JP4752607B2 - 無線通信システム、無線通信装置、無線通信方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

無線通信システム、無線通信装置、無線通信方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ワイヤレスUSBによる無線通信システム、無線通信装置、無線通信方法およびコンピュータプログラムに関する。
一般に、通信装置が、ユニバーサルシリアルバス(USB)規格にて定義されたシリアルバス伝送路を介してデータの伝送を行う方法が一般に知られている。近日、該シリアルバス伝送路を介して伝送されるデータを、無線で送受信する方法としてワイヤレスUSB規格が定義されている。
ワイヤレスUSB規格においては、ホスト通信装置とデバイス通信装置とが所定の管理情報を含むビーコンの送受信をする際に用いる無線アドレスと、ホスト通信装置が生成し、デバイス通信装置とのデータの送受信を行う際に用いるUSBアドレスが定義されている(非特許文献1参照)。
「Universal Serial Bus」 (http://www.usb.org/developers/wusb/)
しかし、無線アドレスとUSBアドレスに異なるアドレスが用いられると、ホスト装置がデバイス装置を識別するために、煩雑なアドレス変換処理や、無線アドレスとUSBアドレスとが対応付けられたテーブルが必要となるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ホスト通信装置とデバイス通信装置との通信状態に応じて、ホスト通信装置が無線アドレスとUSBアドレスのアドレス変換処理をすることなくデバイス通信装置を識別することが可能な、新規かつ改良された無線通信システム、無線通信装置、無線通信方法およびコンピュータプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ワイヤレスUSBのホスト通信装置およびホスト通信装置に接続されるワイヤレスUSBのデバイス通信装置を含む無線通信システムが提供される。ホスト通信装置は、デバイス通信装置とデータの授受を行う際に用いる第一のアドレスを生成する第一アドレス生成部と、第一のアドレスをデバイス通信装置に割り当てる第一アドレス割当部とを含み、デバイス通信装置は、ホスト通信装置に割り当てられた第一のアドレスを記憶するアドレス記憶部と、ホスト通信装置と管理情報の授受を行う際に用いる第二のアドレスを生成する第二アドレス生成部と、ホスト通信装置との通信状態を検出する状態検出部と、状態検出部が検出する通信状態の遷移に応じて、第二のアドレスを第一のアドレスと同一のアドレスに設定するアドレス設定部とを含むことを特徴とする。
かかる構成によれば、デバイス通信装置は、ホスト通信装置との通信状態の遷移、例えば第一の通信状態から第二の通信状態への遷移に応じて、管理情報の送受信用の第二のアドレスを、データ送受信用の第一のアドレスと同一のアドレスに変更することができる。したがって第二の通信状態においては、ホスト通信装置が第一のアドレスと第二のアドレスのアドレス変換処理をすることなくデバイス通信装置を識別することが可能となる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ワイヤレスUSBのホスト通信装置に接続されるワイヤレスUSBのデバイス通信装置において、ホスト通信装置により割り当てられ、ホスト通信装置とデータの授受を行う際に用いられる第一のアドレスを記憶するアドレス記憶部と、ホスト通信装置と管理情報の授受を行う際に用いる第二のアドレスを生成する第二アドレス生成部と、ホスト通信装置との通信状態を検出する状態検出部と、状態検出部が検出する通信状態の遷移に応じて、第二のアドレスを第一のアドレスと同一のアドレスに設定するアドレス設定部と、を含むことを特徴とする、デバイス通信装置が提供される。
かかる構成によれば、デバイス通信装置は、ホスト通信装置との通信状態の遷移、例えば第一の通信状態から第二の通信状態への遷移に応じて、管理情報の送受信用の第二のアドレスを、データ送受信用の第一のアドレスと同一のアドレスに設定することができる。したがって、第二の通信状態においては、第一の通信状態でホスト通信装置が保持する必要のある第一のアドレスと第二のアドレスとの変換テーブルを用いることなく、また煩雑なアドレス変換処理を経ることなくデバイス通信装置を識別することが可能となる。
アドレス設定部は、ホスト通信装置による第一のアドレスの割り当てに基づく通信状態の遷移に応じて、第二のアドレスを第一のアドレスと同一のアドレスに設定するとしてもよい。かかる構成により、第一のアドレスが割り当てられると、第二のアドレスを第一のアドレスと同一のアドレスに設定するため、ホスト通信装置によるデバイス通信装置の管理を簡素化することができる。
アドレス設定部は、ホスト通信装置により割り当てられていた第一のアドレスが変更された場合、第二のアドレスを変更後の第一のアドレスと同一のアドレスに設定することを特徴とする、請求項2に記載のデバイス通信装置。かかる構成により、第一のアドレスが、変更されても、該変更に連動して、第二のアドレスを再設定することにより、第一のアドレスと第二のアドレスの同一性を維持することができる。
周囲に存在する他のデバイス通信装置が利用する第二のアドレスを受信する受信部と、自己の第二のアドレスと受信部が受信した第二のアドレスとの競合を検出する競合検出部と、競合検出部による競合が検出された場合に、ホスト通信装置に競合の検出を通知をする競合通知部とを含むとしてもよい。かかる構成によれば、第二のアドレスの競合を第一のアドレスの競合と同視することができるため、第二のアドレスの競合を、第一のアドレスと第二のアドレスの再設定のトリガとすることが可能となる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ワイヤレスUSBのデバイス通信装置によるワイヤレスUSBのホスト通信装置との無線通信方法において、ホスト通信装置と管理情報の授受を行う際に用いる第二のアドレスを生成するステップと、ホスト通信装置とデータの授受を行う際に用いられる第一のアドレスを割り当てられるステップと、ホスト通信装置との通信状態を検出するステップと、通信状態の遷移に応じて、第二のアドレスを第一のアドレスと同一のアドレスに設定するステップとを含むことを特徴とする、無線通信方法が提供される。
かかる構成によれば、デバイス通信装置は、ホスト通信装置との通信状態の遷移、例えば第一の通信状態から第二の通信状態への遷移に応じて、管理情報の送受信用の第二のアドレスを、データ送受信用の第一のアドレスと同一のアドレスに変更することができる。したがって第二の通信状態においては、ホスト通信装置が第一のアドレスと第二のアドレスのアドレス変換処理をすることなくデバイス通信装置を識別することが可能となる。
ホスト通信装置による第一のアドレスの割り当てに基づく通信状態の遷移に応じて、第二のアドレスを第一のアドレスと同一のアドレスに設定するとしてもよい。かかる構成により、第一のアドレスが割り当てられると、第二のアドレスを第一のアドレスと同一のアドレスに設定するため、ホスト通信装置によるデバイス通信装置の管理を簡素化することができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータをして、ワイヤレスUSBのホスト通信装置により割り当てられ、ホスト通信装置とデータの授受を行う際に用いられる第一のアドレスを記憶するアドレス記憶部と、ホスト通信装置と管理情報の授受を行う際に用いる第二のアドレスを生成する第二アドレス生成部と、ホスト通信装置との通信状態を検出する状態検出部と、通信状態の遷移に応じて、第二のアドレスを第一のアドレスと同一のアドレスに設定するアドレス設定部とを含むことを特徴とする、デバイス通信装置として機能せしめることを特徴とする、コンピュータプログラムが提供される。
かかる構成によれば、デバイス通信装置は、ホスト通信装置との通信状態の遷移、例えば第一の通信状態から第二の通信状態への遷移に応じて、管理情報の送受信用の第二のアドレスを、データ送受信用の第一のアドレスと同一のアドレスに設定することができる。したがって、第二の通信状態においては、第一の通信状態でホスト通信装置が保持する必要のある第一のアドレスと第二のアドレスとの変換テーブルを用いることなく、また煩雑なアドレス変換処理を経ることなくデバイス通信装置を識別することが可能となる。
通信状態は、ホスト通信装置による第一のアドレスの割り当てがあったときに遷移するとしてもよい。かかる構成により、ホスト通信装置による第一のアドレスの割り当てがあった場合に通信状態が遷移したものと扱われ、第一のアドレスが割り当てられると、第二のアドレスを第一のアドレスと同一のアドレスに設定するため、ホスト通信装置によるデバイス通信装置の管理を簡素化することができる。
以上説明したように本発明によれば、ホスト通信装置とデバイス通信装置との通信状態に応じて、ホスト装置が無線アドレスとUSBアドレスのアドレス変換処理をすることなくデバイス装置を識別することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、本実施形態によるワイヤレスUSBの通信システムの構成例を説明する。
(1)ワイヤレスUSBネットワークの通信システム
図1は、ワイヤレスUSBネットワークの通信システム100の構成例を示した説明図である。通信システム100は、ホスト通信装置110と、デバイス通信装置121〜124とを含む。
ホスト通信装置110は、ワイヤレスUSB規格におけるホスト機能を備える無線通信装置である。デバイス通信装置121〜124は、ホスト通信装置に接続される無線通信装置である。図示したように、ホスト通信装置110による電波到達範囲内に存在するデバイス通信装置121〜124が端末としてホスト通信装置110と接続され、通信システム100が形成されている。ホスト通信装置110およびデバイス通信装置121〜124と具体的装置の接続例を以下説明する。
(2)無線通信装置の接続例
図2は、ホスト通信装置110およびデバイス通信装置121〜124と具体的装置との接続例を示した説明図である。
上流のUSBホストとなるホストコンピュータ130から、USB2.0等のケーブルを介してホスト通信装置110が接続され、さらに、下流のUSBとなるデバイス通信装置121に、USB2.0等のケーブルを介してモニターTV131が接続され、デバイス通信装置122に、USB2.0等のケーブルを介してデジタルカメラ132が接続され、デバイス通信装置123に、USB2.0等のケーブルを用いてビデオレコーダ133とビデオカムコーダ134が接続され、デバイス通信装置124に、USB2.0等のケーブルを介してプリンタ135が接続されている。
このように、ワイヤレスUSBによる通信システムは、ホスト通信装置を中心としたネットワーク構造を形成する。なお、ホスト通信装置はデバイス通信装置とデータの授受を行う際に用いられるUSBアドレス(第一のアドレス)を生成し、該USBアドレスを各デバイス装置に割り当てる。
なお、なお図2において、ホスト通信装置110とホストコンピュータ130間、あるいは、デバイス通信装置121〜124と機器131〜135間の接続は、USB2.0等のケーブルに限らず任意に設計変更可能である。
また、ホスト通信装置110をホストコンピュータ130に内蔵するとしてもよい。同様に、各デバイス通信装置121〜124も、それぞれ接続されている機器131〜135に内蔵するとしてもよい。
次に、ワイヤレスUSBによる通信方法について説明する。
(3)スーパーフレームの構成例
図3は、ワイヤレスUSBによるスーパーフレームの構成例を示した説明図である。スーパーフレームは、スーパーフレームの周期として所定の時間が定義され、さらにMAS−0からMAS−255までの256個のメディアアクセススロット(MAS)に細分化されている。ホスト通信装置110およびデバイス通信装置121〜124は、いずれかの上記MAS期間を利用して、それぞれ通信を行うことができる。上記MASの周期は、例えば256μsとすることができる。
また、スーパーフレームには、ビーコン期間とデータ伝送領域とが図示したように配置されている。
ビーコン期間には、所定の間隔でビーコンスロットが設定されていて、通信装置ごとに固有のビーコンスロットを利用して周囲の通信装置との間で管理情報としての各種パラメータが交換される構成になっている。このビーコン期間の長さは、その時の周囲に存在する通信装置数に依存して、必要な長さが決定される。本実施形態では、MAS−0からMAS−2までを用いて、ビーコンスロットBS0〜ビーコンスロットBS8までの計9個が用意されている。
(4)ビーコンスロットの利用設定例
図4は、ビーコンスロットの利用設定例を示した説明図である。より詳細には、1つのネットワークに含まれる通信装置121〜125のそれぞれが、周囲の通信装置との間で利用されていないビーコンスロットを通知しあうことで、自己の利用するビーコンスロットを選定した結果を示している。なお、図1および図2ではデバイス通信装置(通信装置)が4台の場合を図示したが、図4においては5台の場合を図示している。
図示の例では、通信装置121はビーコンスロットBS2で自己のビーコンを送信し、通信装置122はビーコンスロットBS3で自己のビーコンを送信し、通信装置123はビーコンスロットBS4で自己のビーコンを送信し、通信装置124はビーコンスロットBS5で自己のビーコンを送信し、通信装置125はビーコンスロットBS6で自己のビーコンを送信する構成例が示されている。
さらに、ビーコンスロットBS0、ビーコンスロットBS1、ビーコンスロットBS7、およびビーコンスロットBS8は、このネットワークに新規に参入してくる通信装置の利用のために確保される構成となっている。
(5)ビーコンフレームの構成例
図5は、上述したビーコンスロットに送信されるビーコンフレーム30の構成例を示した説明図である。該ビーコンフレーム30は、スーパーフレームの管理領域であるビーコン期間に各通信装置から送信され、このビーコンフレーム30を受信することによって、周囲の通信装置との間で管理情報としての各種パラメータが交換される。
ビーコンフレーム30は、図5に示したように、MACヘッダ情報300と、ヘッダーチェックシーケンス(HCS)310と、ビーコンペイロード情報320と、フレームチェックシーケンス(FCS)330とを含む。
さらに、MACヘッダ情報300は、フレーム制御情報301と、受信先アドレスである届け先アドレス302と、送信元アドレスである送り元アドレス303と、シーケンス番号などのシーケンス制御情報304と、アクセス制御に必要なパラメータが記載されたアクセス制御情報305とを含む。ここで、ホスト通信装置との接続時において、送り元アドレス303には自己が生成する無線アドレスが用いられる。
また、ビーコンペイロード情報320は、通信装置固有のパラメータである固有情報321と、ビーコンスロット利用を示したビーコン利用情報322と、通信装置のケーパビリティを示す能力情報323と、ハイバネーションモードで動作する場合に付加される休眠モード情報324と、DRP(Distributed Reservation Protocol)予約をしているMAS位置を示すDRP予約情報325と、DRP予約に利用可能なMAS位置を示したDRP利用情報326と、PCA(Prioritized Contention Access)通信に利用する可能性のあるMAS位置を示したPCA利用情報327と、受信先通信装置に送信するデータが存在することを示す送信情報328と、を含む。
なお、これらの各種パラメータを、必要に応じて追加、削除してビーコンフレーム30を構成するとしてもよい。
(6)MASの設定例
図6は、上記ビーコンフレーム30に含まれるDRP予約やDRP利用情報によるMASの設定例をビットマップ形式で示した説明図である。
DRPは、16MASごとに1つのゾーンを示すゾーンビットマップ(0〜15)と、ゾーン毎にMASのビットを示すMASビットマップ(0〜15)とのビットを組み合わさることによって指定(DRP Allocation)される。
例えば、ゾーンビットマップが全てのMASを指定する「1」であり、MASビットマップの15のみが「1」に設定された場合、各ビットマップの論理和をとり、図6の太枠領域x、すなわちMAS15、31、47、63、79、95、111、127、143、159、175、191、207、223、239および255の利用が指定されたことを意味する。
(7)アクセス制御
図7は、上記のようにして設定されたMASにおけるアクセス制御の流れを示した説明図である。
各MASにおけるアクセス制御は、まず、ワイヤレスUSBのホスト通信装置からMMCフレーム40が送信される。該MMCフレーム40には、ホスト通信装置を識別するための情報、ホスト通信装置からデバイス通信装置への下りデータの開始時間、デバイス通信装置からホスト通信装置への上りデータの開始時間および次のMMCフレーム送信時間などのパラメータが記載されている。
したがって、MMCフレーム40を受信すると、以降の下りデータ41、上りデータ42、上りACK43、次回のMMCフレーム44の送受信のタイミングを設定することができる。
このように設定されたタイミングにしたがって、下りデータ41、上りデータ42、上りACK43および当該周期の繰り返しのデータ44〜47の送受信が行われる。
(8)MMCフレームの構成
図8は、MMCフレーム40の構成を示した説明図である。MMCフレーム40は、MACヘッダ情報410、HCS(ヘッダーチェックシーケンス)420、MMCペイロード情報430およびFCS(フレームチェックシーケンス)440を含む。
MACヘッダ情報410は、ビーコンフレーム30のMACヘッダ情報300と実質的に同一であるので説明を省略する。HCS420はヘッダーのエラーを検出するために付加される情報である。
MMCペイロード情報430は、WUSBコード431、MMCコード432、次回MMC情報433、予約用情報434、WUSB時刻情報435、WUSBホスト情報エレメント436およびWUSBチャネル時間割当エレメント437を含む。
WUSBコード431は、当該MMCフレーム40がワイヤレスUSBのフレームであることを示すコードである。MMCコード432は、当該フレーム40がMMCフレームであることを示すコードである。次回MMC情報433は、次に送信されるMMCフレームまでの時間を示す情報である。
予約用情報434は、将来の拡張のために用意された情報を追加するための空間である。WUSB時刻情報435は、ワイヤレスUSBの同期時間を示す情報である。WUSBホスト情報エレメント436は、ワイヤレスUSBのホスト通信装置を識別するためのホスト識別子である。WUSBチャネル時間割当エレメント437は、MAS内の時分割多重アクセス制御時間が記載された情報である。なお、上記の各情報は、必要や目的応じて追加、削除することとしてもよい。
(9)デバイス通信装置の構成
次に、本実施形態によるデバイス通信装置120の構成について説明する。
図9は、本実施形態によるデバイス通信装置120の構成を示した説明図である。デバイス通信装置120は、アンテナ142、高周波無線処理部146、物理層ベースバンド部150、データバッファ154、ビーコン解析部158、ビーコン情報管理部160、ビーコン生成部162、利用DRPMAS設定部166、MMCコマンド解析部168、アドレス設定部170、データ送受信設定部172、エニュミレーション処理部174、WUSB動作状態管理部176、アプリケーションインターフェース178、ユーザインターフェース180およびCPU190を含む。
アンテナ142は、ホスト通信装置や外部装置と高周波無線信号により所定の情報の送受信をすることができ、送信部および受信部として機能する。上記所定の情報には、ビーコン信号や、DRPMAS内で送受信されるデータなどが該当する。
高周波無線処理部146は、アンテナ142が受信した高周波無線信号を増幅し、受信信号に変換する。また、アンテナ142から送信する所定の情報を高周波無線信号としての送信信号に変換する機能を有する。
物理層ベースバンド部150は、受信信号を復調処理して受信データに変換したり、送信データを変調処理して送信信号に変換したりする。変調、復調方式としては、ここではマルチバンドOFDM方式のウルトラワイドバンド信号が用いられるが、この他にも直接拡散方式や、周波数ホッピング方式などがあげられる。データバッファ154は受信データや送信データを格納する。
ビーコン解析部158は、周囲に存在する通信装置のビーコンフレームを解析する。また、図5を用いて説明したビーコンフレームの届け先アドレスや送り元アドレスを解析し、他の通信装置の送り元アドレスと自己の無線アドレスとの競合を検出する競合検出部としての機能も有する。競合が検出された場合、アンテナ142が競合通知部として機能し、ホスト通信装置に無線アドレスの競合を通知する。
ビーコン情報管理部160は、ビーコンフレームに含まれる各種情報を、利用しやすい情報に処理し、格納および管理する。ビーコン生成部162は、自己が送信するビーコンフレームを生成する機能を有する。
利用DRPMAS設定部166は、ビーコンフレームに含まれるDRP予約情報に基づいて、データの送受信に利用するMAS(タイムスロット)を設定する。例えば、他の通信装置が図6で示した太枠領域xの使用を予約していた場合には、他のMASの利用を設定することができる。
MMCコマンド解析部168は、MASでホスト通信装置により送信されたMMCフレームを解析する。具体的には、WUSBコード、MMCコード、次回MMC情報などを解析して、以降の下りデータ、上りデータ、上りACK、次回のMMCフレームの送受信のタイミングを把握することができる。
アドレス設定部170は、ホスト通信装置と未接続の場合、まず無線アドレスに後述する自己が生成したアドレス(第二のアドレス)を設定する。そして、ホスト通信装置から、データの授受を行う際に用いられるUSBアドレス(第一のアドレス)が正式に割り当てられると、無線アドレスを、USBアドレスと同一のアドレスに設定する。すなわち、USBアドレスのアドレス割り当てによりホスト通信装置との通信状態が遷移すると、無線アドレスを、USBアドレスと同一のアドレスに設定する。
かかる構成により、USBアドレスが割り当てられると、無線アドレスをUSBアドレスと同一のアドレスに設定するため、ホスト通信装置によるデバイス通信装置の管理を簡素化することができる。
また、アドレス設定部170は、USBアドレスが割り当てられた後にUSBアドレスが変更された場合、無線アドレスを、USBアドレスの変更に連動して、USBアドレスと同一のアドレスに変更することができる。かかる構成により、無線アドレスとUSBアドレスとの同一性を維持することができる。
また、ビーコン解析部158により他の通信装置との無線アドレスの競合が検出された場合、無線アドレスを再設定することができる。なお、無線アドレスの競合は、USBアドレスの競合に直結しかねないので、無線アドレスの競合が検出された場合は、競合通知部としてのアンテナ142からホスト通信装置に、無線アドレスの競合を通知し、USBアドレスの再設定を要求するとしてもよい。
さらに、一のホスト通信装置は、デバイス通信装置ごとに固有のUSBアドレスを割り当てるため、他の通信装置から自己のUSBアドレスと同一のアドレスのビーコンを受信した場合、周囲に他のホスト通信装置およびデバイス通信装置が存在していると判断することができる。また、デバイス通信装置はホスト通信装置が割り当てたアドレス空間を使用するため、同一のホスト通信装置に接続されているデバイス通信装置のビーコンを識別することができる。
データ送受信設定部172は、MMCフレームにより指定されたタイミングでデータの送受信を行う。エニュミレーション処理部174は、ワイヤレスUSBのエニュミレーション処理を代行する。
WUSB動作状態管理部176は、ワイヤレスUSBの動作状態を管理し、また、ホスト通信装置との通信状態を検出する状態検出部、あるいはホスト通信装置からのUSBアドレスの割り当ての有無を判断する判定部としても機能する。該ホスト通信装置との通信状態の詳細については、図10を用いて後述する。
アプリケーションインターフェース178は、デバイス通信装置に有線または無線で接続される機器との間でデータの授受を行うことができる。ユーザインターフェース180は、ホスト通信状態との通信状態を表示したり、動作の設定を行ったりする機能を有する。
CPU190は、コンピュータ稼動形式の実効命令形式で動作プログラムなどが記述され、デバイス通信装置による一連の動作を制御する。より詳細には、ホストID格納部191、MAS管理部192、暗号情報管理部193、バッファ管理部194、アドレス生成部195およびアドレス記憶部196を含む。
ホストID格納部191は、デバイスが事前に接続することができるホストから受け取ったホストIDを格納しておき、これにビーコンフレームやMMCフレームの送受信により獲得したホスト通信装置のIDを比較することで周囲に該当するホストが存在することを把握する。MAS管理部192は、MASの予約や予約状態の記憶などのMASに関する全般の管理を行う。
暗号情報管理部193は、ホスト通信装置とデータの送受信をする際の、データの暗号化処理プログラムが格納され、該暗号化処理プログラムによりデータの暗号化を行う。バッファ管理部194は、データバッファ154の管理全般を行う。
第二アドレス生成部としてのアドレス生成部195は、必要に応じて無線アドレスの生成を行う。必要に応じてとは、例えば、ホストから第一のアドレスが割当てられていない場合などに、ホスト通信装置と接続しようとする場合や、他のデバイス通信装置の無線アドレスとの競合が生じた場合があげられる。USB規格によれば、ホスト通信装置と接続しようとする際に用いる無線アドレスについての記載が無いが、本実施形態のようにデバイス通信装置が自ら無線アドレスを生成することで、他の通信装置の利用するアドレスと衝突することなく、ホスト通信装置と接続することが可能となる。
また、他のデバイス通信装置の無線アドレスとの競合が生じた場合に無線アドレスおよびUSBアドレスを再設定することにより、不要な情報を受信するという問題を防止することができる。
アドレス記憶部196は、自己が生成した無線アドレスと、ホスト通信装置から割り当てられたUSBアドレスとを記憶する。該無線アドレスは、ホスト通信装置との通信状態の遷移に応じてUSBアドレスと同一のアドレスに変更される。
(10)通信状態の遷移
次に、ワイヤレスUSBにおけるデバイス通信装置とホスト通信装置との通信状態の遷移について説明する。
図10は、デバイス通信装置とホスト通信装置との通信状態の遷移の様子を示した説明図である。
ホスト通信装置と通信ができない状態を未接続状態210として示している。デバイス通信装置がホスト通信装置を認識すると、非認証デバイスアドレス(0FFH)を設定してホスト通信装置に接続要求を行う。そして、ホスト通信装置より確認応答(Connect ACK)を受信すると、接続が確保された状態である接続状態220のうち、認証されていないが接続の認められた非認証状態230となる。なお、該確認応答には、ホストと非認証状態であっても一時的に通信を行うためのアドレスが割り当てられる構成となっている。
そして、デバイス通信装置とホスト通信装置は所定の認証処理を経た後、デバイス通信装置はUSBアドレスのない状態としてUSBアドレスを0に設定され、認証済みの認証状態240のうちの、アドレスの割り当てのない初期状態250となる。
その後、デバイス通信装置にホスト通信装置から認証されたUSBアドレス情報が送信されると、アドレスが割り当てられたアドレス状態260となる。本実施形態によれば、初期状態250からアドレス状態260に遷移する際に、無線アドレスをUSBアドレスに設定することができる。そして、所定のパラメータ交換の後、デバイス通信装置とホスト通信装置とが通信のできる通信状態270となる。
また、認証状態240(初期状態250、アドレス状態260および通信状態270を含む)で、所定の時間通信が行われないと、再接続の確認を行う再接続状態280となる。ここで所定の処理を経ると、再び非認証状態230となる。
また、接続状態(非認証状態230および再接続状態280)で、デバイス通信装置がホスト通信装置の電波到達範囲を脱してしまった場合や、所定の時間にわたり認証処理されなかった場合に、再び未接続状態210となる。
次に、本実施形態によるデバイス通信装置120における動作の流れを説明する。
(11)デバイス通信装置おける動作
図11は、本実施形態によるデバイス通信装置120における動作の流れを示した説明図である。デバイス通信装置は、まず電源投入後、無線アドレスが存在するか判断し(S501)、存在しないと判断した場合は、自己の周囲で利用している使用中アドレス情報を獲得する(S502)。ここで未使用のアドレスのうち、その1つを自己の利用する無線アドレスとして登録する(S503)。
S501で無線アドレスが存在すると判断した場合、およびS503で無線アドレスを登録した後、無線アドレスが存在する状態で、ワイヤレスのUSBデバイス通信装置の現在の状態を獲得する(S504)。続いて、該状態が未接続状態210であるか否かを判断する(S505)。
未接続状態210であると判断した場合は、WUSBの非認証アドレス(0FFH)を設定し(S506)、ホスト通信装置にワイヤレスUSBコネクト要求を送信し(S507)、そのコネクト要求の受領確認(Connect ACK)を受領すると(S508)、通信状態が非認証状態に遷移し(S509)、ホスト通信装置から指定された一時的な仮アドレスを登録する(S510)。
そして、周囲の無線通信装置のビーコンから、他の無線通信装置が利用する無線アドレスを確認して、アドレスの競合の有無を判断する(S516)。競合が有ると判断した場合には、無線アドレスを削除し(S517)、S501に戻る構成になっている。競合が無いと判断した場合には、無線アドレスを維持したままS501に戻る構成になっている。
S505において状態が未接続状態210でないと判断された場合、状態が非認証状態230であるか否かを判断する(S511)。状態が非認証状態であると判断した場合、所定の認証処理(4 Way Handshake)を行ない(S512)、その認証処理が完了したら(S513)、デバイス通信装置はアドレスを0に設定され(S514)、初期状態250に遷移する(S515)。続いて上述のS516に移行する。
S511において、状態が非認証状態230でないと判断した場合、状態が初期状態250であるか否かを判断する(S518)。状態が初期状態250であると判断した場合、ホスト通信装置からUSBアドレスが割り当てられることで(S519)、デバイス通信装置は、以降ワイヤレスUSBの通信を行なうためにそのアドレスを登録し(S520)する。続いて、無線アドレスも、そのUSBアドレスに変更し(S521)、アドレスが割り当てられた状態であるアドレス状態260に遷移する(S522)。続いて、後述のS523に移行する。
S518において、状態が初期状態250でないと判断した場合、状態がアドレス状態260であるか否かを判断する(S523)。アドレス状態260であると判断した場合、デバイス通信装置はホスト通信装置との間でコンフィギュアー処理を行ない(S524)、このコンフィギュアー処理が完了すると(S525)、通信ができる状態である通信状態270に遷移する(S526)。続いて、後述のS527に移行する。
S523において、状態がアドレス状態260でないと判断した場合、状態が通信状態270であるか否かを判断する(S527)。その後、データの受信があるたびに(S528)、ホストとの接続が確保されていることを把握するためのTrust Timerを起動する(S529)。
しかし、所定のTrust Timeout時間にわたりホスト通信装置と通信がないと(S530)、再接続の確認を行なう状態である再接続状態280に遷移し(S531)、あわせて無線アドレスも削除する(S532)。
S530においてTrust Timeoutが発生していない場合であって、ホスト通信装置から、USBアドレスの変更通知を受領したとき(S533)、そのUSBアドレスに変更をすると共に、無線アドレスも新たなUSBアドレスに変更する(S534)。
そして、さらに周囲の無線通信装置のビーコンから、他の無線通信装置が利用する無線アドレスを確認して、アドレスの競合が発生した場合は(S535)、その旨をホスト通信装置に通知するアドレス競合通知を設定し(S536)、ホスト通信装置にその通知を送信する(S537)とともに、S532で無線アドレスを削除して、S501に戻る構成になっている。
ここで、USBアドレスを再設定したにも拘らず、それに追従して再設定した無線アドレスが競合してしまう場合について図12を用いて説明する。
図12は、無線アドレスの競合の様子を示した説明図である。ホスト通信装置であるホストA610の通信できる範囲を点線で電波到達範囲612を、またホストAと通信するデバイス通信装置であるデバイスA614を示している。同様に、ホストB620およびホストC630、電波到達範囲622および電波到達範囲632、デバイスB624およびデバイスC634を示している。
図12において、デバイスB624は、ホストA610の電波到達範囲612内に含まれ、ホストAはデバイスB624の発信するビーコンを受信することができる。したがって、デバイスB624の無線アドレスに基づいて、デバイスA614とデバイスB624の無線アドレスおよびUSBアドレスの競合を検出することができる。このような場合、ホストA610はデバイスA614に新たなUSBアドレスを割り当てる。
しかし、デバイスC634は、ホストA610の電波到達範囲612の範囲外であるため、ホストA610はデバイスC634の発信するビーコンを受信することができない。すなわち、デバイスC634はホスト610から見て隠れ端末であり、デバイスA614とデバイスC634の無線アドレスおよびUSBアドレスの競合を直接検出することができない。
かかる問題を解決するために、本実施形態よれば、デバイスA614とデバイスC634とがビーコンを交換する。そして、自己の無線アドレスと同一のアドレスをデバイスC634が利用していた場合、USBアドレスも同一のアドレスが割り当てられていると判断し、ホストA610に対してUSBアドレスの再割当を要求することができる。
すなわち、本実施形態によれば、従来の無線通信方法では検出できなかった隠れ端末とのUSBアドレスの競合を検出することが可能であり、ホスト通信装置へのUSBアドレスの再割当の要求をすることができる。
デバイス通信装置の動作の説明に戻り、S527において状態が通信状態270でないと判断した場合、状態が再接続状態280であるか否かを判断する(S538)。再接続状態280であると判断した場合、WUSBの非認証アドレス(0FFH)、もしくは過去にホストから割当てられたアドレスを設定し(S539)、ホスト通信装置にワイヤレスUSBの再コネクト要求を送信し(S540)、その再コネクト要求の受領確認(Reconnect ACK)を受領したら(S541)、状態を非認証状態230に遷移させ(S542)、ホストから指定された一時的な仮アドレスを登録する(S543)。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
ワイヤレスUSBの通信システムの構成例を示した説明図である。 ホスト通信装置およびデバイス通信装置と具体的装置との接続例を示した説明図である。 ワイヤレスUSBによるスーパーフレームの構成例を示した説明図である。 ビーコンスロットの利用設定例を示した説明図である。 上述したビーコンスロットに送信されるビーコンフレームの構成例を示した説明図である。 MASの設定例をビットマップ形式で示した説明図である。 MASにおけるアクセス制御の流れを示した説明図である。 MMCフレームの構成を示した説明図である。 本実施形態によるデバイス通信装置の構成を示した説明図である。 デバイス通信装置とホスト通信装置との通信状態の遷移の様子を示した説明図である。 本実施形態によるデバイス通信装置における動作の流れを示した説明図である。 無線アドレスの競合の様子を示した説明図である。
符号の説明
100 ワイヤレスUSBネットワーク
110 ホスト通信装置
120〜125 デバイス通信装置
142 アンテナ
158 ビーコン解析部
170 アドレス設定部
176 WUSB動作状態管理部
195 アドレス生成部
196 アドレス記憶部

Claims (9)

  1. ワイヤレスUSBのホスト通信装置と前記ホスト通信装置に接続されるワイヤレスUSBのデバイス通信装置とを含む無線通信システムにおいて:
    前記ホスト通信装置は、
    前記デバイス通信装置とデータの授受を行う際に用いる第一のアドレスを生成する第一アドレス生成部と;
    前記第一のアドレスを前記デバイス通信装置に割り当てる第一アドレス割当部と;
    を含み、
    前記デバイス通信装置は、
    前記ホスト通信装置に割り当てられた前記第一のアドレスを記憶するアドレス記憶部と;
    前記ホスト通信装置と管理情報の授受を行う際に用いる第二のアドレスを生成する第二アドレス生成部と;
    前記ホスト通信装置との通信状態を検出する状態検出部と;
    前記状態検出部が検出する通信状態の遷移に応じて、前記第二のアドレスを前記第一のアドレスと同一のアドレスに設定するアドレス設定部と;
    を含むことを特徴とする、無線通信システム。
  2. ワイヤレスUSBのホスト通信装置に接続されるワイヤレスUSBのデバイス通信装置として機能する無線通信装置において:
    前記ホスト通信装置により割り当てられ、前記ホスト通信装置とデータの授受を行う際に用いられる第一のアドレスを記憶するアドレス記憶部と;
    前記ホスト通信装置と管理情報の授受を行う際に用いる第二のアドレスを生成する第二アドレス生成部と;
    前記ホスト通信装置との通信状態を検出する状態検出部と;
    前記状態検出部が検出する通信状態の遷移に応じて、前記第二のアドレスを前記第一のアドレスと同一のアドレスに設定するアドレス設定部と;
    を含むことを特徴とする、無線通信装置。
  3. 前記アドレス設定部は、前記ホスト通信装置による前記第一のアドレスの割り当てに基づく前記通信状態の遷移に応じて、前記第二のアドレスを前記第一のアドレスと同一のアドレスに設定することを特徴とする、請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記アドレス設定部は、前記ホスト通信装置により割り当てられていた前記第一のアドレスが変更された場合、前記第二のアドレスを前記変更後の第一のアドレスと同一のアドレスに設定することを特徴とする、請求項2に記載の無線通信装置。
  5. 周囲に存在する他のデバイス通信装置が利用する第二のアドレスを受信する受信部と;
    自己の第二のアドレスと前記受信部が受信した第二のアドレスとの競合を検出する競合検出部と;
    前記競合検出部による競合が検出された場合に、前記ホスト通信装置に競合の検出を通知をする競合通知部と;
    を含むことを特徴とする、請求項2に記載の無線通信装置。
  6. ワイヤレスUSBのデバイス通信装置によるワイヤレスUSBのホスト通信装置との無線通信方法において:
    前記ホスト通信装置と管理情報の授受を行う際に用いる第二のアドレスを生成するステップと;
    前記ホスト通信装置とデータの授受を行う際に用いられる第一のアドレスを割り当てられるステップと;
    前記ホスト通信装置との通信状態を検出するステップと;
    前記通信状態の遷移に応じて、前記第二のアドレスを前記第一のアドレスと同一のアドレスに設定するステップと;
    を含むことを特徴とする、無線通信方法。
  7. 前記ホスト通信装置による前記第一のアドレスの割り当てに基づく前記通信状態の遷移に応じて、前記第二のアドレスを前記第一のアドレスと同一のアドレスに設定することを特徴とする、請求項6に記載の無線通信方法。
  8. コンピュータをして、
    ワイヤレスUSBのホスト通信装置により割り当てられ、前記ホスト通信装置とデータの授受を行う際に用いられる第一のアドレスを記憶するアドレス記憶部と;
    前記ホスト通信装置と管理情報の授受を行う際に用いる第二のアドレスを生成する第二アドレス生成部と;
    前記ホスト通信装置との通信状態を検出する状態検出部と;
    前記通信状態の遷移に応じて、前記第二のアドレスを前記第一のアドレスと同一のアドレスに設定するアドレス設定部と;
    を含むことを特徴とする、無線通信装置として機能せしめることを特徴とする、コンピュータプログラム。
  9. 前記通信状態は、前記ホスト通信装置による前記第一のアドレスの割り当てがあったときに遷移することを特徴とする、請求項8に記載のコンピュータプログラム。





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