JP2007318621A - Ip電話サービスシステム及びip電話サービス方法 - Google Patents

Ip電話サービスシステム及びip電話サービス方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザに対するガイド機能を向上させたファイルダウンロードを実現できるIP電話サービスシステムを提供する。
【解決手段】 IP電話サービスシステムは、電話機を接続したIP電話装置と、SIPメッセージ制御及びIP電話装置の位置情報、電話番号の管理を行なうSIPサーバと、ソフトウェア管理機能を有するソフトウェア管理IP電話システムと、これらを接続するグローバルIPネットワークとを含む。ソフトウェア管理IP電話システムは、IP電話装置からのSIPメッセージをSIPサーバ、ネットワークを介して受信して着信処理を行なう処理手段と、着信処理により得られたSIPメッセージの内容に応じたRTPパケットを生成してIP電話装置に送信する生成・送信手段を有する。IP電話装置はRTPパケットを受信するとこれを解析して電話機で使用される音声信号に変換する変換手段を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明はIP電話サービスシステムに関し、特にIP電話サービスによるファイルダウンロード方法に関する。
IP電話装置のソフトウェアバージョンアップは、IP電話装置以外の端末や専用機器が必要となることが多い。また、現状使用しているソフトウェアが最新であるかという情報を入手するにしても、IP電話装置以外の端末を使用して入手することが多い。
これに対し、サーバ装置からIP電話装置へ送信するソフトウェアデータの書き換えを促す情報により、IP電話装置がソフト管理サーバ装置から最適のソフトウェアデータをインストールするIP電話システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−26993号公報
本発明は、IP電話装置制御による電話機操作でIP電話サービスによるファイルダウンロードを行なうに際し、ユーザに対するガイド機能を向上させたファイルダウンロードを実現できるIP電話サービスシステム及びIP電話サービス方法を提供しようとするものである。
本発明はまた、上記の電話機操作でのファイルダウンロード機能を装備したソフトウェア管理IP電話システムを提供しようとするものである。
本発明の第1の態様によれば、電話機を接続したIP電話装置と、SIPメッセージ制御及び前記IP電話装置の位置情報、電話番号の管理を行なう機能を有するSIPサーバと、ソフトウェア管理機能を有するソフトウェア管理IP電話システムと、これらを接続するネットワークとを含み、前記ソフトウェア管理IP電話システムは、前記IP電話装置からのSIPメッセージを前記SIPサーバ、前記ネットワークを介して受信して着信処理を行なう処理手段と、前記着信処理により得られた前記SIPメッセージの内容に応じたRTPパケットを生成して前記IP電話装置に送信する生成・送信手段を有し、前記IP電話装置は前記RTPパケットを受信するとこれを解析して前記電話機で使用される音声信号に変換する変換手段を有することを特徴とするIP電話サービスシステムが提供される。
本発明の第2の態様によるIP電話サービスシステムは、前記SPメッセージが端末識別子、ソフトウェアバージョン情報を含み、前記処理手段は、受信した前記SIPメッセージから端末種別及びソフトウェアバージョン情報を取得し、前記生成・送信手段は、取得したソフトウェアバージョン情報とあらかじめ保持している当該端末種別のソフトウェアバージョン情報とを比較し、比較の結果が異なっている場合、更新ありの情報を前記RTPパケットにて前記IP電話装置へ送信することを特徴とする。
本発明の第3の態様によるIP電話サービスシステムは、前記生成・送信手段が、前記取得した端末種別に該当する端末種別が存在しなかった場合、該当無しの情報を前記RTPパケットにて前記IP電話装置へ送信し、前記比較において前記取得したソフトウェアバージョン情報と前記あらかじめ保持している当該端末種別のソフトウェアバージョン情報とが同じ場合には更新無しの情報を前記RTPパケットにて前記IP電話装置へ送信することを特徴とする。
本発明の第4の態様によるIP電話サービスシステムは、前記IP電話装置において前記更新ありの情報を前記RTPパケットにて受信すると、前記変換手段が前記更新ありの情報を音声信号に変換し、前記電話機にて前記音声信号に対応した要求操作が行われると、前記ソフトウェア管理IP電話システムは前記IP電話装置からの要求に基づいて、ファイル送信実行の要否を判定し、送信が必要な場合には当該ファイルを前記IP電話装置にダウンロードすることを特徴とする。
本発明の第5の態様によるIP電話サービスシステムは、前記ソフトウェア管理IP電話システムが、前記IP電話装置へ自動発信を行なうことによりSIPメッセージがIPパケットとして前記SIPサーバ、前記ネットワークを経由して前記IP電話装置へ送信され、該IP電話装置の電話機が応答すると前記端末識別子、前記ソフトウェアバージョン情報を含むSIPメッセージが前記SIPサーバ、前記ネットワークを経由して前記ソフトウェア管理IP電話システムへ送信されることを特徴とする。
本発明の第6の態様によれば、電話機を接続したIP電話装置と、SIPメッセージ制御及び前記IP電話装置の位置情報、電話番号の管理を行なう機能を有するSIPサーバと、ソフトウェア管理機能を有するソフトウェア管理IP電話システムと、これらを接続するためのネットワークとを含むIP電話サービスシステムで提供されるIP電話サービス方法であって、前記IP電話装置は、端末識別子、ソフトウェアバージョン情報を含むSIPメッセージを前記SIPサーバ、前記ネットワークを介して前記ソフトウェア管理IP電話システムヘ送信し、前記ソフトウェア管理IP電話システムは、前記SIPメッセージから少なくとも端末種別、ソフトウェアバージョン情報を取得し、取得したソフトウェアバージョン情報とあらかじめ保持している当該端末種別のソフトウェアバージョン情報とを比較し、比較の結果が異なっている場合、更新ありの情報をRTPパケットにて前記IP電話装置へ送信し、前記IP電話装置は前記RTPパケットを受信するとこれを音声信号に変換して前記電話機に送り、前記電話機にて前記音声信号に応答した要求操作が行われると、前記ソフトウェア管理IP電話システムは前記IP電話装置からの要求に基づいて、ファイル送信実行の要否を判定し、送信が必要な場合には当該ファイルを前記IP電話装置にダウンロードすることを特徴とするIP電話サービス方法が提供される。
本発明の第7の態様によるIP電話サービス方法は、前記ソフトウェア管理IP電話システムが、前記取得した端末種別に該当する端末種別が存在しなかった場合、該当無しの情報を前記RTPパケットにて前記IP電話装置へ送信し、前記比較において前記取得したソフトウェアバージョン情報と前記あらかじめ保持している当該端末種別のソフトウェアバージョン情報とが同じ場合には更新無しの情報を前記RTPパケットにて前記IP電話装置へ送信することを特徴とする。
本発明の第8の態様によるIP電話サービス方法は、前記ソフトウェア管理IP電話システムが、前記IP電話装置へ自動発信を行なうことによりSIPメッセージがIPパケットとして前記SIPサーバ、前記ネットワークを経由して前記IP電話装置へ送信され、該IP電話装置の電話機が応答すると前記端末識別子、前記ソフトウェアバージョン情報を含むSIPメッセージが前記SIPサーバ、前記ネットワークを経由して前記ソフトウェア管理IP電話システムへ送信されることを特徴とする。
本発明の第9の態様によれば、電話機を接続したIP電話装置、及びSIPメッセージ制御及び前記IP電話装置の位置情報、電話番号の管理を行なう機能を有するSIPサーバとネットワークを介して接続され、前記IP電話装置及び前記SIPサーバとの間でIP電話サービスシステムを構成するために用いられるソフトウェア管理IP電話システムであって、IPパケットを受信し、該受信したIPパケットにSIPメッセージが含まれていた場合には、該SIPメッセージの解析を行ない、SIPメッセージ、端末種別、ソフトウェアバージョン、IPアドレスを取得するSIPメッセージ処理部と、前記取得されたSIPメッセージを受けてSIPメッセージ制御を行なう呼処理部と、端末種別をキーとしたソフトウェアバージョン、最新ソフトウェアファイル名が登録されたソフトウェア管理テーブル及び最新ソフトウェアデータが保存されたソフトウェアデータ保管部と、音声メッセージを作成する機能及び受信した音声信号解析機能を有する音声メッセージ解析部と、前記音声メッセージ解析部で作成された音声メッセージからRTPパケットを生成して送信する機能、およびRTPパケットを受信する機能を有するRTP処理部と、前記ソフトウェアデータ保管部内の前記ソフトウェア管理テーブルを参照し、ソフトウェアデータを取得して前記IP電話装置へのファイル送信処理を行なう機能を有するFTP処理部と、前記SIPメッセージ処理部からの端末種別、ソフトウェアバージョンを元に前記ソフトウェアデータ保管部内の前記ソフトウェア管理テーブルを参照し、前記IP電話装置のソフトウェアバージョンが最新かどうかを検索し、検索結果に応じて前記音声メッセージ解析部へメッセージ作成指示を通知するソフトウェア管理処理部とを含み、前記ソフトウェア管理処理部はまた、前記音声メッセージ解析部から受信した音声信号を元にファイル送信する処理を実行するかどうかを判断する機能を有することを特徴とするソフトウェア管理IP電話システム。
本発明によるソフトウェア管理IP電話システムは更に、受信ダイヤル番号をキーとした動作機能を判断するための受信ダイヤルテーブルが保存された受信ダイヤル管理部と、ユーザより端末種別に対する最新のソフトウェアバージョン及びソフトウェアファイル名、ソフトウェアデータを前記ソフトウェアデータ保管部へ保存する機能、ならびに受信ダイヤルによる動作機能を設定する機能を有するユーザインタフェースとを有していても良い。
本発明によるIP電話サービスシステム及びIP電話サービス方法、特にIP電話サービス方法によれば、IP電話サービスを用いてソフトウェア管理IP電話システムへ電話をかけることにより、音声にて最新ソフトウェアバージョンの有無を判断することができる。また、IP電話サービスを用いてソフトウェア管理IP電話システムへ電話をかけることにより、発信側IP電話装置の判断によりソフトウェアをダウンロードすることが可能となる。よって、ソフトウェアバージョンアップに際してIP電話装置以外の端末や専用機器が不要となり、ユーザは音声によるガイドを受けるのでダウンロード操作が容易となり、保守性を向上することができる。
はじめに、図1を参照して、本発明によるIP電話サービスシステムの主な特徴部分について説明する。IP電話サービスは、グローバルIPネットワーク130に接続し、IP電話サービスを提供するプロバイダのSIPサーバ121を経由して、端末間でSIPメッセージ(呼制御情報)をIPパケット通信を用いて、電話の機能を提供するサービスである。
このようなIP電話サービスにおいて、本発明は以下の機能を実現している。
端末間ではSIPメッセージをIPパケット通信でやりとりするため、SIPメッセージからお互いにIPパケット通信のための識別子(IPアドレス)を取得することができ、また、SIPメッセージ以外のデータをIPパケット通信でやりとりすることも可能である。
SIPメッセージは容易にパラメータを追加できる特徴を有している。この特徴を利用して、発信側IP電話装置101がSIPメッセージのパラメータに端末識別子、ソフトウェアバージョンを追加することにより、着信側ソフトウェア管理IP電話システム111へ端末識別子、ソフトウェアバージョンを送信することができる。
着信側ソフトウェア管理IP電話システム111が音声メッセージ作成機能を有することで、音声として更新ソフトウェアバージョンの有無を発信側IP電話装置101へ通知することができる。着信側ソフトウェア管理IP電話システム111はまた、発信側IP電話装置101のIPアドレスを把握しているので、IPパケット通信により呼制御情報、音声情報以外のソフトウェアデータ転送処理を実行することができる。
よって、発信側IP電話装置101は上記機能を有したソフトウェア管理IP電話システム111へIP電話サービスを利用して電話をかけることにより、発信側IP電話装置101は、音声として更新ソフトウェアバージョンの有無を判断することができ、また、更新ソフトウェアをダウンロードすることができる。
次に、本発明にかかるIP電話サービスを実現するための構成について説明する。
図1において、IP電話装置101はSIPメッセージ(呼制御情報)、RTP(音声情報)制御、ファイル受信機能ならびに電話機能交換機能を有する。電話機102はIP電話装置101に接続され、ユーザが電話操作を行なう端末である。
グローバルIPネットワーク130はインターネット環境である。ネットワーク機器100、110、120はグローバルIPネットワーク130に接続され、IPパケットを転送する機能を有する。
SIPサーバ121はIP電話サービスを提供するサービス事業者が管理を行なっている機器であり、SIPメッセージ(呼制御情報)制御ならびに端末の位置情報、電話番号の管理等を行なっている。
ソフトウェア管理IP電話システム111は、SIPメッセージ制御、RTP制御、ソフトウェア管理機能、ファイル送信機能、音声メッセージ作成機能を有する。
ユーザが電話機102においてソフトウェア管理IP電話システム111に付与されている電話番号「150」をダイヤルすると、IP電話装置101はSIPメッセージを作成する。作成されたSIPメッセージが含まれたIPパケットはネットワーク機器100を介し、SIPサーバ121へ向けて、グローバルIPネットワーク130へ送信される。
SIPサーバ121はネットワーク機器120を介して、グローバルIPネットワーク130からIP電話装置101が送信したSIPメッセージを受信する。SIPサーバ121は受信したSIPメッセージを解析し、発信先であるソフトウェア管理IP電話システム111へ送るべく、SIPメッセージをネットワーク機器120を介してグローバルIPネットワーク130へ送信する。
ソフトウェア管理IP電話システム111は、ネットワーク機器110を介してグローバルIPネットワーク130からSIPメッセージを受信し、着信処理を行なう。ソフトウェア管理IP電話システム111は自動的に応答してRTPパケット(音声情報)を生成し、発信側IP電話装置101へ向け、ネットワーク機器110を介して、グローバルIPネットワーク130へ送信する。
発信側IP電話装置101はネットワーク機器100を介して、グローバルIPネットワーク130からソフトウェア管理IP電話システム111が送信したRTPパケットを受信し、RTPパケットを解析して電話機102で使用される音声信号へ変換し、ユーザが電話機102より音声メッセージを聴取する。
図2、図3、図9を参照してソフトウェア管理IP電話システム111の内部構成を説明する。
図2において、ソフトウェア管理IP電話システム111は以下の要素から成る。
LANインタフェース201はIPネットワーク200と接続されており、IPパケットの送受信を行なう機能を備えている。
SIPメッセージ処理部202は、LANインタフェース201より受信したIPパケットにSIPメッセージ(呼制御情報)が含まれていた場合には、SIPメッセージの解析を行ない、呼制御情報、端末種別、ソフトウェアバージョン、IPアドレスを取得し、呼制御情報は呼処理部203へ通知し、端末種別、ソフトウェアバージョン、IPアドレスはソフトウェア管理処理部204へ通知する機能を備えている。
呼処理部203は、IP電話サービスでの電話機能としてSIPメッセージ制御を行なう機能を備えている。
ソフトウェアデータ保管部207には、端末種別をキーとしたソフトウェアバージョン、最新ソフトウェアファイル名が登録されたソフトウェア管理テーブル300(図3)が保存されており、最新ソフトウェアデータも保存されている。
受信ダイヤル管理部210には、受信ダイヤル番号をキーとした動作機能を判断するための受信ダイヤルテーブル400(図9)が保存されている。
ユーザインタフェース209は、ユーザより端末種別に対する最新のソフトウェアバージョンならびにソフトウェアファイル名、ソフトウェアデータをソフトウェアデータ保管部207へ保存する機能、および受信ダイヤルによる動作機能を設定する機能を備えている。
音声メッセージ解析部205は音声メッセージを作成する機能ならびに受信した音声信号解析機能を備えている。
RTP処理部206は音声メッセージ解析部205で作成された音声メッセージからRTPパケットを生成して送信する機能、LANインタフェース201からのRTPパケットを受信する機能を備えている。
FTP処理部208はソフトウェアデータ保管部207内のソフトウェア管理テーブル300を参照し、ソフトウェアデータを取得して通信相手端末へのファイル送信処理を行なう機能を備えている。
ソフトウェア管理処理部204は、通知された端末種別、ソフトウェアバージョンを元にソフトウェアデータ保管部207内のソフトウェア管理テーブル300を参照し、通信相手端末のソフトウェアバージョンが最新かどうかを検索し、音声メッセージ解析部205へメッセージ作成指示を通知する。ソフトウェア管理処理部204はまた、音声メッセージ解析部205から受信した音声信号を元にファイル送信する処理を実行するかどうかを判断する機能を備えている。
次に、図1〜図5、図7〜図9を参照して本発明の実施例の動作について詳細に説明する。
事前にユーザインタフェース209によりソフトウェアデータ保管部207における、端末種別をキーとしたソフトウェア管理テーブル300にデータを保存し、ソフトウェアデータも保存する。
ユーザが電話機102において電話番号「150」をダイヤルすると、端末種別、ソフトウェアバージョンが含まれたSIPメッセージ(INVITE)がIPパケットとしてIP電話装置101よりネットワーク機器100、グローバルIPネットワーク130、ネットワーク機器120を経由して、SIPサーバ121へ転送される。
SIPサーバ121はソフトウェア管理IP電話システム111が電話番号「150」を使用していることを把握しているので、IP電話装置101より受信したSIPメッセージ(INVITE)をネットワーク機器120、グローバルIPネットワーク130、ネットワーク機器110を経由して、ソフトウェア管理IP電話システム111へ転送する。
ソフトウェア管理IP電話システム111はIPネットワーク200を経由してLANインタフェース201より受信したIPパケットにSIPメッセージが含まれていた場合には、SIPメッセージ処理部202にてメッセージ内容を解析し、呼制御情報を取得する(図5、ステップA1)。
そのメッセージ内容からメッセージタイプが「INVITE」(図5、ステップA2)の場合、端末種別、ソフトウェアバージョン、IPアドレスを取得(図5、ステップA3)し、ソフトウェア管理処理部204にて、端末種別をキーとしてソフトウェア保管部207内のソフトウェア管理テーブル300を検索(図5、ステップA4)する。
ソフトウェア管理処理部204は、検索の結果、一致した端末種別が存在した場合(図5、ステップA5)には、SIPメッセージから取得したソフトウェアバージョンとソフトウェア管理テーブル300のソフトウェアバージョンとを比較する。ソフトウェア管理処理部204は、比較の結果、ソフトウェアバージョンが異なっていた場合にはソフトウェア更新と判断(図5、ステップA6)し、音声メッセージ解析部205にて更新有り音声メッセージを作成(図5、ステップA8)させる。
一方、一致した端末種別が存在した(ステップA5)が、SIPメッセージから取得したソフトウェアバージョンとソフトウェア管理テーブル300のソフトウェアバージョンとが同一の場合には、ソフトウェア管理処理部204は最新ソフトウェアと判断(図5、ステップA6)し、音声メッセージ解析部205にて更新無し音声メッセージを作成(図5、ステップA9)させる。
ステップA6での検索の結果、該当する端末種別が存在しなかった場合は、ソフトウェア管理処理部204は音声メッセージ解析部205にて該当無し音声メッセージを作成(図5、ステップA7)させる。
以上のようにして送信音声メッセージが決定(図5、ステップA10)し、SIPメッセージでの応答処理メッセージ(200 OK)を送信することにより、応答処理が実行され、作成された音声メッセージをRTP処理部206にてRTPパケットへ変換し、LANインタフェース201から送信する。また同時に、発信側IP電話装置101から送信されるRTPパケットをRTP処理部206にて受信し、音声メッセージ解析部205にて解析処理を行なう。
ソフトウェア管理IP電話システム111は決定された音声メッセージをRTPパケットとして送信することにより、グローバルIPネットワーク130を経由して、ソフトウェア管理IP電話システム111からの音声メッセージを電話機102にて聴取することができる。
ユーザは電話機102より音声メッセージを聴取し、音声メッセージに従いダイヤルすることにより、ダイヤル信号がRTPパケットとしてグローバルIPネットワーク130を経由し、ソフトウェア管理IP電話システム111へ送信される。
続いて、図8を参照して音声メッセージ聴取以降の動作について説明する。
ユーザは電話機102より、決定された送信音声メッセージ(図8、ステップC1)に従い、音声メッセージを聴取する。
SIPメッセージで受信した端末種別が存在しなかった場合、該当無し音声メッセージ(例:『バージョンアップ対象外の端末です。設置業者へお問い合わせ下さい。』)が選択され(図8、ステップC2)、該当無し音声メッセージをRTPパケットとして送信する(図8、ステップC5)。
SIPメッセージで受信したソフトウェアバージョンとソフトウェアデータ保管部207で管理している最新ソフトウェアバージョンとが同一の場合、更新無し音声メッセージ(例:『最新バージョンです。バージョンアップする必要はありません。』)が選択され(図8、ステップC4)、更新無し音声メッセージをRTPパケットとして送信する(図8、ステップC7)。
SIPメッセージで受信したソフトウェアバージョンとソフトウェアデータ保管部207で管理している最新ソフトウェアバージョンとが異なる場合、更新有り音声メッセージ(例:『最新のソフトウェアにバージョンアップ可能です。バージョンアップする場合は「1」を、バージョンアップしない場合は「0」をダイヤルして下さい。』)が選択され(図8、ステップC3)、更新有り音声メッセージをRTPパケットとして送信する(図8、ステップC6)。
ソフトウェア管理IP電話システム111は受信したダイヤル信号を解析し、ダイヤルされた番号によりファイル送信処理実行の有無を判断し、ファイル送信処理を行なう場合には、ソフトウェア管理処理部204よりFTP処理部206へ通知することでファイル送信処理を実行する。
ソフトウェア管理IP電話システム111は受信したダイヤル信号を音声メッセージ解析部205で解析し、ソフトウェア管理処理部204によって受信ダイヤル管理部210に保存されている受信ダイヤルテーブル400(図9)を検索する(図8、ステップC9)。ソフトウェア管理処理部204は、受信したダイヤル信号をキーとして受信ダイヤルテーブル400を検索し、受信したダイヤルに対する動作機能が「FTPソフトウェアダウンロード開始」の場合(図8、ステップC10)、音声メッセージ解析部205においてダウンロード開始メッセージ(例:『最新のバージョンをダウンロード開始します。』)を選択し、これをFTP処理部206へ通知する。これにより、FTP処理部206はファイル送信処理を実行(図8、ステップC11)する。
ソフトウェアダウンロード完了(図8、ステップC12)後、音声メッセージ解析部205においてダウンロード完了メッセージ(例:『最新のバージョンをダウンロード完了しました。』)が選択され(図8、ステップC13)、RTPパケットとして送信される(図8、ステップC14)。
一方、受信したダイヤルに対する動作機能が「FTPソフトウェアダウンロード拒否」の場合、ソフトウェア管理処理部204は音声メッセージ解析部205におけるダウンロード拒否メッセージ(例:『バージョンアップは行ないません。』)を選択し(図8、ステップC15)、RTPパケットとして送信する(図8、ステップC16)。
図4は、上記のIP電話装置101からの発信動作に伴う、IP電話装置101、SIPサーバ121、ソフトウェア管理IP電話システム111間の情報の流れをシーケンス図として示している。
以上のような方法により、IP電話装置101がソフトウェア管理IP電話システム111へ発信することにより、着信側のソフトウェア管理IP電話システム111にて発信側IP電話装置101の端末種別、ソフトウェアバージョンを判断し、最新のソフトウェアかどうかを判断することができ、音声にてソフトウェアバージョンアップの有無を通知することができる。
また、RTPパケットによるダイヤル信号を送信することにより、発信側IP電話装置101のソフトウェアバージョンアップ実行の有無を判断することができる。
そして、着信側のソフトウェア管理IP電話システム111では、発信側IP電話装置101のIPアドレスを把握しているので、そのIPアドレスに対してIPパケット通信にてファイルを送信することができ、ソフトウェアバージョンアップを行なうことができる。
以上のような実施例による効果として以下の点をあげることができる。
第1の効果は、ユーザがIP電話サービスを用いてソフトウェア管理IP電話システム111へ電話をかけることにより、音声ガイドにて最新ソフトウェアバージョンの有無を判断することができる。
第2の効果は、ユーザがIP電話サービスを用いてソフトウェア管理IP電話システム111へ電話をかけることにより、発信側IP電話装置101の判断によりソフトウェアをダウンロードすることが可能となる。
よって、ソフトウェアバージョンアップに際してIP電話装置101以外の端末や専用機器が不要となり、ユーザは音声によるガイドを受けるのでダウンロード操作が容易となり、保守性を向上することができる。
次に、図1〜図3、図6〜図9を参照して本発明の他の実施例の動作について詳細に説明する。他の実施例は、ソフトウェア管理IP電話システム111からの発信の場合であり、図6はこの場合の動作に伴う、ソフトウェア管理IP電話システム111、SIPサーバ121、IP電話装置101間の情報の流れをシーケンス図として示している。また、図7は、動作の流れをフローチャート図として示している。
事前にユーザインタフェース209によりソフトウェアデータ保管部207における、端末種別をキーとしたソフトウェア管理テーブル300にデータを保存し、ソフトウェアデータも保存する。
ソフトウェア管理IP電話システム111が電話番号「140」へ自動発信することにより、SIPメッセージ(INVITE)がIPパケットとしてソフトウェア管理IP電話システム111よりネットワーク機器110、グローバルIPネットワーク130、ネットワーク機器120を経由してSIPサーバ121へ転送される。
SIPサーバ121はIP電話装置101が電話番号「140」を使用していることを把握しているので、ソフトウェア管理IP電話システム111より受信したSIPメッセージ(INVITE)をネットワーク機器120、グローバルIPネットワーク130、ネットワーク機器100を経由して、IP電話装置101へ転送する。
IP電話装置101に接続されている電話機102が応答すると、端末種別、ソフトウェアバージョンが含まれたSIPメッセージ(200 OK)がIPパケットとしてIP電話装置101よりネットワーク機器100、グローバルIPネットワーク130、ネットワーク機器120を経由して、SIPサーバ121へ転送される。
SIPサーバ121はIP電話装置101より受信したSIPメッセージ(200 OK)をネットワーク機器120、グローバルIPネットワーク130、ネットワーク機器110を経由して、ソフトウェア管理IP電話システム111へ転送する。
ソフトウェア管理IP電話システム111は、IPネットワーク200を経由してLANインタフェース201より受信したIPパケットにSIPメッセージが含まれていた場合には、SIPメッセージ処理部202にてメッセージ内容を解析し、呼制御情報を取得する(図7、ステップB1)。そのメッセージ内容からメッセージタイプが「200 OK」(図7、ステップB2)の場合、端末種別、ソフトウェアバージョン、IPアドレスが取得(図7、ステップB3)される。
ソフトウェア管理処理部204は、SIPメッセージ処理部202から通知された端末種別をキーとしてソフトウェアデータ保管部207内のソフトウェア管理テーブル300を検索(図7、ステップB4)する。検索の結果、一致した端末種別が存在した場合(図7、ステップB5)、ソフトウェア管理処理部204は、SIPメッセージ処理部202から通知されたソフトウェアバージョンとソフトウェア管理テーブル300のソフトウェアバージョンとを比較し、ソフトウェアバージョンが異なっていた場合にはソフトウェア更新と判断(図7、ステップB6)し、音声メッセージ解析部205にて更新有り音声メッセージを作成(図7、ステップB8)させる。
一方、一致した端末種別が存在した(図7、ステップB5)が、SIPメッセージ処理部202から通知されたソフトウェアバージョンとソフトウェア管理テーブル300のソフトウェアバージョンとが同一の場合には、ソフトウェア管理処理部204は最新ソフトウェアである判断(図7、ステップB6)し、音声メッセージ解析部205にて更新無し音声メッセージを作成(図7、ステップB9)させる。
検索の結果、該当する端末種別が存在しなかった場合、ソフトウェア管理処理部204は音声メッセージ解析部205にて該当無し音声メッセージを作成(図7、ステップB7)させる。
送信音声メッセージが決定(図7、ステップB10)すると応答処理が実行され、作成された音声メッセージをRTP処理部206にてRTPパケットへ変換し、LANインタフェース201から送信する。また同時に、発信側IP電話装置101から送信されるRTPパケットをRTP処理部206にて受信し、音声メッセージ解析部205にて解析処理を行なう。
ソフトウェア管理IP電話システム111は決定した音声メッセージをRTPパケットとして送信することにより、グローバルIPネットワーク130を経由してソフトウェア管理IP電話システム111からの音声メッセージを電話機102にて聴取することができる。
ユーザは電話機102より音声メッセージを聴取し、音声メッセージに従いダイヤルすることにより、ダイヤル信号がRTPパケットとしてグローバルIPネットワーク130を経由し、ソフトウェア管理IP電話システム111へ送信される。
音声メッセージ聴取以降の動作は、図8を参照して説明した動作と同じである。
ユーザは電話機102より、決定された送信音声メッセージ(図8、ステップC1)に従い、音声メッセージを聴取する。音声メッセージの内容は以下の通りである。
ソフトウェア管理IP電話システム111では、SIPメッセージで受信した端末種別が存在しなかった場合、該当無し音声メッセージが選択され(図8、ステップC2)、該当無し音声メッセージをRTPパケットとして送信する(図8、ステップC5)。
SIPメッセージで受信したソフトウェアバージョンとソフトウェアデータ保管部207で管理している最新ソフトウェアバージョンとが同一の場合、更新無し音声メッセージが選択され(図8、ステップC4)、更新無し音声メッセージをRTPパケットとして送信する(図8、ステップC7)。
SIPメッセージで受信したソフトウェアバージョンとソフトウェアデータ保管部207で管理している最新ソフトウェアバージョンとが異なる場合、更新有り音声メッセージが選択され(図8、ステップC3)、更新有り音声メッセージをRTPパケットとして送信する(図8、ステップC6)。
ソフトウェア管理IP電話システム111は受信したダイヤル信号を解析し、ダイヤルされた番号によりファイル送信処理実行の有無を判断し、ファイル送信処理を行なう場合には、ソフトウェア管理処理部204よりFTP処理部206へ通知することでファイル送信処理を実行する。
ソフトウェア管理IP電話システム111は受信したダイヤル信号を音声メッセージ解析部205で解析し、ソフトウェア管理処理部204によって受信ダイヤル管理部210に保存されている受信ダイヤルテーブル400(図9)を検索する(図8、ステップC9)。ソフトウェア管理処理部204は、受信したダイヤル信号をキーとして受信ダイヤルテーブル400を検索し、受信したダイヤルに対する動作機能が「FTPソフトウェアダウンロード開始」の場合(図8、ステップC10)、音声メッセージ解析部205においてダウンロード開始メッセージを選択し、これをFTP処理部206へ通知する。これにより、FTP処理部206はファイル送信処理を実行(図8、ステップC11)する。
ソフトウェアダウンロード完了(図8、ステップC12)後、音声メッセージ解析部205においてダウンロード完了メッセージが選択され(図8、ステップC13)、RTPパケットとして送信される(図8、ステップC14)。
一方、受信したダイヤルに対する動作機能が「FTPソフトウェアダウンロード拒否」の場合、ソフトウェア管理処理部204は音声メッセージ解析部205におけるダウンロード拒否メッセージを選択し(図8、ステップC15)、RTPパケットとして送信する(図8、ステップC16)。
以上のような方法によって、ソフトウェア管理IP電話装置111がIP電話システム101へ発信することにより、発信側のソフトウェア管理IP電話システム111にて着信側IP電話装置101の端末種別、ソフトウェアバージョンを判断し、最新のソフトウェアかどうかを判断することができ、音声ガイドにてソフトウェアバージョンアップの有無を通知することができる。
また、RTPパケットによるダイヤル信号を送信することにより、発信側IP電話装置101のソフトウェアバージョンアップ実行の有無を判断することができる。
そして、発信側のソフトウェア管理IP電話システム111では、発信側IP電話装置101のIPアドレスを把握しているので、そのIPアドレスに対して、IPパケット通信にてファイルを送信することができ、ソフトウェアバージョンアップを行なうことができる。
以上のように、本発明の他の実施例によればソフトウェア管理IP電話システム111側からIP電話装置101側への問い合わせによりソフトウェアバージョンアップを行なうことができる。
図1は、本発明にかかるIP電話サービスを実現するための構成を示したブロック図である。 図2は、図1に示されたソフトウェア管理IP電話システムの構成を示したブロック図である。 図3は、図2に示されたソフトウェアデータ保管部に保存されるソフトウェア管理テーブルの一例を示した図である。 図4は、IP電話装置からの発信動作に伴う、IP電話装置、SIPサーバ、ソフトウェア管理IP電話システム間の情報の流れを示すシーケンス図である。 図5は、図4に示されたシーケンスでの動作推移を説明するためのフローチャート図である。 図6は、ソフトウェア管理IP電話システムからの発信動作に伴う、ソフトウェア管理IP電話システム、SIPサーバ、IP電話装置間の情報の流れを示すシーケンス図である。 図7は、図6に示されたシーケンスでの動作推移を説明するためのフローチャート図である。 図8は、ソフトウェア管理IP電話システムからIP電話装置に送信される音声メッセージの内容に応じた動作推移を説明するためのフローチャート図である。 図9は、図2に示された受信ダイヤル管理部に保存される受信ダイヤルテーブルの一例を示した図である。
符号の説明
100、110、120 ネットワーク機器
101 IP電話装置
102 電話機
111 ソフトウェア管理IP電話システム
121 SIPサーバ

Claims (10)

  1. 電話機を接続したIP電話装置と、SIPメッセージ制御及び前記IP電話装置の位置情報、電話番号の管理を行なう機能を有するSIPサーバと、ソフトウェア管理機能を有するソフトウェア管理IP電話システムと、これらを接続するネットワークとを含み、
    前記ソフトウェア管理IP電話システムは、前記IP電話装置からのSIPメッセージを前記SIPサーバ、前記ネットワークを介して受信して着信処理を行なう処理手段と、前記着信処理により得られた前記SIPメッセージの内容に応じたRTPパケットを生成して前記IP電話装置に送信する生成・送信手段を有し、
    前記IP電話装置は前記RTPパケットを受信するとこれを解析して前記電話機で使用される音声信号に変換する変換手段を有することを特徴とするIP電話サービスシステム。
  2. 前記SIPメッセージは、端末識別子、ソフトウェアバージョン情報を含み、
    前記処理手段は、受信した前記SIPメッセージから端末種別及びソフトウェアバージョン情報を取得し、
    前記生成・送信手段は、取得したソフトウェアバージョン情報とあらかじめ保持している当該端末種別のソフトウェアバージョン情報とを比較し、比較の結果が異なっている場合、更新ありの情報を前記RTPパケットにて前記IP電話装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載のIP電話サービスシステム。
  3. 前記生成・送信手段は、前記取得した端末種別に該当する端末種別が存在しなかった場合、該当無しの情報を前記RTPパケットにて前記IP電話装置へ送信し、前記比較において前記取得したソフトウェアバージョン情報と前記あらかじめ保持している当該端末種別のソフトウェアバージョン情報とが同じ場合には更新無しの情報を前記RTPパケットにて前記IP電話装置へ送信することを特徴とする請求項2に記載のIP電話サービスシステム。
  4. 前記IP電話装置は前記更新ありの情報を前記RTPパケットにて受信すると、前記変換手段が前記更新ありの情報を音声信号に変換し、
    前記電話機にて前記音声信号に対応した要求操作が行われると、前記ソフトウェア管理IP電話システムは前記IP電話装置からの要求に基づいて、ファイル送信実行の要否を判定し、送信が必要な場合には当該ファイルを前記IP電話装置にダウンロードすることを特徴とする請求項2又は3に記載のIP電話サービスシステム。
  5. 前記ソフトウェア管理IP電話システムが、前記IP電話装置へ自動発信を行なうことによりSIPメッセージがIPパケットとして前記SIPサーバ、前記ネットワークを経由して前記IP電話装置へ送信され、該IP電話装置の電話機が応答すると前記端末識別子、前記ソフトウェアバージョン情報を含むSIPメッセージが前記SIPサーバ、前記ネットワークを経由して前記ソフトウェア管理IP電話システムへ送信されることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のIP電話サービスシステム。
  6. 電話機を接続したIP電話装置と、SIPメッセージ制御及び前記IP電話装置の位置情報、電話番号の管理を行なう機能を有するSIPサーバと、ソフトウェア管理機能を有するソフトウェア管理IP電話システムと、これらを接続するためのネットワークとを含むIP電話サービスシステムで提供されるIP電話サービス方法であって、
    前記IP電話装置は、端末識別子、ソフトウェアバージョン情報を含むSIPメッセージを前記SIPサーバ、前記ネットワークを介して前記ソフトウェア管理IP電話システムヘ送信し、
    前記ソフトウェア管理IP電話システムは、前記SIPメッセージから少なくとも端末種別、ソフトウェアバージョン情報を取得し、取得したソフトウェアバージョン情報とあらかじめ保持している当該端末種別のソフトウェアバージョン情報とを比較し、比較の結果が異なっている場合、更新ありの情報をRTPパケットにて前記IP電話装置へ送信し、
    前記IP電話装置は前記RTPパケットを受信するとこれを音声信号に変換して前記電話機に送り、
    前記電話機にて前記音声信号に応答した要求操作が行われると、前記ソフトウェア管理IP電話システムは前記IP電話装置からの要求に基づいて、ファイル送信実行の要否を判定し、送信が必要な場合には当該ファイルを前記IP電話装置にダウンロードする、
    ことを特徴とするIP電話サービス方法。
  7. 前記ソフトウェア管理IP電話システムは、前記取得した端末種別に該当する端末種別が存在しなかった場合、該当無しの情報を前記RTPパケットにて前記IP電話装置へ送信し、前記比較において前記取得したソフトウェアバージョン情報と前記あらかじめ保持している当該端末種別のソフトウェアバージョン情報とが同じ場合には更新無しの情報を前記RTPパケットにて前記IP電話装置へ送信することを特徴とする請求項6に記載のIP電話サービス方法。
  8. 前記ソフトウェア管理IP電話システムが、前記IP電話装置へ自動発信を行なうことによりSIPメッセージがIPパケットとして前記SIPサーバ、前記ネットワークを経由して前記IP電話装置へ送信され、該IP電話装置の電話機が応答すると前記端末識別子、前記ソフトウェアバージョン情報を含むSIPメッセージが前記SIPサーバ、前記ネットワークを経由して前記ソフトウェア管理IP電話システムへ送信されることを特徴とする請求項6又は7に記載のIP電話サービス方法。
  9. 電話機を接続したIP電話装置、及びSIPメッセージ制御及び前記IP電話装置の位置情報、電話番号の管理を行なう機能を有するSIPサーバとネットワークを介して接続され、前記IP電話装置及び前記SIPサーバとの間でIP電話サービスシステムを構成するために用いられるソフトウェア管理IP電話システムであって、
    IPパケットを受信し、該受信したIPパケットにSIPメッセージが含まれていた場合には、該SIPメッセージの解析を行ない、SIPメッセージ、端末種別、ソフトウェアバージョン、IPアドレスを取得するSIPメッセージ処理部と、
    前記取得されたSIPメッセージを受けてSIPメッセージ制御を行なう呼処理部と、
    端末種別をキーとしたソフトウェアバージョン、最新ソフトウェアファイル名が登録されたソフトウェア管理テーブル及び最新ソフトウェアデータが保存されたソフトウェアデータ保管部と、
    音声メッセージを作成する機能及び受信した音声信号解析機能を有する音声メッセージ解析部と、
    前記音声メッセージ解析部で作成された音声メッセージからRTPパケットを生成して送信する機能、およびRTPパケットを受信する機能を有するRTP処理部と、
    前記ソフトウェアデータ保管部内の前記ソフトウェア管理テーブルを参照し、ソフトウェアデータを取得して前記IP電話装置へのファイル送信処理を行なう機能を有するFTP処理部と、
    前記SIPメッセージ処理部からの端末種別、ソフトウェアバージョンを元に前記ソフトウェアデータ保管部内の前記ソフトウェア管理テーブルを参照し、前記IP電話装置のソフトウェアバージョンが最新かどうかを検索し、検索結果に応じて前記音声メッセージ解析部へメッセージ作成指示を通知するソフトウェア管理処理部とを含み、
    前記ソフトウェア管理処理部はまた、前記音声メッセージ解析部から受信した音声信号を元にファイル送信する処理を実行するかどうかを判断する機能を有することを特徴とするソフトウェアIP電話システム。
  10. 更に、受信ダイヤル番号をキーとした動作機能を判断するための受信ダイヤルテーブルが保存された受信ダイヤル管理部と、
    ユーザより端末種別に対する最新のソフトウェアバージョン及びソフトウェアファイル名、ソフトウェアデータを前記ソフトウェアデータ保管部へ保存する機能、ならびに受信ダイヤルによる動作機能を設定する機能を有するユーザインタフェースとを有することを特徴とする請求項9に記載のソフトウェアIP電話システム。
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