JP2007307744A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、後端余白設定印刷処理を利用性を向上させつつ適切に行うインク噴射式の画像形成装置に関する。
【解決手段】インク噴射式複合装置1は、記録紙Pの搬送方向後端側の所定幅の余白部分に画像データが存在すると、当該余白部分の画像データを省いて記録紙Pから当該余白部分を除いた印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行うと、後端余白設定印刷を行った旨を操作パネル5のディスプレイに表示出力する等の方法で報知出力する。したがって、後端余白部分の画像が一部省かれて印刷されていることを確実に確認することができ、安価にかつ画像品質を良好に維持しつつ、用紙長さよりも長い画像を安価にかつ適切に印刷出力することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】インク噴射式複合装置1は、記録紙Pの搬送方向後端側の所定幅の余白部分に画像データが存在すると、当該余白部分の画像データを省いて記録紙Pから当該余白部分を除いた印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行うと、後端余白設定印刷を行った旨を操作パネル5のディスプレイに表示出力する等の方法で報知出力する。したがって、後端余白部分の画像が一部省かれて印刷されていることを確実に確認することができ、安価にかつ画像品質を良好に維持しつつ、用紙長さよりも長い画像を安価にかつ適切に印刷出力することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像形成装置に関し、詳細には、後端余白設定印刷処理を利用性を向上させつつ適切に行うインク噴射式の画像形成装置に関する。
近年、インク噴射式画像形成装置は、現像定着などのプロセスを必要とせず、非接触で直接印字することができるため、低騒音、高速高画質のカラー印字が可能で、普通紙を使用できることから、広く普及してきている。その中でも記録を必要とする時にのみインク液滴を吐出するドロップ・オン・デマンド(DOD)方式のインク噴射式画像形成装置は、印字に不必要なインクの回収系を用いなくてすむため、メンテナンスが簡単で、装置構成が小型・安価となるため、近年、大いに普及してきている。
そして、インク噴射式画像形成装置は、インクを噴射する複数のノズルをキャリッジ上に複数副走査方向に並べて配設し、当該ノズルを搭載するキャリッジを主走査方向に移動させつつノズルからインクを噴射させる動作と、用紙を副走査方向に搬送させる動作と、を交互に繰り返し行うことで、用紙に画像形成する。
この用紙の搬送方式としては、用紙を帯電性を有する搬送ベルトに静電吸着させ、当該搬送ベルトを副走査方向に搬送駆動させることで、用紙を副走査方向に搬送する方式があり、この搬送ベルトによる搬送は、たわみのない用紙搬送を行うことができ、出力画像の品質を向上させることができる。
そして、このような搬送ベルト方式を用いた搬送方式で用紙を搬送しつつ、当該用紙にインク滴を噴射して画像形成する場合、画像データが当該用紙の副走査方向端部、すなわち、用紙後端部まであるときには、用紙後端までインク滴を噴射させて画像形成すると、用紙後端からインクがはみ出した状態で画像形成され、用紙から外れたインクが搬送ベルトに付着して、搬送ベルトによる用紙の搬送性能が低下したり、搬送ベルトに付着したインクが用紙の裏面に再転写されて、印刷済用紙の品質が低下するという問題があった。
そこで、従来から、搬送ベルト上へのインクの吐出を防止するために、図19(a)に示すように、用紙端部に余白を設け、図19(b)に示す印刷前の画像データのイメージとして示すような画像データのうち、余白部分に存在する画像データをカットして、図19(c)に示すように、印刷することで、搬送ベルト上にインクが吐出されることを防止している。
ところが、余白を確保するために、用紙後端部において、当該用紙後端の画像をカットして印刷すると、例えば、図20(a)に示すような印刷前の画像には存在しているが、図20(b)に示すように、余白を設けるためにカットされることで、完全に消えてしまう画像がある場合、ユーザが出力された印刷物を見ただけでは、用紙後端部分の画像がカットされているかどうか判別できない場合もあり、情報が適切に伝えることができないという問題がある。
そこで、従来、複数の搬送ベルトを主走査方向または副走査方向に複数並べて配設して、搬送性能を維持しつつ、ふちなし印刷を可能とする技術が提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
しかしながら、上記従来技術にあっては、搬送ベルトの形状を一部変更することで、複数の搬送ベルトを構成し、用紙の搬送性能を損なうことなく、ふちなし印刷を行うことができるが、搬送ベルトの形状を変更する必要があり、コストが高くなり、改良の必要があった。
そこで、本発明は、画像品質を良好に維持しつつ、用紙長さよりも長い画像を安価にかつ適切に印刷出力する画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明の画像形成装置は、副走査方向への用紙の搬送と主走査方向に移動されるキャリッジに搭載されているノズルから画像データに基づく前記用紙へのインク滴の噴射を行って画像形成するとともに、少なくとも前記用紙の搬送方向後端側の所定幅の余白部分に画像データが存在すると、当該余白部分の画像データを省いて当該用紙から当該余白部分を除いた印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行う画像形成装置において、前記後端余白設定印刷を行うと、後端余白設定印刷を行った旨を所定の報知手段から報知出力する印刷後報知処理を行うことにより、上記目的を達成している。
請求項2記載の発明の画像形成装置は、副走査方向への用紙の搬送と主走査方向に移動されるキャリッジに搭載されているノズルから画像データに基づく前記用紙へのインク滴の噴射を行って画像形成するとともに、少なくとも前記用紙の搬送方向後端側の所定幅の余白部分に画像データが存在すると、当該余白部分の画像データを省いて当該用紙から当該余白部分を除いた印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行う画像形成装置において、前記用紙の搬送方向後端側の余白部分に画像データが存在すると、前記後端余白設定印刷を行うか否かの問い合わせを所定の報知手段から報知し、当該報知に応じて所定の指示操作手段から当該後端余白設定印刷の開始が指示操作されると、当該後端余白設定印刷を行う事前報知後端余白設定印刷処理を実行することにより、上記目的を達成している。
請求項3記載の発明の画像形成装置は、副走査方向への用紙の搬送と主走査方向に移動されるキャリッジに搭載されているノズルから画像データに基づく前記用紙へのインク滴の噴射を行って画像形成するとともに、少なくとも前記用紙の搬送方向後端側の所定幅の余白部分に画像データが存在すると、当該余白部分の画像データを省いて当該用紙から当該余白部分を除いた印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行う画像形成装置において、前記後端余白設定印刷を行うと、当該後端余白部分の画像データを次ページの用紙に印刷出力するデータ分割印刷処理を行うことにより、上記目的を達成している。
請求項4記載の発明の画像形成装置は、副走査方向への用紙の搬送と主走査方向に移動されるキャリッジに搭載されているノズルから画像データに基づく前記用紙へのインク滴の噴射を行って画像形成するとともに、少なくとも前記用紙の搬送方向後端側の所定幅の余白部分に画像データが存在すると、当該余白部分の画像データを省いて当該用紙から当該余白部分を除いた印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行う画像形成装置において、前記用紙の搬送方向後端側の余白部分に画像データが存在すると、前記後端余白設定印刷を行う場合に当該後端余白部分の画像データを次ページの用紙に印刷出力するか否かの問い合わせを所定の報知手段から報知して、当該報知に応じた所定の指示操作手段からの指示操作に応じて、前記余白部分の画像データを省いた後端余白設定印刷のみを行う事前報知後端余白設定印刷処理と、前記後端余白設定印刷を行うとともに当該後端余白部分の画像データを次ページの用紙に印刷出力するデータ分割印刷処理とを選択的に実行することにより、上記目的を達成している。
請求項5記載の発明の画像形成装置は、副走査方向への用紙の搬送と主走査方向に移動されるキャリッジに搭載されているノズルから画像データに基づく前記用紙へのインク滴の噴射を行って画像形成するとともに、少なくとも前記用紙の搬送方向後端側の所定幅の余白部分に画像データが存在すると、当該余白部分の画像データを省いて当該用紙から当該余白部分を除いた印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行う画像形成装置において、外部から渡される画像データに基づいて画像形成するプリンタ機能、読み取った原稿の画像を画像形成するコピー機能及び少なくともファクシミリ受信した画像データを画像形成するファクシミリ機能等の各種アプリケーション機能を備え、前記用紙の搬送方向後端側の余白部分に画像データが存在すると、前記後端余白設定印刷を行う場合に、当該後端余白設定印刷を行った後に当該後端余白設定印刷を行った旨を所定の報知手段から報知出力する印刷後報知処理、所定の報知手段からの所定の問い合わせの報知に応じた所定の指示操作手段からの指示操作に応じた前記後端余白設定印刷の開始の指示操作に応じて当該後端余白設定印刷を行う事前報知後端余白設定印刷処理、前記後端余白設定印刷の後端余白部分の画像データを次ページの用紙に印刷出力するデータ分割印刷処理うち、前記アプリケーション機能毎に予め設定された設定状態に応じて、または、前記アプリケーション機能毎に所定の選択手段での選択に応じて選択した処理を実行することにより、上記目的を達成している。
請求項6記載の発明の画像形成装置は、副走査方向への用紙の搬送と主走査方向に移動されるキャリッジに搭載されているノズルから画像データに基づく前記用紙へのインク滴の噴射を行って画像形成するとともに、少なくとも前記用紙の搬送方向後端側の所定幅の余白部分に画像データが存在すると、当該余白部分の画像データを省いて当該用紙から当該余白部分を除いた印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行う画像形成装置において、外部から渡される画像データに基づいて画像形成するプリンタ機能、読み取った原稿の画像を画像形成するコピー機能及び少なくともファクシミリ受信した画像データを画像形成するファクシミリ機能等の各種アプリケーション機能を備え、当該ファクシミリ機能で受信した画像データが前記用紙の搬送方向後端側の余白部分に存在すると、前記後端余白設定印刷を行う場合に、当該後端余白設定印刷を行った後に当該後端余白設定印刷を行った旨を所定の報知手段から報知出力する印刷後報知処理、所定の報知手段からの所定の問い合わせの報知に応じた所定の指示操作手段からの指示操作に応じた前記後端余白設定印刷の開始の指示操作に応じて当該後端余白設定印刷を行う事前報知後端余白設定印刷処理、前記後端余白設定印刷の後端余白部分の画像データを次ページの用紙に印刷出力するデータ分割印刷処理のいずれの処理を実行するかがファクシミリ画像の送信元毎に予め設定され、当該設定状態に応じて実行する処理を選択することにより、上記目的を達成している。
上記請求項4から請求項6の場合、例えば、請求項7に記載するように、前記画像形成装置は、前記用紙の搬送方向後端側の余白部分に画像データが存在すると、前記後端余白設定印刷を行うか否かの問い合わせを所定の報知手段から報知し、当該問い合わせの報知に応じた所定の指示操作手段からの指示操作に応じた処理を行ってもよい。
本発明の画像形成装置によれば、用紙の搬送方向後端側の所定幅の余白部分に画像データが存在すると、当該余白部分の画像データを省いて印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行うと、後端余白設定印刷を行った旨を報知出力するので、後端余白部分の画像が一部省かれて印刷されていることを確実に確認することができ、画像品質を良好に維持しつつ、用紙長さよりも長い画像を安価にかつ適切に印刷出力することができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図3は、本発明の画像形成装置の第1実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像形成装置の第1実施例を適用したカラーインク噴射式複合装置1のブロック構成図である。
図1において、カラーインク噴射式複合装置1は、システムコントローラ2、通信コントローラ3、プリンタドライバ4、操作パネル5、給紙部6、網制御部7、キャリッジ駆動部8、キャリッジ9、ベルト駆動部10及び搬送ベルト11等を備えており、上記システムコントローラ2は、システムコントローラ2、通信コントローラ3、プリンタドライバ4、操作パネル5、給紙部6、網制御部7等とシステムバス12で接続されている。
システムコントローラ2は、CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えており、カラーインク噴射式複合装置1の各部を制御して、カラーインク噴射式複合装置1としての基本処理を実行するとともに、後述する後端余白設定印刷制御処理を実行する。
通信コントローラ3には、LAN(Local Area Network)等の通信回線を介してパーソナルコンピュータ(PC)20が接続されており、通信コントローラ3は、システムコントローラ2の制御下で、パーソナルコンピュータ20との間で制御信号の授受を行って、外部であるパーソナルコンピュータ20から印刷データと制御信号を受け取る。
プリンタドライバ4は、パーソナルコンピュータ20から受け取った印刷データをシステムコントローラ2が処理可能な印刷データに変換する。
操作パネル5は、各種操作キー及びディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ等)を備えており、操作キーからはカラーインク噴射式複合装置1に各種動作を行わせるのに必要な各種操作が行われ、ディスプレイには、操作キーからの操作内容やカラーインク噴射式複合装置1からオペレータ(操作者)に通知する各種情報を表示する。特に、操作パネル5には、後述する後端余白設定印刷制御処理で必要な各種指示操作や選択操作を行う操作キー(操作手段)及び後端余白設定印刷制御処理で操作者に各種情報を通知する報知手段としてのディスプレイや音声出力機構(スピーカ等)が設けられている。
給紙部6は、所定サイズの複数枚の記録紙Pを収納する給紙トレイや搬送機構等を備えており、搬送機構で、当該給紙トレイの記録紙Pを1枚ずつ分離して、搬送ベルト11上に搬送する。
網制御部7には、回線、例えば、公衆電話回線等が接続されており、網制御部7は、回線からの発呼に対して自動着呼し、また、回線への自動発呼処理を行うとともに、システムコントローラ2の制御下で、相手ファクシミリ装置との間でファクシミリ制御信号を交換して、ファクシミリ通信手順を実行する。
キャリッジ9は、図示しないが、カラー画像を形成するのに必要な各色、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、ブラック(K)、シアン(C)の記録ヘッドを副走査方向に並べて搭載しており、キャリッジ9には、それぞれ図示しない対応色のインクタンクから対応色のインクが供給され、対応色のインク(液滴)を記録紙Pに吐出する。
キャリッジ9の下方には、図示しない搬送ローラとテンションローラに張り渡された搬送ベルト11が配設されており、搬送ベルト11は、ベルト駆動部10によって図1の副走査方向に移動されることで、給紙部6から搬送されてきた記録紙Pを静電吸着等によって吸着しつつ図1の副走査方向に搬送する。
ベルト駆動部10は、システムコントローラ2の制御下で動作して、間欠動作を繰り返しながら搬送ベルト11を間欠的に副走査方向に移動させ、搬送ベルト11上の記録紙Pを搬送方向(副走査方向)に搬送させる。
キャリッジ駆動部8は、システムコントローラ2の制御下で、キャリッジ9の主走査方向の移動を行わせる主走査モータの駆動を制御して、キャリッジ11の主走査方向の移動を制御する。
キャリッジ9には、端部検出センサ13が取り付けられており、端部検出センサ13は、記録紙Pの端部を検出して端部検知信号をシステムコントローラ2に出力する。
また、システムコントローラ2は、画像信号をキャリッジ9の各記録ヘッドを駆動制御するヘッド駆動制御部(図示略)に出力し、ヘッド駆動制御部が、この画像信号に基づいて各色の記録ヘッドの駆動を制御して、各色の記録ヘッドのノズルから画像信号に対応したインク滴を吐出させて記録紙P上にフルカラーの画像を形成する。すなわち、インク噴射式複合装置1は、インク滴を吐出する各色のノズルを副走査方向に並べた各色の記録ヘッドを保持するキャリッジ9の主走査方向への移動(スキャン)と、記録紙Pの副走査方向への移動を交互に行うことによって画像を形成する。
インク噴射式複合装置1は、パーソナルコンピュータ20から受信した印刷データを記録紙Pに印刷出力するプリンタ機能だけでなく、図示しないが、原稿の画像を読み取るスキャナ部を備え、スキャナ部で読み取った原稿の画像を印刷出力するコピー機能、網制御部7を介して送信元から受信したファクシミリ画像を印刷出力しまたスキャナ部で読み取った原稿の画像を網制御部7を介して送信先に送信するファクシミリ機能等の各種アプリケーション機能を備えている。
また、インク噴射式複合装置1は、画像を記録紙Pに印刷出力する場合、記録紙Pの周辺部に所定幅の余白を設けて画像を印刷出力するが、記録紙Pから余白部分を除いた領域が印刷可能領域であり、この印刷可能領域からはみ出して余白部分に印刷対象の画像が存在する場合には、搬送ベルト11にインクが付着して画像品質を低下させるおそれがあるため、当該余白部分にはみ出した画像を削除して印刷可能領域のみの画像を印刷出力する端部余白設定印刷処理、特に、記録紙Pの搬送方向後端側の余白部分に画像(データ)が存在すると、当該余白部分の画像データを省いて印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷処理を行う。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のインク噴射式複合装置1は、後端余白設定印刷制御処理として、記録紙Pの搬送方向後端側の余白部分の画像データを省いて印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行った際に、当該後端余白設定印刷を行った旨を報知出力する印刷後報知処理を行う。
すなわち、システムコントローラ2は、画像データに基づいて記録紙Pに画像を印刷出力する印刷モードに移行すると、図2に示すように、印刷対象の画像(画像データ)があるかチェックし(ステップS101)、印刷対象の画像が無いときには、印刷処理を行うことができないため、そのまま処理を終了する。
ステップS101で、印刷対象の画像(1ページ分の画像)があると、システムコントローラ2は、現在の印刷対象が用紙後端部分の印刷であるかチェックし(ステップS102)、用紙後端部分の印刷でないときには、印刷を続行して(ステップS103)、ステップS101に戻って、上記同様に処理する(ステップS101〜S103)。この印刷処理で、用紙後端部分の印刷になる前に、ステップS101で画像が無くなると、そのまま処理を終了する。
ステップS102で、用紙後端部分の印刷であると、システムコントローラ2は、当該印刷対象の画像が印刷可能領域内に収まるか否か判別する(ステップS104)。すなわち、インク噴射式複合装置1は、上述のように、記録紙Pの周辺部に所定幅の余白を設けた端部余白設定印刷、特に、記録紙Pの後端側に余白を設けた後端余白設定印刷を行うが、記録紙Pからこの余白部分を除いた領域が印刷可能領域であり、ステップS104では、この印刷可能領域内に印刷対象の画像が収まるか否か判別している。
ステップS104で、印刷可能領域内に印刷対象の画像が収まるときには、システムコントローラ2は、当該ページの画像の印刷を最後まで行って、印刷処理を終了する(ステップS105)。
ステップS104で、印刷可能領域内に印刷対象の画像が収まらないときには、システムコントローラ2は、当該ページの画像の印刷可能領域内に収まらない後端部分(余白部分)の画像を省く(カットする)画像処理を行い(ステップS106)、当該後端部分の画像をカットした画像を印刷出力する後端余白設定印刷処理を行う(ステップS107)。
システムコントローラ2は、後端余白設定印刷を終了すると、後端画像の一部をカットした旨を報知出力(通知)する印刷後報知処理を行って、処理を終了する(ステップS108)。
この印刷後報知処理では、例えば、図3に示すように、操作パネル5のディスプレイ5aにその旨のメッセージ、例えば、「用紙後端画像の一部がカットされました!!」を表示することで、または/及び、スピーカからその旨のメッセージを音声出力すること等で報知する。
このように、本実施例のインク噴射式複合装置1は、記録紙Pの搬送方向後端側の所定幅の余白部分に画像データが存在すると、当該余白部分の画像データを省いて記録紙Pから当該余白部分を除いた印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行うと、後端余白設定印刷を行った旨を報知出力している。
したがって、後端余白部分の画像が一部省かれて印刷されていることを確実に確認することができ、安価にかつ画像品質を良好に維持しつつ、用紙長さよりも長い画像を安価にかつ適切に印刷出力することができるとともに、利用性を向上させることができる。
図4及び図5は、本発明の画像形成装置の第2実施例を示す図であり、図4は、本発明の画像形成装置の第2実施例を適用したカラーインク噴射式複合装置による後端余白設定印刷制御処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例は、上記第1実施例のインク噴射式複合装置1と同様のインク噴射式複合装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、上記第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例のインク噴射式複合装置1は、後端余白設定印刷制御処理として、後端余白設定印刷を実行する前に、後端余白設定印刷を行う旨、すなわち、後端画像の一部がカットされる旨を報知して、操作者が印刷開始の指示操作を行うことを条件に、後端余白設定印刷する事前報知後端余白設定印刷処理を行う。
すなわち、本実施例のインク噴射式複合装置1は、画像データに基づいて記録紙Pに画像を印刷出力する印刷モードに移行すると、システムコントローラ2が、図4に示すように、印刷対象の記録紙Pのサイズ(用紙サイズ)と余白の設定から印刷可能領域を算出し(ステップS201)、1ページ分の印刷対象の画像が印刷可能領域内に収まるか否か判断する(ステップS202)。
次に、システムコントローラ2は、1ページ分の印刷対象の画像が印刷可能領域内に収まるかチェックして(ステップS203)、収まるときには、当該印刷対象の画像の印刷を開始して、1ページ分の画像の印刷を完了すると、処理を終了する(ステップS204)。
ステップS203で、1ページ分の印刷対象の画像が印刷可能領域内に収まらないときには、システムコントローラ2は、後端画像の一部がカットされる旨を操作者(ユーザ)に報知出力(通知)し(ステップS205)、操作者が操作パネル5のキー操作で印刷開始が指示操作されるのを待つ(ステップS206)。
上記後端画像の一部がカットされる旨の報知処理では、例えば、図5に示すように、操作パネル5のディスプレイ5aにその旨のメッセージ、例えば、「用紙後端画像の一部がカットされます!!」を表示することで、または/及び、スピーカからその旨のメッセージを音声出力すること等で行う。
ステップS206で、操作者(ユーザ)による印刷開始の指示操作(要求)があると、印刷を開始し(ステップS207)、当該印刷対象の画像の後端部の余白部分の画像を一部カットした後端余白設定印刷処理を開始して、1ページ分の画像の後端余白設定印刷処理を完了すると、処理を終了する(ステップS208)。
このように、本実施例のインク噴射式複合装置1は、記録紙Pの搬送方向後端側の所定幅の余白部分に画像データが存在すると、後端余白設定印刷を行うか否かの問い合わせをディスプレイ5aへの表示等で報知し、当該報知に応じて操作パネル5から当該後端余白設定印刷の開始が指示操作されると、当該後端余白設定印刷を行う事前報知後端余白設定印刷処理を実行している。
したがって、事前に後端余白部分の画像が一部省かれて印刷されることを確実に確認することができ、安価にかつ画像品質を良好に維持しつつ、用紙長さよりも長い画像を適切にかつ安価に印刷出力することができるとともに、利用性を向上させることができる。
図6及び図7は、本発明の画像形成装置の第3実施例を示す図であり、図6は、本発明の画像形成装置の第3実施例を適用したカラーインク噴射式複合装置による後端余白設定印刷制御処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例は、上記第1実施例のインク噴射式複合装置1と同様のインク噴射式複合装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、上記第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例のインク噴射式複合装置1は、後端余白設定印刷制御処理として、後端余白設定印刷を行うと、当該後端余白設定印刷処理でカットした(省いた)画像を、次ページに印刷するデータ分割印刷処理を行う。
すなわち、本実施例のインク噴射式複合装置1は、画像データに基づいて記録紙Pに画像を印刷出力する印刷モードに移行すると、システムコントローラ2が、図6に示すように、印刷対象の画像(画像データ)があるかチェックし(ステップS301)、印刷対象の画像が無いときには、印刷処理を行うことができないため、そのまま処理を終了する。
ステップS301で、印刷対象の画像(1ページ分の画像)があると、システムコントローラ2は、現在の印刷対象が用紙後端部分の印刷であるかチェックし(ステップS302)、用紙後端部分の印刷でないときには、印刷を続行して(ステップS303)、ステップS301に戻って、上記同様に処理する(ステップS301〜S303)。この印刷処理で、用紙後端部分の印刷になる前に、ステップS301で画像が無くなると、そのまま処理を終了する。
ステップS302で、用紙後端部分の印刷であると、システムコントローラ2は、当該印刷対象の画像が印刷可能領域内に収まるか否か判別する(ステップS304)。
ステップS304で、印刷可能領域内に印刷対象の画像が収まるときには、システムコントローラ2は、当該ページの画像の印刷を最後まで行って、印刷処理を終了する(ステップS305)。
ステップS304で、印刷可能領域内に印刷対象の画像が収まらないときには、すなわち、図7(a)に示すように、画像が後端余白部分に存在するときには、システムコントローラ2は、当該ページ画像の印刷可能領域内に収まらない後端部分(余白部分)の画像を省く(カットする)画像処理を行い(ステップS306)、当該カットした画像を次ページの画像データとして所定のメモリに保存(確保)して(ステップS307)、当該後端部分の画像をカットした画像を、図7(b)に示すように、記録紙Pの後端部分に余白を設けて印刷出力する後端余白設定印刷処理を行う(ステップS308)。
システムコントローラ2は、後端余白設定印刷を終了すると、ステップS307で保存(確保)した余白部分の画像データに基づいて、図7(c)に示すように、当該画像を次ページ目の画像として印刷して、処理を終了する(ステップS309)。
このように、本実施例のインク噴射式複合装置1は、余白部分の画像データを省いて記録紙Pから当該余白部分を除いた印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行うと、当該後端余白部分の画像データを次ページの記録紙Pに印刷出力するデータ分割印刷処理を行っている。
したがって、重要な画像情報が余白部分にある場合に、当該余白部分の画像を次ページに印刷して、情報内容を確認することができ、利用性をより一層向上させることができる。
図8〜図10は、本発明の画像形成装置の第4実施例を示す図であり、図8は、本発明の画像形成装置の第4実施例を適用したカラーインク噴射式複合装置による後端余白設定印刷制御処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例は、上記第1実施例のインク噴射式複合装置1と同様のインク噴射式複合装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、上記第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例のインク噴射式複合装置1は、後端余白設定印刷制御処理として、後端余白設定印刷を実行する前に、後端余白設定印刷を行う旨と当該後端余白設定印刷の印刷方法(方式)の選択を促す通知を行って、当該通知に応じて選択された処理方法で印刷する選択印刷処理を行う。
すなわち、本実施例のインク噴射式複合装置1は、画像データに基づいて記録紙Pに画像を印刷出力する印刷モードに移行すると、システムコントローラ2が、図8に示すように、印刷対象の記録紙Pのサイズ(用紙サイズ)と余白の設定から印刷可能領域を算出し(ステップS401)、1ページ分の印刷対象の画像が印刷可能領域内に収まるか否か判断する(ステップS402)。
次に、システムコントローラ2は、1ページ分の印刷対象の画像が印刷可能領域内に収まるかチェックして(ステップS403)、収まるときには、当該印刷対象の画像の印刷を開始して、1ページ分の画像の印刷を完了すると、処理を終了する(ステップS404)。
ステップS403で、1ページ分の印刷対象の画像が印刷可能領域内に収まらないときには、システムコントローラ2は、後端画像の一部がカットされる旨を報知するとともに、操作者(ユーザ)に対して当該カットされる後端画像の処理方法を問い合わせる旨を報知出力(通知)する(ステップS205)。
この報知処理では、例えば、図10に示すように、操作パネル5のディスプレイ5aに後端画像の一部がカットされる旨のメッセージ、例えば、「用紙後端画像の一部がカットされます!!」を表示するとともに、2ページに分けての印刷(データ分割印刷)とそのままの印刷(後端余白設定印刷)を選択する画面を表示すること等で行う。
システムコントローラ2は、上記後端画像の処理方法を問い合わせる旨の報知出力(通知)に応じて、操作者が操作パネル5のキー操作で、後端画像の処理方法を選択すると(ステップS406)、図9に示すように、印刷を開始し(ステップS407)、印刷対象の画像(画像データ)があるかチェックする(ステップS408)。
ステップS408で、印刷対象の画像が無いときには、システムコントローラ2は、印刷処理を行うことができないため、そのまま処理を終了する。
ステップS408で、印刷対象の画像(1ページ分の画像)があると、システムコントローラ2は、現在の印刷対象が用紙後端部分の印刷であるかチェックし(ステップS409)、用紙後端部分の印刷でないときには、印刷を続行して(ステップS410)、ステップS408に戻って、上記同様に処理する(ステップS408〜S410)。この印刷処理で、用紙後端部分の印刷になる前に、ステップS408で画像が無くなると、そのまま処理を終了する。
ステップS409で、用紙後端部分の印刷であると、システムコントローラ2は、カットされる後端画像の処理方法を判別、すなわち、カットされる後端画像を2ページ目に印刷するデータ分割印刷処理が選択されているかチェックし(ステップS411)、データ分割印刷が選択されていないときには、当該ページの画像の印刷可能領域内に収まらない後端部分(余白部分)の画像を省く(カットする)画像処理を行って、当該後端部分の画像をカットした画像を印刷出力する後端余白設定印刷処理を行って、後端余白設定印刷処理を完了すると処理を終了する(ステップS412)。
ステップS411で、データ分割印刷が選択されているときには、システムコントローラ2は、ページ画像の印刷可能領域内に収まらない後端部分(余白部分)の画像を省く(カットする)画像処理を行い(ステップS413)、当該カットした画像を次ページの画像データとして所定のメモリに保存(確保)して(ステップS414)、当該後端部分の画像をカットした画像を、記録紙Pの後端部分に余白を設けて印刷出力する後端余白設定印刷処理を行う(ステップS415)。
システムコントローラ2は、後端余白設定印刷を終了すると、ステップS414で保存(確保)した余白部分の画像データに基づいて当該画像を次ページ目の画像として印刷して、処理を終了する(ステップS416)。
このように、本実施例のインク噴射式複合装置1は、記録紙Pの搬送方向後端側の余白部分に画像データが存在すると、後端余白設定印刷を行う場合に当該後端余白部分の画像データを次ページの用紙に印刷出力するか否かの問い合わせを報知して、当該報知に応じた操作パネル5からの指示操作に応じて、余白部分の画像データを省いた後端余白設定印刷のみを行う事前報知後端余白設定印刷処理と、後端余白設定印刷を行うとともに当該後端余白部分の画像データを次ページの用紙に印刷出力するデータ分割印刷処理とを選択的に実行している。
したがって、利用形態や画像の重要度等に応じた印刷方式で後端余白設定印刷を行うことができ、利用性をより一層向上させることができる。
図11及び図12は、本発明の画像形成装置の第5実施例を示す図であり、図11は、本発明の画像形成装置の第5実施例を適用したカラーインク噴射式複合装置による後端余白設定印刷制御処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例は、上記第1実施例のインク噴射式複合装置1と同様のインク噴射式複合装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、上記第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例のインク噴射式複合装置1は、コピー機能での印刷において、後端余白設定印刷制御処理を予め設定されている処理方式に応じて処理する。この処理方式としては、上記実施例4の後端余白設定印刷処理を行う前に後端余白設定印刷処理を行う旨を通知して後端余白設定印刷の印刷方法の選択を促して当該通知に応じて選択された処理方法で印刷する選択印刷処理、実施例1の後端余白設定印刷処理を行った後に後端余白設定印刷を行った旨を報知出力する印刷後報知処理及び実施例3の後端余白設定印刷処理でカットした画像を、次ページに印刷するデータ分割印刷処理を行う。
すなわち、本実施例のインク噴射式複合装置1は、コピーモードでの印刷が開始されると、システムコントローラ2は、図11に示すように、後端画像カット時の印刷方法、すなわち、後端余白設定印刷時の印刷処理方法が設定されているかチェックし(ステップS501)、印刷処理方法が設定されていないときには、通常のコピー印刷動作を行って処理を終了する(ステップS502)。なお、この通常のコピー印刷動作では、スキャナ部で読み取った原稿の画像を1ページずつ記録紙Pに印刷出力し、この印刷出力においては、記録紙Pの端部に余白を設けて印刷する余白設定印刷処理、特に、後端余白設定印刷処理を行うが、後端余白設定印刷処理を行っても、後端余白設定印刷を行った旨を報知出力する印刷後報知処理を行わない。また、インク噴射式複合装置1は、設定によっては、記録紙Pの余白部分に画像がある場合にも、後端余白設定印刷処理を行わずに、印刷する。
そして、インク噴射式複合装置1は、上記後端画像カット時の印刷方法の設定において、例えば、図12(a)に示すように、操作パネル5のディスプレイ5aにコピー初期設定画面を表示して、このコピー初期設定画面に後端画像カット時設定項目を表示し、この後端画像カット時設定項目が選択されると、図12(b)に示すような後端画像カット時設定画面を表示する。そして、インク噴射式複合装置1は、後端画像カット時設定画面に、後端画像カット時の印刷方法設定なしに該当する「通知しない」、後端余白設定印刷後に通知する印刷後報知処理に該当する「印刷後に通知する」、後端余白設定印刷前に通知して後端余白設定印刷の印刷方法の選択を促して当該通知に応じて選択された処理方法で印刷する選択印刷処理に該当する「印刷前に通知する(印刷開始要求待ち)」等の選択項目を表示して、ユーザ(操作者)による選択操作を可能として、当該選択結果を、システムコントローラ2の内部メモリ等に格納する。
ステップS501で、後端余白設定印刷時の印刷方法の設定があると、システムコントローラ2は、後端余白設定印刷時の印刷方法の設定が事前通知方式(後端余白設定印刷処理を実行する前にその旨を通知する方式)であるかチェックし(ステップS503)、事前通知方式であると、上記後端余白設定印刷処理を行う前に後端余白設定印刷処理を行う旨を通知して後端余白設定印刷の印刷方法の選択を促して当該通知に応じて選択された処理方法で印刷する実施例4の選択印刷処理を実行して、処理を終了する(ステップS504)。
ステップS503で、事前通知方式でないときには、システムコントローラ2は、後端余白設定印刷時の印刷方法の設定が事後通知方式であるかチェックし(ステップS505)、事後通知方式であると、後端余白設定印刷処理を行った後に後端余白設定印刷を行った旨を報知出力する実施例1の印刷後報知処理を実行して、処理を終了する(ステップS506)。
ステップS505で、事後通知方式でないときには、システムコントローラ2は、後端余白設定印刷処理でカットした画像を、次ページに印刷する実施例3のデータ分割印刷処理を実行して、処理を終了する(ステップS507)。
このように、本実施例のインク噴射式複合装置1は、コピー機能で後端余白設定印刷を行う場合に、当該後端余白設定印刷を行った後に当該後端余白設定印刷を行った旨を報知出力する印刷後報知処理、所定の問い合わせの報知に応じた指示操作に応じた後端余白設定印刷の開始の指示操作に応じて当該後端余白設定印刷を行う事前報知後端余白設定印刷処理、後端余白設定印刷の後端余白部分の画像データを次ページの用紙に印刷出力するデータ分割印刷処理うち、コピー機能に対して予め設定された設定状態に応じて選択した処理を実行している。
したがって、コピーモードに適した後端余白設定印刷方法を予め設定して、当該設定に応じて自動処理を行わせることができ、より一層利用性を向上させることができる。
図13及び図14は、本発明の画像形成装置の第6実施例を示す図であり、図13は、本発明の画像形成装置の第6実施例を適用したカラーインク噴射式複合装置による後端余白設定印刷制御処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例は、上記第1実施例のインク噴射式複合装置1と同様のインク噴射式複合装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、上記第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例のインク噴射式複合装置1は、ファクシミリ機能での印刷において、後端余白設定印刷制御処理を予め設定されている処理方式に応じて処理する。この処理方式としては、上記実施例4の後端余白設定印刷処理を行う前に後端余白設定印刷処理を行う旨を通知して後端余白設定印刷の印刷方法の選択を促して当該通知に応じて選択された処理方法で印刷する選択印刷処理、実施例1の後端余白設定印刷処理を行った後に後端余白設定印刷を行った旨を報知出力する印刷後報知処理及び実施例3の後端余白設定印刷処理でカットした画像を、次ページに印刷するデータ分割印刷処理等を行う。
すなわち、本実施例のインク噴射式複合装置1は、ファクシミリモードでの印刷が開始されると、システムコントローラ2は、図13に示すように、後端画像カット時の印刷方法、すなわち、後端余白設定印刷時の印刷処理方法が設定されているかチェックし(ステップS601)、印刷処理方法が設定されていないときには、通常のファクシミリ印刷(ファックス印刷)動作を行って処理を終了する(ステップS602)。なお、この通常のファクシミリ印刷動作では、ファクシミリ受信した画像を1ページずつ記録紙Pに印刷出力し、この印刷出力においては、記録紙Pの端部に余白を設けて印刷する余白設定印刷処理、特に、後端余白設定印刷処理を行うが、後端余白設定印刷処理を行っても、後端余白設定印刷を行った旨を報知出力する印刷後報知処理を行わない。また、インク噴射式複合装置1は、設定によっては、記録紙Pの余白部分に画像がある場合にも、後端余白設定印刷処理を行わずに、印刷する。
そして、インク噴射式複合装置1は、上記後端画像カット時の印刷方法の設定において、例えば、図14(a)に示すように、操作パネル5のディスプレイ5aにFAX初期設定画面を表示して、このFAX初期設定画面に後端画像カット時設定項目を表示し、この後端画像カット時設定項目が選択されると、図14(b)に示すような後端画像カット時設定画面を表示する。そして、インク噴射式複合装置1は、後端画像カット時設定画面に、後端画像カット時の印刷方法設定なしに該当する「通知しない」、後端余白設定印刷後に通知する印刷後報知処理に該当する「印刷後に通知する」、後端余白設定印刷前に通知して後端余白設定印刷の印刷方法の選択を促して当該通知に応じて選択された処理方法で印刷する選択印刷処理に該当する「印刷前に通知する(印刷開始要求待ち)」等の選択項目を表示して、ユーザ(操作者)による選択操作を可能として、当該選択結果をシステムコントローラ2の内部メモリに格納する。
ステップS601で、後端余白設定印刷時の印刷方法の設定があると、システムコントローラ2は、後端余白設定印刷時の印刷方法の設定が事前通知方式(後端余白設定印刷処理を実行する前にその旨を通知する方式)であるかチェックし(ステップS603)、事前通知方式であると、上記後端余白設定印刷処理を行う前に後端余白設定印刷処理を行う旨を通知して後端余白設定印刷の印刷方法の選択を促して当該通知に応じて選択された処理方法で印刷する実施例4の選択印刷処理を実行して、処理を終了する(ステップS604)。
ステップS603で、事前通知方式でないときには、システムコントローラ2は、後端余白設定印刷時の印刷方法の設定が事後通知方式であるかチェックし(ステップS605)、事後通知方式であると、後端余白設定印刷処理を行った後に後端余白設定印刷を行った旨を報知出力する実施例1の印刷後報知処理を実行して、処理を終了する(ステップS606)。
ステップS605で、事後通知方式でないときには、システムコントローラ2は、後端余白設定印刷処理でカットした画像を、次ページに印刷する実施例3のデータ分割印刷処理を実行して、処理を終了する(ステップS607)。
このように、本実施例のインク噴射式複合装置1は、ファクシミリ機能で後端余白設定印刷を行う場合に、当該後端余白設定印刷を行った後に当該後端余白設定印刷を行った旨を報知出力する印刷後報知処理、所定の問い合わせの報知に応じた指示操作に応じた後端余白設定印刷の開始の指示操作に応じて当該後端余白設定印刷を行う事前報知後端余白設定印刷処理、後端余白設定印刷の後端余白部分の画像データを次ページの用紙に印刷出力するデータ分割印刷処理うち、ファクシミリ機能に対して予め設定された設定状態に応じて選択した処理を実行している。
したがって、ファクシミリモードに適した後端余白設定印刷方法を予め設定して、当該設定に応じて自動処理を行わせることができ、より一層利用性を向上させることができる。
図15及び図16は、本発明の画像形成装置の第7実施例を示す図であり、図15は、本発明の画像形成装置の第7実施例を適用したカラーインク噴射式複合装置による後端余白設定印刷制御処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例は、上記第1実施例のインク噴射式複合装置1と同様のインク噴射式複合装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、上記第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例のインク噴射式複合装置1は、ファクシミリ機能での印刷において、後端余白設定印刷制御処理を、予めファクシミリ送信元毎に設定されている処理方式に応じて処理する。この処理方式としては、上記実施例4の後端余白設定印刷処理を行う前に後端余白設定印刷処理を行う旨を通知して後端余白設定印刷の印刷方法の選択を促して当該通知に応じて選択された処理方法で印刷する選択印刷処理、実施例1の後端余白設定印刷処理を行った後に後端余白設定印刷を行った旨を報知出力する印刷後報知処理及び実施例3の後端余白設定印刷処理でカットした画像を、次ページに印刷するデータ分割印刷処理等を行う。また、本実施例のインク噴射式複合装置1は、送信元が処理方式の設定されていない送信元であると、実施例6の処理を実行する。
すなわち、本実施例のインク噴射式複合装置1は、ファクシミリモードでの印刷が開始されると、システムコントローラ2は、図15に示すように、受信ファクシミリの送信元が後端画像カット時の印刷方法、すなわち、後端余白設定印刷時の印刷処理方法の設定されている送信元であるか(後端画像カット時の印刷方法の設定されている相手先からの受信であるか)チェックし(ステップS701)、印刷処理方法の設定されている送信元からの受信でないときには、通常のファクシミリ印刷(ファックス印刷)動作を行って処理を終了する(ステップS702)。なお、この通常のファクシミリ印刷動作では、ファクシミリ受信した画像を1ページずつ記録紙Pに印刷出力し、この印刷出力においては、記録紙Pの端部に余白を設けて印刷する余白設定印刷処理、特に、後端余白設定印刷処理を行うが、後端余白設定印刷処理を行っても、後端余白設定印刷を行った旨を報知出力する印刷後報知処理を行わない。また、インク噴射式複合装置1は、設定によっては、記録紙Pの余白部分に画像がある場合にも、後端余白設定印刷処理を行わずに、印刷する。
そして、インク噴射式複合装置1は、上記ファクシミリ送信元毎の後端画像カット時の印刷方法の設定において、例えば、図16(a)に示すように、操作パネル5のディスプレイ5aにFAX初期設定画面を表示して、このFAX初期設定画面に後端画像カット時設定項目を表示し、この後端画像カット時設定項目が選択されると、図16(b)に示すような後端画像カット時設定画面を表示する。そして、インク噴射式複合装置1は、後端画像カット時設定画面に、詳細設定項目を表示し、詳細設定項目が選択されると、図16(c)に示すような送信元(ファクシミリ受信の相手先)を選択する詳細設定画面を表示する。インク噴射式複合装置1は、この詳細設定画面で送信元が選択されると、図16(d)に示すような後端画像カット時処理方法選択画面を表示して、例えば、後端画像カット時の印刷方法設定なしに該当する「通知しない」、後端余白設定印刷後に通知する印刷後報知処理に該当する「印刷後に通知する」、後端余白設定印刷前に通知して後端余白設定印刷の印刷方法の選択を促して当該通知に応じて選択された処理方法で印刷する選択印刷処理に該当する「印刷前に通知する(印刷開始要求待ち)」等の選択項目を表示して、ユーザ(操作者)による選択操作を可能とする。
ステップS701で、後端余白設定印刷時の印刷方法の設定があると、システムコントローラ2は、受信相手先(送信元)の後端余白設定印刷時の印刷方法の設定が事前通知方式(後端余白設定印刷処理を実行する前にその旨を通知する方式)であるかチェックし(ステップS703)、事前通知方式であると、上記後端余白設定印刷処理を行う前に後端余白設定印刷処理を行う旨を通知して後端余白設定印刷の印刷方法の選択を促して当該通知に応じて選択された処理方法で印刷する実施例4の選択印刷処理を実行して、処理を終了する(ステップS704)。
ステップS703で、事前通知方式でないときには、システムコントローラ2は、後端余白設定印刷時の印刷方法の設定が事後通知方式であるかチェックし(ステップS705)、事後通知方式であると、後端余白設定印刷処理を行った後に後端余白設定印刷を行った旨を報知出力する実施例1の印刷後報知処理を実行して、処理を終了する(ステップS706)。
ステップS705で、事後通知方式でないときには、システムコントローラ2は、後端余白設定印刷処理でカットした画像を、次ページに印刷する実施例3のデータ分割印刷処理を実行して、処理を終了する(ステップS707)。
このように、本実施例のインク噴射式複合装置1は、ファクシミリ機能で受信した画像データが記録紙Pの搬送方向後端側の余白部分に存在すると、後端余白設定印刷を行う場合に、当該後端余白設定印刷を行った後に当該後端余白設定印刷を行った旨を報知出力する印刷後報知処理、所定の問い合わせの報知に応じた操作パネル5からの指示操作に応じた後端余白設定印刷の開始の指示操作に応じて当該後端余白設定印刷を行う事前報知後端余白設定印刷処理、後端余白設定印刷の後端余白部分の画像データを次ページの用紙に印刷出力するデータ分割印刷処理のいずれの処理を実行するかがファクシミリ画像の送信元毎に予め設定され、当該設定状態に応じて実行する処理を選択している。
したがって、ファクシミリ画像の送信元毎に、後端余白設定印刷処理の印刷方法を設定して自動的に当該設定した印刷方法で印刷させることができ、利用形態やファクシミリ画像の重要度等に応じた印刷を行うことができるとともに、利用性をより一層向上させることができる。
図17及び図18は、本発明の画像形成装置の第8実施例を示す図であり、図17は、本発明の画像形成装置の第8実施例を適用したカラーインク噴射式複合装置による後端余白設定印刷制御処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例は、上記第1実施例のインク噴射式複合装置1と同様のインク噴射式複合装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、上記第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例のインク噴射式複合装置1は、プリンタ機能での印刷において、後端余白設定印刷制御処理を予め設定されている処理方式に応じて処理する。この処理方式としては、上記実施例4の後端余白設定印刷処理を行う前に後端余白設定印刷処理を行う旨を通知して後端余白設定印刷の印刷方法の選択を促して当該通知に応じて選択された処理方法で印刷する選択印刷処理、実施例1の後端余白設定印刷処理を行った後に後端余白設定印刷を行った旨を報知出力する印刷後報知処理及び実施例3の後端余白設定印刷処理でカットした画像を、次ページに印刷するデータ分割印刷処理を行う。
すなわち、本実施例のインク噴射式複合装置1は、プリンタモードでの印刷が開始されると、システムコントローラ2は、図17に示すように、後端画像カット時の印刷方法、すなわち、後端余白設定印刷時の印刷処理方法が設定されているかチェックし(ステップS801)、印刷処理方法が設定されていないときには、通常のプリンタ印刷動作を行って処理を終了する(ステップS802)。なお、この通常のプリンタ印刷動作では、パーソナルコンピュータ20から送られてきた画像データを1ページずつ記録紙Pに印刷出力し、この印刷出力においては、記録紙Pの端部に余白を設けて印刷する余白設定印刷処理、特に、後端余白設定印刷処理を行うが、後端余白設定印刷処理を行っても、後端余白設定印刷を行った旨を報知出力する印刷後報知処理を行わない。また、インク噴射式複合装置1は、設定によっては、記録紙Pの余白部分に画像がある場合にも、後端余白設定印刷処理を行わずに、印刷する。
そして、インク噴射式複合装置1は、上記後端画像カット時の印刷方法の設定において、例えば、図18(a)に示すように、操作パネル5のディスプレイ5aにプリンタドライバ4によるプリント初期設定画面30を表示して、このプリント初期設定画面30に後端画像カット時設定項目を表示し、この後端画像カット時設定項目が選択されると、図18(b)に示すようなプリンタドライバ4による後端画像カット時設定画面30aを表示する。そして、インク噴射式複合装置1は、後端画像カット時設定画面30aに、後端画像カット時の印刷方法設定なしに該当する「通知しない」、後端余白設定印刷後に通知する印刷後報知処理に該当する「印刷後に通知する」、後端余白設定印刷前に通知して後端余白設定印刷の印刷方法の選択を促して当該通知に応じて選択された処理方法で印刷する選択印刷処理に該当する「印刷前に通知する(印刷開始要求待ち)」、「カット画像を2ページ目に印刷する」等の選択項目を表示して、ユーザ(操作者)による選択操作を可能とする。
ステップS801で、後端余白設定印刷時の印刷方法の設定があると、システムコントローラ2は、後端余白設定印刷時の印刷方法の設定が事前通知方式(後端余白設定印刷処理を実行する前にその旨を通知する方式)であるかチェックし(ステップS803)、事前通知方式であると、上記後端余白設定印刷処理を行う前に後端余白設定印刷処理を行う旨を通知して後端余白設定印刷の印刷方法の選択を促して当該通知に応じて選択された処理方法で印刷する実施例4の選択印刷処理を実行して、処理を終了する(ステップS804)。
ステップS803で、事前通知方式でないときには、システムコントローラ2は、後端余白設定印刷時の印刷方法の設定が事後通知方式であるかチェックし(ステップS805)、事後通知方式であると、後端余白設定印刷処理を行った後に後端余白設定印刷を行った旨を報知出力する実施例1の印刷後報知処理を実行して、処理を終了する(ステップS806)。
ステップS805で、事後通知方式でないときには、システムコントローラ2は、後端余白設定印刷処理でカットした画像を、次ページに印刷する実施例3のデータ分割印刷処理を実行して、処理を終了する(ステップS807)。
このように、本実施例のインク噴射式複合装置1は、プリンタ機能で後端余白設定印刷を行う場合に、当該後端余白設定印刷を行った後に当該後端余白設定印刷を行った旨を報知出力する印刷後報知処理、所定の問い合わせの報知に応じた指示操作に応じた後端余白設定印刷の開始の指示操作に応じて当該後端余白設定印刷を行う事前報知後端余白設定印刷処理、後端余白設定印刷の後端余白部分の画像データを次ページの用紙に印刷出力するデータ分割印刷処理うち、プリンタ機能に対して予め設定された設定状態に応じて選択した処理を実行している。
したがって、プリンタモードに適した後端余白設定印刷方法を予め設定して、当該設定に応じて自動処理を行わせることができ、より一層利用性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、インク噴射方式で、余白設定印刷を行う場合に、用紙後端画像をカットした際の処理を適切に行う画像形成装置に適用することができる。
1 カラーインク噴射式複合装置
2 システムコントローラ
3 通信コントローラ
4 プリンタドライバ
5 操作パネル
5a ディスプレイ
6 給紙部
7 網制御部
8 キャリッジ駆動部
9 キャリッジ
10 ベルト駆動部
11 搬送ベルト
12 システムバス
13 端部検出センサ
20 パーソナルコンピュータ
30 プリント初期設定画面
30a 後端画像カット時設定画面
2 システムコントローラ
3 通信コントローラ
4 プリンタドライバ
5 操作パネル
5a ディスプレイ
6 給紙部
7 網制御部
8 キャリッジ駆動部
9 キャリッジ
10 ベルト駆動部
11 搬送ベルト
12 システムバス
13 端部検出センサ
20 パーソナルコンピュータ
30 プリント初期設定画面
30a 後端画像カット時設定画面
Claims (7)
- 副走査方向への用紙の搬送と主走査方向に移動されるキャリッジに搭載されているノズルから画像データに基づく前記用紙へのインク滴の噴射を行って画像形成するとともに、少なくとも前記用紙の搬送方向後端側の所定幅の余白部分に画像データが存在すると、当該余白部分の画像データを省いて当該用紙から当該余白部分を除いた印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行う画像形成装置において、前記後端余白設定印刷を行うと、後端余白設定印刷を行った旨を所定の報知手段から報知出力する印刷後報知処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 副走査方向への用紙の搬送と主走査方向に移動されるキャリッジに搭載されているノズルから画像データに基づく前記用紙へのインク滴の噴射を行って画像形成するとともに、少なくとも前記用紙の搬送方向後端側の所定幅の余白部分に画像データが存在すると、当該余白部分の画像データを省いて当該用紙から当該余白部分を除いた印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行う画像形成装置において、前記用紙の搬送方向後端側の余白部分に画像データが存在すると、前記後端余白設定印刷を行うか否かの問い合わせを所定の報知手段から報知し、当該報知に応じて所定の指示操作手段から当該後端余白設定印刷の開始が指示操作されると、当該後端余白設定印刷を行う事前報知後端余白設定印刷処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
- 副走査方向への用紙の搬送と主走査方向に移動されるキャリッジに搭載されているノズルから画像データに基づく前記用紙へのインク滴の噴射を行って画像形成するとともに、少なくとも前記用紙の搬送方向後端側の所定幅の余白部分に画像データが存在すると、当該余白部分の画像データを省いて当該用紙から当該余白部分を除いた印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行う画像形成装置において、前記後端余白設定印刷を行うと、当該後端余白部分の画像データを次ページの用紙に印刷出力するデータ分割印刷処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 副走査方向への用紙の搬送と主走査方向に移動されるキャリッジに搭載されているノズルから画像データに基づく前記用紙へのインク滴の噴射を行って画像形成するとともに、少なくとも前記用紙の搬送方向後端側の所定幅の余白部分に画像データが存在すると、当該余白部分の画像データを省いて当該用紙から当該余白部分を除いた印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行う画像形成装置において、前記用紙の搬送方向後端側の余白部分に画像データが存在すると、前記後端余白設定印刷を行う場合に当該後端余白部分の画像データを次ページの用紙に印刷出力するか否かの問い合わせを所定の報知手段から報知して、当該報知に応じた所定の指示操作手段からの指示操作に応じて、前記余白部分の画像データを省いた後端余白設定印刷のみを行う事前報知後端余白設定印刷処理と、前記後端余白設定印刷を行うとともに当該後端余白部分の画像データを次ページの用紙に印刷出力するデータ分割印刷処理とを選択的に実行することを特徴とする画像形成装置。
- 副走査方向への用紙の搬送と主走査方向に移動されるキャリッジに搭載されているノズルから画像データに基づく前記用紙へのインク滴の噴射を行って画像形成するとともに、少なくとも前記用紙の搬送方向後端側の所定幅の余白部分に画像データが存在すると、当該余白部分の画像データを省いて当該用紙から当該余白部分を除いた印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行う画像形成装置において、外部から渡される画像データに基づいて画像形成するプリンタ機能、読み取った原稿の画像を画像形成するコピー機能及び少なくともファクシミリ受信した画像データを画像形成するファクシミリ機能等の各種アプリケーション機能を備え、前記用紙の搬送方向後端側の余白部分に画像データが存在すると、前記後端余白設定印刷を行う場合に、当該後端余白設定印刷を行った後に当該後端余白設定印刷を行った旨を所定の報知手段から報知出力する印刷後報知処理、所定の報知手段からの所定の問い合わせの報知に応じた所定の指示操作手段からの指示操作に応じた前記後端余白設定印刷の開始の指示操作に応じて当該後端余白設定印刷を行う事前報知後端余白設定印刷処理、前記後端余白設定印刷の後端余白部分の画像データを次ページの用紙に印刷出力するデータ分割印刷処理うち、前記アプリケーション機能毎に予め設定された設定状態に応じて、または、前記アプリケーション機能毎に所定の選択手段での選択に応じて選択した処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
- 副走査方向への用紙の搬送と主走査方向に移動されるキャリッジに搭載されているノズルから画像データに基づく前記用紙へのインク滴の噴射を行って画像形成するとともに、少なくとも前記用紙の搬送方向後端側の所定幅の余白部分に画像データが存在すると、当該余白部分の画像データを省いて当該用紙から当該余白部分を除いた印刷可能領域にのみ印刷する後端余白設定印刷を行う画像形成装置において、外部から渡される画像データに基づいて画像形成するプリンタ機能、読み取った原稿の画像を画像形成するコピー機能及び少なくともファクシミリ受信した画像データを画像形成するファクシミリ機能等の各種アプリケーション機能を備え、当該ファクシミリ機能で受信した画像データが前記用紙の搬送方向後端側の余白部分に存在すると、前記後端余白設定印刷を行う場合に、当該後端余白設定印刷を行った後に当該後端余白設定印刷を行った旨を所定の報知手段から報知出力する印刷後報知処理、所定の報知手段からの所定の問い合わせの報知に応じた所定の指示操作手段からの指示操作に応じた前記後端余白設定印刷の開始の指示操作に応じて当該後端余白設定印刷を行う事前報知後端余白設定印刷処理、前記後端余白設定印刷の後端余白部分の画像データを次ページの用紙に印刷出力するデータ分割印刷処理のいずれの処理を実行するかがファクシミリ画像の送信元毎に予め設定され、当該設定状態に応じて実行する処理を選択することを特徴とする画像形成装置。
- 前記画像形成装置は、前記用紙の搬送方向後端側の余白部分に画像データが存在すると、前記後端余白設定印刷を行うか否かの問い合わせを所定の報知手段から報知し、当該問い合わせの報知に応じた所定の指示操作手段からの指示操作に応じた処理を行うことを特徴とする請求項4から請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006137316A JP2007307744A (ja) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | 画像形成装置 |
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JP2006137316A Pending JP2007307744A (ja) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | 画像形成装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009219056A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Ricoh Co Ltd | 画像出力装置、画像出力方法及び画像出力プログラム |
JP2015150782A (ja) * | 2014-02-14 | 2015-08-24 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、印刷方法、プログラム、印刷システム、データ処理方法 |
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2006
- 2006-05-17 JP JP2006137316A patent/JP2007307744A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8284458B2 (en) | 2008-03-12 | 2012-10-09 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing apparatus and method for managing documents with output-prohibit area |
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