JP2007312092A - 画像処理プログラム、画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示画像自体で印刷適切性を利用者に視覚的に伝えることができる画像処理プログラム、画像処理方法及び画像処理装置を提供する。
【解決手段】入力画像の画像サイズと出力画像の画像サイズとを比較判定し、入力画像の画像サイズが出力画像の画像サイズよりも小さいと判定されたとき、入力画像の解像度を通常のサムネール画像よりも低下させた中間画像を作成し、総ピクセル数を変えずに中間画像の実サイズをサムネール画像の実サイズに拡大して解像度が低下したサムネール画像を作成し、そのサムネール画像を他のサムネール画像とともに一覧表示する。利用者はサムネール画像の画質によって印刷適切性の有無を視覚的に認識することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、写真等の入力画像を印刷出力するための工程をコンピュータに実行させる画像処理プログラム、画像処理方法及び画像処理装置に関する。
近年、デジタルカメラ等の撮像装置の普及に伴い、各種の撮像装置で撮影された画像を印刷する写真印刷装置(画像処理装置)が、例えば、コンビニエンスストア等の店舗内に設置されている。このような画像処理装置を用い、例えば、不特定多数の利用者の注文(入力操作)等に応じて利用者所有の記録メディアに保存されている写真(画像)を印刷することにより、画像印刷サービスの提供が行われている。
各種の撮像装置の解像度は様々であるため、このような画像処理装置において、出力部の解像度よりも低解像度の写真データを印刷した場合には、印刷された画像の解像度が低くなるため、利用者が意図したよりも品質の悪い印刷が行われてしまう。
しかし、利用者は画面に表示されたサムネイル画像(縮小画像)を見ただけでは低解像度の写真であることに気づき難い。
そのため、低解像度の画像であることの注意を促すため、利用者が印刷する写真画像を選択する際にサムネール画像の周囲に色枠を表示するものや、サムネール画像を表示する代わりに「Error Image」等の文字列を表示する画像入出力装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−36843号公報
しかし、従来の画像処理装置によると、サムネール画像の周囲に色枠を表示しても、それらが何を意味するのかを利用者に理解させるため、別途説明の表示等が必要となる。また、その説明の表示のためにサムネール画像の表示領域が狭くなったり、画像が隠れてしまうため、選択し難くなる。また、サムネール画像を表示しないものでは、ユーザが低解像度の写真でも印刷することを考えている場合には、一部の写真について選択ができなくなるという不都合がある。
従って、本発明の目的は、表示画像自体で印刷適切性を利用者に視覚的に伝えることができる画像処理プログラム、画像処理方法及び画像処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、以下の画像処理プログラム、画像処理方法及び画像処理装置を提供する。
[1]入力画像の画像サイズと前記入力画像が印刷出力されるときの出力画像の画像サイズとを比較判定する比較判定ステップと、前記比較判定ステップにおいて、前記入力画像の画像サイズが前記出力画像の画像サイズよりも小さいと判定されたとき、前記入力画像の画質を低下させた処理画像を作成する処理画像作成ステップと、前記処理画像を表示する表示ステップと、をコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
上記構成の画像処理プログラムによれば、画像サイズが出力画像の画像サイズよりも小さい入力画像は、画質を低下させた処理画像として表示されるため、利用者は当該入力画像が印刷適切性が無いことを視覚的に把握することができる。「画像サイズ」とは、ピクセル数で表したときの縦および横のサイズをいう。「画質の低下」には、解像度の低下、色相の変更、彩度の低下、階調の低下、色数の減少等を含む。
[2]前記処理画像作成ステップは、前記入力画像から所定の解像度の前記処理画像を作成することを特徴とする前記[1]に記載の画像処理プログラム。
[3]前記処理画像作成ステップは、前記入力画像を縮小して中間画像を作成する縮小ステップと、前記中間画像の実サイズを拡大して前記処理画像を作成する拡大ステップとを含むことを特徴とする前記[2]に記載の画像処理プログラム。この構成によれば、入力画像を縮小し中間画像を作成し、中間画像の実サイズを拡大することで、解像度が低下した処理画像を作成することができる。「入力画像を縮小」とは、総ピクセル数を減らすことをいう。
[4]入力画像の画像サイズと前記入力画像が印刷出力されるときの出力画像の画像サイズとを比較判定する比較判定ステップと、前記比較判定ステップにおいて、前記入力画像の画像サイズが前記出力画像の画像サイズよりも小さいと判定されたとき、前記入力画像の画質を低下させた処理画像を作成する処理画像作成ステップと、前記比較判定ステップの比較判定結果に基づいて、前記入力画像を縮小した縮小画像又は前記処理画像からなるサムネール画像を作成するサムネール画像作成ステップと、前記サムネール画像を表示する表示ステップと、表示された前記サムネール画像から前記入力画像を指定する指定ステップと、指定された前記入力画像を印刷出力する出力ステップと、をコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
上記構成の画像処理プログラムによれば、画像サイズが出力画像の画像サイズよりも小さい入力画像は、画質を低下させた処理画像として表示されるため、利用者はサムネール画像のうち画質が低下した処理画像の入力画像に印刷適切性が無いことを視覚的に把握することができる。
[5]記録媒体から画像を入力する入力ステップと、前記入力ステップで入力された入力画像の画像サイズを読み取る読取ステップと、前記入力画像の画像サイズと前記入力画像が印刷出力されるときの出力画像の画像サイズとを比較判定する比較判定ステップと、前記比較判定ステップにおいて、前記入力画像の画像サイズが前記出力画像の画像サイズよりも小さいと判定されたとき、前記入力画像の画質を低下させた処理画像を作成する処理画像作成ステップと、前記比較判定ステップの比較判定結果に基づいて、前記入力画像を縮小した縮小画像又は前記処理画像からなるからサムネール画像を作成するサムネール画像作成ステップと、前記サムネール画像を表示する表示ステップと、表示された前記サムネール画像から前記入力画像を指定する指定ステップと、指定された前記入力画像を印刷出力する出力ステップと、をコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
上記構成の画像処理プログラムによれば、記録媒体から入力され、画像サイズが出力画像の画像サイズよりも小さい入力画像は、画質を低下させた処理画像として表示されるため、利用者はサムネール画像のうち画質が低下した処理画像の入力画像に印刷適切性が無いことを視覚的に把握することができる。
[6]前記処理画像作成ステップは、前記入力画像の解像度を低下させて画質を低下させるものであることを特徴とする前記[1]、[4]又は[5]に記載の画像処理プログラム。この構成によれば、解像度が低い画像を表示することで、利用者は当該入力画像が印刷適切性が無いことを視覚的に把握することができる。
[7]前記処理画像作成ステップは、前記入力画像の色相及び/又は彩度を変更し、あるいは階調を低下させて画質を低下させるものであることを特徴とする前記[1]、[4]又は[5]に記載の画像処理プログラム。この構成によれば、色相や彩度が変更され、あるいは階調が低下している画像を表示することで、利用者は当該入力画像が印刷適切性が無いことを視覚的に把握することができる。
[8]前記処理画像作成ステップは、前記出力画像の画像サイズと前記入力画像の画像サイズとの差が所定の値以上のとき、前記処理画像を作成することを特徴とする前記[1]、[4]又は[5]に記載の画像処理プログラム。出力画像の画像サイズと入力画像の画像サイズとの差が所定の値以上になると、印刷適切性が無くなるため、画質を低下させた処理画像を表示することにより、印刷適切性の判断が容易となる。
[9]前記処理画像作成ステップは、前記出力画像の画像サイズと前記入力画像の画像サイズとの比が所定の値以上のとき、前記処理画像を作成することを特徴とする前記[1]、[4]又は[5]に記載の画像処理プログラム。この構成によれば、出力画像の画像サイズと入力画像の画像サイズとの比が大きい程、印刷適切性が無くなるため、画質を低下させた処理画像を表示することにより、印刷適切性の判断が容易となる。
[10]入力画像の画像サイズと前記入力画像が印刷出力されるときの出力画像の画像サイズとを比較判定する比較判定ステップと、前記比較判定ステップにおいて、前記入力画像の画像サイズが前記出力画像の画像サイズよりも小さいと判定されたとき、前記入力画像の画質を低下させた処理画像を作成する処理画像作成ステップと、前記比較判定ステップの比較判定結果に基づいて、前記入力画像を縮小した縮小画像又は前記処理画像からなるサムネール画像を作成するサムネール画像作成ステップと、前記サムネール画像を表示する表示ステップと、表示された前記サムネール画像から前記入力画像を指定する指定ステップと、指定された前記入力画像を印刷出力する出力ステップとを含むことを特徴とする画像処理方法。
上記構成の画像処理方法によれば、画像サイズが出力画像の画像サイズよりも小さい入力画像は、画質を低下させた処理画像として表示されるため、利用者はサムネール画像のうち画質が低下した処理画像の入力画像に印刷適切性が無いことを視覚的に把握することができる。
[11]記録媒体から画像を入力する画像入力手段と、前記画像入力手段により入力された入力画像の画像サイズを読み取る読取手段と、前記入力画像の画像サイズと前記入力画像が印刷出力されるときの出力画像の画像サイズとを比較判定する比較判定手段と、前記比較判定手段により、前記入力画像の画像サイズが前記出力画像の画像サイズよりも小さいと判定されたとき、前記入力画像の画質を低下させた処理画像を作成する処理画像作成手段と、前記比較判定手段の比較判定結果に基づいて、前記入力画像を縮小した縮小画像又は前記処理画像からなるサムネール画像を作成するサムネール画像作成手段と、前記サムネール画像を表示する表示手段と、表示された前記サムネール画像から前記入力画像を指定する指定手段と、指定された前記入力画像を印刷出力する画像出力手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
上記構成の画像処理装置によれば、画像サイズが出力画像の画像サイズよりも小さい入力画像は、画質を低下させた処理画像として表示されるため、利用者はサムネール画像のうち画質が低下した処理画像の入力画像に印刷適切性が無いことを視覚的に把握することができる。
[12]前記指定手段は、前記出力画像の印刷用紙サイズを指定するサイズ指定部を備え、前記画像出力手段は、前記サイズ指定部により指定された印刷用紙サイズに対応した大きさの前記出力画像を印刷出力することを特徴とする前記[11]に記載の画像処理装置。この構成によれば、所望の印刷用紙サイズに対応した出力画像を得ることができる。
本発明によれば、印刷適切性の無い入力画像については、画質を低下させた処理画像として表示されるので、表示画像自体で印刷適切性を利用者に視覚的に伝えることができる。
[第1の実施の形態]
(全体の構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置の全体の外観を示す斜視図である。この画像処理装置1は、ユーザインタフェースとして機能する表示・操作部2と、各種の処理を統括的に制御する処理制御部3と、画像の出力形態に応じて課金処理を行う課金部4と、記録メディアから読み出した画像を印刷する記録部としての印刷部5とから概略構成されている。
表示・操作部2は、各種の案内情報やサムネール画像等を表示するディスプレイ20と、ディスプレイ20の前面に重合配置され、ユーザから入力操作を受け付けるタッチパネル21とを備えている。
処理制御部3は、表示・操作部2が載置された略箱型状の処理制御部用筐体3aを有し、この筐体3aの前面に、3種類の記録メディアをそれぞれ挿入可能なメディア挿入口33a,33b,33cと、メディア挿入口33a〜33cを開閉するシャッター34と、記録メディアよりも記録容量の大きい保存用記録ディスクを挿入可能なディスク挿入口38aとを配設している。
課金部4は、処理制御部用筐体3aの一方の側に隣接して配置された課金部用筐体4aを有し、この筐体4aの前面に、紙幣が挿入される紙幣挿入口4bと、硬貨が投入される硬貨投入口4cと、釣銭が払い出される釣銭払出口4dとを配設している。
印刷部5は、処理制御部用筐体3aの他方の側に隣接して配置された印刷部用筐体5aを有し、この筐体5aの内部に、複数のプリント用紙を積層状態で収納するとともに、プリント用紙を図示しない印刷位置に一枚ずつ供給する給紙トレイ50を備え、印刷部用筐体5aの側面に、プリント用紙に画像が印刷された印刷写真(出力画像)52が排出される排紙トレイ51を備えている。
また、印刷部5は、複写、プリント、スキャナ、ファックス、通信等の複数の機能を有する複合機であり、スキャナ部(図示せず)で読み取られた原稿画像をプリント用紙に複写する複写処理(コピー)、記録メディアに記録されている画像をプリント用紙に印刷する印刷処理(画像プリント)、記録メディアに記録されている画像を保存用記録ディスクに記録する保存処理(画像保存)、記録メディアに記録されている複数の画像のインデックスとなるサムネール画像をプリント用紙に印刷するインデックス印刷処理(インデックスプリント)、スキャナ部で取り込んだ原稿画像や記録メディアに記録されている画像あるいはファイルを電話回線を介してファクシミリ送信する送信処理(ファックス)等をそれぞれ実行するように構成されている。
図2は、本発明の第1の実施の形態の画像処理装置の制御系を示すブロック図である。処理制御部3は、画像処理装置1全体を制御する機能及び各種データの計算を実行する機能を有するCPU30と、CPU30が実行する各種の処理プログラムを記憶するプログラム記憶部31と、記録メディアに記録されている画像を読み取るメディアドライブ部32と、メディアドライブ部32で読み取られた画像(入力画像)に所定の処理を施す画像処理部35と、入力画像を記憶する画像記憶部36と、料金算出用データを記憶する課金情報記憶部37と、出力対象画像を保存用記録ディスクに記録するディスク記録部38とを備えている。
メディアドライブ部32は、3種類の記録メディアから画像をそれぞれ読み取る第1乃至第3のメディアドライブ33A、33B、33Cと、記録メディアを抜き差し可能なメディア挿入口33a〜33cを開閉するシャッター34とを備える。メディアドライブ33A、33B、33Cは、記録メディアから画像を読み取る際にその画像の撮影日・時間、画像サイズ、解像度等の属性情報も取得し、画像とともに、属性情報、および記録メディアの種類に対応したメディアIDをCPU30に送信するようになっている。画像、属性情報およびメディアIDは、CPU30の制御の下に画像記憶部36に記憶される。本実施の形態における「解像度」とは、単位幅をいくつの点(ピクセル)の集合として表現した値であり、このときの単位幅の例としては、印刷出力する際の実サイズやディスプレイ表示出力する際のサイズ等がある。
なお、メディアドライブ部32が取り扱うメディアの種類は、3種類に限定されない。メディアとしては、種々の記録媒体があり、例えば、スマートメディア(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、SDカード(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)等のフラッシュメモリを内蔵した各種の記録メディア、磁気ディスク等の磁気記録媒体、光磁気ディスク等の光磁気記録媒体、CD−RW等の光記録媒体がある。画像は、静止画でも動画の1コマでもよい。
画像処理部35は、各メディア挿入口33a〜33cに挿入された記録メディアから読み取られた画像について、サムネール画像の作成、画像の拡縮、画像の編集処理等を行うものである。
また、画像処理部35は、サムネール画像の作成の際、CPU30の制御の下に、画像記憶部36に記憶された複数の入力画像について、属性情報から画像サイズを読み取り、入力画像の画像サイズと印刷部5の出力画像の画像サイズと比較し、入力画像が出力画像の画像サイズよりも小さいときは、その比較結果に応じて解像度を低下させたサムネール画像を作成するように構成されている。この比較処理やサムネイル画像の作成処理に必要な比較計算プログラムや比較結果に応じたサムネール画像の作成プログラムは、プログラム記憶部31に格納されている。
ディスク記録部38は、記録メディアから読み取り、画像記憶部36に記憶された複数の画像をディスク挿入口38aに挿入された外部保存用記録メディアに保存するように構成されている。
プログラム記憶部31は、RAM、HDD等から構成され、上述したようにCPU30が実行する各種の処理プログラムの他、画像処理部35が実行する比較計算プログラムや比較結果に応じたサムネール画像の作成プログラム等を記憶する。
課金部4は、出力対象画像の出力枚数を含む料金算出用データ及びユーザから受け付けた入金データに基づいて課金処理を実行するように構成されている。
(第1の実施の形態の動作)
次に、画像処理装置1の動作を図4のフローチャートに従って説明する。
先ず、CPU30は、初期画面として<コピー>・<画像プリント>・<画像保存>・<インデックスプリント>・<ファックス>等の出力形態及び出力サイズを選択するためのメニュー画面を表示・操作部2のディスプレイ20に表示し、ユーザからの指示を受け付ける(S1)。ここで、ユーザが例えば、出力形態として<画像プリント>を、出力サイズとして「L判」(縦89mm、横127mm)を、タッチパネル21を押下して選択したとする。
ユーザが、出力形態及び出力サイズを選択すると、CPU30は、シャッター34を駆動してメディアドライブ33A〜33Cのメディア挿入口33a〜33cを開放し、ユーザが記録メディアを任意のメディア挿入口33a〜33cに挿入する(S2)。挿入後、シャッター34を駆動してメディアドライブ33A〜33Cのメディア挿入口33a〜33cを閉塞する。ここで、ユーザが、例えば、デジタルカメラで撮影した画像が記録された記録メディアを第1のメディアドライブ33Aに挿入したとする。
CPU30は、第1のメディアドライブ33Aにより記録メディア内の全ての画像を入力画像として読み出す。CPU30は、プログラム記憶部31に格納された処理プログラムの演算プログラムにより、入力画像の画像サイズをピクセル数で表したときの幅をA1、高さをA2とし、ユーザが選択した出力形態においてユーザが選択した出力サイズで出力する場合の出力画像の画像サイズをピクセル数で表したときの幅をB1、高さをB2とし、入力画像の幅と高さの比(A1/A2)が、出力画像の幅と高さの比(B1/B2)以上であるか否かを判定する(S3)。
上記ステップS3での判定の結果、入力画像の幅と高さの比(A1/A2)が出力画像の幅と高さの比(B1/B2)未満であった場合(S3:No)、次に、A1がB1より小さいか否かを判定する(S4a)。
一方、上記ステップS3での判定の結果、入力画像の幅と高さの比(A1/A2)が出力画像の幅と高さの比(B1/B2)以上であった場合(S3:Yes)、次に、A2がB2より小さいか否かを判定する(S4b)。
上記ステップS4aでの判定の結果、A1がB1より小さかった場合(S4a:Yes)、ディスプレイ20に表示するサムネール画像1つあたりの画像サイズをピクセル数で表したときの幅をC1、高さをC2とし、サムネール画像を作成するための調整画像の画像サイズの幅D1、高さD2を、それぞれ、D1=(A1×C1)/B1、D2=(A2×C1)/B1で算出する(S5a)。
一方、上記ステップS4bでの判定の結果、A2がB2より小さかった場合(S4b:Yes)、縮小画像の画像サイズの幅D1、高さD2を、それぞれ、D1=(A1×C2)/B2、D2=(A2×C2)/B2で算出する(S5b)。
上記ステップS5a又はステップS5bでD1、D2を算出した場合は、CPU30の制御のもと、画像処理部35において入力画像から中間画像(幅D1、高さD2)を作成する(S6)。
続いて画像処理部35は、総ピクセル数を変えずに中間画像の実サイズ(幅D1r、高さD2r)をサムネール画像の実サイズ(幅C1r、高さC2r)に拡大したサムネール画像(処理画像)を作成する(S7)。ピクセル数を縮小して実サイズを拡大することで、入力画像から直接サムネール画像を作成した場合よりも解像度が低くなり、画像の粗いサムネール画像が作成される。次にステップS9に進む。
上記ステップS4aでの判定の結果、A1がB1以上であった場合(S4a:No)、及び、上記ステップS4bでの判定の結果、A2がB2以上であった場合(S4b:No)、中間画像(幅D1、高さD2)は作成せずに、入力画像から直接サムネール画像を作成する(S8)。すなわち、入力画像の画像サイズ(幅A1、高さA2)を画像サイズ(幅C1、高さC2)のサムネール画像に縮小する。次にステップS9に進み、サムネール画像を一覧画面でディスプレイ20に表示する(S9)。
サムネール画像の一覧画面上では、入力画像の画像サイズが出力画像の画像サイズよりも小さいために印刷適切性の無いものについては、解像度の低いサムネール画像で表示され、印刷適切性の有るものについては、通常の解像度のサムネール画像で表示される。
ユーザがディスプレイ20の表示画面において印刷対象の画像を選択すると(S10)、CPU30は、選択された画像に画像処理部35により所定の処理を施し、例えば、選択しなかった画像をグレースケールで表示する等により、選択されなかった画像と異なる表示態様でディスプレイ20に表示するとともに、選択された画像を画像記憶部36に記憶する(S11)。
CPU30は、シャッター34を駆動してメディアドライブ33A〜33Cのメディア挿入口33a〜33cを開放し、ユーザが第1のメディアドライブ33Aのメディア挿入口33a内の記録メディアを外部に引き抜くことができるようにする(S12)。複数のメディアを挿入する場合、次のメディアを挿入してステップS2からステップS12を繰り返す。全てのメディアについて印刷対象を選択したら、CPU30はシャッター34を駆動してメディアドライブ33A〜33Cのメディア挿入口33a〜33cを閉塞する。
CPU30は、上記ステップS11で選択された画像についてステップS7又はステップS8で作成されたサムネール画像を用いてサムネール画像一覧画面を作成させ、ディスプレイ20に表示する(S13)。
ディスプレイ20に表示された一覧画面において印刷対象のサムネール画像の部分を押下して選択し、ユーザはディスプレイ20に表示された図示しないテンキーを押下して選択した画像の印刷枚数を印刷枚数入力欄に入力する(S14)。
図3は、ステップS14でディスプレイ20に表示された画像表示例を示す図である。このサムネール画像一覧画面6には、記録メディアの種類に対応したメディアID60、サムネール画像61、印刷枚数入力欄62等が表示される。図3において、メディアID60の「A−1」、「A−2」、「A−3」は、第1のメディアドライブ33Aが1枚目、2枚目、3枚目の記録メディアからそれぞれ読み出した画像であることを示す。「A−1」、「A−2」、「A−3」の画像がそれぞれ複数枚存在するが、読み出し順に表示している。また、メディアID60の「B−1」、「B−2」は、第2のメディアドライブ33Bが1枚目、2枚目の記録メディアからそれぞれ読み出した画像、メディアID60の「C−1」は、第3のメディアドライブ33Cが1枚目の記録メディアから読み出した画像であることを示す。
また、図3は、ステップS10で、ディスプレイ20に表示された一覧画面において印刷対象の画像の部分を押下して選択したときの図で、画像処理部35による処理によりサムネール画像61’の周辺(斜線を施した領域)が強調された表示となり、他の選択されていないサムネール画像61とは異なる表示態様で表示される。
ディスプレイ20に表示された図示しないテンキーを押下して選択したサムネール画像61’の印刷枚数は、印刷枚数入力欄62に入力表示される。印刷枚数入力欄62には、例えば、1枚の場合は「01」、2枚の場合は「02」、3枚の場合は「03」というように表示される。
CPU30は、サムネール画像一覧画面に対する画像選択、入力枚数に基づいて、課金情報記憶部37に記憶されている料金算出用データを基にユーザが支払うべき料金の金額を算出し、ディスプレイ20に表示する(S15)。
次に、ユーザは、ディスプレイ20に表示された金額に応じた料金を課金部4の紙幣挿入口4bあるいは硬貨投入口4cから紙幣あるいは硬貨を投入して支払うと、課金部4は、CPU3の制御の下に課金処理を行う(S16)。すなわち、課金部4が支払われた現金を収容するとともに、支払い金額を演算し、その結果をCPU30に通知する。支払い金額がディスプレイ20に表示された金額より大きい場合は、課金部4の釣銭払出口4dから差額の釣銭を返金する。なお、支払い料金に対応する領収証を印字出力するようにしてもよい。
CPU30は、課金部4から課金処理終了信号を受けると、印刷OKか否かの確認画面をディスプレイ20に表示する(S17)。ここで、ユーザが印刷NOを指示すると(S17:No)、上記ステップS14に戻り、サムネール画像一覧画面に対して画像選択および枚数入力を受け付ける。
一方、ユーザが印刷OKを指示すると(S17:Yes)、上記ステップS14においてサムネール画像一覧画面に対して選択された画像および入力された印刷枚数に基づいて印刷データを印刷部5に送る(S18)。
印刷部5は、印刷データに基づいて画像をプリント用紙に印刷する(S19)。印刷された印刷写真52は、排紙トレイ51に排出される。
印刷後、印刷終了か否かの確認画面をディスプレイ20に表示する(S20)。ここで、ユーザが<印刷終了未>を選択すると(S20:No)、再び上記ステップ14に戻り、サムネール画像一覧画面に対して画像選択および枚数入力を受け付ける。
一方、ユーザが<印刷終了>を選択すると(S20:Yes)、CPU30は画像記憶部36に記憶されている画像を消去する(S21)。
なお、ステップS1において、メニュー画面から<画像保存>が選択された場合は、販売員は、ディスク挿入口38aに保存用記録ディスクを挿入し、図示しないディスク検出センサが保存用記録ディスクの挿入を検出すると、CPU30は、サムネール画像一覧画面に対して選択された画像をディスク記録部38により保存用記録ディスクに記録する。
また、ステップS1において、メニュー画面から<インデックスプリント>が選択された場合は、サムネール画像一覧画面の画像データが印刷部5に送信され、印刷部5は、サムネール画像一覧画面をプリント用紙に印刷して排紙トレイ51に排出する。
(具体例)
ここで、図5を参照してサムネール画像の作成方法について具体的に説明する。
図5は、200万画素のデジタルカメラで撮影した場合の画像の一例を示し、(a)〜(c)は入力画像が高画質の場合の画像であって、(a)は入力画像、(b)はサムネール画像、(c)は出力画像である。また、(d)〜(g)は、入力画像が低画質の場合の画像であって、(d)は入力画像、(e)はサムネール画像を作成するための中間画像、(f)は、サムネール画像、(g)は出力画像である。なお、同図において、mm単位の表示は実サイズを示す。また、出力形態は、「画像プリント」で、印刷写真サイズは、L判(横127mm、縦89mm)とする。
図5(a)に示す入力画像が高画質モードで撮影された場合、入力画像の画像サイズをA1=1600ピクセル、A2=1200ピクセル、出力画像の画像サイズをB1=1571、B2=1122とすると、入力画像の画像サイズ比A1/A2は、A1/A2=1600/1200=1.33となり、出力画像の画像サイズ比B1/B2は、B1/B2=1571/1122=1.40となる。
従って、B1/B2<A1/A2であるので、上記図4AのステップS3においてYesとなり、A2>B2であるので、ステップS4bにおいてNoとなり、ステップS8において、A1をC1、A2をC2に縮小して図5(b)に示すようなサムネール画像(幅94ピクセル、高さ67ピクセル)を作成してディスプレイ20に表示する。この場合のサムネール画像の解像度は、50dpiとなる。
高画質モードで撮影された入力画像をL版等のプリント用紙に印刷すると、図5(c)に示すように高解像度(300dpi)の印刷画像が得られる。
一方、図5(d)に示す入力画像が低画質モードで撮影された場合、入力画像の画像サイズをA1=640ピクセル、A2=480ピクセル、出力画像の画像サイズをB1=1571、B2=1122とすると、入力画像の画像サイズ比A1/A2は、A1/A2=640/480=1.33となり、出力画像の画像サイズ比B1/B2は、B1/B2=1571/1122=1.40となる。
従って、B1/B2<A1/A2であるので、上記図4AのステップS3においてYesとなり、A2<B2であるので、上記ステップS4bにおいてYesとなり、ステップS5bのD1、D2の算出を行う。
D1=(A1×C2)/B2=(640×67)/1122≒38
D2=(A2×C2)/B2=(480×67)/1122≒29
次にステップS6において、図5(e)に示すような幅38ピクセル、高さ29ピクセルの中間画像が一旦作成され、その中間画像をサムネールの実サイズ(34×48mm)に拡大すると、図5(f)に示すように、図5(b)と比較して解像度の低い(21dpi)サムネール画像が得られる。
仮に、低画質モードで撮影された入力画像から直接サムネール画像を作成すると、解像度の高い(50dpi)サムネール画像が作成されてしまい、サムネール画像上では、低画質モードで撮影されたものか、高画質モードで撮影されたものかを視覚的に区別することはできない。このため、利用者が低画質の入力画像を誤って選択した場合には、図5(g)に示すように低画質(135dpi)の印刷画像が出力されてしまう。
そこで、上述したように、入力画像の画像サイズが出力画像の画像サイズよりも小さい場合は、入力画像が通常のサムネール画像よりも縮小した中間画像を作成し、その中間画像の実サイズをサムネール画像の実サイズに拡大することで、サムネール画像の解像度を標準の解像度50dpiよりも低解像度の21dpiにすることができる。従って、利用者は、低画質モードで撮影した画像では、出力時に印刷される画像が粗くなることを、サムネール画像一覧画面から視覚的に認識することができる。
(第1の実施の形態の効果)
この第1の実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(イ)入力画像の画像サイズが印刷部5の出力画像の画像サイズよりも小さい場合は、入力画像と出力画像の画像サイズ比に応じて、画質の低いサムネール画像が表示されるので、サムネール画像そのものの表示で利用者に印刷適切性を視覚的に伝えることができる。
(ロ)印刷に不適切な画像についてもサムネール画像が表示されるので、利用者が全ての画像を確認することができる。
(ハ)サムネール画像に文字等を重ねないので、画像が見やすい。
(ニ)サムネール画像の表示領域を狭めないので、画像が大きく見やすい。
なお、入力画像の画像サイズの幅と高さの比(A1/A2)と、出力画像の画像サイうの幅と高さの比(B1/B2)とが異なる場合は、白い縁が出ない大きさまで拡大してはみ出した部分をカットする。
また、入力画像の画像サイズの幅と高さの比(A1/A2)と、サムネール画像の画像サイズの幅と高さの比(C1/C2)とが異なる場合は、白い縁が出ない大きさまで拡大してはみ出した部分をカットしてもよい。
中間画像の画像サイズの幅と高さの比(D1/D2)と、サムネール画像の画像サイズの幅と高さの比(C1/C2)とが異なる場合は、白い縁が出ない大きさまで拡大してはみ出した部分をカットしてもよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態に係る画像処理装置を説明する。第1の実施の形態では、入力画像の画像サイズが出力画像の画像サイズよりも小さいものについて、画像の粗いサムネール画像を作成したが、第2の実施の形態は、入力画像の画像サイズが出力画像の画像サイズよりも小さいものについて、色相と彩度を変えることにより、画質を落とし、印刷に不適切なことを視覚的に利用者に伝えるものである。
本実施の形態は、第1の実施の形態とは、主として画像処理部35が異なり、他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
画像処理部35は、サムネール画像の作成の際、CPU30の制御の下に、画像記憶部36に記憶された複数の入力画像について、属性情報から画像サイズを読み取り、入力画像の画像サイズと印刷部5の出力画像の画像サイズと比較し、入力画像が出力画像の画像サイズよりも小さいときは、その比較結果に応じて色相及び彩度を変えたサムネール画像を作成するように構成されている。この比較処理やサムネイル画像の作成処理に必要な比較計算プログラムや比較結果に応じたサムネール画像の作成プログラムは、プログラム記憶部31に格納されている。
(第2の実施の形態の動作)
次に、第2の実施の形態の動作を図6に示すフローチャートに従って説明する。
先ず、CPU30は、初期画面として<コピー>・<画像プリント>・<画像保存>・<インデックスプリント>・<ファックス>等の出力形態及び出力サイズを選択するためのメニュー画面を表示・操作部2のディスプレイ20に表示し、ユーザからの指示を受け付ける(S1)。ここで、ユーザが例えば、出力形態として<画像プリント>を、出力サイズとして「L判」(縦89mm、横127mm)を、タッチパネル21を押下して選択したとする。
ユーザが、出力形態及び出力サイズを選択すると、CPU30は、シャッター34を駆動してメディアドライブ33A〜33Cのメディア挿入口33a〜33cを開放し、ユーザが記録メディアを任意のメディア挿入口33a〜33cに挿入する(S2)。挿入後、シャッター34を駆動してメディアドライブ33A〜33Cのメディア挿入口33a〜33cを閉塞する。ここで、ユーザが、例えば、デジタルカメラで撮影した画像が記録された記録メディアを第1のメディアドライブ33Aに挿入したとする。
CPU30は、第1のメディアドライブ33Aにより記録メディア内の全ての画像を入力画像として読み出す。CPU30は、プログラム記憶部31に格納された処理プログラムの演算プログラムにより、入力画像の画像サイズをピクセル数で表したときの幅をA1、高さをA2とし、ユーザが選択した出力形態においてユーザが選択した出力サイズで出力する場合の出力画像の画像サイズをピクセル数で表したときの幅をB1、高さをB2とし、入力画像の幅A1が、出力画像の幅B1よりも小さいか否かを判定する(S30)。
入力画像の幅A1が出力画像の幅B1よりも小さいときはステップS50に進む。入力画像の幅A1が出力画像の幅B1以上のときはステップS40に進む。
ステップS30で入力画像の幅A1が出力画像の幅B1以上であった場合(S30:No)、次に、入力画像の縦A2が出力画像の縦B2よりも小さいか否かを判定する(S40)。入力画像の縦A2が出力画像の縦B2よりも小さいときはステップS50に進む。入力画像の縦A1が出力画像の縦B1以上のときはステップS8に進む。
ステップS30での判定の結果、入力画像の幅A1が出力画像の幅B1よりも小さかった場合(S30:Yes)、及びステップS40での判定の結果、入力画像の縦A2が出力画像の縦B2よりも小さかった場合(S40:Yes)、入力画像の色相と彩度を変更したサムネール画像を作成する(S50)。
例えば、色相を[(B1×B2)−(A1×A2)]/(B1×B2)パーセント、赤色の方向へ色相をずらし、彩度は同じパーセンテージで低くする。これにより、入力データの画像サイズが出力データの画像サイズより小さい場合は、その比に応じて画像の色相及び彩度の違うサムネール画像が作成されることとなる。次にステップS8に進む。
ステップS40での判定の結果、入力画像の縦A2が出力画像の縦B2以上であった場合(S40:No)、色相、彩度の変更をせずに、入力画像から、画像サイズを幅C1、高さC2に縮小したサムネール画像を作成する(S8)。
また、ステップS50で画像の色相及び彩度の違うサムネール画像を作成した場合、作成した画像から画像サイズを幅C1、高さC2に縮小したサムネール画像を作成する。次にステップS9に進む。
CPU30は、画像記憶部36に記憶した画像を画像処理部35によって、各画像についてステップS8で作成したサムネール画像を用いてサムネール画像一覧画面を作成させ、ディスプレイ20に表示する(S13)。
次のステップS14以降は、第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
(第2の実施の形態の効果)
この第2の実施の形態によれば、入力画像の画像サイズが印刷部5の出力画像の画像サイズよりも小さいときに画像サイズ比に応じて色相及び彩度を変えたサムネール画像が表示されるので、サムネール画像そのものの表示で利用者に印刷適切性を視覚的に伝えることができる。
なお、上記実施の形態では、入力画像の画像サイズが出力画像の画像サイズよりも小さい場合に、色相を赤色側へ移行したが、青色側へ移行しても良く、また、別の色の方向に移行してもよい。また、RGB三原色を一定比率等で上げて、入力画像の画像サイズが小さいほど白っぽく見えるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、入力画像の画像サイズが出力画像の画像サイズよりも小さい場合に、色相と彩度の両方を変更したが、どちらか一方でも良い。また、色相と彩度の代わりに、階調を低くしてもよい。また、カラーを白黒表示に変更しても良い。また、説明書きをサムネール画像一覧画面に表示してもよい。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、その発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々と変形実施が可能である。また、上記各実施の形態の構成要素を発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に組み合わせることができる。
上記各実施の形態では、出力用紙の選択をサムネール画像作成前に行ったが、一旦、入力画像から直接サムネール画像を作成して一覧表示させた後、出力用紙を選択したときに、一覧表示のうち、入力画像の画像サイズが出力画像の画像サイズよりも小さいもののみ、中間画像を作成して画像の粗いサムネール画像や、色相・彩度の異なるサムネール画像等に置き換えても良い。
上記各実施の形態では、記録媒体としてスマートメディア(登録商標)等を挙げたが、記録媒体は、写真やフィルム等でもよく、これらを読み込む、スキャナ入力であってもよい。この場合、スキャン解像度により入力解像度及び画像サイズが決定される。
本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置の全体の外観を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置の制御系を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置のディスプレイに表示されるサムネール画像一覧画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の画像処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の画像処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の画像処理装置における200万画素のデジタルカメラで撮影した場合の画像の一例を示し、(a)〜(c)は入力画像が高画質の場合の画像であって、(a)は入力画像、(b)はサムネール画像、(c)は出力画像を示す図であり、(d)〜(g)は、入力画像が低画質の場合の画像であって、(d)は入力画像、(e)はサムネール画像を作成するための中間画像、(f)は、サムネール画像、(g)は出力画像を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の画像処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の画像処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 画像処理装置
2 表示・操作部
3 処理制御部
3a 処理制御部用筐体
4 課金部
4a 課金部用筐体
4b 紙幣挿入口
4c 硬貨投入口
4d 釣銭払出口
5 印刷部
5a 印刷部用筐体
6 サムネール画像一覧画面
20 ディスプレイ
21 タッチパネル
30 CPU
31 プログラム記憶部
32 メディアドライブ部
33A,33B,33C メディアドライブ
33a,33b,33c メディア挿入口
34 シャッター
35 画像処理部
36 画像記憶部
37 課金情報記憶部
38 ディスク記録部
38a ディスク挿入口
50 給紙トレイ
51 排紙トレイ
52 印刷写真
60 メディアID
61,61’ サムネール画像
62 印刷枚数入力欄
63 撮影日・時間

Claims (12)

  1. 入力画像の画像サイズと前記入力画像が印刷出力されるときの出力画像の画像サイズとを比較判定する比較判定ステップと、
    前記比較判定ステップにおいて、前記入力画像の画像サイズが前記出力画像の画像サイズよりも小さいと判定されたとき、前記入力画像の画質を低下させた処理画像を作成する処理画像作成ステップと、
    前記処理画像を表示する表示ステップと、
    をコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
  2. 前記処理画像作成ステップは、前記入力画像から所定の解像度の前記処理画像を作成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理プログラム。
  3. 前記処理画像作成ステップは、前記入力画像を縮小して中間画像を作成する縮小ステップと、前記中間画像の実サイズを拡大して前記処理画像を作成する拡大ステップとを含むことを特徴とする請求項2に記載の画像処理プログラム。
  4. 入力画像の画像サイズと前記入力画像が印刷出力されるときの出力画像の画像サイズとを比較判定する比較判定ステップと、
    前記比較判定ステップにおいて、前記入力画像の画像サイズが前記出力画像の画像サイズよりも小さいと判定されたとき、前記入力画像の画質を低下させた処理画像を作成する処理画像作成ステップと、
    前記比較判定ステップの比較判定結果に基づいて、前記入力画像を縮小した縮小画像又は前記処理画像からなるサムネール画像を作成するサムネール画像作成ステップと、
    前記サムネール画像を表示する表示ステップと、
    表示された前記サムネール画像から前記入力画像を指定する指定ステップと、
    指定された前記入力画像を印刷出力する出力ステップと、
    をコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
  5. 記録媒体から画像を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップで入力された入力画像の画像サイズを読み取る読取ステップと、
    前記入力画像の画像サイズと前記入力画像が印刷出力されるときの出力画像の画像サイズとを比較判定する比較判定ステップと、
    前記比較判定ステップにおいて、前記入力画像の画像サイズが前記出力画像の画像サイズよりも小さいと判定されたとき、前記入力画像の画質を低下させた処理画像を作成する処理画像作成ステップと、
    前記比較判定ステップの比較判定結果に基づいて、前記入力画像を縮小した縮小画像又は前記処理画像からなるからサムネール画像を作成するサムネール画像作成ステップと、
    前記サムネール画像を表示する表示ステップと、
    表示された前記サムネール画像から前記入力画像を指定する指定ステップと、
    指定された前記入力画像を印刷出力する出力ステップと、
    をコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
  6. 前記処理画像作成ステップは、前記入力画像の解像度を低下させて画質を低下させるものであることを特徴とする請求項1、4又は5に記載の画像処理プログラム。
  7. 前記処理画像作成ステップは、前記入力画像の色相及び/又は彩度を変更し、あるいは階調を低下させて画質を低下させるものであることを特徴とする請求項1、4又は5に記載の画像処理プログラム。
  8. 前記処理画像作成ステップは、前記出力画像の画像サイズと前記入力画像の画像サイズとの差が所定の値以上のとき、前記処理画像を作成することを特徴とする請求項1、4又は5に記載の画像処理プログラム。
  9. 前記処理画像作成ステップは、前記出力画像の画像サイズと前記入力画像の画像サイズとの比が所定の値以上のとき、前記処理画像を作成することを特徴とする請求項1、4又は5に記載の画像処理プログラム。
  10. 入力画像の画像サイズと前記入力画像が印刷出力されるときの出力画像の画像サイズとを比較判定する比較判定ステップと、
    前記比較判定ステップにおいて、前記入力画像の画像サイズが前記出力画像の画像サイズよりも小さいと判定されたとき、前記入力画像の画質を低下させた処理画像を作成する処理画像作成ステップと、
    前記比較判定ステップの比較判定結果に基づいて、前記入力画像を縮小した縮小画像又は前記処理画像からなるサムネール画像を作成するサムネール画像作成ステップと、
    前記サムネール画像を表示する表示ステップと、
    表示された前記サムネール画像から前記入力画像を指定する指定ステップと、
    指定された前記入力画像を印刷出力する出力ステップとを含むことを特徴とする画像処理方法。
  11. 記録媒体から画像を入力する画像入力手段と、
    前記画像入力手段により入力された入力画像の画像サイズを読み取る読取手段と、
    前記入力画像の画像サイズと前記入力画像が印刷出力されるときの出力画像の画像サイズとを比較判定する比較判定手段と、
    前記比較判定手段により、前記入力画像の画像サイズが前記出力画像の画像サイズよりも小さいと判定されたとき、前記入力画像の画質を低下させた処理画像を作成する処理画像作成手段と、
    前記比較判定手段の比較判定結果に基づいて、前記入力画像を縮小した縮小画像又は前記処理画像からなるサムネール画像を作成するサムネール画像作成手段と、
    前記サムネール画像を表示する表示手段と、
    表示された前記サムネール画像から前記入力画像を指定する指定手段と、
    指定された前記入力画像を印刷出力する画像出力手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  12. 前記指定手段は、前記出力画像の印刷用紙サイズを指定するサイズ指定部を備え、
    前記画像出力手段は、前記サイズ指定部により指定された印刷用紙サイズに対応した大きさの前記出力画像を印刷出力することを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
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