JP2007317683A - 半導体装置 - Google Patents

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瑞枝 北田
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【課題】 本発明の目的は、設計の自由度を向上し得る半導体装置を提供する。
【解決手段】 本発明の半導体装置10は、ソースおよびドレイン間に配置される第1導電型の導電層27と、該導電層のソース側に、所定の間隔で埋め込み形成されたトレンチゲート26と、該トレンチゲートの隣り合う一方の側壁にそれぞれ隣接して前記トレンチゲートに印加される電圧で反転層を形成してソースおよびドレイン間の電流制御を行なうための第2導電型の反転層形成領域14と、逆方向電圧の印加による電界を緩和するために前記導電層に埋め込まれた第2導電型の埋め込み領域13と、を備えており、埋め込み領域13はトレンチゲートの隣り合う他方の側壁にそれぞれ隣接して当該トレンチゲートの深さ寸法より深い位置まで埋め込み形成され、かつソースに直接的に接続されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体装置に関し、特にスパージャンクションと称される埋め込み領域を備えた半導体装置に関するものである。
埋め込み領域を備えた半導体装置が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されている半導体装置はスーパージャンクションと称される構造であり、具体的にはソースおよびドレイン間に配置される導電層と、該導電層のソース側に、所定の間隔で埋め込み形成されたトレンチゲートと、該各トレンチゲート間に印加される電圧で反転層を形成して電流制御を行なうための反転層形成領域と、電圧の印加による電界を緩和するためにトレンチゲート下に配置されて活性溝充填領域を介してソースに接続される埋め込み領域とを備えている。
特許文献1の半導体装置は、ソースを接地し、ドレインに順方向の電圧を印加した状態で、トレンチゲートに閾値以上の電圧を印加すると、トレンチゲートと反転層形成領域との界面で反転層が形成され、当該反転層によりソースおよびドレイン間が電気的に接続される。これにより、ドレインからソースに向かって電流が流れる。
ところで、ソースおよびドレイン間に逆方向電圧を印加した際の耐圧は、導電層および反転層形成領域中に広がった空乏層の幅と空乏層中の電界強度により決まる。すなわち、逆方向電圧を印加した際に、導電層および反転層形成領域におけるpn接合から空乏層が広がるが、pn接合付近の電界強度が強いと、当該電界強度により十分な空乏層幅が得られる前にアバランシェ降伏がおこる為、低いアバランシェ耐圧しか得られない。
これを改善すべく、スーパージャンクションと称される構造が用いられている。スパージャンクションを用いた従来の半導体装置は、特許文献1に開示されているように、電界強度を緩和するための埋め込み領域がトレンチゲート直下に配置されて、活性溝充填領域を介してソース電位に接地されている。これにより、逆方向電圧が印可された際に導電層と埋め込み領域との間のpn接合からも空乏層が広がり、導電層と反転層形成領域の間のpn接合付近から埋め込み領域底部付近までの間が空乏層で満たされ、広い空乏層幅が得られ、高いアバランシェ耐圧を得ることができる。
特開2005−93479
しかしながら、従来の半導体装置は、電界強度を緩和するための埋め込み領域がトレンチゲート下に配置されていることから、当該埋め込み領域をソース電位に接地するにはトレンチゲートを分断し、当該分断箇所に活性溝充填領域を配置して、埋め込み領域とソースとを活性溝充填領域を介して間接的に接続する必要があった。
前記したように、従来の半導体装置は、埋め込み領域を設けるために様々な制約を受けることから、半導体装置の設計の自由度が低下することが問題となっていた。
従って、前記した課題に鑑みて、本発明の目的は設計の自由度を向上し得る半導体装置を提供することにある。
本発明の半導体装置は、ソースおよびドレイン間に配置される第1導電型の導電層と、該導電層のソース側に、所定の間隔で埋め込み形成されたトレンチゲートと、該トレンチゲートの隣り合う一方の側壁にそれぞれ隣接してトレンチゲートに印加される電圧で反転層を形成してソースおよびドレイン間の電流制御を行なうための第2導電型の反転層形成領域と、逆方向電圧の印加による電界を緩和するために導電層に埋め込まれた第2導電型の埋め込み領域とを備えており、埋め込み領域は、トレンチゲートの隣り合う他方の側壁にそれぞれ隣接して当該トレンチゲートの深さ寸法より深い位置まで埋め込み形成され、かつソースに直接的に接続されていることを特徴とする。
ソースは、反転層形成領域においてトレンチゲートとの界面で反転層を形成するために当該トレンチゲートおよび反転層形成領域に隣接するソース領域と、該ソース領域が接続しており埋め込み領域が直接的に接続されるソース電極膜と、を有しており、一対のトレンチゲートと、当該トレンチゲート間に配置される埋め込み領域と、一対のトレンチゲートに隣接するソース領域とから成る電極群が所定の間隔を有して配列しており、各電極群間には反転層形成領域が配置されていることを特徴とする。
各電極群の各トレンチゲートは、該各トレンチゲート上に配置される接続領域で電気的に接続されている。
また、反転層形成領域は、第2導電型の不純物が高濃度にドープされてソース領域間に配置されてソース電極膜と直接的に接続されたオーミック領域と、該オーミック領域より低濃度にドープされておりソース領域およびオーミック領域下に配置されて各トレンチゲートに接する反転層領域とを有している。
更に、完全空乏化を行なうべく、埋め込み領域における第2導電型の不純物量と、当該埋め込み領域が埋め込み形成されている導電層の領域における第1導電型の不純物量とのバランスが保たれている。
前記埋め込み領域は、ソース電極膜と接する部位に該ソース電極膜と良好なコンタクトを得るための高濃度領域を備える。
本発明の半導体装置は、導電層のソース側に所定の間隔で埋め込み形成されたトレンチゲートの隣り合う他方の側壁にそれぞれ隣接する埋め込み領域をソースと直接的に接続する。すなわち、本発明の半導体装置は、埋め込み領域をトレンチゲート間で挟み込むよう配置することにより、トレンチゲート間に配置される埋め込み領域を直接的にソースに接続することができることから、従来の半導体装置のようにトレンチゲートを分断したりトレンチゲートおよびソースを接続するための活性溝充填領域を設ける必要がなく、半導体装置の設計の自由度を向上することができる。
以下、図面を用いて、本発明の半導体装置の実施の形態を詳細に説明するが、以下の説明では、各実施の形態に用いる図面について同一の構成要素は同一の符号を付し、かつ重複する説明は可能な限り省略する。
尚、実施例では、Nチャネル MOSFETを例に説明を行なう。
《構成》
本発明の半導体装置10は、図1に示すように、ソースのためのソース電極膜20およびドレインのためのドレイン電極膜21間に第1導電型としてN型の導電層27を備えている。
ソース電極膜20は、Al−Si等の合金であり、4μmの厚さ寸法で形成されている。
ドレイン電極膜21はチタンなどの金属で形成されており、当該ドレイン電極膜21は後述するN+基板11とオーミック接続されている。
N型の導電層27は、ドレイン側に2.0E+19/cmでN型の不純物がドープされた半導体基板(以降、N+基板と称する)11と、該N+基板11上に3.0E+15/cmの不純物濃度で50μmの厚さ寸法を有するドリフト層12とを備える。
N+基板11には、結晶方位軸が<100>軸であるシリコンウェハーが用いられており、当該N+基板11上に形成されるN−ドリフト層12は、化学気相成長法によって形成されるSiエピ層である。
N−ドリフト層12のソース側の表面には、0.5μmの幅寸法および1.5μmの深さ寸法を有するゲートのための溝が形成されている。
溝の内壁には、0.1μmの厚さ寸法のゲート絶縁膜17が形成されており、当該ゲート絶縁膜17内に2.0E+20/cmでN型の不純物がドープされたポリシリコンが埋設されてゲート電極プラグ19が形成されており、これらによってトレンチゲート26が構成されている。
トレンチゲート26上には層間絶縁膜18がソース電極膜20に埋設されており、当該層間絶縁膜18によって、トレンチゲート26のゲート電極プラグ19およびソース電極膜20が電気的に非接続状態に保たれている。
半導体装置10は、N−ドリフト層12において、隣り合うトレンチゲート26における一方の側壁にそれぞれ隣接し、表面から1.2μmの深さ寸法の反転層形成領域(以降、P−body領域と称する)14を備えている。P−body領域14には、第2導電型としてP型の不純物が5.0E+17/cmでドープされている。
半導体装置10は、P−body領域14において、ソース電極膜20に電気的に接続し、各トレンチゲート26にそれぞれ接するソース領域16を備えており、該ソース領域16は、N型の不純物が2.0E+19/cmでドープされている。
また半導体装置10は、P−body領域14において、各ソース領域16間に表面から1μmの深さ寸法を有するオーミック接触領域15を備えており、該オーミック接触領域15は、P型の不純物が2.0E+19/cmでドープされている。
更に半導体装置10は、N−ドリフト層12において、隣り合うトレンチゲート26における他方の側壁にそれぞれ内接し、かつ当該トレンチゲート26より深く表面から40μmの深さ寸法を有する埋め込み領域としてのP柱領域13を備えている。尚、P柱領域13は、単なる柱状形状ではなく、図1に示すようにトレンチゲート26より深い位置で当該トレンチゲート26の他方の側壁間隔よりも広くなる、いわゆる凸状の形状を有している。また、P柱領域13は、上部から底部に向かうに従って幅寸法が次第に狭くなるテーパー状の形状にしてもよい。
ここで、P柱領域13を詳細に説明する。
P柱領域13の形成は、先ず隣り合うトレンチゲート26の他方の側壁に接する位置に、N−ドリフト層12の表面から40μmの深さ寸法を有する溝(トレンチ)を設ける。
溝は、若干の傾斜を有するテーパー状に形成されており、具体的にはN−ドリフト層12の表面に対し88.5度の角度を有するように形成されている。溝は、深さが1/2の位置において、2μmの幅寸法を有し当該溝は、隣り合う溝と5μmの離間間隔を有するように形成される。
形成した溝に7.5E+15/cmでP型の不純物がドープされたエピタキシャルシリコンが化学気相成長法で埋設され、このようにしてP柱領域13が形成される。
ところで、P柱領域13は、その上部に図1に示すように、ソース電極膜20と良好なオーミック接触を得るためのP柱オーミック領域(高濃度領域)30を備えてもよく、このときP柱オーミック領域30にはP型の不純物が2.0E+19/cmでドープされる。
ここで、本発明の半導体装置10を図1のA−A´位置で切断し、その切断平面を示す図2を用いて説明する。
本発明の半導体装置10は、図2に示すように、所定の間隔を有して多重的に同心状に配置され方形状のガードリングを複数備えている。
最も内郭のガードリング23は、接地電位に接続されており、当該ガードリング23の外周には、空乏層を良好に伝搬させるための中間拡散領域25が設けられている。
更に、本発明の半導体装置10は、前記したガードリング23の外郭に、電位が浮いた状態のガードリング24を備えており、当該ガードリング24の外周に空乏層を良好に伝搬させるための中間拡散領域25が設けられている。
尚、前記した各ガードリングの構成内容、配置位置および数は、半導体装置の性能仕様に応じて適宜変更してもよく、本実施例においては、図2に示すように、前記したガードリング23の外郭に別のガードリング24を備え、更に外郭(最外郭)に電位が浮いた状態のガードリング24が配置されている例で説明を行なう。
本発明の半導体装置10は、図2に示すように、最内郭のガードリングの内側の領域に、所定の間隔を有して整列する複数のストライプ状のP柱領域13(図2では図1に示したP柱領域13のP柱オーミック領域30の表示を省略)と、それらの周り取り囲むオーミック接触領域15とを備えている。
半導体装置10は、P柱領域13を挟む位置に、ストライプ状のトレンチゲート26(図2では図1に示したトレンチゲート26のゲート絶縁膜17の表示を省略)を備えている。
トレンチゲート26は、図2の平面図に示すように、P柱領域13を挟むようにストライプ状に形成されており、各トレンチゲート26は、長手方向の略中間に配置される矩形状のゲートフィンガー22によって電気的に接続されている。
半導体装置10は、P柱領域13を挟むトレンチゲート26の両端に、当該トレンチゲート26を挟むようにストライプ状のソース領域16をそれぞれ備えており、当該ソース領域16は、ソース電極膜20と電気的に接続されている。
更に半導体装置10は、図2の平面図に示すように、P柱領域13の長手方向における略中間に、矩形状のP−body領域14を備えている。
ところで、P柱領域13(P柱オーミック領域30)、オーミック接触領域15およびソース領域16は、それぞれソース電極膜20にオーミック接続されている。
特に前記したオーミック接続において、本発明の半導体装置10は、P柱領域13がトレンチゲート26直下に配置されないことから、トレンチゲート26に貫通孔を設け、当該貫通孔にソース電極膜20とP柱領域とを接続するための活性溝充填領域(特許文献1:図1の23a)を備える必要がなく、P柱領域13(P柱オーミック領域30)をソース電極膜20に直接的に接続することができる。
次に、本発明の半導体装置10の動作を説明する。
《ON制御》
ドレイン電極膜21にソース電極膜20より高い電圧を印加した状態で、ソース電極膜20に対しゲート電極プラグ19に正の電圧を閾値以上印加すると、P−body領域14においてゲート絶縁膜17に接した部分(界面)がP型からN型に反転する反転層が形成される。
反転層が形成されることにより、N+基板11とN−ドリフト層12とP−body領域14中の反転層とソース領域16が全てN型半導体で繋がることにより、ドレイン電極膜21からソース電極膜20に電流が流れる。
この時、ゲート絶縁膜17に接していないP−body領域14の残りの部分、すなわち反転層が形成されない部分はP型状態が継続しており、当該部分とN−ドリフト層12との間、およびP柱領域13とN-ドリフト層12との間のPN接合は逆バイアスされており、反転層が出来る箇所以外に電流は流れない。
《OFF制御》
ドレイン電極膜21にソース電極膜20より高い電圧を印加した状態で、ソース電極膜20に対しゲート電極プラグ19に閾値より低い電圧を印加すると、P−body領域14中の反転層が消滅する。
反転層の消滅により、電流の経路が遮断されるため、ソース電極膜20およびドレイン電極膜21間に電流は流れなくなる。この時、P型のP−body領域14とN−ドリフト層12との間、およびP柱領域13とN−ドリフト層12との間のPN接合は、逆バイアスされ、ソース電極膜20とドレイン電極膜21の電位差により、各PN接合面から空乏層が広がる。
ところで、本発明の半導体装置10は、トレンチゲート26の底面より下で、P柱領域13底面より上の領域においてP柱領域13のP型の不純物総量とN−ドリフト層12のN型の不純物総量とが等しく、且つP柱領域13側面から広がる空乏層同士が繋がる以前にアバランシェブレイクダウンが起こらないようにN−ドリフト層12およびP柱領域13の不純物濃度が設定されている。
これにより、P柱領域13の側面から拡がる空乏層およびN−ドリフト層12間のPN接合から拡がる空乏層は、N−ドリフト層12において隣り合うP柱領域13の側面から伸びてきた空乏層同士が繋がるとほぼ同時に、P柱領域13内部でもP柱領域13の両側面から伸びてきた空乏層同士が繋がる。この時、ゲート絶縁膜17に接するP柱領域13の側面から空乏層は拡がらない。
P柱領域13側面およびN−ドリフト層12のPN接合から拡がる空乏層が、N−ドリフト層12およびP柱領域13中で繋がった時、P−body領域14底面からP柱領域13底面までの範囲が全て空乏化された状態になる。
本発明の半導体装置10は、前記した空乏層でソース電極膜20およびドレイン電極膜21間の電位差を担っている。換言すると、ソース電極膜20とドレイン電極膜21の電位差が大きくなり、空乏層中に掛かる電界強度が半導体材料の臨界値を超えた時、アバランシェブレイクダウンが起こり降伏電流が流れ出す。
《効果》
前記したように、本発明の半導体装置10によれば、P柱領域13がトレンチゲート26の直下に形成されることなく、トレンチゲート26の隣り合う他方の側壁間に当該トレンチゲートの深さ寸法より深い位置まで埋め込み形成され、かつ前記ソース電極膜20に直接的に接続されていることから、トレンチゲート26を分断して(トレンチゲート26に貫通孔を設けて)、当該貫通孔内に設けばければならない活性溝充填領域を介してP柱領域13およびソース電極膜20を間接的に接続する必要がなく、半導体装置の設計の自由度を向上することができる。
前記した実施例では、N型を第1導電型およびP型を第2導電型とするNチャネルの半導体装置を例に説明を行なったが、P型を第1導電型およびN型を第2導電型とするPチャネルの半導体装置にも本発明を適用することができる。尚、Pチャネルの半導体装置では、印加される電圧が負の電圧になり、P−body領域14の反転層が閾値電圧以上でN型からP型になる。
本発明の半導体装置の断面図である(図2のB−B’線の断面図)。 本発明の半導体装置の平面図である(図1のA−A’線の平面図)。
符号の説明
10 半導体装置
11 N+基板
12 N−ドリフト層
13 P柱領域
14 P−body領域
15 オーミック接触領域
16 ソース領域
17 ゲート絶縁膜
18 層間絶縁膜
19 ゲート電極プラグ
20 ソース電極膜
21 ドレイン電極膜
22 ゲートフィンガー
23 接地されたガードリング
24 ガードリング
25 中継拡散層
26 トレンチゲート
27 導電層
30 P柱オーミック領域

Claims (6)

  1. ソースおよびドレイン間に配置される第1導電型の導電層と、該導電層のソース側に、所定の間隔で埋め込み形成されたトレンチゲートと、該トレンチゲートの隣り合う一方の側壁にそれぞれ隣接して前記トレンチゲートに印加される電圧で反転層を形成してソースおよびドレイン間の電流制御を行なうための第2導電型の反転層形成領域と、逆方向電圧の印加による電界を緩和するために前記導電層に埋め込まれた第2導電型の埋め込み領域と、を備えた半導体装置において、
    前記埋め込み領域は、前記トレンチゲートの隣り合う他方の側壁にそれぞれ隣接して当該トレンチゲートの深さ寸法より深い位置まで埋め込み形成され、かつ前記ソースに直接的に接続されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ソースは、前記反転層形成領域において前記トレンチゲートとの界面で反転層を形成するために当該トレンチゲートおよび前記反転層形成領域に隣接するソース領域と、該ソース領域が接続しており前記埋め込み領域が直接的に接続されるソース電極膜と、を有しており、
    一対の前記トレンチゲートと、当該トレンチゲート間に配置される前記埋め込み領域と、前記一対のトレンチゲートに隣接するソース領域とから成る電極群が所定の間隔を有して配列しており、
    前記各電極群間には前記反転層形成領域が配置されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記各電極群の各トレンチゲートは、該各トレンチゲート上に配置される接続領域で電気的に接続されていることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記反転層形成領域は、第2導電型の不純物が高濃度にドープされて前記ソース領域間に配置されて前記ソース電極膜と直接的に接続されたオーミック領域と、該オーミック領域より低濃度にドープされており前記ソース領域および前記オーミック領域下に配置されて前記各トレンチゲートに接する反転層領域とを有することを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  5. 完全空乏化を行なうべく、前記埋め込み領域における第2導電型の不純物量と、当該埋め込み領域が埋め込み形成されている導電層の領域における第1導電型の不純物量とのバランスが保たれていることを特徴とする請求項1および請求項2記載の半導体装置。
  6. 前記前記埋め込み領域は、前記ソース電極膜と接する部位に該ソース電極膜と良好なコンタクトを得るための高濃度領域を備えることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
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