JP2007315744A - スクータ型自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】被冷却物を覆うカバーに設けられるルーバーにおいて、カバー内への異物の侵入を効果的に防止した上で、カバー内に冷却空気を円滑に導入し得るようにする。
【解決手段】被冷却物に向けて開口した冷却空気取入口82を有して前記被冷却物を覆うカバー80に、前記冷却空気取入口82を複数の空気流通路83に分割する複数のフィン84が、各空気流通路83の外端中心および内端中心間を結ぶ直線Lを前記冷却空気取入口82の中心線Cに対して傾斜させる配置で設けられて成る、カバーのルーバーであって、前記各フィン84が、それらのフィン84の外端相互の間隔を各フィン84の内端相互の間隔よりも狭くした形状に形成される。
【選択図】図7

Description

本発明は、被冷却物を覆うカバーに設けられるルーバー、ならびに該ルーバーを有する合成樹脂製のカバーを成形するための金型装置の改良に関する。
従来、自動二輪車に搭載されたエンジンの放熱部を覆うカバーにルーバーが設けられたものが、特許文献1で開示されている。
実用新案登録第2573000号公報
ルーバーは、カバー内に導入する冷却空気の整流、カバー内で発生する騒音の外部への洩れ抑制、ならびにカバー内への異物の侵入防止を図るものであり、そのような効果を得るために、上記従来のルーバーでは、冷却空気取入口内に配置される複数のフィンが、それらのフィン相互間に形成される空気流通路の流通方向に沿って一直線状に傾斜してカバーに設けられている。
ところで、カバー内への異物の侵入を効果的に防止するには各フィンの外端相互の間隔が狭いほうがよく、上記従来のルーバーで各フィンの外端相互の間隔を狭くすると、各フィン相互間の空気流通路の流通面積が流通方向全長にわたって小さくなり、空気流通路を流通する冷却空気の流通抵抗が大きくなってしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、カバー内への異物の侵入を効果的に防止した上で、カバー内に冷却空気を円滑に導入し得るようにしたカバーのルーバーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、被冷却物に向けて開口した冷却空気取入口を有して前記被冷却物を覆うカバーに、前記冷却空気取入口を複数の空気流通路に分割する複数のフィンが、各空気流通路の外端中心および内端中心間を結ぶ直線を前記冷却空気取入口の中心線に対して傾斜させる配置で設けられて成る、カバーのルーバーであって、前記各フィンが、それらのフィンの外端相互の間隔を各フィンの内端相互の間隔よりも狭くした形状に形成されることを特徴とする。
このような構成によれば、各フィンの外端相互の間隔を比較的狭く設定することで、カバー内への異物の侵入を効果的に防止することができる。しかも各フィンの内端相互の間隔は比較的広いので、各フィン相互間の空気流通路の流通面積は、各フィンの外端側の一部で小さくなるものの、空気流通路の全長にわたって小さくなることはなく、各空気流通路を流通する冷却空気の流通抵抗が大幅に増大することを避けて、冷却空気を各空気流通路で整流しつつカバー内に円滑に導入することができる。
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、合成樹脂から成る前記カバーに一体に設けられる前記フィンが、前記冷却空気取入口の中心線に対して傾斜して延びるとともに前記冷却空気取入口の外端周縁部に外端を面一に連ならせるフィン主部と、該フィン主部の外端に鈍角をなして面一に連設されて隣接のフィン側に張出す張出部とから成ることを特徴とし、かかる構成によれば、フィンの外端側の肉厚を部分的に厚くするだけで、上記請求項1に記載したフィンの形状を得ることができ、フィンすなわちカバーの重量が大きく増大することを回避することができる。
さらに請求項3記載の発明は、請求項2記載のルーバーを有するカバーを成形するためのカバー成形用金型装置であって、前記フィン主部の外側面および外端面ならびに前記張出部の外面および先端面を形成する第1成形部を有する第1金型と、前記フィン主部の内側面および内端面ならびに前記張出部の内面を形成する第2成形部を有する第2金型とを備えることを特徴とし、かかる金型装置によれば、第1および第2金型の型割り面を、フィンの外端位置よりも内方側に設定するようにして、フィンの外端部にバリやシャープジエッジが生じることを防止してカバーの外観性を高め、商品性を向上することができる。また第2金型が有する第2成形部の先端で張出部の内面を形成するようにして、第1および第2成形部の先端幅を確保しつつフィン相互の間隔を狭めることができ、これによってもカバーの商品性を向上することができる。
以上のように請求項1記載の発明によれば、カバー内への異物の侵入を効果的に防止することができる上に、各空気流通路を流通する冷却空気の流通抵抗が大幅に増大することを避けて、冷却空気を各空気流通路で整流しつつカバー内に円滑に導入することができる。
また請求項2記載の発明によれば、フィンの外端側の肉厚を部分的に厚くするだけで、上記請求項1に記載したフィンの形状を得ることができ、フィンすなわちカバーの重量が大きく増大することを回避することができる。
さらに請求項3記載の発明によれば、第1および第2金型の型割り面を、フィンの外端位置よりも内方側に設定するようにして、フィンの外端部にバリやシャープジエッジが生じることを防止してカバーの外観性を高め、商品性を向上することができ、第2金型が有する第2成形部の先端で張出部の内面を形成するようにして、第1および第2成形部の先端幅を確保しつつフィン相互の間隔を狭めることができ、これによってもカバーの商品性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図9は本発明の一実施例を示すもので、図1はスクータ型の自動二輪車の全体側面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図3の4−4線矢視図、図5は図4の5−5線断面図、図6はカバーの側面図、図7は図6の7−7線断面図、図8は図6の8−8線断面図、図9は金型装置の一部を示す断面図である。
先ず図1および図2において、操向ハンドル11により操舵される前輪Wfとスイング式のパワーユニットPにより駆動される後輪Wrとを備えたスクータ型の自動二輪車Vの車体フレームFは、フロントフレーム12、センターフレーム13およびリヤフレーム14に3分割される。フロントフレーム12は、ヘッドパイプ121 、ダウンチューブ122 およびステップフロア支持部123 を一体に備えたアルミ合金の鋳造品から構成される。パワーユニットPがピボット15を介して上下揺動自在に支持されるセンターフレーム13はアルミ合金の鋳造品から構成され、前記フロントフレーム12の後端に結合される。パワーユニットPの後上方に延びるリヤフレーム14は環状のパイプ材から構成され、その上面に燃料タンク16が支持される。センターフレーム13の上面にはヘルメットケース17が支持されており、シート18を一体に有するカバー19によってヘルメットケース17および燃料タンク16が開閉自在に覆われる。
パワーユニットPは、シリンダを車体前方に向けて配置した水冷式の単気筒4サイクルエンジンEと、エンジンEの左側面から車体後方に延びるベルト式無段変速機Tとを一体に結合して成り、ベルト式無段変速機Tの後部上面がリヤクッション20を介してセンターフレーム13の後端に結合される。ベルト式無段変速機Tの上面にはエアクリーナ21が支持され、ベルト式無段変速機Tの右側面にはマフラー22が支持され、エンジンEの下面には起立・倒伏可能なメインスタンド23が支持される。
図3および図4において、エンジンEは、クランクシャフト31に沿って鉛直方向に延びる割り面30により分割された第1エンジンブロック32および第2エンジンブロック33を備えており、第1エンジンブロック32はシリンダブロック321 およびクランクケース半部322 を構成し、第2エンジンブロック33はクランクケースの他の半部を構成する。第1エンジンブロック32の前端にはシリンダヘッド34が結合され、シリンダヘッド34の前端にはヘッドカバー35が結合される。第1および第2エンジンブロック32,33の右側面には発電機カバー36が結合される。
ベルト式無段変速機Tは、相互に結合される右側ケーシング37および左側ケーシング38を備えており、右側ケーシング37の前部右側面が、第1および第2エンジンブロック32,33の左側面に結合される。また右側ケーシング37の後部右側面には減速機ケーシング39が結合される。
第1エンジンブロック32が備えるシリンダ41の内部に摺動自在に嵌合するピストン42は、コネクティングロッド43を介してクランクシャフト31に連接される。シリンダヘッド34にはカムシャフト44が回転自在に支持されており、シリンダヘッド34に設けられた吸気バルブおよび排気バルブ(図示せず)が前記カムシャフト44によって開閉駆動される。第1エンジンブロック32に設けられたチェーン通路40内にはタイミングチェーン45が収納され、該タイミングチェーン45が、クランクシャフト31に設けられた駆動スプロケット46とカムシャフト44に設けられた従動スプロケット47とに巻き掛けられる。これによりカムシャフト44は、クランクシャフト31の2回転につき1回転する。
右側ケーシング37および左側ケーシング38の内部に突出するクランクシャフト31の左端には駆動プーリ54が設けられる。該駆動プーリ54は、クランクシャフト31に固定された固定側プーリ半体55と、固定側プーリ半体55に対して接近・離間可能な可動側プーリ半体56とを備えており、可動側プーリ半体56はクランクシャフト31の回転数の増加に応じて半径方向外側に移動する遠心ウエイト57によって、固定側プーリ半体55に接近する方向に付勢される。
右側ケーシング37の後部および減速機ケーシング39間に支持された出力軸58に設けられた従動プーリ59は、出力軸58に相対回転可能に支持された固定側プーリ半体60と、固定側プーリ半体60に対して接近・離間可能な可動側プーリ半体61とを備えており、可動側プーリ半体61はスプリング62で固定側プーリ半体60に向けて付勢される。また固定側プーリ半体60と出力軸58との間に発進用クラッチ63が設けられる。そして駆動プーリ54および従動プーリ59間に無端状のVベルト64が巻き掛けられる。
右側ケーシング37および減速機ケーシング39間には前記出力軸58と平行な中間軸65および車軸66が支持されており、出力軸58、中間軸65および車軸66間に減速ギヤ列67が設けられる。そして減速機ケーシング39を貫通して右側に突出する車軸66の右端に後輪Wrが設けられる。
而して、クランクシャフト31の回転動力は駆動プーリ54に伝達され、該駆動プーリ54からVベルト64、従動プーリ59、発進用クラッチ63および減速ギヤ列67を介して後輪Wrに伝達される。
エンジンEの低速回転時には、駆動プーリ54の遠心ウエイト57に作用する遠心力が小さいため、従動プーリ59のスプリング62によって固定側プーリ半体60および可動側プーリ半体61間の溝幅が減少し、変速比はLOWになっている。この状態からクランクシャフト31の回転数が増加すると、遠心ウエイト57に作用する遠心力が増加して駆動プーリ54の固定側プーリ半体55および可動側プーリ半体56間の溝幅が減少し、それに伴って従動プーリ59の固定側プーリ半体60および可動側プーリ半体61間の溝幅が増加するため、変速比はLOWからTOPに向かって無段で変化する。
クランクシャフト31の右側に設けられた交流発電機68は発電機カバー36により覆われており、その発電機カバー36の右側に被冷却物としてのラジエータ69が設けられる。このラジエータ69に冷却風を供給すべく、クランクシャフト31の右端に固定された冷却ファン70が交流発電機68およびラジエータ69間に配置される。また内部にサーモスタット71を収納したサーモスタットケース72がシリンダヘッド34の右側面に結合されており、カムシャフト44の右端に設けられた冷却水ポンプ73がシリンダヘッド34およびサーモスタットケース72によって囲まれた空間に収納される。
図4から明らかなように、ラジエータ69の前下部とサーモスタットケース52とが冷却水配管74で接続され、サーモスタットケース52と第1エンジンブロック32とが冷却水配管75で接続される。また後輪Wrを上方から覆うリヤフェンダー76には、ラジエータ69の後上部に接続される注水管77が着脱可能に締結されており、この注水管77とシリンダヘッド34とが冷却水配管78で接続される。
エンジンEの暖機運転が完了した状態では、カムシャフト44により駆動される冷却水ポンプ73から排出された冷却水は、サーモスタットケース72および冷却水配管75を経て第1エンジンブロック32およびシリンダヘッド34内のウオータジャケットに供給され、そこを通過する間にエンジンEを冷却した後に冷却水配管78を経てラジエータ69に供給される。そしてラジエータ69を通過する間に温度低下した冷却水は、冷却水配管74およびサーモスタット71を経て前記冷却水ポンプ73に戻される。一方、エンジンEが暖機運転中であって冷却水温度が低いときにはサーモスタット71が作動し、冷却水はラジエータ69を通過することなくエンジンEの内部を循環して速やかに温度上昇する。
図5〜図8を併せて参照して、クランクシャフト31に固着される冷却ファン70と、該冷却ファン70の外方に配置されるラジエータ69とは、発電機カバー36に締結される合成樹脂製のカバー80で覆われる。而して該カバー80は、このスクータ型自動二輪車の右側で最も突出した位置に配置されることになり、該自動二輪車の右側へのバンク角αが、カバー80で規制されることになるので、カバー80の下部側壁80aは、外側方に向かうにつれて上方位置となるように傾斜して形成され、ラジエータ69の下部69aも、前記下部側壁80aに対応して傾斜するように形成される。
カバー80には、該カバー80内に導入する冷却空気の整流、カバー80内で発生する騒音の外部への洩れ抑制、ならびにカバー80内への異物の侵入防止を図るようにして、外部からの冷却空気ラジエータ69に導くルーバー81が設けられており、該ルーバー81は、ラジエータ69に向けて開口してカバー80に設けられる冷却空気取入口82を複数の空気流通路83,83…に分割する複数のフィン84,84…が、カバー80に一体に設けられて成るものである。
前記冷却空気取入口82は、前記バンク角αを稼ぐために、自動二輪車の前後方向に長い楕円形状に形成されており、該冷却空気取入口82の中心線Cがクランクシャフト31の軸線よりも上方位置に配置されるように、カバー80の上部側に偏った位置に配置される。
各フィン84,84…は、自動二輪車の前後方向に長く延びるようにして形成されており、上下方向にほぼ等間隔をあけて冷却空気取入口82に配置される。しかも各フィン84,84…は、それらのフィン84,84…相互間の空気流通路83の外端中心および内端中心間を結ぶ直線Lが前記冷却空気取入口82の中心線Cに対して傾斜するように形成されるものであり、この実施例では、各空気流通路83の外端中心が内端中心よりも下方にあるようにして、前記直線Lが前記中心線Cに対して傾斜する。
しかもフィン84は、冷却空気取入口82の中心線Cに対して傾斜して延びるとともに冷却空気取入口82の外端周縁部に外端を面一に連ならせるフィン主部84aと、該フィン主部84の外端に鈍角をなして面一に連設されて下方側で隣接のフィン84側に張出す張出部84bとから成るものであり、各フィン84が、そのような形状を有するものであることにより、各フィン84,84…の外端相互の間隔が各フィン84,84…の内端相互の間隔よりも狭くなる。
また各フィン84,84…相互間は、上下方向に延びる複数の補強部85,85…で相互に一体に連結されるのであるが、それらの補強部85,85の外端位置は、前記張出部84bの内面位置と同一に設定される。
このようなルーバー81からカバー80内に導入される空気は、冷却ファン70で吸引されてラジエータ69を通過し、ラジエータ69内の冷却水を冷却し、カバー80の下部に設けられている空気排出口86から外部に排出される。
ところで、冷却ファン70は、図5で明示するように、発電機カバー36の端壁36aに設けられている貫通孔87を貫通するクランクシャフト31の端部に固着されるものであり、貫通孔87の内面およびクランクシャフト31の外面間にはカバー80内に通じる環状の間隙が生じている。このため、冷却ファン70の作動時に冷却ファン70および端壁36a間の間隙88に負圧が生じると、発電機カバー36内にも負圧が生じ、発電機カバー36と、第1、第2エンジンブロック32,33との結合面からダストや水の侵入が生じる可能性がある。そこで、冷却ファン70は、発電機カバー36の端壁36aに比較的長い距離にわたって対向するように形成されており、冷却ファン70および端壁36a間の間隙88に負圧が生じることを極力防止している。
図9において、カバー80を成形するためのカバー成形用金型装置は、相互に近接・離反可能な第1および第2金型91,92を備えるものであり、第1金型91には、フィン84におけるフィン主部84aの外側面および外端面ならびに張出部84bの外面および先端面を形成する第1成形部91aが設けられ、第2金型92には、フィン主部84aの内側面および内端面ならびに張出部84bの内面を形成する第2成形部92aが設けられる。
次にこの実施例の作用について説明すると、カバー80に設けられるルーバー81を構成する複数のフィン84,84…が、それらのフィン84,84…の外端相互の間隔を各フィン84,84…の内端相互の間隔よりも狭くした形状に形成されている。したがって各フィン84,84…の外端相互の間隔を比較的狭く設定することで、カバー80内への異物の侵入を効果的に防止することができる。また各フィン84,84…の内端相互の間隔は比較的広いので、各フィン84,84…相互間の空気流通路83,83…の流通面積は、各フィン84,84…の外端側の一部で小さくなるものの、空気流通路83,83…の全長にわたって小さくなることはなく、各空気流通路83,83…を流通する冷却空気の流通抵抗が大幅に増大することを避けて、冷却空気を各空気流通路83,83…で整流しつつカバー80内に円滑に導入し、ラジエータ69を効果的に冷却することができる。
しかもフィン84が、冷却空気取入口82の中心線Cに対して傾斜して延びるとともに冷却空気取入口82の外端周縁部に外端を面一に連ならせるフィン主部84と、該フィン主部84の外端に鈍角をなして面一に連設されて隣接のフィン84側に張出す張出部84bとから成るものであり、フィン84の外端側の肉厚を部分的に厚くするだけで、フィン84,84…の外端相互の間隔を各フィン84,84…の内端相互の間隔よりも狭くしているので、フィン84,84…すなわちカバー80の重量が大きく増大することを回避することができる。
しかも各フィン84は、自動二輪車の下部に配置されるカバー80に、外側方に向かうにつれて下方位置となるように傾斜して形成されているので、自動二輪車の右側方にいる人の視線からカバー80内を確実に隠すことができ、商品性を向上することができる。
さらにカバー80を成形するためのカバー成形用金型装置は、フィン主部84aの外側面および外端面ならびに張出部84bの外面および先端面を形成する第1成形部91aを有する第1金型91と、フィン主部84aの内側面および内端面ならびに張出部84bの内面を形成する第2成形部92aを有する第2金型92とを備えるものであり、第1および第2金型91,92の型割り面を、フィン84の外端位置よりも内方側に設定するようにして、フィン84の外端部にバリやシャープジエッジが生じることを防止してカバー80の外観性を高め、商品性を向上することができる。
また第2金型92が有する第2成形部92aの先端で張出部84bの内面を形成するようにして、第2成形部92aの先端幅W2ならびに第1成形部91aの先端幅W1を確保しつつフィン84相互の間隔を狭めることができ、これによってもカバー80の商品性を向上することができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
たとえば上記実施例では、ラジエータ69を覆うカバー80に本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、被冷却物を覆うカバーに設けられるルーバーに広く適用可能である。
スクータ型の自動二輪車の全体側面図である。 図1の要部拡大図である。 図2の3−3線断面図である。 図3の4−4線矢視図である。 図4の5−5線断面図である。 カバーの側面図である。 図6の7−7線断面図である。 図6の8−8線断面図である。 金型装置の一部を示す断面図である。
符号の説明
69・・・被冷却物としてのラジエータ
80・・・カバー
81・・・ルーバー
82・・・冷却空気取入口
83・・・空気流通路
84・・・フィン
84a・・・フィン主部
84b・・・張出部
91・・・第1金型
91a・・・第1成形部
92・・・第2金型
92a・・・第2成形部
C・・・中心線
L・・・直線

Claims (3)

  1. 被冷却物(69)に向けて開口した冷却空気取入口(82)を有して前記被冷却物(69)を覆うカバー(80)に、前記冷却空気取入口(82)を複数の空気流通路(83)に分割する複数のフィン(84)が、各空気流通路(83)の外端中心および内端中心間を結ぶ直線(L)を前記冷却空気取入口(82)の中心線(C)に対して傾斜させる配置で設けられて成る、カバーのルーバーであって、前記各フィン(84)が、それらのフィン(84)の外端相互の間隔を各フィン(84)の内端相互の間隔よりも狭くした形状に形成されることを特徴とするカバーのルーバー。
  2. 合成樹脂から成る前記カバー(80)に一体に設けられる前記フィン(84)が、前記冷却空気取入口(82)の中心線(C)に対して傾斜して延びるとともに前記冷却空気取入口(82)の外端周縁部に外端を面一に連ならせるフィン主部(84a)と、該フィン主部(84a)の外端に鈍角をなして面一に連設されて隣接のフィン(84)側に張出す張出部(84b)とから成ることを特徴とする請求項1記載のカバーのルーバー。
  3. 請求項2記載のルーバーを有するカバーを成形するためのカバー成形用金型装置であって、前記フィン主部(84a)の外側面および外端面ならびに前記張出部(84b)の外面および先端面を形成する第1成形部(91a)を有する第1金型(91)と、前記フィン主部(84a)の内側面および内端面ならびに前記張出部(84b)の内面を形成する第2成形部(92a)を有する第2金型(92)とを備えることを特徴とするカバー成形用金型装置。
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