JP2016052397A - 遊技盤固定装置 - Google Patents

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秀昭 石井
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Abstract

【課題】組み立ての際、規制バネを簡易に装着できる遊技盤固定装置を提供する。
【解決手段】固定装置は、ベース部材1と、ベース部材1の一側に第一支軸2によって回動自在に軸着され遊技盤104の側縁部を受け入れる嵌合凹部25が設けられた狭着部材3と、挟着部材3に第二支軸5によって回動自在に軸着されたロック部材6とを備える。ベース部材1には、第一支軸2を曲率中心とする円弧状長孔17と円弧状長孔17と連続し円弧状長孔17とは異なる方向に延びるロック孔18が穿設されている。ロック部材6には、ベース部材1の円弧状長孔17とロック孔18を摺動するロックピン7が設けられている。そして、ロック部材6のロックピン7がベース部材1のロック孔18に嵌まることで、挟着部材3の回動が所定位置に固定される。
【選択図】図5

Description

本発明は、遊技機本体前面に遊技盤を装着するために使用される遊技盤固定装置に関するものである。
一般に、入賞装置や表示装置などが配置された遊技盤を遊技機本体前面に形成された遊技盤収納凹部にその前側から着脱自在に取り付けるため、遊技盤固定装置が用いられている。そして、一般的なパチンコ遊技機には、遊技盤収納凹部の左側の上下に挟装部材が設けられると共に、遊技盤収納凹部の右側の上下に遊技盤固定装置が設けられており、遊技盤の左側縁部を挟装部材に差し込み、続いて、この左側を中心に遊技盤を回動させながら遊技盤の右側縁部を遊技盤固定装置に嵌めて遊技盤を固定するようにしている。
そして、この種の遊技盤固定装置として、例えば、特許文献1に示されているようなものがある。すなわち、特許文献1に示された固定装置は、被固定部に固定されるベース部材2と、ベース部材2に第1枢軸を介して回動可能に枢支された第1挟持部材4と、第1挟持部材4に第2枢軸13を介して回動可能に枢支された第2挟持部材5と、第1挟持部材4に第3枢軸12を介して回動可能に枢支され、開放時に開放操作されるアンクランプ部材6とによって構成されている。そして、遊技盤を固定するにあたり、遊技盤の縁部を第1挟持部材4と第2挟持部材5との間に挿入して回動させ、最終的に、ばね部材16で付勢されたアンクランプ部材6で第1挟持部材4と第2挟持部材5を押さえ込むことで遊技盤を固定するようにしている。また、アンクランプ部材6を開放する場合、手でアンクランプ部材6を操作して行うことになる。
特開2009−297298号公報
しかしながら、特許文献1に記載された遊技盤固定装置のように、アンクランプ部材6にばね部材の強力な付勢力を利用すると、アンクランプ部材6によって第1挟持部材4と第2挟持部材5を押さえ込んで遊技盤を固定する際、その強力な付勢力に抗するような力を加えることが必要になる。また、クランプ部材6を開放し遊技盤を取り外す時も、ばね部材の強力な付勢力に抗するような力を加えることが必要になる。すなわち、遊技機に遊技盤を固定する作業において、無駄な労力を強いられることになる。
そこで、本発明は前記課題を解決すべくなされたもので、遊技機に遊技盤を固定する、あるいは遊技機から遊技盤を取り外すにあたり、これら作業を弱い力で行うことを可能とし、しかも弱い力で固定した遊技盤が外れてしまうといったことがない遊技盤固定装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため本発明に係る遊技盤固定装置は、遊技機本体前面の所定箇所に取着される基板と該基板の両側縁の各々から起立する側板とによって形成されたベース部材と、前記ベース部材の両側板に第一支軸によって回動自在に軸着され遊技盤の側縁部を受け入れる嵌合凹部が設けられた狭着部材と、前記挟着部材に第二支軸によって回動自在に軸着され該狭着部材の回動をガイドすると共に所定位置に固定させるロック部材とを備えた遊技盤固定装置であって、前記ベース部材の側板には、前記第一支軸を曲率中心とする円弧状長孔が穿設されていると共に、該円弧状長孔と連続し該円弧状長孔とは異なる方向に延びるロック孔が穿設されており、他方、前記ロック部材には、前記ベース部材の円弧状長孔とロック孔を摺動するロックピンが設けられ、前記ロック部材のロックピンが前記ベース部材のロック孔に嵌まることで、前記挟着部材の回動が所定位置に固定されるようにしたことを特徴としている。
また、本発明に係る遊技盤固定装置のロック孔は、第二支軸を曲率中心とする円弧状に形成されていることを特徴としている。
本発明に係る遊技盤固定装置によれば、遊技機に遊技盤を固定する、あるいは遊技機から遊技盤を取り外す際、きわめて弱い力で行うことが可能である。しかも弱い力で固定したにもかかわらず、一旦遊技盤が固定されると、遊技盤固定装置が解除されて遊技盤が外れてしまうとこともない。
遊技盤が装着された状態を示すパチンコ遊技機の正面図。 遊技盤固定装置の斜視図。 遊技盤固定装置の分解斜視図。 遊技盤固定装置の側面図。 (イ)乃至(ハ)は遊技盤固定装置の動作説明図。
以下、本発明に係る遊技盤固定装置の実施の形態を図面に基き説明する。なお、遊技盤固定装置は、例えばパチンコ遊技機、雀球機、アレパチ機等の種々の遊技機に適用可能であるが、本実施の形態では、パチンコ遊技機を例として説明する。そこで、まず、本発明に係る遊技盤固定装置が適用されるパチンコ遊技機についてあらかじめ説明しておく。図1は遊技盤が装着された状態を示すパチンコ遊技機の正面図である。パチンコ遊技機Pは、遊技機本体100と該遊技機本体100の前面にその左側を軸着して開閉自在に装着される透明板保持枠101とから構成されている。
遊技機本体100は、長方形状の機枠102と、その前面に左側を軸着して開閉自在に装着される本体枠103とからなる。本体枠103の前面上部に、後方へ窪んで遊技盤104をその前側から取り付けまたは取り外すことができる方形状の遊技盤収納凹部105が形成されている。また、本体枠103の下部前面に、右側に寄せて打球発射レール106及び該打球発射レール106に供給される遊技球を遊技盤104の遊技部104aに打ち込むための打球発射装置107が配置される。更に、その左側には、零れ球やファール球を受け入れ後記する下球皿109に排出する遊技球集合通路樋108が配置される。本体枠103の下部前面には、下球皿109が装着されると共にその右側に前記打球発射レール106から発射される遊技球の打球力を調整するための打球力調整ハンドル110が装着されている。
遊技盤104の前面には内側ガイドレール111aと外側ガイドレール111bが略渦巻き状に敷設され、内側・外側ガイドレール111A1bに囲まれるようにして遊技部104aが形成される。この遊技部104aには、その中央部に盤面部品として図柄を変動表示する可変表示装置112が配設され、その下方に遊技球の入賞により該可変表示装置112が作動する始動入賞口113が配設される。また、その下方に前記図柄が特定の図柄(例えば、「777」)に揃って「大当り」という遊技者に有利な特別遊技状態となったとき、一定の条件の下で開成し一度に多くの入賞球を発生させる入賞装置114が配設されている。遊技部104aの中央最下部には、アウト球を遊技盤104の後側へ排出するためのアウト球排出口115が開設されている。なお、図中116は通常入賞口、117は遊技球の流下方向を変更させ遊技の面白みを高めるための風車である。
前記透明板保持枠101は、遊技盤104の前面を覆うようにして前記本体枠103の上部前面に装着される。透明板保持枠101は前面に遊技盤104の遊技部104aを覗く窓開口118が開設され、その後側に窓開口118を塞ぐようにして一対の透明板を平行に配設してなる透明板ユニット119が装着されている。また、透明板保持枠101の下部前面に、賞球としての遊技球を貯留し前記打球発射レール106に供給するための上球皿120が装着されている。そして、上球皿120から打球発射レール106に供給された遊技球はその発射位置に停止し、その状態で打球力調整ハンドル110を所望の位置まで回動することにより、打球発射装置107が作動して打球発射レール106の上面に停止する遊技球を打球する。これにより、該遊技球は内側・外側ガイドレール111A1b間を飛走して遊技盤104前面の遊技部104aに打ち込まれる。
前記本体枠103の前面に形成された遊技盤収納凹部105は前後方向の深さが遊技盤104が嵌り込む程度の寸法を有し、底壁すなわち遊技盤取付面105aの中央部は開放している。そして、遊技盤収納凹部105を前側から見て左側の上下縁部に、それぞれ遊技盤104の左側縁部を挟んで固定する挟装部材121,121が取着されている。各挟装部材121は、例えば弾性を有する金属帯板から成形され、遊技盤収納凹部105を前側から見て右側が解放する平面略コ字状に形成されている。
そして、遊技盤収納凹部105の正面視にて右側の上下縁部に、それぞれ遊技盤104の右側の上縁部と下縁部とをそれぞれ挟んで固定する遊技盤固定装置A,Aが取着されている。なお、ここで示した例では、各遊技盤固定装置Aを縦向きにして遊技盤104の上下縁部を挟むように配置したが、横向きにして遊技盤104の右側縁部を挟むように配置しても良い。また、挟装部材121,121の位置及び遊技盤固定装置A,Aの位置をそれぞれ左右逆に配置しても良い。
図2は、本実施形態に係る遊技盤固定装置Aの斜視図、図3はその分解斜視図である。実際、この遊技盤固定装置Aが遊技盤104に取り付けられる場合、図2及び図3における上側が正面〈前側〉、下側が遊技盤取付面105aに取り付ける側(後側)となる。
遊技盤固定装置Aは、遊技盤収納凹部105の遊技盤取付面105aに取着されるベース部材1と、第一支軸2によってベース部材1に回動自在に軸着される狭着部材3と、狭着部材3の内側に配置される押圧バネ4と、第二支軸5によって狭着部材3に回動自在に軸着されるロック部材6と、ベース部材1及びロック部材6の双方に挿通されるロックピン7と、ロック部材6の内側に配置される規制バネ50とによって概略構成されている。なお、この実施形態で遊技盤固定装置Aを説明するにあたり、便宜上、図3に示されているものを基準とし、「前側」とは押圧バネ4が位置する側、「後側」とはロック部材6が位置する側、「右側」とは図3の手前側、「左側」とは図3の奥側、「上下」については図3の上下をそれぞれ指すこととする。
前記ベース部材1は、遊技盤取付面105aに取付けられる基板11と、基板11の両側縁から直角に起立する平行な一対の側板12,12とからなり、基板11には、その両側縁略中央に螺子13を挿通するための螺子挿通孔14を設けた取付片15,15が形成されている。また、側板12,12は、その前縁であって上下方向の略中央に第一支軸2が挿通される第一軸孔16,16が開設されている。さらに、側板12,12は、基板11と接する下側辺よりも、それと対向する上側辺の方が短く設定されており、上側辺の前縁から第一軸孔16のやや上側までが斜めに切り欠かれている。また、側板12,12には、ロックピン7が挿通される上下方向に縦長な円弧状長孔17,17と、この円弧状長孔17,17の上方に連続するロック孔18,18とが穿設されている。そして、図4に示すように、円弧状長孔17,17は、第一支軸2,2を曲率中心とする円弧状の軌跡上に位置するように穿設されており、ロック孔18,18は、第二支軸5を曲率中心とする円弧状の軌跡上に位置するように穿設されている。すなわち、ロック孔18,18は、円弧状長孔17,17とは異なる方向、具体的には、円弧状長孔17,17の円弧状の軌跡から逸脱する方向に延びるように穿設されている。
前記狭着部材3は、一対の中央側板部21,21と、該中央側板部21,21の上下両側からそれぞれ同じ方向へ平行に延びる上側の側板部22,22と下側の側板部23,23と、上側の側板部22,22の先端間を互いに連結した連結板部24とによって側面視略コ字状に形成されている。そして、中央側板部21,21、上側の側板部22,22、及び下側の側板部23,23とで略コ字状に囲まれた嵌合凹部25に、遊技盤104の側縁部が受け入れられることになる。なお、上側の側板部22と下側の側板部23の間の内法は、遊技盤104の誤差を含めた厚さ寸法より若干広く設定されている。また、中央側板部21,21には、その略中央部に第一支軸2を挿通する軸孔26,26が開設されており、該軸孔26,26のやや上側に互いに向き合うように内側へ屈曲させた切り起し片27,27が形成されている。また、中央側板部21,21の後側縁には、互いに向き合うように内側へ屈曲させた壁板部28,28が形成されている。さらに、上側の側板部22,22の後端部には第二支軸5を挿通する第二軸孔29,29が開設されている。また、連結板部24の下端から上側の側板部22,22の側縁間にかけて、嵌合凹部25に沿うように屈曲し嵌合凹部25の内面となる遊技盤押え部30が張設されている。さらに、下側の側板部23,23の前側下端には、互いに向き合うように内側へ屈曲させたバネ載置片31,31が形成されている。なお、この狭着部材3は、その中央側板部21,21がベース部材1の側板12,12の内側に介在するように配置されている。
前記狭着部材3の中央側板部21,21と下側の側板部23,23の間には押圧バネ4が配置されている。この押圧バネ4は、薄い弾力性のある帯板の2箇所を湾曲状に折曲して側面略J字状に形成されており、その先端部は、狭着部材3に受け入れられ固定された遊技盤104を前方に付勢するための押圧部35となっている。また、押圧バネ4の両側縁には、直角に屈曲形成された取付片36,36が設けられていて、該取付片36,36には第一支軸2を挿通する挿通孔37,37が開設されている。
前記ロック部材6は、ロック基板40と、該ロック基板40の両側縁から直角に屈曲し平行をなす一対のロック側板41,41とからなっており、該ロック側板41,41の後端部は、下方に突出する当接部41a,41aとなっている。また、ロック基板40の先端部には、ロック部材6を操作する際に指を掛ける摘み片42が形成されている。さらに、ロック側板41,41の略中央部には、狭着部材3の上側の側板部22,22の第二軸孔29,29と合致し第二支軸5が挿通される軸孔43,43が開設されており、そのやや後側には、ベース部材1の円弧状長孔17,17及びロック孔18,18と合致しロックピン7が挿通されるピン軸孔44,44が開設されている。このロック部材6は、そのロック側板41,41が狭着部材3の上側の側板部22,22の内側に介在すると共に、その当接部41a,41aが狭着部材3の壁板部28,28の後方に位置するように配置されている。なお、ロック部材6と挟着部材3を軸支する第二支軸5には、比較的付勢力の弱い規制バネとしてのネジリコイルバネ50が巻装されている。
次に、上記のように構成された遊技盤固定装置Aの組み立て方法について説明する。まず、狭着部材3の上側の側板部22,22間にロック部材6のロック側板41,41を配置し、狭着部材3の第二軸孔29,29及びロック部材6の軸孔43,43に第二支軸5を挿通し、ロック部材6を狭着部材3に回動自在に軸着する。この時、第二支軸5にネジリバネ50を巻装しておく。すなわち、ネジリバネ50のリング部50a内に第二支軸5を挿通しておくと共に、ネジリバネ50の先端部50b,50bを狭着部材3の切り起し片27の下側に係止しておく。次いで、ベース部材1の側板12,12間にロック部材6が軸支された状態の狭着部材3を配置する。そして、狭着部材3の中央側板部21,21及び下側の側板部23,23間に押圧バネ4を配置し、ベース部材1の第一軸孔16,16、狭着部材3の軸孔26,26、及び押圧バネ4の挿通孔37,37に第一支軸2を挿通し、狭着部材3をベース部材1に回動自在に軸着する。次に、ベース部材1のロック孔18,18、及びロック部材6のピン軸孔44,44にロックピン7を挿通する。この時、ネジリバネ50の他端部50cがロックピン7の下側に位置するようにする。最後に、第一支軸2、第二支軸5、ロックピン7の端部にCリングを装着して完成する。
このようにして組み立てた2つの遊技盤固定装置A,Aをパチンコ遊技機Pの遊技盤取付面105aの右側上下に、それぞれの嵌合凹部25,25が対向するようにして配置する。そして、ベース部材1の基板11を遊技盤取付面105aに密着させ、その取付片15の螺子挿通孔14に螺子13を螺着することによって遊技盤取付凹部105へ取付ける。
次に、パチンコ遊技機Pの遊技盤収納凹部105に遊技盤104を装着する方法を説明する。図5(イ)乃至(ハ)は遊技盤固定装置Aの動作説明図である。まず、遊技盤取付面105aに取付けられた各遊技盤固定装置A,Aの狭着部材3を遊技盤104が受け入れられる傾動位置に保持させる。具体的には、ロック部材6の摘み片42をネジリバネ50の付勢に抗して後方へ押して回動させる。このとき、図5(イ)に示すようにロックピン7は、ベース部材1のロック孔18の係合から外れて円弧状長孔17に位置している。
この状態で、遊技盤104の後面が遊技盤取付面105aに対向するようにし、遊技盤104を遊技盤収納凹部105の下縁段部105bの上面に載せ、遊技盤104の左側縁部を遊技盤収納凹部105の左側に取着された挟装部材121,121内に押し込む。そして、遊技盤104の左側縁部を中心として遊技盤を回動させながら、遊技盤104の右側縁部を遊技盤固定装置Aの狭着部材3の嵌合凹部25にある押圧バネ4に当接させる。
後は、遊技盤104を後方へ軽く押してやればよい。すなわち、遊技盤104を後方へ押すことによって、図5(ロ)に示すようにロックピン7,7が円弧状長孔17,17を摺動しロック孔18,18へと移動する。これに伴って、ロック部材6が回動すると共に、ロック部材6の当接部41aが狭着部材3の壁板部28を押すことで狭着部材3も回動する。そして、図5(ハ)に示すようにロックピン7,7が円弧状長孔17,17からロック孔18,18へと移動すると、ネジリバネ50がロック部材6を狭着部材3側へ付勢するため、遊技盤104が遊技盤収納凹部105内に収納される。この時、ベース部材1のロック孔18,18にロック部材6のロックピン7が係止した状態となり、狭着部材3は遊技盤104が固定される固定位置に停止保持される。すなわち、ロック孔18,18は、狭着部材3を回動させる第一支軸2を曲率中心とする円弧状長孔17,17と異なる方向に延びている、換言すれば、ロック孔18,18は、挟着部材3を回動させる第一支軸2を曲率中心としていないため、ここにロックピン7が嵌まると、挟着部材3が回動できなくなってロックされることになる。なお、この実施形態では、付勢手段としてのネジリコイルバネ50を設けたことで、ロックピン7が円弧状長孔17,17からロック孔18,18へと移動するのをスムーズにすると共にロックを強固にしているが、必ずしも付勢手段を設けなければならないわけではない。すなわち、ロック孔18,18を円弧状長孔17,17と異なる方向へ延ばしたことでロック機能は十分に果たされることになる。
次に、パチンコ遊技機Pから遊技盤104を前側へ取り外す場合について説明する。図5(ハ)の状態において、遊技盤104の各遊技盤固定装置Aにおけるロック部材6の摘み片42をネジリコイルバネ50の付勢に抗して後方へ回動させる。これによって、ロックピン7がロック孔18,18を越えて円弧状長孔17,17へと移動すると、ロック部材6の当接部41aが挟着部材3の壁板部28を押し、挟着部材3も回動する(図5(ロ))。そして、この狭着部材3を回動させる動作に伴い、遊技盤104の右側縁の後面が狭着部材3の下側側板部23の先端部によって前方へ押し出される。この際、遊技盤104の後面は押圧バネ4によっても前方へ付勢されているので、遊技盤104が出易い。このようにして遊技盤104の右側縁部は前方へ取り外される。
A 遊技盤固定装置
1 ベース部材
2 第一支軸
3 狭着部材
5 第二支軸
6 ロック部材
7 ロックピン
11 基板
12 側板
17 円弧状長孔
18 ロック孔
25 嵌合凹部
100 遊技機本体

Claims (2)

  1. 遊技機本体前面の所定箇所に取着される基板と該基板の両側縁の各々から起立する側板とによって形成されたベース部材と、前記ベース部材の両側板に第一支軸によって回動自在に軸着され遊技盤の側縁部を受け入れる嵌合凹部が設けられた狭着部材と、前記挟着部材に第二支軸によって回動自在に軸着され該狭着部材の回動をガイドすると共に所定位置に固定させるロック部材とを備えた遊技盤固定装置であって、
    前記ベース部材の側板には、前記第一支軸を曲率中心とする円弧状長孔が穿設されていると共に、該円弧状長孔と連続し該円弧状長孔とは異なる方向に延びるロック孔が穿設されており、他方、前記ロック部材には、前記ベース部材の円弧状長孔とロック孔を摺動するロックピンが設けられ、
    前記ロック部材のロックピンが前記ベース部材のロック孔に嵌まることで、前記挟着部材の回動が所定位置に固定されるようにしたことを特徴とする遊技盤固定装置。
  2. 前記ロック孔は、前記第二支軸を曲率中心とする円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技盤固定装置。
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JP2022010048A (ja) * 2016-08-31 2022-01-14 株式会社三洋物産 遊技機

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