JP2007316400A - スクリーン表示装置 - Google Patents
スクリーン表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007316400A JP2007316400A JP2006146562A JP2006146562A JP2007316400A JP 2007316400 A JP2007316400 A JP 2007316400A JP 2006146562 A JP2006146562 A JP 2006146562A JP 2006146562 A JP2006146562 A JP 2006146562A JP 2007316400 A JP2007316400 A JP 2007316400A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- screen display
- transducer
- image
- timing signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
Abstract
【課題】低い消費電力でスクリーンを振動でき、かつスペックルノイズを低減した良好な品質の映像を得ることができるスクリーン表示装置を提供する
【解決手段】映像を投射するスクリーンSを揺動することによりスペックルノイズを低減するスクリーン表示装置1において、スクリーンSに連結し、このスクリーンSを揺動するトランスデューサ4と、このトランスデューサ4にスクリーンSが揺動する聴覚音をα波として発生させるための1/fゆらぎ信号(fは周波数)が重畳したタイミング信号を供給する駆動回路3と、を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】映像を投射するスクリーンSを揺動することによりスペックルノイズを低減するスクリーン表示装置1において、スクリーンSに連結し、このスクリーンSを揺動するトランスデューサ4と、このトランスデューサ4にスクリーンSが揺動する聴覚音をα波として発生させるための1/fゆらぎ信号(fは周波数)が重畳したタイミング信号を供給する駆動回路3と、を有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、前記スクリーンから反射したレーザ光が干渉することにより生じるスペックルノイズを低減して表示品質を向上させると共にこれに伴う騒音防止を行うスクリーン表示装置に関するものである。
映像光をスクリーンへ投射した場合、スクリーンから反射したレーザ光による映像光が互いに干渉することにより発生するスペックルノイズによって映像がギラギラと見えたり映像に明暗が発生することがある。
特許文献1には、このスペックルノイズを低減させる対策について記載されている。
特許文献1には、このスペックルノイズを低減させる対策について記載されている。
特許文献1の記載のスクリーン表示装置について図4を用いて説明する。
図4に示すように、従来の投射表示装置5は、光源部6と、光源部6から出射した映像光を映し出す受像部7とから構成されている。
受像部7は、第1スクリーン8と、この第1スクリーン8に対して所定の間隔を有して配置された第2スクリーン9と、第1、第2スクリーン8,9の間を密閉するためのシールド部10とから構成されている。この第1、第2スクリーン8,9の間には気体が充填されている。
図4に示すように、従来の投射表示装置5は、光源部6と、光源部6から出射した映像光を映し出す受像部7とから構成されている。
受像部7は、第1スクリーン8と、この第1スクリーン8に対して所定の間隔を有して配置された第2スクリーン9と、第1、第2スクリーン8,9の間を密閉するためのシールド部10とから構成されている。この第1、第2スクリーン8,9の間には気体が充填されている。
第1スクリーン8の振動により光源部6から出射した映像光の光線P,Qが受像部7へ照射される位置が微妙に変化し続けるので、反射光の強度が大きく見えるA点の位置が変化するため、スペックルノイズを低減できるようになっている。
シールド部10に音声信号が供給されることにより、第1、第2スクリーン8,9間に充填されている気体を動かして第1スクリーン8を振動させることにより受像部7から音声を出力させることができるようになっている。
言い換えると、受像部7自体がスピーカの機能を有するようにしている。
シールド部10に音声信号が供給されることにより、第1、第2スクリーン8,9間に充填されている気体を動かして第1スクリーン8を振動させることにより受像部7から音声を出力させることができるようになっている。
言い換えると、受像部7自体がスピーカの機能を有するようにしている。
また、静止画や無音の動画コンテンツを表示する場合において、音声がないためにスクリーンの振動が発生しないので、スペックルノイズが発生してしまうことを防止するために、人間の可聴範囲を超えた20000Hz以上のランダム信号をシールド部10に与えて第1スクリーン8を振動させている。
特開2005−107150号公報
しかしながら、人間の可聴範囲を超えた高い周波数で第1スクリーン8を振動させると、シールド部10の負担が大きくなり、消費電力の増加といった問題が生じてしまう。
そこで、本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、低い消費電力でスクリーンを振動でき、かつスペックルノイズを低減した良好な品質の映像を得ることができるスクリーン表示装置を提供することを目的とする。
本願発明は、レーザ光による映像を投射するスクリーンを揺動することにより前記スクリーンから反射したレーザ光が干渉することにより生じるスペックルノイズを低減するスクリーン表示装置において、前記スクリーンに連結し、前記スクリーンを揺動するトランスデューサと、前記トランスデューサに前記スクリーンが揺動する聴覚音をα波として発生させるための1/fゆらぎ信号(fは周波数)が重畳したタイミング信号を供給する駆動回路と、を有することを特徴とするスクリーン表示装置を提供する。
本願発明によれば、前記スクリーンに連結し、前記スクリーンを揺動するトランスデューサと、前記トランスデューサに前記スクリーンが揺動する聴覚音をα波として発生させるための1/fゆらぎ信号(fは周波数)が重畳したタイミング信号を供給する駆動回路とを有するので、低い消費電力でスクリーンを振動でき、かつスペックルノイズを低減した良好な品質の映像を得ることができる。
以下に本発明の実施の形態に係るスクリーン表示装置について図1乃至図3を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるスクリーン表示装置を示す図である。
図2は、タイミング信号を示す図である。
図3は、1/fゆらぎが重畳されたタイミング信号を示す図である。
図1は、本発明の実施の形態におけるスクリーン表示装置を示す図である。
図2は、タイミング信号を示す図である。
図3は、1/fゆらぎが重畳されたタイミング信号を示す図である。
図1に示すように、スクリーン表示装置1は、複数の照明光学系を有し、レーザ光による映像光をスクリーンSに投射する画像投射部2と、図2に示すタイミング信号に図3に示す1/fゆらぎ(fは周波数)が重畳されたタイミング信号を生成する駆動回路3と、駆動回路3で生成された1/fゆらぎが重畳されたタイミング信号により、スクリーンSを振動させるトランスデューサ4とから構成されている。
ここで、1/fゆらぎが重畳されたタイミング信号は、人間の可聴範囲以下の低い周波数の信号である。1/fゆらぎは、α波や心拍を始め自然界に存在する人に快適感を与えるものである。
ここで、1/fゆらぎが重畳されたタイミング信号は、人間の可聴範囲以下の低い周波数の信号である。1/fゆらぎは、α波や心拍を始め自然界に存在する人に快適感を与えるものである。
次に、その動作について説明する。
駆動回路3から1/fゆらぎが重畳されたタイミング信号を生成して、トランスデューサ4に供給する。トランスデューサ4は、1/fゆらぎ信号が重畳されたタイミング信号により、スクリーンSを振動させる。次に、画像投射部2から映像をスクリーンSに投射して、このスクリーンSで反射された映像光を視認して映像を見ることができる。
駆動回路3から1/fゆらぎが重畳されたタイミング信号を生成して、トランスデューサ4に供給する。トランスデューサ4は、1/fゆらぎ信号が重畳されたタイミング信号により、スクリーンSを振動させる。次に、画像投射部2から映像をスクリーンSに投射して、このスクリーンSで反射された映像光を視認して映像を見ることができる。
1/fゆらぎが重畳されたタイミング信号は、人間の可聴範囲以下の低い周波数の信号であるので、人に聞こえたとしても快適感を与えるものであるため、耳障りな雑音とはならい。また、トランスデューサ4の負荷が小さくてすみ、かつ比較的低消費電力で駆動できる。更に、1/fゆらぎが重畳されたタイミング信号を用いて、スクリーンSを振動させるので、スペックルノイズを低減することができ良好な品質の映像を得ることができる。
なお、トランスデューサ4によりスクリーンSを振動させる代わりに画像投射部2の照明光学系のいずれかの間に映像光を拡散させるディフィーザーを挿入するようにしても良い。
なお、トランスデューサ4によりスクリーンSを振動させる代わりに画像投射部2の照明光学系のいずれかの間に映像光を拡散させるディフィーザーを挿入するようにしても良い。
1…スクリーン表示装置、2…画像投射部、3…駆動回路、4…トランスデューサ
Claims (1)
- レーザ光による映像を投射するスクリーンを揺動することにより前記スクリーンから反射したレーザ光が干渉することにより生じるスペックルノイズを低減するスクリーン表示装置において、
前記スクリーンに連結し、前記スクリーンを揺動するトランスデューサと、
前記トランスデューサに前記スクリーンが揺動する聴覚音をα波として発生させるための1/fゆらぎ信号(fは周波数)が重畳したタイミング信号を供給する駆動回路と、
を有することを特徴とするスクリーン表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006146562A JP2007316400A (ja) | 2006-05-26 | 2006-05-26 | スクリーン表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006146562A JP2007316400A (ja) | 2006-05-26 | 2006-05-26 | スクリーン表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007316400A true JP2007316400A (ja) | 2007-12-06 |
Family
ID=38850303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006146562A Pending JP2007316400A (ja) | 2006-05-26 | 2006-05-26 | スクリーン表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007316400A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016040371A1 (en) * | 2014-09-08 | 2016-03-17 | Reald Inc. | Screen vibration for reducing speckle |
JP2016526192A (ja) * | 2013-06-06 | 2016-09-01 | リアルディー インコーポレイテッド | スペックルを低減するためにスクリーンを振動させるシステム及び方法 |
CN114815486A (zh) * | 2014-12-09 | 2022-07-29 | 图像影院国际有限公司 | 使屏幕振动的方法和系统 |
-
2006
- 2006-05-26 JP JP2006146562A patent/JP2007316400A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016526192A (ja) * | 2013-06-06 | 2016-09-01 | リアルディー インコーポレイテッド | スペックルを低減するためにスクリーンを振動させるシステム及び方法 |
CN109917558A (zh) * | 2013-06-06 | 2019-06-21 | 瑞尔D股份有限公司 | 用于使屏幕振动以减少散斑的系统和方法 |
WO2016040371A1 (en) * | 2014-09-08 | 2016-03-17 | Reald Inc. | Screen vibration for reducing speckle |
US9696617B2 (en) | 2014-09-08 | 2017-07-04 | Reald Inc. | Screen vibration for reducing speckle |
CN107257939A (zh) * | 2014-09-08 | 2017-10-17 | 瑞尔D股份有限公司 | 用于减少散斑的屏幕振动 |
KR20180121676A (ko) * | 2014-09-08 | 2018-11-07 | 리얼디 인크. | 스페클을 감소시키기 위한 스크린 진동 |
EA033592B1 (ru) * | 2014-09-08 | 2019-11-07 | Reald Inc | Использование вибрации экрана для устранения спекл-структуры |
KR102181885B1 (ko) | 2014-09-08 | 2020-11-23 | 리얼디 인크. | 스페클을 감소시키기 위한 스크린 진동 |
CN114815486A (zh) * | 2014-12-09 | 2022-07-29 | 图像影院国际有限公司 | 使屏幕振动的方法和系统 |
CN114815486B (zh) * | 2014-12-09 | 2023-12-29 | 图像影院国际有限公司 | 使屏幕振动的方法和系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4307206B2 (ja) | ディスプレイ装置 | |
JP2003156698A (ja) | レーザ光源装置 | |
JP2007316400A (ja) | スクリーン表示装置 | |
JP2012513704A (ja) | サブウーファおよび低周波スピーカ用のストロボ光システム | |
JP2009003091A (ja) | 照明光学装置及び投写型画像表示装置 | |
JP2005010772A (ja) | 投映型画像表示装置 | |
JPH0799872B2 (ja) | 投写型画像表示装置 | |
JP2009229597A (ja) | 画像表示装置 | |
TW201217887A (en) | Laser projector capable of eliminating speckles | |
CN101592784A (zh) | 一种消相干装置及方法 | |
JP2009046236A (ja) | マンコンベア用のポスト | |
JP2007199322A (ja) | 投写型画像表示装置および投写型画像表示システム | |
CN216357142U (zh) | 具有图像投影显示功能的音频装置 | |
CN101976014A (zh) | 能消除散斑的激光投影机 | |
JP7320739B2 (ja) | 撮像装置 | |
JPH0915527A (ja) | 頭部装着型映像表示装置 | |
TWI732281B (zh) | 影像顯示系統及多媒體播放方法 | |
JP2000356808A (ja) | スクリーン | |
JP2006243296A (ja) | α波信号出力可能なプロジェクタ装置 | |
JP2008102316A (ja) | リアプロジェクタ | |
JP2006208581A (ja) | 投射型液晶表示装置 | |
JP2005227449A (ja) | 指向性音響スピーカを搭載したプロジェクタ、及び該プロジェクタにおける音の再生範囲制御方法 | |
KR20180073040A (ko) | 레이저다이오드 액정 프로젝터 | |
KR100606838B1 (ko) | 파이버를 이용한 레이저 반점 감소 장치 | |
JP2001109064A (ja) | プレゼンテーション時間管理機能を備えたプロジェクタ |