無い場合には、フォトインタラプタから出射された光の原稿Pでの反射光が、フォトインタラプタで検出されないため、原稿Pが無いと検出されるものである。
原稿検出センサ17(第2検出手段に相当する)は、給紙トレイ11上の原稿Pの有無を検出するものであって、例えば、反射型のフォトインタラプタを備えている。すなわち、給紙トレイ11上に原稿Pが有る場合には、フォトインタラプタから出射された光が原稿Pで反射され、フォトインタラプタで検出されることにより、原稿Pが有ると検出されるものである。また、給紙トレイ11上に原稿Pが無い場合には、フォトインタラプタから出射された光の原稿Pでの反射光が、フォトインタラプタで検出されないため、原稿Pが無いと検出されるものである。
ここで、図3及び図4を用いて、移動トレイ12の駆動機構を説明する。図3は、移動トレイ12の駆動機構の構成図(平面図)である。ただし、便宜上、上面から見た場合に移動トレイ12の駆動機構2を遮る部材は透視されるとして表記している。図4は、リンク棒24の回転軸23を中心とした回転により移動トレイ12が昇降されることを説明するための図である。図3に示すように、移動トレイ12の駆動機構2は、モータ21、ギア22、回転軸23、リンク棒24、係合部材25、及び、支持部材26を備えている。
モータ21は、図1に示す制御部140からの指示に従って、ギア22を介して回転軸23を回転駆動するものである。ギア22は、モータ21からのトルクを回転軸23に減速して伝達するものである。
回転軸23は、ADF1の筐体の側壁SWに形成された支持孔231で回転可能に支持され、モータ21からギア22を介して伝達されたトルクによって回転するものである。リンク棒24は、回転軸23のトルクにより移動トレイ12を昇降させるものであって、基端部(図3の左側端部)が回転軸23に係止され、先端部(図3の右側端)が係合部材25と係合するべく略L字状に形成されたものである。
係合部材25は、移動トレイ12の一方の端部(図3では上端部)に形成され、移動トレイ12と一体に形成され、リンク棒24と係合して、移動トレイ12を昇降させるものである。また、係合部材25は、リンク棒24側の端部が、側面視(図4(c)参照)中空の矩形状に形成され、この中空部にリンク棒24の先端部が挿入されて係合される(図4(a)参照)ものである。更に、係合部材25の側壁近傍には、支持部材26を貫通させる孔251が形成されている。
支持部材26は、上端及び下端がそれぞれ給紙トレイ11及び排紙トレイ15にそれぞれ係止され、移動トレイ12を昇降自在に支持する略円柱状の部材である。すなわち、支持部材26は、移動トレイ12と一体に形成された係合部材25に形成された孔251を摺動自在に貫通し、移動トレイ12を支持部材26に沿って昇降させるガイドとして機能するものである。
つぎに、図4を用いて、駆動機構2の動作を説明する。図4の(a)は、平面図であり、(b)は側面図であり、(c)は背面図(図(b)の右側から見た図)である。移動トレイ12を下降させる場合には、まず、リンク棒24を所定方向(図4(c)では、反時計回り)に回転させるべくモータ21が駆動される。これに伴って、リンク棒24の先端が下降し、その先端に係合している係合部材25が下側に付勢される。そして、係合部材25が支持部材26に沿って下降することにより、係合部材25と一体に形成された移動トレイ12が、排紙位置に対応する図の破線位置まで下降する。
逆に、移動トレイ12を上昇させる場合には、まず、リンク棒24を逆方向(図4(c)では、時計回り)に回転させるべくモータ21が駆動される。これに伴って、リンク棒24の先端が上昇し、その先端に係合している係合部材25が上側に付勢される。そして、係合部材25が支持部材26に沿って上昇することにより、係合部材25と一体に形成された移動トレイ12が、給紙位置に対応する図の実線位置まで上昇する。
図5は、制御部140(CPU141)の機能構成の一例を示す構成図である。CPU141は機能的に、開始受付部141a、下降指示部141b、禁止部141c、給紙開始部141d、排紙完了判定部141e、報知部141f、及び、上昇指示部141gを備えている。
ここでは、CPU141が、図略のROM(Read Only Memory)等に予め格納されたプログラムを読み出して実行することにより、開始受付部141a、下降指示部141b、禁止部141c、給紙開始部141d、排紙完了判定部141e、報知部141f、及び、上昇指示部141g等の機能部として機能するものである。
また、図1に示すRAM142、図略のROM等に格納された各種データのうち装着脱可能な記録媒体に格納され得るデータは、例えばハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、シリコンディスクドライブ、カセット媒体読み取り機等のドライバで読み取り可能にしてもよく、この場合、記録媒体は、例えばハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、CD、DVD、半導体メモリ等である。
開始受付部141aは、操作部120を介して、給紙トレイ11からの給紙を開始する旨の操作入力を受け付けるものである。具体的には、開始受付部141aは、操作入力として、例えば、ユーザによって操作部120に配設されたスタートボタンが押下された場合に、給紙トレイ11からの給紙を開始する旨の指示を受け付けるものである。
下降指示部141bは、開始受付部141aによって、給紙を開始する旨の操作入力が受け付けられた場合に、移動トレイ12の下降を開始させるべく、図3に示すモータ21に対して指示情報を出力するものである。また、下降指示部141bは、禁止部141cによって、動作が禁止された場合には、移動トレイ12の下降を開始させない(=モータ21に対して指示情報を出力しない)ものである。
禁止部141cは、図3に示す排紙検出センサ16によって、排紙トレイ15上に原稿が有ると検出された場合に、下降指示部141b及び給紙開始部141dの動作を禁止すると共に、図3に示す原稿検出センサ17によって、給紙トレイ11上に原稿が無いと検出された場合に、下降指示部141b及び給紙開始部141dの動作を禁止するものである。
給紙開始部141dは、移動トレイ12の下降を開始した時点から予め設定された所定時間T1(図6参照:第3所定時間に相当する)経過後に、給紙トレイ11からの給紙を開始するべく、図3に示す給紙ローラ14等を駆動するものである。また、給紙開始部141dは、禁止部141cによって、動作が禁止された場合には、給紙トレイ11からの給紙を開始しない(=給紙ローラ14等を駆動する指示情報を出力しない)ものである。ここで、所定時間T1は、移動トレイ12が下降開始から下降完了に要する時間(例えば、2秒間)より少し長い時間(例えば、3秒間)に設定される。
排紙完了判定部141eは、給紙トレイ11に載置された全ての原稿が排紙トレイ15上に排出されたことを判定するものである。具体的には、排紙完了判定部141eは、図3に示す原稿検出センサ17によって、給紙トレイ11上に原稿が無いと検出された時点から所定時間T2(図7参照:第1所定時間に相当する)経過後に、全ての原稿が排紙トレイ15上に排出されたと判定するものである。ここで、所定時間T2は、給紙トレイ11の原稿が給紙開始されて、排紙トレイ15上に排出されるまでに要する時間(例えば、0.8秒間)より少し長い時間(例えば、1秒間)に設定される。
報知部141fは、排紙完了判定部141eによって、全ての原稿が排紙トレイ15上に排出されたと判定された時点から予め設定された所定時間T3(図7参照:第2所定時間に相当する)経過後に、排紙検出センサ16に対して排紙トレイ15上の原稿の有無を検出させ、排紙トレイ15上に原稿が有る場合に、外部に対して所定の警報を報知するものである。具体的には、報知部141fは、所定の警報として、例えば、図1に示す表示部130に配設されたブザーに対して、所定の音声(ブザー音)を出力させるものである。ここで、所定時間T3は、給紙トレイ11に載置された全ての原稿が排紙トレイ15上に排出された時点から排紙トレイ15上に排出された原稿がユーザによって取り除かれるまでに要する時間(例えば、4秒間)より少し長い時間(例えば、5秒間)に設定される。
上昇指示部141gは、図2に示す排紙検出センサ16の検出結果、及び、排紙完了判定部141eの判定結果に基づいて、移動トレイ12を上昇させるものである。具体的には、上昇指示部141gは、例えば、排紙完了判定部141eによって、給紙トレイ11に載置された全ての原稿が排紙トレイ15上に排出されたと判定され、且つ、排紙検出センサ16によって排紙トレイ15上の原稿が無いと判定された場合に、移動トレイ12を上昇させるべく、図3に示すモータ21に対して指示情報を出力するものである(図7参照)。
図6、図7は、図1に示す制御部140(CPU141)の動作の一例を示すフローチャートである。まず、図6に示すように、開始受付部141aによって、操作部120に配設されたスタートボタンが押下されたか否か(=給紙開始の指示がされたか否か)が判定される(S101)。スタートボタンが押下されていないと判定された場合(S101でNO)には、処理が待機状態とされる。スタートボタンが押下されたと判定された場合(S101でYES)には、禁止部141cによって、給紙トレイ11上に原稿が有るか否かが判定される(S103)。給紙トレイ11上に原稿が無いと判定された場合(S103でNO)には、処理がステップS101に戻される。給紙トレイ11上に原稿が有ると判定された場合(S103でYES)には、禁止部141cによって、排紙トレイ15上に原稿が無いか否かが判定される(S105)。排紙トレイ15上に原稿が有ると判定された場合(S105でNO)には、処理がステップS101に戻される。
排紙トレイ15上に原稿が無いと判定された場合(S105でYES)には、下降指示部141bによって、移動トレイ12の下降が開始される(S107)。そして給紙開始部141dによって、移動トレイ12の下降開始の時点から所定時間T1(例えば、3秒間)が経過したか否かが判定される(S109)。所定時間T1が経過していないと判定された場合(S109でNO)には、処理が待機状態とされる。所定時間T1が経過したと判定された場合(S109でYES)には、給紙開始部141dによって給紙トレイ11からの給紙が開始される(S111)。
そして、図7に示すように、図2に原稿読取位置RPで原稿に形成された画像が読み取られる(S113)。次いで、排紙完了判定部141eによって、排紙トレイ15上に排出された原稿が有るか否かが判定される(S115)。排紙トレイ15上に排出された原稿が無いと判定された場合(S115でNO)には、処理がステップS113に戻される。排紙トレイ15上に排出された原稿が有ると判定された場合(S115でYES)には、排紙完了判定部141eによって、給紙トレイ11上に原稿が無いか否かが判定される(S117)。給紙トレイ11上に原稿が有ると判定された場合(S117でNO)には、処理がステップS113に戻される。排紙完了判定部141eによって、給紙トレイ11上に原稿が無いと判定された場合(S117でYES)には、排紙完了判定部141eによって、ステップS117でYESと判定された時点から所定時間T2(例えば、1秒)が経過したか否か(=給紙トレイ11に載置された全ての原稿が排紙トレイ15上に排出されたか否か)が判定される(S119)。
所定時間T2が経過していないと判定された場合(S119でNO)には、処理が待機状態とされる。所定時間T2が経過したと判定された場合(S119でYES)には、報知部141fによって、排紙トレイ15上に原稿が無いか否か(ユーザによって取り除かれたか否か)が判定される(S121)。排紙トレイ15上に原稿が有ると判定された場合(S121でNO)には、報知部141fによって、ステップS119でYESと判定された時点から所定時間T3(例えば、5秒間)経過したか否かの判定が行われる(S123)。
所定時間T3が経過していないと判定された場合(S123でNO)には、処理がステップ121に戻される。所定時間T3が経過したと判定された場合(S123でYES)には、報知部141fによって、ブザー音の出力が開始され(S125)、処理がステップS121に戻される。ステップS121でYESの場合には、報知部141fによって、ブザー音の出力が終了される(S127)。そして、上昇指示部141gによって、移動トレイ12が上昇され(S129)、処理が終了される。
このようにして、排出位置において移動トレイ12の上面が排出された原稿Pの一部を支持しており、移動トレイ12の上面が給紙位置と排出位置との間で昇降移動する空間(=移動トレイ12の上面の昇降中の軌跡に対応する空間)が存在するため、この空間を介して排出位置に載置された原稿Pが視認可能となるので、排出位置に排出された原稿Pの取り忘れを確実に防止することができる。また、排紙トレイ15上の原稿の有無の検出結果に基づいて、移動トレイ12が上昇されるため、適正なタイミングで移動トレイ12を上昇することができる。例えば、給紙が開始された時点で移動トレイ12を排出位置まで下降させ、排出された原稿が取り除かれた時点で移動トレイ12を給紙位置まで上昇させることができる。
また、給紙トレイ11に載置された全ての原稿が排紙トレイ15上に排出されたことが判定され、その結果に基づいて、移動トレイ12が上昇されるため、更に適正なタイミングで移動トレイ12を上昇することができる。すなわち、給紙トレイ11に載置された全ての原稿が排紙トレイ15上に排出され、且つ、排出された原稿Pがユーザによって取り除かれた後に、移動トレイ12を上昇させることができる。
更に、給紙トレイ11上に原稿Pが無いと検出された時点から所定時間T2経過後に、全ての原稿Pが排紙トレイ15上に排出されたと判定されるため、全ての原稿Pが排紙トレイ15上に排出されたか否かを正確に判定することができる。すなわち、原稿Pの給紙が開始されてから、その原稿Pが排出されるまでに要する時間を所定時間T2として設定することにより、全ての原稿Pが排紙トレイ15上に排出されたか否かを正確に判定することができるのである。
加えて、全ての原稿Pが排紙トレイ15上に排出されたと判定された時点から所定時間T3経過後に、排紙トレイ15上に原稿Pが有る場合に、ブザー音が出力されるため、排出位置に排出された原稿Pの取り忘れを更に確実に防止することができる。すなわち、ブザー音によって原稿Pの取り忘れが報知されるため、スキャナ100を使用しているユーザ以外のユーザであって、且つ、スキャナ100の近傍にいるユーザを介して、スキャナ100を使用しているユーザに原稿Pの取り忘れを伝達することも可能となる。
更に、移動トレイ12の下降を開始した時点から所定時間T1経過後に、給紙トレイ11からの給紙が開始されるため、移動トレイ12の下降動作に要する時間より長い時間を所定時間T1として設定することにより、移動トレイ12の下降動作が完了した後に給紙を開始させることができる。
加えて、排紙トレイ15上に原稿Pが有ると検出された場合に、下降指示部141b及び給紙開始部141dの動作が禁止されるため、前に使用したユーザが原稿Pを排紙トレイ15上に置き忘れた場合に、次のユーザによる給紙開始の指示が実行されないので、排出位置に排出された原稿Pの取り忘れを早期にユーザ(=前に使用したユーザ)に知らせることができる。
また、給紙トレイ11上に原稿が無いと検出された場合に、下降指示部141b及び給紙開始部141dの動作が禁止されるため、給紙トレイ11上に原稿Pをセットする前に誤操作等で給紙を開始する旨の操作入力(ここではスタートボタンの押下)が行われた場合であっても、下降指示部141b及び給紙開始部141dの動作が行われることが防止されるため、トラブルを防止することができる。
なお、本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)本実施形態では、排紙完了判定部141eが、予め設定された所定時間T2を用いて全ての原稿が排紙トレイ15上に排出されたタイミングを判定する場合について説明したが、排紙完了判定部141eが、原稿のサイズに基づいて設定される所定時間T2を用いる形態でもよい。すなわち、原稿のサイズ毎に所定時間T2を格納するテーブル等の記憶部を備え、排紙完了判定部141eが、検出された原稿のサイズに対応する所定時間T2をテーブルから読み出して、設定する形態でもよい。この場合には、全ての原稿が排紙トレイ15上に排出されたタイミングを更に正確に判定することができる。
(B)本実施形態では、報知部141fが、予め設定された所定時間T3を用いて、警報を報知するタイミングを決定する場合について説明したが、所定時間T3が外部からの操作入力に基づいて設定可能に構成される形態でもよい。この場合には、警報を発するタイミングをユーザが設定可能となるため、利便性を向上することができる。
(C)本実施形態では、給紙開始部141dが、予め設定された所定時間T1を用いて、給紙トレイ11からの給紙を開始するタイミングを決定する場合について説明したが、移動トレイ12の下降完了を検出する構成を備える形態でもよい。この場合には、給紙トレイ11からの給紙を開始するタイミングを更に正確に決定することができる。
(D)本実施形態では、報知部141fが、ブザー音を出力させる場合について説明したが、報知部141fが、その他の音声を出力する形態でもよいし、その他(音声以外)の警報を出力する形態でもよい。例えば、「原稿が残っています」という音声を出力する形態でもよいし、表示部130のLCDにメッセージを表示する形態でもよいし、表示部130のLEDを点灯(又は点滅)させる形態でもよい。
また、警報として、音声の出力及びメッセージ等の表示を併用する形態でもよい。例えば、まず、メッセージ等の表示を行い、所定時間経過後(例えば、5秒)に音声を出力する形態でもよい。この場合には、音声が頻繁に出力されて、周囲のユーザに迷惑をかけることが防止され、且つ、原稿の取り忘れを確実に防止することができる。
は、本発明に係る画像読取装置の概略構成の一例を示すブロック図である。 は、ADFの構成の一例を示す構成図である。 は、移動トレイの駆動機構の構成図(平面図)である。 は、リンク棒の回転軸を中心とした回転により移動トレイが昇降されることを説明するための図である。 は、制御部(CPU)の機能構成の一例を示す構成図である。 は、図1に示す制御部(CPU)の動作の一例を示すフローチャート(前半部)である。 は、図1に示す制御部(CPU)の動作の一例を示すフローチャート(後半部)である。
符号の説明
1 ADF(原稿給紙装置の一部)
11 給紙トレイ
12 移動トレイ
13 リフト部材
14 給紙ローラ
15 排紙トレイ
16 排紙検出センサ(第1検出手段)
17 原稿検出センサ(第2検出手段)
100 スキャナ(画像読取装置)
120 操作部(原稿給紙装置の一部)
130 表示部(原稿給紙装置の一部)
140 制御部(原稿給紙装置の一部)
141 CPU
141a 開始受付部
141b 下降指示部
141c 禁止部
141d 給紙開始部
141e 排紙完了判定部
141f 報知部
141g 上昇指示部
2 駆動機構
21 モータ

Claims (9)

  1. 複数枚のシート状の原稿を所定の給紙位置に積層して載置可能に構成され、載置された原稿を1枚毎に所定位置まで給紙した後、前記給紙位置の下側に設定された所定の排出位置に排出する原稿給紙装置であって、
    上面が前記給紙位置に略平面状に形成された給紙トレイと、
    上面が前記排出位置に略平面状に形成された排紙トレイと、
    前記給紙位置と前記排出位置との間を昇降自在に構成され、前記給紙位置及び排出位置において、上面が原稿の一部を支持するべく構成された移動トレイと、
    前記排紙トレイ上の原稿の有無を検出する第1検出手段と、
    前記移動トレイの昇降を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記第1検出手段の検出結果に基づいて、前記移動トレイを上昇させる上昇指示部を有することを特徴とする原稿給紙装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記給紙トレイに載置された全ての原稿が前記排紙トレイ上に排出されたことを判定する排紙完了判定部を有し、
    前記上昇指示部は、前記排紙完了判定部の判定結果に基づいて、前記移動トレイを上昇させることを特徴とする請求項1に記載の原稿給紙装置。
  3. 前記給紙トレイ上の原稿の有無を検出する第2検出手段を備え、
    前記排紙完了判定部は、前記第2検出手段によって、前記給紙トレイ上に原稿が無いと検出された時点から予め設定された第1所定時間経過後に、全ての原稿が前記排紙トレイ上に排出されたと判定することを特徴とする請求項2に記載の原稿給紙装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記排紙完了判定部によって、全ての原稿が前記排紙トレイ上に排出されたと判定された時点から予め設定された第2所定時間経過後に、前記第1検出手段に対して前記排紙トレイ上の原稿の有無を検出させ、前記排紙トレイ上に原稿が有る場合に、外部に対して所定の警報を報知する報知部を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の原稿給紙装置。
  5. 外部に対して音声を出力する音声出力手段を備え、
    前記報知部は、前記音声出力手段に対して、所定の音声を出力させることを特徴とする請求項4に記載の原稿給紙装置。
  6. 前記制御手段は、
    外部からの前記給紙トレイからの給紙を開始する旨の操作入力を受け付ける開始受付部と、
    前記開始受付部によって、給紙を開始する旨の操作入力が受け付けられた場合に、前記移動トレイの下降を開始させる下降指示部と、
    前記移動トレイの下降を開始した時点から予め設定された第3所定時間経過後に、前記給紙トレイからの給紙を開始する給紙開始部と、
    を有することを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれかに記載の原稿給紙装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記第1検出手段によって、前記排紙トレイ上に原稿が有ると検出された場合に、前記下降指示部及び給紙開始部の動作を禁止する禁止部を有することを特徴とする請求項6に記載の原稿給紙装置。
  8. 前記禁止部は、前記第2検出手段によって、前記給紙トレイ上に原稿が無いと検出された場合に、前記下降指示部及び給紙開始部の動作を禁止することを特徴とする請求項7に記載の原稿給紙装置。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の原稿給紙装置と、
    前記原稿給紙装置から供給された原稿に形成された画像を読み取り、前記画像に対応する画像データを生成する画像情報生成手段と、
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
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