JP4278146B2 - 通信端末、通信端末で行う省電力処理方法、その方法を実行するためのプログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Description
しかし、このように複数の機能を同時に実行させる場合、マスタ通信端末は、機能毎に各スレーブ通信端末との通信を行うことが必要であるため、従来の端末に比べて電力を多く消費することとなる。そのため、通常、マスタ通信端末では、機器使用時間を少しでも長くするために、消費電力を抑えることを行っている。
一方、ハードウエアを通常状態から省電力状態へ遷移させる又は省電力状態から通常状態へ遷移させるためには、所定の遷移時間が必要となる。
また、上記公報に記載されている技術では、基地局が間欠動作型移動局とのデータ送受信スケジュールを優先することにより、間欠動作型移動局の省電力を図っているが、複数の間欠動作型移動局を接続した場合の基地局側の省電力動作は考慮されていない。
本発明の省電力処理方法が意図することは、1つのマスタ通信端末と複数のスレーブ通信端末との間で非同期の通信リンクが複数確立されている状態で、マスタ通信端末及び複数のスレーブ通信端末の双方を省電力状態に遷移させる場合に、マスタ通信端末側で効率的な省電力動作を行うことにある。これを実現するために、本発明の省電力処理方法では、各々の通信リンクの通信パラメータ(通信周期、通信開始時間及び通信持続時間)を調整することを行う。
以下、本発明の具体的な実施形態を順に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る省電力処理方法を用いた通信端末の概要構成を示すブロック図である。図1において、第1の実施形態に係る通信端末は、ユーザ入力部10と、リンク管理部20と、通信処理部30と、無線通信部40と、固有機能処理部50とを備える。リンク管理部20は、通信リンク管理部21、通信リンク制御部22、省電力動作制御部23、通信パラメータ調整部24及び省電力状態記憶部25で構成される。
ユーザ入力部10は、ユーザ又は上位アプリケーションからマスタ通信端末の機能に関する指示(データ転送開始、通信リンク確立要求、省電力コマンド等)が入力された場合、通信リンクの確立要求及び省電力コマンドをリンク管理部20へ、その他の指示を固有機能処理部50へ伝える。
図2〜図4は、本発明の第1の実施形態に係る省電力処理方法の手順を示すフローチャートである。図2は省電力コマンドで一定の通信周期が指定される場合を、図3は省電力コマンドで遅延が許容される通信周期の最大値(許容最大値)が指定される場合を、図4は省電力コマンドで遅延が許容される通信周期の範囲(許容範囲)が指定される場合に対応させたフローチャートである。図5は、図2又は図3の手順に基づいて省電力処理方法が実行された場合の、マスタ通信端末Aとスレーブ通信端末B〜Dとの間で確立される非同期通信リンクの通信スロット調整例を示す図である。図6は、図4の手順に基づいて省電力処理方法が実行された場合の、マスタ通信端末Aとスレーブ通信端末B〜Dとの間で確立される非同期通信リンクの通信スロット調整例を示す図である。
図2を参照して、通信リンクが確立されているスレーブ通信端末(以下、対象スレーブ通信端末と記す)に対して発行された省電力コマンドを、ユーザ入力部10から受けると、通信パラメータ調整部24は、省電力状態記憶部25の記憶内容を参照して、省電力動作中の他のスレーブ通信端末が存在するか否かを確認する(ステップS201)。省電力動作中の他のスレーブ通信端末が存在しない場合、通信パラメータ調整部24は、対象スレーブ通信端末との間で確立されている通信リンク(以下、対象通信リンクと記す)に関する通信パラメータとして、通信周期をコマンドで指定された通信周期に、通信開始時間を任意の時間に、通信持続時間をデータ送受信に必要な時間に、それぞれ設定する(ステップS202)。一方、省電力動作中の他のスレーブ通信端末が存在する場合、通信パラメータ調整部24は、対象通信リンクに関する通信パラメータとして、通信周期をコマンドで指定された通信周期に、通信開始時間を当該他のスレーブ通信端末との通信持続時間が終了する時間に、通信持続時間をデータ送受信に必要な時間に、それぞれ設定する(ステップS203)。この設定された通信パラメータは、省電力状態記憶部25に記憶される(ステップS204)。ここまでの通信パラメータ調整部24は、通信パラメータの調整部として機能する。
図3を参照して、対象スレーブ通信端末に対して発行された省電力コマンド(最大通信周期Tを指定)を、ユーザ入力部10から受けると、通信パラメータ調整部24は、省電力状態記憶部25の記憶内容を参照して、省電力動作中の他のスレーブ通信端末が存在するか否かを確認する(ステップS301)。省電力動作中の他のスレーブ通信端末が存在しない場合、通信パラメータ調整部24は、対象通信リンクに関する通信パラメータとして、通信周期を許容最大値すなわち最大通信周期Tに、通信開始時間を任意の時間に、通信持続時間をデータ送受信に必要な時間に、それぞれ設定する(ステップS302)。一方、省電力動作中の他のスレーブ通信端末が存在する場合、通信パラメータ調整部24は、当該他のスレーブ通信端末との間で確立されている通信リンク(以下、他の通信リンクと記す)に設定されている通信周期Tdef が、最大通信周期T以下か否かを判断する(ステップS303)。通信周期Tdef が最大通信周期T以下である場合、通信パラメータ調整部24は、対象通信リンクに関する通信パラメータとして、通信周期を通信周期Tdef に、通信開始時間を他のスレーブ通信端末との通信持続時間が終了する時間に、通信持続時間をデータ送受信に必要な時間に、それぞれ設定する(ステップS304)。一方、通信周期Tdef が最大通信周期Tより長い場合、通信パラメータ調整部24は、全ての他の通信リンクに関する通信周期を最大通信周期Tに再設定し(ステップS305)、対象通信リンクに関する通信パラメータとして、通信周期を最大通信周期Tに、通信開始時間を他のスレーブ通信端末との通信持続時間が終了する時間に、通信持続時間をデータ送受信に必要な時間に、それぞれ設定する(ステップS306)。この設定された通信パラメータは、省電力状態記憶部25に記憶される(ステップS307)。
図4を参照して、対象スレーブ通信端末に対して発行された省電力コマンド(通信周期の許容範囲Tmin 〜Tmax を指定)を、ユーザ入力部10から受けると、通信パラメータ調整部24は、省電力状態記憶部25の記憶内容を参照して、省電力動作中の他のスレーブ通信端末が存在するか否かを確認する(ステップS401)。省電力動作中の他のスレーブ通信端末が存在しない場合、通信パラメータ調整部24は、対象通信リンクに関する通信パラメータとして、通信周期を許容範囲内の最大値である通信周期Tmax に、通信開始時間を任意の時間に、通信持続時間をデータ送受信に必要な時間に、それぞれ設定する(ステップS402)。一方、省電力動作中の他のスレーブ通信端末が存在する場合、通信パラメータ調整部24は、他の通信リンクに個別に設定されている通信周期Tdef から最小の通信周期Tdefminを抽出し、通信周期Tmin ≦通信周期Tdefmin×n≦通信周期Tmax を満足する自然数nが存在するか否かを判断する(ステップS403)。
上記第1の実施形態に係る省電力処理方法は、現在通信リンクを確立しているスレーブ通信端末との関係だけを考慮した方法である。しかし、マスタ通信端末を省電力状態に遷移させた後、新たに通信リンクを確立するような場合には、周期的に新たな通信リンク確立のための準備動作を実行する必要がある。
そこで、本第2の実施形態では、周期的に実行する新たな通信リンク確立のための準備動作を実行するために必要な期間を考慮して、マスタ通信端末を省電力動作させる期間を決定する省電力処理方法を説明する。
ユーザ入力部10から未接続機器通信コマンドを受けると、通信パラメータ調整部74は、省電力動作中のスレーブ通信端末が存在するか否かを確認する(ステップS1001)。省電力動作中の他のスレーブ通信端末が存在しない場合、未接続機器処理部76は、準備動作のパラメータとして、予め決定されている周期及び任意のスロットに未接続機器処理時間(に応じた未使用のスロットの期間)を設定する(ステップS1002)。一方、省電力動作中の他のスレーブ通信端末が存在する場合、未接続機器処理部76は、準備動作のパラメータとして、予め決定されている周期及び当該他のスレーブ通信端末との通信持続時間が終了する時間に、未接続機器処理時間を設定する(ステップS1003)。この設定された準備動作のパラメータは、省電力状態記憶部75に記憶される(ステップS1004)。
上記第1及び第2の実施形態では、本発明が提供する省電力処理方法を、一般的な無線通信システムに適用させた場合を説明した。
次に第3の実施形態では、本発明が提供する省電力処理方法を、複数機能の同時使用を実現させた通信方式の代表的なものであるBluetooth(R)に適用させた場合を説明する。なお、Bluetooth(R)通信方式については、例えば、宮津和弘著「テクノロジー解体新書 Bluetooth技術解説ガイド」(第1版,株式会社リックテレコム,2001年6月11日)で詳細に説明されている。
図14を参照して、対象スレーブ通信端末に対して発行されたホールドコマンドを、ユーザ入力部10から受けると、通信パラメータ調整部24は、省電力状態記憶部25の記憶内容を参照して、省電力動作中の他のスレーブ通信端末が存在するか否かを確認する(ステップS1401)。省電力動作中の他のスレーブ通信端末が存在しない場合、通信パラメータ調整部24は、対象通信リンクに関するホールド開始時間を、現在確立されている全ての通信リンクのネゴシエーションに必要な時間が経過する以降に設定し、ホールド持続時間をコマンドで指示された時間に設定する(ステップS1402)。一方、省電力動作中の他のスレーブ通信端末が存在する場合、通信パラメータ調整部24は、その省電力動作がホールドモードだけか否かを判断する(ステップS1403)。ホールドモードだけの場合、通信パラメータ調整部24は、対象通信リンクに関するホールド開始時間及びホールド持続時間を、他の通信リンクに設定されている時間にそれぞれ設定する(ステップS1404)。ホールドモードだけでない場合、通信パラメータ調整部24は、対象通信リンクに関するホールド開始時間を、現在確立されている全ての通信リンクのネゴシエーションに必要な時間以降に設定し、ホールド持続時間を他の通信リンクの次のネゴシエーション開始までの時間に設定する(ステップS1405)。この設定されたホールド開始時間及びホールド持続時間は、省電力状態記憶部25に記憶される(ステップS1406)。
図15を参照して、対象スレーブ通信端末に対して発行されたスニフコマンド(通信周期の許容範囲Tmin 〜Tmax を指定)を、ユーザ入力部10から受けると、通信パラメータ調整部24は、省電力状態記憶部25の記憶内容を参照して、省電力動作中の他のスレーブ通信端末が存在するか否かを確認する(ステップS1501)。省電力動作中の他のスレーブ通信端末が存在しない場合、通信パラメータ調整部24は、対象通信リンクに関するスニフ周期を最大値の通信周期Tmax に、スニフ開始時間及びスニフ通信時間を任意の時間にそれぞれ設定する(ステップS1502)。一方、省電力動作中の他のスレーブ通信端末が存在する場合、通信パラメータ調整部24は、その省電力動作の中にパークモードが存在するか否かを判断する(ステップS1503)。パークモードが存在する場合、通信パラメータ調整部24は、スニフ通信時間が後述する所定の期間[1](図中では丸数字)又は期間[2](図中では丸数字)に収まるように、対象通信リンクに関するスニフ周期、スニフ開始時間及びスニフ通信時間をそれぞれ設定する(ステップS1509)。パークモードが存在しない場合、通信パラメータ調整部24は、他の通信リンクに個別に設定されている通信周期Tdef から最小の通信周期Tdefminを抽出し、通信周期Tmin ≦通信周期Tdefmin×n≦通信周期Tmax を満足する自然数nが存在するか否かを判断する(ステップS1504)。
図16を参照して、対象スレーブ通信端末に対して発行されたパークコマンド(通信周期の許容範囲Tmin 〜Tmax を指定。但し、すでにパークモード中の通信リンクが存在する場合、指定する通信周期の許容範囲は、既存のパークモード指定時の通信周期の許容範囲に設定)を、ユーザ入力部10から受けると、通信パラメータ調整部24は、省電力状態記憶部25の記憶内容を参照して、省電力動作(ホールドモード、スニフモード又はパークモード動作)中の他のスレーブ通信端末が存在するか否かを確認する(ステップS1601)。省電力中の他のスレーブ通信端末が存在しない場合、通信パラメータ調整部24は、対象通信リンクに関するパーク周期を最大値の通信周期Tmax に、その他のパラメータを任意の値に設定する(ステップS1602)。一方、省電力動作中のスレーブ通信端末が存在する場合、通信パラメータ調整部24は、省電力状態記憶部25の記憶内容を参照して、その中にパークモードが存在するか否かを判断する(ステップS1603)。パークモードが存在する場合、通信パラメータ調整部24は、対象通信リンクの通信周期及びその他のパラメータを、既存のパークモードのパラメータと同じ値に設定する(ステップS1609)。一方、パークモードが存在しない場合、通信パラメータ調整部24は、他の通信リンクに個別に設定されている通信周期Tdef から最小の通信周期Tdefminを抽出し、通信周期Tmin ≦通信周期Tdefmin×n≦通信周期Tmax を満足する自然数nが存在するか否かを判断する(ステップS1604)。
なお、上記第3の実施形態では、適用可能な一例を説明したに過ぎず、上記第1の実施形態に係る省電力処理方法又は第2の実施形態に係る省電力処理方法のいずれかを、ホールドモードのみ、スニフモードのみ、ホールドモードとスニフモードの組み合わせ、ホールドモードとパークモードの組み合わせ、スニフモードとパークモードの組み合わせ、及び3つ全てのモードの組み合わせに、適用させることが可能である。また、上記第2の実施形態で説明した準備動作の発見、発見受信及び接続受信の各動作は、Bluetooth(R)通信方式におけるInquiry、InquiryScan及びPageScanにそれぞれ対応する。
20,120 リンク管理部
21,121 通信リンク管理部
22,122 通信リンク制御部
23,123 省電力動作制御部
24,74 通信パラメータ調整部
25,75 省電力状態記憶部
30,130 通信処理部
40,140 無線通信部
50,150 固有機能処理部
76 未接続機器処理部
Claims (11)
- 複数のスレーブ通信端末との間で同時に通信リンクを確立する通信端末であって、
通信を確立しているスレーブ通信端末毎に、通信リンクの通信周期、通信リンクが使用するスロット(以下通信スロットと記述)、及び予め定めた省電力動作を行う所定の省電力モード中であるか否かを記憶する記憶部と、
通信リンクを確立しているスレーブ通信端末を前記省電力モードに遷移させる要求を受け付ける入力部と、
前記入力部が要求を受け付ける毎に、前記記憶部の記憶内容を参照して、要求があった全てのスレーブ通信端末との間の各通信リンクで使用する通信スロットを、連続に配置するよう調整する調整部と、
前記調整部で調整された通信スロットに従って、各スレーブ通信端末を省電力モードに遷移させ、当該スレーブ通信端末が省電力モード中であることを前記記憶部に記憶させる制御部と、
通信リンクを確立している全てのスレーブ通信端末が省電力モードに遷移した後、未使用のスロットにおいて自端末を省電力状態にする実行部とを備える、通信端末。 - スレーブ通信端末毎に、確立可能な通信リンクの通信周期の許容範囲がそれぞれ規定されており、前記要求があった全てのスレーブ通信端末の通信周期の許容範囲に共通の範囲がある場合、
前記調整部は、前記要求があった全てのスレーブ通信端末との間の各通信リンクの通信周期を、前記共通の範囲内のいずれか1つの周期に調整することを特徴とする、請求項1に記載の通信端末。 - 前記調整部は、各通信リンクの通信周期を前記共通の範囲内の最大周期に調整することを特徴とする、請求項2に記載の通信端末。
- スレーブ通信端末毎に、確立可能な通信リンクの通信周期の許容範囲がそれぞれ規定されており、前記要求があった全てのスレーブ通信端末の通信周期の許容範囲に共通の範囲がない場合、
前記調整部は、前記要求があった全てのスレーブ通信端末との間の各通信リンクの通信周期を、各々の前記通信周期の許容範囲を満足しかつ任意の基準通信周期と倍数関係となる周期にそれぞれ調整し、当該各通信リンクに使用する通信スロットを、倍数周期で連続した範囲となるスロットにそれぞれ調整することを特徴とする、請求項1に記載の通信端末。 - 前記実行部が省電力状態にする前記未使用のスロットは、全てのスレーブ通信端末との通信期間以外、かつ現在通信確立状態にない通信端末との新たな通信リンクを確立する準備動作に必要な所定の期間以外のスロットであることを特徴とする、請求項1に記載の通信端末。
- 複数のスレーブ通信端末との間の通信リンクがBluetooth(R)通信方式に基づいて確立されており、
各スレーブ通信端末の前記省電力モードが、Bluetooth(R)通信方式で規定されているホールドモード又はスニフモードのいずれか又は両方の組み合わせであることを特徴とする、請求項1に記載の通信端末。 - 前記ホールドモード又は前記スニフモードのいずれか又は両方を、Bluetooth(R)通信方式で規定されているパークモードと組み合わせる場合、
前記調整部は、前記ホールドモードで規定されるホールド持続時間又は前記スニフモードで規定されるスニフ通信時間のいずれか又は両方が、当該パークモードで規定されるマスタ通信端末が送信を行わない期間又は同報通信が終了してからアクセスウインドウが開始されるまでの期間のいずれか又は両方に収まるように、対応する通信周期及び通信スロットを調整することを特徴とする、請求項6に記載の通信端末。 - 前記実行部が省電力状態にする前記未使用のスロットは、全てのスレーブ通信端末との通信期間以外、かつ周期的に実行する発見(Inquiry )動作、発見受信(InquiryScan )動作及び接続受信(PageScan)動作に必要な所定の期間以外のスロットであることを特徴とする、請求項6に記載の通信端末。
- 複数のスレーブ通信端末との間で同時に通信リンクを確立する通信端末が行う省電力処理方法であって、
通信リンクを確立しているスレーブ通信端末を予め定めた省電力動作を行う所定の省電力モードに遷移させる要求を受け付け、
前記要求を受け付ける毎に、要求があった全てのスレーブ通信端末との間の各通信リンクで使用する通信スロットを、連続に配置するよう調整し、
前記調整した通信スロットに従って、各スレーブ通信端末を省電力モードに遷移させ、
通信リンクを確立している全てのスレーブ通信端末が省電力モードに遷移した後、未使用のスロットにおいて自端末を省電力状態にさせる、省電力処理方法。 - 複数のスレーブ通信端末との間で同時に通信リンクを確立する通信端末が実行するプログラムであって、
前記通信端末に、
通信リンクを確立しているスレーブ通信端末を予め定めた省電力動作を行う所定の省電力モードに遷移させる要求を受け付けるステップと、
前記要求を受け付ける毎に、要求があった全てのスレーブ通信端末との間の各通信リンクで使用する通信スロットを、連続に配置するよう調整するステップと、
前記調整するステップで調整された通信スロットに従って、各スレーブ通信端末を省電力モードに遷移させるステップと、
通信リンクを確立している全てのスレーブ通信端末が省電力モードに遷移した後、未使用のスロットにおいて自端末を省電力状態にするステップとを実行させるための、プログラム。 - 複数のスレーブ通信端末との間で同時に通信リンクを確立する通信端末が実行するプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記通信端末に、
通信リンクを確立しているスレーブ通信端末を予め定めた省電力動作を行う所定の省電力モードに遷移させる要求を受け付けるステップと、
前記要求を受け付ける毎に、要求があった全てのスレーブ通信端末との間の各通信リンクで使用する通信スロットを、連続に配置するよう調整するステップと、
前記調整するステップで調整された通信スロットに従って、各スレーブ通信端末を省電力モードに遷移させるステップと、
通信リンクを確立している全てのスレーブ通信端末が省電力モードに遷移した後、未使用のスロットにおいて自端末を省電力状態にするステップとを実行させるプログラムを記録する、記録媒体。
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