JP2007299710A - 燃料電池システムおよびその運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池の次回起動時の安定性を損なうことのない燃料電池システムおよびその運転方法を提供する。
【解決手段】イグニッションスイッチ61がオフにされたときに、水素遮断弁24が閉じられて燃料ガス流通路が、水素が残留した状態で密閉される。また同時に、燃料電池FCとディスチャージ抵抗54とを接続して放電させることにより発電を継続するとともに、パージ弁27を小開度で開き、且つ、導入弁37を開く。これにより、微量の空気が燃料ガス流通路を流通することで、燃料ガス流通路に残留している水素が押し出されて、水素と酸素との反応により生成される水を低減できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池の発電停止時に掃気を行う燃料電池システムおよびその運転方法に関する。
例えば、車両などに搭載される燃料電池は、固体高分子電解質膜をアノード極とカソード極とで挟んで構成した単セルを複数積層したものであり、アノード極に水素が、カソード極に酸素が、それぞれ供給されることで発電が行われる。また、発電と同時に燃料電池のカソード極では、水素と酸素との電気化学反応により水が生成される。ところで、車両が氷点下に至るような低温環境下で使用されると、残留水(生成水)が凍結して固体高分子電解質膜などを劣化させるおそれがあるため、燃料電池の発電停止時に、カソード極側に掃気ガスを供給して残留水を排出する処理(カソード掃気)が必要となる。また、カソード極側で生成した水は、カソード極から固体高分子電解質膜を介してアノード極にも透過するため、アノード極側についても残留水を排出する処理(アノード掃気)が必要となる。このとき、燃料電池の発電停止からアノード掃気までは、アノード極に水素が残留している状態が続くため、燃料電池が長時間高電位状態に曝され易くなり、燃料電池(特に触媒)が劣化し易くなるという問題があった。そこで、燃料電池の発電停止時に、アノード極の水素量が低下するまで発電を継続して、水素を消費する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特公平4−33112号公報(第2頁右欄第6行目〜第18行目)
しかしながら、前記した従来の技術では、発電停止時に残留している水素をすべて消費させると、発電と同時に相当量の水が発生して、この水によってアノード極やカソード極の電極に用いられている触媒の劣化を促進させるおそれがあった。また、通常、燃料電池システムでは、高濃度の水素が排出されないように、アノード極は密閉され、カソード極にはカソード掃気によって空気が供給され続けることがあるため、水素の消費によってアノード極内の圧力だけが下がり、アノード極とカソード極との差圧のバランスが崩れて、固体高分子電解質膜などに過大な負荷を与え、燃料電池の劣化を促進させるおそれもあった。その結果、燃料電池の次回起動時の安定性が損なわれるという問題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、燃料電池の起動時の安定性を図ることができる燃料電池システムおよびその運転方法を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、アノード極に燃料ガスが供給され、カソード極に酸化剤ガスが供給されて発電を行う燃料電池と、前記アノード極を含み前記燃料ガスが流通する燃料ガス流通路と、前記カソード極を含み前記酸化剤ガスが流通する酸化剤ガス流通路と、前記燃料電池の発電停止時に、前記アノード極への前記燃料ガスの供給を遮断し、前記遮断後においても発電を継続する発電継続手段と、前記燃料電池の発電停止時に、前記燃料ガス流通路内から前記燃料ガスを排出する燃料排出装置と、を有することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、燃料電池の発電停止時に、燃料ガスを燃料ガス流通路から排出しながら発電を継続しているので、水の生成を抑制することができるようになり、触媒の劣化促進を防止することが可能になる。また、生成水の抑制によって、燃料電池を掃気する時間を短縮することもできる。
請求項2に係る発明は、前記燃料排出装置は、前記燃料電池の発電ができなくなるまで作動されることを特徴とする。なお、燃料電池の発電ができなくなるまでとは、燃料ガス流通路内に残っている燃料ガスで発電可能な範囲内という意味を含んでいる。つまり、燃料排出装置を、燃料電池を劣化させるまで作動させるという意味を含まない。
請求項2に係る発明によれば、生成水の発生をさらに低減することができるとともに、発電停止時に燃料電池をすばやく低電位状態にして、高電位状態に曝される時間をなくして、燃料電池の耐久性の向上を図ることが可能になる。
請求項3に係る発明は、前記燃料排出装置は、前記燃料ガス流通路と前記酸化剤ガス流通路とを連通してなり、前記燃料ガスの排出時に前記酸化剤ガス流通路を掃気ガスにより掃気することを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、掃気時にアノード極とカソード極との差圧が離れることを防いで、膜(例えば、固体高分子電解質膜)への負荷を低減できるようになる。さらに、燃料ガスの排出とともに酸化剤ガスによる燃料ガスの希釈も十分に可能となる。
請求項4に係る発明は、前記燃料排出装置を複数有することを特徴とする。
請求項4に係る発明によれば、ある燃料排出装置に不具合が発生して燃料ガスの排出ができなくなったとしても、他の燃料排出装置で対応可能となる。
請求項5に係る発明は、アノード極に燃料ガスが供給され、カソード極に酸化剤ガスが供給されて発電を行う燃料電池と、前記アノード極を含み前記燃料ガスが流通する燃料ガス流通路と、前記カソード極を含み前記酸化剤ガスが流通する酸化剤流通路と、を有する燃料電池システムの運転方法であって、前記燃料電池の発電停止時に、前記アノード極への前記燃料ガスの供給を遮断し、前記遮断後にも発電を継続するステップと、前記燃料電池の発電停止時に前記燃料ガス流通路内から前記燃料ガスを排出するステップと、を含むことを特徴とする。
請求項5に係る発明によれば、燃料電池の発電停止時に、燃料ガスを燃料ガス流通路から排出しながら発電を継続しているので、水の生成を抑制することができるようになり、触媒の劣化促進を防止することが可能になる。また、生成水の抑制によって、燃料電池を掃気する時間を短縮することもできる。
本発明によれば、燃料電池の起動時の安定性を図ることができる燃料電池システムおよびその運転方法を提供できる。
図1は本発明の実施形態に係る燃料電池システムを示す全体構成図、図2は運転停止時の処理を示すフローチャート、図3は図2の処理に伴うタイミングチャートである。なお、本実施形態では、燃料電池システム1を車両に適用した場合を例に挙げて説明するが、航空機や船舶などの他の乗り物用のシステムとして適用してもよく、あるいは家庭用電源としての定置式のシステムとして適用してもよい。
図1に示すように、本実施形態の燃料電池システム1は、燃料電池FC、アノード系20、カソード系30、希釈系40、高電圧系50、制御部60などを含んで構成されている。
前記燃料電池FCは、固体高分子からなる電解質膜5を、触媒を含む電極層からなるアノード極(An)6と、触媒を含む電極層からなるカソード極(Ca)7とで挟んでなる膜電極構造体(MEA;Membrane Electrode Assembly)を、さらに一対の導電性のセパレータ8,9で挟んで構成した単セル(Single Cell)が厚み方向に複数積層した構造となっている。セパレータ8には、アノード極6に対向する面に、燃料ガスとしての水素が流通する流路a1が形成されており、セパレータ9には、カソード極7に対向する面に、酸化剤ガスとしての空気が流通する流路c1が形成されている。なお、図1では、説明の便宜上、ひとつの単セルを模式的に図示している。
前記アノード系20は、水素を燃料電池FCのアノード極6に供給し、且つ、アノード極6から水素を排出するものであり、アノードガス供給配管21a,21b,21c、アノードオフガス配管22a,22b、水素タンク23、水素遮断弁24、エゼクタ25、循環配管26、パージ弁27などで構成されている。
前記アノードガス供給配管21aは、一端が水素タンク23に接続され、他端が水素遮断弁24に接続されている。アノードガス供給配管21bは、一端が水素遮断弁24に接続され、他端がエゼクタ25に接続されている。アノードガス供給配管21cは、一端がエゼクタ25に接続され、他端が燃料電池FCの流路a1の入口に接続されている。
前記アノードオフガス配管22aは、一端が燃料電池FCの流路a1の出口に接続され、他端がパージ弁27に接続されている。アノードオフガス配管22bは、一端がパージ弁27に接続され、他端が後記する希釈器41に接続されている。
前記水素タンク23は、高純度の水素ガスが高圧で充填された容器である。水素遮断弁24は、例えば電磁作動式のものであり、後記する制御部60によって開閉制御される。
前記エゼクタ25は、アノード極6から排出された未反応の水素を、循環配管26を介して燃料電池FCのアノード極6に戻して循環させるための真空ポンプの一種である。このように、水素を循環させることにより、水素が無駄に排出されることがなくなり、燃料としての水素を有効に活用することが可能になる。
前記パージ弁27は、開度を自由に制御できる弁によって構成され、発電中にカソード極7から電解質膜5を介してアノード極6に透過した空気に含まれる窒素などの不純物を排出するものであり、例えばこのパージ弁27を定期的に開くことで、発電性能が低下するのを防止できるようになっている。なお、パージ弁27は、パージという目的からすればON(閉)かOFF(開)の弁であるが、本実施形態では、後記するように、徐々に水素を排出させる必要があるので、弁開度を自由に設定できるようにしたものとなっている。
なお、前記したアノードガス供給配管21a,21b,21cにより形成される流路と、アノードオフガス配管22aにより形成される流路と、循環配管26により形成される流路と、燃料電池FC内のアノード極6側の流路a1とで、本実施形態の燃料ガス流通路が構成されている。
前記カソード系30は、燃料電池FCのカソード極7に空気(酸素)を供給し、且つ、カソード極7から空気などを排出するものであり、カソードガス供給配管31、カソードオフガス配管32a,32b、コンプレッサ33、背圧制御弁34などを備えている。
前記カソードガス供給配管31は、一端がコンプレッサ33に接続され、他端が燃料電池FCの流路c1の入口に接続されている。
前記カソードオフガス配管32aは、一端が燃料電池FCの流路c1の出口に接続され、他端が背圧制御弁34に接続されている。カソードオフガス配管32bは、一端が背圧制御弁34に接続され、他端が後記する希釈器41に接続されている。
なお、前記したカソードガス供給配管31により形成される流路と、カソードオフガス配管32aにより形成される流路と、燃料電池FC内のカソード極7側の流路c1とで、本実施形態の酸化剤ガス流通路が構成されている。
前記コンプレッサ33は、モータにより駆動されるスーパーチャージャなどで構成され、車外の空気(外気)を取り込んで圧縮して燃料電池FCのカソード極7に供給するようになっている。
前記背圧制御弁34は、例えばバタフライ弁などで構成され、カソード極7に供給される空気の圧力を適宜調整できるようにしている。
前記希釈系40は、希釈器41、排出配管42などを備えている。希釈器41は、アノードオフガス配管22bとカソードオフガス配管32bがそれぞれ接続され、希釈器41内において、アノードオフガス配管22bから導入された水素が、カソードオフガス配管32bから導入されたオフガス(主に空気と水)によって、規定以下の水素濃度に希釈された後に排出配管42を介して車外(大気中)に排出するように構成されている。
前記高電圧系50は、燃料電池FCで得られた電力(発電電流)を、電動機(走行モータ)51、蓄電装置52、各種補機(コンプレッサ33を含む)などの負荷に供給するものであり、電圧制御器(VCU)53、ディスチャージ抵抗54、電流計55などで構成されている。
前記電動機51は、永久磁石式の3相交流同期モータなどで構成され、車両に設けられた駆動輪を回転駆動させるものである。
前記蓄電装置52は、例えば燃料電池FCの補助電力源として使用されるものであり、鉛酸バッテリ、ニッケル水素バッテリ、リチウムイオンバッテリ、キャパシタなどで構成されている。
前記電圧制御器(VCU;Voltage Control Unit)53は、燃料電池FCと電動機51などの外部負荷との間に設けられ、後記する制御部60からの発電指令に基づいて燃料電池FCから取り出す発電電流(電力)を制御する。
前記ディスチャージ抵抗54は、本実施形態における発電継続手段の一部であり、燃料電池FCで発電された電気を放電させる機能を有し、後記する制御部60によって、発電電流がディスチャージ抵抗54に流れるように制御されることで、放電するようになっている。これにより、燃料電池FCから外部負荷に向けて発電電流を引かない状態において、燃料電池FC内で水素と酸素とが反応したときに、燃料電池FCが長時間高電位に曝されるのを防止できるようになっている。その結果、燃料電池FCのアノード極6やカソード極7の電極に使用されている触媒劣化が進行するのを防止できるようになる。
前記電流計55は、燃料電池FCから取り出される電流値を測定するものであり、例えばディスチャージ抵抗54による放電時に流れる電流を測定するようになっている。
さらに、本実施形態の燃料電池システム1は、導入配管36および導入弁37を備えている。
前記導入配管36は、アノードガス供給配管21cとカソードガス供給配管31とを接続する配管、つまり燃料ガス流通路と酸化剤ガス流通路とを連通するものである。
前記導入弁37は、導入配管36の流路を遮断する遮断弁であり、後記する制御部60によって開閉制御されるようになっている。
前記制御部60は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、入出力インターフェース及び各種電気・電子回路を含んで構成され、前記したディスチャージ抵抗54とともに発電継続手段を構成している。また、制御部60は、イグニッションスイッチ(IGSW)61およびタイマ62と接続され、イグニッションスイッチ61のOFF(IGSWオフ)を検知した場合には、電圧制御器53に対して発電停止信号を出力して燃料電池FCにおける発電を停止して燃料電池システム1の運転を停止(システム停止)させる処理を行い、またイグニッションスイッチ61のONを検知した場合には、電圧制御器53に対して発電開始信号を出力して燃料電池FCの発電を開始して燃料電池システム1の運転を開始させる処理を行う。
次に、本実施形態の燃料電池システム1の運転停止時における動作について図2および図3を参照(適宜、図1を参照)しながら説明する。なお、本実施形態では、パージ弁27と導入配管36と導入弁37とで、燃料排出装置が構成されている。
まず、燃料電池FCの発電停止時から発電開始時の動作について説明する。最初の状態では、水素遮断弁24、パージ弁27、導入弁37は、すべて閉じており、背圧制御弁34は、開いている。運転者がイグニッションスイッチ61をONにすると、制御部60は、蓄電装置52に蓄積された電力などを利用して、水素遮断弁24を開いて燃料電池FCのアノード極6に水素を供給し、コンプレッサ33を駆動して燃料電池FCのカソード極7に空気(酸素)を供給する。これにより、アノード極6では、触媒の作用によって生成されたプロトン(水素イオン)が電解質膜5を介してカソード極7に透過するとともに電子が外部負荷を介してカソード極7に移動し、カソード極7では、触媒の作用によってアノード極6からのプロトンおよび電子と、コンプレッサ33から供給された空気中の酸素とが電気化学反応して水が生成される。また、制御部60は、電圧制御器53に対して、燃料電池FCから取り出す電力(発電電流)を制御して、例えば、車両の加速時には燃料電池FCからの電力と蓄電装置52からの電力とを併せて電動機51に供給し、また減速時には電動機51のエネルギを蓄電装置52に回収するように制御する。
そして、イグニッションスイッチ61がオンの状態において、図2に示すように、ステップS100において、制御部60は、運転者によるイグニッションスイッチ(IGSW)61のオフを検知すると、水素遮断弁24を閉じて水素の供給を遮断し(ステップS110)、これによりアノードガス供給配管21a,21b,21c、アノード極6の流路a1およびアノードオフガス配管22aからなる流路(以下、燃料ガス流通路と略記する)が密閉される。また、制御部60は、電圧制御器53に対して燃料電池FCからの発電電流の取り出しを停止させる信号を送るとともに、燃料電池FCからの発電電流がディスチャージ抵抗54を通るように切り替えて、発電を継続させる処理を行う(ステップS120)。なお、このステップS120における処理が、制御部60に含まれる発電継続手段で行われる処理に相当する。
そして、ステップS130に進み、Ca(カソード)重点掃気が実施される。このCa重点掃気では、制御部60は、コンプレッサ33の運転をそのまま継続し、さらに背圧制御弁34を全開にして、コンプレッサ33から取り込んだ空気を、カソードガス供給配管31、カソード極7の流路c1およびカソードオフガス配管32aからなる流路(以下、酸化剤ガス流通路と略記する)に流して、カソード掃気を実行する。これにより、燃料電池FCの発電停止(イグニッションスイッチ61がオフ)時点で酸化剤ガス流通路に残留している水が、排出配管42を通って大気中(車外)へと排出される。なお、このときのコンプレッサ33の回転速度は、生成水を吹き飛ばすことができるほどの大流量の空気を供給できる回転速度とする。
ところで、イグニッションスイッチ61がオフにされると、燃料電池FCから発電電流を取り出さない(負荷を引かない)状態になるが、燃料ガス流通路には水素が密閉された状態で残留しているので、この水素と、カソード極7に供給され続けている空気中の酸素とが反応して燃料電池FCが高電位状態となる。この高電位状態が長時間継続することによって、アノード極6やカソード極7に使用されている触媒が劣化する。そこで、燃料電池FCが長時間高電位に曝されるのを防止するために、制御部60は、燃料電池FCとディスチャージ抵抗54とを接続して、ディスチャージ抵抗54において放電させながら燃料電池FCの発電を継続する。しかし、発電電流を放電させて発電を継続すると相当量の水が生成され、この生成水がアノード極6やカソード極7に発電停止後も長時間付着していると、電極に使用されている触媒の劣化を進行させることになる。
そこで、本実施形態では、ステップS140において、Ca重点掃気と同時に、制御部60は、導入弁37を開き、且つ、パージ弁27を小開度で開いて、コンプレッサ33から取り込まれた空気の一部を掃気ガスとして、導入配管36を介して燃料ガス流通路に導入する。この導入された空気によって、燃料ガス流通路内に残留している水素がパージ弁27から希釈器41に向けて押し出される。
そして、ステップS150において、制御部60は、電流計55から得られる電流値、すなわち放電時に燃料電池FCから取り出される電流値(以下、FC電流とする)を監視して、この電流値が所定値以下であるか否かを判断する。このときの所定値とは、燃料ガス流通路内に残っている水素(燃料ガス)で発電可能な範囲内において設定される値、つまりアノード極6やカソード極7の電極に使用されている触媒の劣化を促進しない電流値まで低下したときの値とする。ちなみに、このような条件を設定した理由とは、本実施形態のようにディスチャージ抵抗54で放電させる場合には水素が完全に消費された時点で電流値は0アンペアとなるが、例えばディスチャージ抵抗54ではなく蓄電装置52などの負荷に消費させたり、蓄積したりして発電を継続する場合には、水素が0となった後も電極材料を分解するなどして電気を発生させることができるためである。したがって、ディスチャージ抵抗54で発電継続する場合には、所定値を0アンペアとしてもよいが、負荷で発電継続する場合には、0アンペアよりも高い値を所定値として設定することが好ましい。
また、ステップS150において、制御部60は、FC電流が所定値以下ではないと判断した場合には(No)、ステップS140に戻り、導入弁37とパージ弁27とをそれぞれ開き続けて、燃料ガス流通路内の残留水素の排出処理を継続する。また、ステップS150において、制御部60は、FC電流が所定値以下であると判断した場合には(Yes)、発電継続を終了して、ステップS160に進み、パージ弁27と導入弁37とをそれぞれ閉じる。これにより燃料ガス流通路に残留していた水素は既に空気によって置換されているので、その後は燃料電池FCが高電位状態に曝されることはない。
そして、ステップS170に進み、制御部60は、コンプレッサ33を停止して、酸化剤ガス流通路への空気の供給を停止してCa重点掃気を終了し、燃料電池システム1の運転を停止(システム停止)する。なお、Ca重点掃気を実行する時間は、例えばタイマ62を用いて設定することができる。
このように、本実施形態では、イグニッションスイッチ61のオフ時に、酸化剤ガス流通路を掃気(カソード掃気)する際に、同時に燃料ガス流通路にも空気を導入しているので、燃料ガス流通路内の残留水素を従来よりもすばやく燃料ガス流通路内から排出することが可能になり、生成水の発生を抑制することができる。したがって、生成水によって電極に使用される触媒の劣化が促進することがなくなり、燃料電池システム1を安定して起動させることが可能になる。さらに、生成水を低減できるので、Ca重点掃気する際の掃気時間を短縮することができ、消費エネルギの削減も可能になる。
また、本実施形態では、パージ弁27を小開度で開弁するように制御して、燃料ガス流通路に微量の空気が流通するようにしているので、高濃度の水素が車外に排出されるといったことを防止できる。また、導入配管36を用いて燃料ガス流通路と酸化剤ガス流通路とを連通しているので、アノード極6とカソード極7との差圧が大きくなるのを防止でき、電解質膜5への負荷を低減して燃料電池FCの劣化促進を防止できる。
さらに、本実施形態について図3のタイムチャートを参照しながら説明すると、イグニッションスイッチ61がオフにされると(時刻t1)、システム起動状態はONの状態が継続され、水素遮断弁24が閉じられて水素の供給が停止され、燃料ガス流通路が密閉される。またイグニッションスイッチ61のオフと同時に、燃料電池FCとディスチャージ抵抗54とを接続して発電を継続する。これにより、燃料ガス流通路内に残留している水素が酸化剤ガス流通路を流通する空気中の酸素と反応して水素が消費されるので、FC電流(燃料電池FCから出力される電流)は徐々に低下する。このFC電流の低下に応じて、アノード系20の燃料ガス流通路に残留している水素の濃度(An系内水素濃度)も徐々に低下する。
また、前記放電と同時に(時刻t1)、パージ弁27が小開度で、導入弁37がそれぞれ開かれるとともにコンプレッサ33の駆動が継続されることで、酸化剤ガス流通路には大流量(Ca側掃気流量参照)の空気が供給され、燃料ガス流通路には微量(An側掃気流量参照)の空気が供給される。このように、微量の空気で燃料ガス流通路を掃気しているので、燃料ガス流通路に残留している高濃度の水素が車外(系外)に排出されるのを防止できる。
そして、燃料ガス流通路の掃気を開始して、FC電流が所定値以下となったときに(時刻t2)、パージ弁27および導入弁37を閉じて発電を完了する。これにより、燃料ガス流通路への空気の供給は停止するが、さらにコンプレッサ33を継続して運転し、所定時間経過後にシステムを停止(時刻t3)、つまりコンプレッサ33を停止して酸化剤ガス流通路への空気の供給を停止する。このように、発電完了(時刻t2)後もCa重点掃気を継続することで、電解質膜5に含まれた水が時間の経過とともに電極表面にしみ出してきた水を排出することができ、触媒の劣化促進を防止でき、燃料電池FCの次回起動時の安定性が図れる。
なお、前記した実施形態では、燃料排出装置を、パージ弁27(開度小)と導入配管36と導入弁37とで構成したが、これに限定されるものではなく、図2のステップS140の括弧内の上段に記載したように、燃料排出装置を、パージ弁27のみで構成して、イグニッションスイッチ61がオフにされたときに、パージ弁27を大開度で開くようにしてもよい。このような構成であっても、放電(発電継続)による水素消費時に、パージ弁27を大開度で開くことで燃料ガス流通路内に残留している水素が拡散しながら排出されるので、生成水の発生を抑制することができる。したがって、触媒の劣化促進防止、掃気時間の短縮といった前記実施形態と同様な効果が得られる。なお、この場合は、FC電流が所定値以下となったときに(ステップS150、Yes)、パージ弁27が閉じられる(ステップS160)。
あるいは、図2のステップS140の括弧内の下段に記載したように、燃料排出装置を、導入配管36と導入弁37とで構成して、イグニッションスイッチ61がオフにされたときに、導入弁37を開くようにしてもよい。なお、このような構成の燃料排出装置を適用できる前提条件として、酸化剤ガス流通路を空気で掃気(カソード掃気)する初期状態において、燃料ガス流通路内の圧力が、酸化剤ガス流通路内の圧力より高いシステム構成であることが必要となる。このような構成であっても、導入弁37を開いたときに、放電(発電継続)による水素消費とともに、燃料ガス流通路内の残留水素が酸化剤ガス流通路に向けて排出されるので、生成水の発生を抑制することができる。また、酸化剤ガス流通路に導入された水素は、コンプレッサ33からの空気と混合された後に排出されるので、高濃度の水素が車外(系外)に排出されることがない。なお、この構成では、燃料ガス流通路内の圧力と酸化剤ガス流通路内の圧力とが平衡となるまで水素が燃料ガス流通路から酸化剤ガス流通路に向けて流れることになる。また、FC電流が低下して、FC電流が所定値以下となったときに導入弁37が閉じられる。また、この場合は、FC電流が所定値以下となったときに(ステップS150、Yes)、導入弁37が閉じられる(ステップS160)。
このように、燃料排出装置を複数(複数パターン)設けることにより、導入弁37に不具合が生じて、酸化剤ガス流通路から燃料ガス流通路に空気(掃気ガス)を導入すること、または、燃料ガス流通路から酸化剤ガス流通路に水素を導入することができなくなったとしても、パージ弁27を大開度で開くことにより、水素を拡散させながら排出することが可能になる。また、パージ弁27に不具合が生じたとしても、導入弁37を開いて燃料ガス流通路と酸化剤ガス流通路とを連通させることにより、水素を燃料ガス流通路から導入配管36を介して酸化剤ガス流通路を向けて排出することが可能になる。
本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、例えば、図4のタイムチャートに示すように、Ca重点掃気を2段階に切り分けて掃気するようにしてもよい。すなわち、この処理は、Ca重点掃気(時刻t1〜t4)終了後、つまり燃料ガス流通路を掃気している途中において、コンプレッサ33の回転速度を落として、酸化剤ガス流通路を小流量の空気で掃気する処理(以下、Ca小流量掃気と略記する)に切り替える処理である(時刻t4〜t3)。なお、Ca重点掃気からCa小流量掃気への切替タイミングは、例えば、タイマ62を用いてイグニッションスイッチ61のオフから所定時間が経過したことで行ってもよい。
ところで、図4の時刻t1〜t4までのCa重点掃気では、空気を大流量で供給して、酸化剤ガス流通路内の液滴(生成水)を吹き飛ばす処理が行われるが、水を吹き飛ばした後は、電解質膜5からカソード極7の電極表面に徐々にしみ出す水を排出する処理が主に行われるので、大流量の空気は必要なくなる。そこで、本実施形態では、時刻t1〜t3まで同じ大流量の空気で掃気するのではなく、図4に示すように、時刻t4〜t3において、途中でCa小流量掃気に切り替えることで、コンプレッサ33を不必要に高い回転速度で常時作動させる必要がなくなり、コンプレッサ33の作動に伴う消費エネルギの削減を図ることが可能になる。
または、図5および図6に示すように、Ca重点掃気とAn(アノード)重点掃気とCa小流量掃気の3段階に分けて掃気するようにしてもよい。なお、図5については、図2と同じ処理については、同一のステップ符号を付してその説明を省略する。
すなわち、ステップS140において、制御部60は、パージ弁27を小開度で開き、且つ、導入弁37を開いた状態で、ステップS141に進み、An重点掃気を実施する。このAn重点掃気とは、Ca重点掃気とは逆に、燃料ガス流通路に大流量の空気を供給して、燃料ガス流通路内を掃気する処理である(図6の時刻t2〜t5)。
このAn重点掃気では、制御部60は、パージ弁27の開度を小開度から全開に切り替える(ステップS142)。これにより、コンプレッサ33で取り込んだ大流量の空気が導入配管36を介して燃料ガス流通路に導入されて、燃料ガス流通路が掃気される。このように、パージ弁27を全開に切り替えることにより、燃料ガス流通路からの水素の排出速度が速められるので、燃料ガス流通路に残留している水素を、図3および図4に示す実施形態に比べて早期に排出することができる。なお、An重点掃気において、パージ弁27を全開にしたとしても、すでにCa重点掃気において残留水素の一部が排出されているので、高濃度の水素が車外に排出されることはない。また、An重点掃気中において、FC電流が所定値以下となった後も燃料ガス流通路を掃気することで、電解質膜5からアノード極6の電極表面にしみ出す生成水を十分に排出することができるようになる。
そして、ステップS143に進み、Ca小流量掃気を実施する(時刻t5〜t3)。このCa小流量掃気は、コンプレッサ33の回転速度を落として、酸化剤ガス流通路を小流量の空気で掃気することである。これにより、電解質膜5からカソード極7の電極表面にしみ出す生成水を十分に排出することができる。
なお、Ca小流量掃気は、図6に示すように、An重点掃気中にFC電流が所定値以下となった場合には、パージ弁27と導入弁37とがそれぞれ閉じた状態で掃気が実施されるが、Ca小流量掃気中において、まだFC電流が所定値以下となっておらず発電が継続できる場合には、パージ弁27および導入弁37を開けた状態で掃気して、FC電流が所定値以下となったときにパージ弁27および導入弁37を閉じるようにする。
そして、ステップS144に進み、制御部60は、FC電流が所定値以下であるか否かを判断し、FC電流が所定値以下であると判断した場合には(Yes)、ステップS160以降の処理を実行する。また、制御部60は、FC電流が所定値以下ではないと判断した場合には(S144、No)、ステップS145に進み、ステップS140と同様にして、パージ弁27を小開度で開くとともに導入弁37を開く。なお、ステップS144での判断は、通常であれば、FC電流は既に所定値以下となっているはずであり、ステップS145の処理に移行することはないが、パージ弁27や導入弁37に不具合が発生している場合にステップS145の処理に移行することがある。
なお、ステップS144の判断条件としては、FC電流に応じて設定されるものに限定されず、An重点掃気の終了に基づいて判断してもよい。
このように、Ca重点掃気、An重点掃気、Ca小流量掃気というように、目的ごとに別々に掃気を行うことで、コンプレッサ33の回転速度を不必要に高い回転速度で作動させることがないので、消費エネルギの削減を図ることができる。
なお、図4ないし図6の場合にも、燃料排出装置として、パージ弁27による構成、導入配管36と導入弁37とによる構成も適用できる。
また、燃料排出装置を、パージ弁27と導入弁37と導入配管36とで構成した場合、ステップS160において、パージ弁27と導入弁37の双方を閉じるのではなく、導入弁37のみを閉じるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る燃料電池システムを示す全体構成図である。 運転停止時の処理を示すフローチャートである。 図2の処理に伴うタイミングチャートである。 カソード2段階掃気を示すタイミングチャートである。 運転停止時の別の処理を示すフローチャートである。 カソード3段階掃気を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 燃料電池システム
21a〜21c アノードガス供給配管
22a,22b アノードオフガス配管
26 循環配管
27 パージ弁
31 カソードガス供給配管
32a,32b カソードオフガス配管
36 導入配管
37 導入弁
a1,c1 流路
60 制御部
FC 燃料電池

Claims (5)

  1. アノード極に燃料ガスが供給され、カソード極に酸化剤ガスが供給されて発電を行う燃料電池と、
    前記アノード極を含み前記燃料ガスが流通する燃料ガス流通路と、
    前記カソード極を含み前記酸化剤ガスが流通する酸化剤ガス流通路と、
    前記燃料電池の発電停止時に、前記アノード極への前記燃料ガスの供給を遮断し、前記遮断後においても発電を継続する発電継続手段と、
    前記燃料電池の発電停止時に、前記燃料ガス流通路内から前記燃料ガスを排出する燃料排出装置と、を有することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記燃料排出装置は、前記燃料電池の発電ができなくなるまで作動されることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記燃料排出装置は、前記燃料ガス流通路と前記酸化剤ガス流通路とを連通してなり、前記燃料ガスの排出時に前記酸化剤ガス流通路を掃気ガスにより掃気することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記燃料排出装置を複数有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  5. アノード極に燃料ガスが供給され、カソード極に酸化剤ガスが供給されて発電を行う燃料電池と、前記アノード極を含み前記燃料ガスが流通する燃料ガス流通路と、前記カソード極を含み前記酸化剤ガスが流通する酸化剤ガス流通路と、を有する燃料電池システムの運転方法であって、
    前記燃料電池の発電停止時に、前記アノード極への前記燃料ガスの供給を遮断し、前記遮断後においても発電を継続するステップと、
    前記燃料電池の発電停止時に、前記燃料ガス流通路内から前記燃料ガスを排出するステップと、を含むことを特徴とする燃料電池システムの運転方法。
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