JP2009094579A - 通信装置及びその通信方法、並びに通信システム - Google Patents

通信装置及びその通信方法、並びに通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】 制御局として機能する通信装置がスリープモードに遷移した後、従属局として機能する通信装置の周囲に新たな制御局が起動してもスーパーフレーム同期調整及び帯域予約調整を可能とする。
【解決手段】 制御局として機能する通信装置が、従属局として機能する他の通信装置にビーコンを送信する。そして、アクティブモードからスリープモードへ遷移した後、従属局から他の制御局が送信するビーコンを受信したことを知らせる通知を受信すると、アクティブモードへ遷移する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、相互に通信を行う通信システムにおける通信技術に関する。
WUSB1.0規格では、ホスト及びデバイスがWUSBクラスタを形成し、TDMAベースのスーパーフレームを用いて通信が行われる(例えば、非特許文献1参照)。このWUSBはWireless Universal Serial Busの略で、TDMAはTime Division Multiple Accessの略である。
スーパーフレームは、256μs単位のメディアアクセススロット(MAS)が256個で構成され、先頭16MASはBP(Beacon Period)としてビーコンが送信される。1MASにビーコンスロットは3つ割り当てられ、16MAS中に48ビーコンスロット存在するが、ビーコンスロット番号0及び1はBPの再配置に使用するために帯域予約を目的として使用することができない。
また、スーパーフレームにおけるBP以外の残り期間は、クラスタ毎に通信可能帯域であるDRP(Distributed Reservation Period)として使用される。このDRPはホスト或いはデバイスから送信されるビーコン内のDRP IE(DRP Information Element)によってその期間が示される。
ホスト及びデバイスの同期管理は自立分散型で行われ、ホストはスーパーフレーム同期調整管理を行う機能を持つ。そして、ホスト又はデバイスはスーパーフレーム同期調整を自分以外のビーコンを受信することで行う。
デバイスは、自分自身がスーパーフレーム同期調整管理を行う機能を持つSBD、自分自身がスーパーフレーム同期調整管理を行う機能を持たないDBD、同期管理を行わずに更なる消費電力低減のためにビーコンの送受信を行わないNBDに大別される。ここで、SBDはSelf-Beaconing Deviceの略で、DBDはDirected Beaconing Deviceの略である。そして、NBDはNon Beaconing Deviceの略である。
次に、WUSB1.0規格が利用するMAC(Media Access Control)層のフレーム構成を、図1を用いて説明する。
この規格は、MAC層としてECMA−368規格を使用し、スーパーフレーム300と呼ばれるフレーム単位で通信時間が管理され、1スーパーフレームの期間は65536μsである(例えば、非特許文献2参照)。スーパーフレームの先頭16MASはBP310として割り当てられ、WUSBホストとSBDはBP310中にビーコンを送信することによりスーパーフレーム中の帯域をDRPとして予約する。スーパーフレームの開始時点、即ち、BP30の開始時点は、BPST(Beacon Period Start Time)と呼ばれている。ビーコン311はビーコングループパラメータ312、DRP IE313とBPO IE314とその他のIE(Information Element)315から構成される。
ビーコンを送信しているデバイスはDRP IE313で、帯域を予約したMASの配置を通知し、BOP IE314で自身が使用するビーコンスロットと周囲のデバイスのビーコンスロット番号及びBPの長さを通知する。
次に、WUSBチャネルとMAC層の関係を、図2を用いて説明する。図2の各DRP(320、330、340、420、430、520)はあるWUSBクラスタ内の通信帯域予約時間である。各DRPでは、データの入出力方向などを制御するMMC(Micro-scheduled Management Command)がWUSBホストによってブロードキャストされ、MMCはヘッダと複数のIEから構成される。
また、MMCから次のMMCの前までの区間はTG(Transaction Group)と呼ばれ、例えばMMC343に対してのTGは345である。MMC343には、WUSBホストからWUSBデバイスへの通信帯域、WUSBデバイスからWUSBホストへの通信帯域などが記述される。
WUSB1.0規格では、WUSBホストはスリープモードを備え、スリープモードに遷移する場合、MMCにChannel Stop IEを記述して送信し、WUSBデバイスに対してWUSBチャネルの利用を停止することを宣言する。WUSBホストはWUSBデバイスとの接続を保証するために、TrustTimeOut時間以内にアウェイクモードになり、WUSBチャネルの利用を再開する。WUSBチャネルの利用を再開するにはMMCからChannel Stop IEを取り除くだけである。
WUSBホストのスリープモードは更に、WUSBデバイスがWUSBホストをアウェイクモードに遷移させる設定を持ち、Channel Stop IEにその設定がされているか否かを記述する。
Wireless Universal Serial Bus Specification、 Revision 1.0 Standard ECMA-368 High Rate Ultra Wideband PHY and MAC Standard
しかしながら、WUSBホストとDBDが接続し、WUSBホストがスリープモードに遷移する場合、DBD周囲に新たなWUSBホストが起動するとDRPが衝突してしまう、という問題があった。
本発明は、制御局として機能する通信装置がスリープモードに遷移した後、従属局として機能する通信装置の周囲に新たな制御局が起動してもスーパーフレーム同期調整及び帯域予約調整を可能とすることを目的とする。
本発明は、通信システムにおける制御局として機能する通信装置であって、従属局として機能する他の通信装置にビーコンを送信する送信手段と、アクティブモードからスリープモードへ遷移した後に、前記従属局から、他の制御局が送信するビーコンを受信したことを知らせる通知を受信すると、前記アクティブモードへ遷移する遷移手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、通信システムにおける従属局として機能する通信装置であって、制御局として機能する他の通信装置からビーコンを受信する受信手段と、前記制御局がアクティブモードからスリープモードへ遷移することを知らせる通知を受けた後に、他の制御局からのビーコンを受信すると、前記制御局が前記アクティブモードへ遷移する通知を行う通知手段とを有することを特徴とする。
更に、本発明は、通信システムであって、制御局として機能する通信装置は、従属局として機能する他の通信装置にビーコンを送信する送信手段と、アクティブモードからスリープモードへ遷移した後に、前記従属局から、他の制御局が送信するビーコンを受信したことを知らせる通知を受信すると、前記アクティブモードへ遷移する遷移手段とを有し、前記従属局として機能する通信装置は、前記制御局として機能する他の通信装置からビーコンを受信する受信手段と、前記制御局がアクティブモードからスリープモードへ遷移することを知らせる通知を受けた後に、他の制御局からのビーコンを受信すると、前記制御局が前記アクティブモードへ遷移する通知を行う通知手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、制御局として機能する通信装置がスリープモードに遷移した後、従属局として機能する通信装置の周囲に新たな制御局が起動してもスーパーフレーム同期調整及び帯域予約調整を行うことができる。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態における通信装置の構成を、図3を用いて説明する。通信装置は単一の通信装置で実現しても良いし、必要に応じた複数の機能を追加した形態で実現しても良い。この通信装置の構成は、WUSBホスト(制御局)及びWUSBデバイス(従属局)に適用される。
図3は、第1の実施形態における通信装置の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、通信装置100は、基本的に通信装置全体を制御するCPU110、外部装置などから供給されるプログラムやデータを一時記憶するRAM120、CPU110の制御プログラムや各種パラメータなどを格納するROM130を含む。更に、通信装置100は、無線通信機能を実現する無線通信インターフェース140、アンテナ150を含む。また、通信装置100は、上述の構成で実現しても良いし、必要に応じて記憶装置、表示装置などの機能を追加した形態で実現しても良い。
ここで、通信装置100は、複数の通信装置が互いにビーコンを送信することによってタイミング同期を確立する機能を有する。このタイミング同期確立の手順を、図4に示すシステム構成図及び図5に示すタイミングチャートを用いて説明する。
図4は、複数の通信装置で構成される通信システムの構成の一例を示す図である。図4に示す例では、210はWUSBクラスタ200においてホストとして機能するWUSBホストである。220はデバイスとして機能するWUSBデバイスである。尚、図4では、WUSBホスト210が制御するWUSBデバイス220が一台だけであるが、必要に応じてWUSBデバイスが複数存在しても良い。
ここで、通信システムは、WUSBホストとWUSBデバイスとで構成されるWUSBクラスタが2つ存在することによって実現される。つまり、他のWUSBホスト211がビーコングループ201を形成し、WUSBデバイス220はWUSBクラスタ200及び201の通信可能範囲に位置する。
図5は、WUSBホスト210がWUSBデバイス220と接続してスーパーフレーム同期を行う場合のタイミングチャートを示す図である。ここで、WUSBデバイス220は、スーパーフレーム同期調整管理を行う機能を持たないデバイス(以下、DBD220と称す)とする。図中、横軸は時間軸を示す。
WUSBホスト210はWUSBクラスタ200を形成する際に、BP310中にビーコンの送信を行い、WUSBホスト211はBP390中にビーコンの送信を行う。尚、WUSBホスト210とWUSBホスト211はBPSTが同一ではないので、スーパーフレーム同期が行われていない。また、WUSBホスト210はスーパーフレーム300中にはDRP360を予約帯域とし、WUSBホスト211はDRP350を予約帯域としている。
図5において、DRP350とDRP360は予約帯域の一部が衝突している。DBD220はDRP360中に受信モードになり、WUSBホスト210からCount Packetsコマンドを受信する(S600)。このCount Packetsコマンドはパケットヘッダを受信させるためのコマンドであり、受信開始時間、終了時間及びフィルタリングの対象となるパケットヘッダを指定する。この例では、DBD220が受信する開始時間と終了時間はスーパーフレーム400である。
一方、DBD220は、スーパーフレーム400期間中、指定期間中にパケットを受信し、WUSBホスト210がフィルタリングの対象とするパケットヘッダをRAM120のバッファに一時保存する(S601)。次に、DBD220はスーパーフレーム500において、DRP560期間中、受信パケットヘッダをWUSBホスト210に通知する(S602)。
この通知により、DBD220から受信パケットヘッダを受け取ると、WUSBホスト210はビーコンを受信するために、受信パケットヘッダを解析する。そして、WUSBホスト210は、スーパーフレーム600において、解析結果からビーコンを受信させるためにDBD220へCapture Packetコマンドを送信する(S603)。Capture Packetコマンドでは、受信開始時間、終了時間及びフィルタリングの対象となるビーコンなどが指定される。
一方、DBD220は、スーパーフレーム700においてWUSBホスト211のBP790期間中のビーコンをキャプチャする(S604)。DBD220は、DRP760期間中、WUSBホスト211から受信したビーコンをWUSBホスト210に送信する(S605)。
ここで、WUSBホスト210は、受信したビーコンを解析し、WUSBホスト211のスーパーフレームの開始時点(BPST)にスーパーフレーム同期を行い、BPSTをWUSBホスト211と同じにする。WUSBホスト210は、スーパーフレーム800においてDBD220にWUSBホスト211が作成したビーコンを送信するように指示する(S606)。
DBD220は、スーパーフレーム900において、送信を指示されたビーコンを送信し、WUSBホスト211のDRP950とは衝突を起こさない。また、スーパーフレーム900以降は、WUSBホスト210がDRPを再配置していても、S605と同様にDBD220に送信させるビーコンを更新する。
これにより、WUSBホスト211はDBD220のビーコンを参照して自身のDRP950をDRP960と衝突しない時間に再配置する。説明の簡略化のために、S601からS606のステップは連続しているが、特に、このタイミングに限定されるものではないことは言うまでもない。
図6は、WUSBホスト210がDBD220と接続している際にWUSBホスト210がスリープモードに遷移する場合のタイミングチャートを示す図である。図6において、横軸は時間軸を示す。
まず開始時において、図5と同様に、スーパーフレーム1100期間中のBP1110において、WUSBホスト210はDBD220に自身が作成したビーコンを送信させており、DBD220の通信範囲にWUSBホスト211が起動する。WUSBホスト210が予約したDRP1160において、WUSBホスト210はMMC内にChannel Stop IEを入れて送信する(S700)。このChannel Stop IEにはチャネルの利用を停止する時間と、RemoteWakeupを受付けるか否かが記述される。
RemoteWakeupとは、デバイスがホストをスリープモードからアクティブモードへ遷移させることで、これはデバイスからDevice Notificationを受信することによって行われる。また、Device NotificationのタイプはRemoteWakeup以外に、Connectなどがある。
WUSBホスト210は、DRPが開放されたことをDBD220周囲のデバイスに通知するために、DBD220にDRPが開放されたことを示すビーコンを送信させるためのコマンドを発行する(S701)。
次に、スーパーフレーム1200において、WUSBホスト210はDRPを開放し、WUSBホスト211がDBD220との通信範囲に起動すると、WUSBホスト211は任意の期間にDRP1250を予約することができる。WUSBホスト210は、WUSBデバイスとの接続を維持するために、TrustTimeout期間以内に少なくとも一度は起動する。WUSBホスト210は、チャネルの利用を再開する前にDevice Notificationを受け入れるMMCを最低3回送信する。
一方、DBD220はアクティブモードである間、MMCをトレースし続けることによってWUSBホスト210が送信するMMCを受信する。WUSBホスト211は、スーパーフレーム1300において任意のDRP1350を予約し、スリープモードから復帰しようとするWUSBホスト210も任意のDRP1360を予約する場合、DRPが衝突することがある。スーパーフレーム1300以降においても、WUSBホスト210とWUSBホスト211が予約するDRP同士が衝突すると言う問題があった。S700〜S704のタイミングは説明の簡略化のために記述されたもので、特にこのタイミングに限定されるものではないことは言うまでもない。
図7は、WUSBホスト210がDBD220と接続している際にWUSBホスト210がスリープモードに遷移し、DRPの衝突を回避する場合のタイミングチャートを示す図である。図7において、横軸は時間軸を示す。
まず開始時に、スーパーフレーム1800期間中のBP1810において、WUSBホスト210はDBD220に自身が作成したビーコンを送信させている。その後、DBD220の通信範囲にWUSBホスト211が起動する。WUSBホスト210が予約したDRP1860において、WUSBホスト210はMMC内にChannel Stop IEを入れることでチャネルの利用を停止する時間と、デバイスからのRemoteWakeupを受付けることを記述する(S800)。
また、WUSBホスト210は、DRPが開放されたことをDBD220周囲のデバイスに通知するために、DBD220にDRPが開放されたことを示すビーコンを送信させるためのコマンドを発行する(S801)。
次に、スーパーフレーム1900において、WUSBホスト210はDRPを開放し、WUSBホスト211DBD220との通信範囲に起動すると、WUSBホスト211は任意の期間にDRP1950を予約することができる。WUSBホスト210は、TrustTimeout期間以内に少なくとも一度は起動し、チャネルの利用を再開する前にDevice Notificationを受け入れるMMCを最低3回送信する。
一方、DBD220はアクティブモードである間、MMCをトレースし続けることによってWUSBホストが送信するMMCを受信する。WUSBホスト211は、スーパーフレーム2000において任意のDRP2050を予約する。スリープモードから復帰しようとするWUSBホスト210はDRP2060中にChannel Stop IEを入れたMMCを送信する(S802)。この場合、DRP2050とDRP2060が衝突することがある。
DBD220は、スーパーフレーム2100において、以前のスーパーフレームでWUSBホスト211のMMCを受信したことを通知するのにWUSBホスト210にDevice Notificationを送信する(S803)。タイプはRemoteWakeupである。WUSBホスト210は、スーパーフレーム2200以降、アクティブモードに遷移する。WUSBホスト210は、スーパーフレーム2300以降、図5と同様の操作を開始し、スーパーフレーム同期を行うのと同様の操作でDRPを再配置することで衝突を回避する。
尚、S800〜S805のタイミングは説明の簡略化のために記述されたもので、特にこのタイミングに限定されるものではないことは言うまでもない。
図8は、第1の実施形態におけるWUSBホストの動作を示すフローチャートである。尚、この処理手順はWUSBホストのROM130に保存され、起動時にCPU110によって読み出され、実行される。
まず、S810において、WUSBホスト210は図5に示すように、DBD220を介してスーパーフレーム同期調整及びDRP予約を行う。次に、S820において、スリープモードに入らずアウェイク状態のままでいる時にはS810に戻り、上述した動作を繰り返す。また、スリープモードに入る時にはS830へ進み、WUSBデバイスがWUSBホストをアウェイク状態に遷移させることを許容するためのRemote Wakeupを設定するか否かを判定する。ここで、判定結果が「真」ならば、S840へ進み、また判定結果が「偽」ならば、S860へ進む。
S840では、WUSBホスト210はMMCにChannel Stop IEを記述し、そのIE内のRemote Wakeupビットを設定して送信する。そして、S850において、WUSBホスト210はDBD220からDevice Notificationを受信したか否かを判定する。判定結果が「偽」ならばS840に戻り、上述した動作を繰り返す。また、判定結果が「真」ならばS880へ進み、WUSBホスト210はMMCからChannel Stop IEを取り除いてアクティブモードに遷移する。
一方、S860では、WUSBホスト210はMMCにChannel Stop IEを記述し、そのIE内のRemote Wakeupビットを設定しないで送信する。そして、S870において、WUSBホスト210はDBD220に対してコマンド発行、データ通信などのイベントがあるか否かを判定する。ここで、判定結果が偽ならばS860に戻り、上述した動作を繰り返す。また、判定結果が「真」ならばS880へ進み、WUSBホスト210はMMCからChannel Stop IEを取り除いてアクティブモードに遷移する。
図9は、第1の実施形態におけるDBDの動作を示すフローチャートである。尚、この処理手順はDBD220のROM130に保存され、起動時にCPU110によって読み出され、実行される。
まず、S910において、DBD220は少なくとも1スーパーフレーム期間受信モードとなり、MMCを傍受する。次に、S920において、DBD220はTrust Timeout以内にMMCを受信したか否かを判定する。ここで、判定結果が「真」ならばS930へ進み、また判定結果が「偽」ならばS990へ進む。
このS930では、DBD220は接続先WUSBホスト210からChannel Stop IE中にRemote Wakeupビットが設定されたMMCを受信したか否かを判定する。判定結果が「真」ならばS940へ進み、また判定結果が「偽」ならばS990へ進む。
このS940では、DBD220はWUSBホスト210へのイベント、例えばReconnectなどがあるか否かを判定する。ここで、判定結果が「真」であればS950へ進み、また判定結果が「偽」であればS970へ進む。
このS950では、DBD220はS940で判定したイベントに対応するDevice Notificationタイプを設定する。Device Notificationタイプは、WUSBホストをアクティブモードに遷移させる他の通知、例えばConnectに設定しても良い。そして、S960において、DBD220は設定されたタイプでDevice NotificationをWUSBホスト210に送信し、S910に戻り、上述した動作を繰り返す。
一方、S970では、DBD220は接続していないホストのMMCを受信したか否かを判定する。ここで、判定結果が「真」ならばS980へ進み、DBD220はDevice NotificationタイプをRemote Wakeupに設定する。そして、S960において、DBD220は設定されたタイプでDevice NotificationをWUSBホスト210に送信し、S910に戻り、上述した動作を繰り返す。
第1の実施形態ではRmote Wakeupを用いているが、ConnectなどWUSBホストをスリープモードからアクティブモードに遷移させる他のタイプを設定しても良い。
また、S970で、判定結果が「偽」ならばS990へ進み、DBD220はWUSBホスト210との接続を維持するか否かを判定する。ここで、判定結果が「真」ならばS910に戻り、上述した動作を繰り返す。また、判定結果が「偽」ならばWUSBホスト210との接続を終了する。
第1の実施形態によれば、WUSBホスト210がスリープモードに遷移した後、DBD220周囲に新たなWUSBホスト211が起動してもスーパーフレーム同期調整及び帯域予約調整を行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第2の実施形態を詳細に説明する。尚、第2の実施形態における通信装置の構成は、第1の実施形態で説明した図3に示す構成と同様であり、その説明は省略する。また、第2の実施形態における通信システムの構成も、第1の実施形態で説明した図4に示す構成と同様であり、その説明は省略する。
第2の実施形態では、DBD220は、WUSBホスト211に割り当てる予約帯域の閾値DRPthを持つ。そして、DBD220は、WUSBホスト211が使用する帯域幅がある閾値以上であると、WUSBホスト210の予約帯域と衝突する可能性があると判定する。
第2の実施形態では、WUSBホスト211が使用する帯域幅によりスーパーフレーム同期調整及び帯域予約調整を行うものである。
図10は、第2の実施形態における追加部分のDBD220の動作を示すフローチャートである。この動作は、図9に示すS970とS980の間に追加される。
S971において、接続していないのWUSBホスト211の予約帯域がDRPthを上回るかを判定する。ここで、判定結果が「真」ならばS980へ進み、また判定結果が「偽」ならばS990へ進む。
第2の実施形態によれば、WUSBホスト210がスリープモードに遷移した後、DBD220周囲に新たなWUSBホスト211が起動してある予約帯域以上占有する場合に、スーパーフレーム同期調整及び帯域予約調整を行うことができる。
[第3の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第3の実施形態を詳細に説明する。尚、第3の実施形態における通信装置の構成は、第1の実施形態で説明した図3に示す構成と同様であり、その説明は省略する。また、第3の実施形態における通信システムの構成も、第1の実施形態で説明した図4に示す構成と同様であり、その説明は省略する。
第3の実施形態では、DBD220は、接続していないWUSBホスト211に接続されるWUSBデバイス数の閾値DEVthを持つ。このWUSBデバイスからの接続要求に対するWUSBホストの応答がMMCによって行われるので、DBD220はMMCを解析することで、WUSBホストに接続される端末数を知ることができる。DBD220は、WUSBホスト211に接続する端末数がある閾値以上であると、WUSBホスト211が予約するDRPが増大することに伴ってWUSBホスト210の予約帯域と衝突する可能性があると判定する。
第3の実施形態では、WUSBホスト211に接続する端末数によりスーパーフレーム同期調整及び帯域予約調整を行うものである。
図11は、第3の実施形態における追加部分のDBD220の動作を示すフローチャートである。この動作は、図9に示すS970とS980の間に追加される。
S972において、接続していないWUSBホスト211のデバイス数がDEVthを上回るか否かを判定する。ここで、判定結果が「真」ならばS980へ進み、また判定結果が「偽」ならばS990へ進む。
第3の実施形態によれば、WUSBホスト210がスリープモードに遷移した後、DBD220周囲に新たなWUSBホスト211が起動して接続デバイス数がある一定以上の場合に、スーパーフレーム同期調整及び帯域予約調整を行うことができる。
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
また、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する。これによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
このプログラムコードを供給するための記録媒体として、例えばフレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、次の場合も含まれることは言うまでもない。即ち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合である。
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードがコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込む。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
WUSB1.0規格が利用するMAC(Media Access Control)層のフレーム構成を示す図である。 WUSBチャネルとMAC層の関係を説明するための図である。 第1の実施形態における通信装置の構成の一例を示すブロック図である。 複数の通信装置で構成される通信システムの構成の一例を示す図である。 WUSBホスト210がWUSBデバイス220と接続してスーパーフレーム同期を行う場合のタイミングチャートを示す図である。 WUSBホスト210がDBD220と接続している際にWUSBホスト210がスリープモードに遷移する場合のタイミングチャートを示す図である。 WUSBホスト210がDBD220と接続している際にWUSBホスト210がスリープモードに遷移し、DRPの衝突を回避する場合のタイミングチャートを示す図である。 第1の実施形態におけるWUSBホストの動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるDBDの動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態における追加部分のDBD220の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態における追加部分のDBD220の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 通信装置
110 CPU
120 RAM
130 ROM
140 無線通信インターフェース
150 アンテナ

Claims (9)

  1. 通信システムにおける制御局として機能する通信装置であって、
    従属局として機能する他の通信装置にビーコンを送信する送信手段と、
    アクティブモードからスリープモードへ遷移した後に、前記従属局から、他の制御局が送信するビーコンを受信したことを知らせる通知を受信すると、前記アクティブモードへ遷移する遷移手段とを有することを特徴とする通信装置。
  2. 通信システムにおける従属局として機能する通信装置であって、
    制御局として機能する他の通信装置からビーコンを受信する受信手段と、
    前記制御局がアクティブモードからスリープモードへ遷移することを知らせる通知を受けた後に、他の制御局からのビーコンを受信すると、前記制御局が前記アクティブモードへ遷移する通知を行う通知手段とを有することを特徴とする通信装置。
  3. 前記従属局は、前記他の制御局が使用する予約帯域の帯域幅が閾値以上であるか否かを判定する手段を更に有し、
    前記判定の結果に応じて前記通知手段は前記制御局へ前記通知を行うことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記従属局は、前記他の制御局に対する従属局の接続要求の数が閾値以上であるか否かを判定する手段を更に有し、
    前記判定の結果に応じて前記通知手段は前記制御局へ前記アクティブモードへ遷移するよう通知することを特徴とする請求項2又は3に記載の通信装置。
  5. 通信システムであって、
    制御局として機能する通信装置は、
    従属局として機能する他の通信装置にビーコンを送信する送信手段と、
    アクティブモードからスリープモードへ遷移した後に、前記従属局から、他の制御局が送信するビーコンを受信したことを知らせる通知を受信すると、前記アクティブモードへ遷移する遷移手段とを有し、
    前記従属局として機能する通信装置は、
    前記制御局として機能する他の通信装置からビーコンを受信する受信手段と、
    前記制御局がアクティブモードからスリープモードへ遷移することを知らせる通知を受けた後に、他の制御局からのビーコンを受信すると、前記制御局が前記アクティブモードへ遷移する通知を行う通知手段とを有することを特徴とする通信システム。
  6. 通信システムにおける制御局として機能する通信装置の通信方法であって、
    従属局として機能する他の通信装置にビーコンを送信する送信工程と、
    アクティブモードからスリープモードへ遷移した後に、前記従属局から、他の制御局が送信するビーコンを受信したことを知らせる通知を受信すると、前記アクティブモードへ遷移する遷移工程とを有することを特徴とする通信装置の通信方法。
  7. 通信システムにおける従属局として機能する通信装置の通信方法であって、
    制御局として機能する他の通信装置からビーコンを受信する受信工程と、
    前記制御局がアクティブモードからスリープモードへ遷移することを知らせる通知を受けた後に、他の制御局からのビーコンを受信すると、前記制御局が前記アクティブモードへ遷移する通知を行う通知工程とを有することを特徴とする通信装置の通信方法。
  8. 請求項6又は7に記載の通信装置の通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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