JP2007307947A - ナックルアーム付きショックアブソーバ構造 - Google Patents

ナックルアーム付きショックアブソーバ構造 Download PDF

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Kazuhiko Imai
和彦 今井
Tetsuaki Kawada
哲明 河田
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Abstract

【課題】ステアリングギアボックスなどの各部材の配置に関して設計の自由度を向上させる。
【解決手段】ナックルアーム付きショックアブソーバ構造は、ショックアブソーバ10と、ショックアブソーバ10に取り付けられ、コイルスプリングの一端が固定されるスプリングサポート12と、タイロッドからの荷重を受けて操舵力を伝達するナックルアーム20と、を備え、ナックルアーム20は、スプリングサポート12の外周部から外側に向けて突出して形成されている。ナックルアーム20は、スプリングサポート12から突出するアーム部21と、アーム部21の端部に固定され、ボールジョイントが取り付けられるボールジョイント取付部22と、を含み、少なくともアーム部21がプレス加工によりスプリングサポート12と一体に形成されていてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイロッドからの荷重を受けて操舵力を伝達するナックルアームが固定されたショックアブソーバの構造に関する。
従来から、ショックアブソーバのアウタチューブの外周にロアスプリングシート、タイロッド取付用アーム、及びナックルブラケットを溶接にて固定する構造が知られている。また、アウタチューブにロアスプリングシートとタイロッド取付用アームを固定する場合に、別体のロアスプリングシートとタイロッド取付用アームとをサブ組立体として構成し、このサブ組立体をアウタチューブに固定する構造も知られている(例えば、特許文献1参照)。この場合、タイロッド取付用アームはロアスプリングシートの下方に固定されている。
特開2001−248677号公報
ところで、車両の下部には構造部材やサスペンション機構、ステアリング機構などのさまざまな部材が密に配置される。各部材は限られたスペースにその機能を充分に達することができるように配置されなければならない。例えばステアリングギアボックスは、ステアリングホイールからの入力を左右の車輪に伝達することができるように車両中央部の左右輪の連結経路上に配設される必要がある。またタイロッドのような可動部材に対しては可動用の空間を確保する必要がある。このような状況から車両下方側でのスペースの確保は、設計上重要な課題となっている。
そこで、本発明は、各部材の配置に関して設計の自由度を向上させることができるナックルアーム付きショックアブソーバ構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のナックルアーム付きショックアブソーバ構造は、ショックアブソーバと、ショックアブソーバに取り付けられ、コイルスプリングの一端が固定されるスプリングサポートと、タイロッドからの荷重を受けて操舵力を伝達するナックルアームと、を備えるナックルアーム付きショックアブソーバ構造であって、ナックルアームは、スプリングサポートの外周部から外側に向けて突出して形成されている。
この態様によれば、ナックルアームがスプリングサポートの外周部から外側に向けて突出して形成されているので、ナックルアームを従来よりも高めの位置に配置することができるとともにスプリングサポートの車両下方側にスペースを確保することができる。その結果、他の部材の配置等の設計の自由度を向上させることができる。
ナックルアームは、スプリングサポートから突出するアーム部と、アーム部の端部に固定され、タイロッドに接続されるボールジョイントが取り付けられるボールジョイント取付部と、を含み、少なくともアーム部がプレス加工によりスプリングサポートと一体に形成されていてもよい。
この態様によれば、ナックルアームのアーム部がスプリングサポートと一体に形成されるので、車両への組付作業における部品点数が削減され作業性を向上させることができる。また、プレス加工による一体化が採用されているので、従来の鍛造製のナックルアームに比較して製造コスト及び部材重量を大幅に低減させることができる。
アーム部の開断面のせん断中心がボールジョイント中心からキングピン軸への垂線上に配置されてもよい。このようにすれば、アーム部の断面を開断面とした場合におけるタイロッドからの入力に対する捩れを発生しにくくすることができる。また、アーム部の断面を開断面とすることができれば、断面を閉断面とするための溶接等の接合工程等が不要となる。すなわち、アーム部の断面を開断面とした場合の捩れに対する強度と製造工程の短縮とを両立することができる。
本発明によれば、各部材の配置に関して設計の自由度を向上させることが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るショックアブソーバ10の構造の要部を示す概略斜視図である。ショックアブソーバ10は車両のサスペンション機構の一部を構成する。ショックアブソーバ10の中央部にはスプリングサポート12が固定されている。スプリングサポート12は、ショックアブソーバ10の外表面を構成する円筒状のアブソーバシェル14の表面に溶接等により固定されている。スプリングサポート12の上面にはコイルスプリング(図示せず)の一端が固定される。なおコイルスプリングの他端はスプリングサポート12の上方においてスプリングサポート12に対向してショックアブソーバ10に固定されている他のスプリングサポート(図示せず)に固定される。
ショックアブソーバ10の下端部にはアブソーバロアブラケット16が取り付けられている。アブソーバロアブラケット16はアブソーバシェル14の下端部に固定されている。アブソーバロアブラケット16には、車輪に操舵力を伝達するためのナックル(図示せず)が取り付けられる。アブソーバロアブラケット16は、ナックルが配置される所定の方向に向けて互いに平行に延びる2枚の平板状のナックル取付部15を含む。
本実施形態においてスプリングサポート12は、スプリングサポート本体部18とナックルアーム20とを含んで構成される。スプリングサポート本体部18は上向きに開とされた略円形の皿状の形状とされており、コイルスプリングの一端が固定される円板部17と円板部17の外周部に一体に形成されている短筒状のリム部19とを含む。
ナックルアーム20は、スプリングサポート本体部18の外周部から外側に向けて突出して形成されている。ナックルアーム20は、ショックアブソーバ10の中心軸に概ね垂直に、かつアブソーバロアブラケット16のナックル取付部15が延在する方向に概ね垂直な方向に延びている。
ナックルアーム20は、アーム部21とボールジョイント取付部22とを含む。アーム部21は中空の梁状に形成され(図2参照)、スプリングサポート本体部18の皿状の外周部であるリム部19の一部分から突出してスプリングサポート本体部18と一体に形成されている。アーム部21の先端部には鍛造により製作されたボールジョイント取付部22が固定されている。ボールジョイント取付部22にはボールジョイント(図示せず)を介してタイロッド(図示せず)が接続される。運転者によるステアリングホイールの操作によりタイロッドが駆動され、ナックルアーム20、スプリングサポート12、ショックアブソーバ10及びアブソーバロアブラケット16を介してナックル及び車輪に操舵力が伝達される。
図2は、本実施形態に係るアーム部21の断面を示す図である。図2には、アーム部21の長手方向に垂直な面によるアーム部21の断面が示されている。図2に示されるように、アーム部21の断面は、矩形状の薄肉の閉断面とされている。アーム部21の断面は接合部24において溶接等により接合されることにより閉断面として形成される。接合部24は、図1に示されるように、アーム部21の上面においてスプリングサポート本体部18側の端部からボールジョイント取付部22へと直線状に延びている。
本実施形態に係るスプリングサポート12は次のように製造される。まず、スプリングサポート本体部18とアーム部21とは例えばプレス加工により1枚の鉄板から一体の部材として形成される。プレス加工終了時にアーム部21の断面が開断面である場合にはアーム部21の接合部24が溶接等により接合され、アーム部21の断面は閉断面とされる。次いで、別途鍛造により製作されたボールジョイント取付部22がアーム部21の先端部に溶接等により固定される。
サスペンションやエンジンコンパートメント内部の配置上の制約からセンターテイクオフ構造のギアボックスを採用する場合などのようにギアボックスが比較的高めの位置に配置される場合には、従来は通常ナックルアームを溶接等によりスプリングサポートの下方の部位にショックアブソーバ10に直接取り付けることが多い。
ところが、上述のように本実施形態においては、ナックルアーム20がスプリングサポート12のスプリングサポート本体部18の外周部から外側に向けて突出して形成されている。このため、ナックルアーム20の配置を従来よりも高めの位置とすることが可能となりセンターテイクオフ構造のギアボックスを採用する場合のギアボックスの高さ方向の位置の設計の自由度が向上する。また、この構造により、スプリングサポート12の車両下方側にスペースを確保することができる。これにより、他の部材の配置等の設計の自由度を向上させることができる。
また、本実施形態においては、ナックルアーム20のアーム部21がプレス加工によりスプリングサポート12に一体に形成される。このため、車両への組付作業における部品点数を削減し作業性を向上させることができる。また、従来の鍛造製のナックルアームに比較して製造コスト及び部材重量を例えば半分以下に大幅に低減させることができる。
次に図3〜図6を参照して本実施形態の変形例を説明する。上述の実施形態においてはナックルアーム20のアーム部21の断面は閉断面であったが、この変形例においてはアーム部21の断面が開断面とされる点が異なる。なお、以下では上述の実施形態と同一の内容については、説明を適宜省略する。
図3は、本実施形態の変形例に係るショックアブソーバ10の構造の要部を示す概略斜視図である。図4は、本変形例に係るスプリングサポート12を上方から見た平面図である。図5は、図4のA−A線についての概略断面図である。図6は、図4のB−B線についての概略断面図である。
図3及び図4に示されるように、アーム部21の上面には溝28が形成されている。溝28は、上述の実施形態における接合部24(図1参照)に対応する箇所に形成されている。つまり、溝28はスプリングサポート本体部18側の端部からボールジョイント取付部22へと直線状に延びている。
このため、アーム部21の断面は車両の上方側に開いた開断面となる。その結果、図5及び図6に示されるように、各断面のせん断中心30はスプリングサポート12の下方に配置されることとなる。
本変形例においては、ボールジョイント中心26がボールジョイント取付部22の下方となるように設計されている(図3参照)。それとともに、各断面のせん断中心30がボールジョイント中心26から駆動輪の回転軸であるキングピン軸への垂線上に配置されるよう設計されている。これにより、アーム部21の断面を開断面とした場合であっても操舵時のタイロッドからの入力に対するナックルアーム20の捩れを発生しにくくすることができる。また、アーム部21の断面を開断面とすることができれば、断面を閉断面とするための溶接工程等が不要となる。よって、本変形例によればアーム部21の断面を開断面とした場合の捩れに対する強度と製造工程の短縮とを両立させることができる。
なお、設計上の理由によりボールジョイント中心26がボールジョイント取付部22の上方に配置される場合には、アーム部21の各断面を下開きの開断面とすることが望ましい。このようにすれば、各断面のせん断中心30がスプリングサポート12の上方に配置されることとなるので、ボールジョイント中心26からキングピン軸への垂線上にナックルアーム20の各断面のせん断中心30を配置することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るショックアブソーバの構造の要部を示す概略斜視図である。 本実施形態に係るナックルアームのアーム部の断面を示す図である。 本実施形態の変形例に係るショックアブソーバの構造の要部を示す概略斜視図である。 本変形例に係るスプリングサポートを上方から見た平面図である。 図4のA−A線についての概略断面図である。 図4のB−B線についての概略断面図である。
符号の説明
10 ショックアブソーバ、 12 スプリングサポート、 20 ナックルアーム、 21 アーム部、 22 ボールジョイント取付部。

Claims (3)

  1. ショックアブソーバと、ショックアブソーバに取り付けられ、コイルスプリングの一端が固定されるスプリングサポートと、タイロッドからの荷重を受けて操舵力を伝達するナックルアームと、を備えるナックルアーム付きショックアブソーバ構造であって、
    前記ナックルアームは、前記スプリングサポートの外周部から外側に向けて突出して形成されていることを特徴とするナックルアーム付きショックアブソーバ構造。
  2. 前記ナックルアームは、前記スプリングサポートから突出するアーム部と、前記アーム部の端部に固定され、前記タイロッドに接続されるボールジョイントが取り付けられるボールジョイント取付部と、を含み、
    少なくとも前記アーム部がプレス加工により前記スプリングサポートと一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のナックルアーム付きショックアブソーバ構造。
  3. 前記アーム部の開断面のせん断中心がボールジョイント中心からキングピン軸への垂線上に配置されることを特徴とする請求項2に記載のナックルアーム付きショックアブソーバ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009264457A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Kurashiki Kako Co Ltd アッパーマウント

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