JP2007300287A - 弾性表面波素子および弾性表面波デバイス並びに電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストップバンドの上限モードで共振する弾性表面波素子の、電極指幅のばらつきに伴う周波数ばらつきを小さくできるようにする。
【解決手段】弾性表面波素子10は、水晶基板12のカット角がオイラー角表示で(0°,0°≦θ≦180°,0°<|ψ|<90°)となっている。水晶基板12の表面中央部には、IDT14が設けてある。IDT14は、一対の櫛型電極18(18a、18b)からなり、すだれ状に形成してある。IDT14を構成している櫛型電極18の電極指22(22a、22b)は、幅がLt、電極指22の形成ピッチがPtとなっていて、0.5≦(Lt/Pt)≦0.7となるように形成してある。IDT14は、一対の櫛型電極18a、18b間に信号圧が印加されると、水晶基板12をレイリー波からなる弾性表面波のストップバンドの上限モードで励振する。
【選択図】図1

Description

本発明は、弾性表面波素子に係り、特にレイリー波からなる弾性表面波のストップバンドの上限モードで水晶基板を励振する弾性表面波素子および弾性表面波デバイス並びに電子機器に関する。
圧電基板に発生させた弾性表面波(Surface Acoustic Wave:SAW)を利用した共振器やフィルタなどの弾性表面波(SAW)デバイスは、小型で量産性に優れているところから、急速に普及してきている。特に、圧電基板として水晶基板を用いたSAWデバイスは、温度変化に対する共振周波数(以下、単に周波数ということがある)の安定性(周波数温度特性)に優れているところから、携帯電話機をはじめとして多くの電子機器に用いられている。中でも、STカットと呼ばれる水晶板を、その板の面に沿って回転させたいわゆる面内回転STカット水晶基板を用いて製造した弾性表面波素子は、周波数温度特性に優れており、高精度なSAWデバイスを得ることができる。しかし、近年、電子機器の高周波化、高性能・高精度化が著しく、より周波数安定性に優れたSAWデバイスが求められている。
ところで、いわゆる面内回転STカット水晶基板を用いた弾性表面波素子は、水晶基板に励起される弾性表面波がレイリー波からなっている。レイリー波からなる弾性表面波は、水晶基板に設けたすだれ状電極の電極指が周期的に形成してあるため、ストップバンドと呼ばれる周波数帯を有することが知られている。そして、面内回転STカット水晶基板は、IDTによって励起される弾性表面波がストップバンドの下端(下限モード)の周波数を有する。
非特許文献1によれば、水晶基板をストップバンドの上端(上限モード)における周波数で励振した場合、下限モードにおける励振よりも周波数温度特性が優れている。したがって、高精度な弾性表面波素子を得るには、水晶基板をストップバンドの上限モードで励振することが望まれる。そして、特許文献1には、水晶基板をストップバンドの上限モードで励振するために、すだれ状電極を、弾性表面波の1波長あたり3本の電極指を有する反射反転型の電極にしている。また、特許文献2には、IDT電極のばらつきによる共振周波数の変動を小さくするために、IDTの電極指の電極幅と電極指の形成ピッチとの比ηを0.5〜0.6にしている。
信学技報、社団法人電子情報通信学会、US99−20(1999−06)、p.37−42(図4) 特開2002−100959号公報 特開2003−258601号公報
弾性表面波素子は、周知のように、共振周波数がIDT(Interdigital Transducer)を構成しているすだれ状電極の電極指の形成ピッチに依存している。したがって、弾性表面波素子の高周波化を図るためには、すだれ状電極の電極指の形成ピッチを小さくする必要がある。ところが、上記特許文献1のように反射反転型電極にすると、弾性表面波の1波長に3本の電極指を含むため、通常の弾性表面波の1波長に2本の電極指を含むシングル型のIDTに比較して、高周波化に不利となる。すなわち、特許文献1に記載の弾性表面波素子は、通常の弾性表面波素子よりも電極指の形成ピッチを小さくするとともに、電極指の幅も狭くしなければならない。このため、特許文献1に記載の弾性表面波素子は、すだれ状電極を形成するためにより高度な技術が要求されるとともに、電極指の断線も生じやすい。しかも、電極指が細くなるため、電極指幅のばらつきが相対的に大きくなって、弾性表面波素子間における周波数のばらつきが大きくなる。
また、特許文献2に記載されている弾性表面波素子は、カット角がオイラー角表示で(0°、113°〜135°、±(40°〜49°))のいわゆる面内回転STカット水晶基板を用いたものである。水晶結晶は、周知のように異方性を有しており、カット角が異なると物性も異なってくる。したがって、特許文献2に電極指幅と電極指の形成ピッチとの比(標準化電極指幅η)の最適な値として0.5〜0.65が開示されているとしても、その値を他のカット角の水晶基板にそのまま適用できるとは限らない。しかも、特許文献2に記載の弾性表面波素子は、水晶基板が通常のストップバンドの下限モードで励振されるもので、ストップバンドの上限モードで励振される弾性表面波素子にも適用できるかが不明である。このため、ストップバンドの上限モードで励振される弾性表面波素子において、電極指幅のばらつきに伴う周波数ばらつきを小さくできる標準化電極指幅ηの値を定めることが望まれている。
本発明は、上記要請に鑑みてなされたもので、ストップバンドの上限モードで共振される弾性表面波素子の、電極指幅のばらつきに伴う周波数ばらつきを小さくできるようにすることを目的としている。
発明者らは、鋭意研究した結果、水晶基板を特定のカット角で切り出すことにより、弾性表面波の1波長に2本の電極指を含む通常のシングル型IDTあっても、ストップバンドの上限モードで励振できる弾性表面波素子を得ることができた。さらに、発明者らは、ストップバンドの上限モードで励振できる弾性表面波素子において、電極指のばらつきによる共振周波数のばらつきを小さくできる標準化電極幅の範囲を見出した。
上記の目的を達成するために、本発明に係る弾性表面波素子は、カット角がオイラー角表示で(0°,0°≦θ≦180°,0°<|ψ|<90°)の水晶基板に設けられ、前記水晶基板をレイリー波からなる弾性表面波のストップバンドの上限モードで励振するすだれ状電極を備え、前記すだれ状電極の電極指の幅をLt、前記電極指の形成ピッチをPtとしたときに、
0.5≦(Lt/Pt)≦0.7
であることを特徴としている。
このようになっている本発明は、製造した弾性表面波素子間において、電極指の幅Ltや電極指の形成ピッチPtの値が製造の際にばらついたとしても、各素子間における共振周波数のばらつきを小さくすることができる。例えば、目標共振周波数が310MHzの弾性表面波素子において、Lt/Pt(=η)の値が上記の範囲にある場合、ηの値が各弾性表面波素子間において±0.01程度ばらついたとしても、各弾性表面波素子間の共振周波数のばらつきを最大で1700ppm程度にすることができる。したがって、弾性表面波デバイスにするために各弾性表面波素子をパッケージ内に実装するときに、周波数調整することにより各弾性表面デバイス間における共振周波数のばらつきをより小さくでき、周波数ばらつきの小さい高精度な弾性表面波(SAW)デバイスとすることができる。
なお、水晶基板は、上記のカット角を有する場合、IDTによってストップバンドの下限モードと上限モードとの両方で励振される。しかし、例えば、IDTをH/λ=0.06、η=0.6ぐらいに形成すると、すなわちIDTの電極指の膜厚を厚く、幅を太くすると、上限モードの振動を下限モードの振動より大きくすることができる。ここに、Hは電極指の厚み(電極膜厚)、λは弾性表面波の波長である。
すだれ状電極は、アルミニウムまたはアルミニウムを主成分とするアルミニウム合金から形成してよい。アルミニウムまたはアルミニウム合金は、比較的比重の小さな金属である。すだれ状電極を比重の小さなアルミニウムまたはアルミニウム合金によって形成することにより、電極の重みによる周波数の低下を小さくすることができ、弾性表面波素子の高周波化に有効である。
本発明に係る弾性表面波デバイスは、上記の弾性表面波素子を備えていることを特徴としている。そして、本発明に係る電子機器は、上記の弾性表面波デバイスを有することを特徴としている。
本発明に係る弾性表面波素子および弾性表面波デバイス並びに電子機器の好ましい実施の形態を、添付図面に従って詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る弾性表面波素子を模式的に示した平面図であり、図2は図1のA−A線に沿った一部断面図である。これらの図において、弾性表面波素子10は、圧電基板である矩形状の水晶基板12からなり、水晶基板12の表面中央部にIDT14が形成してある。また、弾性表面波素子10は、一対の反射器16(16a、16b)を有している。一対の反射器16は、IDT14によって水晶基板12に励振されるレイリー波からなる弾性表面波の伝播方向に沿って設けられ、IDT14を挟んで配置してある。
弾性表面波素子10のIDT14は、一対の櫛形電極18(18a、18b)によって構成してある。各櫛型電極18は、それぞれの一端をバスバー20に接続した複数の電極指22(22a、22b)を備えている。そして、IDT14は、一対の櫛型電極18によってすだれ状に形成してある。すなわち、IDT14は、各櫛型電極18の櫛歯に相当する電極指22が噛み合うように交互に、かつ平行に等間隔で配置してある。そして、IDT14は、櫛型電極18aと櫛型電極18bとの間に信号電圧が印加されて水晶基板12を励振し、水晶基板12に所定周波数のレイリー波からなる弾性表面波を生成する。この弾性表面波は、電極指22に直行した方向に伝播する。
各反射器16は、両端が相互に連結され、電極指22と平行に形成した複数の導体ストリップ24からなり、格子状をなしている。これらの反射器16とIDT14とは、実施形態の場合、アルミニウムまたはアルミニウムを主成分としたアルミニウム合金の薄膜から形成してある。すなわち、IDT14と反射器16とは、図示しない水晶ウエハの表面に蒸着やスパッタリングなどによって成膜されたアルミニウムまたはアルミニウム合金の薄膜を、所定の形状にフォトエッチングすることにより形成される。そして、IDT14の各櫛型電極18は、図示しない接続パッドに電気的に接続してある。
IDT14は、各櫛型電極18a、18bの電極指22a、22bの幅をLt、電極指22a、22bの形成ピッチをPt、両者の比Lt/Ptを標準化電極幅ηとしたときに、後述する理由により、0.5≦η≦0.7となるように形成してある。
水晶基板12は、実施形態の場合、IDT14によって励振されたときに、ストップバンドの上限モードの周波数で励振されるカット角で水晶結晶ブロック(図示せず)から切り出してある。具体的には、水晶基板12は、後述する理由によりカット角がオイラー表示で(0°,0°≦θ≦180°,0°<|ψ|<90°)となっている。図3は、このカット角を説明する図である。図3においてX軸、Y軸、Z軸は、それぞれ水晶の結晶軸を示しており、X軸がいわゆる電気軸、Y軸がいわゆる機械軸、Z軸がいわゆる光軸である。
Z軸に直交するXY面に平行な水晶板26が水晶Z板と呼ばれ、オイラー角を(φ,θ,ψ)とした場合、(0°,0°,0°)である。オイラー角のφはZ軸を回転中心としたX軸、Y軸の回転角を示し、θはX軸を回転軸心としたY軸、Z軸の回転角を示し、ψはY軸を回転中心としたX軸、Z軸の回転角を示している。また、これらの回転角は、いずれも反時計方向に回転させた場合がプラスである。
したがって、実施形態の水晶基板12は、φ=0°であるから、Z軸を回転軸(回転中心)としたX軸とY軸との回転を行なわない。図3に示したように、X軸を回転軸としてY軸とZ軸とを反時計回りに角度θだけ回転させたときの新たな座標軸をY´軸、Z´軸とする。そして、このZ´軸を法線とするX軸とY´軸とのなす面と平行な面方位でカットしたものを水晶基板28とする。実施形態においては、このX軸を回転中心としたY軸とZ軸との回転角度θは、0°〜180°の範囲である。
さらに、水晶基板28において、Z´軸を回転中心として、水晶基板28の面に沿ってX軸とY´軸とを角度ψだけ回転させたときの新たな座標軸をX´軸、Y"軸とする。そして、この回転角ψを面内回転角と呼ぶ。実施形態の場合、面内回転角ψは、0°〜90°である。ただし、面内回転角ψは、0°と90°とを含まない。そして、実施形態の弾性表面波素子10は、水晶基板12が水晶基板28を角度ψだけ面内回転させたものであり、角度ψ面内回転させたときの新たなX´軸を弾性表面波であるレイリー波の伝播方向としている。なお、水晶結晶は、Z´軸を回転軸とした場合、時計方向へ回転したときと、反時計方向へ回転したときでは対象であるので、面内回転角ψはどちらの方向にとってもよい。すなわち、面内回転角ψは、実施形態の場合、0°<|ψ|<90°である。そして、実施形態の弾性表面波素子10は、IDT14がレイリー波からなる弾性表面波の1波長中に2本の電極指22が含まれるシングル型IDTである。
このようなカット角を有する実施形態の水晶基板12は、IDT14によってストップバンドの下限モードと上限モードの両方において励振される。そして、発明者らの研究によると、例えばIDT14をH/λ=0.06、η=0.6ぐらいに形成すると、すなわちIDT14の電極指22の膜厚Hを厚く、幅Ltを太くすると、ストップバンド上限モードの振動を下限モードの振動より大きくすることができる。なお、発明者らの研究によると、例えばIDT14をH/λ=0.04、η=0.4にした場合、下限モードの振動が上限モードの振動より非常に優勢であることがわかった。また、IDT14をH/λ=0.06、η=0.8ぐらいに形成すると、上限モードの振動を下限モードの振動より非常に大きくすることができる。
カット角がオイラー角表示で、例えば(0°,123°,0°)の水晶板は、従来からSTカット水晶基板として知られており、弾性表面波素子の形成に広く用いられている。このSTカット水晶基板の表面にシングル型IDTを形成して、STカット水晶基板に弾性表面波を励振した場合、通常、レイリー波が励起される。STカット水晶基板に励起されたレイリー波は、ストップバンドと呼ばれる周波数帯の下端(下限モード)の周波数を有する。
弾性表面波素子がストップバンドの上端の周波数である上限モードで励振されるのか、下端の周波数である下限モードで励振されるのかは、それぞれのモードの周波数での短絡条件と開放条件とにおける周波数差によって決まる。短絡条件と開放条件との間において、周波数差があれば各モードにおける励振が可能であることがわかっている。そこで、発明者らは、STカット水晶基板と面内回転STカット水晶基板とを用いてシングル型IDTの弾性表面波素子を作成した場合に、ストップバンドの上限モードで励振が可能であるか、否かを有限要素法(FEM)により調べた。表1は、その計算結果を示したものである。
Figure 2007300287
表1において、カット角は水晶基板のカット角であって、オイラー角で示してある。また、標準化電極幅ηは図2に示した電極指22の幅Ltと形成ピッチPtとの比Lt/Ptであり、Hは電極指22の膜厚である。そして、λは弾性表面波の波長であって、この計算においてはλ=10μmとしている。また、fUSはストップバンドの上限モードにおける短絡条件の周波数、fUOは上限モードにおける開放条件の周波数であり、両者の差の絶対値を示した。なお、電極指22(IDT14)は、アルミニウム薄膜によって形成してある。
表1に示されているように、カット角が(0°,123°,0°)のSTカット水晶基板を用いたη=0.5、H/λ=0.03の弾性表面波素子Aは、上限モードにおける短絡条件の周波数fUSと開放条件の周波数fUOとの差は0である。したがって、弾性表面波素子Aは、ストップバンドの上限モードにおいて励振することができない。また、カット角が(0°,123°,0°)であって、η=0.7、h/λ=0.10の弾性表面波素子Bは、弾性表面波素子Aと同様に、|fUS−fUO|=0となっていて、ストップバンドの上限モードにおいて励振することができない。
一方、η=0.5、H/λ=0.03であってカット角が(0°,123°,41°)の面内回転STカット水晶基板を用いた弾性表面波素子Cは、|fUS−fUO|が0.0015MHzとなっている。また、η=0.7、H/λ=0.10であってカット角が(0°,123°,41°)の面内回転STカット水晶基板を用いた弾性表面波素子Dは、|fUS−fUO|=0.1667MHzとなっている。したがって、面内回転水晶基板を用いた弾性表面波素子C、Dは、ストップバンドの上限モードにおいて励振が可能である。
図4は、弾性表面波素子の温度に対する周波数変動量をFEMにより求めて示したものである。図4の横軸はカット角θを度(°)で示しており、右側の縦軸はカット角(弾性表面波の伝播方向)ψを度(°)で示している。また、図4の左側の縦軸は、ppmで示した周波数変動量である。なお、周波数変動量=周波数偏差の最大値−周波数偏差の最小値、として求めている。また、周波数偏差=(各温度における周波数−25℃における周波数)/25℃における周波数、である。
周波数変動量を求めた条件としては、弾性表面波素子はシングル型IDTであって、IDTの標準化電極幅η(=Lt/Pt)=0.7であり、標準化電極膜厚H/λ=0.10である。なお、λは弾性表面波の波長であって、λ=10μmとしている。そして、水晶基板のカット角は、φ=0°に固定し、カット角θを5°間隔で0°〜180°まで変化させた。さらに、θの各角についてψを1°間隔で0°〜90°まで変化させるとともに、ψの各角度において弾性表面波素子の温度を−40℃〜+90°間で変化させた。そして、温度の変化に対して1℃間隔で周波数(共振周波数)求めた。
図4において、●は、カット角θの各角度における周波数変動量の最小値を示している。そして、△は、その最小値が得られた面内回転角ψの角度を示している。例えば、φ=0°、θ=40°のときに、ψ=0°〜90°変化させ、ψの各角度について温度を−40℃〜+90℃変化させたときの周波数変動量の最小値は約80ppmであり、そのときの面内回転角ψは約12°である。
そして、図4からわかるように、水晶基板の切り出し角度および弾性表面波の伝播方向をオイラー角(0°、0°≦θ≦180°、9°≦|ψ|≦46°)の範囲に設定すると、温度が−40℃〜+90℃の範囲においては、周波数変動量を最大で約127ppmにすることができる。特に、水晶基板の切り出し角度および弾性表面波の伝播方向をオイラー角(0°、0°≦θ≦180°、33°≦|ψ|≦46°)の範囲にした場合、周波数変動量は、最大で約59ppmにできる。なお、面内回転角ψは、水晶結晶の対称性からプラスまたはマイナスのどちら側の角度を用いても、結果は同じである。また、カット角は、オイラー角による表示にこだわらず、結晶学的に等価なカット角の結晶基板を用いることができる。
図5は、水晶基板の切り出し角度および弾性表面波の伝播方向をオイラー角表示で(0°、123°、43.2°)の弾性表面波素子であって、IDTの標準化膜厚H/λを0.06〜0.11まで変化させるとともに、IDTの標準化電極幅ηを0.5〜0.7の範囲で変化させたときの周波数の変動量を示したものである。なお、弾性表面波の波長λ=10μmである。そして、図5の横軸は標準化電極幅ηであり、縦軸は温度25℃における共振周波数310MHzに対する周波数偏差量をppmで示している。
また、図5に示された曲線AはH/λ=0.06であり、曲線BはH/λ=0.07、曲線CはH/λ=0.08である。さらに、曲線DはH/λ=0.09、曲線EはH/λ=0.10、曲線FはH/λ=0.11である。図5に示されているように、標準化電極膜厚H/λが0.06〜0.11の場合、周波数偏差量が最も小さくなるのがη=0.06前後であり、0.05≦η≦0.07に設定することが望ましい。
標準化電極幅ηの最適な値は、標準化電極膜厚H/λの値によって異なっている。例えば、H/λ=0.06の場合、図6に示したように、標準化電極幅η=0.61となる。なお、図6は、横軸がηの値、縦軸が25℃における周波数310MHzに対する周波数の偏差量をppmで示している。そして、弾性表面波の波長λ=10μmとしている。図に示されているように、H/λ=0.06の場合、η=0.61を目標とすることにより、IDTの形成に製作上のばらつきがあったとしても、η=0.61±0.01の範囲内に製作できれば、周波数の偏差量を200ppm以内に抑えることができる。すなわち、この場合、電極指22の幅Ltの許容範囲は、±0.05μmになる。
図7は、標準化膜厚H/λを変えたときに310MHzに対する周波数偏差量が最小となる標準化電極幅ηの値を示したものである。図7に示したようにH/λの値によって、周波数偏差が最小となるηの値が異なり、H/λに対して次の数式1の2次式で近似することができる。
Figure 2007300287
なお、H/λ=0.10の場合、図7に示したように、周波数偏差が最小となるηは0.62である。
図8は、310MHzの弾性表面波素子を作成し、ηが0.5〜0.7の場合、ηの値が0.01変わったときに、周波数がとの程度変わるかを調べたものである。図8の横軸は標準化電極膜厚H/λを示し、縦軸はηが0.01変わったことによる周波数の変動量をppmで示した。なお、弾性表面波の波長λは10μmである。
図8において、◆はη=0.50における周波数に対するη=0.51における周波数の変動量である。また、■は、η=0.70における周波数に対するη=0.69における周波数の変動量である。図8に示したように、0.5≦η≦0.7の場合、ηが0.01変化したときの周波数の変動量は、最大で830ppm程度である。
図9は、本発明の実施形態に係る弾性表面波デバイスの一例である弾性表面波共振子を模式的に示した断面図である。図9において、弾性表面波共振子30は、弾性表面波素子10がパッケージ32に収容してある。パッケージ32は、パッケージ本体34と蓋体36からなっている。パッケージ本体34は、例えばセラミックのグリーンシートを積層して焼成し、弾性表面波素子10を収容する収容空間38を有する箱型に形成してある。蓋体36は、金属板やガラス板、セラミック板などからなっており、金属ロウ材や低融点ガラスなどを介してパッケージ本体34の上端面に接合され、収容空間38を気密に封止している。
弾性表面波素子10は、パッケージ本体34が形成する収容空間38に収容され、接着剤40などを介してパッケージ本体34の底面に固着してある。パッケージ本体34は、底面に実装端子42が設けてある。この実装端子42には、金やアルミニウムなどのボンディングワイヤ44の一端が接続してある。ボンディングワイヤ44は、他端が弾性表面波素子10に設けたボンディングパッド(図示せず)に接合してある。ボンディングパッドは、IDT14を構成している一対の櫛型電極18のそれぞれに対応して設けてあり、図示しない配線パターンなどを介して櫛型電極18に電気的に接続してある。したがって、IDT14は、ボンディングパッドとボンディングワイヤ44とを介して実装端子42に電気的に接続してある。また、実装端子42は、パッケージ本体34に形成した図示しないスルーホールなどを介して、パッケージ本体34の下面に設けた外部端子46に電気的に接続してある。外部端子46は、電子機器のマザーボードに設けた配線パターンのランドなどに接合される。
図10は、本発明に係る弾性表面デバイスを搭載した実施の形態に係る電子機器である光インターフェースモジュールの概略構成ブロック図である。図10において、光インターフェースモジュール50は、光ネットワークを介してデータの授受などを実行するために、光信号と電気信号とを相互に変換する。この実施形態の光インターフェースモジュール50は、例えば10.3125Gbit/sの光信号と、3.125Gbit/sの電気信号(4系統)とを相互に信号変換する。
すなわち、光インターフェースモジュール50は、電気/光変換部52を備えている。電気/光変換部52は、P/S(パラレル/シリアル)変換部54が出力した電気信号を光信号に変換し、光ネットワーク側に出力する。また、光インターフェースモジュール50は、光/電気変換部56が光ネットワーク側から入力した光信号を電気信号に変換し、S/P(シリアル/パラレル)変換部58に出力する。
光インタフェースモジュール50は、発振器(OSC)60、62を備えている。発振器60、62は、前記したストップバンドの上限モードで励振される弾性表面波素子10を備えた弾性表面波共振子30を有する。これらの発振器60、62は、長年月にわたって一定周波数のクロック信号を出力する。発振器62、60の出力するクロック信号は、ビット変換部64を介して接続された3.125Gbit/sのS/P変換部66およびP/S変換部68、並びに10.3125Gbit/sのP/S変換部54およびS/P変換部58のそれぞれに基準信号として与えられる。
このように構成してある光インターフェースモジュール50は、長期間にわたって光ネットワークを介したデータの授受を安定して行なうことができる。そして、動画像のような大量のデータを伝送することができる10ギガビットイーサネット(登録商標)(10 gigabit Ethernet(登録商標))に代表されるような高速な通信ネットワークシステムにおいて、長期間にわたって安定した動作を容易に確保することができる、という効果が得られる。
本発明の実施の形態に係る弾性表面波素子を模式的に示した平面図である。 図1のA−A線に沿った一部断面図である。 水晶基板のカット角を説明する図である。 弾性表面波素子の温度変化に対するカット角と最小周波数変動量との関係を示す図である。 実施形態に係る弾性表面波素子の、IDTのH/λとηと周波数偏差量との関係を示す図である。 実施の形態に係る弾性表面波素子のIDTがH/λ=0.06のときのηと周波数偏差量との関係を示す図である。 IDTのH/λと周波数変動量が最小となるηとの関係を示す図である。 実施の形態に係る弾性表面波素子においてηが0.01変化したときの周波数変動量を示す図である。 実施形態に係る弾性表面波デバイスの模式的に示した断面図である。 実施の形態に係る電子機器の概略構成ブロック図である。
符号の説明
10………弾性表面波素子、12………水晶基板、14………すだれ状電極(IDT)、18a、18b………櫛型電極、22a、22b………電極指、30………弾性表面波デバイス(弾性表面波共振子)、32………パッケージ、34………パッケージ本体、36………蓋体、50………電子機器(光インターフェースモジュール)。

Claims (4)

  1. カット角がオイラー角表示で(0°,0°≦θ≦180°,0°<|ψ|<90°)の水晶基板に設けられ、前記水晶基板をレイリー波からなる弾性表面波のストップバンドの上限モードで励振するすだれ状電極を備え、
    前記すだれ状電極の電極指の幅をLt、前記電極指の形成ピッチをPtとしたときに、
    0.5≦(Lt/Pt)≦0.7
    であることを特徴とする弾性表面波素子。
  2. 請求項1に記載の弾性表面波素子において、
    前記すだれ状電極は、アルミニウムまたはアルミニウムを主成分とするアルミニウム合金からなることを特徴とする弾性表面波素子。
  3. 請求項1または2に記載の弾性表面波素子を備えたことを特徴とする弾性表面波デバイス。
  4. 請求項3に記載の弾性表面波デバイスを有することを特徴とする電子機器。
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