JP2007312831A - 遊技場用管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】設定告知イベントを開催するうえで遊技場側が適切な告知条件を設定することができる遊技場用管理システムを提供する。
【解決手段】管理装置は、設定5,6のスロットマシンに対応する遊技機端末で設定値告知が行なわれた場合は、告知による影響を判断可能となるように各スロットマシンの稼動データを管理する。遊技場の閉店後には営業時間中の稼動データを基に告知条件達成回数、スロットマシンの台数に対する告知条件達成回数である達成率1、及び高設定値のスロットマシンの台数に対する告知条件達成回数である達成率2の演算を行って、表示する。従って、設定値告知がどの程度行われたか、設定値告知が行われた際の周囲のスロットマシンの稼動率等を瞬時に把握することが可能となり、設定値告知による稼動率アップの効果を把握でき、次回からの告知条件の設定に役立てることが可能となる。
【選択図】図5

Description

本発明は、告知条件が成立したときに遊技機の大当たり確率の設定情報を遊技者に告知する遊技場用管理システムに関する。
近年の遊技場においては、所謂設定告知イベントを開催することで遊技者を煽り、集客を図るようにしている。この設定告知イベントとは、特許文献1に記載されているように、例えばスロットマシンの稼動データ(ゲーム数、差メダル数など)が予め設定された告知条件を満たした時点で、そのスロットマシンの設定値を遊技者に告知するというものである。
特開2002−126170号公報
このような設定告知イベントは集客を実現する上で非常に有効といえるが、特定のスロットマシンが高い設定値(通常は1〜6の設定値があり、数値が高くなるほど遊技者が有利になる)であることを遊技場の開店から早い段階で告知してしまうと、他の遊技機で遊技している遊技者のモチベーションを低減させてしまうという問題があった。また、上記の設定値の告知を行う告知条件が厳しいと設定値の告知が全く行われないという事態が発生する可能性もあり、このような場合は折角の設定告知イベントが台無しとなってしまう。そこで、遊技場側にとって告知条件をどのように設定するかという点が集客を図る上で非常に重要であり、難しいものであった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、設定告知イベントを開催するうえで遊技場側が適切な告知条件を設定することができる遊技場用管理システムを提供することにある。
請求項1の発明によれば、告知条件設定手段により設定情報の告知条件を設定して設定告知イベントを開催すると、告知条件が成立する毎に設定告知手段により遊技機の大当たり確率の設定情報が遊技者に告知される。従って、遊技者は、設定告知イベントの開催中は設定情報が告知されるように遊技に熱中するようになる。
設定告知イベントの終了後に告知条件達成率算出手段により告知回数の割合が算出されて、出力手段を介して告知条件達成率を把握することが可能となる。従って、この告知条件達成率を確認することで告知条件の設定が適切であったか否かを判断することができ、次回以降の設定告知イベント開催時の告知条件の設定に反映することが可能となり、設定情報の告知を適切なタイミングで行うことができる。
請求項2の発明によれば、設定告知対象となる遊技機の全台数に対する告知回数の割合を把握することができるので、遊技機全体の告知条件の設定が適切かを判断することができる。
請求項3の発明によれば、設定告知対象となる遊技機の内、所定の設定情報が設定された遊技機の台数に対する告知回数の割合を把握することができるので、例えば当たり確率が高い設定情報が設定された遊技機の告知条件の設定が適切かを判断することができる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、遊技場用管理システムの全体構成が概略的に示されている。この図1において、遊技場内には複数台のスロットマシン(遊技機に相当)1が設置されており、各スロットマシン1に隣接して遊技用のメダルを貸出す貸出装置2が設けられている。
図1中では、スロットマシン1の各構成要素について具体的な符号を付していないが、このスロットマシン1は、所定のゲーム開始操作、つまり、メダル投入口にメダルが投入された状態、若しくは投入ボタンを通じてクレジットメダルの投入を受けた状態でスタートレバーの操作が行われたときに、複数列(3列)のリールより成る可変表示装置を動作させることによりゲームを開始するものであり、各列のリールに対応したストップボタンの操作によりリールの回転が停止したときに1ゲームが終了する構成となっている。
そして、このゲーム終了時において、可変表示装置で表示される停止図柄が所定の当たり図柄になったときには、その当たり図柄により決まる当たり役(ビッグボーナス、レギュラーボーナス、小役)が発生し、その当たり役の種類に応じた枚数のメダルが受皿へ払い出される。
上記した可変表示装置で表示する停止図柄は、スタートレバーが操作されたタイミング(ゲーム開始タイミング)で行われる内部抽選の結果に応じて決まるものであり、スロットマシン1においては、内部抽選により当選した当たり役に対応したフラグ(ビッグボーナスフラグ、レギュラーボーナスフラグ、小役フラグ)を立て、そのフラグに基づいて、所謂すべり制御を含む可変表示装置の停止制御(各リールをフラグの種類に応じた当たり図柄或いは外れ図柄で停止させる制御)を行う構成となっている。
この場合、上記内部抽選により大当たりとしてのビッグボーナス及びレギュラーボーナスに当選する各確率(大当たり確率に相当)は、「設定1」〜「設定6」に対応した6段階の設定値(設定情報に相当)の中から予め選択的に設定されるものであり、図2の内部抽選確率テーブルには、「設定1」〜「設定6」に対応した内部抽選の当たり確率の具体例が示されている。この具体例では、設定値が高くなるに従って内部抽選確率も高くなるように設定されており、「設定6」の大当たり確率が最も高く、遊技客にとって最も有利な設定値となっている。
スロットマシン1は、遊技が行われるのに応じて、少なくとも以下(1)〜(5)に示すような信号を出力する構成となっている。
(1)アウト信号(1メダル投入毎または1クレジットメダル消化毎に1パルス出力)
(2)セーフ信号(1メダル払出毎に1パルス出力)
(3)ゲーム信号(1ゲーム開始毎に1パルス出力)
(4)BIG信号(ビッグボーナス期間中にレベル信号出力)
(5)REG信号(レギュラーボーナス期間中にレベル信号出力)
これらの信号は、図1に示すデータ中継機能を備えた遊技機端末(設定告知手段に相当)3及びLAN4を通じて管理装置(告知条件設定手段、告知制御手段、告知回数集計手段、告知条件達成率算出手段に相当)5へ送信される構成となっている。
図3には、遊技機端末3の正面図が示されている。遊技機端末3には、スロットマシン1や管理装置5からの出力信号に応じて点灯/点滅が行われるランプをカバー部材で覆ったランプ部6が設けられている。そして、そのランプ部6の遊技客から見て右方向には遊技客が店員を呼び出す際に押圧して使用する呼出ボタン7が備えられており、当該遊技機端末3の中央部にはスロットマシン1から出力される信号を基にスロットマシン1の稼動データを表示するデータ表示部8が備えられている。
図4には、通常時におけるデータ表示部の表示例が示されており、以下これについて説明する。即ち、図4において、データ表示部8では以下(1)〜(5)のような表示エリアに前記稼動データが分割されて表示される。
(1)ゲーム数表示エリア8a:ボーナス間(ボーナスがゼロの場合は営業開始後)のゲーム数と、営業開始後の累計ボーナス間ゲーム数とがデジタル表示される。なお、以降において「ゲーム数」の表記は全てボーナス間(ボーナスが発生していない期間)のゲーム数を意味する。
(2)大当たり回数表示エリア8b:本日、1日前、2日前のビッグボーナス及びレギュラーボーナスの回数と、過去最高となるビッグボーナスの回数とがデジタル表示される。
(3)ゲーム数履歴表示エリア8c:最新10回分のボーナス間ゲーム数の履歴と、現在のボーナス間ゲーム数が棒グラフで表示される。
(4)種別表示エリア8d:ゲーム数履歴と対応付けてボーナスの種別(ビッグボーナス=★、レギュラーボーナス=なし)が表示される。
(5)メッセージ表示エリア8e:管理装置5からの表示指令に応じて各種のメッセージや、後述するように「4000〜8000ゲーム到達で設定5、6告知!」等の設定値の告知条件を表示するとともに、対応するスロットマシン1が告知対象である場合は「この台は設定6です。おめでとうございます!」等の設定値の告知条件の達成時に設定値告知メッセージをスクロール表示する。
管理装置5では、この遊技機端末3を介してスロットマシン1側から送信されてくる稼動データの信号に基づいて、各スロットマシン1についての各種稼動データの集計を行い、集計した稼動データを所定形式の遊技機別集計データとしてモニター(出力手段に相当)9に表示可能となっている。
図5には、前記した遊技機別集計データの一例が示されている。管理装置5のモニター9で表示される遊技機別集計データの設定項目としては、台番に対応して、設定値、告知時刻、アウト、差メダル、累計G数、BIG、REGが必須事項として設定され、後述する告知条件の成立に応じてG数A、G数B、増減率AB、G数C、増減率BC……が設定値告知の回数に応じて設定される。尚、G数A、G数B、増減率AB、G数C、増減率BC……の設定は、設定5、6が設定されたスロットマシン1において設定値告知が行われた場合のみ集計される。そして、遊技場閉店時にはこれらの稼動データを基に、後述するように告知条件達成回数、達成率1、達成率2が算出される。
上記した設定値、累計G数、G数A、G数B、G数C、増減率AB、増減率BC、告知条件達成回数、達成率1、達成率2の設定方法或いは算出方法について説明する。
設定値:1〜6で管理装置5に対して手入力する
累計G数:当日の通常状態における累計ゲーム数(ボーナス中のゲーム数を含めない)
G数A:図5に示す例では営業開始(9:00)から第1回目の設定値告知(15:05)までの約6時間におけるゲーム数
G数B:図5に示す例では第1回目の設定値告知(15:05)から第2回目の設定値告知(21:03)までの約6時間におけるゲーム数
G数C:図5に示す例では第2回目の設定値告知(21:03)から閉店時(23:00)までの約2時間におけるゲーム数
増減率AB:G数B/G数A
増減率BC:G数C*調整値/G数B(図5に示す例では、G数BとG数Cとの管理時間の差(G数Bが約6時間、G数Cが約2時間)を調整するためG数Cを3倍している)
告知条件達成回数:閉店時までに設定値告知が行われたスロットマシン1の台数の合計
達成率1(告知条件達成率に相当):告知台数/全台数
達成率2(告知条件達成率に相当):設定5、6告知台数/設定5、6台数
このようなG数A、G数B、G数Cは、設定値告知が行われることにより確定する数値であり、設定値告知が行われない場合は、G数A、G数B、G数Cが規定されることはないと共に、設定値告知が3回以上行われた場合は、G数D、G数E……が規定されることになる。また、設定値告知が行われる間隔に応じて時間による補正も変更されることになる。従って、図5に示す遊技機別集計データの初期項目としては、G数A,G数B、増減率AB、G数C,増減率BCが設定されていないことになる。
なお、閉店時刻間際(閉店時刻までの1時間以内)に設定値告知が行われたとき(図5に示す例では22:37の設定値告知)は、告知前のゲーム数と告知後のゲーム数とを区別しないようにしている。これは、閉店が近付くと自然に稼働率が低下するのが普通であり、設定値告知の前後で稼動データを比較する意味が薄れるからである。
次に、上記構成の作用について説明する。
さて、設定告知イベントを開催する場合は、図6に示すように、管理装置5の告知条件種別選択画面においてスロットマシン1毎或いは機種毎に何れか1つの告知条件種別を選択する。前記告知条件種別としては、以下のものが設定されている。
告知条件1:告知しない(設定値を告知しない)
告知条件2:累計ゲーム数(累計ゲーム数が所定のゲーム数に達した場合に設定値を告知する)
告知条件3:差枚数(メダルの払出枚数−メダルの投入枚数=差枚数が、所定の枚数に達した場合に設定値を告知する)
告知条件4:BIG回数(ビッグボーナスの当選回数(入賞回数)が所定の回数に達した場合に設定値を告知する)
設定告知イベントを開催する場合には、設定告知イベントの対象外となるスロットマシン1には、告知条件1の設定を行って設定値を告知しない設定としておく。また、設定告知イベントの対象となるスロットマシン1には告知条件2〜4の選択を行って、所定の告知条件を満たした場合に設定値の告知が可能な状態にしておく。告知条件2〜4までの告知条件種別の選択を行った場合、所定の告知条件となる条件数値の設定が必要となる。
図7には、スロットマシン1毎に対応した条件数値の入力画面の一例が示されている。まず、上記で説明した図7に示す条件数値設定画面において遊技場の店員により入力された設定値データが図5に示す遊技機別集計データに反映される。次に、告知条件種別に対応した条件数値を入力する。
図7に示す例では、告知条件種別選択画面において告知条件2(累計ゲーム数)が告知条件として選択された場合の条件数値の条件数値設定画面が示されており、この場合は、条件数値の入力欄に設定値告知を行う条件となる累計ゲーム数が入力されている。ここで条件数値を入力した場合は、当該条件数値から告知予想時刻が自動で計算されて、告知予想時刻欄に表示される。図7に示す例では、遊技場の開店時間が午前9時で、1時間に600ゲームが行われることを前提条件として告知予想時刻が計算されている。尚、これらの前提条件は、図示しない前提条件設定画面にて変更できる。
そして、遊技場が開店したときは、イベント対象機種のスロットマシン1に対応する遊技機端末3のメッセージ表示エリア8eでは、図4に示すように「4000〜8000ゲーム到達で設定56告知!」の表示が行われる。これは、前述したように告知条件が累計ゲーム数によるもので、設定5、6の設定値が設定されているスロットマシン1は4000〜8000ゲーム経過した場合に、設定値告知が行われることを遊技客に伝えることで遊技客の期待を煽るように告知メッセージが表示されている。
さて、遊技場が営業を開始して遊技客が来店してから、遊技客がスロットマシン1にメダルを投入してスタートレバーを操作すると、スロットマシンからアウト信号が出力されると共にスタート信号が出力されるので、管理装置5は、台番に対応してアウト数及び累計G数を計数する。また、スロットマシン1で当たりが発生すると、スロットマシン1からBIG信号或いはREG信号が出力されると共に、メダルの払い出しに応じてセーフ信号が出力されるので、管理装置5は、台番に対応してBIG回数及びREG回数を計数すると共に、差メダル(アウト−セーフ)を演算する。このようにして、管理装置5により営業開始からの各スロットマシン1の遊技データが管理される。
そして、遊技場の開店前に予め設定しておいた告知条件、つまり図7に示した例では、差メダル数が条件数値を満たすと、図8に示すように、遊技機端末3においてメッセージ表示エリア8eで「この台は設定6です。おめでとうございます!」等の設定値告知メッセージが1分間スクロール表示された後、「設定6確定!」等の文字が継続的に表示されると共にランプ部6が継続的に点滅されるようになっている。従って、遊技者は、自分が遊技するスロットマシン1の設定値が6であることが分り、遊技に熱中するようになる。
遊技機端末3において、上述したように設定値告知メッセージを表示したときは、その設定値告知メッセージの表示時刻を管理装置5へ送信する。管理装置5は、遊技機端末3から設定値告知メッセージの表示時刻を受信したときは、台番に対応して設定値告知メッセージの表示時刻を記憶する。
設定5又は6が設定されているスロットマシン1において設定値告知が行われた場合、管理装置5は、図5に示すようにG数Aの項目を作成し、各台番に対応した累計G数をG数Aにコピーする。これにより、第1回目の設定5、6の設定値告知メッセージが何れかの遊技機端末3に表示されるまでのゲーム数であるG数Aが確定する。
管理装置5は、上述のようにして設定5又は6が設定されているスロットマシン1における第1回目の設定値告知以降においても各スロットマシン1から出力される信号に基づいて各スロットマシン1の稼動データの管理を行う。
そして、設定5又は6が設定されているスロットマシン1において本日2回目の設定値告知があれば、遊技機別データファイルにG数Bの項目を作成し、その数値を確定する。つまり、現在の累計G数からG数Aを差し引いた値をG数Bとするのである。同時に、G数Aに対するG数Bの増減率ABを演算する。このとき、G数Bの管理時間とG数Aの管理時間の差による影響を防止するために、両者の管理時間が同一となるように調整する。図5に示す例では、両者の管理時間は略同一であるので、単純にG数B/G数Aを演算する。
尚、設定5又は6の設定値が設定されているスロットマシン1において本日3回目の設定値告知があった場合には、2回目の設定値告知があった場合と同様にG数Cと増減率BC演算するが、図5に示す実施例では、3回目の設定値告知が22:00以降(閉店まで1時間以内)に行われた場合なので、告知時刻の記録のみが行われている。これは、前述した通り、閉店間際は稼働率が低下するのが普通であり、設定値告知の前後で稼動データを比較する意味が薄れるからである。
図5に示す例では、本日において設定5又は6の設定値告知が2回のまま営業終了となったことから、管理装置5は、遊技機別データファイルにG数Cの項目を設け、G数Cを確定する。つまり、現在の累計G数から本日の最終のG数であるG数Bを差し引いてG数Cを求めるのである。同時に、G数Bに対するG数Cの増減率BCを求める。この場合、設定5又は6が設定されているスロットマシン1において、第1回目の設定値告知から第2回目の設定値告知までの時間は約6時間であるのに対して、第2回目の設定値告知から営業終了までの時間は約2時間であることから、G数C/G数Bを3倍することにより管理時間の影響を防止する。
最後に、管理装置5に設けられた告知回数集計手段により告知条件達成回数が求められ、その告知条件達成回数を基に管理装置5の告知条件達成率算出手段によって達成率1と達成率2が求められる。そして、店員は、設定値の告知による効果を判断したい場合は、管理装置5に帳票作成を指示し、その帳票の達成率に基づいて設定値告知条件が適切に設定されているかを判断する。
図5に示す例では、スロットマシン1の台数に対する告知達成率は30%、設定5,6のスロットマシン1の台数に対する告知達成率は66.7%であることから、遊技者にとっては、3台に1台しか設定値が告知されず、設定告知イベントとしては不満足を覚える虞がある。また、遊技場にとっては、設定5,6の告知達成率が高いことから、高設定値の設定告知としては十分な内容である。従って、遊技者を満足させるには、低設定値の告知率を高める必要がある。この場合、低設定値を告知するスロットマシン1が増加するにしても、その告知タイミングが遊技場の閉店時刻近くとなるように設定することにより、低設定値を遊技者に告知する影響を回避することができると共に、低設定値であることを告知することにより他の遊技者に対して自分が遊技しているスロットマシン1が高設定値に設定されているかもしれないという希望を持たせることができる。
また、図5に示す帳票において、増減率AB,増減率BCに基づいて高設定値を告知することによる稼働率の影響を判断することができる。
このような実施例によれば、管理装置5は、スロットマシン1において所定の告知条件が成立した場合は、各スロットマシン1の稼動データに基づいて告知条件達成率を算出するようにしたので、設定値告知がどの程度行われたか確認することが容易になり、告知条件が適切に行われているかを的確に把握することができる。従って、告知条件の設定を遊技場側の経験に基づいて判断する従来例に比較して、告知条件の設定が適切かを客観的に判断することができ、次回からの設定告知イベントにおいて告知条件を効果的に設定することができる。
しかも、告知条件達成率として、スロットマシン1の台数に対する告知条件達成率1と、高設定値のスロットマシン1の台数に対する告知条件達成率2とを求めるようにしたので、告知条件の設定が適切かを多面的に判断することができる。
さらに、設定値告知が行われた場合の周囲のスロットマシン1の稼動率の変化を確認することができ、稼働率のアップ或いはダウンの効果を把握することができる。
本発明は、上記実施例に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
管理装置5に対して設定値情報を手入力するようにしたが、スロットマシン1が設定値情報を出力するように構成すれば、人手を介さずスロットマシン1から管理装置5へ直接的に設定値情報を入力することができる。
増減率AB、BC、・・・は、告知された設定値に関わらず記録するようにしたが、設定5、6(高設定値)が告知された場合に限って記録するようにしてもよいし、あるいは設定1、2(低設定値)が告知された場合に限り記録することもできる。前者は、高設定値が告知された場合に限定した稼動の変化、後者は低設定値が告知された場合に限定した稼動の変化を見るときに便利である。
遊技機別集計データのG数A、G数B、増減率AB、G数C、増減率BC……は、設定5、6の設定値告知の回数に応じて設定が行われるとしたが、設定1〜6までの、どの設定値告知の回数に応じても設定が行われるものとしても良い。
スロットマシン1以外に、パチンコ遊技機やパロット遊技機など、各遊技機毎の所定の設定により出玉率を変更可能なあらゆる遊技機に適用することができる。この場合、パチンコ遊技機に適用した場合の設定情報としては、いわゆるセブン機タイプの大当たり確率の設定情報だけでなく、釘調整の状態に関する情報(釘調整が甘い、もしくは辛い)を含んでもよい。
遊技機端末を遊技機と別体で設けたが、遊技機と一体的に設けてもよい。
本発明の一実施例におけるシステム全体を示す概略図 スロットマシンの内部抽選確率テーブルを示す図 遊技機端末の正面図 遊技機端末のデータ表示部の正面図 管理装置の遊技機別集計データを示す図 管理装置の告知条件種別選択画面を示す図 管理装置の条件数値設定画面を示す図 遊技機端末のデータ表示部における表示例を示す図
符号の説明
図面中、1はスロットマシン(遊技機)、3は遊技機端末(設定告知手段)、5は管理装置(告知条件設定手段、告知制御手段、告知回数集計手段、告知条件達成率算出手段)、9はモニター(出力手段)を示す。

Claims (3)

  1. 遊技機毎に設けられ、当該遊技機の大当たり確率の設定情報を遊技者に告知するための設定告知手段と、
    この設定告知手段により遊技者に前記設定情報を告知するか否かを判定するための告知条件を設定する告知条件設定手段と、
    この告知条件設定手段により設定された前記告知条件が成立したときに前記設定告知手段を作動させて前記設定情報を遊技者に告知する告知制御手段とを備えた遊技場用管理システムにおいて、
    前記告知条件が成立した告知回数を集計する告知回数集計手段と、
    遊技機の台数に対する前記告知回数の割合を告知条件達成率として算出する告知条件達成率算出手段と、
    この告知条件達成率算出手段が算出した前記告知条件達成率を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする遊技場用管理システム。
  2. 前記遊技機の台数は、設定告知対象となる遊技機の全台数であることを特徴とする請求項1記載の遊技場用管理システム。
  3. 前記遊技機の台数は、設定告知対象となる遊技機の内、所定の設定情報が設定された遊技機の台数であることを特徴とする請求項1記載の遊技場用管理システム。
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