JP2007305273A - メディア処理装置 - Google Patents

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JP2007305273A JP2006135652A JP2006135652A JP2007305273A JP 2007305273 A JP2007305273 A JP 2007305273A JP 2006135652 A JP2006135652 A JP 2006135652A JP 2006135652 A JP2006135652 A JP 2006135652A JP 2007305273 A JP2007305273 A JP 2007305273A
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健一郎 荒井
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Abstract

【課題】専用スタッカを外部に付設することなく、また、装置寸法を増加させることなく
、連続作成可能なメディア枚数を増やすことのできるメディア処理装置を提案すること。
【解決手段】CDパブリッシャ1は第1〜第4スタッカ11〜14を備え、第3スタッカ
13はレーベルプリンタ5のプリンタトレイ81のメディア受け渡し位置81Aの真下に
配置され、第4スタッカ14はメディア取り出し口31aに隣接した位置に配置されメデ
ィア取り出し部として機能する。多数枚のメディア連続作成時には、第1スタッカ11か
ら取り出したブランクメディア2Aを処理し、得られた作成済みメディア2Bを第3スタ
ッカ13、第4スタッカ14の順に収納し、第1スタッカ11が空になった後は第2スタ
ッカ12からブランクメディア2Aを取り出して処理し、得られた作成済みメディア2B
を空になった第1スタッカ11に収納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、多数枚のブランクCDなどのメディアにデータの書き込みを行うディスクダ
ビング装置、データの書き込みとレーベル印刷を行ってメディアを制作して発行可能なC
D/DVDパブリッシャなどのメディア処理装置に関し、特に、装置寸法の増加を招くこ
となく、より多くの枚数のメディアを連続して作成することのできるメディア処理装置に
関するものである。
ディスクダビング装置では、一般に、ブランクメディア・スタッカに収納されているブ
ランクCDなどのメディアを内蔵のCDドライブに供給して、そこに所定のデータを書き
込み、書き込み後の作成済みメディアをメディア・スタッカに保管するように構成されて
いる。CDパブリッシャなどでは、データが書き込まれたCDに対して、更に、内蔵のレ
ーベルプリンタによってレーベル印刷を施し、この結果得られる作成済みメディアを作成
済みメディア・スタッカに保管し、あるいは、取り出し口から発行するように構成されて
いる。
このようなメディア処理装置に用いられているメディアの搬送機構としては、垂直軸に
沿って昇降すると共に、当該垂直軸周りに旋回する搬送アームを用いてメディアを搬送す
るものが一般的に知られている。この場合、ブランクメディア・スタッカおよび作成済み
メディア・スタッカとしては一般に、メディアを厚さ方向に積み重ねた状態で収納するも
のが用いられている。特許文献1、2にはこの構成のメディアの搬送機構およびスタッカ
が開示されている。
このような搬送機構およびスタッカを備えている場合には、連続して制作可能なメディ
ア枚数は、ブランクメディア・スタッカの収納枚数に制限される。作成済みメディア・ス
タッカの収納枚数の方が少ない場合には、当該作成済みメディア・スタッカの収納枚数に
制限される。これらのスタッカの収納枚数を増やすことなく、連続制作可能なメディア枚
数を増やすためには、メディア処理装置の外部に専用スタッカを付設する必要がある。ま
たは、メディア処理装置の内部に専用スタッカを増設する必要がある。前者の外部に専用
スタッカを付設する構成は、特許文献3に開示されている。
特開2001−126369号公報 特開2001−283498号公報 米国特許第6,760,052号公報
しかしながら、いずれの場合においても、専用スタッカを付設するための設置スペース
が必要であり、メディア処理装置の設置面積の増加、あるいは、メディア処理装置の寸法
の増加を招くことになる。
特に、メディア搬送機構として一般的に用いられている昇降および旋回式の搬送アーム
を採用しているメディア処理装置では、搬送アームによるメディア搬送経路が搬送アーム
の旋回軌跡上の各高さ位置に制限される。したがって、メディア処理装置内部における専
用スタッカの設置位置に制約があり、場合によっては専用スタッカを設置するスペースを
確保できない場合がある。
搬送アームの旋回軌跡から外れた位置に専用スタッカを設置した場合には、当該専用ス
タッカとの間でメディアの受け渡しを行うための別のメディア搬送機構、例えば、搬送ア
ームに伸縮機構を付設する必要がある。このため、メディア搬送機構の複雑化、装置寸法
の増加を招くので好ましくない。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、専用スタッカを外部に付設することなく、ま
た、装置寸法を増加させることなく、連続作成可能なメディア枚数を増やすことのできる
メディア処理装置を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のメディア処理装置は、
CD、DVDなどのメディアを保管するメディア保管部と、
メディアへのデータの書き込み、およびメディアからのデータの読み出しを行うメディ
アドライブ、および/または、メディアのレーベル面に印刷を行うレーベルプリンタを備
えたメディア処理部と、
メディアを搬送するメディア搬送部とを有し、
前記メディア処理部は、前記メディア搬送部によるメディア搬送経路上に位置するメデ
ィア受け渡し位置、および、当該メディア受け渡し位置から退避したメディア処理位置の
間でメディアを搬送するメディアトレイを備えており、
前記メディア保管部は第1ないし第4スタッカを備えており、各スタッカには、メディ
アが厚さ方向に積み重ねられた状態で収納され、その上端開口部を介してメディアの受け
渡しが行われるようになっており、
前記第1スタッカないし第3スタッカは、それぞれ、前記メディア搬送経路上に配置さ
れ、前記第4スタッカは前記第3スタッカに隣接した前記メディア搬送経路から外れた位
置に配置されており、
前記第3スタッカは、前記メディアトレイの前記メディア受け渡し位置の下側に配置さ
れており、
前記第4スタッカの近傍位置でメディア搬送部から開放されたメディアを、前記メディ
アトレイを用いて第4スタッカに案内可能となっていることを特徴としている。
例えば、前記第4スタッカの近傍位置で前記メディア搬送部から開放されたメディアが
、前記メディア受け渡し位置と前記メディア処理位置の間に位置決めされた前記メディア
トレイの縁端部に沿って前記第4スタッカに向けて滑り落ちるようになっていることを特
徴としている。
この場合、前記第3スタッカと前記第4スタッカの間には、前記メディアトレイの縁端
部に沿って滑り落ちるメディアを前記第4スタッカの上端開口部に案内するための傾斜案
内面が形成されていることが望ましい。
また、前記第4スタッカの近傍位置で前記メディア搬送部から開放されたメディアを、
前記メディア処理位置の側に位置する前記メディアトレイによって押し出して前記第4ス
タッカに収納させるようにしてもよい。
ここで、前記第4スタッカを、メディアを装置外部に取り出すためのメディア取り出し
部として用いることができる。この場合には、当該第4スタッカの上端開口部を、装置ケ
ースに開けたメディア取り出し口を介して外部に露出させておけばよい。
本発明において、第1および第2スタッカは、例えば、従来のメディア処理装置におけ
るブランクメディア・スタッカおよび作成済みメディア・スタッカとして用いられる。通
常の処理動作においては、ブランクメディア・スタッカからブランクメディアを取り出し
て、メディア処理部において処理(例えば、データの書き込み、レーベル面への印刷)を
行った後に、作成済みメディア・スタッカに収納する。
メディアの連続作成動作において、第1および第2スタッカの収納枚数を超える枚数の
メディアを連続作成する場合には、例えば次のように処理する。第1および第2スタッカ
に、それぞれブランクメディアを収納しておく。第1スタッカの一方からブランクメディ
アを取り出して処理し、得られた作成済みメディアをまず第3スタッカに収納する。第3
スタッカが一杯となった後は第4スタッカに収納する。
第4スタッカにメディアを収納する場合には、例えば、メディアトレイを第3スタッカ
の上方のメディア受け渡し位置から所定距離だけ後退させた位置に保持する。第3スタッ
カの上方位置においてメディア搬送部から開放されて落下するメディアは、第3スタッカ
の上端開口部を覆っているメディアトレイの縁端部に沿って滑り落ちて、隣接位置に配置
されている第4スタッカの側に案内され、ここに収納される。
傾斜案内面が形成されている場合には、メディアが速やかに第4スタッカに向かって滑
り落ち、途中でメディアが止まってしまうことを防止できる。
また、途中で止まったメディアを第4スタッカに収納するためには、メディアトレイを
その位置からメディア受け渡し位置に向けて押し出せば、当該メディアトレイによってメ
ディアを第4スタッカに向けて押し出され、そこに収納される。
第3および第4スタッカの合計収納枚数を第1のスタッカの収納枚数以上としておけば
、第1スタッカのブランクメディアが無くなった後に、第2スタッカからブランクメディ
アを供給し、作成済みメディアを空になった第1スタッカに収納できる。この結果、連続
作成枚数を、第1スタッカおよび第2スタッカの合計収納枚数まで増やすことができる。
本発明では、増設した第3スタッカはメディアトレイのメディア受け渡し位置の下側に
配置されている。メディア受け渡し位置の下側は通常はデットスペースとなっており、ま
た、メディア搬送経路上に位置している。したがって、第3スタッカを設置するためのス
ペースを新たに装置内において確保する必要がない。また、メディア受け渡し位置からメ
ディアトレイを退避させれば、メディア搬送部によって当該第3スタッカに対するメディ
アの受け渡しもできるので、第3スタッカを配置したことに起因してメディア搬送部を変
更する必要もない。
また、第4スタッカはメディア搬送部のメディア搬送経路から外れた位置にあるが、メ
ディアトレイを利用することにより、メディア搬送部に変更を加えることなく、メディア
を第4スタッカに収納できる。
したがって、本発明によれば、外部に専用スタッカを付設することなく、また、内部に
増設した第3、4スタッカのために装置寸法の大幅な増加を招くことなく、メディアの連
続作成枚数を増加させることができる。さらに、メディア搬送部を変更することなく、第
3、4スタッカにメディアを搬送して収納することができる。
さらに、第4スタッカが、作成済みメディアなどを装置外部に取り出すためのメディア
取り出し部として機能する場合には、メディアを取り出すためスペースが第4スタッカの
設置スペースとなる。したがって、第4スタッカを配置するために装置内において新たに
スペースを確保する必要がない。
次に、本発明のメディア処理装置において、前記メディア処理部が、前記メディアドラ
イブおよび前記レーベルプリンタの双方を備えており、前記メディアドライブが、前記メ
ディア搬送経路上に位置するドライブ側メディア受け渡し位置、および、当該ドライブ側
メディア受け渡し位置から退避したメディア読み書き位置の間でメディアを搬送するドラ
イブ側メディアトレイを備えており、前記レーベルプリンタが、前記メディア搬送経路上
に位置するプリンタ側メディア受け渡し位置、および、当該プリンタ側メディア受け渡し
位置から退避したメディア印刷位置の間でメディアを搬送するプリンタ側メディアトレイ
を備えている場合には、前記ドライブ側メディア受け渡し位置および前記プリンタ側メデ
ィア受け渡し位置を上下に配置し、下側に位置するメディア受け渡し位置の真下に、前記
第3スタッカを配置すればよい。
また、前記第1スタッカおよび第2スタッカを同軸状態で上下に配置し、前記メディア
搬送機構として、垂直軸線に沿った昇降動作、および、当該垂直軸線周りの旋回動作を行
うメディア搬送アームを備えたものを用いることができる。
本発明のメディア処理装置では、増設した第3スタッカはメディアトレイのメディア受
け渡し位置の下側に配置されている。メディア受け渡し位置の下側は通常はデットスペー
スとなっており、また、メディア搬送経路上に位置している。したがって、第3スタッカ
を設置するためのスペースを新たに装置内において確保する必要がない。また、メディア
受け渡し位置からメディアトレイを退避させれば、メディア搬送部によって当該第3スタ
ッカに対するメディアの受け渡しもできるので、第3スタッカを配置したことに起因して
メディア搬送部を変更する必要もない。また、第4スタッカはメディア搬送部のメディア
搬送経路から外れた位置にあるが、メディアトレイを利用することにより、メディア搬送
部に変更を加えることなく、メディアを第4スタッカに収納できる。
したがって、本発明によれば、外部に専用スタッカを付設することなく、また、内部に
増設した第3、4スタッカのために装置寸法の大幅な増加を招くことなく、メディアの連
続作成枚数を増加させることができる。さらに、メディア搬送部を変更することなく、第
3、4スタッカにメディアを搬送して収納することができる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したメディア処理装置の一例を説明する。
図1は本発明を適用したCDパブリッシャの概略構成図である。本例のCDパブリッシ
ャ1は、CD、DVDなどのメディア2(ブランクメディア2Aおよび作成済みメディア
2B)を保管するためのメディア保管部3と、メディア2へのデータの書き込み、および
メディア2からのデータの読み出しを行うメディアドライブ4と、データが書き込まれた
メディア2のレーベル面2aに、書き込みデータを表すタイトル、書き込み年月日などを
含むレーベルを印刷するためのレーベルプリンタ5と、メディア2を搬送するためのメデ
ィア搬送部6と、各部の駆動制御を司る制御部7を有している。制御部7はLANなどの
通信回線を介して管理サーバ、パーソナルコンピュータなどの上位機器8に接続されてお
り、上記機器8の側から、メディア製作要求(データ書き込み要求、データ追記要求)、
メディア発行要求などが入力される。
メディアドライブ4のメディアトレイ71(ドライブ側メディアトレイ)に対して、メ
ディア受け渡し位置71Aに引き出された状態で、メディア搬送部6によってメディア2
の受け渡しが行われる。メディアトレイ71に引き渡されたメディア2に対しては、メデ
ィアドライブ4内に引き込まれた処理位置71Bにおいてデータの書き込み、読み出しが
行われる。
レーベルプリンタ5はメディアドライブ4の下側に配置されており、メディア2を搬送
するためのプリンタトレイ81(プリンタ側メディアトレイ)を備えている。プリンタト
レイ81は、レーベルプリンタ5による印刷位置81Bと、メディア受け渡し位置81A
との間を往復移動する。メディア受け渡し位置81Aにおいて、メディア搬送部6によっ
てメディア2の受け渡しが行われる。本例では、メディアドライブ4のメディアトレイ7
1のメディア受け渡し位置71Aの真下が、プリンタトレイ81のメディア受け渡し位置
81Aとされている。
メディア保管部3は、メディア2を厚さ方向に積層した状態で収納する第1〜第4スタ
ッカ11〜14を備えている。第1スタッカ11および第2スタッカ12は、本例では、
同軸状態で上下に配置されており、通常は、第1スタッカ11はブランクメディア2Aを
収納するためのブランクメディア・スタッカとして機能し、第2スタッカ12は作成済み
メディア2Bを収納するための作成済みメディア・スタッカとして機能する。
第3スタッカ13は、プリンタトレイ81のメディア受け渡し位置81Aの真下に配置
されている。第4スタッカ14はメディア取り出し部として機能し、ここに収納されたメ
ディア2が、装置ケース31に開けたメディア取り出し口31aから取り出されるように
なっている。また、メディア連続作成時には、これら第3および第4スタッカ13、14
が、作成メディア・スタッカとして用いられる。
ここで、第1〜第3スタッカ11〜13は、メディア搬送部6によるメディア搬送経路
上の各位置に配置されており、メディア搬送部6によってメディア2の受け渡しが行われ
る。これに対して第4スタッカ14はメディア搬送経路から外れた位置に配置されており
、後述のように、プリンタトレイ81を利用して、メディア搬送部6から開放されたメデ
ィア2が第4トレイ14に収納されるようになっている。
なお、例えば、第1スタッカ11および第2スタッカ12のメディア収納枚数は同一の
n枚とされており、第3スタッカ13の収納枚数n1と第4スタッカ14の収納枚数n2
の合計がnなっている(n、n1、n2:正の整数)。
この構成のCDパブリッシャ1では、上位機器8からデータ書き込み要求を受けると、
メディア保管部3の第1スタッカ11からブランクメディア2Aを取り出して、メディア
ドライブ4にセットして、データ書き込み要求と共に供給された書き込みデータを書き込
む。次に、書き込み済みメディア2をレーベルプリンタ5にセットして、そのレーベル面
に、同じくデータ書き込み要求と共に供給されたレーベル印刷情報を印刷する。印刷終了
後に、作成済みメディア2Bを、メディア保管部3の第2スタッカ12に収納する。
n枚を超える枚数のメディア2の作成を連続して行う連続作成モードにおいては、必要
枚数分のブランクメディア2Aが、第1スタッカ11および第2スタッカ12に分けて収
納される。例えば、第1スタッカ11にn枚のブランクメディア2Aが収納され、第2ス
タッカ12には残りの枚数のブランクメディア2Aが収納される。そして、第1スタッカ
11からブランクメディア2Aを取り出して、データの書き込みと、レーベル印刷を順次
に行い、得られた作成済みメディア2Bを、まず、第3スタッカ13に収納する。第3ス
タッカ13が一杯になった後は、第4スタッカ14に収納する。第4スタッカ14が一杯
になった時点においては、第1スタッカ11が空になる。この後は、第2スタッカ12か
らブランクメディア2Aを供給して、データの書き込みとレーベル印刷を行い、得られた
作成済みメディア2Bを、空になっている第1スタッカ11に収納する。このようにして
、最大で2n枚のメディアを連続して作成することができる。
第4スタッカ14はメディア取り出し部として機能し、メディア取り出し口31aから
そこに収納されている作成済みメディア2Bを取り出すことができる。また、メディア発
行(取り出し)要求があると、対象となる作成済みメディア2Bが第2スタッカ12、あ
るいは第3スタッカ13から取り出されて、第4スタッカ14に排出される。第4スタッ
カ14に排出された作成済みメディア2Bは、メディア取り出し口31aから取り出すこ
とができる。
(CDパブリッシャの具体的構成例)
次に、図2ないし図8を参照して、CDパブリッシャ1の具体的構成例を説明する。
図2はCDパブリッシャ1の外観斜視図である。CDパブリッシャ1は、ほぼ直方体形
状の装置ケース31を備え、この装置ケース31の前面には、左右に開閉可能な開閉扉3
2、33が取り付けられている。開閉扉32、33の上側には、表示ランプ、操作ボタン
などが配列された操作面34が形成されている。開閉扉33の下側には横長い矩形のメデ
ィア取り出し口31aが開いている。
図3は、CDパブリッシャ1の内部の主要部分を示す斜視図である。CDパブリッシャ
1の装置ケース31の内部には、その正面から見て右側の部位に、第1スタッカ11およ
び第2スタッカ12が同軸状態で上下に配置されている。第1スタッカ11は、前方に水
平に引き出し可能なスライド板41と、このスライド板41の上に垂直に配置されている
左右一対の円弧状の枠板42、43とを備えており、これらにより、メディア2を上端開
口部から受け入れ、同軸状態に積層した状態で収納可能なスタッカが構成されている。第
1スタッカ11にメディア2を収納あるいは補充する作業は、開閉扉32を開け、スライ
ド板41を手前に引き出すことにより、簡単に行うことが可能となっている。
下側の第2スタッカ12も同一構造となっており、前方に水平に引き出し可能なスライ
ド板44と、この上面に垂直に配置されている左右一対の円弧状の枠板45、46とを備
えており、これらによって、メディア2を上端開口部から受け入れ、同軸状態で積層した
状態で収納可能なスタッカが構成されている。これらの第1、第2スタッカ11、12は
、例えば、50枚(=n)のメディア2を収納可能となっている。
これら第1および第2スタッカ11、12の左隣の部位には、後側に第3スタッカ13
が配置され、前側に第4スタッカ14が配置されている。これらのスタッカ13、14は
、共通のベース47と、このベース47から垂直に起立している側板48、49、50と
によって構成されている。後側の第3スタッカ13は、後ろ側の側板48の円弧状内周面
48aと、左右の側板49、50における後側の円弧状内周面49a、50aとによって
構成されており、これらによって規定される上端開口部から受け入れたメディア2が同軸
状態に積層されて収納される。前側の第4スタッカ14は、左右の側板部分49、50の
前側の円弧状内周面49b、50bによって構成されており、これらによって規定される
上端開口部から受け入れたメディア2が同軸状態に積層されて収納される。
ここで、左右の側板部分49、50の上端面49c、50cはほぼ三角形の平坦面とさ
れており、これらの上端面49c、50cの前側縁に連続して前方に傾斜した傾斜案内面
49d、50dが形成されている。これらの傾斜案内面49d、50dが第4スタッカ1
4の左右の円弧状内周面49b、50bの上端縁部分に連続している。第3スタッカ13
は例えば30枚(=n1)のメディア2を収納可能であり、第4スタッカ14は例えば2
0枚(=n2)のメディア2を収納可能である。
第1、第2スタッカ11、12の後側には、メディア搬送部6が配置されている。メデ
ィア搬送部6は、装置ケース31に垂直に取り付けられているシャーシ51と、このシャ
ーシ51の上下の水平支持板部分52、53(図6参照)の間に垂直に架け渡されている
垂直ガイド軸54と、この垂直ガイド軸54に取り付けたメディア搬送アーム55とを備
えている。メディア搬送アーム55は、垂直ガイド軸54に沿って昇降可能であるととも
に、当該垂直ガイド軸54を中心に左右に旋回可能である。
次に、メディア搬送部6の後側には、上側にメディアドライブ4が配置され、下側にレ
ーベルプリンタ5が配置されている。図3においては、上側のメディアドライブ4のメデ
ィアトレイ71が内部に引き込まれた位置71Bにあり、下側のレーベルプリンタ5のプ
リンタトレイ81も後ろ側のメディア印刷位置81Bにある状態が示されている。レーベ
ルプリンタ5はインクジェットプリンタであり、インク供給源として各色のインクカート
リッジ(図示せず)が用いられており、これらのインクカートリッジがカートリッジ装着
部(図示せず)に装着されている。
ここで、第1〜第3スタッカ11〜13はメディア搬送アーム55によるメディア搬送
経路上に位置している。第1および第2スタッカ11、12における左右一対の枠板42
、43の間、および左右一対の枠板45、46の間には、それぞれ、メディア搬送部6の
メディア搬送アーム55が昇降可能な隙間が形成されている。また、これら第1および第
2スタッカ11、12の上下方向の間には、メディア搬送アーム55が水平に旋回して、
これらの真上に位置できるように、隙間が開いている。したがって、メディア搬送アーム
55をこれらのスタッカ11、12内の所定の高さ位置の所に位置決めできる。
同様に、メディア搬送アーム55を旋回させて第3スタッカ13の真上に移動させ、こ
の位置において昇降させることにより、メディア搬送アーム55を第3スタッカ13内の
所定高さ位置に位置決めできる。
また、第3スタッカ13の真上が、プリンタトレイ81のメディア受け渡し位置81A
とされ、その真上がメディアトレイ71のメディア受け渡し位置71Aとされている。し
たがって、これらのメディア受け渡し位置81A、71Aもメディア搬送アーム55のメ
ディア搬送経路上に位置している。
しかるに、第4スタッカ14は第3スタッカ13の手前側に隣接配置されており、メデ
ィア搬送アーム55の旋回軌跡から外れた位置にある。すなわち、メディア搬送経路から
外れた位置にある。本例では、次のようにして、メディア2を第4スタッカ14に収納し
ている。
図4は第4スタッカ14にメディア2を収納する動作を示す説明図である。第4スタッ
カ14にメディア2を収納する場合には、メディア搬送アーム55によってメディア2を
把持した状態で、図4に示すように、当該メディア搬送アーム55を、第3スタッカ13
の真上よりも手前側の位置まで旋回させ、この位置から下降させ、第3、4スタッカ13
、14の左右の側板部分49、50の左右の上端面49c、50cの真上にメディア2を
位置決めする。また、プリンタトレイ81をそのメディア受け渡し位置81Aから所定量
だけ後退した位置81Cに留めておく。例えば、プリンタトレイ81の前端縁81aが第
3スタッカ13のほぼ中心を横切る状態(プリンタトレイ81によって第3スタッカ13
の上端開口部の後側半分が覆い隠された状態)にしておく。
この状態でメディア搬送アーム55からメディア2を開放し、メディア2を左右の上端
面49c、50cに落下させる。プリンタトレイ81は第4スタッカ14の上端開口部よ
りも一段高い位置にあるので、落下したメディア2の後側の部分が最初にプリンタトレイ
81の前端縁81aの部分に乗る。この結果、メディア2は全体として前方に傾いた状態
で上端面49c、50cに落下し、当該上端面49c、50cの前方に連続している左右
の傾斜案内面49d、50dを自重により前方に滑り落ちる。この結果、メディア2が前
方に位置する第4スタッカ14に落下して、そこに収納される。
ここで、落下したメディア2が上端面49c、50cに落下し、そこから滑り落ちるこ
となく留まってしまうことが考えられる。このような事態を回避するためには、プリンタ
トレイ81を移動させて、メディア2を前方に押し出して第4スタッカ14に落下させる
ようにすればよい。
例えば、図5に示すように、メディア2がプリンタとレイ81および両側の上端面49
c、50cに乗った状態で止まっているとする。この状態において、プリンタトレイ81
を、そのメディア受け渡し位置81Aまで前進させる。この結果、プリンタトレイ81に
よってメディア2が押し出されて、前側の傾斜案内面49d、50dに乗り上げ、ここを
滑り落ちて第4スタッカ14に落下する。このようにして、プリンタトレイ81によって
メディア2を押し出すことにより、メディア2を確実に第4スタッカ14に収納すること
ができる。
(メディア搬送部の具体例)
図6はメディア搬送部6の具体的な構成例を示す斜視図である。先に述べたように、メ
ディア搬送部6は、装置ケース31に対して垂直に取り付けられているシャーシ51を備
え、このシャーシ51の上下の水平支持板部分52、53の間に、垂直ガイド軸54が取
り付けられ、この垂直ガイド軸54にメディア搬送アーム55が昇降および旋回可能な状
態で支持されている。
メディア搬送アーム55の昇降機構は昇降用モータ56を備えており、この昇降用モー
タ56の回転が、そのモータ出力軸に取り付けたピニオン57、複合伝達歯車58、およ
び伝達歯車59を備えた減速歯車列を介して、駆動側プーリ61に伝達される。駆動側プ
ーリ61は、シャーシ51の上端近傍位置において、水平な回転軸(図示せず)を中心と
して回転自在の状態に支持されている。シャーシ51の下端近傍位置には、同じく水平な
回転軸62を中心として回転自在の状態で従動側プーリ63が支持されており、これら駆
動側プーリ61および従動側プーリ63の間にタイミングベルト64が架け渡されている
。このタイミングベルト64の左右のベルト部分の一方に、メディア搬送アーム55の後
端部分が固定されている。したがって、モータ56を駆動すると、タイミングベルト64
が上下方向に移動し、そこに取り付けられているメディア搬送アーム55が垂直ガイド軸
54に沿って昇降する。
次に、メディア搬送アーム55の旋回機構は旋回用モータ65を備えており、この旋回
用モータ65の出力軸にはピニオン(図示せず)が取り付けられており、このピニオンの
回転が、2枚の複合伝達歯車66、67を備えた減速歯車列を介して、扇形の最終段歯車
69に伝達される。扇形の最終段歯車69は、垂直ガイド軸54を中心として左右に旋回
可能である。また、当該最終段歯車69には、メディア搬送アーム55の昇降機構の構成
部品が組み付けられているシャーシ51が搭載されている。旋回用モータ65を駆動する
と、扇形の最終段歯車69が左右に旋回するので、ここに搭載されているシャーシ51が
一体となって垂直ガイド軸54を中心として左右に旋回する。この結果、シャーシ51に
搭載されている昇降機構によって保持されているメディア搬送アーム55が垂直ガイド軸
54を中心として左右に旋回する。
なお、メディア搬送アーム55は、その先端側の部位の中心に、例えば、3本の把持爪
を備え、それらの一つが半径方向に移動可能となっている。これらの把持爪をメディア2
のセンターホールに差し込み、一本の爪を半径方向の外方に移動させることにより、メデ
ィア2を把持できる。この把持状態において、一本の爪を半径方向の内方に移動させるこ
とにより、メディア2を開放して把持爪から落下させることができる。このような把持機
構は、次に述べるレーベルプリンタ5におけるプリンタトレイ81に組み込まれている把
持機構と同様である。
(レーベルプリンタの具体例)
図7はレーベルプリンタ5の具体例を示す斜視図であり、図8はそのプリンタトレイ8
1を示す平面図である。レーベルプリンタ5はシャーシ83を備え、このシャーシ83に
おける後側の左右の側板部分の間にキャリッジガイド軸84が水平に架け渡されており、
ここに沿って、インクジェットヘッド(図示せず)が搭載されたヘッドキャリッジ85が
左右方向に往復移動可能である。キャリッジ駆動機構は、左右方向に水平に架け渡したタ
イミングベルト86と、これを駆動するためのキャリッジモータ87とを備えている。
ヘッドキャリッジ85に搭載されているインクジェットヘッドは、そのノズル面が下向
きとされており、当該インクジェットヘッドの下側位置を、前後方向に水平にプリンタト
レイ81が往復移動可能となっている。プリンタトレイ81は、その右側の端が、前後方
向に水平に延びるガイド軸88によって支持され、その左側の端が、スライド可能な状態
で、前後方向に水平に延びるガイドレール89によって支持されている。このプリンタト
レイ81の駆動機構も、前後方向に水平に架け渡したタイミングベルト90と、これを駆
動するためのトレイモータ91を備えた構成となっている。
プリンタトレイ81は、矩形の板の上面に、メディア2を載せるための円形の浅い凹部
811を備えている。また、当該凹部811の中心部には、同一円上において60度間隔
に配置された3本の垂直爪92〜94を備えている。1本の垂直爪94は半径方向に移動
可能であり、残りの2本の垂直爪92,93は、固定位置に配置されている。電磁ソレノ
イドなどの不図示駆動機構によって1本の垂直爪94が移動するようになっている。
メディア2を、そのレーベル面2aを上向きにして、上から凹部811に落とすと、図
8に示すように、メディア2のセンターホールに3本の垂直爪92〜94が差し込まれた
状態になる。この後に、垂直爪94を半径方向の外方に僅かに移動すると、これら3本の
垂直爪92〜94がメディア2のセンターホールの内周面に内側から押し付けられた状態
になる。これにより、メディア2がプリンタトレイ81に保持される。この状態で、トレ
イモータ91を駆動して、プリンタトレイ81をガイド軸88に沿って後ろ側に移動させ
、インクジェットヘッドの印字領域内まで移動させることができる。この後は、インクジ
ェットヘッドによって、メディア2の印刷面に所定の印刷を施すことができる。
(作用効果)
以上説明したように本例のCDパブリッシャ1では、第1および第2スタッカ11、1
2を、従来のメディア処理装置におけるブランクメディア・スタッカおよび作成済みメデ
ィア・スタッカとして用いることができる。すなわち、通常の処理動作においては、第1
スタッカ11からブランクメディア2Aを取り出して、メディア処理部であるメディアド
ライブ4においてデータの書き込みを行い、次に、レーベルプリンタ5においてレーベル
印刷を行う。これにより得られた作成済みメディア2Bが他方の第2スタッカ12に収納
される。
第1および第2スタッカ11、12の最大収納枚数である50枚を超える枚数のメディ
アを連続作成する場合、例えば、100枚のメディアの連続作成を行う場合には次のよう
に処理される。まず、第1および第2スタッカ11、12に、それぞれブランクメディア
2Aを50枚ずつ収納しておく。第1スタッカ11からブランクメディア2Aを取り出し
て処理し、得られた作成済みメディア2Bをまず第3スタッカ13に収納する。第3スタ
ッカ13が一杯となった後、すなわち30枚のメディア2Bを作成した後は、作成済みメ
ディア2Bを第4スタッカ14に収納する。
第4スタッカ14に作成済みメディア2Bを収納する場合には、図4、5を参照して説
明したように、プリンタトレイ81が利用される。すなわち、図4に示す状態でメディア
2Bを落下させた後に、図5に示すようにプリンタトレイ81を押し出す動作を行う。一
枚のメディア2Bの収納毎にかかるプリンタトレイ81の押し出し動作を行うことにより
、メディア2Bが確実に第4スタッカ14に収納される。
第4スタッカ14が作成済みメディア2Bで一杯になった時点では、第1スタッカ11
のブランクメディア2Aが無くなり、当該第1スタッカ11も空になる。この後は、第2
スタッカ12からブランクメディア2Aを取り出して処理し、得られた作成メディア2B
を空になっている第1スタッカ11に収納する。このようにして、本例によれば、100
枚まで連続してメディア2Bを作成することができる。
また、本例では、増設した第3スタッカ13はプリンタトレイ81のメディア受け渡し
位置81Aの下側に配置されている。メディア受け渡し位置81Aの下側は通常はデット
スペースとなっており、また、メディア搬送経路上に位置している。したがって、第3ス
タッカ13を設置するためのスペースを新たに装置内において確保する必要がない。また
、メディア受け渡し位置81Aからプリンタトレイ81を退避させれば、メディア搬送部
6によって当該第3スタッカ13に対するメディアの受け渡しもできる。よって、第3ス
タッカ13を配置したことに起因してメディア搬送部の搬送経路を変更する必要もない。
更に、第4スタッカ14はメディア搬送部6のメディア搬送経路から外れた位置にある
が、プリンタトレイ81を利用することにより、メディア搬送部6に変更を加えることな
く、メディア2Bを第4スタッカ14に収納できる。また、第4スタッカ14が、作成済
みメディア2Bなどを装置外部に取り出すためのメディア取り出し部として用いられてい
る。このため、メディア2Bを取り出すためスペースが第4スタッカ14の設置スペース
となる。したがって、第4スタッカ14を配置するために装置内において新たにスペース
を確保する必要がない。
よって、本例によれば、外部に専用スタッカを付設することなく、また、内部に増設し
た第3、4スタッカ13、14のために装置寸法の増加を招くことなく、メディア2の連
続作成枚数を増加させることができる。さらに、メディア搬送部6を変更することなく、
第3、4スタッカ13、14にメディア2を搬送して収納することができる。
なお、本例では、メディアドライブ4の下側にレーベルプリンタ5を配置してあるが、
上下を逆に配置することもできる。この場合には、メディアドライブ4のメディアトレイ
71を利用してメディア2を第4スタッカ14に収納すればよい。
本発明を適用したCDパブリッシャの概略構成図である。 CDパブリッシャの具体例を示す外観斜視図である。 CDパブリッシャの内部の主要部分の斜視図である。 CDパブリッシャの第4スタッカへのメディア収納動作を示す説明図である。 CDパブリッシャの第4スタッカへのメディア収納動作を示す説明図である。 CDパブリッシャのメディア搬送部の具体例を示す斜視図である。 CDパブリッシャのレーベルプリンタの具体例を示す斜視図である。 図7のレーベルプリンタのメディアトレイを示す平面図である。
符号の説明
1 CDパブリッシャ、2、2A、2B メディア、2a レーベル印刷面、3 メディ
ア保管部、4 メディアドライブ、5 レーベルプリンタ、6 メディア搬送部、7 制
御部、8 上位機器、11 第1スタッカ、12 第2スタッカ、13 第3スタッカ、
14 第4スタッカ、31 装置ケース、31a メディア取り出し口、49c,50c
上端面、49d,50d 傾斜案内面、71 メディアトレイ、81 プリンタトレイ
、71A,81A メディア受け渡し位置、81C 位置、81a 縁端部

Claims (7)

  1. CD、DVDなどのメディアを保管するメディア保管部と、
    メディアへのデータの書き込み、およびメディアからのデータの読み出しを行うメディ
    アドライブ、および、メディアのレーベル面に印刷を行うレーベルプリンタのうちの少な
    くとも一方を備えたメディア処理部と、
    メディアを搬送するメディア搬送部とを有し、
    前記メディア処理部は、前記メディア搬送部によるメディア搬送経路上に位置するメデ
    ィア受け渡し位置、および、当該メディア受け渡し位置から退避したメディア処理位置の
    間でメディアを搬送するメディアトレイを備えており、
    前記メディア保管部は第1ないし第4スタッカを備えており、各スタッカには、メディ
    アが厚さ方向に積み重ねられた状態で収納され、その上端開口部を介してメディアの受け
    渡しが行われるようになっており、
    前記第1スタッカないし第3スタッカは、それぞれ、前記メディア搬送経路上に配置さ
    れ、前記第4スタッカは前記第3スタッカに隣接した前記メディア搬送経路から外れた位
    置に配置されており、
    前記第3スタッカは、前記メディアトレイの前記メディア受け渡し位置の下側に配置さ
    れており、
    前記第4スタッカの近傍位置でメディア搬送部から開放されたメディアを、前記メディ
    アトレイを用いて第4スタッカに案内可能となっていることを特徴とするメディア処理装
    置。
  2. 請求項1において、
    前記第4スタッカの近傍位置で前記メディア搬送部から開放されたメディアが、前記メ
    ディア受け渡し位置と前記メディア処理位置の間に位置決めされた前記メディアトレイの
    縁端部に沿って前記第4スタッカに向けて滑り落ちるようになっていることを特徴とする
    メディア処理装置。
  3. 請求項2において、
    前記第3スタッカと前記第4スタッカの間には、前記メディアトレイの縁端部に沿って
    滑り落ちるメディアを前記第4スタッカの上端開口部に案内するための傾斜案内面が形成
    されていることを特徴とするメディア処理装置。
  4. 請求項2または3において、
    前記第4スタッカの近傍位置で前記メディア搬送部から開放されたメディアを、前記メ
    ディア処理位置の側に位置する前記メディアトレイによって押し出して前記第4スタッカ
    に収納可能となっていることを特徴とするメディア処理装置。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項において、
    前記第4スタッカはメディアを装置外部に取り出すためのメディア取り出し部であり、
    当該第4スタッカの上端開口部は、装置ケースに開けたメディア取り出し口を介して外
    部に露出していることを特徴とするメディア処理装置。
  6. 請求項1ないし5のうちのいずれかの項において、
    前記メディア処理部は、前記メディアドライブおよび前記レーベルプリンタの双方を備
    えており、
    前記メディアドライブは、前記メディア搬送経路上に位置するドライブ側メディア受け
    渡し位置、および、当該メディアドライブ内に引き込まれたメディア読み書き位置の間で
    メディアを搬送するドライブ側メディアトレイを備えており、
    前記レーベルプリンタは、前記メディア搬送経路上に位置するプリンタ側メディア受け
    渡し位置、および、当該プリンタ側メディア受け渡し位置から退避したメディア印刷位置
    の間でメディアを搬送するプリンタ側メディアトレイを備えており、
    前記ドライブ側メディア受け渡し位置および前記プリンタ側メディア受け渡し位置は上
    下に配置されており、
    下側に位置するメディア受け渡し位置の真下に前記第3スタッカが配置されていること
    を特徴とするメディア処理装置。
  7. 請求項6において、
    前記第1スタッカおよび第2スタッカは同軸状態で上下に配置されており、
    前記メディア搬送機構は、垂直軸線に沿った昇降動作、および、当該垂直軸線周りの旋
    回動作を行うメディア搬送アームを備えていることを特徴とするメディア処理装置。
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US8197059B2 (en) 2006-10-23 2012-06-12 Seiko Epson Corporation Media processor

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