JP7362472B2 - 噴射ユニット及びこれを備えたエアゾール製品 - Google Patents
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Description
(1.1)全体構成
以下、本実施形態に係るエアゾール製品1について、詳細に説明する。
エアゾール容器2は、内容物を収容する耐圧容器である。エアゾール容器2は、例えば、ブリキ、アルミニウム、合成樹脂等により構成される。エアゾール容器2には、内容物として、エアゾール組成物と、噴射剤と、が収容される。
噴射ユニット3は、内容物を霧状に噴出するための装置である。噴射ユニット3は、エアゾール容器2の上端部に対し、取外し可能に取り付けられる。噴射ユニット3は、例えば、合成樹脂によって形成されている。噴射ユニット3は、図3に示すように、キャップ4と、アクチュエータ5と、を備える。
キャップ4は、エアゾール容器2の上端部を覆う外殻であり、エアゾール容器2に対し、取外し可能に取り付けられる。エアゾール容器2にキャップ4が取り付けられることで、キャップ4が無い場合と比べて、エアゾール製品1の意匠性、使用感及び機能性を向上させることができる。キャップ4は、下面に開口面を有しており、当該開口面に対し、エアゾール容器2の外周縁部24が嵌め込まれる。キャップ4は、図3に示すように、アクチュエータ5が装着される装着部41と、吐出開口42(図2)と、を備える。
アクチュエータ5は、ステム28に取り付けられる。アクチュエータ5は、キャップ4とは独立した部品であり、キャップ4の装着部41に対して、上下方向に移動可能に取り付けられている。アクチュエータ5は、その操作面551をユーザが下方向に押すことで、ステム28から出る内容物を霧状に噴霧させる。アクチュエータ5の吐出口541の向きは、ステム28の軸方向に対して交差しており、本実施形態では、略直交している。アクチュエータ5は、図3に示すように、有蓋角筒状に形成されており、周壁52と、ボス53と、ノズル部54と、天壁55と、起立壁57(図7(A))と、を備える。
周壁52は、天壁55の外周から下方向に突出している。周壁52は、装着部41のガイド壁411に対向する。周壁52には、一対の切欠き521が形成されており、各切欠き521に各爪412が通される。各切欠き521は、略矩形状に形成されている。アクチュエータ5が移動範囲のうちの下端に位置すると、切欠き521の天壁55側の端(すなわち上端)は、爪412に引っ掛かるように構成されている。
ボス53は、アクチュエータ5とステム28との結合部分である。ボス53は、天壁55から下方に突出しており、円筒状に形成されている。ボス53の内部の空間は、ノズル部54の吐出口541に通じている。したがって、ステム28から吐出された内容物は、ボス53の内部を通して吐出口541に流れる。
ノズル部54は、アクチュエータ5において内容物を吐出する部分である。ノズル部54は、図4(A)に示すように、吐出口541と、ボス53の内部の空間と吐出口541とをつなぐ流路542と、を有する。流路542の長手方向は、ボス53の長手方向に略直交している。
天壁55は、図3に示すように、アクチュエータ5の上端部を構成する部分である。天壁55は、ユーザが押す面となる操作面551と、ガス抜き凹部56と、誘導面58と、を備える。操作面551は、水平面に沿った略平面状に形成されており、ステム28の軸方向に対して交差し、より詳しくは、当該軸方向に対して略直交している。操作面551には、指掛かり552が形成されている。
上記実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下、実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
以上説明したように、第1の態様に係る噴射ユニット3は、ステム28を有するエアゾール容器2に取り付けられる噴射ユニット3である。噴射ユニット3は、エアゾール容器2に取外し可能に取り付けられるキャップ4と、キャップ4に対し、ステム28の軸方向に沿って移動可能に取り付けられたアクチュエータ5と、を備える。アクチュエータ5は、ユーザが押す面となる操作面551と、操作面551に設けられたガス抜き凹部56と、誘導面58と、を有する。操作面551は、軸方向に交差している。ガス抜き凹部56は、エアゾール容器2から外れたキャップ4を操作面551がステム28に対向するように配置した状態で、ステム28が差し込まれる。誘導面58は、操作面551の外周縁の少なくとも一部に隣接しかつ操作面551に対して落ち込むように傾斜する。
2 エアゾール容器
25 マウンテンカップ
28 ステム
3 噴射ユニット
4 キャップ
43 保持溝
5 アクチュエータ
551 操作面
56 ガス抜き凹部
58 誘導面
Claims (4)
- ステムを有するエアゾール容器に取り付けられる噴射ユニットであって、
前記エアゾール容器に取外し可能に取り付けられるキャップと、
前記キャップに対し、前記ステムの軸方向に沿って移動可能に取り付けられたアクチュエータと、
を備え、
前記アクチュエータは、
前記軸方向に交差しており、ユーザが押す面となる操作面と、
前記操作面に設けられ、前記エアゾール容器から外れた前記キャップを前記操作面が前記ステムに対向するように配置した状態で、前記ステムが差し込まれるガス抜き凹部と、
前記操作面の外周縁の少なくとも一部に隣接しかつ前記操作面に対して落ち込むように傾斜する誘導面と、
を有する、
噴射ユニット。 - 前記キャップは、
前記ガス抜き凹部に前記ステムが差し込まれ、前記ステムを吐出位置に保った状態で前記エアゾール容器に対して前記キャップを保持する保持溝を有する、
請求項1記載の噴射ユニット。 - 前記保持溝は、前記軸方向に直交する一方向から、前記エアゾール容器のマウンテンカップをスライドすることで嵌め込み可能に構成されている、
請求項2記載の噴射ユニット。 - ステムを有するエアゾール容器と、
請求項1~3のいずれか一項に記載の噴射ユニットと、
を備える、
エアゾール製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019234688A JP7362472B2 (ja) | 2019-12-25 | 2019-12-25 | 噴射ユニット及びこれを備えたエアゾール製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019234688A JP7362472B2 (ja) | 2019-12-25 | 2019-12-25 | 噴射ユニット及びこれを備えたエアゾール製品 |
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JP2021102467A JP2021102467A (ja) | 2021-07-15 |
JP7362472B2 true JP7362472B2 (ja) | 2023-10-17 |
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ID=76754709
Family Applications (1)
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JP2019234688A Active JP7362472B2 (ja) | 2019-12-25 | 2019-12-25 | 噴射ユニット及びこれを備えたエアゾール製品 |
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JP (1) | JP7362472B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000335661A (ja) | 1999-05-28 | 2000-12-05 | Tokyo Aerosol Kagaku Kk | エアゾール容器およびその残留内容物排出方法 |
JP2002293388A (ja) | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Mfv Kk | 噴射ボタン装置 |
JP2007099284A (ja) | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | エアゾール容器用キャップ及びエアゾール噴射装置 |
JP2007302338A (ja) | 2006-04-10 | 2007-11-22 | Mitani Valve Co Ltd | 連続作動モード設定機構、この連続作動モード設定機構を備えたエアゾール式製品および、連続作動モード設定方法 |
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2019
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Patent Citations (4)
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JP2007302338A (ja) | 2006-04-10 | 2007-11-22 | Mitani Valve Co Ltd | 連続作動モード設定機構、この連続作動モード設定機構を備えたエアゾール式製品および、連続作動モード設定方法 |
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