JP2007300414A - 通信装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

通信装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

【課題】 必要なときにのみ外部装置と同期調整を行うことで低消費電力で同期調整が可能な通信を行うための技術を提供する。
【解決手段】 通信装置は、同期調整されていない外部装置の存在の有無を判別する判別手段と、前記判別手段による判別に応じて、通信の同期タイミングを調整するためのビーコン情報の送受信動作を制御する制御手段と、を備える。
【選択図】 図7

Description

本発明は通信技術に関し、特に、通信を低消費電力で行うための技術に関する。
従来より、Time Division Multiple Access(TDMA:時分割多元接続)方式により通信を行うWUSB(Wireless Universal Serial Bus)という通信規格が知られている(非特許文献1)。
WUSB規格の無線通信システムにおいては、ホストとデバイスはWUSBクラスタを形成し、TDMA:時分割多元接続ベースのスーパーフレームを用いて通信が行われる。スーパーフレームは1つあたり256μsの256個のMedia Access Slot(MAS)から構成され、先頭の16個のMASにおいてはBeacon Period(BP)としてビーコンのみが送信される。残りの期間はクラスタ毎に通信可能帯域であるDistributed Reservation Period(DRP)として予約される。DRPはホストあるいはデバイスから送信されるビーコン内のDRP Information Element(DRP IE)によって、その期間が示される。
ホストとデバイスの同期管理は自律分散型で行われ、ホストはスーパーフレーム同期調整管理を行う機能を有する。ホスト及びデバイスは、外部の装置からビーコンを受信したことに応じてスーパーフレーム同期調整を行う。ただし、デバイスには、スーパーフレーム同期調整を行わないものも、WUSB規格の無線通信システムにおいて存在し得る。デバイスはスーパーフレーム同期調整管理の機能に応じて以下のように大別される。
・スーパーフレーム同期調整管理を自分自身で行うSelf-beaconing Device(SBD)。
・スーパーフレーム同期調整管理を自分自身で行わないDirected Beaconing Device(DBD)。
・同期管理を自分自身で行わず消費電力低減のためにビーコンの送受信を行わないNon Beaconing Device(NBD)。
WUSB規格の無線通信システムにおいてはWUSBクラスタが複数存在することができ、それらが互いに重複する、即ち、ホスト及びデバイスを含む装置が複数のクラスタを構成することが許されている。このようなシステムにおいて、複数のホスト及びデバイスは、時分割多重アクセスを可能にするために、互いにスーパーフレーム内の同期確立、即ち、同期及びDRP予約を行う。この同期確立を行うための詳細な動作について、以下に説明する。なお、ホストとSBDとして動作するWUSBデバイスのみがクラスタに存在する場合、SBDが主に同期調整確立に係る処理を制御するため、ホストはWUSB層におけるスーパーフレーム同期調整確立に係る動作は必要ない。
図2は、重複部分を有する複数のWUSBクラスタを例示した図である。図2において、210はWUSBクラスタ200においてホストとしての機能を持つWUSBホストである。220はデバイスとしての機能を持つWUSBデバイスである。図2では、WUSBホストが制御するWUSBデバイスが一台だけであるが、必要に応じてWUSBデバイスが複数存在しても良い。図2の通信システムはWUSBホスト210、211とWUSBデバイス220で構成される2つのWUSBクラスタ200、201から構成される。図2においては、別のWUSBホスト211がWUSBクラスタ201を形成し、WUSBデバイス220はWUSBクラスタ200及び201の通信可能範囲に位置している。
次に、WUSB規格が利用するMedia Access Control(MAC)層のフレーム構成について、図3を参照して説明する。図3は、WUSB規格のスーパーフレームのフォーマットを模式的に示した図である。
WUSB規格はスーパーフレーム300と呼ばれるフレーム単位で通信時間が管理される。スーパーフレームは256μs単位の256個のMAS350から構成され、1スーパーフレーム長は65536μsである。スーパーフレームの先頭の16個のMASはBP400として割り当てられ、WUSBホスト、SBDはBP400中にビーコンを送信することで、スーパーフレーム中の帯域をDRPとして予約する。スーパーフレームの開始時点、即ち、BP400の開始時点は、Beacon Period Start Time(BPST)4100と呼ばれる。ビーコン410はビーコングループ(BG)・パラメータ411、DRP IE(412)とその他のInformation Element(IE)413から構成され、DRP IE412を用いて予約したMASの配置を通知する。
SBDはBP期間中、自分がビーコンを送信するだけでなく、他のビーコンスロット中において他のデバイスからのビーコンを受信し、解析しなければならない。このため、SBDは、スーパーフレーム同期調整管理を実行するために消費電力が大きい。
なお、MAC層レベルでスーパーフレーム同期調整が行われている装置同士を、ネイバー(neighbor)の関係にあると言い、同期が行われていない装置同士をエイリアン(alien)の関係にあると定義する。
次に、WUSB規格のWUSBチャネルとMAC層の関係について、図4を参照して説明する。図4は、WUSBチャネルからMAC層チャネル予約へのマッピングを示した模式図である。
図4において、各DRP(420、430、440、450、460、470)は、あるWUSBクラスタ内の通信予約時間に相当する。これらのDRPではデータの入出力方向等を制御するMicro-scheduled Management Command(MMC)がWUSBホストによってブロードキャストされる。ここで、MMCはヘッダと複数のIEから構成される。MMCから次のMMCの前までの区間はTransaction Group(TG)と呼ばれ、例えば、MMC443に係るTGは444である。
次に、図2におけるWUSBデバイス220がSBDの場合に、WUSBホスト210がWUSBクラスタ200を形成する際のスーパーフレーム同期調整について、図5を参照して説明する。図5は、SBDとして動作しているWUSBデバイスがWUSBホストと接続する時のタイミングチャートを示した模式図である。
図5において、WUSBホスト210は、起動した後に、BP400内のビーコンスロットでビーコンを送信し、DRP500を予約する。一方、WUSBデバイス220は起動する際に、スーパーフレームN(300)においてチャネルスキャンを行い、ビーコン410を受信する。更に、WUSBデバイス220は、受信したビーコン410を解析して、当該WUSBデバイス220が使用できるビーコンスロットや、ビーコンの同期タイミング等を検出している。
スーパーフレームN+1(301)において、WUSBホスト210及びWUSBデバイス220は、互いにBP401期間中に使用できるビーコンスロットを用いてビーコンを送信し、DRP510を確保している。ただし、WUSBデバイス220は、スーパーフレームN(300)において検出された使用可能なビーコンスロットを用いてビーコンを送信する。図5のBP401のように、複数の装置が同一のBPにおいてビーコンを送受信した時点で、スーパーフレーム間での同期が確立される。
スーパーフレームN+2(302)において、WUSBチャネルを確立するためにDRP520のタイプはプライベートに予約され、WUSBホスト210はDRP520内にTGを形成する。WUSBデバイス220はConnect Requestを送信し、WUSBホストがMMC内でConnect Acknowledgementを返信することで、スーパーフレームN+3(303)以降、WUSBクラスタ確立処理を開始する。
次に、SBDであるWUSBデバイス220とWUSBホスト210とが既にクラスタ200を形成している場合に、更に、WUSBデバイス220とWUSBホスト211とでスーパーフレーム同期調整を行い、クラスタを形成する処理について説明する。図6は、WUSBホスト210がSBDであるWUSBデバイス220とWUSBクラスタ200を既に形成している場合に、WUSBデバイス220を介してWUSBホスト211とスーパーフレーム同期調整を行う際のタイミングチャートである。
スーパーフレームN(300)において、WUSBホスト210及びWUSBデバイス220は共にBP404の自分のビーコンスロットでビーコンを送信し、DRP540を予約している。WUSBデバイス220は、スーパーフレームN(300)において、更にチャネルスキャンも行っている。そのチャネルスキャンの際に、WUSBホスト211がBP450期間中に送信したビーコンを、WUSBデバイス220が受信したとする。
この場合、WUSBホスト210及びWUSBデバイス220は、WUSBホスト211のビーコン送出タイミングと同期するように、スーパーフレームのタイミングを変更する。即ち、WUSBホスト211からビーコンを受信すると、スーパーフレームN+1(301)において、WUSBデバイス220は、BP405中のビーコンにおいてWUSBホスト210にBPSTの開始時点の変更を伝える。BPSTの開始時点の変更はビーコン中のBP Switch IEにより示される。また、DRP550をエイリアンが使用しているDRPとして予約する。所定の期間後、スーパーフレームN+2(302)においてWUSBクラスタ200内のデバイス全てはBPSTを移動し、WUSBホスト211のBPと同じ期間にする。このような処理により、スーパーフレーム同期調整が確立される。
Wireless USB Specifications 1.0
図5、6を参照して説明したように、SBDとして動作するWUSBデバイスは、
スーパーフレーム同期調整を行うため、ホストや他のデバイスと動的にクラスタを形成することができる。しかし、実際にはスーパーフレーム同期調整が必要のない状況においてもビーコンを送受信するため、SBDとして動作するWUSBデバイスは大量の電力を消費してしまう。このため、デジタルカメラやPDA等のバッテリで駆動する携帯端末をSBDとして動作するWUSBデバイスとして動作させた場合、バッテリに蓄積された電力を高速に消費し使用期間が短くなってしまう。
一方、NBDとして動作するWUSBデバイスは、ビーコンの送受信を行わないため消費電力が小さい。しかし、スーパーフレーム間で同期をとることができないため、エイリアンの関係にある無線通信装置が存在する場合、NBDとして動作するデバイスは、その装置が発する無線通信信号の干渉を受けスループットが低下してしまう。
本発明は上記問題に鑑みなされたものであり、必要なときにのみ外部装置と同期調整を行うことで低消費電力で同期調整が可能な通信を行うための技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による通信装置は以下の構成を備える。即ち、
通信装置であって、
同期調整されていない外部装置の存在の有無を判別する判別手段と、
前記判別手段による判別に応じて、通信の同期タイミングを調整するためのビーコン情報の送受信動作を制御する制御手段と、
を備える。
また、本発明による通信装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
通信装置の制御方法であって、
同期調整されていない外部装置の存在の有無を判別する判別工程と、
前記判別工程における判別に応じて、通信の同期タイミングを調整するためのビーコン情報の送受信動作を制御する制御工程と、
を備える。
本発明によれば、必要なときにのみ外部装置と同期調整を行うことで低消費電力で同期調整が可能な通信を行うための技術を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<<実施形態1>>
本実施形態に係る構成をWUSB規格に従って説明する。本実施形態の通信装置と通信システムの構成を、図1と図2を参照して説明する。通信装置は単一の通信装置で実現しても良いし、必要に応じた複数の機能を追加した形態で実現しても良い。
(システム構成)
本実施形態に係る通信システムも図2のように模式的に示される。即ち、ホスト210とデバイス(通信装置)220とが無線通信可能な距離に存在し、デバイス220とホスト211とが無線通信可能な距離に存在する。ただし、このような構成は説明を容易にするために便宜的に例示したものであり、これに限られない。例えば、後述するホスト210とデバイス220との間における通信においては、ホスト211は不要である。
次に、本実施形態に係る通信装置の構成について図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る通信装置のハードウェア構成を模式的に示したブロック図である。図1において、110は通信装置全体を制御する制御手段としてのCentral Processing Unit(CPU)である。120は外部装置などから供給されるプログラムやデータを一時記憶するRandom Access Memory(RAM)である。130は変更を必要としないプログラムやパラメータを格納するRead Only Memory(ROM)である。140は無線通信機能を実現する無線通信インターフェイス(送受信手段)である。150は無線通信インターフェイス140に使用するアンテナである。無線通信装置は上記の構成で実現しても良いし、必要に応じて記憶装置、表示装置などの機能を追加した形態で実現しても良い。
尚、以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアにより、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
本実施形態では、ROM130から本実施形態に係るプログラム及び関連データをRAM120にロードして実行させる例を示すが、これに限られない。例えば、本実施形態に係るプログラムを動作させる度に、既にプログラムがインストールされているハードディスク装置やメモリ装置等からRAM120にロードするようにしてもよい。或いは、本実施形態に係るプログラムをROM130に記録しておき、これをメモリマップの一部をなすように構成し、直接CPU110で実行することも可能である。
また、本実施形態では、説明の便宜のため、本実施形態に係る通信装置を1つの装置で実現した構成について述べるが、複数の装置にリソースを分散した構成によって実現してもよい。例えば、記憶や演算のリソースを複数の装置に分散した形に構成してもよい。或いは、通信装置上で仮想的に実現される構成要素毎にリソースを分散し、並列処理を行うようにしてもよい。
(SBD動作からNBD動作への切り替え)
次に、SBDとして動作するデバイス220がNBDとしての動作に切り替える処理について、図7を参照して説明する。図7は、WUSBデバイス220がSBDとして動作している場合、周囲にビーコンを送信するデバイスが存在しない場合にNBDとして動作する際のタイミングチャートである。
ここでは、簡単な例として、スーパーフレームN(300)以前において、WUSBデバイス220はSBDとしてWUSBホスト210と既に同期調整を行っている状況を考える。スーパーフレームN(300)において、WUSBデバイス220は、外部装置からのビーコン受信を受け付けるチャネルスキャンを行う。
その結果ビーコンを送信するホスト210以外のデバイスが存在しないことがわかると、WUSBデバイス220は、SBDの動作からNBDの動作へと切り替えるための処理を行う。即ち、スーパーフレームN+1(301)において、DRP570がWUSBチャネルのために予約されている場合、WUSBデバイス220は、DRP570において、WUSBホスト210にReconnect Requestを送信する。これにより、WUSBデバイス220の動作属性がSBDからNBDに変わったことをWUSBホスト210に通知する。WUSBホスト210は、Reconnect Requestの受信によってWUSBデバイス220の動作属性が変化したことを知る。そして、返答としてMMC内でConnect Acknowledgement(Connect Ack.)をWUSBデバイス220へ送信する。
そして、WUSBホスト210とWUSBデバイス220との間で認証処理(Authentication Process)を実行する。認証処理はWUSBの使用に適合する形で行われる。認証処理により、WUSBホスト210とWUSBデバイス220がAuthenticated状態になると、スーパーフレームN+2(302)において、WUSBデバイス220はNBDとして動作し始める。即ち、BP期間中、他のデバイスのビーコンを聞かず、自身がビーコンを送信することも無い。
このようにWUSBデバイス220は、外部にビーコンを送信するデバイスが存在しない場合は、SBDの動作からビーコンの送受信を行わないNBDの動作へと切り替える。このため、WUSBデバイス220は、必要なときはSBDとして動作して同期制御を行うことができる一方で、更に、必要のない場合はビーコンの送受信に係る動作を行わないことで、消費電力を節約することができる。
(NBD動作からSBD動作への切り替え)
次に、WUSBデバイス220がNBDとして動作している状態において、新たにWUSBホスト211がWUSBデバイス220と通信可能になった場合にSBDとしての動作へ切り替える処理について、図8を参照して説明する。図8は、WUSBデバイス220がNBDとして動作している場合、周囲にビーコンを送信するデバイス(図8では、WUSBデバイス220)が存在する場合にSBDとして動作する際のタイミングチャートである。
スーパーフレームN(300)において、WUSBデバイス220はチャネルスキャンを行う。ただし、図8の例では、WUSBデバイス220は、WUSBホスト210との間で同期調整が確立している。
チャネルスキャンの結果ビーコンを送信するデバイス(図8の例ではWUSBホスト211)が存在することがわかると、WUSBデバイス220はNBDの動作からSBDの動作へ切り替えるための処理を行う。即ち、スーパーフレームN+1(301)において、DRP600がWUSBチャネルのために予約されている場合、WUSBデバイス220はWUSBホスト210にReconnect Requestを送信する。これにより、動作属性がNBDからSBDに変わったことをWUSBホスト210に通知する。WUSBホスト210は、Reconnect Requestの受信によってWUSBホストの動作属性が変化したことを知り、返答としてMMC内でConnect AcknowledgementをWUSBデバイス220へ送信する。
そして、WUSBホスト210とWUSBデバイス220との間で認証処理(Authentication Process)を実行する。認証処理はWUSBの使用に適合する形で行われる。認証処理により、WUSBホスト210とWUSBデバイス220がAuthenticated状態になると、スーパーフレームN+2(302)において、WUSBデバイス220はSBDとして動作し始める。即ち、BP期間中、自身のビーコンを送信し、他のデバイスのビーコンを受信してIEの解析を行う。そして、図6を参照して説明した方法と同様に、WUSB210及びWUSBデバイス220を、WUSBホスト211の同期タイミングに合わせて動作するように処理を実行する。このスーパーフレーム同期調整方法は、図6を参照して説明した方法と同様である。
このようにWUSBデバイス220は、外部にビーコンを送信するデバイスが存在しない場合はビーコンの送受信を行わないNBDの動作を行うが、ビーコンを送信するデバイスを検出(ビーコンを受信)した場合は、SBDの動作へ切り替える。このため、WUSBデバイス220は、必要のない場合はビーコンの送受信に係る動作を行わないことで、消費電力を節約することができる一方、必要なときはSBDとして動作して同期制御を行うことができる。
なお、WUSBデバイス220は、WUSBホスト210、211との同期制御が確立した場合は、図7を参照して説明した処理と同様に、再びNBDの動作へと切り替えることができる。これにより電力消費を低減化することができる。
(基本処理)
次に、上記の処理を行うWUSBデバイス220の処理について、図9を参照して説明する。図9は、WUSBデバイス220の動作を表すフローチャートである。図9の処理はCPU110の制御に基づいて実行される。
まず、ステップS910において、WUSBデバイス220は、MAC層のチャネルスキャンを所定の時間ごとに行う。この時間は用途や目的に応じて自由に設定することが可能であるが、1フレームの時間よりも十分大きくとることで、消費電力を大きく低減化することが可能である。
次に、ステップS920において、WUSBデバイス220は、自分が所属するWUSBクラスタ200に所属するデバイス以外からビーコンをステップS910で受信したか否かを判定する。受信していたのならば(ステップS920でYES)ステップS930へ進み、ビーコンを受信していないのならば(ステップS920でNO)ステップS940へ進む。
ステップS930においては、SBDとして動作するためにホストとのトランザクションを行う。即ち、図8を参照して説明したように、NBDの状態で通信していたホストがある場合は動作属性の変化を通知し、ビーコンの送受信を開始する。そして、新たに検出された装置のビーコンに同期するように制御する。そして、ステップS910へ戻り、処理を繰り返し継続する。
ステップS940において、NBDとして動作するためにホストとのトランザクションを行う。即ち、図7を参照して説明したように、SBDの状態で通信していたホストがある場合は動作属性の変化を通知し、通信タイミングを維持しつつビーコンの送受信を停止する。
以上のように、WUSBデバイス220は、同期調整されていない外部装置から、ビーコンを無線通信I/F140が受信したか否かに基づいて、ビーコンの送信に係る無線通信I/F140による動作を制御する。即ち、WUSBデバイス220は、SBDとして動作している場合に、外部にビーコンを送信する同期調整されていないデバイスが存在しない場合は、SBDの動作からビーコンの送受信を行わないNBDの動作へと切り替える。また、NBDとして動作している場合に、ビーコンを送信する同期調整されていないデバイスを検出(ビーコンを受信)した場合は、SBDの動作へ切り替える。このため、WUSBデバイス220は、必要なときはSBDとして動作して同期制御を行うことができる一方で、更に、必要のない場合はビーコンの送受信に係る動作を行わないことで、消費電力を節約することができる。
なお、このような処理はWUSBデバイスの仕様に適合している。このため、本実施形態のWUSBデバイス220は、本実施形態の処理を行わない他のWUSB対応の装置と共同して動作することができる。
<<実施形態2>>
WUSB規格においては、WUSBデバイスはホストと相互認証を行ってからデータの転送等が可能な状態になるが、所定の時間(TrustTimoutという)毎に認証処理を行い、認証に失敗した場合は通信を切断するように設計されている。このような処理により安全性を確保し、不要な電力消費を防いでいる。
WUSB規格では、WUSBホストとの通信が接続されているConnected状態と、通信が切断されているUn-Connected状態が定義されている。Connected状態においては、更に、ホストとの相互認証が確立されたAuthenticated状態、認証が確立されていないUn-Authenticated状態、再接続を意味するReconnecting状態が定義されている。WUSBデバイスはホストとの認証処理により相互認証が確立してからAuthenticated状態において通信を行う。そして、認証処理を実行してからTrustTimoutを経過すると、WUSBホストとWUSBデバイスはAuthenticated状態からRe-Connecting状態へ遷移し、再び認証処理を実行する。このとき、WUSBホスト210との再認証に失敗するとWUSBデバイスはUn-Connected状態へと遷移する。
実施形態1に係る構成においては、WUSBデバイス220がスリープ状態においてNBDとして動作する場合、WUSBデバイス220はビーコンを送受信しない。このためTrustTimeout期間データの送受信を行わないとUnConnedted状態へ強制的に遷移してしまう場合があった。本実施形態に係る構成においては、外部装置を検知せずNBDとして動作している場合にも、所定の周期でSBDとして動作し、ホストと相互認証可能なように動作する。これにより、UnConnedted状態となることなくAuthenticated状態に戻ることが可能となる。
本実施形態で用いられる通信装置は実施形態1と同様、図1に示される。本実施形態で用いられる通信システムの構成は、図2に示される。
図10は本実施形態におけるWUSBデバイス220の動作を表すフローチャートである。図10の処理はCPU110の制御に基づいて実行される。ステップS910、ステップS920、ステップS930及びステップS940の各ステップにおいては、実施形態1のフローチャート(図9)と同様の処理を行う。ただし、本実施形態においては、ステップS940の処理を終了するとステップS950へ進む。
ステップS950においては、WUSBデバイス220はSBDとして動作する周期を設定する。これは、例えば、予め記憶装置(例えば、ROM130等)に記憶された周期の値を読み込むことによって行うことができる。或いは、例えば、ユーザの指示入力に基づいて周期を決定するように構成することができる。この周期は、例えば、TrustTimeoutよりも短い時間とすることで好適に動作するだろう。
そして、動作周期の設定後、時刻の経過を計時する所定の計時手段を用いて経過時間の計時を開始する。ただし、以前にステップS950の処理を行って既に経過時間の計時を開始している場合は、何も処理を行わない。なお、計時手段は経過時間を計時することができれば、例えば、水晶振動子に基づく構成などどのような構成によっても実現することができる。
次に、ステップS960において、WUSBデバイス220は、ステップS950で設定した周期が経過したか否かを判定する。経過した場合(ステップS960でYES)はステップS930へ進み、SBDモードの動作に切り替える。経過していない場合(ステップS960でNO)は、ステップS910の処理を再び行う。
上記のように、本実施形態に係る構成においては、ステップS950及びステップS960のステップを設け、予め定められたタイミングで、ビーコンを含む外部装置と同期調整を行うための無線信号を無線通信I/F140が送信するように制御する。これにより、NBDとして動作している場合においても定期的に明示的にRe-Connecting状態へ遷移させることが出来る。従って、TrustTimeout毎の再認証に失敗することなくAuthenticated状態に戻ることが可能である。
なお、このような処理はWUSBデバイスの仕様に適合している。このため、本実施形態のWUSBデバイス220は、本実施形態の処理を行わない他のWUSB対応の装置と共同して動作することができる。
<<実施形態3>>
実施形態1、2においては、スーパーフレーム同期調整が行われていない、即ち、エイリアンの関係にある外部装置が通信可能範囲に存在する場合に、SBDとして動作する構成について説明した。本実施形態では、スーパーフレーム同期調整が行われている、即ち、ネイバーの関係にある外部装置が通信可能範囲に存在する場合に、NBDとして動作する構成について述べる。本実施形態で用いられる通信装置は実施形態1と同様、図1に示される。図11は、本実施形態で用いられる通信システムの構成を模式的に示した図である。
(通信システム構成)
図11において、210はWUSBクラスタ202においてホストとしての機能を持つWUSBホストである。220はデバイスとしての機能を持つWUSBデバイスである。250はWUSBの下層MACを使用するMAC層デバイスである。図10では、WUSBホストが制御するWUSBデバイスが二台存在するが、WUSBデバイスの個数はこれに限られず、これ以外の個数のWUSBデバイスが存在しても良い。なお、WUSBデバイス220はMAC層デバイス250の通信範囲に位置するものとする。また、MAC層デバイス250は、ホスト210と通信可能な領域に位置しているものとする。また、デバイス220はSBDとして動作しており、ホスト210とデバイス220との間で同期調整が確立しているものとする。
図12は、図11におけるWUSBデバイス220がSBDとして動作している場合、周囲にビーコンを送信するデバイス250が存在する場合にNBDの動作に切り替える際のタイミングチャートである。
スーパーフレームN(300)において、WUSBデバイス220は、BP416期間中にビーコンの送受信を行った後、残りの期間はチャネルスキャンを行う。この時、WUSBデバイス220は、BP416期間中に受信したビーコンに基づいてホスト210と同期調整を行っているその他のデバイスが存在するか否かを判定する。例えば、BP416期間中にMAC層デバイス250からビーコンを受信していた場合、WUSBデバイス220は、MAC層デバイス250がWUSBホスト210のビーコンを受信してスーパーフレーム同期調整を行っていると判定することができる。MAC層デバイス250がスーパーフレーム同期調整を行っている場合は、ホスト210、デバイス220、250の間で同期がとれているため、WUSBデバイス220はMAC層デバイス250のスーパーフレーム同期調整を行う必要はない。このため、WUSBデバイス220はSBDとしての動作からNBDとしての動作へ切り替える。
スーパーフレームN+1(301)において、DRP611がWUSBチャネルのために予約されている場合、デバイス220はホスト210にReconnect Requestを送信し、動作属性がSBDからNBDに変わったことを通知する。WUSBホスト210は、Reconnect Requestの受信によってWUSBホストの動作属性が変化したことを知り、返答としてWUSBホスト210はMMC内でConnect Acknowledgementを送信する。
そして、WUSBホスト210とWUSBデバイス220との間で認証処理(Authentication Process)を実行する。認証処理はWUSBの使用に適合する形で行われる。認証処理により、WUSBホスト210とWUSBデバイス220がAuthenticated状態になると、スーパーフレームN+2(302)において、WUSBデバイス220はNBDとして動作し始める。即ち、BP期間中、他のデバイスのビーコンを聞かず、自身もビーコンを送信しない。これにより、消費電力を低減することができる。
(基本処理)
次に、上記の動作を行うWUSBデバイス220の処理について、図13を参照して説明する。図13は、WUSBデバイス220の動作を表すフローチャートである。図13の処理はCPU110の制御に基づいて実行される。
ステップS910、ステップS920、ステップS930及びステップS940のステップにおいては、実施形態1のフローチャート(図9)と同様の処理を行う。ただし、ステップS920においてビーコンを受信していないと判定された場合(ステップS920でNO)は、本実施形態においては、ステップS970へ進む。
ステップS970においては、WUSBデバイス220は受信したビーコンから、WUSBクラスタ202内に位置し、かつ、WUSBデバイス220と通信可能な範囲に位置する、デバイスが存在するか否かを判定する。存在する場合(ステップS970でYES)にはステップS940へ進み、存在しない場合(ステップS970でNO)にはステップS930へ進む。ステップS930及びステップS940の処理の後は、再びステップS910のステップへ戻り処理を継続する。
上記のように、本実施形態に係る構成においては、同期調整されている、即ち、ネイバーの関係にある外部装置が通信可能範囲に存在しビーコンを受信した場合は、NBDとして動作する。このため、消費電力を低減することができる。従来の構成においては、クラスタ内にビーコンを送信するデバイスが存在し、かつWUSBデバイスとMAC層デバイスが通信可能な範囲にある場合、ホストとMAC層デバイスが同期調整を行っている場合にも、WUSBデバイスは同期調整を行っていた。このように、WUSBデバイスは同期調整が不要であるにもかかわらずSBDとして電力消費の大きいビーコンの送受信を行う必要があった。これに対して、本実施形態に係る構成は、必要のない場合はSBDとして動作せず、ビーコンの送受信を行わないため、電力消費を低減化することが可能である。
なお、このような処理はWUSBデバイスの仕様に適合している。このため、本実施形態のWUSBデバイス220は、本実施形態の処理を行わない他のWUSB対応の装置と共同して動作することができる。
<<実施形態4>>
実施形態3に係る構成においては、WUSBデバイス220がスリープ状態においてNBDとして動作する場合、WUSBデバイス220はビーコンを送受信しない。このためTrustTimeout期間データの送受信を行わないとUnConnedted状態へ強制的に遷移してしまう場合があった。本実施形態に係る構成においては、外部装置を検知せずNBDとして動作している場合にも、所定の周期でSBDとして動作し、ホストと相互認証可能なように動作する。これにより、UnConnedted状態となることなくAuthenticated状態に戻ることが可能となる。
本実施形態で用いられる通信装置は実施形態1と同様、図1に示される。また、本実施形態で用いられる通信システムの構成は、図11に示される。本実施形態のWUSBデバイス220は、NBDとして動作しつつ、ある一定期間経つとSBDとして動作する。
図14にWUSBデバイス220の動作を表すフローチャートを示す。図14の処理はCPU110の制御に基づいて実行される。ステップS910、ステップS920、ステップS930及びステップS940のステップは、実施形態1における図9と同様に行う。ステップS950及びステップS960のステップは、実施形態2における図10と同様に行う。ステップS970のステップは、実施形態3における図12と同様に行う。
このように、本実施形態に係る構成においては、ステップS950及びステップS960のステップを設けて、予め定められたタイミングで、ビーコンを含む外部装置と同期調整を行うための無線信号を無線通信I/F140が送信するように制御する。これにより、NBDとして動作している場合においても定期的に明示的にRe-Connecting状態へ遷移させることが出来る。従って、TrustTimeout毎の再認証に失敗することなくAuthenticated状態に戻ることが可能である。
なお、このような処理はWUSBデバイスの仕様に適合している。このため、本実施形態のWUSBデバイス220は、本実施形態の処理を行わない他のWUSB対応の装置と共同して動作することができる。
<<その他の実施形態>>
以上、本発明の実施形態例について詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様を取ることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含む。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、次のものが含まれる。即ち、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)等が含まれる。
その他、プログラムの供給形態としては、次のようなものも考えられる。即ち、クライアント装置のブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明に係るコンピュータプログラム、或いは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをHD等の記録媒体にダウンロードする形態も考えられる。また、本発明に係るプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、次のような供給形態も考えられる。即ち、まず、本発明に係るプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布する。そして、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報の使用により暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて本発明に係る構成を実現する。このような供給形態も可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、次のような実現形態も想定される。即ち、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づいても前述した実施形態の機能が実現される。即ち、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
通信装置のハードウェア構成を模式的に示したブロック図である。 重複部分を有する複数のWUSBクラスタを例示した図である。 WUSB規格のスーパーフレームのフォーマットを模式的に示した図である。 WUSBチャネルからMAC層チャネル予約へのマッピングを示した模式図である。 SBDとして動作しているWUSBデバイスがWUSBホストと接続する時のタイミングチャートを示した模式図である。 スーパーフレーム同期調整を行う際のタイミングチャートである。 SBDとしての動作からNBDとしての動作へ切り替える際違のタイミングチャートである。 NBDとしての動作からSBDとしての動作へ切り替える際違のタイミングチャートである。 WUSBデバイスの動作を表すフローチャートである。 WUSBデバイスの動作を表すフローチャートである。 通信システムの構成を模式的に示した図である。 SBDとしての動作からNBDとしての動作へ切り替える際違のタイミングチャートである。 WUSBデバイスの動作を表すフローチャートである。 WUSBデバイスの動作を表すフローチャートである。

Claims (10)

  1. 通信装置であって、
    同期調整されていない外部装置の存在の有無を判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別に応じて、通信の同期タイミングを調整するためのビーコン情報の送受信動作を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記判別手段は、前記外部装置からのビーコン情報を受信したか否かに基づいて、前記外部装置の存在の有無を判別することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、前記外部装置から前記ビーコン情報を受信した場合、該外部装置と同期調整を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、前記外部装置と同期調整が確立された場合、前記ビーコン情報の送信を停止することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記制御手段は、前記外部装置から前記ビーコン情報を受信しなかった場合、又は、同期調整されている外部装置から前記ビーコン情報を受信した場合、前記ビーコン情報を送信しないように制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 通信装置において、
    フレーム同期調整が行われていない他の通信装置の存在の有無を判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別に応じて、他の通信装置との間でフレーム同期調整を行う装置として機能するか、他の通信装置との間でフレーム同期調整を行わない装置として機能するかを切り換える切り換え手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  7. 通信装置の制御方法であって、
    同期調整されていない外部装置の存在の有無を判別する判別工程と、
    前記判別工程における判別に応じて、通信の同期タイミングを調整するためのビーコン情報の送受信動作を制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする通信装置の制御方法。
  8. 通信装置の制御方法において、
    フレーム同期調整が行われていない他の通信装置の存在の有無を判別する判別工程と、
    前記判別手段における判別に応じて、他の通信装置との間でフレーム同期調整を行う装置として機能するか、他の通信装置との間でフレーム同期調整を行わない装置として機能するかを切り換える切り換え工程と、
    を備えることを特徴とする通信装置の制御方法。
  9. コンピュータを請求項1乃至6のいずれかに記載の通信装置として機能させるためのプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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