JP2007312530A - クリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】弾性係止羽根を窄ませる際の操作方向とクリップを引き抜くときの操作方向を逆に設定し、間違った操作で簡単に外れないようにする。
【解決手段】自由状態で外側に開いており、パネルPの係止孔Paに差し込まれた際に、係止孔の周縁に抜け止め係止する傘状の弾性係止羽根25と、その中心部を支持するボス22と、ボスの中心孔22aに先端21aが軸方向スライド自在に挿入された支柱21と、支柱と弾性係止羽根の外周部とに両端27a、27bがそれぞれ回動可能に連結され、支柱の先端をボスに押し込んだ際に、支柱の変位に伴って弾性係止羽根の外周部を内側に引き込んで、該弾性係止羽根を窄ませる引き込みアーム27と、支柱に装着されることでボスに対する支柱の押し込みを規制し、支柱から取り外されることでボスに対する支柱の押し込みを可能にするストッパ15と、を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車内に配索するワイヤーハーネスを車体パネルに固定するためのクリップに関するものである。
この種のクリップとして、車体パネルの係止孔にアンカー部の先端を差し込むことで、アンカー部を構成する弾性係止羽根の外周部(自由端)を係止孔の周縁に抜け止め係止させるものが広く知られている。
このような弾性係止羽根を使用するものは、一度車体パネルの係止孔に差し込んで係止させると、簡単に外れないという利点があるが、一方で、車両の解体時にワイヤーハーネス等を外したいという要請がある場合には、クリップを破壊するか、工具を用いて外すかする必要があり、簡単に取り外せないことが多い。
そこで、特許文献1に記載のような、取り付け取り外しが楽に行えるクリップが提案されている。図7、図8は特許文献1に記載されたクリップの例を示している。
このクリップ100は、トリム150を車体パネルPに固定するためのもので、トリム保持部110と、車体パネルPの係止孔Paに係合するアンカー部120とを有する。トリム保持部110からは大径のベース部129を介して支柱121が延びており、支柱121の外周側に、アンカー部120を構成する傘状の弾性係止羽根125が配設されている。
弾性係止羽根125は、支柱121の先端121aが進入自在とされた係合孔122aを有する先端頭部122を中心に対称に設けられており、内周端125aが先端頭部122に結合され、その内周端125aを支点として、外周側の自由端125bが半径方向内外方に撓み自在とされている。また、弾性係止羽根125の自由端125bの外周には、パネルPの係止孔Paの周縁に係合する係合凹部126が設けられている。
また、弾性係止羽根127と支柱121との間にはヒンジ片127が設けられており、このヒンジ片127の両端が、弾性係止羽根127の自由端125b側と支柱121に屈曲自在に連結されている。弾性係止羽根125は、図7に示すように、自由状態で内側に閉じており、その自由端125bの内周側には、ベース部129の嵌合可能な嵌合空所128が設けられている。また、支柱121の先端121aの近傍には、先端頭部122の係合孔122aに嵌合する大径係合部121bが設けられている。
このクリップ100を使用する場合は、図7に示す自由状態において、先端頭部122をパネルPの係止孔Paに挿入し、係合凹部126がパネルPの係止孔Paの周縁に合致したら、トリム保持部110を強く押して、ベース部129を弾性係止羽根125の内周側の嵌合空所128に嵌合させる。
そうすると、トリム保持部110の押し出しによって、支柱121が先端頭部122側に押し込まれることにより、ヒンジ片127が図7に示す寝た姿勢から図8に示す起立した姿勢(突っ張った姿勢)に変位し、それにより、弾性係止羽根125の自由端125b側が拡開して、弾性係止羽根125の自由端125bの係合凹部126が、パネルPの係止孔Paの周縁に強く係合する。
同時に、支柱121の先端121aの大径係合部121bが、先端頭部122の係合孔122aに係合して、その状態が保持される。これにより、楽な力でパネルPの係合孔Paに挿入しながら、アンカー部120をパネルPの係止孔Paに強固に係止させることができる。
次にクリップ100をパネルPから取り外す場合は、トリム保持部110を引き上げる。そうすると、ベース部129が弾性係止羽根125の内周の嵌合空所128から外れると共に、支柱121の大径係合部121bが先端頭部122の係合孔122aから外れ、同時に、支柱121が引き上げられることで、ヒンジ片127に引っ張られて弾性係止羽根125が内側に窄む。従って、そのまま引き上げることにより、パネルPの係止孔Paからアンカー部122を容易に引き抜くことができ、クリップ100を簡単にパネルPから取り外せる。
特開平8−270628号公報
上記のように、図7、図8に示したクリップ100は、パネルPへの取り付けやパネルPからの取り外しが楽に行える。
ところが、このクリップ100は、特に自由状態において窄んだ形状にし、トリム保持部110の押し込み操作により弾性係止羽根125を拡開させ、引き上げ操作により再び窄ませるように構成しているので、パネルPに対しての取り付け時に操作が面倒であると共に、弾性係止羽根125を窄めるための操作の方向と、係合孔Paからアンカー部122を引き抜くための操作の方向とが同じであることにより、引っ張り力が作用した場合に間違ってクリップ100が引き抜かれてしまうという可能性があった。
本発明は、上記事情を考慮し、パネルに対しての取り付け操作が簡単にできると共に、弾性係止羽根を窄ませる際の操作の方向とクリップをパネルの係止孔から引き抜くときの操作の方向を逆に設定することにより、間違った操作などで簡単に外れないようにしたクリップを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、パネルの係止孔に先端を差し込むことで、ワイヤーハーネス等の取付対象部材を前記パネルに固定するクリップであって、自由状態で外側に開いており、前記パネルの係止孔に先端頭部から差し込まれた際に、前記係止孔の周縁と干渉することで内側に一旦窄まり、最外周部が前記係止孔の周縁を通過した段階で外側に復帰して、それにより、係止孔の周縁に抜け止め係止する傘状の弾性係止羽根と、該傘状の弾性係止羽根の中心部を支持するボスと、該ボスの中心孔に先端が軸方向スライド自在に挿入され、基端側に前記ワイヤーハーネス等の取付対象部材の保持部が設けられた支柱と、該支柱と前記弾性係止羽根の外周部とに両端がそれぞれ回動可能に連結され、前記支柱の先端を前記ボスに押し込んだ際に、該支柱の変位に伴って前記弾性係止羽根の外周部を内側に引き込んで、該弾性係止羽根を窄ませる引き込みアームと、前記支柱に装着されることで前記ボスに対する該支柱の押し込みを規制し、前記支柱から取り外されることで前記ボスに対する該支柱の押し込みを可能にするストッパと、を具備することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のクリップであって、前記ボスに対し前記支柱を押し込んだ状態で保持する保持手段を設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のクリップであって、前記保持手段として、前記ボスに係合孔を設けると共に、前記支柱に前記係合孔に係合する係合突起を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のクリップであって、前記支柱をボスに対して押し込んだときに、ボスの内部に少なくとも一部が入り込むように、前記引き込みアームを設けたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のクリップであって、前記弾性係止羽根の外周部に、該弾性係止羽根の最外周部がパネルの係止孔を通過して抜け止め係止する位置に復帰した状態で、前記係止孔の周縁に差し込み方向に係止する係止部が設けられており、その係止部として機能するように、前記引き込みアームと弾性係止羽根の外周部との連結部が設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ストッパを外し、支柱をボスに押し込むことで、弾性係止羽根を窄ませることができる。従って、そのように弾性係止羽根を窄ませた状態にすることにより、パネルの係止孔からクリップを容易に引き抜くことができる。この場合、ストッパを外した上で、クリップを引き抜く方向と反対の方向に支柱をボスに押し込んで初めて、弾性係止羽根を窄ませることができるので、単に支柱に引っ張り方向の力が加わるだけでは、クリップは外れない。従って、誤操作や誤動作でクリップが外れる心配がない。しかも、支柱の押し込みをストッパで規制しているので、間違って外れる心配が全くない。この点、特許文献1に記載の従来例は、支柱を引くと弾性係止羽根が窄む形式となっているので、間違って支柱に引っ張り方向の力が作用した場合、そのまま抜けてしまうおそれがあるが、本発明はそのようなおそれを解消できる。
また、初期の自由状態において、弾性係止羽根が外側に開いた状態になっており、パネルの係止孔の周縁と弾性的に係止するようになっているので、弾性係止羽根の先端頭部をそのままパネルの係止孔に差し込むだけで、簡単にクリップをパネルに確実に係止させることができる。この点、特許文献1に記載の従来例は、初期の窄んだ状態の弾性係止羽根を係止孔に挿入した後に、支柱を押し込んで弾性係止羽根を拡開させる必要があるので、使用時の操作が面倒であるが、それに較べて操作の簡略化が図れる。
請求項2の発明によれば、保持手段によって、弾性係止羽根を窄ませた状態を確実に保持することができるので、そのままクリップをパネルの係止孔から引き抜くことができる。
請求項3の発明によれば、簡単な構造の保持手段とすることができ、スペースを取らない。
請求項4の発明によれば、弾性係止羽根を窄めたときに引き込みアームの少なくとも一部がボス内に収納されるようになっているので、ボスの内部にアームが入り込む動きによって、アームをできるだけ早く支柱に沿って寝かせることができ、それにより弾性係止羽根を素早く窄ませることができる。
請求項5の発明によれば、弾性係止羽根を窄めるために支柱をボスに向けて押し込むときに、弾性係止羽根が差し込み方向に係止されていて動かないので、ボスに対して支柱を容易に押し込むことができ、弾性係止羽根を確実に窄ませることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態のクリップをパネルに係合させた状態を示す正面図、図2は同側面図、図3はクリップを先端から見た平面図、図4はクリップに設けられたストッパの斜視図、図5はクリップをパネルから外すときの操作の説明に用いる正面図、図6は図5のVI部の拡大断面図である。
図1に示すように、このクリップ10は、ワイヤーハーネス(図示せず)を車体パネルPに固定するためのもので、ハーネス保持部11と、車体パネルPの係止孔Paに係合するアンカー部12と、後述するストッパ15と、を有している。ハーネス保持部11とアンカー部12は、合成樹脂により一体に成形され、ストッパ15はそれらと別体に成形されている。
ハーネス保持部11は、ベース部11aと、ベース部11aから延びて先端がベース部11aに係止される巻き付けバンド11bとからなり、ベース部11aの下面には支柱21が突設され、支柱21の先端21a側にアンカー部12が配置されている。
アンカー部12は、傘状の弾性係止羽根25と、その中心部を支持するボス22と、から構成されている。傘状の弾性係止羽根25は、内周側の固定端25aがボス22に結合され、外周側の自由端25bがハーネス保持部11側に斜めに延びている。この弾性係止羽根25は、自由状態で外側に開いており、パネルPの係止孔Paに先端頭部から差し込まれた際に、係止孔Paの周縁と干渉することで弾性変形して内側に一旦窄まり、最外周部が係止孔Paの周縁を通過した段階で外側に弾性復帰して、係止孔Paの周縁に自由端25bの外周の係合段部26が係合することにより、係止孔Paに抜け止め係止されるものである。
支柱21は、先端21aが、ボス22の中心孔22aに軸方向スライド自在に挿入されている。また、支柱21と弾性係止羽根25との間には、引き込みアーム27が設けられている。引き込みアーム27は、外端27aが弾性係止羽根25の外周部に回動可能に連結され、内端27bが支柱21に回動可能に連結され、支柱21の先端21aをボス22に押し込んだ際に、支柱21の変位に伴って弾性係止羽根25の外周部(自由端25b)を内側に引き込んで、弾性係止羽根25を窄ませる機能を果たす。
この場合、引き込みアーム27の外端27aと弾性係止羽根25の自由端25bとの連結部が、弾性係止羽根25を係止孔Paに差し込んで係止させた際の、差し込み方向の係止部として機能するように構成されている。つまり、図1のように係合段部26が係合孔Paの周縁に係合している状態では、抜け方向の係止力は強いが、差し込み方向の係止力は弱い。そこで、前記の連結部(引き込みアーム27の外端27aと弾性係止羽根25の自由端25bとの連結部)を、パネルPの表側で係止孔Paの周縁に係合させることにより、差し込み方向の係止力を発揮させるようにしている。
また、引き込みアーム27は、支柱21をボス22に対して押し込んだときに、ボス22の内部に少なくとも一部が入り込むような形状・位置に設けてある。
また、ボス22と支柱21とには、支柱21を押し込んだ状態で保持する保持手段として、係合孔23と該係合孔23に係合する係合突起28が設けられている。
また、ストッパ15は、支柱21に装着されることにより、ボス22に対する支柱21の押し込みを規制し、支柱21から取り外されることでボス22に対する支柱21の押し込みを可能にするもので、図4に示すように、支柱21の外周に嵌まるように切欠15aを有すると共に、切欠15aを利用しての支柱21への着脱を可能にするためのスリット15bとを有している。スリット15bは、支柱21の幅よりも狭いが、広げることで支柱21に対して抜き差しできるようになっている。
次に作用を説明する。
図1に示すように、パネルPにクリップ10を取り付けるときには、通常のこの種のクリップと同様に、弾性係止羽根25の先端頭部をパネルPの係止孔Paに差し込む。そうすると、弾性係止羽根25が弾性変形することにより、係合段部26が係止孔Paの周縁に係合する。この状態で、ハーネス保持部11で保持したワイヤーハーネスをパネルPに固定することができる。このときは、ストッパ15を付けた状態にしておく。
このように、初期の自由状態において、弾性係止羽根25が外側に開いた状態になっており、パネルPの係止孔Paの周縁と弾性的に係止するようになっているので、弾性係止羽根25の先端頭部をそのままパネルPの係止孔Paに差し込むだけで、簡単にクリップ10をパネルPに確実に係止させることができる。
次に、クリップ10をパネルPから取り外す場合は、図5に示すように、まず、矢印Aのようにストッパ15を外し、次いで、矢印Bのように支柱21をボス22に押し込む。そうすると、支柱21の移動により、引き込みアーム27が支柱21に沿って寝た姿勢に変位し、それにより、弾性係止羽根25の自由端25bが、引き込みアーム27によって内側に引き込まれて、弾性係止羽根25が窄む。
その際、弾性係止羽根25が差し込み方向に係止されていて動かないので、ボス22に対して支柱21を容易に押し込むことができ、弾性係止羽根25を確実に窄ませることができる。また、弾性係止羽根25を窄めたときに引き込みアーム27の一部がボス22内に収納されるようになっているので、ボス22の内部にアーム27が入り込む動きによって、アーム27をできるだけ早く支柱21に沿って寝かせることができ、それにより弾性係止羽根25を素早く窄ませることができる。
このように支柱21をボス22に押し込んでいくことにより、図6に示すように、ボス22の係合孔23に支柱21の係合突起28が嵌合するので、弾性係止羽根25を窄ませた状態を確実に保持することができる。従って、そのままアンカー部12を係合孔Paから引き抜き、クリップ10と一体のワイヤーハーネスをパネルPから取り外すことができる。
この場合、ストッパ15を外した上で、クリップ10を引き抜く方向と反対の方向に支柱21をボス22に押し込んで初めて、弾性係止羽根25を窄ませることができるので、単に支柱21に引っ張り方向の力が加わるだけでは、クリップ10は外れない。従って、誤操作や誤動作でクリップ10が外れる心配がない。しかも、支柱21の押し込みをストッパ15で規制しているので、間違って外れる心配が全くない。
また、上記実施形態では、支柱21を押し込み位置に保持する手段として、ボス22に係合孔23を設け、支柱21に係合突起28を設けているので、簡単な構造の保持手段とすることができ、スペースを取らずに保持機能を実現することができる。
本発明の実施形態のクリップをパネルに係合させた状態を示す正面図である。 図1のクリップの側面図である。 同クリップを先端側から見た平面図である。 同クリップに設けられたストッパの斜視図である。 同クリップをパネルから外すときの操作の説明に用いる正面図である。 図5のVI部の拡大断面図である。 従来のクリップの正面図である。 同クリップのパネルに対する係合状態を示す断面図である。
符号の説明
10 クリップ
11 ハーネス保持部(取付対象部材の保持部)
15 ストッパ
21 支柱
21a 先端
22 ボス
22a 中心孔
23 係合孔
25 弾性係止羽根
27 引き込みアーム
27a 外端
27b 内端
28 係合突起
P 車体パネル
Pa 係止孔(パネル孔)

Claims (5)

  1. パネルの係止孔に先端を差し込むことで、ワイヤーハーネス等の取付対象部材を前記パネルに固定するクリップであって、
    自由状態で外側に開いており、前記パネルの係止孔に先端頭部から差し込まれた際に、前記係止孔の周縁と干渉することで内側に一旦窄まり、最外周部が前記係止孔の周縁を通過した段階で外側に復帰して、それにより、係止孔の周縁に抜け止め係止する傘状の弾性係止羽根と、
    該傘状の弾性係止羽根の中心部を支持するボスと、
    該ボスの中心孔に先端が軸方向スライド自在に挿入され、基端側に前記ワイヤーハーネス等の取付対象部材の保持部が設けられた支柱と、
    該支柱と前記弾性係止羽根の外周部とに両端がそれぞれ回動可能に連結され、前記支柱の先端を前記ボスに押し込んだ際に、該支柱の変位に伴って前記弾性係止羽根の外周部を内側に引き込んで、該弾性係止羽根を窄ませる引き込みアームと、
    前記支柱に装着されることで前記ボスに対する該支柱の押し込みを規制し、前記支柱から取り外されることで前記ボスに対する該支柱の押し込みを可能にするストッパと、
    を具備することを特徴とするクリップ。
  2. 請求項1に記載のクリップであって、
    前記ボスに対し前記支柱を押し込んだ状態で保持する保持手段を設けたことを特徴とするクリップ。
  3. 請求項2に記載のクリップであって、
    前記保持手段として、前記ボスに係合孔を設けると共に、前記支柱に前記係合孔に係合する係合突起を設けたことを特徴とするクリップ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のクリップであって、
    前記支柱をボスに対して押し込んだときに、ボスの内部に少なくとも一部が入り込むように、前記引き込みアームを設けたことを特徴とするクリップ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のクリップであって、
    前記弾性係止羽根の外周部に、該弾性係止羽根の最外周部がパネルの係止孔を通過して抜け止め係止する位置に復帰した状態で、前記係止孔の周縁に差し込み方向に係止する係止部が設けられており、その係止部として機能するように、前記引き込みアームと弾性係止羽根の外周部との連結部が設けられていることを特徴とするクリップ。
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