JP2007316312A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】光軸がずれないようランプモジュールと筺体を簡易な構造で固定するとともに、衝撃をうけてもアライメントが簡単に狂わないプロジェクタを提供する。
【解決手段】ランプモジュール14aは、筺体16の垂直方向に形成された位置決め穴に挿入することで、上記ランプモジュールの水平面内での移動を規制する二本の位置決めピン15b2、15b3を有し、筺体16は、天井面内壁から内側に延設する第一のリブ16b1と底面内壁から内側に延設する第二のリブ18b1、18b2、18b3とを有し、ランプモジュール14aを上記位置決めピン15b2、15b3にて水平方向の位置決めを行い、第一のリブ16b2と第二のリブにて上下方向を狭持することで、光軸のアライメントを固定するよう筺体内に収容される。
【選択図】図6

Description

本発明は、プロジェクタに関し、特に、ランプモジュールからの光軸がずれないよう所定の位置に固定するプロジェクタに関する。
図8は、従来のプロジェクタの構成図である。同図より、プロジェクタ1は、筺体2の前面側に光源としてのランプ3aを収容するランプモジュール3と、上記ランプからの光源を基に映像を生成するエンジンモジュール4、上記エンジンモジュール4が生成した映像を投射する投射レンズ5を配置している。ランプ3aから照射される光源は、エンジンモジュール4にて反射され、DMD4aを通って、最後には投射レンズ5から照射される。このため、ランプ3aを筺体2に固定するランプモジュール3は、光源のアライメントがずれないよう、筺体2に固定される必要がある。
従来筺体2にランプモジュール3を固定する方法としては、複数のネジを用いて、ランプモジュール3の水平方向と垂直方向を固定することで、アライメントがずれるのを防止してきた。しかしながら、ランプモジュール3を複数のネジにて固定する場合、当然各ネジによるランプモジュール3の位置決め精度を高める必要があるとともに、ランプモジュール3を位置決めする際、各ネジの雌ネジに対する交差により基準が揃わず組み立てに手間が掛かっていた。
光軸がずれないようランプモジュールを筺体に固定する方法としては、ランプモジュールの上面と下面を狭持するよう形成された位置決め面と、ランプモジュールの光源照射面と対向する面に形成された凸部と、ランプモジュールを収容した際、上記凸部を押し当てるコイルスプリングを有し、上記位置決め面にて上下方向の動きを規制した後、コイルスプリングにてランプモジュールの凸部を押し当てて保持する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、固定用ネジにて筺体に取り付けられる、ランプモジュールの取り付け、並びに取り外しを簡単にするために、工具の変わりに、蓋体に上記固定用ネジと係合する突起を形成し、上記蓋体の突起により固定用ネジを締めたり緩めたりする方法が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
さらには、ランプモジュールに形成した凸部と、対向するよう筺体側に抜け止め部材を形成し、ランプモジュールと筺体を固定する方法が開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
実用新案登録第3092161号 特開2004−347789 特開2005−43603
上述した特許文献1の発明は、次のような課題があった。つまり、筺体内の内壁にて位置決め面を形成して、ランプモジュールを狭持しているだけなので、落下等による衝撃によりランプモジュールの光軸が容易にずれてしまうことがあった。
また、特許文献2の発明は、次のような課題がった。つまり、ランプモジュールを筺体からはずしやすくするためのものであり、ランプモジュールから照射される光軸のずれを防止するものではない。
さらに、特許文献3の発明は、筺体内に抜け止め防止部材を形成する必要があり、当然ランプモジュールを収容する筺体の形状が複雑になり、筺体を製作するのに余分なコストが掛っていた。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、光軸がずれないようランプモジュールと筺体を簡易な構造で固定するとともに、衝撃をうけてもアライメントが簡単に狂わないプロジェクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1にかかる発明では、光源としてのランプを収容するランプモジュールと、底面に開口したランプモジュール収容部から、上記ランプモジュールを収容するとともに、上記ランプモジュール収容部の開口を、蓋体により蓋をすることで上記ランプモジュールの光源の光軸を所定方向に固定する筺体とを有するプロジェクタにおいて、
上記ランプモジュールは、上記光軸の水平面内での動きを規制するため、上記光軸と略垂直に立設する二本の位置決めピンと、上記位置決めピンの立設する方向と略水平にネジが貫通するボスとを有し、上記筺体は、上記ランプモジュール収容部に上記ランプモジュールを収容した際、ランプモジュールとの間に微小の隙間を形成するよう、上記ランプモジュール収容部の底面である天井面の裏面から内側に延設する第一のリブと、上記蓋体より略コの字断面を有して立設するとともに、3角形状を形成して立設する3個の第二のリブとを有し、上記ランプモジュール収容部は、上記ランプモジュールの二本の位置決めピンが挿入する位置決め穴と、上記ボスを貫通するネジが螺合する雌ネジが形成れた受け部を有する位置決め部を有し、
上記位置決めピンを上記固定部の位置決め穴に挿入して位置決めしつつ、上記ボスを貫通するネジを受け部の雌ネジと螺合させて水平面内での動きの規制を行い上記ランプモジュール収容部に収容した後、上記ランプモジュール収容部の開口部を蓋体にて蓋をするようネジ止めすることで、上記ランプモジュール収容部の底面に形成された上記第一のリブと、上記蓋体に形成された第二のリブにて垂直方向の動きを規制して、上記ランプモジュールから照射される光源の光軸のアライメントを固定する構成としてある。
上記のように構成した請求項1にかかる発明においては、上記位置決めピンを上記固定部の位置決め穴に挿入して位置決めしつつ、上記ボスを貫通するネジを受け部の雌ネジと螺合させて水平面内での動きの規制を行い上記ランプモジュール収容部に収容する。そして、上記ランプモジュール収容部の開口部を蓋体にて蓋をするようネジ止めすることで、上記ランプモジュール収容部の底面に形成された上記第一のリブと、上記蓋体に形成された第二のリブにて垂直方向の動きを規制する。これによりランプモジュールの水平方向と垂直方向の動きが規制され、上記ランプモジュールから照射される光源の光軸のアライメントを固定する。
また、上記目的を達成するために、光源としてのランプを収容するランプモジュールと、上記ランプモジュールの光軸を所定方向に保つよう内部に固定する筺体とを有するプロジェクタにおいて、
上記ランプモジュールは、筺体の垂直方向に形成された位置決め穴に挿入することで、上記ランプモジュールの水平面内での移動を規制する二本の位置決めピンを有し、上記筺体は、天井面内壁から内側に延設する第一のリブと底面内壁から内側に延設する第二のリブとを有し、上記ランプモジュールを上記位置決めピンにて水平方向の位置決めを行い、一本のネジにて固定した後、上記第一のリブと第二のリブにて上下方向を狭持することで、光軸のアライメントを固定するよう筺体内に収容されることを特徴とする構成としてある。
上記のように構成した発明において、ランプモジュールは、筺体内に垂直方向に形成された位置決め穴に位置決めピンを挿入して水平面内での動きを規制し、さらには、筺体の天井面と、底面に形成された第一のリブと第二のリブにて上下方向を狭持されて収容されるので、簡易な構造で筺体内にランプモジュールを固定するとともに、衝撃を受けても、位置決めピンとネジによりアライメントが簡単に狂わない構成である。
また、第二のリブの構成の一例として、上記筺体は、底面に開口したランプモジュール収容部から、上記ランプモジュールを収容するとともに、上記底面のランプモジュール収容部の開口を、蓋体により蓋をすることで上記ランプモジュールを内部に収容する構造であって、上記第二のリブは、上記蓋体の上記ランプモジュールと対向する面に形成される構成としてもよい。
上記のように構成した発明では、底面を形成する蓋体に第二のリブを形成するので、第二のリブを形成する際、筺体本体側と蓋体とを分けて製作することが可能となるので、第一のリブと第二のリブを形成する筺体を作り易くすることができる。
そして、第二のリブの具体的な形状の一例として、上記第二のリブは、略コの字断面を有して底面より立設する構成としてある。
上記のように構成した発明において、第二のリブの形状を略コの字断面とすることで、振動を受けた際、コの字断面で衝撃を吸収するとともに、第二のリブを形成する際、筺体底面に引けによる外形不良を防止することができる。
さらに、第一のリブの具体的な形状の一例として、上記ランプモジュールを筺体内に固定した際、上記第一のリブは、上記ランプモジュールと微小の隙間を形成して延設するよう形成さる構成としてもよい。
上記のように構成した発明において、ランプモジュールと第一のリブとの間に微小な隙間を形成することにより、ランプモジュールを筺体に組み付けた際、第一のリブとランプモジュールとの干渉による光軸のずれを防止することができる。
以上説明したように本発明によれば、光軸がずれないようランプモジュールと筺体を簡易な構造で固定するとともに、衝撃をうけてもアライメントが簡単に狂わないプロジェクタを提供することができる。
また請求項3にかかる発明によれば、筺体本体側と蓋体とを分けて製作することが可能となるので、第一のリブと第二のリブを形成する筺体を作り易くすることができる。
そして請求項4にかかる発明によれば、第二のリブの形状を略コの字断面とすることで、振動を受けた際、コの字断面で衝撃を吸収するとともに、第二のリブを形成する際、筺体底面に引けによる外形不良を防止することができる。
さらに請求項5にかかる発明によれば、ランプモジュールと第一のリブとの間に微小な隙間を形成することにより、ランプモジュールを筺体に組み付けた際、第一のリブとランプモジュールとの干渉による光軸のずれを防止することができる。
さらに請求項1のような、より具体的な構成において、上述した請求項2〜請求項5の各発明と同様の作用を奏することはいうまでもない。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態であるプロジェクタを説明する。
(1)プロジェクタの構成
(2)ランプモジュール固定方法
(3)変形例
(4)まとめ
(1)プロジェクタの構成
以下、図1〜図8を参照して、この発明に係るプロジェクタを具体化した実施の形態について説明する。図1は本発明にかかるプロジェクタ10のブロック構成図である。同図より、プロジェクタ10は、箱型形状の筺体16に、ランプからの光源を利用して映像を投射する光学系14と、光学系14の制御を行うディジタル基板11と、ディジタル基板11に必要な電源を供給する電源基板13と、パソコン等の外部機器からの映像信号と音声信号を入力するとともに、リモコン10aから送信される操作信号を受け入れる入出力基板12とを収容する構成である。以下に各要素の説明と、プロジェクタ10の機能を説明する。
入出力基板12は、入出力端子12bと、赤外線受光変換部12aとを実装するとともに、入出力端子12bと赤外線受光変換部12aからの信号をディジタル基板11に出力する。入出力端子12bは、パソコン等の外部機器から映像信号と音声信号を受け取るための映像端子と音声端子とを有し、映像端子や音声端子を介して入力された映像信号と音声信号をディジタル基板11に出力する。赤外線受光変換部12aは、リモコン10aを介して送信された赤外線の操作信号を受光するとともに、上記受光した赤外線信号を所定の電圧値を有する操作信号に変換して、ディジタル基板11に出力する。上記した入出力端子12bと赤外線受光変換部12aからの信号出力は、信号ラインを介してディジタル基板11に出力される。
ディジタル基板11は、片面に、マイコン11a、記録部11b、映像信号処理部11d、OSD(オンスクリーンディスプレイ)回路11cを構成するIC素子等を実装している。上記ディジタル基板11内のマイコン11a、記録部11b、映像信号処理部11d、OSD回路11cはバスにて接続されており、マイコン11aは赤外線受光変換部12aからの操作信号を受け入れ、記録部11bに記録された所定のプログラムに基づいて、映像信号処理部11d、およびOSD回路11cに所定の指示を出すとともに、回路全体を制御する。
映像信号処理部11dは、信号ラインを介して入出力端子12bから入力される映像信号を赤R、緑G、および青Bの3原色のRGB信号に分解した後、マイコン11aからの制御信号に基づいてRGB信号の色レベル等の補正を行い、上記補正を行ったRGBの信号を光学系14へと出力する。また、OSD回路11cは、映像信号処理部11dに接続され、スクリーンにOSD表示する画像を表すOSD信号を生成し映像信号に重畳する。ディジタル基板11は、マイコン11aの制御により、赤外線受光変換部12aからの操作信号を受け付け、受け付けた操作信号に対応したOSD信号を生成する。
電源基板13は、コンセント13aを介して供給される外部電源(例えば100V商用電源)をサイリスタにて構成される整流回路にて整流した後、プロジェクタ10を動作するために必要な交流電源を再度生成してディジタル基板11、および光学系14に供給する。
光学系14は、上記映像信号処理部11dにて生成された映像信号を基にマイコン11aの制御によってRGBの光を生成し、上記生成した光を投射レンズを介してスクリーン等に出射する。図2は、本発明の光学系14の配置図である。同図より、光学系14は、光源を照射するランプモジュール14aと、ランプモジュール14aからの光源を所定の光軸で外部に照射するエンジン部14bとから構成されている。ランプモジュール14aは、光源としてのランプ14a1と、ランプ14a1の光源を所定方向に集めるランプリフレクタ14a2、ランプ14a1とランプリフレクタ14a2を収容するランプケース15とから構成されている。
また、エンジン部14bは、ランプモジュール14aから照射された光源からRGBの3原色を形成するカラーホイル14b1と、カラーホイル14b1にて形成された光を直進させるライトパイプ14b2と、ライトパイプ14b2から照射された光を反射させるミラー14b4と、光を一定形状に加工するイルミネーションレンズ14b3、さらには入射した光を所定方向に反射させて投射レンズ14cに投射するDMD14b5とから構成している。図中、点線で表された線は、光学系14内での光軸の軌跡を表している。ランプ14a1から照射された光源は一定光軸を保ったまま、DMD14b5に照射される。
図中、2点鎖線の矢印は、光の進行方向を示している。ランプ14a1から出射した白色光は、カラーホイル14b1によりRGBの各色光に分離され、同分離された光はライトパイプ14b2により集められ、ミラー14b4に案内される。ライトパイプ14b2から出射した光は、ライトパイプ14b2とミラー14b4との間に介在するイルミネーションレンズ14b3により集光されてミラー14b4に入射し、ミラー14b4により反射される。ミラー14b4により反射された光は、イルミネーションレンズ14b3により集光されてDMD14b5に入射する。DMD14b5の構成は周知技術であるため、ここでは簡略的な説明のみを行うが、DMD14b5は反射面上に複数のマイクロミラーを配置し、各マイクロミラーの角度を変化させることにより反射する光の位置を変えて映像を生成してる。そのため、図の点線で表された光軸がずれてしまうと、投射レンズ14cより投射される映像は、輝度の低下などの不良を発生させる原因となる。
図3は、本実施形態でのランプモジュール14aを表す図である。同図より、ランプケース15は、ランプリフレクタ14a2を収容する開口を有する本体15aと、本体15aの開口より収容されたランプリフレクタ14a2から照射される光源が通過する光源投射窓15b1を有するとともに、本体15aの開口の蓋をしてランプリフレクタ14a2を密閉する位置決め部15bとを有する構造である。本発明のランプモジュール14aは、ランプ14a1、並びにランプリフレクタ14a2を密閉する密閉型のランプケース15を使用しているが、ランプケース15の形状はこれに限定されず、筺体16に固定される形状を有するものであればよい。
また、ランプケース15の位置決め部15bは、筺体16にランプケース15を固定する際、後述する方法で使用される位置決めピン15b2、15b3、さらには、ネジ用のボス15b4とを有している。位置決めピン15b2、15b3は、位置決め部15bの側面より立設して形成されている。また、ボス15b4は、位置決めピン15b2、15b3の延設方向と略平行にネジが貫通するネジ穴を形成している。本発明の実施形態であるランプケースの位置決め部15bは、マグネシュウムの鍛造により形成してる。また、位置決めピンは、精度を保障するために位置決め部15bと一体にて形成している。しかしながら、位置決め部15bの構成はこれに限定されず、ランプケース15が必要とする精度に合わせて材質等を選択すればよい。
上述したランプケース15を収容するために筺体16は、底面にランプケース15を収容するための開口部を形成するとともに、上記開口部を蓋体にて蓋をすることにより筺体16内に収容する構成である。図4は、筺体16を底面から見た図である。同図より、底面16aに形成されたランプモジュール収容部16a1の内部には、上述した、ランプモジュール14aからの光源をエンジン部14bに送る、光軸路17aが形成されたランプケース固定部17が固定されている。ランプケース固定部17は、上記したエンジン部14bが実装され、光軸路17aから送られた光をエンジン部14bへと送る。
ランプケース固定部17は、上記したランプケース15の位置決めピン15b2、15b3が挿入する位置決め穴17b、17cを図中下方に配置し、ボス15b4の先端が挿入するとともに、ボス15b4を貫通するネジと螺合する雌ネジ部を有する受け部17dを図中上方に配置する。また、ボス15b4の先端が挿入する受け部17dの受け面17d1は、すり鉢状の凹部を有する形状である。そのため、ランプケース15の位置決めピン15b2、15b3が位置決め穴17b、17cに挿入されるとともに、ボス15b4の先端を受け面17d1に挿入することで、ボス15b4の傾きを吸収する働きがある。本発明の実施形態としてのランプケース固定部17は、ランプケース15の位置決め部15bと同様にマグネシュウムにより形成され、位置決め精度を保障している。
また、ランプモジュール収容部16a1の底面、つまり天井面の裏面には、所定長だけ突出した第一のリブ16b1が形成されている。第一のリブ16b1の具体的な形状は、後述するが本実施形態では、上記第一のリブ16b1を一体成形にて形成している。
上述したランプモジュール収容部16a1にランプモジュール14aを収容した後、ランプモジュール収容部16a1の開口を塞ぐためにプロジェクタ10は、蓋体18を有する構成である。図5は、蓋体の形状を表す図である。同図より、蓋体18は、ランプモジュール収容部16a1の開口部を塞ぐベース部18aと、上記ベース部18aから略垂直に立設する第二のリブ18b1、18b2、18b3とを有する形状である。3個の第二のリブ18b1、18b2、18b3は、ベース部18aから、略3角形状に放射して配置するとともに、ベース部18aから立設する高さを略同一にするよう樹脂にて一体形成されている。これにより、ランプモジュール収容部16a1の開口に蓋をした際、第二のリブ18b1、18b2、18b3とがランプモジュール14aと対向する位置に形成される。
また、各第一のリブ18b1、18b2、18b3の断面は、略コの字状に形成されている。このため、第一のリブ18b1、18b2、18b3にて、ランプモジュール14aを狭持した状体で、ランプモジュール14aから伝わる振動は、上記したコの字断面により吸収されることとなる。また、蓋体を形成する際、第一のリブ18b1、18b2、18b3はコの字であるため中心が中空となり、成形時の引けを防止する働きがある。このため、蓋体の外見を綺麗に見せることができる。
(2)ランプモジュールの固定方法
上述した筺体16、と蓋体18を使用したランプモジュール14aの固定方法を説明する。図6は、筺体内で固定されるランプモジュールを表す図である。同図より、ランプモジュール14aを固定する方法として、まず、筺体16を底面16aを上方に向けて、ランプモジュール収容部16a1の開口部を上にする。次に、ランプモジュール14aを、ランプモジュール収容部16a1に収容する。このとき、ランプケース15の位置決め部15bに形成された位置決めピン15b2、15b3を、ランプモジュール収容部16a1内のランプケース固定部17の位置決め穴17b、17c、に挿入するとともに、位置決め部15bのボス15b4を、位置決め部15bの受け部17dの受け面17d1に挿入する。その状態で、ボス15b4と受け部17dをネジ19にて固定する。
最後に、ランプモジュール収容部16a1の開口部を、蓋体18にて蓋をするよう筺体16と、蓋体18をネジ止めする。上述した状態により、ランプモジュール14aは、2本の位置決めピン15b2、15b3、さらにはネジ19にて水平面内での動きを規制され、筺体16の天井面16bの裏面に形成された第一のリブ16b1と、蓋体18に形成された三個の第二のリブ18b1、18b2、18b3にて垂直方向を狭持されて固定される。上述した構成により、ネジを一本した使用しない簡易な構造で筺体16にランプモジュール14aを固定することができ、さらには衝撃を受けても、2本の位置決めピン15b2、15b3とネジ19、さらには、リブにおける衝撃吸収作用によりアライメントが簡単に狂わない構成である。
(3)変形例
上述した構成では、第一のリブ16b1と第二のリブ18b1、18b2、18b3により、ランプモジュール14aを狭持したが、第一のリブ16b1の形状を工夫することで、ランプモジュール14aを筺体に組み付け易くすることが可能となる。図7は、筺体16内に収容されるランプモジュール14aの拡大図である。同図より、ランプモジュール14aは、筺体16内にて垂直方向を挟まれて固定されるが、このとき、第一のリブ16b1とランプモジュール14aのランプケース15との間には微小の隙間を形成させている。
本実施形態では、上記したランプケース15と第一のリブ16b1との隙間を0.5ミリほどとしている。これにより、ランプモジュール14aを上述した、位置決めピン15b2、15b3、並びにネジ19を用いて固定する際、第一のリブ16b1と、ランプケース15の外面が干渉して、位置決めピン15b2、15b3が確実に挿入されず、光軸がずれた状態で固定されるのを防止することが可能となる。
(4)まとめ
光軸がずれないようランプモジュールと筺体を簡易な構造で固定するとともに、衝撃をうけてもアライメントが簡単に狂わないプロジェクタを提供するために、上記ランプモジュールは、筺体の垂直方向に形成された位置決め穴に挿入することで、上記ランプモジュールの水平面内での移動を規制する二本の位置決めピンを有し、上記筺体は、天井面内壁から内側に延設する第一のリブと底面内壁から内側に延設する第二のリブとを有し、上記ランプモジュールを上記位置決めピンにて水平方向の位置決めを行い、一本のネジにて固定した後、上記第一のリブと第二のリブにて上下方向を狭持することで、光軸のアライメントを固定するよう筺体内に収容される。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
プロジェクタのブロック構成図を表す図である。 光学系を表す図である。 ランプモジュールを表す図である。 筺体を底面から見た図である。 蓋体の形状を現す図である。 筺体内で固定されるランプモジュールを表す図である。 筺体内に収容されるランプモジュールの拡大図である。 従来のプロジェクタの構成図である。
符号の説明
10…プロジェクタ、10a…リモコン、11…ディジタル基板、11a…マイコン、11b…記録部、11c…OSD回路、11d…映像信号処理部、12…入出力基板、12a…赤外線受光変換部、12b…入出力端子、13…電源基板、13a…コンセント、14…光学系、14a…ランプモジュール、14a1…ランプ、14a2…ランプリフレクタ、14b…エンジン部、14b1…カラーホイル、14b2…ライトパイプ、14b3…イルミネーションレンズ、14b4…ミラー、14b5…DMD、14c…投射レンズ、15…ランプケース、15a…本体、15b…位置決め部、15b1…光源投射窓、15b2、15b3…位置決めピン、15b4…ボス、16…筺体、16a…底面、16a1…ランプモジュール収容部、16b…天井面、16b1…第一のリブ、17…ランプケース固定部、17a…光軸路、17b、17c…位置決め穴、17d…受け部、17d1…受け面、18…蓋体、18a…ベース部、18b1、18b2、18b3…第二のリブ、19…ネジ



Claims (5)

  1. 光源としてのランプを収容するランプモジュールと、
    底面に開口したランプモジュール収容部から、上記ランプモジュールを収容するとともに、上記ランプモジュール収容部の開口を、蓋体により蓋をすることで上記ランプモジュールからの光源の光軸を所定方向に固定する筺体とを有するプロジェクタにおいて、
    上記ランプモジュールは、上記光軸の水平面内での動きを規制するため、上記光軸と略垂直に立設する二本の位置決めピンと、上記位置決めピンの立設する方向にネジが貫通するボスとを有し、
    上記筺体は、上記ランプモジュール収容部に上記ランプモジュールを収容した際、ランプモジュールとの間に微小の隙間を形成するよう、上記ランプモジュール収容部の底面である天井面の裏面から内側に延設する第一のリブと、上記蓋体より略コの字断面を有して立設するとともに、3角形状を形成して立設する3個の第二のリブとを有し、
    上記ランプモジュール収容部は、上記ランプモジュールの二本の位置決めピンが挿入される位置決め穴と、上記ボスを貫通するネジが螺合する雌ネジが形成された受け部とを有する位置決め部を有し、
    上記位置決めピンを上記位置決め部の位置決め穴に挿入して位置決めしつつ、上記ボスを貫通するネジを受け部の雌ネジと螺合させて水平面内での動きの規制を行い上記ランプモジュール収容部に収容した後、上記ランプモジュール収容部の開口部を蓋体にて蓋をするようネジ止めすることで、上記ランプモジュール収容部の底面に形成された上記第一のリブと、上記蓋体に形成された第二のリブにて垂直方向の動きを規制して、上記ランプモジュールから照射される光源の光軸のアライメントを固定することを特徴とするプロジェクタ。
  2. 光源としてのランプを収容するランプモジュールと、
    上記ランプモジュールの光軸を所定方向に保つよう内部に固定する筺体とを有するプロジェクタにおいて、
    上記ランプモジュールは、筺体の垂直方向に形成された位置決め穴に挿入することで、上記ランプモジュールの水平面内での移動を規制する二本の位置決めピンを有し、
    上記筺体は、天井面内壁から内側に延設する第一のリブと底面内壁から内側に延設する第二のリブとを有し、
    上記ランプモジュールを上記位置決めピンにて水平面内での位置決めを行い、一本のネジにて固定した後、上記第一のリブと第二のリブにて上下方向を狭持することで、光軸のアライメントを固定するよう筺体内に収容されることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 上記筺体は、底面に開口したランプモジュール収容部から、上記ランプモジュールを収容するとともに、上記底面のランプモジュール収容部の開口を、蓋体により蓋をすることで上記ランプモジュールを内部に収容する構造であって、
    上記第二のリブは、上記蓋体の上記ランプモジュールと対向する面に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のプロジェクタ。
  4. 上記第二のリブは、略コの字断面を有して底面より立設することを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載のプロジェクタ。
  5. 上記ランプモジュールを筺体内に固定した際、上記第一のリブは、上記ランプモジュールと微小の隙間を形成して延設するよう形成されていることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載のプロジェクタ。
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