JP2007308969A - 内壁の構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】全体としての施工性を高めることができるとともに、工事安全性を確保でき、しかもプランに応じた間仕切壁の配置を自由に設定、変更できる内壁の構造を提供する。
【解決手段】建物内部の空間を区切るために垂直にのびる内壁の構造であって、屋根及び天井の間に配置されるとともに屋根梁の上に設置される小屋裏耐火間仕切と、天井及び床の間に配置されるとともに建物内のスペースを区画する間仕切壁とを含み、前記小屋裏耐火間仕切は、外周枠の内側に補強桟を架け渡して形成されたパネルフレームの両側に板材を貼着した小屋裏間仕切パネルを屋根梁の上に固定することにより形成され、前記間仕切壁は、板材の裏面に垂直なスタッドを予め固着したハーフパネルと、このハーフパネルに対し、そのスタッド側で重なり合う単独の板材とを天井及び床の間に取付けて形成されることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】建物内部の空間を区切るために垂直にのびる内壁の構造であって、屋根及び天井の間に配置されるとともに屋根梁の上に設置される小屋裏耐火間仕切と、天井及び床の間に配置されるとともに建物内のスペースを区画する間仕切壁とを含み、前記小屋裏耐火間仕切は、外周枠の内側に補強桟を架け渡して形成されたパネルフレームの両側に板材を貼着した小屋裏間仕切パネルを屋根梁の上に固定することにより形成され、前記間仕切壁は、板材の裏面に垂直なスタッドを予め固着したハーフパネルと、このハーフパネルに対し、そのスタッド側で重なり合う単独の板材とを天井及び床の間に取付けて形成されることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、屋根及び天井の間に配置される小屋裏耐火間仕切、及び天井及び床の間に配置されるとともに建物内のスペースを区画する間仕切壁を含む内壁の構造に関する。
建物の耐火性能向上ため、屋根と天井の間で形成される小屋裏空間に、準耐火構造の間仕切りを設置することが求められる。特に延焼の危険性が高い共同住宅においては、各戸の界壁を準耐火構造とするとともに、これを小屋裏に延長することが法規上規定されている。
そこで、天井内部で小屋裏耐火間仕切を施工し、次いで、天井下地を施工して、該天井下地に天井ボードを貼るとともに、前記小屋裏耐火間仕切の下端と天井ボードとの間にロックウールを詰め、その後、前記小屋裏耐火間仕切に沿えて天井ボードと床との間に室内軽量鉄骨耐火間仕切を施工する工法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
前記工法においては、天井内の施工と室内の施工を区分し、その小屋裏耐火間仕切を当初に施工し、室内耐火間仕切を終段に施工するので、天井工事の際、室内に障害物となる間仕切がなく、資材の運搬や移動が楽に行え、天井下地、ボード貼り、各種配管、配線等の施工性をよくすることができ、工期を短縮でき、コストを低減できる。
しかしながら、小屋裏耐火間仕切の施工は、高所でかつ狭小なスペースでの作業が要求されることから、作業性が低下するとともに危険性をいう問題がある。そこで小屋裏耐火間仕切の施工専用の足場を設置すると、安全性は確保できるものの、工期がのびるとともに、コストが嵩む原因となる。
本発明は、小屋裏耐火間仕切は、小屋裏間仕切パネルを屋根梁の上に固定することにより形成するとともに、間仕切壁は、ハーフパネルと、単独の板材とを天井及び床の間に取付けて形成することを基本とし、全体としての施工性を高めることができるとともに、工事安全性を確保でき、しかもプランに応じた間仕切壁の配置を自由に設定、変更できる内壁の構造の提供を課題としている。
前記目的を達成するために、請求項1に係る発明では、建物内部の空間を区切るために垂直にのびる内壁の構造であって、屋根及び天井の間に配置されるとともに屋根梁の上に設置される小屋裏耐火間仕切と、天井及び床の間に配置されるとともに建物内のスペースを区画する間仕切壁とを含み、前記小屋裏耐火間仕切は、外周枠の内側に補強桟を架け渡して形成されたパネルフレームの両側に板材を貼着した小屋裏間仕切パネルを屋根梁の上に固定することにより形成され、前記間仕切壁は、板材の裏面に垂直なスタッドを予め固着したハーフパネルと、このハーフパネルに対し、そのスタッド側で重なり合う単独の板材とを天井及び床の間に取付けて形成されることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、前記小屋裏間仕切パネルは、板材の上端側又は下端側を短く形成することにより、パネルフレームの上枠又は下枠が露出する作業窓が形成され、この作業窓は、小屋裏間仕切パネルを固着する作業終了後に、覆板によって覆われ、請求項3に係る発明において、前記小屋裏間仕切パネルは、パネルフレームの上枠が、屋根勾配に合わせた角度で傾く、傾斜上枠により形成されることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、前記間仕切壁は、天井高さ、床高さにおいて互いに向き合って水平にのびる上、下のランナーを更に含み、前記ハーフパネルは、そのスタッドの上、下端部を前記ランナーに固着することにより取付けられ、請求項5に係る発明において、前記ハーフパネルは、スタッドを一方の側縁部に取り付けるとともに、このスタッドは、その一部が板材の縁部から側方に食み出して配置され、スタッドの前記食み出し部に隣接する板材の縁部が固着されることを特徴とする。
請求項1に係る発明においては、小屋裏耐火間仕切は、パネルフレームの両側に板材を貼着した小屋裏間仕切パネルを屋根梁の上に固定することにより形成するため、足場の悪い小屋裏空間における作業性が向上するとともに、パネル化によって危険作業を低減できることから工事安全性を高めうる。しかも所定の耐火性能が要求される小屋裏間仕切を、品質管理レベルの高い工場で生産された小屋裏間仕切パネルを用いて構築するため、安定した耐火性能が確実に得られる。他方間仕切壁は、板材の裏面にスタッドを予め固着したハーフパネルと、このハーフパネルに重なり合う単独の板材とを天井及び床の間に取付けて形成するため、平面プランに応じて自由に配置できるとともに、建築現場での変更にも柔軟に対応できる。しかも経時後のプラン変更、或いはリフォームの際には、間仕切壁のみを部分的に除去するとともに位置を替えるなどして、間仕切壁の位置変更、撤去、増設などを簡単に行なえる。
請求項2に係る発明では、小屋裏間仕切パネルに、パネルフレームの上枠又は下枠が露出する作業窓を形成し、この作業窓を固着作業終了後に覆板によって覆うように構成すると、足場が悪く、しかも手狭な小屋裏空間での取り付け作業を能率的に行なえる。しかも作業を終えた作業窓は、覆板で閉鎖されることから、防火性能を損ねることがない。
請求項3に係る発明では、屋根勾配に合わせた角度で傾く、傾斜上枠によって小屋裏間仕切パネルの上枠を形成すると、建築現場で加工することなく、小屋裏空間に隙間なく取り付けできることから、施工性が向上するとともに、防火性能を確保できる。
請求項4に係る発明では、ハーフパネルを、スタッドの上、下端部を上、下のランナーに固着して取付けると、ハーフパネルの位置合わせを含めて間仕切壁構築作業が迅速に行なえ、ランナーに上下を支持されたハールパネルによって、堅牢な間仕切壁を構築できる。
請求項5に係る発明では、ハーフパネルの板材の縁部から側方に食み出して配置されたスタッドの食み出し部に、隣接する板材の縁部を固着して間仕切壁を構成すると、ハーフパネルと隣の板材とを一体化できて、隙間なく連続した堅牢な間仕切壁を構築できる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1、2に示すように、内壁の構造1は、小屋裏耐火間仕切5と、建物内のスペースを区画する間仕切壁7とを具える。なお内壁とは、建物の内部、外部の間を仕切る外壁と対比して、天井裏を含めた建物の内部空間の中で垂直にのびて、その内部空間を区切るために構築される壁をいう。
前記小屋裏耐火間仕切5は、屋根2及び天井3の間に設置され、小屋裏空間における延焼を阻止するための防火壁として機能するものである。そして共同住宅において、各戸の間に設置が法規上必要とされる耐火界壁の中で、小屋裏の領域もこれに該当する。本形態の小屋裏耐火間仕切5は、小屋裏間仕切パネル12を、ボックス状の専用金具21を介して屋根梁4の上に固定することにより形成される。
前記小屋裏間仕切パネル12は、図3、4に示すように、左右の縦枠23、23と、この縦枠23の上、下端部間に架け渡された、上枠8U、下枠8Dとからなる外周枠8の内側に補強桟9を架け渡し形成されたパネルフレーム10の両側に板材11が貼着されて、フラッシュパネル状に構成される。前記フレーム材、及び補強桟9としては、断面コ字状の長尺材が使用され、例えば軽量鉄骨溝型材が好適に使用できる。
また小屋裏間仕切パネル12は、図1に示すように、矩形パネル12Sと、三角形、或いは台形状をなす異形パネル12Uの二種類を含んで構成される。矩形パネル12Sは、図4に示すように、桁行き方向に配置され、前記の如く下端部が屋根梁4に固定されるとともに、上端部が専用金具21を用いて母屋22の下部に固定される。
異形パネル12Uは、図3に示すように、パネルフレーム10の上枠8Uが屋根勾配と一致して傾斜した角度の傾斜上枠17により枠組みされる。従って、建築現場では、屋根勾配に応じて異形に形成された小屋裏空間に対しても、何ら加工することなく、しかも隙間を空けることなく取り付けできるため、施工性が向上するとともに、防火性能を確保できる点で好ましい。
前記板材11は、耐火性が要求されることから、けい酸カルシウム板、スラグ石膏板、繊維強化セメント板、繊維混入スラグせっこう系セメントパーライト板などの耐火性ボードが用いられる。そして、本形態では、これら板材11の上端側及び下端側が短く形成されて、パネルフレーム10の上枠8U、下枠8Dが露出する横長の作業窓15が形成されている。従って、この作業窓15から締め付け工具などを挿入して小屋裏間仕切パネル12の取付作業を、施工することができる。特に足場が悪くしかも狭い小屋裏空間においても、作業窓15を利用すると効率的に取付作業が行なえる点で好ましい。なおこの作業窓15は、上端、下端の何れか一方にのみ設けても良い。
さらに作業窓15を利用した取り付け作業が完了した後には、前記と同種の板材11を、予め作業窓15の大きさに合わせて切断して形成した覆板16を、作業窓15部分に固着することにより、作業窓15を完全に塞ぐことができ、従って防火性能を低下することがない点で好ましい。
前記間仕切壁7は、天井3と床6との間の平面プランに応じた位置に構築され、図1、5に示すように、天井高さ、床高さで向き合って水平にのびる上、下のランナー18と、この上、下のランナー18の間に配置される垂直なスタッド13と、前記ランナー18及びスタッド13の両側に取り付けられる板材11とからなる。
前記ランナー18は、各々断面コ字状をなす長尺材であって、ウエブの巾は例えば50〜150mm程度、本形態では90mmであり、フランジの巾は例えば25〜60mm程度、本形態では40mmである。そして、板厚例えば0.4〜1.5mm程度、本形態では、0.8mmの帯鋼板をロール成形により溝形状に形成したものが用いられる。
前記上のランナー18Uは、図2、5に示すように、下向きに開口して配され、屋根梁4の下側のフランジに取り付けられたボックス状の専用金具21に対してビス(図示せず)を用いて固着される。他方下のランナー18Dは、前記上のランナー18Uの真下で、上向きに開口して配され、床6に対してビス(図示せず)を用いて固着される。
前記スタッド13は、図5に示すように、断面略コ字状の縦の長尺材であって、ランナー18と同様に、帯鋼板をロール成形によって形成したものが用いられる。またスタッド13は、この他、角筒状、断面H字状、断面Z字状などの長尺材を用いることもできる。
前記板材11は、前記ランナー18の取り付け間隔と略同じ高さを有する直立した矩形状の板体からなり、厚さは例えば5〜20mm程度、本形態では12.5mmに形成されている。この板材11には、加工容易性、防音性能、必要強度などから石膏ボードが好適に使用されるが、この他、合板、パーティクルボード、インシュレーションボード、MDF(中密度繊維板)などの木質加工板材、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などのプラスチックボード、炭素鋼、ステンレス鋼、合金鋼を含む鉄鋼材料、或いはアルミニウム、真鍮、銅、チタンなどの金属板を用いることもできる。
更に前記板材11の一部は、その裏面に前記スタッド13が固着されてハーフパネル14として構成される。ハーフパネル14のスタッド13は、その上下端部において、前記ランナー18のフランジ巾と略同巾寸法で、板材11よりも短く形成されたものが使用され、板材11の一方の側縁部を始点として一定間隔を隔てて複数本が固着される。本形態では、巾900mmの板材11対して、450mmの間隔で2本のスタッド13、13が固着されたハーフパネル14が例示される。しかし3本以上のスタッド13を固着したハーフパネル14を構成することも良い。
更に、図5、6に示すように、前記板材11の側縁部に固着されるスタッド13は、巾の略半分が板材11の縁部から側方へ食み出して配置され、この食み出し部分により食み出し部24を形成している。
前記ハーフパネル14は、その板材11の上下端部をランナー18の一方の側部に当接するとともに、板材11からランナー18へ向けて打ち込むビスによりランナー18に固着される。そして、これに隣接するハーフパネル14は、同様にしてランナー18に固着される。この時、図6に示すように、前記スタッド13の食み出し部24に、隣接するハーフパネル14の板材11が固着される。そのため、隣り合うハーフパネル14同士が連結されて堅牢な間仕切壁7を構築できるとともに、段差、隙間を生じないため、見栄えに優れた仕上がり得られる。
前記ランナー18に固着されたハーフパネル14に対して、単独の板材11Sがランナー18を介して向き合って配置される。そして前記単独の板材11Sは、ランナー18及び相方のハーフパネル14のスタッド13に対してビスによって固着され、これにより、ハーフパネル14及び単独の板材11Sが、ランナー18を介して一体化され間仕切壁7が構成される。なお前記単独の板材11Sとは、ハーフパネル14を構成せず、単体でランナー18に固着されるボードを言うが、ハーフパネル14を構成する前記板材11と同種ものが使用される。
このように、ハーフパネル14の採用により、従来のように多数のスタッド13をランナー18に取り付ける手間の掛かる現場作業を省くことができ、工事の作業内容が標準化できるため、作業工程の数が減少するとともに、各作業内容を単純化でき、全体の作業時間を短縮しうる。しかも施工が標準化されるため、残ダメ工事がなくなるとともに、手直しも殆ど必要なく、優れた施工品質を確保できて、高い顧客満足が得られる。また標準化された工程は、作業者のスキルズに多少のバラツキがあっても、所定の品質が確保でき、同時に特別の熟練を必要としないため、多能工によって施工を合理化できる。
また板材11の裏面にスタッド13を設けたシンプルな構成のハーフパネル14は、フラッシュパネルに比べて切断などの加工性に富む。従って収納部、飾り棚、トイレなど多くの造作が施されて複雑に出入りして変化する間仕切壁7においても、柔軟に対応できるためパネルの種類を増やす必要がなく、標準化できる。このように部材が標準化されると、品種が減少することによって量産効果が高められる。即ち製造過程では部材の生産効率を向上でき、物流過程においても管理工数が軽減され、かつ未送誤送などのトラブルが減少するため効率とともに信頼性が高まる。更に、設計、積算、及び工事の過程では、一連の作業を軽減できるため、工期の短縮及びトータルコストの低減が図れる。特に工事過程において作業が標準化されるため、施工品質を向上できる。また、配線配管の作業も効率的に行うことができる。
更にハーフパネル14は、同高さ、巾の従来のフラッシュパネルに比べて、重さが約半分に軽量化されるため、製造、物流、及び工事の過程で搬送を含んだ一連の作業負担が軽減できて、効率化しうる。特に手狭でかつ足場が必ずしも良くない施工現場では、荷扱いがやり易くなることにより、工事の能率を高める効果が顕著にあらわれる。加えて、不自然な姿勢で部材を保持しつつ、取付けなどの作業を繰り返す施工作業者に対する負荷を軽減でき、腰痛を始めとする労働障害を防止することができる。また上階への搬入作業も、チェーンブロックなどの機器を使用することなく、スムースに行なうことができる。
このように、内壁の構造1は、足場の悪い小屋裏小屋裏においては、パネルフレーム10の両側に板材11を貼着した小屋裏間仕切パネル12を屋根梁4の上に固定することにより小屋裏耐火間仕切5を形成するため、作業安全性を高めつつ作業性を向上でき、しかも品質管理レベルの高い工場で生産された小屋裏間仕切パネル12を用いて構築するため、安定した耐火性能が確実に得られる。他方間仕切壁7は、ハーフパネル14と、このハーフパネル14に重なり合う単独の板材11とをスタッド13を介して一体化して形成されるものであるため、平面プランに応じて自在に配置できるとともに、プラン変更にも柔軟に対応できる。しかもリフォームの際には、間仕切壁7のみを部分的に除去するとともにその位置を替えるなどして、間仕切壁7の位置変更、撤去、増設などを簡単に行なえる。
尚、叙上の説明は本発明の実施の形態を例示したものである。従って本発明の技術的範囲はこれに何ら限定されるものではなく、前記した実施の形態の他にも、各種の変形例が含まれる。
1 内壁の構造
2 屋根
3 天井
4 屋根梁
5 小屋裏耐火間仕切
6 床
7 間仕切壁
8 外周枠
9 補強桟
10 パネルフレーム
8U 上枠
8D 下枠
11 板材
12 小屋裏間仕切パネル
13 スタッド
14 ハーフパネル
15 作業窓
16 覆板
17 傾斜上枠
18 ランナー
2 屋根
3 天井
4 屋根梁
5 小屋裏耐火間仕切
6 床
7 間仕切壁
8 外周枠
9 補強桟
10 パネルフレーム
8U 上枠
8D 下枠
11 板材
12 小屋裏間仕切パネル
13 スタッド
14 ハーフパネル
15 作業窓
16 覆板
17 傾斜上枠
18 ランナー
Claims (5)
- 建物内部の空間を区切るために垂直にのびる内壁の構造であって、
屋根及び天井の間に配置されるとともに屋根梁の上に設置される小屋裏耐火間仕切と、天井及び床の間に配置されるとともに建物内のスペースを区画する間仕切壁とを含み、
前記小屋裏耐火間仕切は、外周枠の内側に補強桟を架け渡して形成されたパネルフレームの両側に板材を貼着した小屋裏間仕切パネルを屋根梁の上に固定することにより形成され、
前記間仕切壁は、板材の裏面に垂直なスタッドを予め固着したハーフパネルと、このハーフパネルに対し、そのスタッド側で重なり合う単独の板材とを天井及び床の間に取付けて形成されることを特徴とする内壁の構造。 - 前記小屋裏間仕切パネルは、板材の上端側又は下端側を短く形成することにより、パネルフレームの上枠又は下枠が露出する作業窓が形成され、
この作業窓は、小屋裏間仕切パネルを固着する作業終了後に、覆板によって覆われることを特徴とする請求項1記載の内壁の構造。 - 前記小屋裏間仕切パネルは、パネルフレームの上枠が、屋根勾配に合わせた角度で傾く、傾斜上枠により形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の内壁の構造。
- 前記間仕切壁は、天井高さ、床高さにおいて互いに向き合って水平にのびる上、下のランナーを更に含み、
前記ハーフパネルは、そのスタッドの上、下端部を前記ランナーに固着することにより取付けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の内壁の構造。 - 前記ハーフパネルは、スタッドを一方の側縁部に取り付けるとともに、このスタッドは、その一部が板材の縁部から側方に食み出して配置され、
スタッドの前記食み出し部に隣接する板材の縁部が固着されることを特徴とする請求項4記載の内壁の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006139246A JP2007308969A (ja) | 2006-05-18 | 2006-05-18 | 内壁の構造 |
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ID=38842080
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016079673A (ja) * | 2014-10-16 | 2016-05-16 | トヨタホーム株式会社 | 集合住宅の屋根裏構造 |
JP2017043930A (ja) * | 2015-08-25 | 2017-03-02 | パナホーム株式会社 | 小屋裏界壁パネルの接続構造 |
JP2019100008A (ja) * | 2017-11-29 | 2019-06-24 | トヨタホーム株式会社 | 建物の壁補強構造 |
-
2006
- 2006-05-18 JP JP2006139246A patent/JP2007308969A/ja not_active Withdrawn
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JP7020605B2 (ja) | 2017-11-29 | 2022-02-16 | トヨタホーム株式会社 | 建物の壁補強構造 |
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