JP2007307527A - 薄膜塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズル部から吐出した塗工液の塗布幅方向の膜厚分布を、これまでになく微量に調整可能で、これにより、これまで以上に薄い膜厚に塗工液を均一に塗布できる画期的な薄膜塗布装置を提供する。
【解決手段】ノズル部1のスリット状の吐出孔1aと連通するノズル内流通路4と連通状態にこの吐出孔1aのスリット長さ方向に所定間隔をおいて複数の液供給管部5を設け、塗工液2は、この複数の液供給管部5を介してノズル部1のノズル内流通路4に供給されてノズル部1から吐出するように構成し、この複数の各液供給管部5を押圧する押圧手段Pを各液供給管部5に設け、この押圧手段Pの押圧による各液供給管部5の押圧変形により、この各液供給管部5の液流量を夫々微量調整自在に構成し、この各液供給管部5の液流量を夫々微量調整することで前記ノズル部1から吐出した塗工液2の塗布幅方向の膜厚分布を微量調整自在とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、被塗布体に塗工液を薄膜状に塗布する薄膜塗布装置に関するものである。
被塗布体に塗工液を塗布する装置として、例えば、ダイコーターと呼ばれる薄膜塗布装置がある。
これは、一般に、ノズル部の先端のスリット状の吐出孔から塗工液を被塗布体に向けて連続的に吐出しつつ、このノズル部に対して被塗布体を相対移動させることで、この被塗布体に前記塗工液を薄膜状に塗布する構成であり、例えば、被塗布体の表面コーティングや、薄膜フィルムの製造など、種々の用途で使用される。
ところで、この種の薄膜塗布装置は、ノズル部から塗布幅方向(吐出孔のスリット長さ方向)に均一な液吐出量で塗工液を吐出し、被塗布体に塗布した塗工液の塗布幅方向の膜厚分布を一定とすることで、膜厚が一定な薄膜状に塗工液を塗布し得るものである。
しかしながら、このノズル部の吐出孔を完全に均一なスリット間隔の孔形状に形成することは困難であり、実際には、このノズル部からの液吐出量を塗布幅方向に均一となるように何らかの調整を行ったうえで塗工液の塗布が行われる。
このノズル部の液吐出量の調整は、通常、ノズル部の先端部を螺子で押圧して撓み変形させ、図7のようにこのノズル部の吐出孔の形状を変形させることで行う。
具体的には、前記螺子をノズル部の吐出孔のスリット長さ方向に所定間隔をおいて複数設けた構成とし、調整に際しては、先ず塗工液を試験塗布し、その際の塗布幅方向の膜厚分布を測定して膜厚の厚い(ノズル部からの液吐出量の多い)部位や、膜厚の薄い(ノズル部からの液吐出量の少ない)部位を検地し、例えば液吐出量の多い部位は前記螺子を締めてノズル部のスリット間隔を締める(開口量を絞る)などして、このノズル部の塗布幅方向の液吐出量を均一に調整する。
このように、従来の薄膜塗布装置は、ノズル部の先端部に設けた複数の螺子を螺動調整してノズル部の吐出孔の開口形状を適宜調整することでノズル部の液吐出量を調整し、塗布した塗工液の塗布幅方向の膜圧分布を調整するものであり、この従来手法による膜厚分布の調整によれば、実際に被塗布体に塗布した際の塗工液の膜厚を数ミクロンオーダーの精度で調整することが可能であった。
ところで、従来、この種の薄膜塗布装置で塗工液の塗布を行う場合、塗工液の膜厚は略数μm〜数10μm程度に設定して行われていたので、上述した従来の膜厚調整の手法による、数ミクロンオーダーの精度で十分に塗工液の膜厚を均一に調整できたが、近年では、この数ミクロンオーダーより遥かに小さい、例えば、100nm程度の極薄厚の薄膜フィルムを製造する技術が幅広い分野で望まれている。
しかしながら、従来の薄膜塗布装置においては、このように100nm程度の極薄厚に塗工液を塗布する場合に、その塗布幅の膜厚が均一となるようにノズル部の液吐出量を調整できる有効な手法が提案されておらず(図7のような螺子式の膜厚調整では数ミクロンオーダーの精度が限界である)、したがって、これまで以上に精度の高いnmオーダーでノズル部の液吐出量の調整、即ち塗工液の塗布幅方向の膜厚分布の調整ができ、極薄膜で、しかも均一に塗工液を塗布できる画期的な薄膜塗布装置の提供が望まれる。
本発明は、従来からある薄膜塗布装置について更なる研究開発を進め、ノズル部のスリット状の吐出孔と連通するノズル内流通路にスリット長さ方向に所定間隔をおいて複数の液供給管部を連通状態に設け、この各液供給管部を夫々、押圧変形によって各個に液流量を調整できるようにし、このスリット長さ方向に所定間隔をおいて複数設けた各液供給管部からノズル内流通路への液供給量を各個に調整することによってノズル部の塗布幅方向(スリット長さ方向)の吐出量を均一に調整し、このノズル部から吐出した塗工液の塗布幅方向の膜厚分布を一定に調整するように構成することで、従来例のノズル部の先端部を螺子で撓み変形させる構成では成し得なかった高精度の膜厚調整を可能とし、ひいては、これまで困難であった1μmより小さい膜厚での塗工液の均一薄膜塗布を良好に達成し得る極めて実用性に秀れた画期的な薄膜塗布装置を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
スリット状の吐出孔1aから塗工液2を吐出するノズル部1を有し、このノズル部1から塗工液2を吐出すると共に、このノズル部1に対し、ノズル部1の液吐出方向側に位置する被塗布体3をこのノズル部1の吐出孔1aのスリット長さ方向と交差する方向に相対移動させることでこの被塗布体3に前記塗工液2を薄膜状に塗布する薄膜塗布装置であって、前記ノズル部1には、前記吐出孔1aと連通するノズル内流通路4と連通状態にこの吐出孔1aのスリット長さ方向に所定間隔をおいて複数の液供給管部5を設け、前記塗工液2は、この複数の液供給管部5を介してノズル部1のノズル内流通路4に供給されてノズル部1から吐出するように構成し、この複数の各液供給管部5を押圧する押圧手段Pを各液供給管部5に設け、この押圧手段Pの押圧による各液供給管部5の押圧変形により、この各液供給管部5の液流量を夫々微量調整自在に構成し、この各液供給管部5の液流量を夫々微量調整することで前記ノズル部1から吐出した塗工液2の塗布幅方向の膜厚分布を微量調整自在に構成したことを特徴とする薄膜塗布装置に係るものである。
また、前記押圧手段Pは、前記液供給管部5の外周面を押圧当接する当接子6Aと、この当接子6Aを前記液供給管部5に向けて進退調整する進退調整機構6とから成り、この進退調整機構6により前記当接子6Aを前進して液供給管部5の外周面に押圧当接させることでこの液供給管部5を押圧変形させ、この当接子6Aを後退して液供給管部5の外周面から退避動させることでこの液供給管部5を戻り復帰変形させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の薄膜塗布装置に係るものである。
また、前記ノズル部1の先端から奥行き方向に、スリット状の前記吐出孔1aを先端開口部とするスリット状溝7を形成して前記ノズル内流通路4の一部を構成し、このスリット状溝7の奥方に、このスリット状溝7の溝幅方向にして前記吐出孔1aのスリット長さ方向に所定間隔をおいて複数の前記液供給管部5を連通状態に設けた構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の薄膜塗布装置に係るものである。
また、前記ノズル部1のノズル内流通路4のスリット状溝7の溝幅方向の溝内面に、このスリット状溝7の奥方から先端の吐出孔1aに向けて流通する塗工液2に対する流動抵抗となる流動抵抗部8を設け、前記塗工液2はこの流動抵抗部8を乗り越えて先端の吐出孔1aから吐出されるように構成したことを特徴とする請求項3記載の薄膜塗布装置に係るものである。
また、前記スリット状溝7の溝幅方向の溝内面にこのスリット状溝7の溝幅方向にして前記吐出孔1aのスリット長さ方向に凸条8若しくは凹条8を形成してこの凸条8若しくは凹条8を前記流動抵抗部8として構成したことを特徴とする請求項4記載の薄膜塗布装置に係るものである。
また、前記塗工液2を貯留する液貯留部9を有し、この液貯留部9に複数の前記液供給管部5を連通状態に設け、前記液貯留部9に供給された塗工液2が各液供給管部5を介して前記ノズル部1のノズル内流通路4に供給されノズル部1から吐出するように構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の薄膜塗布装置に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、ノズル部に、連通状態にしてスリット長さ方向に所定間隔をおいて複数設けた複数の液供給管部の液流量を各個に微量調整することにより、ノズル部から吐出した塗工液の塗布幅方向の膜厚分布をこれまでになく微量に、即ち高精度に調整でき、しかも各液供給管部の液流量の調整は、外部から押圧手段によって押圧してその押圧変形による微量な液流量の変化によって行うものとしたから、前記膜厚分布を一層微量に、即ち高精度に調整でき得る構成でありながら簡易に設計実現可能とし、よって、これまで困難とされていた、例えば1μm以下の(例えば100nm程度の)極薄厚の薄膜状に塗工液を均一に塗布するといったことも容易に達成できる極めて実用性に秀れた画期的で商品価値の高い薄膜塗布装置となる。
また、請求項2記載の発明においては、単に進退調整機構により当接子を液供給管部の外周面に押圧当接させたり、進退調整機構により当接子を液供給管部から退避させることで、液供給管部を押圧変形,及び戻り復帰変形させ、簡易構成にして確実に液供給管部の液流量の調整を行える簡便な押圧手段を備え、生産性及び実用性に秀れた薄膜塗布装置となる。
また、請求項3〜5記載の発明においては、ノズル部のノズル内流通路に供給された塗工液が、このノズル内流通路のスリット状溝で横方向(スリット長さ方向)に拡がりながら先端の吐出孔へと流通するので、このスリット状溝により塗工液の流量がそれだけ均一となる。特に、このスリット状溝の溝幅方向の溝内面に、前記塗工液の流動抵抗となる例えば凸条や凹条などの流動抵抗部を設けて、この流動抵抗部を乗り越えて塗工液が奥方から先端の吐出孔へと流通するように構成すれば、塗工液が前記流動抵抗部により一層横方向(スリット長さ方向)に拡げられながら吐出孔へと流通することとなるので、それだけノズル部からの突出量が均一となる。
また、このスリット状溝で塗工液が横方向に拡がってスリット長さ方向に均一となる為複数の各液供給管部の液流量の調整の影響がこのスリット状溝により軽減され、よって、一層微量な液吐出量の調整(即ち、膜厚分布の調整)が可能である。
また、請求項6記載の発明においては、供給源からの塗工液は、一旦液貯留部に供給され、この液貯留部から複数の各液供給管部へと流通してノズル部に供給される。即ち、複数の各液供給管部になるべく均一に塗工液が供給されるように構成したので、この複数の各液供給管部による上記流量調整、つまりノズル部からの液吐出量の均一化調整を、一層良好に達成でき、ひいては塗工液の膜厚の均一化を一層確実且つ良好に達成できる実用性に秀れた薄膜塗布装置となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
ノズル部1のスリット状の吐出孔1aから塗工液2を吐出すると共に、このノズル部1に対し、ノズル部1の液吐出方向側に位置する被塗布体3をこのノズル部1の吐出孔1aのスリット長さ方向と交差する方向に相対移動させることでこの被塗布体3に前記塗工液2を薄膜状に塗布する。
このノズル部1には、前記吐出孔1aと連通するノズル内流通路4と連通状態にして、この吐出孔1aのスリット長さ方向に所定間隔をおいて液供給管部5が複数設けられており、この複数の各液供給管部5を介してノズル内流通路4に塗工液2が供給され、前記吐出孔1aから吐出される。
この各液供給管部5には、夫々押圧手段Pが設けられており、この押圧手段Pにより前記液供給管部5を押圧変形させることで、それだけ液供給管部5の液流量を微量調整できる。
従って、本発明は、ノズル部1のノズル内流通路4に塗工液2を供給する液供給管部5が吐出孔1aのスリット長さ方向に複数設けられており、この各液供給管部5の液流量を個々に調整することにより、前記ノズル部1から吐出した塗工液2の塗布幅方向(ノズル部1の吐出孔1aのスリット長さ方向)の膜厚分布を微量調整することが可能である。
即ち、例えば、被塗布体3に塗布した塗工液2の膜厚分布が一定でなく仮に塗布幅方向中央部位置の膜厚をやや減らしたい場合、これに相当するノズル部1の膜幅方向(スリット長さ方向)中央部に連設した液供給管部5を押圧手段Pにより押圧して液流量を絞ることで、膜厚を調整(減少)できる。同じように、複数の各液供給管部5の液流量を個々に調整することでノズル部1から吐出した塗工液2の塗布幅方向の膜厚分布を微量調整できる。
しかも、ノズル部1の先端部を螺子で押圧して撓み変形させてノズル部1の開口形状を変化させてしまう従来手法の膜厚分布の調整では、せいぜい数ミクロンオーダーでの膜厚調整しかできないが、この点、本発明は、ノズル部1の開口形状ではなくノズル部1への液供給量を複数の各液供給管部5の液流量の調整によって行うので、従来手法に比して非常に微量な膜厚調整が可能な構成とすることも簡易に設計実現可能である(即ち、従来手法はノズル部1の吐出孔1aの形状を撓み変形により変化させるので液吐出量の増減の影響が大きいが、本発明は、ノズル部1の吐出孔1aの上流側の各液供給管部5の液流量の調整なので、実際にノズル部1内に供給され吐出孔1aから吐出するまでの流路で、その影響は軽減され、塗工液2の吐出量を非常に微量に増減調整することが可能である。)。
しかも、本発明では、各液供給管部5の流量調整を、単にこの液供給管部5を押圧手段Pにより押圧して変形させることによって行うので、例えば液供給管部5内に液流通を阻害する止水壁を開閉自在に設ける構成などに比して、液供給管部5の外方に非常に押圧手段Pを設けるだけで簡単に、それだけコスト安に設計実現でき、その上、止水壁を液供給管部5内に設ける構成に比して、液供給管部5を外側から押圧変形させる構成は一層液流量を微量に調整することをも簡易に実現可能で、生産性に実用性を兼ね備えた構成となる。
以上、本発明は、ノズル部1から吐出した塗工液2の塗布幅方向の膜厚分布を、これまでになく微量に、即ち高精度に調整でき得る構成を簡易に設計実現可能とし、これまで困難とされていた、例えば数μm以下(例えば100nm程度)の極薄厚な薄膜状に塗工液2を均一に塗布するとも簡易に達成し得、例えば表面コーティングや、薄膜フィルムの製造などに使用されるこの種の薄膜塗布装置としての極めて高い実用価値を有するここととなる。
また、前述の押圧手段Pは、例えば、前記液供給管部5の外周面を押圧当接する当接子6Aと、この当接子6Aを前記液供給管部5に向けて進退調整する進退調整機構6とから成り、この進退調整機構6により前記当接子6Aを前進して液供給管部5の外周面に押圧当接させることでこの液供給管部5を押圧変形させ、この当接子6Aを後退して液供給管部5の外周面から退避動させることでこの液供給管部5を戻り復帰変形させるように構成した場合、例えば前記液供給管部5を押圧変形させる押圧手段Pと、押圧変形した状態の液供給管部5を戻り復帰変形させる別の変形手段とを設ける必要は無く、単に、各液供給管部5の外周面に、外方から当接子6Aを押圧当接させたり、反対に退避動させたりするシンプルな進退調整機構6を各液供給管部5毎に設けるだけで、簡易に押圧手段Pを構成でき、一層簡易に設計実現可能で実用性に秀れることとなる。
また、例えば、前記ノズル部1の先端から奥行き方向に、スリット状の前記吐出孔1aを先端開口部とするスリット状溝7を形成して前記ノズル内流通路4の一部を構成し、このスリット状溝7の奥方に、このスリット状溝7の溝幅方向にして前記吐出孔1aのスリット長さ方向に所定間隔をおいて複数の前記液供給管部5を連通状態に設けた構成とした場合には、ノズル部1のノズル内流通路4に供給された塗工液2が、前記スリット状溝7を流通する際に吐出方向ではなく横方向(スリット長さ方向)に拡がり、それだけ均一な液吐出が行われる。このスリット条溝7の溝内面は、例えば鏡面仕上げにより、液がスムーズに流通し且つ横方向にもスムーズに拡がるように表面仕上げしても良いが、例えば、スリット状溝7の溝幅方向の溝内面(スリット間隔方向に対向する溝内面)に、このスリット状溝7の奥方から先端の吐出孔1aに向けて流通する塗工液2の流動抵抗となる流動抵抗部8を設け、前記塗工液2はこの流動抵抗部8を乗り越えて先端の吐出孔1aから吐出されるように構成した場合、スリット状溝7内を吐出孔1aに向けて流通する塗工液2が、前記流動抵抗部8を乗り越える際に一層横方向(スリット長さ方向)に拡がることとなるので、それだけ一層均一な吐出が可能となる。
また、このようにスリット状溝7で塗工液2が横方向に拡げられるぶん、各液供給管部5の液流量を増減調整した場合に実際にノズル部1から吐出される塗工液2の液吐出量の増減の影響が少なくなる(スリット状溝7により各液供給管部5の液流量の調整の影響が軽減される)ことから、それだけ一層微量に液吐出量の調整(即ち、膜厚分布の調整)が行えることとなる。
尚、流動抵抗部8として、例えば、上述のスリット状溝7の溝幅方向の溝内面にこのスリット状溝7の溝幅方向にして前記吐出孔1aのスリット長さ方向に凸条8若しくは凹条8を形成してこの凸条8若しくは凹条8を前記流動抵抗部8として構成した場合、スリット状溝7内を流通する塗工液2を、前記凸条8若しくは凹条8の条方向である横方向(スリット長さ方向)に確実に拡げさせることができる。
また、例えば、前記塗工液2を貯留する液貯留部9を有し、この液貯留部9に複数の前記液供給管部5を連通状態に設け、前記液貯留部9に供給された塗工液2が各液供給管部5を介して前記ノズル部1のノズル内流通路4に供給されノズル部1から吐出するように構成した場合、ノズル部1から液吐出を行うに際して、塗工液2は先ず液貯留部9に供給され、この液貯留部9から各液供給管部5へと供給され、この各液供給部5を介して前記ノズル部1へと供給される。即ち各液供給管部5夫々への液供給が、前記液貯留部9を介することで均一に行われることとなり、それだけこの各液供給管部5を介して前記ノズル部1への液供給も一層均一に行われることとなり、上記塗工液2の均一な薄膜吐出を一層確実且つ良好に達成できることとなる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、スリット状の吐出孔1aから塗工液2を吐出するノズル部1を有し、このノズル部1から塗工液2を吐出すると共に、このノズル部1に対し、ノズル部1の液吐出方向側に位置する被塗布体3をこのノズル部1の吐出孔1aのスリット長さ方向と交差する方向に相対移動させることでこの被塗布体3に前記塗工液2を薄膜状に塗布する薄膜塗布装置であって、前記ノズル部1には、前記吐出孔1aと連通するノズル内流通路4と連通状態にこの吐出孔1aのスリット長さ方向に所定間隔をおいて複数の液供給管部5を設け、前記塗工液2は、この複数の液供給管部5を介してノズル部1のノズル内流通路4に供給されてノズル部1から吐出するように構成し、この複数の各液供給管部5を押圧する押圧手段Pを各液供給管部5に設け、この押圧手段Pの押圧による各液供給管部5の押圧変形により、この各液供給管部5の液流量を夫々微量調整自在に構成し、この各液供給管部5の液流量を夫々微量調整することで前記ノズル部1から吐出した塗工液2の塗布幅方向の膜厚分布を微量調整自在に構成したものである。
具体的に各部を詳述する。
ノズル部1は、第一分割部材1Aと第二分割部材1Bとを重合して成る構成である。
具体的には、図2に図示したように、上側の第一分割部材1Aの重合面と、下側の第二分割部材1Bの重合面とを重合せしめると共に、重合部先端側を重合当接状態とせず、微細な間隙が形成されるように第二分割部材1Bの重合面の先端側面をやや凹没した形状に構成することで、この第一分割部材1Aと第二分割部材1Bとから成るノズル部1の先端から奥行き方向に、スリット状の前記吐出孔1aを先端開口部とするスリット状溝7を形成した構成とする。
従って、ノズル部1の吐出孔1aのスリット長さ方向と等しいスリット長さを有するスリット状溝7を前記ノズル内流通路4の一部として構成する。
このスリット状溝7の奥方に、このスリット状溝7の溝幅方向にして前記吐出孔1aのスリット長さ方向に所定間隔(本実施例においては、数10mmの等間隔)をおいて複数の前記液供給管部5を連通状態に設ける。
具体的には、このスリット状溝7の上流側にして奥方(図2中、左方)に液貯留部10を設けている。この液貯留部10は、図2に図示したように、下側の第二分割部材1Bに凹没形成したもので、図3に図示したように、スリット状溝7の奥方端側(上流端側)にスリット長さ方向に連通状態に形成したものである。この液貯留部10と、前記液供給管部5とを連通する管接続用流通路11を、図2に図示したように、下流側を液貯留部10に連通し、上流側を液供給管部5と連通している。
同様にして、図1及び図3に図示したように、ノズル部1の吐出孔1aのスリット長さ方向(スリット状溝7のスリット長さ方向)に所定間隔をおいて複数の管接続用流通部11を形成し、この複数の各管接続用流通部11を介して複数の各液供給管部5をノズル部1のノズル内流通路4に連通した構成とする。
従って、複数の各液供給管部5から供給された塗工液2は、各管接続用流通路11を介して液貯留部10内に供給され、この液貯留部10から前記スリット状溝7を介し、吐出孔1aから吐出される。よって、一端液貯留部10内で塗工液2が整流されるので、スリット状溝7にはそれだけスリット長さ方向に均一に塗工液2が導入される。
尚、例えば、このスリット状溝7の奥方から先端の吐出孔1aに向けて流通する塗工液2の流動抵抗となる流動抵抗部8を設け、前記塗工液2はこの流動抵抗部8を乗り越えて先端の吐出孔1aから吐出されるように構成しても良い。具体的には、例えば図6に図示したように、スリット状溝7の溝幅方向の溝内面(ノズル部1の先端の接液面)に、スリット状溝7の溝幅方向にして前記吐出孔1aのスリット長さ方向に凸条8(凹条8でも良い)を形成して、これをこれを流動抵抗部8としてスリット状溝7に形成した構成としても良い。
この場合には、スリット状溝7を流通する際に前記流動抵抗部8を乗り越えて先端の吐出部1aに向けて流通しなければならず、この流動抵抗部8を流通を遮られることで横方向(スリット長さ方向)に塗工液2が良好に拡がり、よってそれだけ塗工液2が一層このスリット状溝7を通過する際にスリット長さ方向に均一となる。
複数の各液供給管部5は、夫々が前記ノズル部1の管接続用連通路11の上流側と、立設状態の供給管体5aの下部にして下流側とを連通状態に設けている。
また、この液供給管部5を押圧する押圧手段Pは、図2に図示したように、この液供給管部5の供給管体5aの外周面を当接子6Aにより押圧当接する構成である。
具体的には、図1〜図3に図示したように、各液供給管部5の供給管体5aを夫々押圧当接する当接子6Aと、この各当接子6Aを各供給管体5aに向けて進退調整する進退調整機構6とから成る構成とする。更に具体的には、この進退調整機構6は、例えば装置本体に固定した筒体の内面部に螺合部を形成し、この筒体の螺合部と螺合する螺子部を外周面に形成した螺子杆体を前記筒体内に螺着し、この螺子杆体を、先端で前記液供給管5を押圧する前記当接子6Aとして構成し、この螺子杆体を前記筒体に対して螺動前進若しくは螺動後退することで前記当接子6Aを供給管体5aの外周面に押圧当接若しくは退避動させる構成とする。尚、螺動進退構造には種々あるが、この進退調整機構6の螺動進退構造としては、本実施例と同様の機能を発揮し得る構造であればどのようなものを採用しても良い。
本実施例においては、供給管体5aを高分子部材で構成している。また、図4(b)の通り、進退調整機構6により前記当接子6Aを前進してこの供給管体5aの外周面に押圧当接させることで、この供給管体5aを押圧変形させ、また、図4(a)に図示したように、この当接子6Aを後退して供給管体5aの外周面から退避動させることでこの供給管体5aを前記高分子部材の弾性により戻り復帰変形させる構成である(尚、この供給管部5aは例えば金属製部材などの他の部材で構成しても良い。)。
また、本実施例では、図1及び図2に図示したように、前記塗工液2を貯留する液貯留部9を有し、この液貯留部9に複数の前記液供給管部5を連通状態に設けている。
具体的には、複数の各液供給管部5の各供給管体5aの上部にして上流側を前記液貯留部9に連通接続している。
この液貯留部9の内部は、接続した前記各供給管体5aの複数並設方向である長さ方向に連通した形状である。
また、この液貯留部9には、液供給源からの塗工液2を導入するための導入管16をこの液貯留部9の長さ方向に所定間隔を介して複数並設状態に連通接続している。
従って、液供給源から前記導入管16を介して供給された塗工液2は、液貯留部9内に一端供給された後、各液供給管部5を介して前記ノズル部1のノズル内流通路4に供給されるので、この各液供給管部5に塗工液2が供給される際に前記液貯留部9で整流され、なるべく均一な液流量で各液供給管部5内に供給されるように構成している。
本実施例は、以上のように構成したから、塗工液2として、例えば溶解した液状の樹脂を液貯留部9に供給すると、この液貯留部9に連通接続した複数の各液供給管部5を介してノズル部1のノズル内流通路4に供給され、このノズル部1のスリット状の吐出孔1aから薄膜状に吐出され、図6に図示したようにこのノズル部1に対して被塗布体3を相対移動せしめることで、この被塗布体3の表面上に薄膜状に前記塗工液2を塗布する。
この際、ノズル部1の吐出孔1aのスリット長さ方向に所定間隔をおいて複数設けた各液供給管部5の液流量を、上述の各押圧手段Pによって個別に微量調整できる。
具体的には、図4(a)の通常状態(押圧による変形がない状態)の供給管体5aを、液流量を減らしたい場合には図4(b)のように押圧手段Pによって押圧し、管断面を潰すように変形せしめることで、管内の液流量を僅かに絞る(減らす)ことができる。このようにして各供給管部5の液流量を微量に調整することが可能である。
これにより本実施例は、ノズル部1のノズル内流通路4に供給する塗工液2の供給量を微量に変化させ、ひいてはノズル部1から吐出する際の塗工液2の吐出量を微量に変化させ、この塗工液2が被塗布体3に塗布された際の塗布幅方向(ノズル部1の吐出孔1aのスリット長さ方向)の膜厚分布を微量に調整できる。
これにより、本実施例は、ノズル部1から吐出した塗工液2の塗布幅方向の膜厚分布を、これまでになく微量に、即ち高精度に調整でき得る構成を簡易に設計実現可能としたものである。
実際に本実施例品を使用して、被塗布体3へ塗工液2の塗布を行ったところ、膜厚を100nm程度に設定した際,塗布幅方向の膜厚分布を前記設定膜厚に対して数パーセント以内の範囲とする極めて薄厚で且つ均一な塗工液2の塗布を達成した。
従って、これまで困難とされていた、例えば数μm以下の極めて薄膜な膜厚に塗工液2を均一に塗布することも簡易に達成でき、例えば、被塗布体3に薄膜コーティングを行ったり、例えば、薄膜フィルムの製造などに使用するこの種の薄膜塗布装置として、極めて高い実用価値を有する画期的な薄膜塗布装置である。
尚、本実施例においては、各液供給管5の液流量を個別に調整することで膜厚分布を調整できるものであるが、この各液供給管5の液流量の調整に加えて、図7に図示した従来例のようにノズル部1の先端部にこのノズル部1の先端部を撓み変形させて膜厚分布の調整を図る螺子を設ける構成としても良い。
また、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例に係る薄膜塗布装置の説明斜視図である。 本実施例に係る薄膜塗布装置の説明側断面図である。 本実施例に係る薄膜塗布装置の説明平面図である。 本実施例に係る薄膜塗布装置の液供給管部5の液流量の調整方法を説明する図である。 本実施例に係る薄膜塗布装置の使用状態を示す図である。 本実施例に係る薄膜塗布装置のノズル部1先端の説明斜視図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
1 ノズル部
1a 吐出孔
2 塗工液
3 被塗布体
4 ノズル内流通路
5 液供給管部
6 進退調整機構
6A 当接子
7 スリット状溝
8 流動抵抗部,凸条,凹条
9 液貯留部
P 押圧手段

Claims (6)

  1. スリット状の吐出孔から塗工液を吐出するノズル部を有し、このノズル部から塗工液を吐出すると共に、このノズル部に対し、ノズル部の液吐出方向側に位置する被塗布体をこのノズル部の吐出孔のスリット長さ方向と交差する方向に相対移動させることでこの被塗布体に前記塗工液を薄膜状に塗布する薄膜塗布装置であって、前記ノズル部には、前記吐出孔と連通するノズル内流通路と連通状態にこの吐出孔のスリット長さ方向に所定間隔をおいて複数の液供給管部を設け、前記塗工液は、この複数の液供給管部を介してノズル部のノズル内流通路に供給されてノズル部から吐出するように構成し、この複数の各液供給管部を押圧する押圧手段を各液供給管部に設け、この押圧手段の押圧による各液供給管部の押圧変形により、この各液供給管部の液流量を夫々微量調整自在に構成し、この各液供給管部の液流量を夫々微量調整することで前記ノズル部から吐出した塗工液の塗布幅方向の膜厚分布を微量調整自在に構成したことを特徴とする薄膜塗布装置。
  2. 前記押圧手段は、前記液供給管部の外周面を押圧当接する当接子と、この当接子を前記液供給管部に向けて進退調整する進退調整機構とから成り、この進退調整機構により前記当接子を前進して液供給管部の外周面に押圧当接させることでこの液供給管部を押圧変形させ、この当接子を後退して液供給管部の外周面から退避動させることでこの液供給管部を戻り復帰変形させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の薄膜塗布装置。
  3. 前記ノズル部の先端から奥行き方向に、スリット状の前記吐出孔を先端開口部とするスリット状溝を形成して前記ノズル内流通路の一部を構成し、このスリット状溝の奥方に、このスリット状溝の溝幅方向にして前記吐出孔のスリット長さ方向に所定間隔をおいて複数の前記液供給管部を連通状態に設けた構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の薄膜塗布装置。
  4. 前記ノズル部のノズル内流通路のスリット状溝の溝幅方向の溝内面に、このスリット状溝の奥方から先端の吐出孔に向けて流通する塗工液に対する流動抵抗となる流動抵抗部を設け、前記塗工液はこの流動抵抗部を乗り越えて先端の吐出孔から吐出されるように構成したことを特徴とする請求項3記載の薄膜塗布装置。
  5. 前記スリット状溝の溝幅方向の溝内面にこのスリット状溝の溝幅方向にして前記吐出孔のスリット長さ方向に凸条若しくは凹条を形成してこの凸条若しくは凹条を前記流動抵抗部として構成したことを特徴とする請求項4記載の薄膜塗布装置。
  6. 前記塗工液を貯留する液貯留部を有し、この液貯留部に複数の前記液供給管部を連通状態に設け、前記液貯留部に供給された塗工液が各液供給管部を介して前記ノズル部のノズル内流通路に供給されノズル部から吐出するように構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の薄膜塗布装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101279984B1 (ko) 2011-03-04 2013-07-05 정병영 접착제 공급장치
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