JP2007311495A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】寸法制御が容易で特性の安定したLDD構造を有するFETなどの半導体装置の製造方法及びその製造方法によって得られる半導体装置を提供する。
【解決手段】この発明におけるLDD構造を有する半導体装置の製造方法は、レジスト寸法の増大にパターンシュリンク剤を用いる。そして、レジスト3とパターンシュリンク剤6との架橋反応を制御することでLDD構造形成部分の寸法の制御を容易にし、特性の安定した半導体装置を得るものである。
【選択図】図1

Description

この発明は例えばLDD構造を有する電界効果トランジスタなどの半導体装置の製造方法に関する。
電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)において、ドレイン電極近傍では不純物プロファイルの変化が急峻であるために、電界が強くなっている。この高電界により加速された高エネルギーを有する電子(ホットエレクトロン)がドレイン電極近傍の原子を衝突・イオン化させ、電子・正孔対を生成する。電子はドレイン電極に吸い込まれるが、正孔は移動度が小さいためチャネル領域に蓄積し、FETの電気特性を著しく劣化させる。この問題を解決するために、ドレイン電極近傍に低濃度にドープされた領域を形成したLDD(Lightly−doped drain)構造が用いられている。つまり、不純物プロファイルの変化を抑え電界を緩和させることでホットエレクトロンの発生を抑制している。
従来技術による第1の例としてのLDD構造を有する半導体装置の製造方法を図6に示す。先ず、図6(a)に示すように、基板101上にメタル電極102を形成する。次に図6(b)に示すように、メタル電極102をマスクとして不純物イオン201を注入し、低濃度不純物注入領域103を形成する。次に、図6(c)のようにCVD(Chemical Vapor Deposition)でSiO膜104を形成し表面の全体を覆う。次に、図6(d)のように反応性イオンビーム202によりSiO膜104をエッチバックして、メタル電極102の側壁にSiOのサイドウオール105を形成する。次に、図6(e)のようにこれをマスクとしてさらに不純物イオン203を注入して相対的に高濃度に不純物が注入された領域106を形成する。最後に残ったSiOのサイドウオール105を除去すると、図6(f)のようにドレイン電極近傍の不純物濃度が低いLDD構造が形成される。
従来技術の第2の例として、基板に2段リセスを形成する方法を図7に示す。先ず図7(a)のように基板101にレジスト107をパターニングする。次に図7(b)のように基板101に垂直方向の結晶方位に対してエッチングレートが速いエッチング溶液を用いて、主として垂直方向にリセス301を掘る。次に、図7(c)のように基板101に水平方向の結晶方位に対してエッチングレートが速いエッチング溶液を用いて、主として水平方向にリセス302を掘る。最後にレジスト107を剥離すると図7(d)のような2段リセス構造が得られる。
従来技術の第3の例として、基板にリセスを形成し、そこに電極等に用いる金属を蒸着する場合、リセス側壁と蒸着金属が接しないように間に空間を設けなければならないが、そのような場合に等方的なウニットエッチングでレジストがせり出したような形状(ひさし型形状)を形成する方法を図8に示す。即ち、先ず図8(a)のように基板101上にレジスト108をパターニングした後、等方的なウェットエッチングを行うことで、図8(b)のようなリセス303の上部縁部にレジスト108がせり出した構造のひさし108aを形成する。
この他、従来技術の第4の例として、2層レジスト構造を用いてひさし型形状を形成する方法がある。即ち、現像液に対する溶解速度が遅いレジストを上層に、速いレジストを下層にし、露光後現像するとひさし型形状が得られる。ひさしの寸法は、下層レジストの塗布後ベーク温度で制御する。べーク温度が高いとレジストが硬化し、現像液に対する溶解速度が遅くなるのでひさしが短くなる。
なお、従来のパターン形成方法として、配線等により段差のあるn型半導体基板上のレジストに限界解像度程度の大きな貫通孔を安定に形成した後、クレゾールノボラック−ナフトキノンジアジド系のポジ型のレジスト全面に高分子材料を被着して、レジストと高分子材料との間にインターミックス層を形成し、水溶性の高分子材料を水に漬けて溶解させ、また、レジストの表面に難水溶性のインターミックス層を残留させて、貫通孔の孔径を限界解像度以下に小さくするようにしたものがある(例えば特許文献1参照。)。
特開平9−270377号公報(第1頁、図1、図2)
上記従来技術1の場合、LDD領域の横方向寸法は電気抵抗の点からFET特性に影響を与えるが、反応性イオンビームによるSiOのエッチバックという方法を用いているため横方向の寸法がばらつき、安定したFET特性の再現性に欠けるという課題があった。また、従来技術2の場合、ウェットエッチングを用いる方法であるため、リセス構造の正確な寸法制御が難しいという課題があった。従来技術3の場合、電極に用いる金属をリセスに蒸着する場合、電極の横方向の寸法はFET特性に大きく影響するため、レジストのひさし型形状の寸法を正確に制御する必要があるが、リセスを形成する工程とひさし型形状を形成する工程が分離できていないため、ひさし型形状の寸法制御が難しいという課題があった。さらに、従来技術4では、ひさし型形状の寸法制御を温度により行っているため、細かい寸法制御が難しいという課題があった。また、特許文献1に記載された技術は段差のある異なる面間のパターン形成が不正確になることを解消しようとするもので、LDD構造の形成に用いたものとは全く異なる。
この発明は、上記のような従来技術の課題を解消するためになされたもので、LDD領域の寸法制御が容易で特性の安定したLDD構造を有する半導体装置の製造方法を提供することを第1の目的としている。また、リセスの寸法を精度良く形成することができる半導体装置の製造方法を提供することを第2の目的としている。また、リセスにメタルを蒸着するときにリセスの側壁とメタルの側壁部の寸法制御が容易な半導体装置の製造方法を提供することを第3の目的としている。さらに、ひさしの寸法制御が容易な半導体装置の製造方法を提供することを第4の目的としている。
この発明に係る半導体装置の製造方法は、パターニングされたレジストをマスクとして不純物イオンまたは不純物原子を注入した後、パターンシュリンク剤により上記レジストの寸法を増大させ、然る後さらに不純物イオンまたは不純物原子を注入してLDD構造を形成するものである。
この発明においては、パターンシュリンク剤によりレジスト寸法を増大させることにより、ひさし部分の寸法制御が容易となることでLDD領域の寸法を精度良く制御でき、従って特性の安定したLDD構造を有する半導体装置の製造方法を提供することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るLDD構造を有する半導体装置の製造方法の要部を模式的に示す工程図である。なお、半導体装置としてはGaAsFETを例として説明する。先ず、図1(a)のように基板1上にメタル電極(材質:Au、膜厚:3000Å程度)2をパターニングにより形成し、メタル電極2上にレジスト(膜厚:1μm程度)3を設ける。次に、図1(b)のように電極部のメタル電極2及びレジスト3をマスクとして、不純物イオン(Si)4(または不純物原子)を注入し、基板1の表面に低濃度不純物注入領域5を形成する。次に、図1(c)に示すようにこれら全体を覆うようにパターンシュリンク剤6を例えば膜厚0.3μm程度塗布する。なお、上記パターンシュリンク剤として好ましく用いることができるものとしては、例えばAZ社製R500(商品名)等を挙げることができる。
次に図1(c)の状態でベーク(ミキシングベークと呼び、例えば120℃程度の温度で所定時間加熱する)すると、レジスト3とパターンシュリンク剤6が架橋反応を起こし、境界面に硬化層7が形成される(例えば約0.2μm厚)。パターンシュリンク剤自身は水溶性であるため、水で現像することにより、図1(d)のようにレジスト3部の寸法が硬化層7分(約0.2μm)だけ増大し、メタル電極2にひさしが設けられた構造が得られる。なお、このようにパターンシュリンク剤を用いた方法をRELACS(Resolution Enhanced Lithography Asisted by Chemical Schrink)法、処理をRELACS処理と呼ぶ。酸の成分を発生する第1のレジストと、酸の存在により架橋する架橋性の材料を主成分とする第2のレジストとにより、レジストパターンの微細化を図るときに利用されているものである。
次に、レジスト3をRELACS処理により硬化層7の寸法分だけひさし状に増大したものをマスクとして、再度不純物イオン(Si)4Aを注入することにより、図1(e)のように高濃度不純物注入領域8が形成される。最後に硬化層7及びレジスト3を剥離することにより、図1(f)のようにメタル電極2近傍に低濃度不純物注入領域5aが形成されたLDD構造が得られる。なお、LDD領域である低濃度不純物注入領域5aの横方向寸法が変わると電気抵抗が変化するため、FETの電気特性に大きな影響を及ぼす。しかし、RELACS処理では上記ミキシングベークの温度及びRELACS処理の繰り返し数(RELACS処理を繰り返すと回数に従って硬化層厚が増す)を調整して、レジスト寸法の増大量、つまり硬化層の厚みを精度良く制御することができるため、LDD領域の横方向寸法を精度良く安定して再現することができる。また、LDD構造の位置精度もデバイス特性に影響するが、1回目の不純物イオン4注入の際にメタル電極2をマスクとしたセルフアライン構造となっているため、LDD構造の位置を精度良く決定できる。
上記のように実施の形態1によれば、LDD構造を有するGaAsFETの製造方法において、パターンシュリンク剤6によりレジスト3の寸法を増大させる工程を含むことにより、レジスト寸法の増大量、即ちひさし部分を形成する硬化層7の厚みを容易に精度良く制御できる。従って特性の安定したLDD構造を有するFETを得ることができる。なお、上記のような実施の形態1に示す方法は、単結晶シリコンを能動層とするMOSFET、シリコン系化合物(例えばシリコンカーバイドSiC)を能動層とするFET、非晶質シリコンまたは多結晶シリコンを能動層とするMOSTFT、化合物半導体(例えばガリウムナイトライドGaN)を能動層とするFET、及び各種電気効果デバイス等に同様に適用することができる。
実施の形態2.
図2はこの発明の実施の形態2に係るLDD構造を有する半導体装置の製造方法の要部を模式的に示す工程図である。この実施の形態2はRELACS法を用いたマルチLDD構造の形成例を示す。図1(c)に示す構造までは上記実施の形態1と同様のプロセスを実施した後、ミキシングベークを低めの温度(例えば100℃程度)で行い、水で現像すると図2(a)のように硬化層7Aの厚みが実施の形態1よりも薄いひさし構造が得られる。次に、これをマスクとして図2(b)に示すように2回目の不純物イオン(Si)4Bの注入を行い、中程度の濃度の中濃度不純物(Si)注入領域9を形成する。
次に図2(c)のように再度パターンシュリンク剤6Aを塗布した後にミキシングベーク(100℃程度)を行い、水で現像すると、さらに2次硬化層7B分だけ厚みの増大した図2(d)のようなひさし構造が得られる。次いで、3回目の不純物イオン(Si)4Cの注入を行うことにより、図2(e)のように高濃度不純物注入領域8Aが得られ、最後に2次硬化層7B、硬化層7A、及びレジスト3からなるレジスト層を剥離することにより、図2(f)のように不純物イオン注入濃度が段階的に変化する、マルチLDD構造が得られる。なお、この例では2重LDD構造を形成する場合について説明したが、RELACS処理の回数を同様にして増やすことにより、さらに多重のLDD構造を形成することもできる。
上記のように実施の形態2によれば、パターンシュリンク剤によるレジスト寸法の増大と、不純物イオン注入を行う工程を複数回繰り返すことにより、電極近傍の不純物濃度が段階的に低くなるようにした多重のLDD構造を容易に形成することができる。なおこの方法は、単結晶シリコンを能動層とするMOSFET、シリコン系化合物(例えばシリコンカーバイドSiC)を能動層とするFET、非晶質シリコンまたは多結晶シリコンを能動層とするMOSTFT、化合物半導体(例えばガリウムヒ素GaAsまたはガリウムナイトライドGaN)を能動層とするFET、もしくは各種電気効果デバイス等に好ましく適用できることは言うまでもない。また、不純物イオンは不純物原子であっても差し支えない。
実施の形態3.
図3はこの発明の実施の形態3に係るRELACS法を用いた複数段のリセス構造形成方法の要部を模式的に示す工程図である。なお、この実施の形態3以降の発明は実施の形態1の応用発明になるものである。先ず、基板1上にレジスト3Aをパターニングして図3(a)のような構造を形成する。次に反応性イオンビーム10で加工して基板1上にリセス11を形成し、図3(b)のような1段目のリセス構造を得る。次いで、パターンシュリンク剤6Bを塗布する(図3(c))。次に、所定の温度でベークして硬化層(厚さ約0.2μm)7Cを形成し、水で現像することで図3(d)のようなリセス11の上縁部にひさしが形成された構造を得る。再度、反応性イオンビーム10Aで加工し、1段目のリセス11の底部に2段目のリセス12を形成する(図3(e))。最後にレジスト3A及び硬化層7Cを剥離し、図3(f)のような2段リセス構造を寸法精度良く形成することができる。
このように、実施の形態3によれば、2段リセスの寸法精度が良好なことで、特性が揃った半導体装置を安定して得ることができる。なお、このようなリセス構造は化合物半導体等の表面準位が多いものを能動層とする電界効果トランジスタに多く利用されている。例えばリセス12の下段にゲート電極を設けたFETでは、何れも図示省略しているソース電極とゲート電極間の抵抗が低減され、半導体表面を流れるリーク電流が低減されることで、高周波特性及び耐圧が向上されたトランジスタを得ることができる。なお、この実施の形態3では2段リセス構造を形成する場合について例示したが、同様の処理を繰り返すことにより任意の多段リセス構造を形成することもできる。また、上記実施の形態1または2と組み合わせることもできる。
実施の形態4.
図4はこの発明の実施の形態4によるRELACS法を用いたリセスのひさし寸法制御方法を模式的に示す工程図である。基板に形成されたリセスの底部にメタル(例えばAl)を蒸着する際に、リセスの側壁とメタルの側壁部までの距離(0.2μm程度)を制御する必要がある場合が多く、この実施の形態4はそのような場合に好ましく用いることができるものである。先ず、図3(d)までと同様のフローでレジスト3Aが設けられた基板1上に所望の大きさのリセス11を形成した後、RELACS処理により所望の厚みだけ硬化層7Cを形成し、ひさし型形状を形成する(図4(a))。
ひさしの寸法tの制御はミキシングベーク温度またはRELACS処理の繰り返し数により硬化層7Cの厚みを制御することにより行なわれる。次に、図4(b)のようにメタル膜13を蒸着し、リフトオフによりメタル膜13、硬化層7C、及びレジスト3Aを除去することで、図4(c)のようなリセス11部の側壁と該リセス11の底部に蒸着されたメタル13aの側壁部との距離t1(t≒t1)が所望の値に制御された構造が得られる。この実施の形態4によれば、構造的な寸法制御を精度良く行なうことができることにより、電気特性の安定した半導体装置を得ることができる。なお、この実施の形態4を上記実施の形態1〜3と組み合わせることもできる。
実施の形態5.
図5はこの発明の実施の形態5によるRELACS法を用いた2層レジスト構造のひさし寸法制御方法を模式的に示す工程図である。先ず、図5(a)のように基板1に現像液に対する溶解速度の速い第1のレジスト14を塗布し、その上に現像液に対する溶解速度の遅い第2のレジスト15を塗布した(2層共に膜厚1μm程度)後、所定の光16により露光する。上層に溶解速度の遅い第2のレジスト15を、下層に溶解速度の速い第1のレジスト14が塗布されているので、現像により図5(b)のような周囲が第1及び第2のレジスト14、15で囲まれた凹所17の上部が第2のレジスト15によって形成されたひさし15aを有する構造ができる。
溶解速度の差による、第2のレジスト15によって形成されたひさし15aの中心方向への突出寸法aは、第1のレジスト14塗布後のべーク温度により制御しているため、この段階ではあくまで大まかに調整できるのみである。そこで、次に細かい寸法制御が可能なRELACS処理を用いる。即ち、図5(c)のようにパターンシュリンク剤6Cを塗布し、ミキシングベークの後、現像すると図5(d)のようなひさし15aの中心側に硬化層7Dによって寸法制御され、ひさし寸法bが所望の大きさに形成された構造が得られる。このように寸法制御されたひさし構造は、FETなどの各種半導体装置の例えば配線を蒸着させる場合などに好ましく用いることができる。ひさしの寸法制御が精度良くできることにより得られる半導体装置の品質を均一化できる。なお、この実施の形態5を上記実施の形態1〜4と組み合わせることも自由である。
この発明の実施の形態1に係るLDD構造を有する半導体装置の製造方法の要部を模式的に示す工程図。 この発明の実施の形態2に係るLDD構造を有する半導体装置の製造方法の要部を模式的に示す工程図。 この発明の実施の形態3に係るRELACS法を用いた複数段のリセス構造形成方法の要部を模式的に示す工程図。 この発明の実施の形態4によるRELACS法を用いたリセスのひさし寸法制御方法を模式的に示す工程図。 図5はこの発明の実施の形態5によるRELACS法を用いた2層レジスト構造のひさし寸法制御方法を模式的に示す工程図。 従来技術による第1の例としてのLDD構造を有する半導体装置の製造方法を示す工程図。 従来技術による第2の例としての基板に2段リセスを形成する方法を示す工程図。 従来技術による第3の例としての基板にリセスを形成し、そこに電極等に用いる金属を蒸着する場合のひさし型形状を構成する方法を示す工程図。
符号の説明
1 基板、 2 メタル電極、 3、3A レジスト、 4、4A、4B、4C 不純物イオン(または不純物原子)、 5、5a 低濃度不純物注入領域、 6、6A、6B、6C パターンシュリンク剤、 7、7A、7C、7D 硬化層、 7B 2次硬化層 、 8A 高濃度不純物注入領域、 9 中濃度不純物注入領域、 10、10A 反応性イオンビーム、 11 リセス、 12 リセス(多段リセス)、 13 メタル膜、 13a メタル、 14 第1のレジスト、 15 第2のレジスト、 15a ひさし、 16 光、 17 凹所。

Claims (5)

  1. パターニングされたレジストをマスクとして不純物イオンまたは不純物原子を注入した後、パターンシュリンク剤により上記レジストの寸法を増大させ、然る後さらに不純物イオンまたは不純物原子を注入してLDD構造を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 上記パターンシュリンク剤によりレジストの寸法を増大させた後、不純物イオンまたは不純物原子を注入する工程を複数回繰り返すことにより、多重のLDD構造を形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. パターニングされたレジストを用いてリセスを形成した後、パターンシュリンク剤により上記レジストの寸法を増大させ、然る後上記リセス内にさらにリセスを形成することにより複数段のリセスを形成する工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. リセスの側壁と該リセスの底部に蒸着されたメタルの側壁部との距離の制御を、パターンシュリンク剤によるひさし寸法の制御によって行なう工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 基板に現像液に対する溶解速度の速い第1のレジストを塗布し、その上に現像液に対する溶解速度の遅い第2のレジストを塗布した後、現像して、上記第2のレジストからなるひさしを形成した後、パターンシュリンク剤を塗布し、上記ひさしの寸法を制御する工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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