JP2007307829A - インクジェットインク受容性組成物、インクジェット記録用インク組成物セット及びインクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェットインク受容性組成物、インクジェット記録用インク組成物セット及びインクジェット記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】普通紙や葉書等の非塗工紙に対して水溶性染料インクを用いた際に生じる、画像のにじみや裏映り等の問題を解決し、高濃度かつ高品位である画像を得ることのできるインクジェットインク受容性組成物、それを含むインクジェット記録用インク組成物セット、及びそのインク組成物セットを用いた記録方法を提供する。
【解決手段】特定のシリカ粒子凝集体及びポリビニルピロリドンを含有するインクジェットインク受容性組成物を含むインクジェット記録用インク組成物セットを使用して印刷を行うことで、にじみや裏映りがなく、高濃度かつ高品位な画像を得ることができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、インクジェットインク受容性組成物、インクジェット記録用インク組成物セット及びインクジェット記録方法に関する。
インクジェット記録方式において、普通紙や葉書等の被記録材に対して水溶性染料インクを用いた際に生じる記録画像のにじみ、カラーブリード及び裏映り(裏抜け)等の現象の発生を抑制して高解像度の記録画像を得るために、従来、それらの片面にインク受容層を通常の塗布法(例えば、スクリーン印刷法やドクターブレードコート法等)でベタに形成したインクジェット記録用専用紙や専用葉書を用いることが行われている。
しかし、インクジェット記録用専用紙や専用葉書の場合、インク受容層がオンデマンド方式で形成されているのではなくベタで形成されているので、それらの非印刷領域に利用されないインク受容層が形成されていることになり、しかも層形成に利用する塗布法では本来的に必要な厚さより厚い、数ミクロン単位の厚さでインク受容層を形成せざるを得ず、一枚当たりの製造コストが普通紙や通常の葉書に比べて非常に高価であるという問題がある。また、通常品位印刷モードと高品位印刷モードとの間で印字モードを変更する都度、インクジェットプリンターの紙トレイの中味を普通紙や通常の葉書から専用紙や専用葉書へ、あるいはその逆というように入れ替えなければならず、印刷に手間も時間もかかるという問題もある。
そこで、インク受容層自体をオンデマンド方式で被記録材に形成することが提案されている。例えば、無機酸化物顔料としての微粒子シリカゾルを、高分子化合物(バインダー)としてポリビニルアルコール、水溶性有機溶剤としてポリエチレングリコールとN−メチル−2−ピロリドン、水とからなる半透明白色インク組成物を、インクジェット記録用有色インク組成物が固着されるべき被記録材の印刷領域に対し、インクジェットヘッドから予め吐出させて付着させ、オンデマンド方式でインク受容領域を形成し、その領域にインクジェット記録用有色インク組成物を吐出し付着させる記録方法が提案されている(特許文献1、段落0049参照)。この記録方法によれば、被記録材にインク受容領域を必要最小限のオンデマンド方式で形成することができ、従って、通常品位印刷モードと高品位印刷モードとの間で印字モードを変更する場合であっても、普通紙を使い続けることができる。
特開2001−171095号公報
しかしながら、前述の特許文献1の技術では、充分な色彩向上効果が得られたとはいえず、また、色ムラの改善も充分とはいえず、それらの更なる改善が求められている。
本発明は、前述した問題点を解決するためになされたものであり、インク受容層が形成されていない普通紙や通常の葉書等の被記録材に対して水溶性染料インクを用いた際に生じる、画像のにじみや裏映り等の問題を解決でき、かつ高濃度で高品位な印刷画像を得ることを可能にするインク受容領域を、オンデマンド方式で被記録材に形成可能な、インクジェットインク受容性組成物を提供すること、それを含むインクジェット記録用インク組成物セット及びそのセットを用いるインクジェット記録方法を提供する。
本発明者らは、被記録材に対し、インクジェットヘッドから吐出させてインク受容領域を形成するためのインクジェットインク受容性組成物の必須成分として、通常の球状のシリカ粒子ではなく、特定構造のシリカ粒子凝集体を使用し、更に、バインダー樹脂としてポリビニルピロリドンを使用することにより、上述の目的を達成できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、被記録材にインク受容領域をオンデマンド方式で形成するためのインクジェットインク受容性組成物であって、シリカ粒子凝集体及びポリビニルピロリドンを含有し、該シリカ粒子凝集体が、シリカ粒子の一次粒子が長鎖状に連なった二次構造部を有する凝集体、又はシリカ粒子の一次粒子がコロイダルリン酸アルミニウムで被覆接合された構造を有する凝集体であることを特徴とするインクジェットインク受容性組成物を提供する。
また、本発明は、上述のインクジェットインク受容性組成物と、少なくとも1種のインクジェット記録用インク組成物とからなるインクジェット記録用インク組成物セットを提供する。
更に、本発明は、上述のインクジェット記録用インク組成物セットを構成するインクジェット記録用インク組成物をインクジェットヘッドのノズルから吐出させて被記録材に付着させることにより記録を行うインクジェット記録方法において、インクジェット記録用インク組成物セットを構成するインクジェットインク受容性組成物を、インクジェットヘッドのノズルからオンデマンド方式で吐出させて被記録材に付着させることによりインク受容領域を形成しておき、該インク受容領域に、インクジェット記録用インク組成物をインクジェットヘッドのノズルから吐出させ付着させることを特徴とするインクジェット記録方法を提供する。
本発明のインクジェットインク受容性組成物は、特定構造のシリカ粒子凝集体とポリビニルピロリドンとを併用する。このインクジェットインク受容性組成物を、インクジェット記録用インク組成物より先に、インクジェットヘッドのノズルからオンデマンド方式で被記録材に吐出させ付着させてインク受容領域を形成し、そのインク受容領域にインクジェット記録用インク組成物を吐出させ付着させて記録を行った場合、インク受容領域に付着したインクジェット記録用インク組成物中に含有されている着色剤はインク受容領域に存在するシリカ粒子凝集体に吸着され、被記録材の繊維方向への着色剤の浸透が防止され、画像のにじみや裏映りがなく、高濃度かつ高品位な画像を得ることが可能となる。従って、本発明によれば、インクジェット記録用の専用紙や専用葉書を用いなくても、普通紙や通常の葉書における画像のにじみ、裏映り及び非光沢性等の問題を解決でき、その結果、普通紙や通常の葉書に対して、高濃度かつ高品位な文字や画像を低コストで形成することができる。
本発明のインクジェットインク受容性組成物は、普通紙や通常の葉書等の被記録材にインク受容領域をオンデマンド方式で形成するためのものであって、シリカ粒子凝集体及びポリビニルピロリドンを含有する。ここで、インク受容領域をオンデマンド方式で形成するとは、インクジェットヘッドのノズルからインクジェットインク受容性組成物を、被記録材においてインクが付着して文字や画像が形成されるべき領域(記録領域)に、インクジェットインク受容性組成物を不足なく吐出させ付着させることを意味する。
本発明においては、シリカ粒子凝集体として、球状シリカ粒子が単に凝集したものではなく、シリカ粒子の一次粒子が長鎖状に連なった二次構造部を有する凝集体、又はシリカ粒子の一次粒子がコロイダルリン酸アルミニウムで被覆接合された構造を有する凝集体を使用する。このような特定のシリカ粒子凝集体を使用することにより、被記録材上のインク受容領域中の空隙が増加し、シリカ粒子凝集体の表面積も増加する。これにより、インク受容領域の着色剤吸着量が増加し、より鮮やかな色彩を持つ画像が得られる。なお、前者の“シリカ粒子の一次粒子が長鎖状に連なった二次構造部を有する凝集体”としては、WO00/15552号公報(請求項1等)に開示されているものを使用でき、後者の“シリカ粒子の一次粒子がコロイダルリン酸アルミニウムで被覆接合された構造を有する凝集体”としては、特開2004−2151号公報(請求項1等)に開示されているものを使用することができる。
シリカ粒子の一次粒子が長鎖状に連なった二次構造部を有する凝集体の“二次構造部”とは、数珠状の構造部のことであり、シリカ粒子凝集体自体は、このような二次構造部を一つ有するリニアな一次元形状でもよく、複数の二次構造部が分岐した構造を有する二次元形状でもよく、二次構造部が架橋部を構成するような三次元形状でもよい。
シリカ粒子の一次粒子が長鎖状に連なった二次構造部を有する凝集体を構成する一次粒子の平均径は、小さすぎるとインク受容領域中の空隙の大きさが充分に得られないため、シリカ粒子凝集体の表面積が低下し、インク受容領域に吸着される着色剤量が減少し、反対に大きすぎるとシリカ粒子凝集体の空隙が大きくなりすぎて着色剤を充分に保持し難くなるので、好ましくは10〜30nmである。
また、シリカ粒子の一次粒子が長鎖状に連なった二次構造部を有する凝集体において、シリカ粒子の一次粒子が長鎖状に連なった二次構造部の長さは、短すぎるとインク受容領域中の空隙の大きさが充分に得られないため、シリカ粒子凝集体の表面積が低下し、インク受容領域に吸着される着色剤量が減少し、反対に長すぎるとシリカ粒子凝集体の空隙が大きくなりすぎて着色剤を充分に保持し難くなるので、好ましくはシリカ粒子の一次粒子平均径の3〜20倍であり、凝集体の長さは70〜160nmである。
また、本発明において、シリカ粒子の一次粒子がコロイダルリン酸アルミニウムで被覆接合された構造を有するシリカ粒子凝集体とは、数珠状等のリニアな一次元形状の凝集体でもよく、これらが分岐した構造を有する二次元形状の凝集体でもよく、又は架橋部を構成するような三次元形状の凝集体でもよい。
シリカ粒子の一次粒子がコロイダルリン酸アルミニウムで被覆接合された構造を有する凝集体を構成するシリカ粒子の一次粒子平均径は、小さすぎるとインク受容領域中の空隙の大きさが充分に得られないため、シリカ粒子凝集体の表面積が低下し、インク受容領域に吸着される着色剤量が減少し、反対に大きすぎるとシリカ粒子凝集体の空隙が大きくなりすぎて着色剤を充分に保持し難くなるので、好ましくは10〜100nmである。
また、シリカ粒子の一次粒子がコロイダルリン酸アルミニウムで被覆接合された構造を有する凝集体において、該凝集体の大きさはは、小さすぎるとインク受容領域中の空隙の大きさが充分に得られないため、シリカ粒子凝集体の表面積が低下し、インク受容領域に吸着される着色剤量が減少し、反対に大きすぎるとシリカ粒子凝集体の空隙が大きくなりすぎて着色剤を充分に保持し難くなるので、好ましくはシリカ粒子の一次粒子平均径の3倍以上、かつ150〜500nmである。ここで凝集体の大きさとは、当該凝集体において空間的に最も離れた2点間の距離を意味しており、例えば、凝集体がほぼ球体である場合には、その直径が凝集体の大きさとなる。また、凝集体が平面的な楕円形状である場合には、その長径が凝集体の大きさとなる。
本発明のインクジェットインク受容性組成物におけるシリカ粒子凝集体の含有量は、少なすぎると被記録材上でシリカ粒子凝集体が形成するインク受容領域が充分な厚さで形成されず、にじみ、裏映り等を解消することが困難となり、多すぎるとシリカ粒子凝集体の分散状態が不安定になり、インクジェットインク受容性組成物の長期保存安定性に問題が生じるので、好ましくは3〜30重量%、より好ましくは5〜15重量%である。
本発明のインクジェットインク受容性組成物において、バインダー樹脂としてポリビニルピロリドンを使用する。この使用により、記録媒体上にムラなくシリカ粒子凝集体を付着させることが可能となり、ムラのない光沢性のある高品位な画像を得ることが可能となる。
本発明のインクジェットインク受容性組成物におけるポリビニルピロリドンの含有量は、少なすぎるとシリカ粒子凝集体を被記録材上にムラなく付着することが困難となり、多すぎるとインクジェットインク受容性組成物の粘度が高くなりすぎてインクジェットヘッドからの安定吐出が困難となるので、好ましくは0.5〜5重量%である。
また、本発明のインクジェットインク受容性組成物は、ポリビニルピロリドン以外のバインダー樹脂(例えば、ポリビニルアルコール等)を、本発明の効果が損なわれない範囲で併用することができる。なお、併用した場合、得られる印刷物に色ムラが生ずる傾向があることに留意する必要がある。
本発明のインクジェットインク受容性組成物は、ビヒクルとしては各種溶剤を使用することができ、中でも水と水溶性有機溶剤からなる水系混合溶媒を使用することが望ましい。
水としては、イオンを含有する一般の水ではなく、脱イオン水を使用することが好ましい。本発明のインクジェットインク受容性組成物における水の含有量は、通常35〜85重量%である。
水溶性有機溶剤としては、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール及びsec−ブチルアルコール等のアルコール;ジメチルホルムアミド及びジメチルアセトアミド等のアミド;アセトン及びジアセトンアルコール等のケトン又はケトアルコール;テトラヒドロフラン及びジオキサン等のエーテル;ポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコール;エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール及びトリエチレングリコール等のアルキレングリコール;グリセリン、エチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル及びジエチレングリコールエチルエーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル;トリエチレングリコールジメチルエーテル及びトリエチレングリコールジエチルエーテル等の多価アルコールのジ低級アルキルエーテル;1,3−プロパンジオール及び1,4−ブタンジオール等のジオール;スルホラン;N−メチル−2−ピロリドン;1,3−ジメチル−2−イミダズリジノン等が挙げられる。これらの水溶性有機溶剤は、2種以上を併用することも可能である。
本発明のインクジェットインク受容性組成物における水溶性有機溶剤の含有量は、通常、0〜50重量%である。
本発明のインクジェットインク受容性組成物の基本組成は以上の通りであるが、その他、従来公知の界面活性剤、表面張力調整剤、防黴剤及び防錆剤等を必要に応じて配合することができる。
以上説明した本発明のインクジェットインク受容性組成物は、インクジェット記録用インク組成物と組み合わせてインクジェット記録用インク組成物セットとして好ましく使用することができる。このインクジェット記録用インク組成物セットも本発明の一部である。
このようなインクジェット記録用インク組成物セットを構成するインクジェット記録用インク組成物としては、一般的にインクジェット記録方法において使用される色のインク組成物、例えばイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色インク組成物、及びこれらの色を薄めて(着色剤濃度を下げて)使用する、いわゆるライトインク組成物を使用することができる。インクジェット記録用インク組成物セットを構成するインクジェット記録用インク組成物の色数は、特に規定されるものではない。また、使用できる色はここに示した色のみに限定されるわけではない。また、各インクジェット記録用インク組成物の着色剤としては、特に限定されないが、シリカ粒子凝集体への吸着性の点から染料であることが好ましい。
各インクジェット記録用インク組成物に使用するビヒクルも特に特定されないが、本発明のインクジェットインク受容性組成物と同様のビヒクルを使用することが、相互に接触した際の安定性の点から好ましい。
本発明のインクジェット記録用インク組成物セットは、インクジェット記録用インク組成物をインクジェットヘッドのノズルから吐出させて被記録材に付着させることにより記録を行うインクジェット記録方法に好ましく適用できる。このインクジェット記録方法も本発明の一部である。
この記録方法においては、まず、インクジェット記録用インク組成物セットを構成するインクジェットインク受容性組成物を、インクジェットヘッドのノズルからオンデマンド方式で吐出させて被記録材に付着させることによりインク受容領域を形成する。インクジェットヘッドとしては、ピエゾ式、静電吸引式及びサーマル式等の公知のインクジェット駆動方式を利用するインクジェットヘッドを利用することができる。
次に、そのインク受容領域に、インクジェット記録用インク組成物をインクジェットヘッドのノズルから吐出させ付着させる。これにより記録が行われる。インクジェットインク受容性組成物の被記録材への付着(即ち、インク受容領域の形成)と、その後の最初のインクジェット記録用インク組成物のそのインク受容領域への付着との間の時間は、インクジェットインク受容性組成物のビヒクルが被記録材にしみ込む時間を確保できればよい。
以下、実施例及び比較例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。また、本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正及び改良等を加え得るものである。
シリカ粒子凝集体の製造方法
(1)長鎖状シリカ粒子凝集体(シリカ粒子の一次粒子が長鎖状に連なった二次構造部を有する凝集体)の製造
水ガラス3号(SiO/NaOモル比:3.15、SiO濃度:29重量%)に純水を加え、SiO濃度が3.6重量%のケイ酸ナトリウム水溶液を得た。別途用意した陽イオン交換樹脂のカラムに、上記ケイ酸ナトリウム水溶液を通すことで、SiO濃度が3.6重量%、pHが3.0の活性ケイ酸コロイド水溶液を得た。
上記活性ケイ酸コロイド水溶液890gをガラス容器に採り、撹拌しつつ純水600gを加え、SiO濃度が2.2重量%、pHが3.1の活性ケイ酸コロイド水溶液とした。これを攪拌しつつ、10重量%硝酸カルシウム水溶液60gを加え、さらに30分間攪拌を続行した。これにより得られた混合液を混合液Aとした。
一方、平均粒子径(窒素吸着法粒子径)20.5nmの酸性球状シリカゾルであるスノーテックスO−40(日産化学工業(株)製)2000gを別のガラス容器に採り、これを攪拌しつつ、5重量%水酸化ナトリウム水溶液6gを加え、さらに30分間攪拌を続行した。この混合液を混合液Bとした。
次に、攪拌している混合液Aに混合液Bを加え、さらに30分間攪拌を続け、混合液Cを得た。この混合液Cを攪拌しつつ、2重量%水酸化ナトリウム水溶液330gを10分間かけて加え、さらに1時間攪拌を続けた。得られた混合液をステンレス製オートクレーブに仕込み、135℃環境下で攪拌しつつ3時間加熱し、その後放置、冷却した。これにより、「長鎖状シリカ粒子凝集体」の混合液を得た。電子顕微鏡による観察によると、このシリカ粒子凝集体は球状のシリカ粒子が長鎖状に連なる二次構造部を有していた。このシリカ粒子凝集体の粒子径は、動的光散乱法により測定したところ120nmであった。
(2)コロイダルリン酸アルミニウム被覆接合シリカ粒子(シリカ粒子の一次粒子がコロイダルリン酸アルミニウムで被覆接合された構造を有する凝集体)の製造
22.1nmの比表面積径(窒素吸着法粒子径)を有するアルカリ性シリカゾル(スノーテックスM30:日産化学工業(株)製、SiO濃度:35.0重量%、NaO濃度:0.16重量%)470g(SiO含有量:164.5g)と脱イオン水3000gを10Lのガラス容器に投入し、これに85%リン酸水溶液19.3g(リン酸含有量:16.4g)をディスパー型の攪拌機にて1500rpmにて攪拌しながら添加し、20分間攪拌を継続した。それによりpHが1.9、SiO濃度が4.7重量%、リン酸濃度が0.47重量%の混合液Eを得た。
次に、アルミン酸ナトリウム水溶液(NA−150:住友化学工業(株)製;Al濃度:21.0重量%、NaO濃度:19.0重量%、Na/Alモル比:1.5)35.5g(Al含有量:7.5g)に脱イオン水1000gを加えてAl濃度が0.72重量%のアルミン酸ナトリウム水溶液1035.5gを得た。
上記混合液Eをディスパー型攪拌機にて2500rpmで攪拌しながら、上記アルミン酸ナトリウム水溶液1035.5gを10分間かけて連続的に添加し、その後20分間攪拌を続行した。次に、この液のpHを調整する目的で10%硫酸水溶液73gを、攪拌を続行しつつ5分間かけて連続で添加し、さらに40分間攪拌を続行した。この結果得られた混合液を混合液Fとした。得られた混合液Fの物性は、シリカとリン酸アルミニウムの重量比がSiO:AlPO=90.2:9.8、コロイダルシリカ濃度が3.56重量%、リン酸アルミニウム濃度(AlPO換算)が0.39重量%、シリカとリン酸アルミニウムの合計濃度が3.95重量%、動的光散乱法により測定された粒子径が266nmであった。
次に、混合液Fを1500rpmで攪拌しながら、蒸発しないように配慮しつつ90℃環境下で2時間熟成を行い、その後冷却した。ここまでで得られた複合ゾルは4600gであった。このゾルを限外濾過膜(アドバンテック東洋(株)製ウルトラフィルター、分画分子量50000)の平膜を用いて約1200gまで濃縮を行い、これに脱イオン水約1300gを添加してさらに720gまで濃縮を行い、「コロイダルリン酸アルミニウム被覆接合シリカ粒子」の複合ゾルを得た。得られた高濃度の複合ゾルは、SiO濃度が22.7重量%、リン酸アルミニウム濃度(AlPO換算)が2.5重量%、シリカとリン酸アルミニウムの合計濃度が25.2重量%、動的光散乱法により測定された粒子径が240nmであった。このゾル中のコロイダル複合粒子は電子顕微鏡による観察によると二次元、三次元の凝集体を形成していた。また、リン酸アルミニウム単独の粒子の存在は見られず、明らかに複合化していることがわかった。
(3)球状シリカ粒子及びアルミナ粒子
球状シリカ粒子は、日産化学工業(株)製スノーテックス20を使用した。アルミナ粒子は、日産化学工業(株)製アルミナゾル520を使用した。
実施例1(インクジェットインク受容性組成物の調製)
水(脱イオン水):35重量%、グリセリン:13重量%、ジプロピレングリコールプロピルエーテル:1重量%を混合して混合液Hを調整した。次に、この混合液Hを200rpmで攪拌しつつ、ポリビニルピロリドン(商品名:Kollidon 17PF(BASF製)):1重量%を添加し、そのままポリビニルピロリドンが完全に溶解するまで攪拌を続けた。得られた混合液を混合液Iとした。
次いで、別容器に上記のシリカ粒子凝集体の製造方法にしたがって製造した長鎖状シリカ粒子凝集体の混合液(シリカ粒子有効成分:21重量%)を50重量%採取した。このシリカ粒子分散液を200rpmで攪拌しつつ、先に調合した混合液Iをゆっくりと添加した。その後さらに30分間攪拌を続けた後に、孔径2.5μmのメンブランフィルターにて濾過し、実施例1のインクジェットインク受容性組成物を調製した。なお、インクジェットインク受容性組成物の全量に対する長鎖状シリカ粒子凝集体の含有量は、10.5重量%であった。
実施例2〜3、比較例1〜比較例7
実施例1と同様な方法で、表1の組成に基づいてインクジェットインク受容性組成物の調製を行った。なお、長鎖状シリカ粒子凝集体及びコロイダルリン酸アルミニウム被覆接合シリカ粒子は、上記のシリカ粒子凝集体の製造方法にしたがって製造したものを用いた。
試験例
(印刷サンプルの作成)
実施例、比較例の各インクジェットインク受容性組成物について、所定のインクカートリッジに充填し、ブラザー工業(株)製インクジェットプリンタ搭載デジタル複合機(MFC−5200J)に装着して、印刷サンプルの作成を行った。被記録材は、普通紙(m−real製DATA COPY紙)を使用した。
印刷手順は以下の通りであった。この結果、本発明のインクジェット受容性組成物の印刷を行った後、その上にインクジェット記録用インク組成物の印刷を行ったことになる。
MFC―5200Jのインクカートリッジ装着部に、実施例及び比較例の各インクジェットインク受容性組成物が充填されたインクカートリッジとMFC−5200Jに標準で使用されているイエローのインクジェット記録用インク組成物が充填されたインクカートリッジとを装着し、インクジェットインク受容性組成物の印刷の後、その上にイエローのインクジェット記録用インク組成物を印刷するようにドライバにて制御を行い、イエロー単色で印刷サンプルを印刷した。この印刷サンプルは、ベタ、罫線及びテキスト等を適度に含むパターンを印刷したものであった。同様にして、シアン単色及びマゼンタ単色の印刷サンプルも印刷した。
(印刷サンプルの評価)
実施例1〜3及び比較例1〜7の印刷サンプルを下記の方法に従って評価を行い、得られた結果を表1に示す。
(にじみ評価)
作成した印刷サンプルの罫線部分を用い、以下の基準で評価した。にじみ評価を行うことで、高精細な画質の画像が高品位で得られたか否かを評価することができる。
○…にじみが認められず、きれいな罫線が得られる場合
△…にじみがやや目立つ場合
×…明らかににじみが目立ち、罫線の輪郭が凸凹している場合
(裏映り評価)
作成した印刷サンプルの裏面を観察し、表面の印刷がどの程度見えるかを官能的に評価した。以下の基準で評価した。
○…表面の印刷がうっすらと見える場合
△…表面からインクが若干にじんでいる場合
×…表面のインクが裏面にはっきりとにじんでいる場合
(色ムラ評価)
作成した印刷サンプルのベタ印刷部分について観察を行い、ベタ印刷部分に色ムラがあるか否かを、以下の基準で評価した。
○…色ムラのない、きれいなベタ印刷部が得られる場合
△…ベタの一部分に色の薄くなっている部分がある場合
×…ベタの全体的に色が薄くなったり、濃くなったりしている場合
(色彩向上評価)
作成した印刷サンプルについて、印刷濃度及び彩度を評価した。これらの指標が高いものほど、高濃度、高色彩の印刷物が得られる。印刷濃度の評価は、反射濃度計(RD−914;GretagMacbeth社製)による濃度の測定により実施した。また、彩度の評価は、分光測色計(MSC−P;スガ試験機(株)製、測定条件;D65光源、2°視野)による測定により実施した。
いずれの評価も、有色インクであるイエロー、マゼンタ及びシアン各色について測定を行い、評価は、本発明のインクジェットインク受容性組成物を使用せずに、有色のインクジェット記録用インク組成物を印刷した場合を基準として、どの程度印刷濃度及び彩度が向上したか否か、以下の基準で評価した。
◎…イエロー、マゼンタ及びシアンの各色とも印刷濃度が基準サンプルと比べ20%以上上昇、かつ彩度が基準サンプルと比べ10%以上上昇している場合
○…イエロー、マゼンタ及びシアンの各色とも印刷濃度、彩度ともに基準サンプルと比べ10%以上上昇している場合
△…イエロー、マゼンタ及びシアンのいずれかの色について、印刷濃度、彩度のいずれかが基準サンプルに比べ10%以上の上昇が得られない場合
×…◎〜△に当てはまるような色彩の向上が見られない場合




Figure 2007307829
表1から解るように、実施例1〜3は、いずれも特定のシリカ粒子凝集体及びポリビニルピロリドンを含有するインクジェットインク受容性組成物を使用した例であり、にじみ、裏映り、色ムラ及び色彩向上のいずれの点でも優れている印刷物が得られた。
一方、比較例1では、特定のシリカ粒子凝集体ではなく球状シリカ粒子を使用したため、色彩向上が充分でなく、また、比較例2も特定のシリカ粒子凝集体ではなくアルミナ粒子を使用したため、印刷物にはにじみ、色ムラがあり、色彩向上も充分でなかった。また、比較例3〜6は、バインダー樹脂としてポリビニルピロリドン以外のバインダーを使用したため、色ムラが見られ、実施例と比較すると得られる印刷物の品質はやや劣っていた。また、比較例7は、バインダー樹脂を全く使用しなかったため、色ムラが見られ、また色彩向上の度合いも大きくなく、実施例と比較すると得られる印刷物の品質は劣っていた。
特定構造のシリカ粒子凝集体とポリビニルピロリドンとを併用する本発明のインクジェットインク受容性組成物を、インクジェット記録用インク組成物より先に、インクジェットヘッドのノズルからオンデマンド方式で被記録材に吐出させ付着させてインク受容領域を形成し、そのインク受容領域にインクジェット記録用インク組成物を吐出させ付着させて記録を行った場合、インク受容領域に付着したインクジェット記録用インク組成物中に含有されている着色剤はインク受容領域に存在するシリカ粒子凝集体に吸着され、被記録材の繊維方向への着色剤の浸透が防止され、画像のにじみや裏映りがなく、高濃度かつ高品位な画像を得ることが可能となる。従って、本発明によれば、インクジェット記録用の専用紙や専用葉書を用いなくても、普通紙や通常の葉書における画像のにじみ、裏映り及び非光沢性等の問題を解決でき、その結果、普通紙や通常の葉書に対して、高濃度かつ高品位な文字や画像を形成することができる。

Claims (9)

  1. 被記録材にインク受容領域をオンデマンド方式で形成するためのインクジェットインク受容性組成物であって、シリカ粒子凝集体及びポリビニルピロリドンを含有し、該シリカ粒子凝集体が、シリカ粒子の一次粒子が長鎖状に連なった二次構造部を有する凝集体、又はシリカ粒子の一次粒子がコロイダルリン酸アルミニウムで被覆接合された構造を有する凝集体であることを特徴とするインクジェットインク受容性組成物。
  2. 該シリカ粒子凝集体が、シリカ粒子の一次粒子が長鎖状に連なった二次構造部を有する凝集体であって、シリカ粒子の一次粒子平均径が10〜30nmである請求項1記載のインクジェットインク受容性組成物。
  3. シリカ粒子の一次粒子が長鎖状に連なった二次構造部の長さが、シリカ粒子の一次粒子平均径の3〜20倍である請求項1又は2記載のインクジェットインク受容性組成物。
  4. シリカ粒子の一次粒子が長鎖状に連なった二次構造部を有する凝集体の長さが、70〜160nmである請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェットインク受容性組成物。
  5. 該シリカ粒子凝集体が、シリカ粒子の一次粒子がコロイダルリン酸アルミニウムで被覆接合された構造を有する凝集体であって、シリカ粒子の一次粒子平均径が10〜100nmである請求項1記載のインクジェットインク受容性組成物。
  6. シリカ粒子の一次粒子がコロイダルリン酸アルミニウムで被覆接合された構造を有する凝集体の大きさが、シリカ粒子の一次粒子平均径の3倍以上、かつ150〜500nmである請求項5記載のインクジェットインク受容性組成物。
  7. 請求項1のインクジェットインク受容性組成物と、少なくとも1種のインクジェット記録用インク組成物とからなるインクジェット記録用インク組成物セット。
  8. インクジェット記録用インク組成物が、着色剤として染料を含有する請求項7記載のインクジェット記録用インク組成物セット。
  9. 請求項7又は8記載のインクジェット記録用インク組成物セットを構成するインクジェット記録用インク組成物をインクジェットヘッドのノズルから吐出させて被記録材に付着させることにより記録を行うインクジェット記録方法において、インクジェット記録用インク組成物セットを構成するインクジェットインク受容性組成物を、インクジェットヘッドのノズルからオンデマンド方式で吐出させて被記録材に付着させることによりインク受容領域を形成しておき、該インク受容領域に、インクジェット記録用インク組成物をインクジェットヘッドのノズルから吐出させ付着させることを特徴とするインクジェット記録方法。
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