JP2007307055A - パチンコ機 - Google Patents
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Abstract
【課題】発射された遊技球の軌道を正常にする。
【解決手段】ガイドレール19の遊技盤11の盤面に対する垂直度を調整するには、先ずガラス扉16を開放する。この後、調整治具を偏心カム31の差し込み溝31aに差し込み、メモリ31を確認しながら偏心カム31を回転させる。偏心カム31が回転するとカム面31cがガイドレール19をその滑走面19aと反対側の面19b側から押圧する。ガイドレール19の垂直度が適正に調整されたところで偏心カム31の回転を止める。これにより、ガイドレール19の垂直度の調整が終了する。作業が終了した後はガラス扉16を閉じる。
【選択図】図4
【解決手段】ガイドレール19の遊技盤11の盤面に対する垂直度を調整するには、先ずガラス扉16を開放する。この後、調整治具を偏心カム31の差し込み溝31aに差し込み、メモリ31を確認しながら偏心カム31を回転させる。偏心カム31が回転するとカム面31cがガイドレール19をその滑走面19aと反対側の面19b側から押圧する。ガイドレール19の垂直度が適正に調整されたところで偏心カム31の回転を止める。これにより、ガイドレール19の垂直度の調整が終了する。作業が終了した後はガラス扉16を閉じる。
【選択図】図4
Description
本発明は遊技球を遊技盤の盤面上に案内するガイドレールを備えたパチンコ機に関する。
パチンコ機の遊技盤の盤面上には、遊技球の落下方向に変化をつける遊技釘や入賞口が設けられた遊技領域が形成されている。遊技者がハンドル操作を行うと発射装置によって遊技球が発射され、発射された遊技球はガイドレールによって遊技領域に案内される(例えば特許文献1)。遊技盤の前面側には開閉自在なガラス扉が設けられており、遊技者はガラス扉を介して遊技領域を視認しながら遊技を行うことができる。
特開2005−245711号公報
しかしながら上記のパチンコ機では、ガイドレールの垂直度が適正でない場合、発射された遊技球が例えば遊技釘の先端で跳ね返り、遊技球がガラス扉のガラス面に当たってしまうことがあった。これにより、遊技球が正常に遊技領域に発射されずに遊技に支障をきたす、あるいは、ガラス扉のガラスが破損されるおそれがあるという問題があった。この問題を解決するためには、ガイドレールの垂直度を調整する必要があるが、垂直度の調整はガイドレールの位置決めに際してガイドレールの取り付け/取り外しの作業を伴うため、作業が手間のかかるものとなっていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、発射された遊技球の軌道を簡便な作業で正常な状態に修正することができるようにしたパチンコ機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のパチンコ機は、遊技球の発射操作に応答して作動された発射装置によって発射された遊技球を遊技盤の盤面上に案内するガイドレールを備えたパチンコ機において、前記ガイドレールの垂直度を調整する垂直度調整機構を備えたものである。
なお、前記垂直度調整機構は前記ガイドレールの背面を押圧する偏心カムを備え、前記偏心カムの回転によって前記垂直度を調整可能とすることが好ましい。
また、前記垂直度調整機構は、発射装置による遊技球の発射軌道上に配置されていることが好ましい。
本発明のパチンコ機によれば、ガイドレールの垂直度を調整する垂直度調整機構を備えたので、ガイドレールの垂直度を調整することが可能になり、発射された遊技球の軌道を簡便な作業で正常な状態に修正することができる。
また、偏心カムの回転によってガイドレールの垂直度を調整可能としたので、簡単な構成でガイドレールの垂直度を調整することが可能になり、パチンコ機の製造コストが上昇することを防止できる。
前記垂直度調整機構は、遊技球の発射軌道上に配置されているので、遊技球が接触する箇所での垂直度を調整することが可能になり、発射された遊技球の軌道をより確実に修正することができる。
図1及び図2において、パチンコ機10は遊技盤11を備えている。遊技盤11の前面には樹脂で形成された略矩形状の樹脂枠11aがレバー11bによる係止によって取り付けられている。遊技盤11の前面に樹脂枠11aが取り付けられると遊技盤11の盤面上で遊技領域12が画定される。遊技領域12には、各種の入賞口13、図柄の変動表示を行って当たり/ハズレを表示する液晶ディスプレイ14が組み込まれたセンター役物15、遊技球の落下方向に変化をつける遊技釘が設けられている。遊技盤11の前方には開閉自在なガラス扉16が設けられている。ガラス扉16は内ガラス16a(図4参照)と外ガラス16b(図4参照)とを備えており、これら2枚のガラス16a,16bを介して遊技領域12を視認できる。
パチンコ機10の下部には発射ハンドル10aが設けられている。遊技者が発射ハンドル10aを回動させるとパチンコ機10の内部に組み込まれた発射装置17が作動し、発射装置17のノックアーム17aの揺動によって遊技球18が1球ずつ発射される。発射された遊技球18はガイドレール19の滑走面19a(図3参照)によって遊技領域12に案内される。ガイドレール19は例えばステンレスなどの金属の薄板で帯状に形成されており、樹脂枠11aに立設されたL字型の取り付けベース20に嵌め込まれ、これにより円弧状に屈曲している。ガイドレール19の先端は樹脂枠11aの内側に形成された凹状の突き当て部11cに突き当てられ、基端側が固定フック21によって取り付けベース20にその側面から固定されている。
遊技盤11の盤面上に遊技球18が発射されると、遊技球18は例えば図中A,B部で示す2箇所で遊技球18がガイドレール19に接触して遊技領域12に案内される。この場合、前述した2箇所では例えばパチンコ機10の長期にわたる使用によりガイドレール19が変形したり、あるいは、ガイドレール19に倒れが起きたりしてガイドレール19の遊技盤11の盤面に対する垂直度に狂いが生じることがある。特に図中A部は発射装置17による遊技球の発射軌道上に位置するため、垂直度に狂いが生じやすい。このため、パチンコ機10には遊技球18が接触する2箇所にガイドレール19の垂直度を調整する垂直度調整機構22が設けられている。次に垂直度調整機構22の構成について説明するが、図中A,B部の各々には同一の構成の垂直度調整機構22が設けられており、その作用も同一であるので図中A部に設けた垂直度調整機構22を例に挙げて説明し、図中B部の垂直度調整機構22については説明を省略する。
図3において、垂直度調整機構22は回転自在な調整具30からなる。調整具30は、ガイドレール19の滑走面19aと反対側の面19b側に設けられている。調整具30は偏心カム31を備えている。偏心カム31の上面には例えばマイナスドライバーなどの調整治具が差し込まれる矩形状の差し込み溝31aが形成されている。また、偏心カム31の上面にはその周方向に沿って目盛り31bが刻まれている。作業者は目盛り31bによって偏心カム31の回転量を確認することができる。偏心カム31の下面には軸32が形成されている。
図4において、偏心カム31の軸32の先端にはネジ部33が形成されている。偏心カム31は、ネジ部33を樹脂枠11aのネジ孔34にネジ止めすることによって樹脂枠11aに固定されている。偏心カム31が樹脂枠11aに固定されると偏心カム31のカム面31cはガイドレール19の滑走面19aと反対側の面19bに当接する。軸32にはバネ35が挿通されている。バネ32は偏心カム31を上方に付勢している。これにより、偏心カム31が不用意に回転してしまうことが防止されている。
次に上記のように構成されたパチンコ機10でガイドレール19の垂直度を調整するときの作業の流れを説明する。ガイドレール19の遊技盤11の盤面に対する垂直度を調整するには、先ずガラス扉16を開放する。この後、調整治具を偏心カム31の差し込み溝31aに差し込み、目盛り31bを確認しながら偏心カム31を回転させる。偏心カム31が回転するとカム面31cによってガイドレール19がその面19b側から押圧され、ガイドレール19の垂直度が調整される。ガイドレール19の垂直度が適正に調整されたところで偏心カム31の回転を止める。ガイドレール19の垂直度の調整が終了した後はガラス扉16を閉じる。
上記実施形態では、偏心カム31を用いてガイドレール19の垂直度を調整したが、例えば先端がガイドレール19の背面と対面するように保持されたネジを設け、このネジの移動によってガイドレール19の背面を押圧することによりガイドレール19の垂直度を調整するなど適宜の方法でガイドレール19の垂直度を調整してよい。
上記実施形態では、垂直度調整機構22を2箇所に設けたがその数及び位置は適宜に設定してよく、また、遊技盤11の盤面に直接取り付けてもよい。
10 パチンコ機
11 遊技盤
12 遊技領域
18 遊技球
19 ガイドレール
22 垂直度調整機構
30 調整具
31 偏心カム
11 遊技盤
12 遊技領域
18 遊技球
19 ガイドレール
22 垂直度調整機構
30 調整具
31 偏心カム
Claims (3)
- 遊技盤の盤面上に立設され、遊技球の発射操作に応答して作動された発射装置によって発射された遊技球を遊技盤の遊技領域に案内するガイドレールを備えたパチンコ機において、
前記ガイドレールの前記盤面に対する垂直度を調整する垂直度調整機構を備えたことを特徴とするパチンコ機。 - 前記垂直度調整機構は遊技球の滑走面と反対側の面側から前記ガイドレールを押圧する偏心カムを備え、前記偏心カムの回転によって前記垂直度を調整可能としたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機
- 前記垂直度調整機構は、発射装置による遊技球の発射軌道上に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のパチンコ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006137975A JP2007307055A (ja) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006137975A JP2007307055A (ja) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | パチンコ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007307055A true JP2007307055A (ja) | 2007-11-29 |
Family
ID=38840466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006137975A Pending JP2007307055A (ja) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | パチンコ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007307055A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014104329A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-09 | Asama Seisakusho:Kk | 遊技機用球発射装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5462482A (en) * | 1977-10-27 | 1979-05-19 | Daido Shingo | Transmission system between nonnpower source car and ground of moving body |
JPH03114291A (ja) * | 1990-05-18 | 1991-05-15 | Hitachi Ltd | 多層セラミック基板の製造方法 |
JPH11188143A (ja) * | 1997-12-26 | 1999-07-13 | Heiwa Corp | 遊技機の遊技盤 |
-
2006
- 2006-05-17 JP JP2006137975A patent/JP2007307055A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JP2014104329A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-09 | Asama Seisakusho:Kk | 遊技機用球発射装置 |
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