JP2007309414A - 管継手 - Google Patents

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毅博 小林
Norimichi Tsuchigishi
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Abstract

【解決手段】管継手10では、本体16が湾曲し、その管底の曲がる位置に曲点22が設けられる。本体16の両側にそれぞれ流入口36および流出口42が形成され、流入口36に横管12が接続され、流出口42に傾斜管14が接続される。そして、流入口36から本体16に向かって縮径部分32aにより管底が下がり、その下がり始める位置に落下開始点40が設けられる。
【効果】落下開始点が曲点より流入口側に位置することにより、流入口から流入する排水が傾斜管に衝突せず、排水が傾斜管を閉塞しにくくなるため、横管に接続される排水設備の封水破壊が防止される。
【選択図】図4

Description

この発明は、管継手に関し、特にたとえば、横管の下流側端部と傾斜管の上側端部とを接続する、管継手に関する。
従来の管継手の一例が、特許文献1に開示されている。この特許文献1の図4では、落差接合構造によって屋内排水主管と排水ますとが接続されている。この落差接合構造は、下向きの第1の45度エルボ、45度傾斜管、上向きの第2の45度エルボ、横管、90度曲管および第2の横管を連結することにより形成される。
特開2005−146524号公報[E03F 5/10]
特許文献1の従来技術では、図5に示すように、屋内排水主管1を流れる排水の量が多い場合、および/または排水の速度が速い場合、排水が屋内排水主管1から第1の45度エルボ3へ流れると、排水は水平方向に進みながら、曲点4、つまり第1の45度エルボ3の曲がる位置で重力により落下し始めて、斜め下方に向かって流下する。そして、排水は、45度傾斜管2の内面に衝突して跳ね返り、45度傾斜管2を閉塞してしまうことがある。この場合、排水の上流側に減圧が発生し、屋内排水主管1に繋がる排水設備(図示せず)の封水破壊が生じてしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、排水設備の封水破壊を防止することができる、管継手を提供することである。
請求項1の発明は、湾曲する本体、本体の一方端に設けられる流入口、本体の他方端に設けられる流出口、流入口から流出口へ向かって本体の管底が曲がる位置に設けられる曲点、および曲点より流入口側に設けられる落下開始点を備える、管継手である。
請求項1の発明では、曲点(22:実施例において相当する部分を例示する参照符号。以下同じ。)より流入口(36)側に落下開始点(40)を設けると、流入口(36)に対向する側の内面と落下開始点(40)との間の距離が、流入口(36)に対向する側の内面と曲点との間の距離に比べて大きくなる。このため、多量または高速の排水が流入口(36)から流入口(36)に対向する側の内面へ向かって水平方向に流入しても、排水が曲点で重力により落下し始める場合に比べて、排水が落下開始点(40)で重力により落下し始める場合の方が排水は内面に衝突しにくい。よって、管継手またはその流出口(42)に接続される傾斜管(14)を排水が閉塞することを防ぎ、延いては排水の上流側の減圧発生も防止する。
この発明によれば、曲点より流入口側に落下開始点を設けることにより、排水設備の封水破壊を防止することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1に示すこの発明の一実施例である管継手10は、図2に示す横管12の下流側端部と傾斜管14の上側端部とを接続するために用いられる。
管継手10は、図1−図3に示すように、塩化ビニル樹脂などの合成樹脂で形成され、本体16を有する。本体16は中空円筒形状であって、その内部に中空部を含む。本体16の両端部にそれぞれ流入側管部18および流出側管部20が設けられ、流入側管部18から流出側管部20に向かって本体16が湾曲する。この湾曲する角度θは、0°より大きく90°より小さく、たとえば45°に設定されて、流入側管部18は水平方向に延び、流出側管部20は斜め45°下方に延びる。そして、流入側管部18から流出側管部20に向かって本体16の管底が下方へ曲がり始める位置に曲点22が設けられる。
流入側管部18および流出側管部20の内径は本体16の内径より少し大きく設定されて、流入側管部18および流出側管部20の内面と本体16の内面との間に径方向に段差24が形成される。流入側管部18の中に流入側枠部26が嵌め込まれ、流出側管部20の中に流出側枠部28が嵌め込まれる。
流入側枠部26は外側枠部分30a、縮径部分32aおよび内側枠部分34aを有し、これら外側枠部分30a、縮径部分32aおよび内側枠部分34aは一体的に形成される。
外側枠部分30aは中空円筒形状である。その外面は流入側管部18の内面に接し、接着剤などにより固定されるため、外側枠部分30により流入側枠部26が流入側管部18に取り付けられる。外側枠部分30aの厚みは段差24の高さに相当し、外側枠部分30aの内面は本体16の内面と平滑に接続される。
内側枠部分34aは中空円筒形状に形成され、その外径は外側枠部分30aの内径より小さく設定されるため、内側枠部分34aは外側枠部分30aと間隔を隔てて、外側枠部分30aの中に挿入される。そして、内側枠部分34aは流入側枠部26の中で最も高い位置に設けられ、内側枠部分34aの管底と外側枠部分30aの管底との間に高低差が形成される。また、内側枠部分34aは水平方向に延びて、その開口に流入口36が形成され、流入口36が側方に向かって開口する。これにより、内側枠部分34aは横管12と接続するための受口として用いられ、内側枠部分34aにより水平方向に配置される横管12と管継手10が接続される。
縮径部分32aは外側枠部分30aおよび内側枠部分34aを接続するものであって、縮径部分32aの本体側端部が外側枠部分30aの本体側端部に接合し、縮径部分32aの開口側端部が内側枠部分34aの本体側端部が接合する。また、縮径部分32aの開口側端部と内側枠部分34aとの間に径方向の段差38が設けられ、この段差38の大きさは横管12の肉厚に相当する。このため、内側枠部分34aの中に横管12を挿入すると、横管12の内面と縮径部分32aの内面とは円滑に接続される。そして、縮径部分32aは中空の截頭円錐体状に形成されて、内側枠部分34aから外側枠部分30aに向かって縮径部分32aの管底が下り勾配となる。これにより、横管12から本体16へ管底が徐々に下がる。
また、流入側枠部26に落下開始点40が設けられる。落下開始点40は、流入側枠部26における管底が流入口36の管底より低くなることにより、流入口36から流入した排水が重力により落下し始める位置である。このため、落下開始点40は、縮径部分32aの開口側端部の管底に形成され、曲点22より流入口36側に設けられる。この曲点22と落下開始点40との間の距離Dは縮径部分32aの軸方向の長さに相当する。
流出側枠部28は流入側枠部26とほぼ同様のものである。しかしながら、流入側枠部26の内側枠部分34aが、流入側枠部26の中で最も高い位置に設けられ、かつ横管12との接続受口として用いられて、内側枠部分34aの開口に流入口36が形成されるのに対して、流出側枠部28の内側枠部分34bが、流出側枠部28の中で最も低い位置に設けられ、かつ傾斜管14との接続受口として用いられて、流出側枠部28の開口に流出口42が形成される点が異なる。これ以外の部分に関して流出側枠部28は流入側枠部26と同様であるために共通する部分については同じ番号を付して、その番号の説明を省略する。ただし、わかりやすいように、流入側枠部26の外側枠部分30a、縮径部分32aおよび内側枠部分34aには各参照番号30、32、34の後にaを付け、流出側枠部28の外側枠部分30b、縮径部分32bおよび内側枠部分34bには各参照番号30、32、34の後にbを付けて、これらを区別しているが、これらはそれぞれ同様のものである。
このような管継手10を用いた排水管路44を形成するには、横管12を水平方向に配置して、その上流側に排水設備(図示せず)を接続し、下流側端部を流入側枠部26の内側枠部分34の中に挿入し接着接合する。そして、傾斜管14を斜め下方へ傾斜させてから、その上側端部を流出側枠部28の内側枠部分34の中に挿入して接着接合し、下側端部を下水道に繋がる排水管(図示せず)などに接続する。これにより、管継手10により横管12および傾斜管14が接続され、排水管路44が形成される。
この排水管路44の管底は、横管12により水平方向に延び、横管12の下流側端部から本体16に向かって縮径部分32aにより下り勾配となり、さらに本体16および傾斜管14によって下方へ傾斜して低くなる。
このため、排水設備から排水を流すと、排水は横管12を水平方向に流れ、流入口36から管継手10の中に流入する。そして、排水は、縮径部分32a、本体16および縮径部分32bに沿って流れ、流出口42から傾斜管14へ流出した後、さらに傾斜管14の中を流下する。
また、横管12を流れる排水の量が多い場合、および/または排水の速度が速い場合、排水は管継手10および傾斜管14に沿って流れずに、排水は、落下開始点40から流入口36に対向する側の内面に向かって水平方向に飛び出すとともに、落下開始点40から落下し始めて、斜め下方に落下する。このとき、流入口36に対向する側の内面と落下開始点40との間の距離が短いと、排水は管継手10または傾斜管14の内面に衝突してしまうが、この距離が長いため、排水が傾斜管14に衝突せずに、傾斜管14の中をスムーズに流下することができる。
すなわち、図5に示す従来技術のように、屋内排水主管1および45度傾斜管2を45度エルボ3で接続すると、45度エルボ3の中で屋内排水主管1の管底より低くなる位置は曲点4であるため、排水は曲点4から水平方向に飛び出しながら、曲点4から落下し始める。そして、排水は、たとえば、曲点4から水平方向に距離Lだけ進み、かつ垂直方向に高さHだけ落下した地点で、流入口に対抗する側の45度傾斜管2の内面に衝突する。
これに対して、図4に示す管継手10では排水が落下し始める位置は落下開始点40であって、落下開始点40は曲点22より距離Dだけ流入口36側に位置するため、流入口36に対向する内面と落下開始点40との間の距離は、流入口36に対向する内面と曲点22との間の距離に比べて距離Dだけ長くなる。よって、図5に示す場合と同様に排水が流入すると、排水は、落下開始点40から水平方向に距離Lだけ進んで、垂直方向に高さHだけ落下するが、その地点において排水と内面との間に距離Dの間隔があく。また、排水速度の水平方向の成分はほぼ同じであるのに対し、垂直方向の成分は時間とともに大きくなることにより、排水はこの地点からさらに下方へ傾斜しながら流下する。したがって、排水は傾斜管14において流入口36に対向する側の内面に衝突することなく、傾斜管14の中を流れることができる。
このように、曲点22より流入口36側に落下開始点40を設けると、排水は管継手10や傾斜管14に衝突しにくいため、管継手10または傾斜管14を排水が閉塞することが防がれ、延いては排水の上流側の減圧発生および排水設備の封水破壊が防止される。
なお、截頭円錐体状の縮径部分32aによって落下開始点40から本体16に向かって管底を下り勾配にしたが、このような形状に限定されず、落下開始点40から管底が下がるような形状であればよい。
また、上で挙げた角度や寸法の具体的数値はいずれも単なる一例であり、必要に応じて適宜変更可能である。
この発明の一実施例の管継手を示す断面図である。 図1の管継手により横管および傾斜管を接続して排水管路を形成した状態を示す断面図である。 図1の管継手の流入口側を示す平面図である。 図2の排水管路に排水を流した状態を示す断面図である。 従来技術の排水管路に排水を流した状態を示す断面図である。
符号の説明
10…管継手
16…本体
22…曲点
36…流入口
40…落下開始点
42…流出口

Claims (1)

  1. 湾曲する本体、
    前記本体の一方端に設けられる流入口、
    前記本体の他方端に設けられる流出口、
    前記流入口から前記流出口へ向かって前記本体の管底が曲がる位置に設けられる曲点、および
    前記曲点より前記流入口側に設けられる落下開始点を備える、管継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013139839A (ja) * 2011-12-29 2013-07-18 Bridgestone Corp 管体用継手
CN107990075A (zh) * 2017-11-30 2018-05-04 苏州水博士建材科技有限公司 一种排水管道用弯头及包括该弯头的排水系统

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