JP2007309498A - クリップナット - Google Patents

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Abstract

【課題】ナットの浮きや傾きがなくて位置決め機能も優れているクリップナットを提供する。
【解決手段】クリップ体1は、表挟持板3と裏挟持板4と接続部5とからなっており、裏挟持板4にナット2を取り付けている。ナット2は、裏挟持板4のボルト挿通穴に嵌まる突起部7を備えており、突起部7をかしめることにより、裏挟持板4に脱落不能に保持されている。裏挟持板4のボルト挿通穴は長穴になっており、ナット2はボルト挿通穴の長手方向にスライドさせることができる。裏挟持板4には回り止めの姿勢保持片9が折り曲げ形成されている。
【選択図】図2

Description

本願発明は、2つのワーク(以下の説明では、第1ワークと第2ワークというように使い分けることがある)を重ねた状態に締結するためにボルトとセットで使用されるクリップナットに関するものである。
クリップナットは、金属板を略U字状又はコ字状に折り曲げて形成したクリップ体と、このクリップ体に脱落不能に取り付けたナットとで構成されており、クリップ体をその弾性に抗して押し広げることで第1ワークにワンタッチ的に取り付けることができる。
ナットは、一般には、溶接によってクリップ体に固着していることが多いが(例えば特許文献1〜4)、特許文献5には、ナットを段部付きの形態として、ナットの段部に重なる部分を有すると共にナットの外周の全体を囲う保持筒部をクリップ体に設けることが開示されている。
また、締結作業の開始前にクリップナットが第1ワークから脱落することを防止すると共にナットを位置決めするため、クリップナットに、第1ワークのボルト挿通穴に嵌まる抜け止め手段を設けることが考えられている。その例として、特許文献1及び2には、クリップ体を構成する2枚の挟持板のうちナットが取り付いていない挟持板に突出片・係止ガイド部を設けることが開示されており、特許文献3には、ナットを取り付けている挟持板に位置決め筒部を形成することが開示されており、更に特許文献5には、ナットに位置決め筒部を形成することが開示されている。
実開昭63−115910号公報 特開平9−229044号公報 特開2002−276638号公報 特開2005−308078号公報 特開2003−120639号公報
ナットをクリップ体に溶接する場合、反りが発生してナットの座面とクリップ体との間に隙間が空いてしまったり、クリップ体の塗装やメッキが溶接の熱で剥げてしまったりする問題があった。また、クリップ体とナットとの相対的な位置関係を変えることはできないため、ワークのボルト挿通穴とナットとが芯ずれしてしまって使用できなくなる虞がある点も問題であった。
他方、特許文献5の構成では、ナットが段付きという非常に特殊な形状になるため加工コストが嵩むという問題がある。
本願発明は、このような現状を改善することを課題とするものである。
本願発明のクリップナットは、基本的な構成は従来と同様であり、ワークを挟持する弾性板製のクリップ体と、前記クリップ体に取り付けたナットとから成っており、前記クリップ体は、ワークの一方の面に重なる表挟持板と、ワークの他方の面に重なる裏挟持板と、前記表挟持板と裏挟持板とをその一端においてつなぐ接続部とを備えており、更に、前記裏挟持板にはボルト挿通穴が空いている一方、前記ナットは、裏挟持板のうち表挟持板と反対側の面に重なるように配置されている。
そして、請求項1の発明では、特徴として、前記ナットは少なくとも一対の平行な側面を有する非円形に形成されており、このナットは、当該ナットに形成した突起部とクリップ体の裏挟持板とを嵌め合わせるか、又は、ナットの側面と頂面の側から囲うホルダー部をクリップ体の裏挟持板に設けることにより、前記クリップ体に取り付けられており、更に、前記クリップ体の裏挟持板又はホルダー部に、ナットの平行な一対の側面に当たって当該ナットを回転不能に保持する姿勢保持片が設けられている。
請求項2の発明では、請求項1において、前記クリップ体の表挟持板に、ワークに空けられたボルト挿通穴に入り込む抜け止め片部を、ボルトと干渉しない状態で形成している。
請求項3の発明では、請求項1又は2において、前記クリップ体における裏挟持板のボルト挿通穴は、裏挟持板の自由端と接続部とを結ぶ線に沿って長く延びる長穴になっており、前記ナットは、前記長穴に沿ってスライドし得る状態で裏挟持板に取り付けられており、更に、前記姿勢保持片は裏挟持板の側縁に折り曲げ形成されている。
請求項4の発明では、請求項1と同様の基本的な構成の下で、前記クリップ体の裏挟持板は前記接続部から遠ざかる方向に長く延びていて前記ボルト挿通穴は裏挟持板の長手方向に長い長穴になっている一方、前記ナットは少なくとも一対の平行な側面を有する非円形に形成されており、前記ナットのうち裏挟持板と重なる部分でかつ雌ねじ穴の周囲の部位には、前記クリップ体の裏挟持板に形成された長穴状ボルト挿通穴に挿入された突起部が形成されており、前記突起部を、前記ボルト挿通穴の長手方向に移動可能な状態で裏挟持板に取り付けており、更に、前記クリップ体の裏挟持板に、ナットの平行な一対の側面に当たって当該ナットを回転不能に保持する姿勢保持片が形成されている。
本願発明では、ナットはかしめのような嵌め合わせか又はホルダー部で囲うこと等でクリップ体に取り付けられており、溶接で固着しているのではないため、クリップ体とナットとの間に空間が空く問題や、塗装やメッキが剥がれる問題は生じない。また、例えばかしめ等の嵌め合わせやホルダー部で囲うような簡易な取り付け方法でありながら、ナットはクリップ体に設けた姿勢保持片によって回転不能に保持されており、従って、ボルトのねじ込みに支障をきたすことは全くない。
請求項1はかしめ等の嵌め合わせによる取り付けとホルダー部を使用した取り付けとを含んでいるが、ホルダー部を使用した取り付け手段を採用すると、ホルダー部はナットをその側面と頂面の側から囲う形態であるため、ナットには特別の加工を施す必要がなく、その結果、市販されている六角ナットをそのまま使用でき、このためコストを抑制できる。
請求項2のように構成すると、抜け止め部の存在により、クリップナットはワークから簡単には外れない状態に保持されるため好適である。この場合、抜け止め部は環状に形成することも可能であるが、実施形態のように、裏挟持板のうち接続部に寄った端部に爪状の形態で設けると、ナットの位置が多少ずれてもボルトを抜け止め部と干渉することなくナットにねじ込みできるため、特に好適であると言える。
請求項3のように構成すると、ボルト挿通穴が長穴になっていることによってナットの位置を変えることができるため、ワークのボルト挿通穴に加工誤差があっても、その誤差を吸収できる利点がある。
請求項4のように構成すると、ボルト挿通穴が長穴であるため請求項3と同様に加工誤差を吸収できる。また、ナットに形成した突起部をクリップ体の裏挟持板に取り付けたものであるため、クリップナットはクリップ体とナットとの2パーツで良く、このため、シンプルな構成とすることができる。更に、ナットに形成した突起部がワークのボルト挿通穴に嵌まって位置決め機能を果たすこと、換言すると突起部をストッパーとして機能させることが可能になるため、クリップ体に抜け止め部を設けなくてもワークから簡単には外れない状態に保持することが可能になる利点がある(抜け止め部と併用するとより好ましい)。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(1).第1実施形態
図1〜図4では第1実施形態を示しており、クリップ体の構成は図1に示されている。図1のうち(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図、(D)は底面図、(E)は(A)のE−E視断面図、(F)は(A)のF−F視断面図である。
クリップナットは、弾性を有する金属板で製造されたクリップ体1と、このクリップ体1に取り付けた六角のナット2とから成っている。クリップ体1は、表挟持板3と裏挟持板4と両者をその一端部においてつなぐ接続部5とから成っていて略コ字状に形成されており、裏挟持板4のうち表挟持板3と反対側の面にナット2を配置している。クリップ体1の素材としては、例えば、ばね鋼や鋼板、ステレンス板などを採用できる裏挟持板4は接続部5から遠ざかる方向に長い帯状になっている。
裏挟持板4にはボルト挿通穴6が空いている。このボルト挿通穴6は、裏挟持板4の付け根と自由端とを結ぶ線に沿った方向(裏挟持板4の長手方向)に長い長穴になっている。そして、ナット2のうち裏挟持板4と重なる部分でかつ雌ねじ穴の周囲に、ボルト挿通穴6に嵌まり得る環状の突起部7を形成して、この突起部7をかしめてその外周に環状溝8を形成し、この環状溝8に裏挟持板4の内周縁を嵌め込むことにより、ナット2を裏挟持板4に脱落不能に取り付けている。
ボルト挿通穴6を円形(真円)に形成して、突起部7を裏挟持板4の内周縁を強く押さえ付ける状態にかしめることも可能であるが、本実施形態では、突起部7は、ナット2がスライドし得る状態にかしめており、そして、裏挟持板4には、ナット2の2つの平行な側面に密接又は密着する姿勢保持片9を折り曲げ形成している。このため、ナット2はボルト挿通穴6の長手方向に沿って自由にスライドさせることができ、かつ、回転不能に保持されている。
表挟持板3は、ナット2にねじ込まれるボルト10と干渉しない長さに設定されており、かつ、その先端(自由端)に、裏挟持板4に向けて突出した細幅で爪状の抜け止め部11を折り曲げ形成している。また、表挟持板3と裏挟持板4とは、先端に行くに従って間隔が狭まるように非平行状に形成している。
図2及び図3ではクリップナット2の使用例を示している。本例では、プレハブ住宅のような建物を構成するH型鋼製の梁材(胴縁)12に壁材13を取り付けることに使用しており、壁材13にはL形のブラケット材(アングル材)14がねじ止め等によって固定されており、かつ、梁材12とブラケット材14とにはそれぞれボルト挿通穴15,16が空いている。
敢えて述べるまでもないが、ブラケット材14が梁材12に締結するに際しては、梁材12に外側からの嵌め込みによってクリップ体1を取り付けてから、壁材13のブラケット材14を梁材12に重ね合わせ、次いで、ボルト10をナット2にねじ込むという手順を踏んだらよい。
そして、表挟持板3の抜け止め部11が梁材12のボルト挿通穴15に嵌まっているため、締結前にクリップ体1が梁材12から脱落したり位置ずれしたりすることはない。また、梁材12にボルト挿通穴15を加工するに際して端縁からの間隔寸法に多少の加工誤差があっても、ナット2をスライドさせることで誤差を吸収できる。ナット2の突起部7がボルト挿通穴15に嵌まっていると、突起部7によって位置決めできると共に、ナット2が広い面積で梁材12に重なるため、好適である(突起部7が梁材12のボルト挿通穴15に嵌まっていない状態も有り得るが、締結機能に特段の支障はない。)。
なお、本実施形態では、クリップ体1の表挟持板3は、ボルト10を挟んで壁材13の側だけの部位でブラケット材14と梁材12とに重なっているが、クリップ体1は薄いので締結力が低下するような問題はない。また、クリップ体1は両挟持板3,4の間隔を広げるように弾性変形させることで梁材12に取り付けられるが、梁材12に取り付けた状態では必ずしも弾性復元力が働いていなくてもよい。
本実施形態のように、表挟持板3と裏挟持板4との間隔を端に行くに従って狭まるように形成すると、厚さの異なるワークに対応できる利点がある。図4では、両挟持板3,4の付け根部の間隔寸法よりも薄い梁材12に取り付けた状態を示している。
(2).第2実施形態
図5では、第2実施形態の変形例である第2実施形態を示している。この実施形態は、表挟持板3を裏挟持板4と同じ程度の長さに設定して、表挟持板3にもボルト挿通穴18を形成しており、また、両挟持板3,4の先端には嵌め込みをガイドするため、互いに間隔が広がる傾斜部3a,4aを形成している。この実施形態では、抜け止め部11はボルト挿通穴18の内周縁に形成している。
このように表挟持板3にもボルト挿通穴18を空けている場合、抜け止め部11は筒状に形成したり、ボルト挿通穴18の内周縁に沿って飛び飛びに形成したりすることも可能であるが、接続部5に近い内周縁のみに爪状の状態で形成するだけでも十分であると言える。
(3).第3実施形態
図6では第3実施形態を示している。(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は部分的な拡大断面図である。
この実施形態では、クリップ体1は第1実施形態とほぼ共通した形態になっている一方、ナット2は突起部が存在しない通常の六角のナット2を使用している。そして、ナット2の脱落防止手段として、ナット2を裏挟持板4と反対側から囲う金属板製のホルダー部19を別途製造して、このホルダー部19に設けた羽根部19aを裏挟持板4に重ね合わせ、裏挟持板4に形成した筒部(バーリング部)20をかしめている。ホルダー部19のボルト挿通穴19bは長穴になっている。
表挟持板3には、かしめ加工に際して押さえ用治具を嵌め込む透かし穴21が空いている。また、本実施形態では、姿勢保持片9も脱落防止手段の役割を担っている。姿勢保持片9はホルダー部19に形成することも可能である。また、ホルダー部19は裏挟持板4に一体に形成することも可能である。
本実施形態では、表挟持板3のうち付け根よりの大部分は裏挟持板4と平行な状態で延びており、先端側を傾斜させてその最先端に抜け止め部11を形成している。いうまでもないが、ブラケット材14のようなワークを重ねると、表挟持板3はフラットに延び変形する。
(4).第4実施形態
図7では第4実施形態を示している。(A)は一部破断平面図、(B)は(A)のB−B視部分断面図、(C)は部分平面図である。
この実施形態では、ナット2の取り付け手段として、ナット2に筒状の突起部7を形成してその外周に予め環状溝8を加工している一方、クリップ体1における裏挟持板4のボルト挿通穴6を、ナット2の突起部7が嵌まる大きさの大径部6aと突起部7の外径よりは小径で環状溝8が嵌まり得る幅の小径部6bとからなるダルマ形穴に形成しており、更に、裏挟持板4の姿勢保持片9に、ナット2の抜け止め手段の一例としての突起22を内向きに膨出形成している。
この実施形態では、ナット2は、その突起部7をボルト挿通穴6の大径部6aに嵌め入れてから姿勢保持片9の弾性に抗してボルト挿通穴6の小径部6bに強制的にスライドさせることにより、裏挟持板4に取り付けられる。従って、かしめ工程は必要ない。
(5).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化することができる。例えば、クリップ体の形状や大きさは用途に応じて任意に設定できる。一つのクリップ体に複数個のナットを取り付けることも可能である。また、ナットは六角に限らず四角形のものも使用できる。
第1実施形態のクリップナットを構造を示す図である。 第1実施形態の使用状態を示す図である。 第1実施形態の使用状態を示す図である。 第1実施形態の使用状態を示す図である。 第2実施形態を示す図である。 第3実施形態を示す図である。 第4実施形態を示す図である。
符号の説明
1 クリップ体
2 ナット
3 表挟持板
4 裏挟持板
5 接続部
6 裏挟持板のボルト挿通穴
7 突起部
8 突起部の環状溝
9 姿勢保持片
10 ボルト
11 抜け止め部
12 ワーク(第1ワーク)の一例としての建物の梁材
14 ワーク(第2ワーク)の一例としてのブラケット材
15,16 ワークのボルト挿通穴

Claims (4)

  1. ワークを挟持する弾性板製のクリップ体と、前記クリップ体に取り付けたナットとから成っており、
    前記クリップ体は、ワークの一方の面に重なる表挟持板と、ワークの他方の面に重なる裏挟持板と、前記表挟持板と裏挟持板とをその一端においてつなぐ接続部とを備えており、更に、前記裏挟持板にはボルト挿通穴が空いている一方、前記ナットは、裏挟持板のうち表挟持板と反対側の面に重なるように配置されているクリップナットであって、
    前記ナットは少なくとも一対の平行な側面を有する非円形に形成されており、このナットは、当該ナットに形成した突起部とクリップ体の裏挟持板とを嵌め合わせるか、又は、ナットの側面と頂面の側から囲うホルダー部をクリップ体の裏挟持板に設けることにより、前記クリップ体に取り付けられており、更に、前記クリップ体の裏挟持板又はホルダー部に、ナットの平行な一対の側面に当たって当該ナットを回転不能に保持する姿勢保持片が設けられている、
    クリップナット。
  2. 前記クリップ体の表挟持板に、ワークに空けられたボルト挿通穴に入り込む抜け止め片部を、ボルトと干渉しない状態で形成している、
    請求項1に記載したクリップナット。
  3. 前記クリップ体における裏挟持板のボルト挿通穴は、裏挟持板の自由端と接続部とを結ぶ線に沿って長く延びる長穴になっており、前記ナットは、前記長穴に沿ってスライドし得る状態で裏挟持板に取り付けられており、更に、前記姿勢保持片は裏挟持板の側縁に折り曲げ形成されている、
    請求項1又は2に記載したクリップナット。
  4. ワークを挟持する弾性板製のクリップ体と、前記クリップ体に取り付けたナットとから成っており、前記クリップ体は、ワークの一方の面に重なる表挟持板と、ワークの他方の面に重なる裏挟持板と、前記表挟持板と裏挟持板とをその一端においてつなぐ接続部とを備えており、更に、前記裏挟持板にはボルト挿通穴が空いている一方、前記ナットは、裏挟持板のうち表挟持板と反対側の面に重なるように配置されているクリップナットであって、
    前記クリップ体の裏挟持板は前記接続部から遠ざかる方向に長く延びていて前記ボルト挿通穴は裏挟持板の長手方向に長い長穴になっている一方、前記ナットは少なくとも一対の平行な側面を有する非円形に形成されており、前記ナットのうち裏挟持板と重なる部分でかつ雌ねじ穴の周囲の部位には、前記クリップ体の裏挟持板に形成された長穴状ボルト挿通穴に挿入された突起部が形成されており、前記突起部を、前記ボルト挿通穴の長手方向に移動可能な状態で裏挟持板に取り付けており、更に、前記クリップ体の裏挟持板に、ナットの平行な一対の側面に当たって当該ナットを回転不能に保持する姿勢保持片が形成されている、
    クリップナット。
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