JP2007320578A - 収納ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】個装箱の外からランプの形状を確認することができること目的とする。また、別途緩衝材を設けることなく落下などの衝撃からランプを保護することを目的とする。
【解決手段】収納ケースは、収納する物品を保持する台座200と、台座200を収納するケース本体100とを備える。台座200は、ケース本体100に収納された場合にケース本体100の本体側面部の内壁に沿って移動可能に取り付けられる。ケース本体100は、台座天面部210側の面となる本体上面部120の内側に、クッション性を有し台座200に取り付けられた物品を保護する本体保護部140を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ランプ等を収納する収納ケースに関するものである。
ランプの収納ケースには、材料に紙を使用した個装箱がある。または、紙材料の台紙にPET(Poly Ethylene Terephthalate)などの透明なカバーを付けたブリスター包装がある。
特開2002−225849号公報
材料に紙を使用した個装箱では、不透明であるため店舗などで陳列された場合に、中を見ることができない。また、個装箱及びブリスターのいずれの収納ケースであっても、落下などの衝撃からランプを保護するためには別途緩衝材を設ける必要がある。
本発明は、例えば、個装箱の外からランプの形状を確認することができること目的とする。また、別途緩衝材を設けることなく落下などの衝撃からランプを保護することを目的とする。
本発明に係る収納ケースは、収納する物品を保持する台座と、台座を収納するケース本体とを備える収納ケースにおいて、
上記台座は、
収納する物品を取り付ける物品取付部が設けられた台座天面部と、
上記台座天面部から折り曲げられて設けられ、上記ケース本体に収納された場合に上記ケース本体の本体側面部の内壁に沿って移動可能な台座側面部とを備え、
上記ケース本体は、
上記台座を収納した場合に上記台座天面部側の面となる本体上面部の内側に、クッション性を有し上記物品取付部に取り付けられた物品を保護する本体保護部
を備えることを特徴とする。
上記物品取付部は、略H字状の切込みにより構成される2つの舌部を有し、上記切込みに物品が挿入された場合に上記2つの舌部の弾性により上記物品を挟持する
ことを特徴とする。
上記本体保護部は、上記本体側面部の1つの面である第1側面部の端部である第1端部を内側に折り返して設けられる
ことを特徴とする。
上記第1端部は、上記第1側面部から上記第1側面部と対向する上記本体上面部側の1つの面である第2側面部までの距離よりも長い
ことを特徴とする。
上記本体保護部は、先端を上記第1側面部と対向する面に当接することによりたわみを有し、
上記ケース本体は、さらに、
上記本体保護部の先端のずれを係止する本体係止部
を備えることを特徴とする。
上記本体保護部は、上記第1端部を上記台座天面部方向へ所定の角度傾斜させて上記第1側面部と対向する上記本体上面部側の1つの面である第2側面部方向へ折り返すとともに、先端を上記本体上面部方向へ折り返して第2側面部に当接し、
上記ケース本体は、さらに、
上記第2側面部の端部である第2端部を内側へ折り返して設けられ、上記本体保護部の先端が上記本体上面部方向へずれることを係止する本体係止部
を備えることを特徴とする。
上記ケース本体は、さらに、
上記本体上面部の外側に、所定の物に吊り下げ可能な穴を有する吊り下げ部
を備えることを特徴とする。
上記吊り下げ部は、上記本体側面部の1つの面である第3側面部の端部を上記本体上面部の外側まで延長し、端部を折り返して2重化して設けられる
ことを特徴とする。
上記台座と上記ケース本体とは透明な材料により形成される
ことを特徴とする。
上記物品取付部は、ランプの口金を挿入されてランプの口金が上記台座側面部の内側になるようにランプを取り付け、
上記台座側面部は、上記台座天面部から端部までの長さが、挿入された上記ランプの口金の長さよりも長い
ことを特徴とする。
上記物品取付部は、上記切込みにランプの口金が挿入されてランプを取り付けるとともに、上記2つの舌部により上記ランプの口金が有する4つの面の内、対向する幅の狭い2つの面を挟持する
ことを特徴とする。
上記本体側面部は、断面を略長方形に形成し、上記長方形の短辺の長さが20mm以上であり、上記長方形の長辺の長さが上記短辺の長さの2倍以上である
ことを特徴とする。
また、本発明に係る収納ケースは、収納する物品を保持する台座と、台座を収納するケース本体とを備える収納ケースにおいて、
上記台座は、
略H字状の切込みにより構成される2つの舌部を有し、上記切込みに物品が挿入された場合に上記2つの舌部の弾性により上記物品を挟持して取り付ける物品取付部と、
上記物品取付部が設けられた台座天面部から折り曲げられて設けられ、上記ケース本体に収納された場合に上記ケース本体の本体側面部の内壁と当接する台座側面部と
を備えることを特徴とする。
さらに、本発明に係る収納ケースは、収納する物品を保持する台座と、台座を収納するケース本体とを備える収納ケースにおいて、
上記台座は、
収納する物品の下側部を挿入して取り付ける物品取付部と、
上記ケース本体に収納された場合に上記ケース本体の本体側面部の内壁に沿って移動可能にするとともに、上記物品の下側部を保護する台座側面部とを備え、
上記ケース本体は、
クッション性を有し、上記物品の上端を保護する本体保護部
を備えることを特徴とする。
上記ケース本体は、さらに、
上記本体上面部の外側に、所定の物に吊り下げ可能な穴を有する吊り下げ部
を備えることを特徴とする。
本発明に係る収納ケースによれば、ランプなどの物品が取り付けられる台座はケース本体に対して移動可能であるため、ケース本体にかかった衝撃が物品に直接伝わらない。また、物品の一端は台座側面部により保護され、他端は本体保護部により保護されている。したがって、別途緩衝材を設けることなく落下などの衝撃から物品を保護することができる。また、透明な素材を用いたことにより、外部から収納された物品を視認することができる。
以下、図に基づき本発明の実施の形態について説明する。
実施の形態1.
まず、図1、図2、図3に基づき実施の形態1に係る収納ケースについて説明する。実施の形態1に係る収納ケースは、収納する物品を保持する台座200と、台座200を収納するケース本体100とを備える。図1は、ランプ300が取り付けられた台座200をケース本体100に収納した状態の実施の形態1に係る収納ケースを示す斜視図である。図2は、実施の形態1に係るケース本体100の展開図である。図3は、実施の形態1に係る台座200の展開図である。
図1に示すように、ランプ300は、台座200に取り付けられケース本体に収納される。ランプ300は一端を台座200の物品取付部220に挿入して、周囲を台座側面部230に囲まれる。ここで台座200は本体側面部に沿って(図1に示すA方向及びB方向へ)台座側面部230を本体側面部の内壁に摩擦しながら移動可能である。一方、ランプ300の他端には、ケース本体100が備える本体保護部140が設けられ、台座200が移動した場合に、ランプ300の上記他端を保護する。
次に、図2、図3に示すケース本体100と台座200との展開図を用いて詳細に説明する。
図2に示すケース本体100は、本体側面部110、本体上面部120、本体下面部130、本体保護部140、本体係止部150、吊り下げ部160、のり代部170、爪部a180a、爪部b180bを備える。また、本体側面部110は、第1側面部112、第2側面部114、第3側面部116、第4側面部118を備える。さらに、本体保護部140は、先端142、クッション部144を備える。また、本体上面部120は、上面部先端122を備え、本体下面部130は、下面部先端132を備える。さらに、吊り下げ部160は凸部162を備える。
図3に示す台座200は、台座天面部210、物品取付部220、台座側面部a230a、台座側面部b230b、台座側面部c230c、台座側面部d230dを備える。また、物品取付部220は、舌部a222a、舌部b222bを備える。
ケース本体100は、透明なプラスチック(PETやPP(polypropylene))などの材料により作られている。ケース本体100は、第1側面部112と第3側面部116との間を略直角に折り曲げ、第1側面部112と第4側面部118との間を略直角に折り曲げ、第2側面部114と第4側面部118との間を略直角に折り曲げることにより略直方体の筒状に組み立てる。そして、第2側面部114とのり代部170との間を略直角に折り曲げ、のり代部170を第3側面部116の外側に接着して固定する。のり代部170を第3側面部116の内側に接着することも可能であるが、ケース本体100の内部に台座200を収納するため、のり代部170を第3側面部116の外側に接着することが望ましい。
また、爪部a180aと爪部b180bとを内側に折り曲げる。さらに、本体下面部130を略直角に折り曲げ、本体下面部130の先端である下面部先端132を折り曲げて内側に挿入して略固定する。
また、本体保護部140は、第1側面部112の端部である第1端部を延長して設けられる。本体保護部140は、本体下面部130方向(上記台座天面部方向、図1に示すB方向)へ所定の角度傾斜させて第1側面部112と対向する本体側面部110側の面である第2側面部114方向へ折り返す。そして、本体保護部140は、先端42を本体上面部120方向へ折り返して第2側面部に当接する。したがって、本体保護部140の先端部42を除いた部分であるクッション部44の長さは、第1側面部112から第2側面部114までの距離よりも長い。また、本体保護部140は、先端を第2側面部114に当接することによりクッション部44はたわみを有する。さらに、第2側面部の端部である第2端部を延長して設けられた本体係止部150は、内側へ折り返され、本体保護部140の先端が本体上面部120方向へずれることを係止する。本体保護部140は、プラスチックなどの材料であるため、本体下面部130方向から本体上面部120方向(図1に示すA方向)へ押した場合に弾力を生じる。さらに、本体上面部120を略直角に折り曲げ、本体上面部120の先端である上面部先端122を折り曲げて内側に挿入して略固定する。これにより、本体保護部140の先端142が本体上面部120方向へずれることを係止する力がさらに強くなる。
また、吊り下げ部160は、第3側面部116の端部を上記本体上面部の外側まで延長して設けられる。吊り下げ部160は、所定の位置で折り返して先端をケースの内側に挿入して2重化して設けられる。また、吊り下げ部160は、所定の物に吊り下げ可能な穴を有し、2重化された場合に穴の位置が一致するように折り曲げられる。製造時に吊り下げ部160の片面に印刷すれば、組み立てられた場合に折り曲げて2重化されることで、両面が印刷面になる。さらに、2重化することにより強度が増し、破損による落下を防止できる。また、吊り下げ部160が有する穴は凸字状の形状である。これにより、フックバーなどに吊り下げる場合に、穴が大きいため吊り下げる作業が容易である。また、吊り下げ部160の凸部162の位置にフックバーが当たり停止するため、複数の収納ケースを陳列する場合に、各収納ケースが概ね揃えて陳列できる。さらに、幅広のフックバーにも吊り下げ可能である。
また、本体保護部140、本体係止部150、爪部a180a、爪部b180bは組み立てのし易さを考慮しくびれ部を有している。
台座200は、ケース本体100と同様に透明なプラスチック(PETやPP)などの材料により作られている。物品取付部220が設けられた台座天面部210から略直角に台座側面部a230a、台座側面部b230b、台座側面部c230c、台座側面部d230dが折り曲げられている。ここでは、台座200は台座側面部を台座側面部a〜dの4つ備えるが、台座側面部a,bのみ又は台座側面部c,dのみの対向するいずれか2つのみ備えることとしても構わない。
また、物品取付部220は、略H字状の切込みにより構成される2つの舌部(舌部a222a、舌部b222b)を有し、切込みに物品が挿入された場合に2つの舌部の弾性により挿入された物品を挟持する。ここでは、切込みをH字状としているが、X字状であっても、コ字状であっても構わない。つまり、X字状であれば、三角形の4つの舌部により物品が挟持され、コ字状であれば、1つの舌部が一方から物品を押さえる。また、舌部を残さず孔としても構わない。しかし、切込みをH字状とした場合には、2つの舌部をケースの横面になるように配置することで、収納ケース正面からの物品の視認性が高くなる。
そして、収納される物品を取り付けた台座200を図1に示すようにケース本体100に収納する。ここで、台座側面部(台座側面部a230a、台座側面部b230b、台座側面部c230c、台座側面部d230d)は、ケース本体100に収納された場合にケース本体100の本体側面部110の内壁と当接する。台座側面部がケース本体100の本体側面部110の内壁と当接することにより、台座200はケース本体に概ね固定される。しかし、台座200は、ケース本体に完全に固定されず、ケース本体100に収納された場合にケース本体100の本体側面部110の内壁に沿って移動可能にする。これにより、ケース本体100に衝撃が加えられた場合に、台座200が本体側面部110の内壁と摩擦しながら移動することにより衝撃が吸収され、収納された物品に衝撃が伝わるのを防ぐことができる。
また、図1に示すように、台座天面部210に対して台座側面部が折り返された方向の反対側に本体保護部140が位置するように台座200はケース本体100に収納される。台座200は、ケース本体100の本体側面部110の内壁に沿って移動可能であるため、台座200が移動することにより、収納された物品の物品取付部220に挿入された側である下端部が本体下面部130に当たる可能性がある。また、収納された物品の上端部が本体上面部120に当たる可能性がある。しかし、収納された物品の下端部は、周囲を台座側面部により覆われている。また、台座側面部は、台座天面部から端部までの長さが、挿入された物品の台座天面部へ挿入された部分の長さよりも長い(長さについての詳細は後述する)。したがって、収納された物品の下端部が本体下面部130に当たることはない。また、収納された物品の上端部側には、本体上面部120の内側に本体保護部140が設けられている。そのため、収納された物品の上端部が本体上面部120に当たることはない。また、本体保護部140は、上述したように、本体下面部130方向から本体上面部120方向へ押した場合に弾力を生じ、クッション性を有している。したがって、収納された物品の上端部が本体保護部140に当たった場合でも、収納された物品へ伝わる衝撃は和らげられる。
図4は、実施の形態1に係る収納ケースとは異なり、ケース本体100と台座200とが一体になっている場合の展開図である。実施の形態1に係る収納ケースは、図4に示すようにケース本体100と台座200とが一体になっていても構わない。但し、この場合には、台座が本体側面部110の内壁に沿って移動可能とならないため、衝撃吸収がケース本体100と台座200とを別々に製造した場合と比して低減する。また、図4に示すように、ケース本体100と台座200とが一体になっているため、部品取りが悪く、材料に無駄が出る。ケース本体100と台座200とを別々に製造することにより、より部品取りをよくし、材料を効率的に使うことができる。
ここで、上記収納ケースには、例えば、ランプ300が収納される。図5は、上記収納ケースに収納されるランプ300の一例である。図5に示すランプ300は、バルブ310、フィラメント320、口金ピン330、口金340を備える。ランプ300は、例えば、ハロゲンランプであり、IEC(国際電気標準会議)規格だけではなくJIS規格(日本工業規格)などで規格化されているいわゆる「P」記号付きミラー無しラインボルトハロゲンランプ(JDハロゲン電球)である。
ランプ300が台座200に取り付けられる場合、ランプ300の口金ピンから物品取付部220に挿入される。そして、ランプ300は、口金340部分が概ね全て挿入された状態で台座200に取り付けられる。つまり、物品取付部220は、ランプ300の口金を挿入されてランプ300の口金が台座側面部の内側になるようにランプを取り付ける。そして、上述したように、台座側面部は、台座天面部210から端部までの長さ(図3に示すH)が、挿入されたランプ300の口金340の長さ(図5に示すB)よりも長い。したがって、口金340は台座側面部10により保護される。また、物品取付部220の切込みにランプ300の口金340を挿入してランプ300を取り付ける場合、2つの舌部によりランプ300の口金340が有する4つの面の内、対向する幅の狭い2つの面を挟持する。これは、口金340の幅の広い面は封止部と呼ばれ、ランプ寿命に影響を与える重要な部分であり耐久性が弱く、圧力などの力を加えた場合に破損及び短寿命などの可能性が高いためである。物品取付部220に取り付けられる物品がランプ300でない場合であっても、同様に、耐久性が弱い面に2つの舌部が当たらないようにすることで、より物品の保護を高めることが可能である。また、口金340の幅広の面に印字されるランプの種類などの視認性を台座側面部により落とすこともない。
ここで、図5に示すランプ300の口金ピンの幅BLは口金の厚みBKよりも大きい。つまり、図5の(b)に表示される面及びその裏面を2つの舌部が挟持する。また、口金ピンの幅BLはランプの幅Dよりも小さい。これにより、ランプ300が物品取付部220から取り外しされる場合に、2つの舌部に口金ピン330が引っ掛かり破損することがない。
また、図3に示す台座200の物品取付部220のサイズLとWとは、それぞれ、L≒BL、W≒BKである。つまり、物品取付部220のサイズは、ランプの口金340がちょうど挿入可能なサイズであるか、ややきつくなるサイズである。
図6は、図1と同様に実施の形態1に係るケース本体100の展開図である。図6において、L1は本体保護部140のクッション部144の長さである。つまり、本体保護部140の中で、第1側面部112の端部から第2側面部114に当接する先端142までの長さである。L2は第4側面部118の幅である。ここで、第4側面部118の幅と第3側面部116の幅とは概ね同一である。L3は第1側面部112の幅である。ここで、第1側面部112の幅と第2側面部114の幅とは概ね同一である。
実施の形態1に係るケース本体100において、L1>L2である。そのため、本体保護部140は、先端を第2側面部114に当接することによりたわみを有し、クッション部144は弾性を生じる。また、L2≧(L3×2)である。さらに、L3≧20mmである。これは、収納ケースに収納された物品の取り出し易さを考慮したためである。図5のランプ300が収納ケースに収納された場合を考える。図5のランプ300のDのサイズは例えば最大14mm程度である。従来のランプの個装箱タイプの収納ケースでは、ランプ300をちょうど収納可能なサイズであった。したがって、概ね20mm四方のサイズであった。しかし、この場合には収納ケースに指を入れることが難しく、ランプの取り出しの際にランプに傷を付けてしまうおそれがある。そこで、指のサイズなどを考慮し上記サイズとする。なお、収納する物品のサイズが大きい場合には、それに合わせて収納ケースのサイズは大きくし、かつ指の入るスペースを設けることで同様の効果を得る。
図7は、収納ケースにランプ300を収納した状態を示す正面図である。斜線部分はケース本体100に付けられた印刷柄である印刷部190を示す。印刷部190は本来色が付され内部が見えない状態となるが、ここでは透明で表し内部にある本体保護部140が見える状態で示している。印刷部190により本体保護部140が外部から見えず、美感を損ねない。つまり、収納ケースの透明部分から見えるものは、収納されたランプ300と台座天面部210のみである。
図7において、L4はランプ300のバルブの先端から本体保護部140の台座200が移動することによりバルブの先端が触れる部分までの距離を示す。L5はランプ300のバルブの先端から本体上面部120までの距離を示す。L6は台座天面部210から口金ピン330の先端までの距離を示す。L7は台座天面部210から台座側面部の先端までの距離を示す。ここで、L4(L5)<L6<L7である。ここで、L4及びL5は台座200が本体下面部130に接しており、かつ、台座200にランプ300の口金340が概ね全て挿入された状態における距離であるとする。これにより、ランプ300が台座200からずれた場合であっても、本体保護部140に当たることで、ランプ300が台座200から外れることを防止できる。また、上述したように、口金340は台座側面部により保護される。
実施の形態1に係る収納ケースによれば、個装箱にPETやPP透明な素材を使用したことにより、収納された物品を外部から確認可能である。したがって、買い物客などは収納された物品の形状を確認した上で購入することができ、買い間違いや物品の形状を確認するために収納ケースを開けてしまうことによる収納ケースの劣化や物品の落下などを防ぐことができる。
また、略直方体の個装箱に所定の物に吊り下げ可能な吊り下げ部160を備えることにより、什器などへ置いて陳列することや、フックバーなどに引っ掛けて陳列することができる。そのため、従来の個装箱とブリスターパッケージとの2通りのパッケージを準備する必要がない。
さらに、ケース本体100と台座200とを別部品として、ケース本体100の内部で収納する物品を浮かせて移動可能に略固定すること、及び、蓋の折り込み部分の押さえを本体保護部140として収納する物品を保護することで、緩衝材を別途設ける必要がない。また、台座200の台座天面部210に設けられた切込みからなる物品取付部220に収納する物品を取り付けるため、別途取り付け部材を用意する必要がない。したがって、緩衝材や取り付け用の部材のコストを節減でき、かつ、収納ケースの廃棄の手間もかからない。
ランプが取り付けられた台座200をケース本体100に収納した状態を示す斜視図。 実施の形態1に係るケース本体100の展開図。 実施の形態1に係る台座200の展開図。 ケース本体100と台座200とが一体になっている場合の部品取りを示す図。 上記収納ケースに収納されるランプの一例。 図1と同様に実施の形態1に係るケース本体100の展開図。 収納ケースにランプ300を収納した状態を示す正面図。
符号の説明
100 ケース本体、110 本体側面部、112 第1側面部、114 第2側面部、116 第3側面部、118 第4側面部、120 本体上面部、122 上面部先端、130 本体下面部、132 下面部先端、140 本体保護部、142 先端、144 クッション部、150 本体係止部、160 吊り下げ部、162 凸部、170 のり代部、180a 爪部a、180b 爪部b、190 印刷部、200 台座、210 台座天面部、220 物品取付部、222a 舌部a、222b 舌部b、230a 台座側面部a、230b 台座側面部b、230c 台座側面部c、230d 台座側面部d、300 ランプ、310 バルブ、320 フィラメント、330 口金ピン、340 口金。

Claims (15)

  1. 収納する物品を保持する台座と、台座を収納するケース本体とを備える収納ケースにおいて、
    上記台座は、
    収納する物品を取り付ける物品取付部が設けられた台座天面部と、
    上記台座天面部から折り曲げられて設けられ、上記ケース本体に収納された場合に上記ケース本体の本体側面部の内壁に沿って移動可能な台座側面部とを備え、
    上記ケース本体は、
    上記台座を収納した場合に上記台座天面部側の面となる本体上面部の内側に、クッション性を有し上記物品取付部に取り付けられた物品を保護する本体保護部
    を備えることを特徴とする収納ケース。
  2. 上記物品取付部は、略H字状の切込みにより構成される2つの舌部を有し、上記切込みに物品が挿入された場合に上記2つの舌部の弾性により上記物品を挟持する
    ことを特徴とする請求項1記載の収納ケース。
  3. 上記本体保護部は、上記本体側面部の1つの面である第1側面部の端部である第1端部を内側に折り返して設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載の収納ケース。
  4. 上記第1端部は、上記第1側面部から上記第1側面部と対向する上記本体上面部側の1つの面である第2側面部までの距離よりも長い
    ことを特徴とする請求項3記載の収納ケース。
  5. 上記本体保護部は、先端を上記第1側面部と対向する面に当接することによりたわみを有し、
    上記ケース本体は、さらに、
    上記本体保護部の先端のずれを係止する本体係止部
    を備えることを特徴とする請求項3記載の収納ケース。
  6. 上記本体保護部は、上記第1端部を上記台座天面部方向へ所定の角度傾斜させて上記第1側面部と対向する上記本体側面部側の1つの面である第2側面部方向へ折り返すとともに、先端を上記本体上面部方向へ折り返して第2側面部に当接し、
    上記ケース本体は、さらに、
    上記第2側面部の端部である第2端部を内側へ折り返して設けられ、上記本体保護部の先端が上記本体上面部方向へずれることを係止する本体係止部
    を備えることを特徴とする請求項3記載の収納ケース。
  7. 上記ケース本体は、さらに、
    上記本体上面部の外側に、所定の物に吊り下げ可能な穴を有する吊り下げ部
    を備えることを特徴とする請求項1記載の収納ケース。
  8. 上記吊り下げ部は、上記本体側面部の1つの面である第3側面部の端部を上記本体上面部の外側まで延長し、端部を折り返して2重化して設けられる
    ことを特徴とする請求項7記載の収納ケース。
  9. 上記台座と上記ケース本体とは透明な材料により形成される
    ことを特徴とする請求項1記載の収納ケース。
  10. 上記物品取付部は、ランプの口金を挿入されてランプの口金が上記台座側面部の内側になるようにランプを取り付け、
    上記台座側面部は、上記台座天面部から端部までの長さが、挿入された上記ランプの口金の長さよりも長い
    ことを特徴とする請求項1記載の収納ケース。
  11. 上記物品取付部は、上記切込みにランプの口金が挿入されてランプを取り付けるとともに、上記2つの舌部により上記ランプの口金が有する4つの面の内、対向する幅の狭い2つの面を挟持する
    ことを特徴とする請求項2記載の収納ケース。
  12. 上記本体側面部は、断面を略長方形に形成し、上記長方形の短辺の長さが20mm以上であり、上記長方形の長辺の長さが上記短辺の長さの2倍以上である
    ことを特徴とする請求項1記載の収納ケース。
  13. 収納する物品を保持する台座と、台座を収納するケース本体とを備える収納ケースにおいて、
    上記台座は、
    略H字状の切込みにより構成される2つの舌部を有し、上記切込みに物品が挿入された場合に上記2つの舌部の弾性により上記物品を挟持して取り付ける物品取付部と、
    上記物品取付部が設けられた台座天面部から折り曲げられて設けられ、上記ケース本体に収納された場合に上記ケース本体の本体側面部の内壁と当接する台座側面部と
    を備えることを特徴とする収納ケース。
  14. 収納する物品を保持する台座と、台座を収納するケース本体とを備える収納ケースにおいて、
    上記台座は、
    収納する物品の下側部を挿入して取り付ける物品取付部と、
    上記ケース本体に収納された場合に上記ケース本体の本体側面部の内壁に沿って移動可能にするとともに、上記物品の下側部を保護する台座側面部とを備え、
    上記ケース本体は、
    クッション性を有し、上記物品の上端を保護する本体保護部
    を備えることを特徴とする収納ケース。
  15. 上記ケース本体は、さらに、
    上記本体上面部の外側に、所定の物に吊り下げ可能な穴を有する吊り下げ部
    を備えることを特徴とする請求項14記載の収納ケース。
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