JP2020077506A - 燃料電池システム - Google Patents

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孝郎 藤尾
誠 武山
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誠 武山
重仁 鈴木
Shigehito Suzuki
重仁 鈴木
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Abstract

【課題】掃気による燃料電池からの排水性を高める。【解決手段】燃料電池システムは、エアコンプレッサが吐出する空気の経路を、燃料電池を経由する第1経路と、燃料電池を経由することなく酸化ガスバイパス流路を経由する第2経路と、の間で切り替える流路切替部を備える。制御部は、システム停止の指示が入力されたときに、空気が第1経路を流れる第1状態において、第1期間、エアコンプレッサを第1回転数にて駆動させる第1処理を実行し、第1処理の後、空気が第2経路を流れる第2状態となるように流路切替部を切り替えて、第2期間、エアコンプレッサを、第1回転数よりも低い第2回転数にて駆動させる第2処理を実行し、第2処理の後、エアコンプレッサの回転数を第2回転数に維持しつつ、第1状態となるように流路切替部を切り替える第3処理を実行する。【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
燃料電池は、一般に、発電に伴い生成水を生じる。従来、生成水等の液水を燃料電池から排出するために、燃料電池の停止時には、燃料電池内部のガス流路の掃気が行なわれていた。燃料電池の掃気の方法として、例えば特許文献1では、燃料電池の停止時に第1のガス流量にて掃気を行ない、その後、第1のガス流量よりも低い第2のガス流量にて掃気することにより、櫛歯型のような細い流路からも排水を可能にする方法が提案されている。
特開2014−197481号公報
しかしながら、上記のように、掃気時のガス流量がより多い状態からより少ない状態に変更して掃気を行なっても、掃気終了後に燃料電池から液水が浸み出して、燃料電池からの排水が不十分となる場合があることを、本願発明者等は見出した。そのため、掃気による燃料電池からの排水性を高める技術が求められている。
本発明は、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の一形態によれば、燃料電池システムが提供される。この燃料電池システムは、燃料電池と、前記燃料電池に対して、酸化ガスとしての空気を供給するためのエアコンプレッサと、前記エアコンプレッサと前記燃料電池とを接続する酸化ガス供給流路と、前記燃料電池に接続されて、前記燃料電池から排出されたカソードオフガスが流れる酸化ガス排出流路と、前記酸化ガス供給流路から分岐して設けられ、前記酸化ガス排出流路に接続される酸化ガスバイパス流路と、前記エアコンプレッサが吐出する空気が流れる経路を、前記燃料電池を経由する第1経路と、前記燃料電池を経由することなく前記酸化ガスバイパス流路を経由する第2経路と、の間で切り替える流路切替部と、制御部と、を備える。前記制御部は、前記燃料電池システムを停止させる指示が入力されたときに、前記エアコンプレッサから供給される空気が前記第1経路を流れる第1状態において、第1期間、前記エアコンプレッサを第1回転数にて駆動させる第1処理を実行し、前記第1処理の後、前記エアコンプレッサから供給される空気が前記第2経路を流れる第2状態となるように、前記流路切替部を切り替えて、第2期間、前記エアコンプレッサを、前記第1回転数よりも低い第2回転数にて駆動させる第2処理を実行し、前記第2処理の後、前記エアコンプレッサの回転数を前記第2回転数に維持しつつ、前記第1状態となるように前記流路切替部を切り替える第3処理を実行する。
この形態の燃料電池システムによれば、掃気による燃料電池からの排水性を高めることができる。また、掃気を行なう際に、エアコンプレッサを一旦停止して再起動することや、エアコンプレッサの回転数が増加することがないため、エアコンプレッサの駆動音の発生や変化に起因して使用者が感じる違和感を抑えることができる。
本発明は、上記以外の種々の形態で実現可能であり、例えば、燃料電池システムの制御方法、燃料電池の掃気方法、燃料電池車両等の形態で実現することができる。
燃料電池システムの概略構成を模式的に表わす説明図である。 停止時掃気処理ルーチンを表わすフローチャートである。 停止時掃気処理を実行する際の各部の動作を示す説明図である。 燃料電池からの排水性を高める効果を確認した結果を示す説明図である。 燃料電池システムの概略構成を模式的に表わす説明図である。
A.第1実施形態:
(A−1)燃料電池システムの全体構成:
図1は、本発明の第1実施形態としての燃料電池システム15の概略構成を模式的に表わす説明図である。本実施形態の燃料電池システム15は、駆動用電源として燃料電池車両10に搭載されている。ただし、燃料電池システム15は、車両以外の移動体の駆動用電源としてもよく、また、燃料電池システム15を定置型電源として用いるなど、異なる用途に用いてもよい。燃料電池システム15は、燃料電池20と、燃料ガス供給系200と、酸化ガス供給系300と、排ガス系400と、冷却系500と、制御部900と、を備える。
燃料電池20は、燃料電池車両10の駆動エネルギを発生させる装置である。燃料電池20は、単セルが複数積層されたスタック構成を有しており、水素を含有する燃料ガスと、酸素を含有する酸化ガスの供給を受けて発電する。本実施形態の燃料電池20は、固体高分子形燃料電池である。燃料電池20を構成する各単セルでは、電解質膜を間に介して、アノード側に燃料ガスが流れる流路(アノード側流路)が形成され、カソード側に酸化ガスが流れる流路(カソード側流路)が形成されている。また、燃料電池20の内部には、燃料電池20を冷却するための冷媒が流れる冷媒流路が形成されている。なお、燃料電池20としては、固体高分子形燃料電池に限らず、固体酸化物形燃料電池等、他種の燃料電池を採用してもよい。
燃料ガス供給系200は、燃料ガスタンク210と、燃料ガス供給管220と、燃料ガス排気管230と、燃料ガス還流管240と、主止弁250と、レギュレータ260と、インジェクタ270と、気液分離器280と、水素ポンプ290と、を備える。燃料ガスタンク210は、燃料ガスとしての水素ガスが貯蔵される貯蔵装置であり、燃料ガス供給管220を介して燃料電池20に接続されている。燃料ガス供給系200において、燃料ガスタンク210に貯蔵された水素ガスは、レギュレータ260での減圧を経て、インジェクタ270から、燃料電池20のアノード側流路に供給される。
燃料ガス排気管230は、燃料電池20から排出されるアノードオフガスが流れる流路である。燃料ガス還流管240は、燃料ガス排気管230と、燃料ガス供給管220におけるインジェクタ270よりも下流側の部位とに接続されている。燃料電池20から燃料ガス排気管230に排出されたアノードオフガスは、燃料ガス還流管240を経由して、再び燃料ガス供給管220に導かれる。そのため、燃料電池システム15において、燃料ガスは、発電により水素が消費されつつ、燃料ガス排気管230、燃料ガス還流管240、燃料ガス供給管220の一部、および、燃料電池20内に形成される燃料ガスの流路を循環する。燃料ガス還流管240には、燃料ガスを循環させるために燃料ガスを加圧する既述した水素ポンプ290が設けられている。
燃料ガス排気管230と燃料ガス還流管240との接続部には、気液分離器280が設けられている。アノードオフガスには、発電で消費されなかった水素と共に、窒素や水蒸気等の不純物が含まれる。気液分離器280は、アノードオフガス中の水と、ガス(水素および窒素等)とを分離する。本実施形態では、気液分離器280を介して、上記した流路内を循環する燃料ガスから不純物が除去される。
酸化ガス供給系300は、エアコンプレッサ320と、酸化ガス供給管330と、封止弁360と、を備える。本実施形態の燃料電池20は、酸化ガスとして、空気を用いる。エアコンプレッサ320は、エアコンプレッサ用モータ350に駆動されて空気を圧縮し、酸化ガス供給管330を介して、燃料電池20のカソード側流路に空気を供給する。封止弁360は、酸化ガス供給管330において燃料電池20との接続部近傍に設けられており、燃料電池20に対して酸化ガスが供給される際には開弁される。酸化ガス供給管330は、「酸化ガス供給流路」とも呼ぶ。
排ガス系400は、排ガス管410と、調圧弁420と、燃料ガス排出管430と、パージ弁440と、酸化ガスバイパス管450と、バイパス弁460と、サイレンサ470と、を備える。排ガス管410は、燃料電池20からカソードオフガスが排出される流路であり、「酸化ガス排出流路」とも呼ぶ。排ガス管410には、調圧弁420が設けられている。調圧弁420の開度を調節することにより、燃料電池20中の酸化ガスの圧力(背圧)を調整可能となる。調圧弁420を閉弁することにより、燃料電池から排ガス管410にカソードオフガスが排出されるガス流れが遮断される。燃料ガス排出管430は、気液分離器280と、排ガス管410とを接続している。燃料ガス排出管430には、パージ弁440が設けられている。パージ弁440が一時的に開弁されて、気液分離器280から水とガスとが排出されることにより、既述した燃料ガスの流路内を循環する燃料ガス中の不純物の濃度が低減される。
酸化ガスバイパス管450は、酸化ガス供給管330と、排ガス管410とを接続する配管であり、「酸化ガスバイパス流路」とも呼ぶ。酸化ガスバイパス管450は、排ガス管410において調圧弁420が設けられる部位よりも下流で、排ガス管410に接続されている。酸化ガスバイパス管450には、バイパス弁460が設けられている。バイパス弁460を開弁することにより、エアコンプレッサ320が吐出する空気の少なくとも一部は、燃料電池20を経由することなく酸化ガスバイパス管450を経由して排ガス管410に流れることが可能になる。既述した燃料ガス排出管430は、排ガス管410において、調圧弁420よりも下流側の部位であって、酸化ガスバイパス管450との接続部よりも上流側の部位において、排ガス管410に接続される。燃料ガス排出管430から排ガス管410に流入するアノードオフガスは、燃料電池20から排出されるカソードオフガスと、酸化ガスバイパス管450を経由した酸化ガスとのうちの少なくとも一方によって希釈された後に、大気放出される。サイレンサ470は、排ガス管410における、燃料ガス排出管430および酸化ガスバイパス管450との接続部よりも下流部に設けられており、排気音を減少させる。
本実施形態の燃料電池システム15では、封止弁360と、調圧弁420と、バイパス弁460と、の開弁状態によって、エアコンプレッサ320が吐出する空気が流れる経路が切り替えられる。具体的には、エアコンプレッサ320が吐出する空気が流れる経路が、燃料電池20を経由する第1経路と、燃料電池20を経由することなく酸化ガスバイパス管450を経由する第2経路と、の間で切り替えられる。封止弁360と、調圧弁420と、バイパス弁460とを、「流路切替部」とも呼ぶ。
冷却系500は、冷媒供給管510と、冷媒排出管515と、冷媒バイパス管550と、冷媒ポンプ525と、ラジエータ530と、切替弁565と、を備える。冷媒供給管510は、燃料電池20に冷媒を供給するための管であり、冷媒供給管510には冷媒ポンプ525が配置されている。冷媒排出管515は、燃料電池20から冷媒を排出するための管である。冷媒排出管515の下流部と冷媒供給管510の上流部の間には、冷媒を冷却するためのラジエータ530が設けられている。ラジエータ530には、ラジエータファン535が設けられている。ラジエータファン535は、ラジエータ530に風を送り、ラジエータ530からの放熱を促進する。上記冷媒ポンプ525は、冷媒供給管510と、冷媒排出管515と、燃料電池20内の冷媒流路と、を循環する冷媒の流量を調節する。
冷媒バイパス管550は、冷媒供給管510と冷媒排出管515とを接続する流路である。冷媒排出管515から冷媒バイパス管550が分岐する分岐部には、ラジエータ530を経由する流路と経由しない冷媒バイパス管550との間で冷媒が流れる経路を切り替える切替弁565が設けられている。切替弁565は、ラジエータ530を経由して流れる冷媒の流量と、ラジエータ530をバイパスして流れる冷媒の流量との割合を変更可能な弁である。
制御部900は、マイクロコンピュータによって構成されており、CPUと、ROMと、RAMと、入出力ポートと、を有する。制御部900は、燃料電池システム15の発電制御を行なうと共に、燃料電池車両10全体の制御を行なう。制御部900は、燃料電池車両10の各部に設けられたセンサ(燃料電池システム15の各部に設けたセンサ、アクセル開度センサ、ブレーキペダルセンサ、シフトポジションセンサ、および車速センサを含む)からの出力信号を取得する。そして、制御部900は、燃料電池車両10における発電や走行等に係る各部、具体的には、燃料電池システム15が備える既述した各バルブやポンプ等に駆動信号を出力する。なお、上記した機能を果たす制御部900は、単一の制御部として構成される必要はない。例えば、燃料電池システム15の動作に係る制御部や、燃料電池車両10の走行に係る制御部や、走行に関わらない車両補機の制御を行なう制御部など、複数の制御部によって構成し、これら複数の制御部間で、必要な情報をやり取りすることとしても良い。
(A−2)停止時掃気処理:
図2は、制御部900のCPUにおいて実行される停止時掃気処理ルーチンを表わすフローチャートである。本ルーチンは、燃料電池システム15を停止させる指示が入力されたとき、例えば、燃料電池車両10の始動および停止を指示するための起動スイッチ(図示せず)が運転者によってオフにされたときに、起動される。
本ルーチンが起動されると、制御部900のCPUは、第1処理を実行する(ステップS100)。第1処理とは、比較的多い酸化ガス流量にて、燃料電池20内の酸化ガスの流路を掃気する処理である。第1処理では、エアコンプレッサ320から供給される空気が既述した第1経路を流れる第1状態となる。具体的には、封止弁360と調圧弁420とが開弁されると共に、バイパス弁460が閉弁された状態となる。上記した燃料電池システム15を停止させる指示が入力された時点で、燃料電池20が発電している場合には、流路切替部(封止弁360、調圧弁420、およびバイパス弁460)は、上記第1状態に対応する状態となっている。そのため、このような場合には、制御部900は、流路切替部に対して特別な制御を行なわない。上記した燃料電池システム15を停止させる指示が入力された時点で、流路切替部の状態が、第1状態に対応する状態とは異なっている場合には、制御部900は、第1状態となるように流路切替部を駆動する。
また、第1処理では、制御部900のCPUは、予め設定された第1回転数にてエアコンプレッサ320を駆動する。これにより、燃料電池10内に形成される酸化ガスの流路は、上記第1回転数に対応する流量の酸化ガスによって掃気される。第1処理では、このように、酸化ガスが流れる経路が、燃料電池20を経由する第1経路となる第1状態にて、エアコンプレッサ320の回転数を第1回転数として掃気する動作が、予め定めた第1期間実行される。
ステップS100の第1処理を実行した後、制御部900のCPUは、第2処理を実行する(ステップS110)。第2処理とは、エアコンプレッサ320の駆動量を第1処理よりも少なくしつつ、酸化ガスが燃料電池20をバイパスするように酸化ガス流れを変更する処理である。第2処理では、エアコンプレッサ320から供給される空気が既述した第2経路を流れる第2状態となる。具体的には、制御部900のCPUは、調圧弁420を閉弁すると共に、バイパス弁460を開弁する。本実施形態では、ステップS110において封止弁360は開弁されているが、閉弁することとしてもよい。これにより、エアコンプレッサ320が吐出する空気が流れる経路は、第1経路から、燃料電池20を経由することなく酸化ガスバイパス管450を経由する第2経路に変更される。その結果、燃料電池10内に形成される酸化ガスの流路の掃気が停止される。
また、第2処理では、制御部900のCPUは、ステップS100における第1の回転数よりも低い回転数として予め設定された第2回転数にてエアコンプレッサ320を駆動する。第2処理では、このように、酸化ガスが燃料電池20をバイパスする第2状態にて、エアコンプレッサ320の回転数を第2回転数とする動作が、予め定めた第2期間実行される。
ステップS110の第2処理を実行した後、制御部900のCPUは、第3処理を実行する(ステップS120)。第3処理とは、エアコンプレッサ320の駆動量を第2処理と同じ状態に維持しつつ、燃料電池20内の酸化ガスの流路の掃気を再び行なう処理である。第3処理では、エアコンプレッサ320から供給される空気が既述した第1経路を流れる第1状態となる。具体的には、制御部900のCPUは、封止弁360と調圧弁420とを開弁すると共に、バイパス弁460を閉弁する。これにより、エアコンプレッサ320が吐出する空気が流れる経路は、第2経路から、燃料電池20を経由する第1経路に変更される。その結果、燃料電池10内に形成される酸化ガスの流路の掃気が再開される。第3処理では、エアコンプレッサ320の回転数は、ステップS110で設定された第2回転数に維持される。
図3は、停止時掃気処理を実行する際の各部の動作を示す説明図である。図3では、横軸に時間の経過を示すと共に、起動スイッチの状態と、エアコンプレッサ320から供給される酸化ガスの流量(エア流量)と、封止弁360の開度と、バイパス弁460の開度と、調圧弁420の開度とを示している。図3では、起動スイッチがオフにされて第1処理が開始される時点を、時間taとして示している。また、時間taから第1期間t1が経過して、第1処理が終了すると共に第2処理が開始される時点を、時間tbとして示している。また、時間tbから第2期間t2が経過して、第2処理が終了すると共に第3処理が開始される時点を、時間tcとして示している。時間taから時間tbまでがステップS100に対応し、時間tbから時間tcまでがステップS110に対応し、時間tcが、ステップS120の処理が実行されるときに対応する。
図3に示すように、起動スイッチがオフにされた時間taから時間tbまでの、第1処理が実行される第1期間t1において、エア流量は、第1回転数で駆動されるエアコンプレッサ320によるエアの供給量に対応する流量FL1となる。また、図3では、時間taにおいて、封止弁360および調圧弁420の開度が100%に維持され、バイパス弁460の開度が0%に維持される様子が示されている。
図3に示すように、第2処理が開始される時間tbでは、エア流量は、流量FL1から、第2回転数で駆動されるエアコンプレッサ320によるエアの供給量に対応する流量FL2に低下する。また、時間tbでは、封止弁360の開度が100%に維持された状態で、調圧弁420の開度が100%から0%に変更され、バイパス弁460の開度が0%から100%に変更される。
図3に示すように、第3処理が開始される時間tcでは、エア流量は、第2回転数で駆動されるエアコンプレッサ320によるエアの供給量に対応する流量FL2に維持される。また、時間tcでは、封止弁360の開度が100%に維持された状態で、調圧弁420の開度が0%から100%に変更され、バイパス弁460の開度が100%から0%に変更される。
図3では、時間tcにおいて2度目の掃気が開始された後に第3期間t3が経過して、燃料電池20内の酸化ガスの流路の掃気が終了する時点を、時間tdとして示している。時間tdにおいて制御部900のCPUは、封止弁360の開度を100%から0%に変更すると共に、調圧弁420の開度を100%から0%に変更する。このように、燃料電池システム15の停止時には、燃料電池20内の酸化ガスの流路は、酸化ガスで掃気された後に入口部と出口部とが封止された状態となる。
燃料電池システム15の停止時において、制御部900のCPUは、さらに、燃料電池20内の燃料ガスの流路を燃料ガスによって掃気した後に、燃料電池20内の燃料ガスの流路の入口部と出口部とを封止する動作を実行する(図示せず)。このように燃料電池20内の燃料ガスの流路を燃料ガスで掃気して封止する際には、燃料電池20内の燃料ガスの流路において水素濃度を高めるために、燃料ガスの流路の封止に先立ってパージ弁440(図1参照)を一時的に開弁して、燃料電池20内の燃料ガスの流路から燃料ガスを排出する動作を複数回行なう。そのため、制御部900のCPUは、上記のように燃料電池20から排出される燃料ガスを空気によって希釈する目的で、時間tdにおいて、燃料電池20内の酸化ガスの流路を封止したときに、エア流量FL2(第2回転数)にてエアコンプレッサ320の駆動を継続しつつ、バイパス弁460の開度を0%から100%に変更する(バイパス弁460を開弁する)。そして、その後、時間teにおいて、燃料電池20内の燃料ガス流路を封止して、パージ弁440を介した燃料ガスの排出が起こらない状態になると、制御部900のCPUは、エアコンプレッサ320を停止し(エア流量は0)、バイパス弁460の開度を0%に変更する。
なお、本実施形態では、燃料電池20内の酸化ガスの流路の掃気および封止の完了(時間td)よりも、燃料電池20内の燃料ガスの流路の掃気および封止の完了(時間te)の方が後であるため、燃料電池20内の酸化ガスの流路の封止完了後にもエアコンプレッサ320が駆動されているが、異なる構成としてもよい。例えば、燃料電池20内の燃料ガスの流路の封止の方が、燃料電池20内の酸化ガスの流路の封止よりも先であり、燃料電池20内の酸化ガスの流路の封止の完了後に、燃料電池20から排出される燃料ガスを希釈する必要が無い場合には、酸化ガス流路の封止のタイミングで、エアコンプレッサ320の駆動を停止して、バイパス弁460を閉弁すればよい。
以上のように構成された本実施形態の燃料電池システム15によれば、燃料電池システム15の停止時に、まず、比較的多い流量の酸化ガスを用いて、燃料電池20内の酸化ガスの流路を掃気した後、一旦掃気の動作を停止し、その後再び、比較的少ない流量の酸化ガスを用いて、燃料電池20内の酸化ガスの流路を掃気する。そのため、燃料電池20内の酸化ガスの流路から、より十分に排水させることが可能になる。
また、このようにシステム停止時に酸化ガス流路を掃気する際に、一旦掃気の動作を停止するときには、空気が流れる経路を切り替えて、燃料電池20をバイパスするように酸化ガスを流すと共に、エアコンプレッサ320の回転数を、上記比較的多い流量に対応する第1回転数から、上記比較的少ない流量に対応する第2回転数に低下させる。このように、第1処理の後にエアコンプレッサ320の回転数を低下させることにより、エアコンプレッサ320の回転数を第1回転数に維持しつつ空気が流れる経路を切り替えて掃気を一旦停止する場合に比べて、エアコンプレッサ320の駆動音を抑えることができる。
さらに、上記した掃気の動作を一旦停止する第2処理におけるエアコンプレッサ320の回転数は、掃気を再開する第3処理におけるエアコンプレッサ320の回転数と同じであり、第3処理として掃気を再開する際には、エアコンプレッサ320の回転数を第2回転数に維持しつつ、空気が流れる経路を切り替えている。そのため、掃気を再開する第3処理の開始時に、エアコンプレッサ320を改めて起動する必要が無く、エアコンプレッサ320の回転数が増加するなどの変化もない。その結果、起動スイッチをオフにした後に、使用者の意思によることなくエアコンプレッサ320が起動することや、エアコンプレッサ320の回転数が増加することがなく、エアコンプレッサ320の駆動音の発生や増大に起因して使用者が感じる違和感を抑えることができる。
また、本実施形態の燃料電池システム15によれば、燃料電池20内の酸化ガスの流路を封止した後に、燃料電池20から排出される燃料ガスを空気で希釈する必要があるときには、エアコンプレッサ320の回転数を第2回転数に維持しつつ、第2経路にて空気を流し続けている。そのため、起動スイッチをオフにした後に、燃料電池20から排出される燃料ガスを希釈するためにエアコンプレッサ320を起動する必要が無く、エアコンプレッサ320の駆動音の発生に起因して使用者が感じる違和感を抑えることができる。なお、本実施形態では、時間tdで燃料電池20内の酸化ガスの流路を封止した後に、エアコンプレッサ320の回転数を第2回転数で維持することとしたが、異なる構成としてもよい。例えば、燃料ガスを希釈するために要する空気量が、より少なくてもよい場合には、時間td以後のコンプレッサ320の回転数は、第2回転数よりも低く設定してもよい。
図4は、比較的多い流量でカソード側流路を掃気した後に、一旦掃気の動作を停止し、その後、比較的少ない流量でカソード側流路を掃気することによる、燃料電池20からの排水性を高める効果を確認した結果を示す説明図である。図4では、同様の構成を有して同様の条件で発電を行なった5つの燃料電池の発電を停止する際に、各々の燃料電池について、(a)から(e)までの5種類の異なる条件にてカソード側流路の掃気を行ない、その後、各々の燃料電池の酸化ガスの流路の出口から排出される液水量を、経時的に測定した結果を示す。横軸は、掃気終了からの経過時間を示す。縦軸は、燃料電池の酸化ガスの流路の出口から排出された液水量の積算値を示す。グラフ(a)は、1200NL/minの酸化ガス流量にて40秒掃気した結果を示し、グラフ(b)は、1200NL/minの酸化ガス流量にて40秒掃気した後、直ちに600NL/minの酸化ガス流量にて40秒掃気した結果を示し、グラフ(c)は、1200NL/minの酸化ガス流量にて40秒掃気した後、直ちに1000NL/minの酸化ガス流量にて40秒掃気した結果を示し、グラフ(d)は、1200NL/minの酸化ガス流量にて40秒掃気した後、40秒間掃気を停止し、その後、600NL/minの酸化ガス流量にて40秒掃気した結果を示し、グラフ(e)は、1200NL/minの酸化ガス流量にて40秒掃気した後、40秒間掃気を停止し、その後、600NL/minの酸化ガス流量にて60秒掃気した結果を示す。グラフ(d)およびグラフ(e)が、実施形態の結果に対応する。
図4に示すように、比較的多い流量での掃気と、比較的少ない流量での掃気との間に、掃気を停止する動作を行なうことにより、掃気による排水性を大きく向上できることが確認された。途中で掃気を停止する動作を行なわないグラフ(a)(b)(c)のいずれの場合にも、掃気終了後に直ちに、および、掃気終了後しばらくしてから、液だれが生じた。これに対してグラフ(d)および(e)では、掃気の終了後にほとんど液だれが測定されなかった。
このように、途中で一旦掃気の動作を停止することにより排水性が向上する理由は、以下のように考えられる。すなわち、燃料電池の酸化ガスの流路を掃気することにより、酸化ガス流路内の液水が吹き飛ばされて外部に排出されることにより排水されるものの、液水の一部は電解質膜に押し込まれると考えられる。そして、掃気終了後には、このように電解質膜に押し込まれた液水が電解質膜から滲み出して燃料電池から排出され、液だれすると考えられる。本実施形態のように、途中で一旦掃気を停止することで、この掃気の停止中に、最初の掃気によって電解質膜に押し込まれた液水が滲み出すと考えられる。そして、2度目の掃気によって、掃気停止時に滲み出した液水を排水することができると考えられる。なお、2度目の掃気は、途中の掃気の停止時に滲み出した液水を排出できればよいため、最初の掃気時よりも小さい流量にて掃気を行なえば足りると考えられる。その結果、第2処理および第3処理におけるエアコンプレッサ320の駆動音を、第1処理におけるエアコンプレッサ320の駆動音よりも小さくすることができる。なお、第1処理を行なう第1期間t1、第2処理を行なう第2期間t2、および第3処理を行なう第3期間t3は、例えば、用いる燃料電池20に応じて、十分な排水性が得られるように、予め実験的に定めることができる。
B.第2実施形態:
図5は、本発明の第2実施形態としての燃料電池システム115の概略構成を模式的に表わす説明図である。第2実施形態の燃料電池システム115は、流路切替部以外の構成は第1実施形態と同じであるため、第1実施形態の燃料電池システム15と共通する部分には同じ参照番号を付す。第2実施形態の燃料電池システム115の制御部900は、システム停止の指示が入力されると、図2で説明した停止時掃気処理と同様の処理を実行する。
第2実施形態の燃料電池システム115は、封止弁360およびバイパス弁460に代えて、酸化ガス供給管330と酸化ガスバイパス管450との接続部に設けられる分流弁340を備える。分流弁340は、エアコンプレッサ320と燃料電池20内の酸化ガスの流路とが連通する状態と、エアコンプレッサ320と燃料電池20内の酸化ガスの流路とが非連通状態となって、エアコンプレッサ320と酸化ガスバイパス管450とが連通する状態とを、切り替えることができる。第2実施形態では、分流弁340と調圧弁420とが、流路切替部を構成する。
第2実施形態の燃料電池システム115では、燃料電池20の発電時、並びに、ステップS100およびステップS120を実行する際(図3の時間taから時間tbの間の第1処理を実行するとき、および、時間tcから時間tdの間の第3処理を実行するとき)に、分流弁340は、エアコンプレッサ320と燃料電池20内の酸化ガスの流路とを連通させる状態になる。そして、このとき、調圧弁420は開弁状態となって、第1状態を実現する。また、第2実施形態の燃料電池システム115では、ステップS110を実行する際(図3の時間tbから時間tcの第2処理を実行するとき)に、分流弁340は、エアコンプレッサ320と燃料電池20内の酸化ガスの流路とを非連通状態にすると共に、エアコンプレッサ320と酸化ガスバイパス管450とを連通させる状態になり、第2状態を実現する。このとき、調圧弁420は、開弁していてもよく、閉弁していてもよい。このような第2実施形態の燃料電池システム115によっても、第1実施形態の燃料電池システム15と同様の効果が得られる。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…燃料電池車両、15,115…燃料電池システム、20…燃料電池、200…燃料ガス供給系、210…燃料ガスタンク、220…燃料ガス供給管、230…燃料ガス排気管、240…燃料ガス還流管、250…主止弁、260…レギュレータ、270…インジェクタ、280…気液分離器、290…水素ポンプ、300…酸化ガス供給系、320…エアコンプレッサ、330…酸化ガス供給管、340…分流弁、350…コンプレッサ用モータ、360…封止弁、400…排ガス系、410…排ガス管、420…調圧弁、430…燃料ガス排出管、440…パージ弁、450…酸化ガスバイパス管、460…バイパス弁、470…サイレンサ、500…冷却系、510…冷媒供給管、515…冷媒排出管、525…冷媒ポンプ、530…ラジエータ、535…ラジエータファン、550…冷媒バイパス管、565…切替弁、900…制御部

Claims (1)

  1. 燃料電池システムであって、
    燃料電池と、
    前記燃料電池に対して、酸化ガスとしての空気を供給するためのエアコンプレッサと、
    前記エアコンプレッサと前記燃料電池とを接続する酸化ガス供給流路と、
    前記燃料電池に接続されて、前記燃料電池から排出されたカソードオフガスが流れる酸化ガス排出流路と、
    前記酸化ガス供給流路から分岐して設けられ、前記酸化ガス排出流路に接続される酸化ガスバイパス流路と、
    前記エアコンプレッサが吐出する空気が流れる経路を、前記燃料電池を経由する第1経路と、前記燃料電池を経由することなく前記酸化ガスバイパス流路を経由する第2経路と、の間で切り替える流路切替部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記燃料電池システムを停止させる指示が入力されたときに、
    前記エアコンプレッサから供給される空気が前記第1経路を流れる第1状態において、第1期間、前記エアコンプレッサを第1回転数にて駆動させる第1処理を実行し、
    前記第1処理の後、前記エアコンプレッサから供給される空気が前記第2経路を流れる第2状態となるように、前記流路切替部を切り替えて、第2期間、前記エアコンプレッサを、前記第1回転数よりも低い第2回転数にて駆動させる第2処理を実行し、
    前記第2処理の後、前記エアコンプレッサの回転数を前記第2回転数に維持しつつ、前記第1状態となるように前記流路切替部を切り替える第3処理を実行する
    燃料電池システム。
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