JP2007307983A - 自転車格納装置およびこの装置を備えた立体駐輪設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】起立状態で棚部材に格納された後輪が格納中に空気漏れを起こしたり、あるいは、パンクした状態で棚部材に格納された場合であっても大きく傾いたり、倒れてしまうことがない自転車格納装置を提供する。
【解決手段】自転車がその後輪側から移載される断面V字状の棚部材1と、棚部材1における後輪が乗せられる後輪部の底部に形成された開口1Bと、前記後輪部の一方の側壁(S1)の内側に設けられた突出部1Cと、前記後輪部の一方の側壁(S1)に設けられた、前記後輪の一方の側面に当接される押圧部材としての板ばね5と、前記後輪部の他方の側壁(S2)に設けられた、スタンドガイド7を構成するガイドバー7Aとを備え、開口1Bには、前記後輪の一部またはそのリムの一部が入り込み、突出部1Cと前記後輪部の他方の側壁(S2)との間には、開口1Bに入り込む後輪より広幅の後輪のリムが入り込んで、突出部1Cに引っ掛かる。
【選択図】図1

Description

この発明は、自転車格納装置およびこの装置を備えた立体駐輪設備、特に、起立状態で棚部材に格納された自転車の後輪が格納中に空気漏れを起こしたり、あるいは、パンクした状態で棚部材に格納された場合であっても、自転車が大きく傾いたり、倒れてしまうことがなく、しかも、自転車が傾く方向を一方向に限定することにより、隣接する格納装置との間隔を狭めることができ、さらに、これらの効果は、自転車の車輪幅が変わっても得ることができる自転車格納装置およびこの装置を備えた立体駐輪設備に関するものである。
従来、自転車を起立状態で格納可能な自転車格納装置として、特開2001−328577号公報に開示されるものがある。以下、この自転車格納装置を従来格納装置といい、図面を参照しながら説明する。
図7は、従来格納装置を示す部分省略正面図、図8は、従来格納装置を示す部分省略平面図である。
図7および図8において、11は、自転車12がその後輪13側から移載される断面V字状の棚部材である。棚部材11の自転車出入端11Aは、自転車12の搬入を容易にするために、広幅に形成されている。棚部材11は、地震による自転車の飛び出しを確実に防止するために、その後輪部が自転車出入端11Aより低くなるように傾斜させてフロア14上に固定されている。
15は、棚部材11の後輪部の上部両側に一端が固定された相対する一対の板ばねである。各板ばね15の他端は、自由端になっていて、二枚の板ばね15により後輪13が挟持されて、自転車12が起立状態で棚部材11に格納される。板ばね15の自由端の奥部には、ストッパ16が設けられている。ストッパ16は、一対の板ばね15の自由端をある程度広げておき、一対の板ばね15により挟持される後輪13が板ばね15の上に乗り上げてしまうことを防止する作用を有している。この乗り上げの問題は、特に、挟持力が強くなる広幅の車輪の場合に生じやすい。
17は、棚部材11の後輪部の上部両側に設けられたスタンドガイドであり、一方のガイドバー17Aと他方のガイドバー17Bとから構成されている。スタンドガイド17は、コ字形をなすスタンド18が完全に上げられていない状態で自転車12が棚部材11に搬入されると、自転車12の搬出入に支障を来たす恐れがあるので、自転車12の搬入に従ってスタンド18を水平に持ち上げてこの問題を回避するものである。一方のガイドバー17Aは、スタンド18を自転車12の搬入に従って徐々に上げるために、棚部材11の後輪部に向かって徐々に上向きに傾斜し、その後、水平になるように形成されている。他方のガイドバー17Bは、後輪13の右側に設けられた変速機との干渉を避けるように傾斜させてある。
このように構成されている従来格納装置によれば、自転車12がその後輪13側から棚部材11に搬入されると、後輪13が二枚の板ばね15間に入り込んで挟持されるので、自転車12は、棚部材11に起立状態で格納される。搬入の際、スタンド18が完全に上がっていない場合には、スタンド18は、スタンドガイド17Aにガイドされて水平になるまで持ち上げられるので、格納に支障を来たす恐れはない。
特開2001−328577号公報
上記従来格納装置によれば、自転車12を起立状態で棚部材11に格納することができるが、以下のような問題があった。
断面V字状の棚部材11の両側壁の開き角度は、自転車の車輪幅に大小があるので比較的大きい。この結果、起立状態で棚部材11に格納された自転車の後輪が格納中に空気漏れを起こしたり、あるいは、パンクした状態で棚部材11に格納された場合には、たとえ、板ばね15により後輪13が挟持されていても、自転車が大きく傾いたり、倒れてしまうことがあった。格納中に自転車が大きく傾いたり、倒れたりすると、この自転車の搬出、あるいは、隣接の棚部材11に格納されている自転車のハンドル等と干渉して、隣接する自転車の搬出が行えないばかりか、隣接の棚部材11への自転車の搬入にも支障を来たす恐れがあった。
従って、この発明の目的は、起立状態で棚部材に格納された自転車の後輪が格納中に空気漏れを起こしたり、あるいは、パンクした状態で棚部材に格納された場合であっても自転車が大きく傾いたり、倒れてしまうことがなく、しかも、格納時の自転車が傾く方向を一方向に限定することによって、隣接する格納装置との間隔を狭めることができ、さらに、これらの効果は、自転車の車輪幅が変わっても得ることができる自転車格納装置およびこの装置を備えた立体駐輪設備を提供することにある。
本願発明者等は、上記目的を達成するために鋭意、研究を重ねた結果、以下のような知見を得た。
(1)一般の自転車の場合、後輪の一部または後輪が空気漏れを起こした時は、後輪のリムの一部が嵌まり込む大きさを有する開口を棚部材の底部に形成しておけば、通常時は、後輪が開口に入り込むことにより、自転車を棚部材に起立状態で格納することが可能である。また、自転車の後輪が格納中に空気漏れを起こしたり、あるいは、パンクした状態で棚部材に格納された場合であっても、リムが開口に嵌まり込む結果、自転車が大きく傾いたり、倒れる恐れはない。
(2)自転車の車輪には、上記開口の幅より車輪の幅が広いものがある。このような広幅の車輪のリムは、開口に嵌まり込まないので、上記問題を解決することができない。そこで、このような広幅の車輪の自転車に対しては、棚部材の一方の側壁の内側に突出部を設けて、棚部材の一部の幅を狭め、広幅のリムがこの突出部に引っ掛かるようにすれば、広幅の車輪の自転車に対しても、上記問題を解決することができる。なお、突出部は、後述するように、板ばねを一枚にすることによって、棚部材の一方の側壁にのみ設ければ良い。
(3)上記従来格納装置のように、自転車の後輪を二枚の板ばねにより挟持した場合には、格納時に左右どちらの方向に自転車が傾くか分からない。このように、自転車の傾く方向が一方向に限定されていないと、隣接する自転車同士が互いに内側に傾く場合もあり、この場合には、特に、ハンドル同士が互いに干渉して、自転車の搬出に支障を来たす恐れがある。このことは、特に、昇降可能な自転車搬出入機を中心として、自転車出入端を内側に向けて放射状に且つ上下多段に棚部材を配して立体駐輪設備を構築する場合に問題となる。この場合には、隣接する自転車との干渉を防止するために、隣接する棚部材の間隔を広く取らざるを得ず、この分、余計なスペースを要するか、スペースが限られている場合には、格納台数の減少につながる。この問題は、板ばねを一枚とし、この一枚の板ばねによって、自転車にこれがその一方向に倒れる力を付与すれば、自転車は、常に一方向に傾くので、解決される。なお、自転車は、その後輪が一枚の板ばねと反対側に設けられた、スタンドガイドを構成するガイドバーとにより挟持されて起立する。
この発明は、上記知見に基づきなされたものであって、下記を特徴とするものである。
請求項1記載の発明は、自転車を起立状態で格納可能な自転車格納装置において、自転車がその後輪側から移載される断面V字状の棚部材と、前記棚部材における前記後輪が乗せられる後輪部の底部に形成された開口と、前記後輪部の一方の側壁の内側に設けられた突出部と、前記後輪部の一方の側壁に設けられた、前記後輪の一方の側面に当接される押圧部材と、前記後輪部の他方の側壁に設けられたガイドバーとを備え、前記開口には、自転車の後輪の一部またはそのリムの一部が入り込み、前記突出部と前記後輪部の他方の側壁との間には、前記開口に入り込む後輪より広幅の後輪のリムが入り込んで、前記突出部に引っ掛かることに特徴を有するものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記押圧手段は、前記一方の側壁に一端が固定された板ばねからなり、前記板ばねの他端は、前記後輪の一方の側面に当接される自由端となっていることに特徴を有するものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記突出部は、前記一方の側壁の内側に固定された丸棒からなっていることに特徴を有するものである。
請求項4記載の発明は、請求項1から3の何れか1つに記載の発明において、前記棚部材の自転車出入端は、広幅に形成され、前記棚部材は、前記後輪部が前記自転車出入端より低くなるように傾斜していることに特徴を有するものである。
請求項5記載の発明は、請求項1から4の何れか1つの自転車格納装置が、昇降可能な自転車搬出入機を中心として、前記自転車出入端を内側に向けて放射状に且つ上下多段に配され、前記自転車搬出入機により、所望の前記棚部材に対する自転車の搬出入が行われることに特徴を有するものである。
この発明によれば、起立状態で棚部材に格納された自転車の後輪が格納中に空気漏れを起こしたり、あるいは、パンクした状態で棚部材に格納された場合であっても自転車が大きく傾いたり、倒れてしまうことがない。しかも、自転車が傾く方向が一方向に限定されるので、隣接する格納装置との間隔を狭めることができる。さらに、これらの効果は、自転車の車輪幅が変わっても得ることができる。
この発明の自転車格納装置の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の自転車格納装置を示す平面図、図2は、自転車を格納した、この発明の自転車格納装置を示す正面図、図3は、図2のA−A線断面図、図4は、通常の車輪幅の自転車の後輪が棚部材の開口に入り込んでいる状態を示す断面図であり、同図(A)は、後輪に空気漏れがない場合を示す断面図、同図(B)は、後輪に空気漏れが生じた場合を示す断面図、図5は、広幅の車輪の自転車の後輪が棚部材に入り込んでいる状態を示す断面図であり、同図(A)は、後輪に空気漏れがない状態を示す断面図、同図(B)は、後輪に空気漏れが生じた場合を示す断面図、図6は、この発明の自転車格納装置により立体駐輪設備を構築する場合の、放射状に配された棚部材を示す部分平面図である。
図1から図4において、1は、自転車2がその後輪3側から移載される断面V字状の棚部材である。棚部材1の自転車出入端1Aは、自転車2の搬入を容易にするために、広幅に形成されている。棚部材1は、地震による自転車の飛び出しを確実に防止するために、その後輪部が自転車出入端1Aより低くなるように傾斜させてフロア4上に固定されている。
棚部材1の後輪部の底部には、棚部材1の軸方向に沿って横長の開口1Bが形成されている。開口1Bは、通常の車輪幅の自転車の後輪およびそのリム(何れも幅は、約30mm)が入り込む幅になっている。開口1Bが形成された部分の棚部材1の一方の側壁(S1)の内側には、突出部1Cが形成されている。なお、突出部1Cおよび後述する板ばね5の一端が固定される一方の側壁(S1)は、自転車の右側に位置する。突出部1Cおよび板ばね5を、自転車の右側に位置する一方の側壁(S1)に設けた理由は、以下の通りである。
自転車の左側に位置する、後述するスタンドガイド7の一方のガイドバー7Aは、自転車の右側に設けられている変速機との干渉を考慮しなくても良いので、板ばね5と共に、後輪を挟持するのに都合の良い形状、すなわち、緩やかな傾斜した形状にすることができる。従って、棚部材1の軸方向に長く設置することができ、その分、自転車の格納が安定する。
突出部1Cは、丸棒を棚部材1にその軸方向に溶接したもの等から構成され、棚部材1の一部の幅を狭める作用を有している。突出部1Cと他方の側壁(S2)との間の間隔(L)は、開口1Bに入り込む通常の車輪幅の自転車の後輪3より広幅の後輪のリム(何れも幅は、約50mm)が入り込んで、広幅のリムが突出部1Cに引っ掛かるような寸法になっている。
5は、棚部材1の後輪部の一方の側壁(S1)に一端が固定された押圧手段としての一枚の板ばねである。板ばね5は、後輪3を一方のガイドバー7Aと共に挟持する作用と、棚部材1に乗せられた自転車2にこれがその一方向に倒れる力を付与する作用とを有している。板ばね5の他端は、自由端になっていて、この自由端が自転車2の後輪3の一方の側面(右側面)に当接されて、後輪3が図1中(X)方向に押される。板ばね5により自転車の傾く方向が一方向に限定されるので、隣接する自転車同士が互いに内側に傾くことがなくなる。従って、ハンドル同士が互いに干渉して、自転車の搬出に支障を来たす恐れがなくなると共に、隣接する格納装置との間隔を狭めることができる。
板ばね5の自由端の奥部には、ストッパ6が設けられている。ストッパ6は、板ばね15の自由端と一方のガイドバー7Aとの間隔をある程度広げておき、板ばね15と一方のガイドバー7Aとにより挟持される後輪3が板ばね5の上に乗り上げてしまうことを防止する作用を有している。この乗り上げの問題は、特に、挟持力が強くなる広幅の車輪の場合に生じやすい。なお、板ばね5は、一枚で済むので、上述した従来格納装置のように、二枚設ける場合に比べてコストダウンとなる。
7は、棚部材1の後輪部の上部両側に設けられたスタンドガイドであり、一方のガイドバー7Aと他方のガイドバー7Bとから構成されている。スタンドガイド7は、コ字形をなすスタンド8が完全に上げられていない状態で自転車2が棚部材1に搬入されると、自転車2の格納に支障を来たす恐れがあるので、自転車2の搬入に従ってスタンド8を水平に持ち上げてこの問題を回避するものである。一方のガイドバー7Aは、スタンド8を自転車2の搬入に従って徐々に上げるために、棚部材1の後輪部に向かって徐々に上向きに傾斜し、その後水平になるように形成されている。他方のガイドバー7Bは、後輪3の右側に設けられた変速機との干渉を避けるように傾斜させてある。
このように構成されている、この発明の自転車格納装置によれば、通常の車輪幅(約30mm)の自転車2がその後輪3側から棚部材1に移載されると、図4(A)に示すように、後輪3の一部が棚部材1の開口1B内に入り込み、自転車2は、起立状態で棚部材1に格納される。格納中に後輪3が空気漏れを起こした場合には、同図(B)に示すように、後輪3のリム3A(幅は、約30mm)が開口1B内に入り込むので、自転車2は、大きく傾いたり、倒れたりすることはない。このことは、自転車2の後輪3が移載前に空気漏れを起こしていた場合においても同様であり、この場合にも、自転車2は、大きく傾いたり、倒れたりすることはない。しかも、自転車2の傾く方向は、板ばね5の作用により一方向に限定されるので、隣接する棚部材1の自転車と干渉することがない。
一方、広幅の車輪幅(幅は、約50mm)の自転車2がその後輪3側から棚部材1に移載されると、図5(A)に示すように、後輪3は、V字状の棚部材1に入り込むので、自転車2は、起立状態で棚部材1に格納される。格納中に後輪3が空気漏れを起こした場合には、同図(B)に示すように、後輪3のリム3A(幅は、約50mm)が突出部1Cと他方の側壁(S2)との間に入り込み、突出部1Cに引っ掛かるので、自転車2は、大きく傾いたり、倒れたりすることはない。このことは、自転車2の後輪3が移載前に空気漏れを起こしていた場合においても同様であり、自転車2は、大きく傾いたり、倒れたりすることはない。しかも、自転車2の傾く方向は、板ばね5の作用により一方向に限定されるので、隣接する棚部材1の自転車と干渉することがない。
以上のように、この発明の自転車格納装置によれば、車輪に空気漏れが生じていない通常時は勿論、格納中に空気漏れが生じた場合、あるいは、パンクしていた場合であっても、自転車を棚部材に確実に起立状態で格納することができる。しかも、板ばねにより自転車が傾く方向が一方向に限定されるので、隣接する自転車同士が互いに内側に傾くことがなくなる。この結果、隣接する格納装置との間隔を狭めることができる。さらに、これらの効果は、自転車の車輪幅によらず、すなわち、通常幅の約30mmあるいは広幅の約50mmの場合でも得ることができる。
板ばねにより自転車が傾く方向が一方向に限定される効果は、特に、この発明の自転車格納装置により、立体駐輪設備、すなわち、昇降可能な自転車搬出入機を中心として、図6に示すように、自転車出入端を内側に向けて放射状に且つ上下多段に棚部材を配して立体駐輪設備を構築する場合に有効である。すなわち、自転車が傾く方向が一方向に限定されるので、ハンドル側の棚部材1の間隔を狭めることができる。この結果、一段に設置することができる棚部材1の数を増やすことができる。
この発明の自転車格納装置を示す平面図である。 自転車を格納した、この発明の自転車格納装置を示す正面図である。 図2のA−A線断面図である。 通常の車輪幅の自転車の後輪が棚部材の開口に入り込んでいる状態を示す断面図であり、同図(A)は、後輪に空気漏れがない場合を示す断面図、同図(B)は、後輪に空気漏れが生じた場合を示す断面図である。 広幅の車輪の自転車の後輪が棚部材に入り込んでいる状態を示す断面図であり、同図(A)は、後輪に空気漏れがない状態を示す断面図、同図(B)は、後輪に空気漏れが生じた場合を示す断面図である。 この発明の自転車格納装置により立体駐輪設備を構築する場合の、放射状に配された棚部材を示す部分平面図である。 従来格納装置を示す部分省略正面図である。 従来格納装置を示す部分省略平面図である。
符号の説明
1:棚部材
1A:自転車出入端
1B:開口
1C:突出部
2:自転車
3:後輪
3A:リム
4:フロア
5:板ばね
6:ストッパ
7:スタンドガイド
8:スタンド
7A:一方のガイドバー
7B:他方のガイドバー
11:棚部材
11A:自転車出入端
12:自転車
13:後輪
14:フロア
15:板ばね
16:ストッパ
17:スタンドガイド
17A:一方のガイドバー
17B:他方のガイドバー
18:スタンド

Claims (5)

  1. 自転車を起立状態で格納可能な自転車格納装置において、自転車がその後輪側から移載される断面V字状の棚部材と、前記棚部材における前記後輪が乗せられる後輪部の底部に形成された開口と、前記後輪部の一方の側壁の内側に設けられた突出部と、前記後輪部の一方の側壁に設けられた、前記後輪の一方の側面に当接される押圧部材と、前記後輪部の他方の側壁に設けられたガイドバーとを備え、前記開口には、自転車の後輪の一部またはそのリムの一部が入り込み、前記突出部と前記後輪部の他方の側壁との間には、前記開口に入り込む後輪より広幅の後輪のリムが入り込んで、前記突出部に引っ掛かることを特徴とする自転車格納装置。
  2. 前記押圧手段は、前記一方の側壁に一端が固定された板ばねからなり、前記板ばねの他端は、前記後輪の一方の側面に当接される自由端となっていることを特徴とする、請求項1記載の自転車格納装置。
  3. 前記突出部は、前記一方の側壁の内側に固定された丸棒からなっていることを特徴とする、請求項1または2記載の自転車格納装置。
  4. 前記棚部材の自転車出入端は、広幅に形成され、前記棚部材は、前記後輪部が前記自転車出入端より低くなるように傾斜していることを特徴とする、請求項1から3の何れか1つに記載の自転車格納装置。
  5. 請求項1から4の何れか1つの自転車格納装置が、昇降可能な自転車搬出入機を中心として、前記自転車出入端を内側に向けて放射状に且つ上下多段に配され、前記自転車搬出入機により、所望の前記棚部材に対する自転車の搬出入が行われることを特徴とする立体駐輪設備。
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