JP2017143871A - 遊技盤固定装置 - Google Patents

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江場 登
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登 江場
秀昭 石井
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Abstract

【課題】 押圧部材によって遊技盤の一側面のみを圧着すれば足りる遊技盤固定装置を提供する。
【解決手段】 遊技機本体に固設される取付基体1と、基端部が取付基体の一部位に回動自在に軸支される可動部材3と、可動部材に装着され遊技盤に当接させる押圧部材9と、基端部が取付基体の他部位に回動自在に軸支されるリンク部材5と、一部位が可動部材の基端部から適宜離間した部位に回動自在に軸支されると共に他部位がリンク部材の先端部に回動自在に軸支される操作レバー8とを備え、該操作レバーを回動操作することで操作レバー及びリンク部材の軸支部を可動部材及び操作レバーの軸支部と取付基体及びリンク部材の軸支部を結ぶ直線を越える位置に移動させることにより、該可動部材に取り付けられた押圧部材が遊技盤に圧着した状態で保持されるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、遊技機本体内に装着される遊技盤を所定位置で固定する遊技盤固定装置に関するものである。
一般に、遊技場に設けられるパチンコ遊技機は、遊技盤を新しいものに交換できるよう遊技機本体内に遊技盤が着脱可能となるように固定されている。ここで、下記特許文献1には、ベース部材とクランプ部材により遊技盤の縁部を両面から挟着する遊技盤固定装置(クランプ装置)が示されており、この遊技盤固定装置は、アンクランプ部材を操作することによって遊技盤を着脱可能に固定できるようにしている。
特許第5420348号公報
ところで、近時のパチンコ遊技機の遊技盤は、従来から用いられている合板製のものに限らず、プラスチック製のものが成形されるようになってきているが、こうしたプラスチック製のものは、従来の合板製のものと比較して強度が弱いという問題がある。そのため、特許文献1に示されている遊技盤固定装置のように、クランプ部材によって遊技盤の縁部を両面から強固に挟着するようになっていると、プラスチック製の遊技盤に対して強い力が掛かり、場合によっては、遊技盤を破損させてしまうおそれがあった。また、プラスチック製の遊技盤は、外周縁の形状や厚さが従来の合板製のものよりも多様になってきているが、特許文献1に示されているような遊技盤固定装置は、遊技盤の縁部を両面から挟着するように設計されているため、遊技盤の形状や厚さ等が変わる度に、遊技盤固定装置自体を設計し直す必要があり、ひいては、パチンコ遊技機の製造コストを上昇させてしまうという問題が生じている。
そこで、本発明は、前記課題を解決すべくなされたもので、遊技盤を固定するにあたって、遊技盤に無理な力が掛かることを防ぐと共に、遊技盤の外周縁の形状や厚さが多様であっても対応可能な汎用性を有する遊技盤固定装置を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため本発明は、遊技機本体に装着される遊技盤を所定位置で固定する遊技盤固定装置であって、遊技機本体に固設される取付基体と、基端部が前記取付基体の一部位に回動自在に軸支される可動部材と、前記可動部材に装着され前記遊技盤に当接させる押圧部材と、基端部が前記取付基体の他部位に回動自在に軸支されるリンク部材と、一部位が前記可動部材の基端部から適宜離間した部位に回動自在に軸支されると共に他部位が前記リンク部材の先端部に回動自在に軸支される操作レバーとを備え、前記操作レバーを回動操作することで前記可動部材を回動させると共に該可動部材に装着された押圧部材を遊技盤に当接させ、さらに該操作レバーを回動操作することで前記操作レバー及び前記リンク部材の軸支部を前記可動部材及び前記操作レバーの軸支部と前記取付基体及び前記リンク部材の軸支部を結ぶ直線を越える位置に移動させることにより、該可動部材に取り付けられた押圧部材が遊技盤に圧着した状態で保持されるようにしたことを特徴としている。
また、本発明は、形状又は寸法の異なる数種の押圧部材を成形し、これら数種の押圧部材の取付基部の形状を同一に形成することで、前記可動部材に交換可能に装着し得るようにしたことを特徴としている。
本発明に係る遊技盤固定装置によれば、遊技盤を固定するにあたり、押圧部材によって遊技盤の一側面のみを圧着すれば足りるので、遊技盤に無理な力を掛けることがなく、ひいては、遊技盤が破損するなどの不都合を未然に防止することができる。しかも、押圧部材によって遊技盤が圧着されると、この押圧状態が、以後、維持されることになる。
また、本発明に係る遊技盤固定装置によれば、取付基体、可動部材及び操作レバーを共通部品とし、使用箇所の寸法や形状に合わせて押圧部材を付け替えるだけで種々の遊技盤、若しくは遊技機に対応できるので、遊技盤固定装置の製造コスト、ひいては遊技機の製造コストを大幅に軽減することができる。
遊技盤が装着された状態を示すパチンコ遊技機の正面図。 遊技盤固定装置を前方から見た斜視図。 遊技盤固定装置を前方から見た分解斜視図。 遊技盤固定装置を後方から見た斜視図。 遊技盤固定装置を後方から見た分解斜視図。 遊技盤固定装置の動作状態を示す水平断面図。 (a)押圧部材の変形例を示す斜視図。(b)押圧部材の変形例を装着した遊技盤固定装置の使用例を示す要部正面図。
以下、本発明に係る遊技盤固定装置の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、遊技盤固定装置は、例えばパチンコ遊技機、雀球機、アレパチ機等の種々の遊技機に適用可能であるが、本実施の形態では、パチンコ遊技機を例として説明する。そこで、まず、本発明に係る遊技盤固定装置が適用されるパチンコ遊技機についてあらかじめ説明しておく。図1は遊技盤が装着された状態を示すパチンコ遊技機の正面図である。パチンコ遊技機Pは、遊技機本体100と該遊技機本体100の前面にその左側を軸着して開閉自在に装着される透明板保持枠101とから構成されている。
遊技機本体100は、長方形状の機枠102と、その前面に左側を軸着して開閉自在に装着される本体枠103とからなっている。そして、本体枠103の前面上部には、後方へ窪んで遊技盤104をその前側から取り付けまたは取り外すことができる方形状の遊技盤収納凹部105が形成されている。また、本体枠103の下部前面に、右側に寄せて打球発射レール106及び該打球発射レール106に供給される遊技球を遊技盤104の遊技部104aに打ち込むための打球発射装置107が配置される。更に、その左側には、零れ球やファール球を受け入れて後記する下球皿109に排出する遊技球集合通路樋108が配置されている。さらに、本体枠103の下部前面には、下球皿109が装着されると共に、その右側に打球発射レール106から発射される遊技球の打球力を調整するための打球力調整ハンドル110が装着されている。
前記遊技盤104は、プラスチックにより略正方形状に成形されている。また、遊技盤104の正面視右側上下角部のそれぞれに横長矩形状に切り欠かれていると共に、該切り欠き部分に遊技盤104の前面より後方へやや凹ませた係止片部104b,104bが形成されている。なお、この係止片部104b,104bに、後述する遊技盤固定装置A,Aの押さえ片54が圧着されることにより、遊技盤104が本体枠103に対して固定されることになる。遊技盤104の前面には内側ガイドレール111aと外側ガイドレール111bが円形状に敷設され、内側・外側ガイドレール111a,111bに囲まれるようにして遊技部104aが形成される。この遊技部104aには、その中央部に盤面部品として図柄を変動表示する可変表示装置112が配設され、その下方に遊技球の入賞により該可変表示装置112が作動する始動入賞口113が配設される。また、その下方に前記図柄が特定の図柄(例えば、「777」)に揃って「大当り」という遊技者に有利な特別遊技状態となったとき、一定の条件の下で開成し一度に多くの入賞球を発生させる入賞装置114が配設されている。遊技部104aの中央最下部には、アウト球を遊技盤104の後側へ排出するためのアウト球排出口115が開設されている。なお、図中116は通常入賞口、117は遊技球の流下方向を変更させ遊技の面白みを高めるための風車である。
前記透明板保持枠101は、遊技盤104の前面を覆うようにして前記本体枠103の上部前面に開閉自在に装着されている。透明板保持枠101は前面に遊技盤104の遊技部104aを覗く窓開口118が開設され、その後側に窓開口118を塞ぐようにして一対の透明板を平行に配設してなる透明板ユニット119が装着されている。また、透明板保持枠101の下部前面に、賞球としての遊技球を貯留し前記打球発射レール106に供給するための上球皿120が装着されている。そして、上球皿120から打球発射レール106に供給された遊技球はその発射位置に停止し、その状態で打球力調整ハンドル110を所望の位置まで回動することにより、打球発射装置107が作動して打球発射レール106の上面に停止する遊技球を打球する。これにより、該遊技球は内側・外側ガイドレール111a,111b間を飛走して遊技盤104前面の遊技部104aに打ち込まれる。
前記本体枠103の前面に形成された遊技盤収納凹部105の前後方向の深さは、遊技盤104が嵌り込む程度の寸法を有し、底壁すなわち遊技盤取付面の中央部は図示はしないが開放している。そして、遊技盤収納凹部105の正面視左側の上下縁のそれぞれに遊技盤104の左側縁部を挟んで固定する挟着部材121,121が取着されている。各挟着部材121は、弾性を有する金属帯板により成形されており、遊技盤収納凹部105を前側から見て右側が開放する平面略コ字状に形成されている。
そして、遊技盤収納凹部105の正面視にて右側の上下縁部に、遊技盤104の係止片部104b,104bをそれぞれ圧着して固定する遊技盤固定装置A,Aが取着されている。なお、ここで示した例では、各遊技盤固定装置Aを横向きにして遊技盤104の上下縁部の押さえ片54,54を圧着するように配置しているが、縦向きにして遊技盤104の右側縁部を圧着するように配置しても良い。また、挟着部材121,121の位置及び遊技盤固定装置A,Aの位置をそれぞれ左右逆に配置しても良い。さらに、挟着部材121,121を設けることなく、左右両側の上下縁のそれぞれに遊技盤固定装置を配置しても良い。
図2は本実施形態に係る遊技盤固定装置Aを前方から見た斜視図、図3はその分解斜視図、図4は本実施形態に係る遊技盤固定装置Aを後方から見た斜視図、図5はその分解斜視図である。遊技盤固定装置Aは、遊技盤収納凹部105に取着される取付基体1と、第一支軸2によって取付基体1に回動自在に軸着される可動部材3と、第二支軸4によって取付基体1に回動自在に軸着されるリンク部材5と、第三支軸6によりリンク部材5に軸支されると共に第四支軸7により可動部材3に軸支される操作レバー8と、可動部材3に取り替え可能に装着される押圧部材9とによって概略構成されている。なお、遊技盤固定装置Aは、前記のとおり、横向きに配置したり、縦向きに配置するなど、装着の仕方によって向きが異なることになるが、この実施形態では、説明の便宜上、図2及び図3に示されているものを基準として、前後左右上下の用語を使用する。
前記取付基体1は、鋼板をプレス加工して形成されており、遊技盤収納凹部105に取付けられる基板11と、基板11の上下縁から前方へ直角に突出する平行な一対の側板12,12とからなっている。また、基板11には、その上下縁略中央に取着片13,13が形成されており、この取着片13,13には螺子を挿通するための螺子挿通孔14,14が設けられている。さらに、側板12,12には、その一部位(図2及び図3では左側)にタブ部15,15が前方突出状に形成されており、該タブ部15,15に第一支軸2が挿通される軸受孔16,16が開設されている。また、側板12,12の他部位(図2及び図3では右側)には、第二支軸4が挿通される軸受孔17,17が開設されている。
前記可動部材3は、鋼板をプレス加工して形成されており、中板21と、該中板21の上下縁から後方へ直角に突出する平行な一対の側板22,22とからなり、側板22,22は、中板21よりも左右両側に延設されている。また、側板22,22の一端側(図2及び図3では右側)には、第四支軸7が挿通される軸受孔23,23が開設されていると共に、この一端側から後方へ鈎形に延びる基端部24,24が形成され、該基端部24,24には、第一支軸2が挿通される軸受孔25,25が開設されている。さらに、側板22,22の他端側(図2及び図3では左側)に内側へ鈎形に折曲した包持片26,26が形成されている。
前記リンク部材5は、プラスチックにより成形されており、基端部31に透孔32が貫通状に穿設されている。また、基端部31の一側縁に一対の軸受片33,33が形成されており、該軸受片33,33に軸受孔34,34が開設されている。なお、リンク部材5は、取付基体1の側板12,12内に収納される。
前記操作レバー8は、プラスチックにより成形されており、直方体形状の棒状部41と、該棒状部41よりもやや薄厚のツマミ部42とが平面略L字状となるように一体に形成されている。このうち、棒状部41には、剛性を得るため上下両面に補強リブ43が形成されている。また、棒状部41には、その後端部に透孔44が貫通状に穿設されていると共に、一側(図2及び図3では左側)の中程の部位に透孔45が貫通状に穿設されている。
前記押圧部材9は、プラスチックにより成形されており、直方体形状の基部51の一側(図2及び図3では右側)に一対の取付片(取付部)52,52が突出状に一体に形成されており、この取付片52,52のそれぞれに透孔53,53が開設されている。また、基部51の下側前方縁に遊技盤104を圧着するための押さえ片54が下方へ突出するように一体成形されている。さらに、基部51の前面には、剛性を得るための補強リブ55が形成されている。
ここで、図3には、押圧部材9とは別の押圧部材10が示されているが、この押圧部材10は、押圧部材9よりも、その基部及び押さえ片が長く形成されている。すなわち、遊技盤固定装置Aは、寸法や形状が異なる数種の押圧部材を準備し、遊技盤の固定箇所のスペース等に応じて数種の押圧部材の中から任意に選択して付け替え可能になっている。
次に、上記のように構成された遊技盤固定装置Aの組立方法について説明する。まず、予め成形された寸法や形状が異なる複数種類の押圧部材の中から装着する遊技機に適したものを選択しておく。次いで、可動部材3の基端部24,24を取付基体1のタブ部15,15の間に挿入し、タブ部15,15の軸受孔16,16と基端部24,24の軸受孔25,25とを合致させ、これらの軸受孔に第一支軸2を貫挿する。そして、第一支軸2の突出端に抜止用のEリング61を取着する。これにより、可動部材3が取付基体1に回転自在に軸支されることになる。さらに、取付基体1の側板12,12間であって、タブ部15,15とは反対側の部位にリンク部材5の基端部31を挿入し、側板12,12の軸受孔17,17とリンク部材5の基端部31の透孔32とを合致させ、軸受孔17,17と透孔32に第二支軸4を貫挿する。そして、第二支軸4の突出端に抜止用のEリング62を取着する。これにより、リンク部材5が取付基体1に回転自在に軸支されることになる。次に、予め選択しておいた押圧部材9を可動部材3にセットする。具体的には、押圧部材9の取付片52,52を可動部材3の中板21と包持片26,26の間に挿入させて、可動部材3の側板22,22の内側に押圧部材9の取付片52,52を重合させると共に、側板22,22の軸受孔23,23と取付片52,52の透孔53,53とを合致させる。そして、押圧部材9の取付片52,52の間に操作レバー8の棒状部41の中程側縁を挿入し、可動部材3の軸受孔25,25、押圧部材9の透孔53,53、及び操作レバー8の透孔45,45を合致させ、これらの孔に第四支軸7を貫挿する。そして、第四支軸7の突出端に抜止用のEリング63を取着する。これにより、可動部材3と操作レバー8が第四支軸7によって回動自在に軸支されることになる。なお、第四支軸7は、押圧部材9の透孔53,53にも貫挿されていることから、押圧部材9は可動部材3に対し強固に連結されることになる。最後に、リンク部材5の軸受片33,33の間に操作レバー8の棒状部41の端部を挿入し、軸受片33,33の軸受孔34,34と棒状部41の透孔44とを合致させ、これらの孔に第三支軸6を貫挿する。そして、第三支軸6の突出端に抜止用のEリング64を取着する。これにより、リンク部材5と操作レバー8が第三支軸6によって回動自在に軸支され、遊技盤固定装置Aの組み立てが完了する。
このようにして組み立てられた遊技盤固定装置Aは、図1に示されているように、本体枠103の遊技盤収納凹部105の正面視右側上下のそれぞれに配置される。具体的には、遊技盤固定装置Aの取付基体1に形成されている取着片13,13の螺子挿通孔14,14にビスを螺着して、遊技盤固定装置Aを本体枠103の遊技盤収納凹部105に取り付ける。
次に、パチンコ遊技機Pの遊技盤収納凹部105に遊技盤104を収納し、該遊技盤104を遊技盤固定装置Aによって固定する方法について説明する。図6(a)乃至(c)は遊技盤固定装置Aの動作説明図である。まず、図6(a)に示されているように、遊技盤固定装置Aの押圧部材9を遊技盤104が受け入れられる位置に開放しておく。具体的には、指等を使って操作レバー8を後方(図6(a)の矢印と逆方向)へ引きながら回動させる。これによって、操作レバー8と第四支軸7で連結されている可動部材3及び押圧部材9の双方が操作レバー8に連動して回動し、図6(a)に示されている傾動位置に保持されるので、予めこの状態にしておく。次に、遊技盤104を遊技盤収納凹部105に収納する。具体的には、遊技盤104の後面を遊技盤収納凹部105に対向するように位置させた後、遊技盤104の左側縁部を遊技盤収納凹部105の左側に取着された挟着部材121,121内に押し込む。そして、遊技盤104の左側縁部を中心として遊技盤を回動させながら、遊技盤104を遊技盤収納凹部105に収納させる。後は、指を使って遊技盤固定装置Aの操作レバー8のツマミ部42を遊技盤104側(図6(a)の矢印方向)へ押し込めば、可動部材3に取り付けられた押圧部材9の押さえ片54が遊技盤104の係止片部104bに圧着した状態で保持されることになる。ここで、押圧部材9の押さえ片54が遊技盤104の係止片部104bに圧着する点について、もう少し詳しく説明すると、まず、操作レバー8のツマミ部42を遊技盤104側へと押し込むと、可動部材3は、第一支軸2を支点として図6(a)の矢印方向へと回動する。この回動の途中において、図6(b)に示されているように、第三支軸6は第二支軸4と第四支軸7を結ぶ直線Lに接近してくる。そして、回動部材3がさらに回動し、図6(c)に示されているように、押圧部材9の押さえ片54が遊技盤104の係止片部104bに当接すると、第三支軸6の中心が第二支軸4と第四支軸7を結ぶ直線Lを越えることになる。これにより、押圧部材9の押さえ片54は遊技盤104の係止片部104bに圧着した状態が保持されることになり、操作レバー8から手を離したとしても、この強力な押圧状態が維持されることになる。すなわち、遊技盤固定装置Aにおいて、取付基体1及びリンク部材5の軸支部である第二支軸4と可動部材3及び操作レバー8の軸支部である第四支軸7とを結ぶ直線L上に、操作レバー8とリンク部材5の軸支部である第三支軸6が至り、これを越えることにより、可動部材3に取着された押圧部材9の押さえ片54が遊技盤104に圧着している状態が保持されることになる。
他方、遊技盤固定装置Aの押圧部材9の押さえ片54による遊技盤104への圧着状態を解除する場合は、操作レバー8のツマミ部42を指で摘まんで手前に引き、操作レバー8を図6(a)の矢印と反対向きに回動させるのみで良い。
上記のとおり、遊技盤固定装置Aにより遊技盤104を固定する場合は、操作レバー8を軽い力で遊技盤104側へ押してやれば良く、逆に、遊技盤104の固定を解除する場合には、操作レバー8を遊技盤104と反対側へ軽い力で引いてやれば良いので、ひいては、遊技盤104の交換作業がきわめて容易になし得ることになる。
図7(a)は、前記実施形態で説明した押圧部材9の変形例に係る押圧部材70を示すものであり、図7(b)は、押圧部材70を装着した遊技盤固定装置Aの使用例を示している。押圧部材70は、押圧部材9と同様、プラスチックにより成形されている。この押圧部材70において、押圧部材9と相違する点は、押圧部材9が直方体形状であるのに対し、押圧部材70が正面視L字型に成形されている点、及び押圧部材70には押圧部材9に設けられている押さえ片54に相当するものが存在していない点である。このように、押圧部材70を正面視L字型に成形したことによって、図7(b)に示されているような配置が可能となり、例えば、遊技盤104の上下縁の横方向に設置上の制限がある場合に有効となる。また、押圧部材70は、押圧部材9の押さえ片54に相当するものがなく、押圧部材90そのもので遊技盤104の前面を圧着することになる。なお、押圧部材は、上記に示した直方体形状、正面視L字型のものに限らず、種々の形状、大きさのものを成形し、選択することが可能である。このように、遊技盤固定装置Aは、押圧部材を種々の大きさ、形状のものに交換可能になっていることから、取付基体、可動部材及び操作レバーを共通部品とし、使用箇所の寸法や形状に合わせて押圧部材を付け替えるだけで種々の遊技盤、若しくは遊技機に対応することができるという利点を有する。
なお、前記実施の形態では、遊技盤固定装置を遊技盤の前面側に取り付け、遊技盤の前面側を押圧して固定する例を示したが、これに限られず、遊技盤固定装置を遊技盤の後面側に取り付け、遊技盤の後面側を押圧して固定するようにしても良い。
A 遊技盤固定装置
1 取付基体
2 第一支軸
3 可動部材
4 第二支軸
5 リンク部材
6 第三支軸
7 第四支軸
8 操作レバー
9 押圧部材
10 押圧部材
100 遊技機本体
104 遊技盤

Claims (2)

  1. 遊技機本体に装着される遊技盤を所定位置で固定する遊技盤固定装置であって、
    遊技機本体に固設される取付基体と、基端部が前記取付基体の一部位に回動自在に軸支される可動部材と、前記可動部材に装着され前記遊技盤に当接させる押圧部材と、基端部が前記取付基体の他部位に回動自在に軸支されるリンク部材と、一部位が前記可動部材の基端部から適宜離間した部位に回動自在に軸支されると共に他部位が前記リンク部材の先端部に回動自在に軸支される操作レバーとを備え、
    前記操作レバーを回動操作することで前記可動部材を回動させると共に該可動部材に装着された押圧部材を遊技盤に当接させ、さらに該操作レバーを回動操作することで前記操作レバー及び前記リンク部材の軸支部を前記可動部材及び前記操作レバーの軸支部と前記取付基体及び前記リンク部材の軸支部を結ぶ直線を越える位置に移動させることにより、該可動部材に取り付けられた押圧部材が遊技盤に圧着した状態で保持されるようにしたことを特徴とする遊技盤固定装置。
  2. 形状又は寸法の異なる数種の押圧部材を成形し、これら数種の押圧部材の取付部の形状を同一に形成することで、前記可動部材に交換可能に装着し得るようにしたことを特徴とする請求項1記載の遊技盤固定装置。
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