JP2007302338A - 連続作動モード設定機構、この連続作動モード設定機構を備えたエアゾール式製品および、連続作動モード設定方法 - Google Patents

連続作動モード設定機構、この連続作動モード設定機構を備えたエアゾール式製品および、連続作動モード設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】連続作動モード(ガス抜きモード,内容物連続噴射モード)設定機能を持つカバー体の上面側のデザイン上の制約をなくし、また、連続作動モードの設定操作の簡単化を図る。
【解決手段】通常の正立状態でマウンティングキャップ2に取り付けられたカバー体5の上側開口域5cに、通常とは上下を逆にした操作ボタン4を入れていく。このとき、操作ボタン4の一対の被ガイド部4dがカバー体5の一対の垂下状部5fにいったん仮止めされる。仮止め後の操作ボタン,カバー体などのエアゾール容器全体を上下逆にしてから操作ボタン側を地面などの平面部分に押し付けてステム3の方にさらに押し込み、操作面4cでステム3を作動モード位置までシフトさせる。シフト後のガス抜きモードは、被ガイド部4dがカバー体5の一対の係止面5jに係合することにより自己保持される。
【選択図】図3

Description

本発明は、エアゾール式製品に用いられる連続作動モード設定機構などに関し、特にエアゾール式製品をその静止モードまたは作動モードに設定する例えば上下動タイプの操作ボタンをその連続作動モード位置に簡単,確実に継続して保持できる、すなわちエアゾール式製品をガス抜き状態または内容物連続噴射状態の連続作動モードに設定できるようにしたものである。
本明細書では、
・「作動モード」の語を、操作ボタンに対する利用者の噴射操作といわば1対1の対応関係にたつ内容物噴射状態(エアゾール容器のバルブが開いて容器内部と外部空間とが連通した状態)を示す意で用い、
・「連続作動モード」の語を、利用者の噴射操作終了後もその操作ボタンがそれまでの操作位置に自己保持されたままとなって、ガス,内容物などが続けて噴射される連続噴射状態を示す意で用い、
・「静止モード」の語を、エアゾール容器のバルブが閉じて容器内部と外部空間とが連通していない状態を示す意で用い、
・「カバー体」の語を、エアゾール容器本体(マウンティングキャップなど)に取り付けられて、エアゾール容器の作動モードにおいても取り外されることのないタイプのカバー部材を示す意で用いる。
また、通常の作動モードにおける容器内容物の噴射孔の側を「前」とし、それとは容器平面図の中心を挟んで反対の側を「後」とする。すなわち図3の左側方向が「前」で、右側方向が「後」となる。上,下は静止モードや作動モードにおける位置関係をいう。
なお、エアゾール式製品の連続作動モードが設定された場合、容器内容物をまだ使い切っていないときは内容物連続噴射状態となり、容器内容物を略使い切っているときはガス抜き状態となる。
内容物連続噴射状態とガス抜き状態とはもっぱら用途上の違いにすぎず、エアゾール式製品の動作機構としては、これら各状態ともにアクチュエータ(操作部材,ステムなど)がその作動位置に継続的に保持されているものである。すなわち当該状態のそれぞれにおけるバルブ機構などの動作メカニズムの違いはない。
一般にガス抜きモードの設定は、使用済みエアゾール容器を廃棄するときに初めて必要となり、まだ容器に内容物が存在している通常の使用段階では不要なものである。
そのため、ガス抜きモード保持機構は、エアゾール式製品の通常の使用段階では内容物噴射動作の障害とならず、また利用者にとっていわば目障りにもならず、ガス抜きモードの設定操作自体は利用者が簡単に行えることが望ましい。
また、比較的長時間にわたってエアゾール式製品を連続噴射モードに設定する場合に、利用者がそのための操作自体を継続的に行わなくても済むことが望ましい。
このような連続作動モード位置への操作部材の設定はより正確であることが必要とされ、本発明はこのような要請にも応えるものである。
従来、エアゾール容器のカバー体および、これから外れないように設けられた操作ボタン(操作ボタン)の両者を静止モード・作動モードでの使用時とは上下逆にした状態で、カバー体のもともとの上端側を容器本体側(マウンティングキャップ)に嵌合させることにより、操作ボタンの天面側でステムを作動モード対応位置まで押下げてエアゾール式製品のガス抜きモードを設定する操作ボタン装置が提案されている(特許文献1参照)。
この操作ボタン装置のカバー体は、その正立状態のみなならず倒立状態でも容器本体のマウンティングキャップに嵌合する。すなわち正立状態での嵌合により通常の静止・作動モードが設定され、倒立状態での嵌合によりガス抜きモードが設定される。
したがってカバー体は、下端側および上端側のそれぞれにマウンティングキャップ対応形状の嵌合部分を備えている。
特開2002−293388号公報
以上のエアゾール容器の操作ボタン装置の場合、利用者の操作対象域であるカバー体上面側にも、カバー体下端側のマウンティングキャップ嵌合用の環状突状部と同様の形状部分を作成することが前提になっている。
そのため、カバー体(上面側)のデザイン設計上の自由度がきわめて小さくなり、またエアゾール容器に組み込む前のカバー体保管作業の際などに作業者がその上下関係を瞬時に判断しにくいなどの問題点があった。
また、カバー体を容器本体側からいったん外し、その上下を逆にした倒立状態でマウンティングキャップに再嵌合させると必然的にガス抜きモードとなってしまい、カバー体の当該再嵌合下でのいわばガス抜き準備状態(=倒立カバー体はマウンティングキャップに嵌合し、かつ、ステムはまだ操作ボタンで作動モード対応位置まで移動してない状態)を設定できず、ガス抜き操作の選択性,利便性にかけるという問題点があった。
そこで本発明では、カバー体と、(静止モード・作動モードとは)上下逆にした形で当該カバー体に係合する操作ボタンとのセットを、カバー体の正立状態で容器本体側に取り付け、そのときの操作ボタンの天面部分の押下げ作用でステムが作動モード対応位置に保持される(=連続作動モードに設定される)ようにして、連続作動モード設定機能を持つカバー体(上面側)のデザイン上の制約をなくすことを目的とする。
また、上下逆にした操作ボタンを(例えばマウンティングキャップに再嵌合済みの)正立カバー体にいったん仮止めし、それから当該操作ボタンの天面側を平らな地面などに押し当てることにより当該操作ボタンが連続作動モード位置(作動モード対応位置)に設定されるようにして、連続作動モードへの移行に際しての利便化を図ることを目的とする。
本発明は、以上の課題を次のようにして解決する。
(1)ステム(例えば後述のステム3)と係合してエアゾール式製品を静止モードから通常の作動モードに設定するための操作ボタン(例えば後述の操作ボタン4,7)と、容器側(例えば後述のマウンティングキャップ2)に取り付けられて操作用開口域(例えば後述の開口域5c,6c,8b)を備えたカバー体(例えば後述のカバー体5,6,8)との間の保持作用により、当該操作ボタンがその連続作動モード(ガス抜きモード,内容物連続噴射モード)に設定されるようにした連続作動モード設定機構において、
前記操作ボタンは、前記ステムとの係合時とは上下逆でその天面部分(例えば後述の操作面4c,7c)が前記操作用開口域の内方のステム側となる状態で、前記カバー体に係止される被係止部(例えば後述の一対の被ガイド部4d,可動片部7d)を備え、
前記カバー体は、前記操作ボタンの被係止部に対応した係止部(例えば後述の一対の係止片部5g,突状部6h,係止片部8g)を備え、
前記保持作用は、静止モードおよび通常の作動モードと同じ上下関係で容器側に取り付けられた前記カバー体の係止部と、前記天面部分が前記ステムに当接してこれを押した状態の前記操作ボタンの被係止部と、の間の作用とする。
(2)上記(1)において、
前記操作ボタンが連続作動モードに設定されるときその被係止部は前記カバー体のガイド部分(例えば後述の一対のスリット5e,溝状部6f,スリット8e)に案内され、
前記カバー体の係止部は前記ガイド部分の一部に形成された、ものとする。
(3)上記(1),(2)において、
前記カバー体は、
前記係止部の上方部分に、連続作動モードに設定される前の前記操作ボタンを仮止めできる保持部(例えば後述の一対の垂下状部5f,上側凹状部6g,垂下状部8f)を備えた、ものとする。
(4)上記(1),(2),(3)において、
前記カバー体の係止部および前記操作ボタンの被係止部の中の一方の構成要素は、
前記操作ボタンが連続作動モードに設定されるとき、前記係止部および前記被係止部の中の他方の構成要素との押圧作用に基づいていったん自弾性に抗しながら変形し、この押圧作用段階が終ることにより自弾性で元の状態に復帰して当該他方の構成要素との係止状態に移行する機能を備えた、ものとする。
(5)ステムと係合してエアゾール式製品を静止モードから通常の作動モードに設定するための操作ボタンと、容器側に取り付けられて操作用開口域を備えたカバー体との間の保持作用により、当該操作ボタンがその連続作動モードに設定されるようにした連続作動モード設定方法において、
前記カバー体および前記操作ボタンを、それぞれ前記容器側および前記ステムから取り外して別々にし、
その後、
前記カバー体を前記容器側に再び取り付け、
前記操作ボタンを前記ステムとの係合時とは上下逆にした状態で前記操作用開口域に押し込み、当該操作ボタンの被係止部を前記カバー体の係止部に保持することにより、前記ステムが当該操作ボタンの天面部分で押圧されて作動モード対応位置に移動した連続作動モードを設定する。
(6)ステムと係合してエアゾール式製品を静止モードから通常の作動モードに設定するための操作ボタンと、容器側に取り付けられて操作用開口域を備えたカバー体との間の保持作用により、当該操作ボタンがその連続作動モードに設定されるようにした連続作動モード設定方法において、
前記カバー体を前記容器側に取り付けたまま、前記操作用開口域に配されている前記操作ボタンを前記ステムから取り外し、
その後、
前記操作ボタンを前記ステムとの係合時とは上下逆にした状態で前記操作用開口域に押し込み、当該操作ボタンの被係止部を前記カバー体の係止部に保持することにより、前記ステムが当該操作ボタンの天面部分で押圧されて作動モード対応位置に移動した連続作動モードを設定する。
このような構成からなる連続作動モード設定機構,連続作動モード設定方法および、当該連続作動モード設定機構を備えたエアゾール式製品を本発明の対象としている。
本発明は、このように、カバー体と、(静止モード・作動モードとは)上下逆にした形で当該カバー体に係合する操作ボタンとのセットを、カバー体の正立状態で容器本体側に取り付け、そのときの操作ボタンの天面部分の押下げ作用でステムが作動モード対応位置に保持される(=連続作動モードに設定される)ようにしているので、連続作動モード設定機能を持つカバー体(上面側)のデザイン設計上の自由度を確保することができる。
また、上下逆にした操作ボタンを正立カバー体にいったん仮止めし、それから当該操作ボタンの天面側を平らな地面などに押し当てることにより当該操作ボタンが連続作動モード位置(作動モード対応位置)に設定されるようにしているので、連続作動モードの設定操作の簡単化を図ることができる。
図1乃至図15を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。
これまでも繰り返し述べたように、本発明は、ガス抜きや内容物連続噴射といった連続作動モードの設定機構に関するものである。
この連続作動モード設定機構がガス抜きまたは内容物連続噴射の何れの状態で使用されているかということは、いわば利用者の意識の違いにすぎず、当該連続作動モード設定機構の動作メカニズム自体はいずれの使用状態でも同じである。
以下の説明では単なる説明の便宜上、必要に応じて、噴射用ガスを単に「ガス」と略記し、ガス抜きモードに設定する場合を前提とする。
なお、以下の「(噴射用)ガス」,「ガス抜き」の用語をそれぞれ「内容物」,「内容物連続噴射」に置き換えても個々の説明内容の妥当性が担保されるのは勿論である。
以下の説明では、カバー体に対する操作ボタンの関係について、通常の使用時とは上下のみを逆にして前後方向は反転させない状態を「倒立・非反転状態」といい、通常の使用時とは上下を逆にし、かつ前後方向も反転させた状態を「倒立・反転状態」という。
ここで図1〜図6は、カバー体および操作ボタンを容器本体などから取り外してカバー体は正立状態のまま容器本体に再嵌合させた上で、このカバー体に「倒立・非反転状態」の操作ボタンを取り付けるタイプのガス抜きモード設定機構(その1)を示している。
図7〜図9は、カバー体および操作ボタンを容器本体などから取り外してカバー体は正立状態のまま容器本体に再嵌合させた上で、このカバー体に「倒立・反転状態」の操作ボタンを取り付けるタイプのガス抜きモード設定機構(その2)を示している。
図10〜図15は、カバー体は容器本体に嵌合させたまま、ステムから取り外した操作ボタンを「倒立・非反転状態」の形でカバー体に再度取り付けるタイプのガス抜きモード設定機構(その3)を示している。
すなわち、
図1は、カバー体をマウンティングキャップのアンダーカット部分に嵌合させた状態の通常の静止モード(その1:操作ボタンの後面側)を示し、
図2は、図1のカバー体および操作ボタンを容器本体側(マウンティングキャップおよびステム)から取り外して別々にした段階を示し、
図3は、図2のカバー体をマウンティングキャップに再嵌合させて、操作ボタンを倒立・非反転状態に設定した段階(操作ボタンの側面側)を示し、
図4は、図3の操作ボタンをカバー体に仮止めした段階(操作ボタンの後面側)を示し、
図5は、図4の仮止め状態のエアゾール式製品を上下逆にして平らな地面などに押し付けたガス抜きモード(操作ボタンの後面側)を示し、
図6は、図5のガス抜きモードにおけるガスの噴射方向(操作ボタンの側面側)を示し、
図7は、図2のカバー体をマウンティングキャップに再嵌合させて、操作ボタンを倒立・反転状態に設定した段階(操作ボタンの側面側)を示し、
図8は、図7の設定段階に続く仮止め状態のエアゾール式製品(図示省略)を上下逆にして平らな地面などに押し付けたガス抜きモード(操作ボタンの前面側)を示し、
図9は、図8のガス抜きモードにおけるガスの噴射方向(操作ボタンの側面側)を示し、
図10は、カバー体をマウンティングキャップのアンダーカット部分に嵌合させた状態の通常の静止モード(その2:操作ボタンの後面側)を示し、
図11は、図10の操作ボタンをステムから取り外す途中の段階(操作ボタンの後面側)を示し、
図12は、図10の操作ボタンをステムから取り外す途中の段階(操作ボタンの側面側)を示し、
図13は、図12の取り外し後の操作ボタンを倒立・非反転状態にしてカバー体に仮止めした段階(操作ボタンの後面側)を示し、
図14は、図13の仮止め状態のエアゾール式製品を上下逆にして平らな地面などに押し付けたガス抜きモード(操作ボタンの後面側)を示し、
図15は、図14のガス抜きモードにおけるガスの噴射方向(操作ボタンの側面側)を示している。
なお、以下のアルファベット付き参照番号の構成要素(例えば通路部分4a)は原則として、当該参照番号の数字部分の構成要素(例えば操作ボタン4)の一部であることを示している。
図1〜図15において、
1は後述の内容物および噴射用ガスを収納したエアゾール式製品の容器本体,
2は容器本体1の開口端部側に取り付けられたマウンティングキャップ,
3は周知のバルブ機構(図示省略)の構成要素であるステム,
をそれぞれ示している。
また、図1〜図9において、
4はステム3に取り付けられて押圧操作により上下動するタイプの操作ボタン,
4aは内容物や噴射用ガスの通路部分,
4bは当該通路部分に続く噴射孔,
4cは後方への下り傾斜となっている窪み状のスロープ面であって利用者が押圧する操作面,
4dは周面部分に形成された一対の凸状の被ガイド部,
5はマウンティングキャップ2の外端環状部分などに嵌合して操作ボタン4を保護するカバー体(図1〜図6で使用),
5aはカバー体天面,
5bは正立状態の操作ボタン4の噴射孔4bに対応した前側の開口部,
5cは正立状態の操作ボタン4の操作面4cに対応した上側の開口域,
5dは操作ボタン4を取り囲む態様の内側筒状部,
5eは当該内側筒状部の下端から上端まで縦方向に形成されて操作ボタン4が通常の正立状態,ガス抜きモード用の倒立・非反転状態のいずれの場合にもその被ガイド部4dを案内する一対のスリット,
5fは当該スリットの上端側部分にカバー体天面5aから続く態様で形成されて倒立状態の操作ボタン4の被ガイド部4dを仮止めする一対の垂下状部,
5gは当該垂下状部に続く下方に形成されて倒立状態の操作ボタン4の被ガイド部4dをガス抜きモード位置に係合して保持する一対の係止片部,
5hは当該係止片部の構成要素であって下方にいくほど内側となるテーパ面,
5jは当該係止片部の構成要素であって当該テーパ面の下端から略水平に延びる形の係止面,
6はマウンティングキャップ2の外端環状部分などに嵌合して操作ボタン4を保護するカバー体(図7〜図9で使用),
6aはカバー体天面,
6bは正立状態の操作ボタン4の噴射孔4bの側に対応した前方の開口部,
6cは正立状態の操作ボタン4の操作面4cの側に対応した上側の開口域,
6dは操作ボタン4を取り囲む態様の内側筒状部,
6eは当該内側筒状部の下端から所定部分(図7参照)まで縦方向に形成されて正立状態の操作ボタン4の被ガイド部4dを案内する一対のスリット,
6fは当該内側筒状部の上端から所定部分(図7参照)まで縦方向に形成されて、倒立・反転状態の操作ボタン4の被ガイド部4dに対する仮止め機能やガス抜きモード保持機能を備えた溝状部,
6gは当該溝状部の上端側の構成要素であって被ガイド部4dをその外周面との当接状態で案内する上側凹状部,
6hは当該溝状部の当該上側凹状部に続く構成要素であって、仮止め操作時における被ガイド部4dの受け部分や、ガス抜きモードにおける被ガイド部4dの係止部分として作用する突状部,
6jは当該溝状部の当該突状部に続く構成要素であってガス抜きモードの被ガイド部4d(の外周面)の係合保持部分として作用する下側凹状部,
をそれぞれ示している。
また、図10〜図15において、
7はステム3に取り付けられて押圧操作により上下動するタイプの操作ボタン,
7aは内容物や噴射用ガスの通路部分,
7bは当該通路部分に続く噴射孔,
7cは後方への下り傾斜となっている窪み状のスロープ面であって利用者が押圧する操作面,
7dは周面部分に形成された被係止用の一対の可動片部,
7eは当該可動片部の外面側に形成されて後述のスリット8eに案内される凸状部,
7fは当該凸状部の上側(正立状態)の構成要素であって当該操作ボタンをステム3から取り外すときや連続作動モードに設定するとき(図11,図13参照)の各初期段階において後述の垂下状部8fに案内されるテーパ面,
7gは当該凸状部の下側(正立状態)の構成要素であってガス抜きモードにおける後述の係止端面8hに保持される略水平の被係止面、
8はマウンティングキャップ2の外端環状部分などに嵌合して操作ボタン7を保護するカバー体,
8aはカバー体天面,
8bは正立状態の操作ボタン7の前方から上方,後方までの全体にわたる形の(境界部材なしの)単一の開口域,
8cはマウンティングキャップ2の上端部分と略同じ高さに設定された後側上面部,
8dは操作ボタン7の各側面部分(可動片部7dが形成された面部分)を囲む形の一対の内側壁状部,
8eは当該内側壁状部の下端から上端まで縦方向に形成されて操作ボタン7が通常の正立状態およびガス抜きモード設定用の倒立状態のいずれの場合にもその可動片部7d(凸状部7e)を案内する一対のスリット,
8fは当該スリットの上端側部分にカバー体天面8aから続く態様で形成されて倒立状態の操作ボタン7の可動片部7dを仮止めする一対の垂下状部,
8gは当該垂下状部の下方連続部分であって倒立状態の操作ボタン7の可動片部7dをガス抜きモード位置に設定する一対の係止片部,
8hは当該係止片部の下端であってガス抜きモードの可動片部7dの被係止面7gを保持する係止端面,
をそれぞれ示している。
ここで、ステム3,操作ボタン4,7およびカバー体5,6,8などはポリプロピレン,ポリエチレン,ポリアセタール,ナイロン,ポリブチレンテレフタレートなどからなるプラスチック製のものである。
図1〜図6は、ガス抜きモード設定機構(その1:倒立・非反転状態の操作ボタンをカバー体に係合させるタイプ)を示す説明図である。
図1はエアゾール式製品の静止モードを示している。ここで操作ボタン4の操作面4cを押し下げると、ステム3がコイルスプリング(図示省略)の上方向への付勢力に抗しながら下動し、弁作用部(図示省略)が開状態となって作動モードに移行する。なお、このような静止モードから作動モードへの移行メカニズム自体は周知である。
その結果、容器本体の内容物は、ステム3−通路部分4a−噴射孔4bを経て外部空間に直接噴射される。利用者が押下げ操作を止めると、操作ボタン4およびステム3は上記コイルスプリングの付勢力により上方向に移動して静止モードの位置に復帰する。
通常の正立状態(静止モード,作動モード)における操作ボタン4の一対の被ガイド部4dはそれぞれ、内側筒状部5dの一対のスリット5eに案内される。
なお、図示していないが、操作ボタン4およびカバー体5の各部材を容器側に組みたてる前段階で一体化しておく場合などに、スリット5eにセットされた被ガイド部4dが下方に抜けないように仮保持するための突状部をスリット下部分に形成している。
図2は、ガス抜きモードへの移行に際し、先ずマウンティングキャップ2やステム3からカバー体5および操作ボタン4を取り外した状態を示している。
カバー体5を容器側から取り外すには、当該カバー体を上方にいわば引っ張ってマウンティングキャップ2との嵌合状態を解除すればよい。このとき、カバー体5と操作ボタン4との上記仮保持作用により、当該操作ボタンもいっしょに引っ張られてステム3から外れる。
その後、操作ボタン4を上記仮保持作用に抗する形でカバー体5から下方側に引き出すことにより、操作ボタン4とカバー体5とが別々になる。
なお、カバー体5をマウンティングキャップ2から取り外したときに操作ボタン4がまだステム3に取付けられたままになっている場合には、勿論、操作ボタン4を上方に引っ張ってステム3から取り外すことになる。
図3は、カバー体5のみを容器側(マウンティングキャップ2)に通常の態様で再嵌合させて、その上側の開口域5cから倒立・非反転状態の操作ボタン4を入れていく直前の状態(プリセット状態)を示している。
このときの操作ボタン4は、噴射孔4bがカバー体5の開口部5bの側に位置し、被ガイド部4dがカバー体5のスリット5eの上方対応部分に位置している。
図4は、図3の操作ボタン4をカバー体5の開口域5cに入れて仮止めした状態を示している。
このとき操作ボタン4の一対の被ガイド部4dは、それぞれがカバー体5の一対のスリット5eに案内され、かつ、それぞれの周面(の一部)がカバー体5の一対の垂下状部5fといわば弱く嵌合した形になっている。
すなわち倒立・非反転状態の操作ボタン4を、その被ガイド部4dとカバー体5のスリット5eとを合致させた態様で開口域5cから下方に入れていく初期段階で、その一対の被ガイド部4dがカバー体5の一対の垂下状部5fの内面部分と摩擦接触する。
そして、この操作ボタンの開口域5cからの下方への移動は係止片部5gとの接続部分でいったん止まる。これが図示の仮止め状態である。
図5および図6は、図4の操作ボタン仮止め状態のエアゾール式製品をガス抜きモードに設定した状態を示している。
すなわち、
・図4のエアゾール式製品の全体を上下逆にしてから、
・その下端部分となる操作ボタン4(の正立状態における下端側)を例えば地面や作業台などの平面部分に押し付けて、
・操作ボタン4を、その一対の被ガイド部4dがカバー体5の一対の係止片部5gに係合保持される位置まで移動させた、
状態である。
このガス抜きモードへの移行時、カバー体5の係止片部5gは、そのテーパ面5hと操作ボタン4の被ガイド部4dとの当接作用により自らの弾性に抗する形で外側へと変形し、被ガイド部4dがテーパ面5hを通過しきった時点で元の状態に弾性復帰する。
この弾性復帰により、操作ボタン4の一対の被ガイド部4dはそれぞれカバー体5の一対の係止面5jに確実に係合する。このとき被ガイド部4dがスリット5eに案内されているのは勿論である。
そして、この被ガイド部4dの係合状態のとき、図6で明示されるように、操作ボタン4のスロープ状の操作面4cがステム3の上端部(の一部分)に当接してこれを押し込んで、周知のバルブ機構を上述の作動モードと同様の状態に設定する。
そのためバルブ機構が「開」状態となり、容器本体1の残留ガスがステム3から流出する。この流出ガスは図6の矢印で示すようにカバー体5の前側の開口部5bや上側の開口域5cから外部空間へと噴射される。
なお、操作ボタン4の操作面4cと当接しているステム3からガスが流出できるのは、この操作面がスロープ状になっているためステム出力側の一部(=高い操作面部分と対向する範囲)しか操作面4cと当接しない、すなわちステム出力側の全体が塞がれているのではないからである。
図5および図6で示すように、エアゾール式製品の全体を通常とは上下逆にして平面部分に起立させた状態は、ガス抜きモード設定後も操作ボタン4自体の下端縁部やカバー体5自体の上端縁部によって自己保持可能である。
図7〜図9はガス抜きモード設定機構(その2:倒立・反転状態の操作ボタンをカバー体に係合させるタイプ)を示す説明図であり、それぞれ図3,図5,図6に対応する。
このガス抜きモード設定機構と図1〜図6のそれとの相違点は、ガス抜きモード設定の際に「倒立・反転状態」、すなわち通常の使用時とは上下を逆にし、かつ前後方向も反転させた状態の操作ボタンを、カバー体に係合させることである。
具体的な構成上の違いはカバー体6のみであって、概略、
(11)スリット6eは、カバー体6の上端まで形成されていず、静止モード位置と作動モード位置との間で移動する正立状態の操作ボタン4の被ガイド部4dのみをガイドする、
(12)倒立状態の操作ボタン4に対するガス抜きモード設定用の仮止め機能および係合機能を備えた新たな溝状部6f(上側凹状部6g,突状部6h,下側凹状部6j)をカバー体6に形成した、
ことである。
図7は、図3と同じようにマウンティングキャップ2に再嵌合させたカバー体6に、倒立・反転状態の操作ボタン4をいわばプリセットした状態である。
このときの操作ボタン4は、噴射孔4bがカバー体6の開口部6bとは反対の側に位置し、被ガイド部4dがカバー体6の溝状部6fの上方対応部分に位置している。
その後、図4と同じように操作ボタン4をカバー体6の上側の開口域6cに入れて、その一対の被ガイド部4dがカバー体6の上側凹状部6gに仮止めされた状態にする。
その後、仮止め状態のエアゾール式製品の全体を上下逆にしてから、
・その下端部分となる操作ボタン4(の正立状態における下端側)を例えば地面や作業台などの平面部分に押し付けて、
・操作ボタン4を、その一対の被ガイド部4dがカバー体6の一対の突状部6hおよび下側凹状部6jに係合保持される位置まで移動させてガス抜きモードを設定する。
この被ガイド部4dが仮止め位置の上側凹状部6gから係合保持位置の下側凹状部6jまで移動する際、被ガイド部4dおよび突状部6hそれぞれの弾性に基づく相対的な変位作用により、被ガイド部4dは途中の突状部6hをいわば乗り越えていく。
図8および図9は、この操作ボタン4の移動後のガス抜きモードを示す説明図であり、それぞれ図5および図6に対応している。図8および図9は、ともに操作ボタン4のスロープ状の操作面4cでステム3を押圧してバルブ機構が開状態となった(単一の)ガス抜き状態を示しており、違った面の図となっている。図5および図6も同様である。
なお、図8,図9のガス抜きモードの場合、操作面4cの低面側(ガスがステム2から流出する側)がカバー体6の開口部6bの方となるので、容器内の残留ガスは当該開口部から外部空間へと自然な流れで噴射されやすい。
静止モード(図1参照)のエアゾール式製品を図5,図6や図8,図9のガス抜きモードに設定するときの手順は、例えば次のようになる。
(21)操作ボタン4およびカバー体5,6をそれぞれマウンティングキャップ2およびステム3から取り外す。なお、上述のように操作ボタン4がカバー体5,6に仮保持されるタイプの場合には操作ボタン(の下部)を下方に引っ張ってカバー体から分離する(図2参照)。
(22)カバー体5,6を通常の正立状態でマウンティングキャップ2に再嵌合させる(図3,図7参照)。
(23)倒立・非反転状態の操作ボタン4(図3参照)または倒立・反転状態の操作ボタン4(図7参照)をカバー体5,6の開口域5c,6cに入れて仮止めする(図4参照)。すなわち、操作ボタン4の一対の被ガイド部4dをそれぞれカバー体5の垂下状部5fまたはカバー体6の上側凹状部6gに弱く嵌合させる。
(24)この仮止め状態のエアゾール式製品を、操作ボタン,カバー体側が下になるようにしてから地面や作業台などの平面部分に押し付け、操作ボタン4の一対の被ガイド部4dをそれぞれカバー体5の係止片部5g(係止面5j)やカバー体6の突状部6hに係合させる(図5,図8参照)。
なお、上記(22)の再嵌合に先立って、カバー体5,6をマウンティングキャップ2に対して上記(23)の仮止め作業を行う、すなわち操作ボタン付きの状態でカバー体5,6を再嵌合するようにしてもよい。
上記(24)の係合作業は、エアゾール式製品を通常の正立のまま、仮止め状態の操作ボタン4を下方に押し込む、すなわち図4の状態の操作ボタン4の上端側(=操作面とは反対の部分)を利用者が押し込むようにしてもよい。
図10〜図15は、ガス抜きモード設定機構(その3:カバー体はマウンティングキャップに嵌合させたままで操作ボタンのみをステムから取り外し、これを倒立状態にしてカバー体に係合させるタイプ)を示す説明図である。
このガス抜きモード設定機構と図1〜図9のそれとの基本的な相違点は、
(31)操作ボタン7を上方に移動させてステム2から取り外すときおよび倒立状態の操作ボタン7をステム側に入れていくときのいずれの場合にも、カバー体8の係止片部8gおよび垂下片部8gに倣いながら自らの弾性に抗する形で内側へ変形する可動片部7d,凸状部7eを、操作ボタン7に形成し、
(32)利用者が操作ボタン7を上方に移動させる際にこれを把持しやすくするため、静止モードにおける操作ボタン7の前方から上方,後方までにわたる連続した単一の空間域8bを形成し、また、カバー体8の後側上面部8cをいわば高さ「略0」にした、
ことなどである。
図10の静止モードの操作ボタン7を押圧操作したときに容器本体1の内容物がステム3および操作ボタンの通路部分7aを通って噴射孔7bから外部空間に噴射されることは勿論である。
図11および図12は、利用者が静止モードの操作ボタン7の前側部分および後側部分を把持してステム3から取り外す途中の状態を示している。当該前側部分および後側部分には積極的に凹凸を設けているので、把持した操作ボタン7は取り外す際にすべりにくくなっている。
このとき、操作ボタン7の一対の可動片部7d(凸状部7e)はそれぞれ、係止片部8gおよび垂下状部8fの内面部分に当接して、自ら(基部部分)の弾性に抗する形で内側へ変形した状態になっている。
なお、図10の操作ボタン7を持上げてステム3から取り外す際に係止片部8gの下端部分と最初に当接するのは凸状部7eのテーパ面7fである。そのため可動片部7dの内側への変形動作もスムーズなものになる。
図13は、この取り外し後の操作ボタン7を倒立・非反転に状態にしてからカバー体8に仮止めした状態を示している。
すなわち、この倒立・非反転状態の操作ボタン7をカバー体8の上方からその一対の内側壁状部8dの間に入れていき、操作ボタン7の可動片部7d(凸状部7e)の外端部分がカバー体8の垂下状部8fにいわば圧接した状態である。ステム3はまだ操作ボタン7の操作面7cで押圧されていない。
このときの操作ボタン7の可動片部7dは、図11の場合と同じように自らの弾性に抗する形で内側へ変形している。
倒立・非反転状態の操作ボタン7をカバー体8の内側壁状部8dの間に入れていく際、先ずこの操作ボタンの凸状部7eをカバー体8のスリット8eの上端部分にセットする。
続いて操作ボタン7を押下げることになるが、このときも図11の場合と同じように垂下状部8fの上端部分と最初に当接するのは凸状部7eのテーパ面7fである。そのため可動片部7dの内側への変形動作もスムーズなものになる。
図14および図15は、図13の操作ボタン仮止め状態のエアゾール式製品をガス抜きモードに設定した状態を示している。
すなわち、
・図13のエアゾール式製品の全体を上下逆にしてから、
・その下端部分となる操作ボタン7(の正立状態における下端側)を例えば地面や作業台などの平面部分に押し付けて、
・操作ボタン7を、その一対の可動片部7d(凸状部7e)がカバー体8の一対の係止片部8g(係止端面8h)に係合保持される位置まで移動させた、
状態である。
このガス抜きモードへの移行時、操作ボタン7の可動片部7dは、内側へ変形したままであって、その係止片部8gを通過しきった時点で元の状態に弾性復帰する。この弾性復帰により、一対の可動片部7dはそれぞれカバー体58一対の係止端面8hに確実に係合する。このとき被凸状部7eはスリット8eに案内されている。
そして、この可動片部7dの係合状態のとき、図15で明示されるように、操作ボタン7のスロープ状の操作面7cがステム3の上端部(の一部分)に当接してこれを押し込んで、周知のバルブ機構を上述の作動モードと同様の状態に設定する。
そのためバルブ機構が「開」状態となり、容器本体1の残留ガスがステム3から流出する。この流出ガスは図15の矢印で示すようにカバー体8の開口域8bから外部空間へと噴射される。
なお、操作ボタン7の操作面7cと当接しているステム3からガスが流出できるのは、この操作面がスロープ状になっているためステム出力側の一部(=高い操作面部分と対向する範囲)しか操作面7cと当接しないからである。
図14および図15で示すように、エアゾール式製品の全体を通常とは上下逆にして平面部分に起立させた状態は、ガス抜きモード設定後も操作ボタン7自体の下端縁部によって自己保持可能である。
このように、静止モード(図10参照)のエアゾール式製品を図14,図15のガス抜きモードに設定するときの手順は、例えば次のようになる。
(41)操作ボタン7をステム3から取り外す(図11,図12参照)。
(42)倒立・非反転状態の操作ボタン7をカバー体8の内側壁状部8dの間に入れて仮止めする(図13参照)。すなわち、操作ボタン7の一対の凸状部7eをそれぞれカバー体8垂下状部8fに弱く嵌合させる。
(43)この仮止め状態のエアゾール式製品を、操作ボタン,カバー体側が下になるようにしてから地面や作業台などの平面部分に押し付け、操作ボタン7の一対の被係止面7gをそれぞれカバー体8の係止端面8hに係合させる(図14参照)。
上記(23)の係合作業は、エアゾール式製品を通常の正立のまま、仮止め状態の操作ボタン7を下方に押し込む、すなわち図13の状態の操作ボタン7の上端側(=操作面とは反対の部分)を利用者が押し込むようにしてもよい。
以上のガス抜きモード設定機構のそれぞれにおいて、操作ボタン4,7とカバー体5,6,8との上記係合状態(ガス抜きモード)では、操作ボタン4,7がステム付勢用の周知のコイルスプリング(図示省略)の作用により図5,図8,図14の下方向に弾性力を受ける。そのため操作ボタン4,7の一対の被ガイド部4dや可動片部7dはそれぞれ、カバー体5の係止片部5g(係止面5j),カバー体6の突状部6hやカバー体8の係止端面8hに確実に係合する。
ガス抜きモードを解除するにはカバー体5,6,8をマウンティングキャップ2から取り外せばよい。
そして操作ボタン4,7をカバー体5,6,8から分離して、すなわちカバー体5,8の場合には操作ボタン4,7をカバー体の下方側に取り出し、カバー体6の場合には操作ボタン4をカバー体の上方側に取り出した後で、操作ボタン4,7を再度、静止モードの状態にセットすることもできる。
本発明が、図1〜図15に係るガス抜き機構(連続作動モード設定機構)およびガス抜きモード設定方法(連続作動モード設定方法)に限定されないことは勿論である。
本発明の基本的特徴は、倒立状態の操作ボタンと通常の正立状態のカバー体との係合作用によりエアゾール式製品の連続作動モードを設定し、また、この連続作動モードの設定に先立って倒立状態の操作ボタンをカバー体に仮止めできる形にしたことである。
このように本発明は、ステムから取り外して上下逆にした状態でカバー体に係合させることができるタイプの操作ボタンを対象とするものであり、図示の上下動タイプの他、傾動タイプの操作ボタンなどにも適用可能である。
また、
(51)図5,図6,図8,図9のガス抜きモードにおいてカバー体5,6の上端縁部が載置対象の平面部分に当接しない態様を用いる、
(52)図14,図15のガス抜きモードにおいてカバー体8の上端縁部が載置対象の平面部分に当接する態様を用いる、
(53)操作ボタン4,7の操作面4c,7cを図示のようなスロープ状ではなく、水平面状としてそこにガス通過用の溝部や孔部を設ける、
(54)操作ボタン4の被ガイド部4dと、カバー体5のスリット5e,垂下状部5f,係止片部5gやカバー体6のスリット6e,溝状部6fと、の相対的な形状関係(凹凸関係など)を逆に設定する、
(55)図10〜図15のガス抜きモード設定機構の凸状部7eおよび係止端面8hに代えて、図7および図8の凸状部4d,上側凹状部6g,突状部6h,下側凹状部6jと同様の係止手段を用いる、
(56)図14,図15のガス抜きモードを操作ボタンの倒立・反転状態で設定する、
ようにしてもよい。
本発明が適用されるエアゾール式製品としては、洗浄剤,清掃剤,制汗剤,冷却剤,筋肉消炎剤,ヘアスタイリング剤,ヘアトリートメント剤,染毛剤,育毛剤,化粧品,シェービングフォーム,食品,液滴状のもの(ビタミンなど),医薬品,医薬部外品,塗料,園芸用剤,忌避剤(殺虫剤),クリーナー,消臭剤,洗濯のり,ウレタンフォーム,消火器,接着剤,潤滑剤などの各種用途のものがある。
容器本体に収納する内容物は、例えば、粉状物,油成分,アルコール類,界面活性剤,高分子化合物,各用途に応じた有効成分などである。
粉状物としては、金属塩類粉末,無機物粉末や樹脂粉末などを用いる。例えば、タルク,カオリン,アルミニウムヒドロキシクロライド(アルミ塩),アルギン酸カルシウム,金粉,銀粉,雲母,炭酸塩,硫酸バリウム,セルロース,これらの混合物などを用いる。
油成分としては、シリコーン油,パーム油,ユーカリ油,ツバキ油,オリーブ油,ホホバ油,パラフィン油,ミリスチン酸,パルミチン酸,ステアリン酸,リノール酸,リノレン酸などを用いる。
アルコール類としては、エタノールなどの1価の低級アルコール,ラウリルアルコールなどの1価の高級アルコール,エチレングリコールなどの多価アルコールなどを用いる。
界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウムなどのアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンオレイルエーテルなどの非イオン性界面活性剤、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインなどの両性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウムなどのカチオン性界面活性剤などを用いる。
高分子化合物としては、メチルセルロース,ゼラチン,デンプン,カゼインなどを用いる。
各用途に応じた有効成分としては、サリチル酸メチル,インドメタシンなどの消炎鎮痛剤、安息香酸ナトリウム,クレゾールなどの除菌剤、ヒレスロイド,ジエチルトルアミドなどの害虫忌避剤、酸化亜鉛などの制汗剤、カンフル,メントールなどの清涼剤、エフェドリン,アドレナリンなどの抗喘息薬、スクラロース,アスパルテームなどの甘味料、エポキシ樹脂,ウレタンなどの接着剤や塗料、パラフェニレンジアミン,アミノフェノールなどの染料,リン酸二水素アンモニウム,炭酸水素ナトリウム・カリウムなどの消火剤などを用いる。
さらに、上記内容物以外の、懸濁剤,紫外線吸収剤,乳化剤,保湿剤,酸化防止剤、金属イオン封鎖剤なども用いることができる。
エアゾール式製品における内容物噴射用ガスとしては、炭酸ガス,窒素ガス,圧縮空気,酸素ガス,希ガス,これらの混合ガスなどの圧縮ガスや、液化石油ガス,ジメチルエーテル,フロロカーボンなどの液化ガスを用いる。
カバー体をマウンティングキャップのアンダーカット部分に嵌合させた状態の通常の静止モード(その1:操作ボタンの後面側)を示す説明図である。 図1のカバー体および操作ボタンを容器本体側(マウンティングキャップおよびステム)から取り外して別々にした段階を示す説明図である。 図2のカバー体をマウンティングキャップに再嵌合させて、操作ボタンを倒立・非反転状態に設定した段階(操作ボタンの側面側)を示す説明図である。 図3の操作ボタンをカバー体に仮止めした段階(操作ボタンの後面側)を示す説明図である。 図4の仮止め状態のエアゾール式製品を上下逆にして平らな地面などに押し付けたガス抜きモード(操作ボタンの後面側)を示す説明図である。 図5のガス抜きモードにおけるガスの噴射方向(操作ボタンの側面側)を示す説明図である。 図2のカバー体をマウンティングキャップに再嵌合させて、操作ボタンを倒立・反転状態に設定した段階(操作ボタンの側面側)を示す説明図である。 図7の設定段階に続く仮止め状態のエアゾール式製品(図示省略)を上下逆にして平らな地面などに押し付けたガス抜きモード(操作ボタンの前面側)を示す説明図である。 図8のガス抜きモードにおけるガスの噴射方向(操作ボタンの側面側)を示す説明図である。 カバー体をマウンティングキャップのアンダーカット部分に嵌合させた状態の通常の静止モード(その2:操作ボタンの後面側)を示す説明図である。 図10の操作ボタンをステムから取り外す途中の段階(操作ボタンの後面側)を示す説明図である。 図10の操作ボタンをステムから取り外す途中の段階(操作ボタンの側面側)を示す説明図である。 図12の取り外し後の操作ボタンを倒立・非反転状態にしてカバー体に仮止めした段階(操作ボタンの後面側)を示す説明図である。 図13の仮止め状態のエアゾール式製品を上下逆にして平らな地面などに押し付けたガス抜きモード(操作ボタンの後面側)を示す説明図である。 図14のガス抜きモードにおけるガスの噴射方向(操作ボタンの側面側)を示す説明図である。
符号の説明
1:エアゾール式製品の容器本体
2:マウンティングキャップ
3:ステム
4:操作ボタン(図1〜図9で使用)
4a:通路部分
4b:噴射孔
4c:操作面
4d:一対の凸状の被ガイド部
5:カバー体(図1〜図6で使用)
5a:カバー体天面
5b:前側の開口部
5c:上側の開口域,
5d:内側筒状部
5e:一対のスリット
5f:一対の垂下状部
5g:一対の係止片部
5h:テーパ面
5j:係止面
6:カバー体(図7〜図9で使用)
6a:カバー体天面
6b:前方の開口部
6c:上側の開口域
6d:内側筒状部
6e:一対のスリット
6f:溝状部
6g:上側凹状部
6h:突状部
6j:下側凹状部
7:操作ボタン(図10〜図15で使用)
7a:通路部分
7b:噴射孔
7c:操作面
7d:一対の可動片部
7e:一対の凸状部
7f:テーパ面
7g:略水平の被係止面
8:カバー体(図10〜図15で使用)
8a:カバー体天面
8b:単一の開口域
8c:後側上面部
8d:一対の内側壁状部
8e:一対のスリット
8f:一対の垂下状部
8g:一対の係止片部
8h:係止端面

Claims (7)

  1. ステムと係合してエアゾール式製品を静止モードから通常の作動モードに設定するための操作ボタンと、容器側に取り付けられて操作用開口域を備えたカバー体との間の保持作用により、当該操作ボタンがその連続作動モードに設定されるようにした連続作動モード設定機構において、
    前記操作ボタンは、前記ステムとの係合時とは上下逆でその天面部分が前記操作用開口域の内方のステム側となる状態で、前記カバー体に係止される被係止部を備え、
    前記カバー体は、前記操作ボタンの被係止部に対応した係止部を備え、
    前記保持作用は、静止モードおよび通常の作動モードと同じ上下関係で容器側に取り付けられた前記カバー体の係止部と、前記天面部分が前記ステムに当接してこれを押した状態の前記操作ボタンの被係止部と、の間の作用である、
    ことを特徴とする連続作動モード設定機構。
  2. 前記操作ボタンが連続作動モードに設定されるときその被係止部は前記カバー体のガイド部分に案内され、
    前記カバー体の係止部は前記ガイド部分の一部に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の連続作動モード設定機構。
  3. 前記カバー体は、
    前記係止部の上方部分に、連続作動モードに設定される前の前記操作ボタンを仮止めできる保持部を備えている、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の連続作動モード設定機構。
  4. 前記カバー体の係止部および前記操作ボタンの被係止部の中の一方の構成要素は、
    前記操作ボタンが連続作動モードに設定されるとき、前記係止部および前記被係止部の中の他方の構成要素との押圧作用に基づいていったん自弾性に抗しながら変形し、この押圧作用段階が終ることにより自弾性で元の状態に復帰して当該他方の構成要素との係止状態に移行する機能を備えたものである、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の連続作動モード設定機構。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の連続作動モード設定機構を備え、かつ、噴射用ガスおよび内容物を収容した、
    ことを特徴とするエアゾール式製品。
  6. ステムと係合してエアゾール式製品を静止モードから通常の作動モードに設定するための操作ボタンと、容器側に取り付けられて操作用開口域を備えたカバー体との間の保持作用により、当該操作ボタンがその連続作動モードに設定されるようにした連続作動モード設定方法において、
    前記カバー体および前記操作ボタンを、それぞれ前記容器側および前記ステムから取り外して別々にし、
    その後、
    前記カバー体を前記容器側に再び取り付け、
    前記操作ボタンを前記ステムとの係合時とは上下逆にした状態で前記操作用開口域に押し込み、当該操作ボタンの被係止部を前記カバー体の係止部に保持することにより、前記ステムが当該操作ボタンの天面部分で押圧されて作動モード対応位置に移動した連続作動モードを設定する、
    ことを特徴とするエアゾール式製品の連続作動モード設定方法。
  7. ステムと係合してエアゾール式製品を静止モードから通常の作動モードに設定するための操作ボタンと、容器側に取り付けられて操作用開口域を備えたカバー体との間の保持作用により、当該操作ボタンがその連続作動モードに設定されるようにした連続作動モード設定方法において、
    前記カバー体を前記容器側に取り付けたまま、前記操作用開口域に配されている前記操作ボタンを前記ステムから取り外し、
    その後、
    前記操作ボタンを前記ステムとの係合時とは上下逆にした状態で前記操作用開口域に押し込み、当該操作ボタンの被係止部を前記カバー体の係止部に保持することにより、前記ステムが当該操作ボタンの天面部分で押圧されて作動モード対応位置に移動した連続作動モードを設定する、
    ことを特徴とするエアゾール式製品の連続作動モード設定方法。
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