JP2007303732A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】2台の圧縮機をそれぞれ始動する時に、専用の始動コンデンサを使用することなく安価な方法で始動トルクを高める。
【解決手段】2台の圧縮機のそれぞれの始動時に、他方の圧縮機に通常使用する進相コンデンサを一時的に切り離し、始動させる圧縮機に通常使用している進相コンデンサと並列に接続させることにより、専用の始動コンデンサを使用することなく始動トルクを高めることができるので、高価なコンデンサーを有効に利用でき、システムを安価に構成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、2台の圧縮機を搭載した空気調和機に関するものである。
従来の空気調和機において、2台の圧縮機はそれぞれ独立した進相コンデンサと、起動時の始動トルク向上のための始動コンデンサを備え、始動コンデンサは圧縮機モータの回転に伴う補コイル電流を検出するリレーによって、圧縮機起動後は回路から切り離される構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−019397号公報
しかしながら、従来の技術では、次のような課題が発生していた。
図4は従来の空気調和機の電気回路を示したものであるが、2台の圧縮機のうち、一方の圧縮機A機101(以下A機101と称す)はその内部にA機主コイル102および、A機補コイル103を備え、A機補コイル103にはA機進相コンデンサ104が接続されている。A機進相コンデンサ104に並列にA機始動コンデンサ105がA機遮断リレー106を介し接続されている。A機遮断リレー106の接点はA機遮断リレーコイル107に無通電の時に閉であり、A機遮断リレー106の接点はA機遮断リレーコイル107に通電の時に開である。A機遮断リレーコイル107はA機補コイル103と並列に接続されている。A機101停止状態から、A機101を始動させるとき、A機補コイル103は無通電であるため、A機遮断リレーコイル107もまた無通電であり、A機遮断リレー106の接点は閉である。従って、A機進相コンデンサ104とA機始動コンデンサ105とは並列に接続された状態である。これによりA機101の始動トルクは向上している。一たびA機101が運転を開始すると、A機補コイル103に通電され、同時にA機遮断リレーコイル107にも通電されることになり、結果A機遮断リレー106の接点は開となり、A機始動コンデンサ105は回路から切り離される。もう一方の圧縮機B機108(以下B機108と称す)も同様の構成となっており、A機101とB機108は並列に接続されている。
すなわち、始動コンデンサはそれぞれ個別の圧縮機に供され、始動トルク向上に寄与しているものであるが、始動時以外は休止しているにもかかわらず高価である。
本発明にかかる空気調和機は、2台の圧縮機の、それぞれの始動時に、他方の圧縮機に通常使用する進相コンデンサを一時的に切り離し、始動する圧縮機の進相コンデンサと並列接続するもので、専用の始動コンデンサを使用することなく始動トルクを高めるものである。
また本発明は、圧縮機A機の補コイルと進相コンデンサとの間に2接点間を切り替えるリレーを配し、リレーのコモン端子をA機に常用される進相コンデンサに接続し、リレーコイル無通電時に閉である端子をA機補コイルに接続し、リレーコイル通電時に閉となる端子と、他方の圧縮機B機の補コイルと進相コンデンサの間とを接続し、さらに同様に圧縮機B機の補コイルと進相コンデンサとの間に2接点間を切り替えるリレーを配し、リレーのコモン端子をB機に常用される進相コンデンサに接続し、リレーコイル無通電時に閉である端子をB機補コイルに接続し、リレーコイル通電時に閉となる端子と、他方の圧縮
機A機の補コイルと進相コンデンサの間とを接続し、制御装置からの指令により、リレーを動作させるものである。これにより、A機を始動させるとき、B機に常用される進相コンデンサをA機に常用される進相コンデンサと並列に、またB機を始動させるとき、A機に常用される進相コンデンサをB機に常用される進相コンデンサとそれぞれ一時的に並列に接続させることができ、A機B機それぞれの始動トルクを向上させることができる。
また本発明は、A機の補コイルと進相コンデンサとの間に2接点間を切り替えるリレーを配し、リレーのコモン端子をA機に常用される進相コンデンサに接続し、リレーコイル無通電時に閉である端子をA機補コイルに接続し、リレーコイル通電時に閉となる端子と、B機の補コイルと進相コンデンサの間とを接続し、リレーコイルをB機運転リレーのコイルと並列に接続し、さらにリレーコイルとB機運転リレーのコイルとを並列に接続した導線を、B機補コイルの通電により開とするリレーを配設する。同様にB機の補コイルと進相コンデンサとの間に2接点間を切り替えるリレーを配し、リレーのコモン端子をB機に常用される進相コンデンサに接続し、リレーコイル無通電時に閉である端子をB機補コイルに接続し、リレーコイル通電時に閉となる端子と、A機の補コイルと進相コンデンサの間とを接続し、リレーコイルをA機運転リレーのコイルと並列に接続し、さらにリレーコイルとA機運転リレーのコイルとを並列に接続した導線を、A機補コイルの通電により開とするリレーを配設するものである。これにより、A機を始動させるとき、B機に常用される進相コンデンサをA機に常用される進相コンデンサと並列に、またB機を始動させるとき、A機に常用される進相コンデンサをB機に常用される進相コンデンサとそれぞれ一時的に並列に接続させることができ、A機B機それぞれの始動トルクを向上させることができる。
本発明の空気調和機は、1方の圧縮機(A機)を始動させるとき、他方の圧縮機(B機)に常用される進相コンデンサを一時的に、A機に常用される進相コンデンサと並列に接続し、同様にB機を始動させるとき、A機に常用される進相コンデンサを一時的に、B機に常用される進相コンデンサと並列に接続するもので、A機B機それぞれの始動コンデンサを使用することなく、A機B機それぞれの始動トルクを向上させることができるので、システムを安価に構成することができる。
第1の発明は、1方の圧縮機(以下A機と称す)を始動させるとき、他方の圧縮機(以下B機と称す)に常用される進相コンデンサを一時的に、A機に常用される進相コンデンサと並列に接続するものである。
第2の発明は、圧縮機A機の補コイルと進相コンデンサとの間に2接点間を切り替えるリレーを配し、リレーのコモン端子をA機に常用される進相コンデンサに接続し、リレーコイル無通電時に閉である端子をA機補コイルに接続し、リレーコイル通電時に閉となる端子と、他方の圧縮機B機の補コイルと進相コンデンサの間とを接続し、さらに同様に圧縮機B機の補コイルと進相コンデンサとの間に2接点間を切り替えるリレーを配し、リレーのコモン端子をB機に常用される進相コンデンサに接続し、リレーコイル無通電時に閉である端子をB機補コイルに接続し、リレーコイル通電時に閉となる端子と、他方の圧縮機A機の補コイルと進相コンデンサの間とを接続し、制御装置からの指令により、リレーを動作させるものである。
第3の発明は、圧縮機A機の補コイルと進相コンデンサとの間に2接点間を切り替えるリレーを配し、リレーのコモン端子をA機に常用される進相コンデンサに接続し、リレーコイル無通電時に閉である端子をA機補コイルに接続し、リレーコイル通電時に閉となる端子と、他方の圧縮機B機の補コイルと進相コンデンサの間とを接続し、リレーコイルを
B機運転リレーのコイルと並列に接続し、さらにリレーコイルとB機運転リレーのコイルとを並列に接続した導線を、B機補コイルの通電により開とするリレーを配設する。同様に圧縮機B機の補コイルと進相コンデンサとの間に2接点間を切り替えるリレーを配し、リレーのコモン端子をB機に常用される進相コンデンサに接続し、リレーコイル無通電時に閉である端子をB機補コイルに接続し、リレーコイル通電時に閉となる端子と、他方の圧縮機A機の補コイルと進相コンデンサの間とを接続し、リレーコイルをA機運転リレーのコイルと並列に接続し、さらにリレーコイルとA機運転リレーのコイルとを並列に接続した導線を、A機補コイルの通電により開とするリレーを配設したものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における空気調和機の電気回路図である。図1において、2台の圧縮機のうち1方を圧縮機A機1(以下A機1と称す)としたときA機1はA機用電源リレー2を介しAC電源の開閉が行われる。A機1内にはモータが内蔵されており、モータコイルはA機主コイル3とB機補コイル4からなり、A機補コイル4にはA機進相コンデンサ5が接続される。
他方の圧縮機B機6(以下B機6と称す)も同様にB機用電源リレー7を介しAC電源の開閉が行われる。B機6内にはモータが内蔵されており、モータコイルはB機主コイル8とB機補コイル9からなり、B機補コイル9にはB機進相コンデンサ10が接続され、A機1とB機6はAC電源に並列に接続されている。
A機1のA機補コイル4とA機進相コンデンサ5の間に、2接点間を切り替える、A機切り替えリレー11を配し、A機切り替えリレー11のコモン端子12とA機進相コンデンサ5を接続し、A機切り替えリレー11のリレーコイル無通電時に閉である端子13とA機補コイル4とを接続している。
B機側も同様に、B機6のB機補コイル9とB機進相コンデンサ10の間に、2接点間を切り替える、B機切り替えリレー14を配し、B機切り替えリレー14のコモン端子15とB機進相コンデンサ10を接続し、B機切り替えリレー14のリレーコイル無通電時に閉である端子16とB機補コイル9とを接続している。
A機切り替えリレー11のリレーコイル通電時に閉である端子17は、B機切り替えリレー14のコモン端子15とB機進相コンデンサ10との間に接続され、B機切り替えリレー14のリレーコイル通電時に閉である端子18は、A機切り替えリレー11のコモン端子12とA機進相コンデンサ5との間に接続される。
制御装置19内にはA機運転スイッチ20、B機運転スイッチ21、A機切り替えスイッチ22、B機切り替えスイッチ23があり、A機運転スイッチ20はA機用電源リレー2を、B機運転スイッチ21はB機用電源リレー7を、A機切り替えスイッチ22はA機切り替えリレー11を、B機切り替えスイッチ23はB機切り替えリレー14をそれぞれ動作させる。A機1の運転は制御装置19内のA機運転スイッチ20によりA機用電源リレー2の接点が閉じられることにより行われるが、A機1運転開始と同時に制御装置19により、B機切り替えスイッチ23が入りB機切り替えリレー14のコモン端子15と、接点をリレーコイル通電時に閉である端子18とを接続させる。
この動作により、B機進相コンデンサ10はB機6のB機補コイル9から切り離され、A機1のA機補コイル4に、A機進相コンデンサ5とB機進相コンデンサ10とが並列に
接合される。B機切り替えスイッチ23は、A機運転スイッチ20と同時に入り状態となった後、短時間例えば2秒間だけ保持され、その後切り状態になる。B機切り替えスイッチ23が切り状態になった時、B機切り替えリレー14のコモン端子15と、リレーコイル無通電時に閉である端子16とが接合され、B機進相コンデンサ10はB機6のB機補コイル9に接続された状態に戻る。この動作により、A機1始動時には、A機進相コンデンサ5の容量に、B機進相コンデンサ10の容量が加わり、A機1の始動トルクを高め、A機1を容易に起動させることができる。B機6の運転中に、A機1を始動させる時、B機進相コンデンサ10は一時的にB機6から切り離されることになるが、B機6の運転中におけるトルクの低下はわずかであり、B機6は運転を継続できる。
B機6運転開始時は同様に、A機進相コンデンサ5を一時的にA機1から切り離し、B機補コイル9にB機進相コンデンサ10と並列に接続し、B機6の始動トルクを向上させる。
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2における空気調和機の電気回路図である。図2において、2台の圧縮機のうち1方を圧縮機A機1(以下A機1と称す)としたときA機1はA機用電源リレー2を介しAC電源の開閉が行われる。A機1内にはモータが内蔵されており、モータコイルはA機主コイル3とB機補コイル4からなり、A機補コイル4にはA機進相コンデンサ5が接続される。
他方の圧縮機B機6(以下B機6と称す)も同様にB機用電源リレー7を介しAC電源の開閉が行われる。B機6内にはモータが内蔵されており、モータコイルはB機主コイル8とB機補コイル9からなり、B機補コイル9にはB機進相コンデンサ10が接続され、A機1とB機6はAC電源に並列に接続されている。
A機1のA機補コイル4とA機進相コンデンサ5の間に、2接点間を切り替える、A機切り替えリレー11を配し、A機切り替えリレー11のコモン端子12とA機進相コンデンサ5を接続し、A機切り替えリレー11のリレーコイル無通電時に閉である端子13とA機補コイル4とを接続している。
B機側も同様に、B機6のB機補コイル9とB機進相コンデンサ10の間に、2接点間を切り替える、B機切り替えリレー14を配し、B機切り替えリレー14のコモン端子15とB機進相コンデンサ10を接続し、B機切り替えリレー14のリレーコイル無通電時に閉である端子16とB機補コイル9とを接続している。
A機切り替えリレー11のリレーコイル通電時に閉である端子17は、B機切り替えリレー14のコモン端子15とB機進相コンデンサ10との間に接続され、B機切り替えリレー14のリレーコイル通電時に閉である端子18は、A機切り替えリレー11のコモン端子12とA機進相コンデンサ5との間に接続される。
A機切り替えリレー11の1次コイル24は、B機用電源リレー7の1次コイル25と並列に接続され、その途中にB機遮断リレー26が挿入されており、A機切り替えリレー11の1次コイル24は、B機遮断リレー26の動作により、通電が開閉できる。B機遮断リレー26の1次コイル27は、B機6のB機補コイル9と並列に接続されている。
B機切り替えリレー14の1次コイル28は、A機用電源リレー2の1次コイル29と並列に接続され、その途中にA機遮断リレー30が挿入されており、B機切り替えリレー14の1次コイル28は、A機遮断リレー30の動作により、通電が開閉できる。A機遮断リレー30の1次コイル31は、A機1のA機補コイル4と並列に接続されている。
制御装置19内にはA機運転スイッチ20、B機運転スイッチ21があり、A機運転スイッチ20はA機用電源リレー2の1次コイル29を、B機運転スイッチ21はB機用電源リレー7の1次コイル25をそれぞれ駆動させる。
A機1の運転は制御装置19内のA機運転スイッチ20によりA機用電源リレー2の接点が閉じられることにより行われるが、A機1に内蔵されたモータが回転を開始する以前は、A機遮断リレー30の1次コイル31には通電されていないので、A機遮断リレー30の接点は閉状態である。従って、B機切り替えリレー14の1次コイル28に通電され、B機切り替えリレー14のコモン端子15と、接点をリレーコイル通電時に閉である端子18とを接続させる。この動作により、B機進相コンデンサ10はB機6のB機補コイル9から切り離され、A機1のA機補コイル4に、A機進相コンデンサ5とB機進相コンデンサ10とが並列に接合される。A機進相コンデンサ5とB機進相コンデンサ10とが並列に接合されたことにより、A機1は始動トルクが高まり、容易に運転を開始できる。A機1が運転を開始すると同時に、A機遮断リレー30の1次コイル31への通電が開始され、A機遮断リレーの端子は開となり、B機切り替えリレー14の1次コイル28への通電を遮断する。するとB機切り替えリレー14のコモン端子15と、リレーコイル無通電時に閉である端子16とが接合され、B機進相コンデンサ10はB機6のB機補コイル9に接続された状態に戻る。この動作により、A機1始動時には、A機進相コンデンサ5の容量に、B機進相コンデンサ10の容量が加わり、A機1の始動トルクを高め、A機1を容易に起動させることができる。B機6の運転中に、A機1を始動させる時、B機進相コンデンサ10は一時的にB機6から切り離されることになるが、B機6の運転中におけるトルクの低下はわずかであり、B機6は運転を継続できる。
B機6運転開始時は同様に、A機進相コンデンサ5を一時的にA機1から切り離し、B機補コイル9にB機進相コンデンサ10と並列に接続し、B機6の始動トルクを向上させる。
図3は、本発明の実施の形態1または実施の形態2における空気調和機の冷凍サイクルを示すブロック図である。図3では冷房状態を示している。2台の圧縮機A機1及びB機6によって圧縮された高温高圧のガス状冷媒は冷媒吐出管31により、オイルセパレータ32に導かれ、四方弁33を経て、室外熱交換器34で放熱、凝縮され、中温高圧の液状となる。その後冷媒は膨張弁35で減圧され、低温低圧となり、室内熱交換器36に導かれ、室内空気から熱を奪いながら蒸発し、低圧のガス状となる。四方弁を経由して液溜め37に至り、その後、各々の圧縮機A機1とB機6にもどる。オイルセパレータ32で分離された潤滑油はオイル戻し管38で液溜め37に導かれる。
なお、本冷凍サイクルの構成は、従来例も同様である。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、2台の圧縮機のそれぞれの始動時に、他方の圧縮機に通常使用する進相コンデンサを一時的に並列使用し、始動トルクを高めるものであり、空気調和機ばかりでなく、冷凍サイクル応用機器、すなわち除湿機や、乾燥機にも適用できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の電気回路図 本発明の実施の形態2における空気調和機の電気回路図 本発明の実施の形態1または実施の形態2における空気調和機の冷凍サイクルを示すブロック図 従来の空気調和機の電気回路図
符号の説明
1 圧縮機A機
2 A機用電源リレー
5 A機用進相コンデンサ
6 圧縮機B機
7 B機用電源リレー
10 B機用進相コンデンサ
11 A機切り替えリレー
14 B機切り替えリレー
19 制御装置
26 B機遮断リレー
30 A機遮断リレー

Claims (3)

  1. 室内空気吸込み口と室内側熱交換器と室内側送風機と室内空気吹出し口からなる室内送風回路と、室外空気吸込み口と室外側熱交換器と室外側送風機と室外空気吹出し口からなる室外送風回路と、室内側熱交換器と室外側熱交換器と2台の圧縮機と絞り装置を配管で連接した冷凍サイクルと、制御装置からなる空気調和機において、1方の圧縮機(以下A機と称す)を始動させるとき、他方の圧縮機(以下B機と称す)に常用される進相コンデンサを一時的に、A機に常用される進相コンデンサと並列に接続する空気調和機。
  2. 圧縮機A機の補コイルと進相コンデンサとの間に2接点間を切り替えるリレーを配し、リレーのコモン端子をA機に常用される進相コンデンサに接続し、リレーコイル無通電時に閉である端子をA機補コイルに接続し、リレーコイル通電時に閉となる端子と、他方の圧縮機B機の補コイルと進相コンデンサの間とを接続し、さらに同様に圧縮機B機の補コイルと進相コンデンサとの間に2接点間を切り替えるリレーを配し、リレーのコモン端子をB機に常用される進相コンデンサに接続し、リレーコイル無通電時に閉である端子をB機補コイルに接続し、リレーコイル通電時に閉となる端子と、他方の圧縮機A機の補コイルと進相コンデンサの間とを接続し、制御装置からの指令により、リレーを動作させる、請求項1に記載の空気調和機。
  3. 圧縮機A機の補コイルと進相コンデンサとの間に2接点間を切り替えるリレーを配し、リレーのコモン端子をA機に常用される進相コンデンサに接続し、リレーコイル無通電時に閉である端子をA機補コイルに接続し、リレーコイル通電時に閉となる端子と、他方の圧縮機B機の補コイルと進相コンデンサの間とを接続し、リレーコイルをB機運転リレーのコイルと並列に接続し、さらにリレーコイルとB機運転リレーのコイルとを並列に接続した導線を、B機補コイルの通電により開とするリレーを配設し、同様に圧縮機B機の補コイルと進相コンデンサとの間に2接点間を切り替えるリレーを配し、リレーのコモン端子をB機に常用される進相コンデンサに接続し、リレーコイル無通電時に閉である端子をB機補コイルに接続し、リレーコイル通電時に閉となる端子と、他方の圧縮機A機の補コイルと進相コンデンサの間とを接続し、リレーコイルをA機運転リレーのコイルと並列に接続し、さらにリレーコイルとA機運転リレーのコイルとを並列に接続した導線を、A機補コイルの通電により開とするリレーを配設した、請求項1に記載の空気調和機。
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