JP2007304379A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送部材の駆動による現像器の振動の影響を少なくする。
【解決手段】現像器30の振動による影響が大きい高画質画像の場合(画像データの画像モードが、高画像モード、写真モードのいずれかである場合)、現像部30に近いアジテーター121のみを回転させ、残りの二つのアジテーター122、123の回転を、現像中のみ一時的に停止し、振動を極力少なくしている。このため、バンディングの発生などが抑えられ、高画質画像が得られる。更に、プロセスコントロール動作で感光体40にパッチマークを現像中は、三つのアジテーター121、122、123の回転を全て一時的に停止し、パッチマークを形成している。したがって、パッチマークの濃度は正確である。よって、正確なプロセスコントロールが行われる。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置において、少なくともトナーを含む現像剤を貯留するホッパーに複数の回転するアジテーターを備え、ホッパーから現像ロールを備える現像部に現像剤を搬送する構成の現像器が知られている。
さて、このような現像器において、現像ロールに近いホッパーの現像剤が無くなったら、現像ロールから遠いホッパーのアジテーターを駆動する方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
しかし、このような方法は、現像ロールに近いホッパーの現像剤が無くなったことを検知してから、現像ロールから遠いホッパーのアジテーターの回転を始めるため、現像ロールへの現像剤の供給が一時的に追いつかなくなる可能性がある。また、現像剤が減少すると消費電力も上昇する。
また、アジテーターによる現像ロールから遠いホッパーから現像ロールに近いホッパーへの現像剤の供給量を、現像ロールに近いホッパーから現像ロールへの供給量より多くする方法が提案されている。(例えば、特許文献2参照)
しかし、低密度画像が連続する場合は現像ロールに近いホッパーへの現像剤の供給が過剰となることがあった。
あるいは、現像位置に近いホッパーの現像剤量に応じて、現像ロールから遠いホッパーのアジテーターを駆動する方法が提案されている。(例えば、特許文献3参照)。
特開平07−013425号公報 特開平11−030906号公報 特開平03−236077号公報
さて、上述した特許文献1から特許文献3のいずれも、アジテーターの回転によって現像器に発生する振動が画像に与える影響(例えば、濃淡ムラ、所謂バンディングの発生など)を、十分に考慮されてはいない。例えば、出力画像が文字や数字などのテキスト画像のような低画質画像の場合は現像器の振動が画像に与える影響は少ないが、高画質画像の場合は、現像器の振動の影響が画像に顕著に現れる。特に、特許文献3の構成は、写真画質など高精細で高密度な画像など、トナー消費の多い画像ほど、全てのアジテーターが駆動することになる。このため写真画質など高精細な画像ほどバンディングなどが発生してしまう。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、搬送部材の駆動による現像器の振動の影響を少なくすることを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の画像形成装置は、像担持体に形成された静電潜像を顕像化し前記像担持体にトナー像を形成する現像部と、前記現像部に搬送される少なくともトナーを含む現像剤を貯留する貯留部と、前記貯留部内に設けられ現像剤を前記現像部に搬送する搬送部材と、を備える現像器を有し、少なくとも第一画像モードと前記第一画像モードよりも高画質な第二画像モードとのいずれかで前記像担持体に前記トナー像を形成可能な画像形成装置であって、前記搬送部材を駆動すると共に、該搬送部材の駆動を一時的に停止可能な駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第二画像モードで前記像担持体に前記トナー像を形成中は前記搬送部材の駆動を一時的に停止することを特徴としている。
請求項1に記載の画像形成装置では、少なくとも第一画像モードと第一画像モードよりも高画質な第二画像モードとのいずれかで像担持体にトナー像を形成可能である。
搬送部材が駆動すると現像器に振動が発生する。この振動は画像に影響を及ぼす(例えば、濃淡ムラ、所謂バンディングの発生など)。
さて、出力画像が、例えば、文字や数字などのテキスト画像のような低画質画像の場合は現像器の振動が画像に与える影響は少ないが、高画質画像の場合は、現像器の振動の影響が画像に顕著に現れる。
よって、第一画像モードより振動の影響が大きい高画質の第二画像モードで像担持体にトナー像を形成中は、搬送部材の駆動を一時的に停止することで現像器の振動を一時的に軽減し、画像への影響を少なくしている。
このように、振動の影響が大きいときのみ(必要なときのみ)、搬送部材の駆動を一時的に停止することで、搬送部材の駆動停止による現像剤の不足などを発生させること無く、高画質画像を得ることができる。
なお、第一画像モードよりも高画質な第二画像モードとは、第一モードよりも、高解像度、多階調等でトナー像を形成する画像モードである。
なお、現像剤は少なくともトナーが含まれていればよく、必ずしもトナー以外のものを含む必要はない。トナーのみであっても良い。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の構成において、前記第二画像モードとは、高画像モード、写真モードのいずれかであることを特徴としている。
高画像モードとは第一画像モードよりも解像度を高くして印字する画像モードをさし、写真モードとは、第一画像モードより多階調で印字し、中間調の再現性を向上させた画像モードをさす。
請求項3に記載の画像形成装置は、像担持体に形成された静電潜像を顕像化し前記像担持体にトナー像を形成する現像部と、前記現像部に搬送される少なくともトナーを含む現像剤を貯留する貯留部と、前記貯留部内に設けられ現像剤を前記現像部に搬送する搬送部材と、を備える現像器を有し、前記像担持体に基準トナー像を形成し、前記基準トナー像の画像濃度に基づき濃度調整を行なう画像形成装置であって、前記搬送部材を駆動すると共に、該搬送部材の駆動を一時的に停止可能な駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記像担持体に前記基準トナー像を形成中は前記搬送部材の駆動を一時的に停止させることを特徴としている。
請求項3に記載の画像形成装置では、像担持体に基準トナー像を形成し、この基準トナー像の画像濃度に基づき濃度調整を行なう。よって、基準トナー像にバラツキがあったり正確に形成されなかったりすると、濃度調整が正常に行われない。
よって、像担持体に基準トナー像を形成中は、搬送部材の駆動を一時的に停止することで現像器の振動を一時的に軽減し、基準トナー像を正確に形成している。したがって、濃度調整が正確に行われる。
請求項4に記載の画像形成装置は、像担持体に形成された静電潜像を顕像化し前記像担持体にトナー像を形成する現像部と、前記現像部に搬送される少なくともトナーを含む現像剤を貯留する貯留部と、前記貯留部内に設けられ現像剤を前記現像部に搬送する複数の搬送部材と、を備える現像器を有し、少なくとも第一画像モードと前記第一よりも高画質な第二画像モードとのいずれかで前記像担持体に前記トナー像を形成可能な画像形成装置であって、前記複数の前記搬送部材を駆動させると共に、複数の該搬送部材の少なくとも一つの駆動を一時的に停止可能な駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第二画像モードで前記像担持体に前記トナー像を形成中は複数の前記搬送部材において、少なくとも一つの駆動を一時的に停止させることを特徴としている。
請求項4に記載の画像形成装置では、少なくとも第一画像モードと第一画像モードよりも高画質な第二画像モードとのいずれかで像担持体にトナー像を形成可能である。
そして、第一画像モードより振動の影響が大きい高画質の第二画像モードで像担持体にトナー像を形成中は、複数の搬送部材の少なくとも一つの駆動を一時的に停止することで現像器の振動を一時的に軽減し、画像への影響を少なくしている。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項4に記載の構成において、前記第二画像モードとは、高画像モード、写真モードのいずれかであることを特徴としている。
請求項5に記載の画像形成装置では、第二画像モードとは、高画像モード、写真モードのいずれかである。
請求項6に記載の画像形成装置は、像担持体に形成された静電潜像を顕像化し前記像担持体にトナー像を形成する現像部と、前記現像部に搬送される少なくともトナーを含む現像剤を貯留する貯留部と、前記貯留部内に設けられ現像剤を搬送する複数の搬送部材と、を備える現像器を有し、前記像担持体に基準トナー像を形成し、前記基準トナー像の画像濃度に基づき濃度調整を行なう画像形成装置であって、前記複数の前記搬送部材を駆動させると共に、複数の該搬送部材の少なくとも一つの駆動を一時的に停止可能な駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記像担持体に前記基準トナー像を形成中は複数の前記搬送部材の少なくとも一つの駆動を一時的に停止させることを特徴としている。
請求項6に記載の画像形成装置では、像担持体に基準トナー像を形成し、この基準トナー像の画像濃度に基づき濃度調整を行なう。よって、基準トナー像にバラツキがあったり正確に形成されなかったりすると、濃度調整が正常に行われない。
よって、像担持体に基準トナー像を形成中は、複数の搬送部材の少なくとも一つの駆動を一時的に停止することで現像器の振動を一時的に軽減し、基準トナー像を正確に形成する。したがって、濃度調整が正確に行われる。
請求項7に記載の画像形成装置は、請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の構成において、複数の前記搬送部材のうち少なくとも一つは、他の前記搬送部材と共振周波数を異ならせていることを特徴としている。
請求項7に記載の画像形成装置では、複数の搬送部材のうち少なくとも一つは、他の搬送部材と共振周波数を異ならせている。よって、全ての搬送部材が駆動している場合、あるいは複数の搬送部材の少なくとも一つの駆動を一時的に停止している場合、他の搬送部材間の共振が減少し、振動が低減する。
請求項8に記載の画像形成装置は、請求項7に記載の構成において、複数の前記搬送部材のうち少なくとも一つは、他の前記搬送部材と材質を異ならせ、共振周波数を異ならせていることを特徴としている。
請求項8に記載の画像形成装置では、複数の搬送部材のうち少なくとも一つは、他の搬送部材と材質を異ならせることで、搬送部材の形状や大きさを変えること無く、共振周波数を異ならせ、振動を減少させている。
請求項9に記載の画像形成装置は、請求項4から請求項8のいずれか1項に記載の構成において、前記貯留部は、複数の部屋から構成され、前記搬送部材は、少なくとも各部屋に一つ以上は設けられていることを特徴としている。
請求項9に記載の画像形成装置では、貯留部は複数の部屋から構成され、搬送部材は、少なくとも各部屋に一つ以上は設けられている。このような構成とすることで、最も現像部に近い部屋には確実に現像剤が充填されている状態となり、現像部への現像剤の搬送が安定して行われる。
請求項10に記載の画像形成装置は、請求項9に記載の構成において、前記複数の部屋は上下に並んで配置されていることを特徴としている。
請求項10に記載の画像形成装置では、複数の部屋は上下に並んで配置されているので、上方の部屋から下方の最も現像部に近い部屋に確実に現像剤が搬送される。よって、最も現像部に近い下方の部屋には確実に現像剤が充填されている状態となり、現像部への現像剤の搬送がより安定して行われる。
請求項11に記載の画像形成装置は、請求項9、又は請求項8に記載の構成において、現像剤が無くなった前記部屋の前記搬送部材の駆動を停止することを特徴としている。
請求項11に記載の画像形成装置では、現像剤が無くなった部屋の搬送部材の駆動を停止することで、更に振動を軽減させている。
請求項12に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の構成において、前記駆動手段は、駆動源と、前記駆動源の駆動力を前記搬送部材に伝達する駆動伝達機溝と、前記駆動伝達機溝に設けられ、前記搬送部材への駆動の伝達を一時的に停止可能な伝達制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項12に記載の画像形成装置では、駆動源と搬送部材との間の駆動伝達機溝に、搬送部材への駆動の伝達を制御する伝達制御手段を設け、搬送部材の駆動を一時的に停止可能としている。
請求項13に記載の画像形成装置は、請求項12に記載の構成において、前記伝達制御手段は、電磁クラッチであることを特徴している。
請求項13に記載の画像形成装置では、電磁クラッチをオン・オフすることで、搬送部材の駆動を、容易に一時的に停止可能としている。
請求項14に記載の画像形成装置は、請求項12、又は請求項13に記載の構成において、前記現像部には現像ロールが設けられ、前記駆動手段は、前記現像ロールも駆動することを特徴としている。
請求項14に記載の画像形成装置では、現像部には現像ロールが設けられ、駆動手段は現像ロールも駆動しているが、駆動源と搬送部材との間の駆動伝達機溝に伝達制御手段を設けるとで、搬送部材の駆動のみを容易に一時的に停止可能としている。
以上説明したように本発明によれば、搬送部材の駆動を一時的に停止することで、搬送部材の駆動による現像器の振動の影響を少なくできる。
図1は、画像形成装置01の要部を示す概略構成図である。なお、画像形成装置01は、電子写真方式によって記録用紙にフルカラー画像を形成する、所謂タンデム型のフルカラープリンタである。
画像形成装置01は、装置筐体99に光走査装置100が固定されている。また、画像形成装置01の内部には、イエロー(Y)用、マゼンタ(M)用、シアン(C)用、及び ブラック(K)用の4つドラム上の感光体40Y、40M、40C、40Kが、一列に並んでいる。なお、以降、Y,M,C,Kを区別する必要がある場合は、符号の後にY、M、C、Kのいずれかを付して説明し、Y,M,C,Kを区別する必要が無い場合は、Y、M、C、Kを省略する。
さて、感光体40Y、40Mには第1の中間転写体51が接触し、感光体40C、40Kには第1の中間転写体52が接触している。そして、これら二つの第1の中間転写体51、52には第2の中間転写体53が接触している。
第2の中間転写体53と対向する位置に転写ロール60が設けられている。そして、転写ロール60と第2の中間転写体53との間に記録用紙をニップして搬送し、第2の中間転写体53上のフルカラートナー像(詳細は後述する)を記録用紙に転写させる。
記録用紙の搬送路11の下流に定着装置70が設けられ、記録用紙を加熱・加圧してトナー像を記録用紙上に定着させたのち、装置外に排出する。
さて、画像形成が開始されると、各感光体40Y〜40Kの表面が一様に帯電器42Y〜42Kによって帯電され、光走査装置100から出力画像に対応した光ビーム10Y〜10Kが、帯電後の感光体40Y〜40Kの表面に照射され、感光体40Y〜40K上に各色の静電潜像が形成される。これらの各色の静電潜像に対して、現像器30Y〜30Kが選択的に各色、すなわちY〜K色のトナーを付与し、感光体40Y〜40K上にY〜K色のトナー像が形成される。
その後、マゼンタ用の感光体40Mから、第1の中間転写体51へとマゼンタのトナー像が一次転写される。また、イエロー用の感光体40Yから、第1の中間転写体51へとイエローのトナー像が一次転写され、第1の中間転写体51上で前記マゼンタのトナー像に重ね合わされる。一方、同様にブラック用の感光体40Kから、第1の中間転写体52へとブラックのトナー像が一次転写される。また、シアン用の感光体40Cから、第1の中間転写体52へとシアンのトナー像が一次転写され、第1の中間転写体52上で前記ブラックのトナー像に重ね合わされる。
第1の中間転写体51へ一次転写されたマゼンタとイエローのトナー像は、第2の中間転写体53へ二次転写される。一方、第1の中間転写体52へ一次転写されたブラックとシアンのトナー像も、第2の中間転写体53へ二次転写され、ここで先に二次転写されているマゼンタ 、イエローのトナー像と、シアン及びブラックのトナー像とが重ね合わされ、カラー(3色)とブラックのフルカラートナー像が第2の中間転写体53上に形成される。
二次転写されたフルカラートナー像は、第2の中間転写体53と転写ロール60との間のニップ部分に達する。そのタイミングに同期して、レジストロール55から記録媒体としての記録用紙が当該ニップ部分に搬送され、記録用紙上にフルカラートナー像が三次転写(最終転写)される。
フルカラートナー像が転写した記録用紙は、定着装置70に送られ、加熱ロール71と加圧ロール72とのニップ部分を通過する。その際、加熱ロール71と加圧ロール72とから与えられる熱と圧力との作用により、フルカラートナー像が記録用紙に定着する。定着後、記録用紙は排出され、記録用紙へのフルカラー画像形成が終了する。
さて、画像形成装置01は、画像モードとして、標準モードと、この標準モードよりも高画質な高画質モードとを備えている。そして、標準より高画質な高画質モードとして、高画像モード、写真モードの二つを備えている。
なお、画像モードとは、記録用紙に形成するフルカラートナー画像の解像度や画像処理の違いなどをさす。
そして、高画像モードとは標準モードよりも解像度を高くして印字する画像モードをさし、写真モードとは多階調で印字し、中間調の再現性を向上させた画像モードをさす。
また、標準モードでは、主に文字やテキストなどの二値画像等の画像形成を行なう。
なお、このように複数の画像モードで画像形成が可能とすることは、本画像形成装置01に特有の機能や技術では無く、従来からある機能や技術である。また、例えば、解像度を高くしたり多階調で印字したりする方法は、感光体の回転速度などのプロセス速度の変更や、光走査装置100から出射する光ビーム10Y〜10Kのビームパワーや発光DUTYの変更等の、既存の技術で可能である。
つぎに、現像器30について詳しく説明する。
図2にも示すように、現像器30は、感光体40と所定の間隔を持って対向する現像ロール112を有する現像部110を備えている。現像部110の横には、現像部110に供給する現像剤(本実施形態ではトナーとキャリアとからなる二成分現像方式用の現像剤)を貯留する貯留部120が設けられている。なお、現像器30は、カートリッジ式となっており、画像形成装置01から着脱可能となっている。
現像ロール112は、内部に磁石が内蔵されている、所謂、マグロールである。この現像ロール112には、現像剤のキャリアによる磁気ブラシが形成され、磁気ブラシにはトナーが吸着している。そして、現像ロール112に現像バイアス電圧を印加することで、感光体40上に形成された静電潜像を現像し(顕像化し)、感光体40上にトナー像を形成する。
現像器30の貯留部120の内部には、現像部110に現像剤を送るための搬送部材としてのアジテーター121、122、123が3つ設けられている。三つのアジテーター121、122、123は、略水平に並んで配置されている。
図3にも示すように、アジテーター121、122、123は、回転軸となるシャフト800,801,802にPETの弾性シート900,901,902を貼り付けた構成をしており駆動軸121A、122A、123Aを軸心に矢印A方向(図2参照)に回転する。なお、図2中の想像線Bは、アジテーター121、122、123の外形及び回転軌道を表している。また、中央のアジテーター122のシャフト801は、材質が樹脂製であり、両端のアジテーター121、123のシャフト800,802は、金属製である。よって、中央のアジテーター122は両端のアジテーター121、123より軽い。なお、三つとも同じ材質であっても良い。
貯留部120の底部は、アジテーター121、122、123の軌道に合わせた円弧形状の底部120A,B,Cが形成されている。
現像器30の現像ロール112とアジテーター121、122、123は、駆動源としての駆動モータ150の駆動力が、各種ギアなどで構成される駆動伝達機溝152によって伝達されることで、回転駆動している。
また、駆動伝達機溝152の、アジテーター121、122、123の各駆動軸121A、122A、123Aに繋がる各駆動伝達軸部153、154、155には、それぞれ、電磁クラッチ161、162、163が設けられている。よって、各電磁クラッチ161、162、163のオン・オフによって、各アジテーター121、122、123を個別にオン(回転)・オフ(停止)できる構成となっている。
画像形成装置01は、装置全体の制御を司る制御部170を備えている。制御部170には、パソコンなどの各種装置から送られてきた画像データが入力する。そして、この画像データに基づいて、前述した画像モードが判断され、記録用紙にフルカラートナー画像が形成される。なお、この制御部170には、駆動モータ150と各電磁クラッチ161、162、163も接続されている。
さて、画像形成装置01では、所定のタイミングで、プロセスコントロール動作が実行され、各色のトナー像の濃度が所定の濃度に等しくなるような制御が行われる。このプロセスコントロール動作は、例えば、画像形成装置01の電源が投入されたとき、所定枚数のプリントが行われたとき、感光体40の回転数が所定値に達したとき、画像形成装置01の内部の温度や湿度が所定値以上変化したときなど、所定のタイミングで実行される。
プロセスコントロール動作では、各感光体40Y〜40Kに、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像からなるパッチマーク(濃度基準となる基準トナー像)を、100%や50%等の所定の濃度で形成する。そして、感光体40Y〜40K上に形成された各色のトナーパッチマーク(濃度基準となる基準トナー像)を、最終的に第2の中間転写体53上に転写した状態で、濃度センサ32(図1参照)によって読み取り、光走査装置100(図1参照)の露光量や現像ロール112に印加する現像バイアス電圧などを調整することにより、各色のトナー像の濃度が所定の濃度に等しくなるような制御が行われる。
つぎに、アジテーター121、122、123の回転制御(電磁クラッチ161、162、163の制御)について説明する。
まず、プロセスコントロール動作時の制御について説明する。
制御部170は、プロセスコントロール動作で感光体40にパッチマークを現像中のみ、3つの電磁クラッチ161、162、163を全てオフにし、三つのアジテーター121、122、123の回転を全て一時的に停止する。なお、現像中以外は、アジテーター121、122、123ともに回転させており、更に、トナーパッチマークは所定幅の帯状のトナー像であるので、三つのアジテーター121、122、123の回転を全て一時停止しても、パッチマークを現像中に現像部110の現像剤が不足することは無い。
つぎに、通常の画像形成時の制御について、図4のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップ180でパソコン等から送られてきた画像データが制御部170に入力される。
制御部170はステップ182で、画像データの画像モードが高画像モード、写真モードのいずれかである否かを判断する。
高画像モード、写真モードのいずれかである場合、ステップ186に進み、現像中は電磁クラッチ162、163はオフにし、電磁クラッチ161のみオンする。つまり、現像中は現像部110に近いアジテーター121のみを回転させ、残りの二つのアジテーター122、123の回転を一時的に停止する。
なお、現像部110に近いアジテーター121のみ回転させて現像部110に現像剤を補給しており、また、現像中以外、例えば、現像開始前や現像終了後(例えば記録用紙間)、あるいはイニシャライズ時(電源投入時)などは、電磁クラッチ162、163もオンにし、三つのアジテーター121、122、123を全て回転させているので、現像部110が現像剤不足となることは無い。
一方、高画像モード、写真モードのいずれでも無い場合、すなわち、標準モードである場合、ステップ184に進み、全ての電磁クラッチ161、162、163をオンにし、全てのアジテーター121、122、123を回転させる。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
アジテーター121、122、123が回転すると現像器30に振動が発生する。このような現像器30の振動は、画像に影響を与える。例えば、画像上に濃淡のむら、所謂バンディングが発生する。
さて、現像器30の振動によってバンディングなどが発生しても、出力画像が文字や数字などのテキスト画像のような低画質画像の場合、影響は少ない。しかし、高画質画像の場合は、現像器30の振動の影響が画像に顕著に現れる。
また、プロセスコントロール動作の際に感光体40に形成するパッチマークは、濃度基準となる基準トナー像であるので、所望する画像濃度でないと、プロセスコントロールが正確に行われない。つまり、現像器30に振動があると正確なトナー像が形成されないので、プロセスコントロールが正確に行われない。
そこで、今まで説明したように、現像器30の振動による影響が大きい、高画質画像の場合(本実施形態では、画像データの画像モードが、高画像モード、写真モードのいずれかである場合)、現像部30に近いアジテーター121のみを回転させ、残りの二つのアジテーター122、123の回転を、現像中は一時的に停止し、振動を極力少なくしている。(図4参照)。このため、バンディングの発生などが抑えられ、高画質画像が得られる。
更に、プロセスコントロール動作で感光体40にパッチマークを現像中は、三つのアジテーター121、122、123の回転を全て一時的に停止し、パッチマークを形成している。したがって、パッチマークの濃度は正確である。よって、正確なプロセスコントロールが行われる。
また、アジテーター121、122、123の駆動抵抗が駆動伝達機溝152に伝わることで起きる現像ロール112の回転ムラも、電磁クラッチ161、162、163をオフする(高画質画像の場合は、電磁クラッチ162、163のみオフ)ことで防止される。
更に、一時的ではあるが、アジテーター121、122、123の回転を停止、(高画質画像の場合は、アジテーター122、123の回転を停止)することで、駆動モータ150にかかる負荷が少なくなるので、消費電力が低下する効果も得られる。また、騒音が低下する効果も得られる。更に、現像剤に与えるストレスも少なくなるので現像剤の劣化防止の効果も得られる。
また、三つのアジテーター121、122、123を全て回転させているときも、中央のアジテーター122のみ樹脂製であり軽いので、共振しない。よって、より振動が少なくなっている。
つぎに、第二実施形態について説明する。なお、第一実施形態と重複する部分は説明を省略する。
図5に示すように、現像器230の現像部210に供給する現像剤を貯留する貯留部232は、上下に配置された下部ホッパー234と上部ホッパー236とで構成され、下部ホッパー234と上部ホッパー236とは連通路238で連通している。
そして、下部ホッパー234には下部アジテーター241が設けられ、上部ホッパー236には上部アジテーター242が設けられている。なお、下部アジテーター241及び上部アジテーター242は、第一実施形態と同様の構成である。
また、第一実施形態と同様に、駆動伝達機溝には電磁クラッチが設けられ、下部アジテーター241と上部アジテーター242は、一時的に回転を停止可能となっている。
また、上部ホッパー236には、既存の現像剤残量検知センサ244(磁気センサや光学式センサ等)を備えている。
つぎに、下部アジテーター241と上部アジテーター242の回転制御について説明する。
上部ホッパー236に内に現像剤がある場合、高画像モード、写真モードで現像中のみ、上部ホッパー236の上部アジテーター242の駆動を停止し(対応する電磁クラッチをオフし)、下部ホッパー234の下部アジテーター241だけを駆動する。
更に、現像剤残量検知センサ244の検知によって、上部ホッパー236内の現像剤が無くなったと判断されたら、上部ホッパー236の上部アジテーター242を止め、それ以降、下部ホッパー234の下部アジテーター241のみを回転させる。
このような構成とすると、上部アジテーター242の回転をより少なくできるので、更に振動を少なくできる。更に、駆動モータ150にかかる負荷が少なくなるので、消費電力が低下する効果も得られる。また、騒音が低下する効果も得られる。
なお、第一実施形態と同様に、プロセスコントロール動作で感光体40にパッチマークを現像中は、上部ホッパー236内の現像剤の有無にかかわらず、下部アジテーター241と上部アジテーター242の共に回転を一時的に停止する。
つぎに、第三実施形態について説明する。なお、第一実施形態及び第二実施形態と重複する部分は説明を省略する。
図6に示すように、現像器330の現像部310に供給する現像剤を貯留する貯留部340は、略水平方向に並んで配置された第一ホッパー331、第二ホッパー332、第三ホッパー333で構成されている。(現像部110に近いほうから第一、第二、第三の順で並んでいる)。第一ホッパー331と第二ホッパー332とは連通路336で連通し、第二ホッパー332と第三ホッパー333とは連通路338で連通している。
そして、第一ホッパー331には第一アジテーター341が設けられ、第二ホッパー332には第二アジテーター342が設けられ、第三ホッパー333には第三アジテーター343が設けられている。なお、第一アジテーター341、第二アジテーター342、第三アジテーター343は、第一実施形態と同様の構成である。
なお、第一実施形態と同様に、駆動伝達機溝には電磁クラッチが設けられ、第一アジテーター341、第二アジテーター342、第三アジテーター343は一時的に回転を停止可能となっている。
また、第二ホッパー332と第三ホッパー333には、既存の現像剤残量検知センサ352、354(磁気センサや光学式センサ等)を備えている。
つぎに、第一アジテーター341、第二アジテーター342、第三アジテーター343の回転制御について説明する。
第一ホッパー331、第二ホッパー332、第三ホッパー333の全てのホッパーに現像剤がある場合、高画像モード、写真モードで現像中のみ、第二ホッパー332の第二アジテーター342と第三ホッパー333の第三アジテーター343の駆動を停止し(対応する電磁クラッチをオフし)、現像部110に最も近い第一ホッパー331の第一アジテーター341だけを駆動する。
更に、現像剤残量検知センサ352の検知によって、第三ホッパー333の現像剤が無くなったと判断したら、第三ホッパー333の第三アジテーター343を止め、それ以降、第一ホッパー331の第一アジテーター341と第二ホッパー332の第二アジテーター342のみを回転させる。
更に、第二ホッパー332の現像剤が無くなったと判断したら、第二ホッパー332の第二アジテーター342も止め、それ以降、第一ホッパー331の第一アジテーター341のみを回転させる。
このような構成とすると、第二アジテーター342と第三アジテーター343の回転をより少なくできるので、更に振動を少なくできる。
なお、第一実施形態と同様に、プロセスコントロール動作で感光体40にパッチマークを現像中は、第三ホッパー333及び第二ホッパー331内の現像剤の有無にかかわらず、第一アジテーター341、第二アジテーター342、第三アジテーター343の回転を全て一時的に停止する。
つぎに、第四実施形態について説明する。なお、第一実施形態から第三実施形態と重複する部分は説明を省略する。
図7に示すように、現像器430の現像部410に供給する現像剤を貯留する貯留部432には一つのみアジテーター434が設けられている。なお、第一実施形態と同様に、駆動伝達機溝には電磁クラッチが設けられ、アジテーター434は一時的に回転を停止可能となっている。
高画像モード、写真モードで現像中、及びプロセスコントロール動作で感光体40にパッチマークを現像中は、アジテーター434を停止する。
なお、現像部410は、現像中のみ、一時的にアジテーターが止まっても現像剤が不足しないだけの現像剤量を確保しており、しかも、現像中以外、例えば、現像開始前や現像終了後(例えば記録用紙間)、あるいはイニシャライズ時(電源投入時)などは、アジテーター434を回転させているので、現像部410が現像剤不足となることは無い。
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、アジテーターも図3に示すような回転軸となるシャフトにPETの弾性シートを貼り付けた構成に限定されない。図8に示すように、螺旋状の形状700,701であっても良いし、その他の構成であっても良い。
また、例えば、上記実施形態では、アジテーターが一つから三つの例を示しているが、これに限定されない。アジテーターを四つ以上備える構成であっても良い。
また、例えば、アジテーターの駆動を一時的に停止する構成も電磁クラッチのオン・オフに限定されない。アジテーター毎に駆動モータ(駆動源)をそれぞれ設ける構成であっても良いし、現像ロールとアジテーターとにグループ分けした伝達駆動系を備えても良い。
また、例えば、上記実施形態のように回転して現像剤を搬送するアジテーターでなく、例えば、遥動して現像剤を搬送する搬送部材であっても良い。
また、例えば、上記実施形態では、フルカラー画像を形成する、所謂タンデム型のフルカラープリンタに適用した例で説明したが、これに限定されない。タンデム型以外のフルカラープリンタであっても良いし、モノクロプリンターであっても良い。
また、例えば、上記実施形態の画像形成装置は、パソコンなどの外部機器から画像データが入力される所謂プリンターであったがこれに限定されない。複写機やファクシミリ、あるいは、複合機であってもよい。
また、例えば、上記実施形態では、画像モードは入力された画像データに基づき制御部170が判断したが、これに限定されない。例えば、ユーザーが操作パネルなどを操作し、画像モードを指示しても良い。
また、現像方式も二成分現像方式に限定されない。一成分現像方式であっても本発明を適用できる。なお、一成分現像方式の場合、現像剤にはキャリアがなくトナーのみからなる。また、磁性トナー及び非磁性トナーのいずれでも本発明を適用できる。
第一実施形態に係る画像形成装置の構成を模式的に示す図である。 第一実施形態に係る画像形成装置の現像器の内部構成を模式的に示す側面図である。 第一実施形態に係る画像形成装置の現像器の内部構成を模式的に示す上面図とシステム構成を説明する図である。 画像形成時の電磁クラッチの制御を示すフローチャートである。 第二実施形態に係る画像形成装置の現像器の内部構成を模式的に示す側面図である。 第三実施形態に係る画像形成装置の現像器の内部構成を模式的に示す側面図である。 第四実施形態に係る画像形成装置の現像器の内部構成を模式的に示す側面図である。 搬送部材のその他の例を示す図である。
符号の説明
01 画像形成装置
30 現像器
40 感光体(像担持体)
110 現像部
112 現像ロール
120 貯留部
121 アジテーター(搬送部材)
122 アジテーター(搬送部材)
123 アジテーター(搬送部材)
150 駆動モータ(駆動源)
161 電磁クラッチ
162 電磁クラッチ
163 電磁クラッチ
170 制御部(制御手段)
234 ホッパー(部屋)
236 ホッパー(部屋)

Claims (14)

  1. 像担持体に形成された静電潜像を顕像化し前記像担持体にトナー像を形成する現像部と、前記現像部に搬送される少なくともトナーを含む現像剤を貯留する貯留部と、前記貯留部内に設けられ現像剤を前記現像部に搬送する搬送部材と、を備える現像器を有し、
    少なくとも第一画像モードと前記第一画像モードよりも高画質な第二画像モードとのいずれかで前記像担持体に前記トナー像を形成可能な画像形成装置であって、
    前記搬送部材を駆動すると共に、該搬送部材の駆動を一時的に停止可能な駆動手段と、
    前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記第二画像モードで前記像担持体に前記トナー像を形成中は前記搬送部材の駆動を一時的に停止することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第二画像モードとは、高画像モード、写真モードのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 像担持体に形成された静電潜像を顕像化し前記像担持体にトナー像を形成する現像部と、前記現像部に搬送される少なくともトナーを含む現像剤を貯留する貯留部と、前記貯留部内に設けられ現像剤を前記現像部に搬送する搬送部材と、を備える現像器を有し、
    前記像担持体に基準トナー像を形成し、前記基準トナー像の画像濃度に基づき濃度調整を行なう画像形成装置であって、
    前記搬送部材を駆動すると共に、該搬送部材の駆動を一時的に停止可能な駆動手段と、
    前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記像担持体に前記基準トナー像を形成中は前記搬送部材の駆動を一時的に停止させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 像担持体に形成された静電潜像を顕像化し前記像担持体にトナー像を形成する現像部と、前記現像部に搬送される少なくともトナーを含む現像剤を貯留する貯留部と、前記貯留部内に設けられ現像剤を前記現像部に搬送する複数の搬送部材と、を備える現像器を有し、
    少なくとも第一画像モードと前記第一よりも高画質な第二画像モードとのいずれかで前記像担持体に前記トナー像を形成可能な画像形成装置であってと、
    前記複数の前記搬送部材を駆動させると共に、複数の該搬送部材の少なくとも一つの駆動を一時的に停止可能な駆動手段と、
    前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記第二画像モードで前記像担持体に前記トナー像を形成中は複数の前記搬送部材の駆動の少なくとも一つの駆動を一時的に停止させることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記第二画像モードとは、高画像モード、写真モードのいずれかであることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 像担持体に形成された静電潜像を顕像化し前記像担持体にトナー像を形成する現像部と、前記現像部に搬送される少なくともトナーを含む現像剤を貯留する貯留部と、前記貯留部内に設けられ現像剤を搬送する複数の搬送部材と、を備える現像器を有し、
    前記像担持体に基準トナー像を形成し、前記基準トナー像の画像濃度に基づき濃度調整を行なう画像形成装置であって、
    前記複数の前記搬送部材を駆動させると共に、複数の該搬送部材の少なくとも一つの駆動を一時的に停止可能な駆動手段と、
    前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記像担持体に前記基準トナー像を形成中は複数の前記搬送部材の少なくとも一つの駆動を一時的に停止させることを特徴とする画像形成装置。
  7. 複数の前記搬送部材のうち少なくとも一つは、他の前記搬送部材と共振周波数を異ならせていることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 複数の前記搬送部材のうち少なくとも一つは、他の前記搬送部材と材質を異ならせ、共振周波数を異ならせていることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記貯留部は、複数の部屋から構成され、
    前記搬送部材は、少なくとも各部屋に一つ以上は設けられていることを特徴とする請求項4から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記複数の部屋は上下に並んで配置されていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 現像剤が無くなった前記部屋の前記搬送部材の駆動を停止することを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記駆動手段は、
    駆動源と、
    前記駆動源の駆動力を前記搬送部材に伝達する駆動伝達機溝と、
    前記駆動伝達機溝に設けられ、前記搬送部材への駆動の伝達を一時的に停止可能な伝達制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記伝達制御手段は、電磁クラッチであることを特徴する請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記現像部には現像ロールが設けられ、
    前記駆動手段は、前記現像ロールも駆動することを特徴とする請求項12、又は請求項13に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107774477A (zh) * 2017-11-17 2018-03-09 上海安全印务有限公司 一种具有喷胶和自动贴卡功能的加工装置
CN110320775A (zh) * 2018-03-29 2019-10-11 京瓷办公信息系统株式会社 调色剂容器

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