JP4498708B2 - 燃料電池運転装置 - Google Patents

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Description

この発明は、燃料電池の運転装置に関するものである。
燃料電池の凍結を防止するために燃料電池の固体高分子電解質膜の少なくとも一部が0°C以下になる前に燃料電池の反応ガス流路から水を排出する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、カソード側の反応ガスとして空気を用いている場合に、発電停止後にコンプレッサを所定時間だけ運転してカソードに圧縮空気を流通させることによりカソードから水を排出する方法が考えられる。
特表2000−512068号公報
しかしながら、発電停止時に燃料電池内に残留する水の量は、停止時の状態(停止前の発電時間の長短や、外部環境温度の相違など)によって異なり、残留する水の量によってコンプレッサの運転時間を変えることが望ましいが、現実には燃料電池内に残留する水の量を計測する手段がなく、水の量に応じたコンプレッサの最適運転時間を設定することは困難であった。その結果、必要以上にコンプレッサを運転してエネルギーを無駄に消費したり、燃料電池内を必要以上に乾燥させる虞もある。
そこで、この発明は、反応ガス流路の凍結を防止でき、排水に必要なエネルギーを最小限に抑えることができる燃料電池運転装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、各々の流路に反応ガスとしての燃料ガスと酸化剤ガスとを供給し電気化学反応によって発電を行う燃料電池(例えば、後述する実施例における燃料電池1)と、コンプレッサ(例えば、後述する実施例におけるコンプレッサ7)で加圧した酸化剤ガスを前記燃料電池内に供給する供給流路(例えば、後述する実施例における空気供給流路8)と、前記燃料電池内を通過した前記酸化剤ガスを排出する排出流路(例えば、後述する実施例における空気排出流路9)と、前記供給流路内の圧力を検出する第1圧力検出手段(例えば、後述する実施例における入口側圧力センサ24)と、前記排出流路内の圧力を検出する第2圧力検出手段(例えば、後述する実施例における出口側圧力センサ25)と、外気温度を検出する外気温検出手段(例えば、後述する実施例における外気温センサ20)と、前記燃料電池からの電力供給が遮断されたときに前記コンプレッサへの電力供給を可能とする補助電源(例えば、後述する実施例における補助電源)と、前記コンプレッサの運転を制御する制御手段(例えば、後述する実施例におけるECU19)と、を備えた燃料電池運転装置において、前記制御手段は、前記燃料電池の運転停止に際し該燃料電池からの電力の供給を遮断したときに、前記補助電源からの電力供給で前記コンプレッサを運転するとともに、前記燃料電池への酸化剤ガスの供給量を外気温度が低いほど大きい流量に設定し、この設定流量で一定となるように前記コンプレッサの回転数をフィードバック制御し、さらに、前記前記第1圧力検出手段の検出値と前記第2圧力検出手段の検出値の差が所定値以下になったときに前記コンプレッサを停止することを特徴とする。
燃料電池の停止時には、凍結防止のため、発電時に発生する生成水を排出する必要があるが、燃料電池内の酸化剤ガスが流通する流路内に残留している水の量を流路内の圧力変化により推定し、これによりコンプレッサの運転を制御する。
そして、請求項1では、酸化剤ガスの供給流路と排出流路の圧力の差圧を検出することにより、燃料電池内の酸化剤ガスが流通する流路内に残留している水の量を精度良く管理することができるため、前記差圧が所定値以下になったときにコンプレッサを停止することにより、排水に必要なエネルギーを最小に抑えることができる。
また、前記燃料電池への酸化剤ガスの供給量を外気温度が低いほど大きい流量に設定することにより、確実に排水を行わせることが可能となり、また、燃料電池を停止する際に燃料電池内の水を排出するのに必要な時間を常に同等にすることが可能となり、常温時と同等の時間で排水を完了させることが可能となる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御手段は、外気温度が低いほど前記所定値を小さい値に設定することを特徴とする。
このように構成すると、外気温度に見合った排出量を設定することができるため、排水に必要なエネルギーを過不足なく調整することができる。例えば、氷点下時のような水が凍結してしまう虞があるときには、念入りに排水を行うことが可能となり、凍結の虞がないときには、必要最低限の排水に抑えることができるため、排水に必要なエネルギーを過不足なく調整することができる。
請求項3に係る発明は、各々の流路に反応ガスとしての燃料ガスと酸化剤ガスとを供給し電気化学反応によって発電を行う燃料電池(例えば、後述する実施例における燃料電池1)と、コンプレッサ(例えば、後述する実施例におけるコンプレッサ7)で加圧した酸化剤ガスを前記燃料電池内に供給する供給流路(例えば、後述する実施例における空気供給流路8)と、前記燃料電池内を通過した前記酸化剤ガスを排出する排出流路(例えば、後述する実施例における空気排出流路9)と、前記供給流路内または前記排出流路内の圧力を検出する圧力検出手段(例えば、後述する実施例における入口側圧力センサ24または出口側圧力センサ25)と、外気温度を検出する外気温検出手段(例えば、後述する実施例における外気温センサ20)と、前記燃料電池からの電力供給が遮断されたときに前記コンプレッサへの電力供給を可能とする補助電源(例えば、後述する実施例における補助電源)と、前記コンプレッサの運転を制御する制御手段(例えば、後述する実施例におけるECU19)と、を備えた燃料電池運転装置において、前記制御手段は、前記燃料電池の運転停止に際し該燃料電池からの電力の供給を遮断したときに、前記補助電源からの電力供給で前記コンプレッサを運転するとともに、前記燃料電池への酸化剤ガスの供給量を外気温度が低いほど大きい流量に設定し、この設定流量で一定となるように前記コンプレッサの回転数をフィードバック制御し、さらに、前記圧力検出手段の検出値が、前記燃料電池からの電力の供給を遮断したときの前記圧力検出手段の検出値から所定値以上変化したときに前記コンプレッサを停止する。
燃料電池の停止時には、凍結防止のため、発電時に発生する生成水を排出する必要があるが、燃料電池内の酸化剤ガスが流通する流路内に残留している水の量を流路内の圧力変化により推定し、これによりコンプレッサの運転を制御する。
そして、請求項3では、酸化剤ガスの供給流路内または排出流路内の圧力の変化量を検出することにより、燃料電池内の酸化剤ガスが流通する流路内に残留している水の量を管理することができるため、前記変化量が所定値以上になったときにコンプレッサを停止することにより、排水に必要なエネルギーを最小に抑えることができる。さらに、請求項に比べて圧力検出手段の数を削減することが可能となる。
また、前記燃料電池への酸化剤ガスの供給量を外気温度が低いほど大きい流量に設定することにより、確実に排水を行わせることが可能となり、また、燃料電池を停止する際に燃料電池内の水を排出するのに必要な時間を常に同等にすることが可能となり、常温時と同等の時間で排水を完了させることが可能となる。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の発明において、前記制御手段は、外気温度が低いほど前記所定値を大きい値に設定することを特徴とする。
このように構成すると、外気温度に見合った排出量を設定することができるため、排水に必要なエネルギーを過不足なく調整することができる。例えば、氷点下時のような水が凍結してしまう虞があるときには、念入りに排水を行うことが可能となり、凍結の虞がないときには、必要最低限の排水に抑えることができるため、排水に必要なエネルギーを過不足なく調整することができる。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の発明において、前記制御手段は、酸化剤ガスの前記設定流量を、前記燃料電池からの電力の供給を遮断する前のアイドル時における酸化剤ガスの供給量よりも大きい値に設定することを特徴とする。
請求項1および請求項5に係る発明によれば、燃料電池の停止時には凍結防止のため、発電時に発生する生成水を排出する必要があるが、酸化剤ガスの供給流路と排出流路の圧力の差圧を検出することにより、燃料電池内の酸化剤ガスが流通する流路内に残留している水の量を精度良く管理できるため、前記差圧が所定値以下になったときにコンプレッサを停止することにより、排水に必要なエネルギーを最小に抑えることができる。
また、前記燃料電池への酸化剤ガスの供給量を外気温度が低いほど大きい流量に設定することにより、確実に排水を行わせることが可能となり、また、燃料電池を停止する際に燃料電池内の水を排出するのに必要な時間を常に同等にすることが可能となり、常温時と同等の時間で排水を完了させることが可能となる。したがって、燃料電池車両の場合には、運転者に違和感を与えないようにすることができ、商品性が向上する。
請求項2に係る発明によれば、外気温度に見合った排出量を設定することができるため、排水に必要なエネルギーを過不足なく調整することができる。例えば、氷点下時のような水が凍結してしまう虞があるときには、念入りに排水を行うことが可能となり、凍結の虞がないときには、必要最低限の排水に抑えることができるため、排水に必要なエネルギーを過不足なく調整することができる。
請求項3および請求項5に係る発明によれば、燃料電池の停止時には凍結防止のため、発電時に発生する生成水を排出する必要があるが、酸化剤ガスの供給流路内または排出流路内の圧力の変化量を検出することにより、燃料電池内の酸化剤ガスが流通する流路内に残留している水の量を管理することができるため、前記変化量が所定量以上になったときにコンプレッサを停止することにより、排水に必要なエネルギーを最小に抑えることができる。さらに、請求項に比べて圧力検出手段の数を削減することが可能となるので、装置の簡素化、コストダウンを図ることができる。
また、前記燃料電池への酸化剤ガスの供給量を外気温度が低いほど大きい流量に設定することにより、確実に排水を行わせることが可能となり、また、燃料電池を停止する際に燃料電池内の水を排出するのに必要な時間を常に同等にすることが可能となり、常温時と同等の時間で排水を完了させることが可能となる。したがって、燃料電池車両の場合には、運転者に違和感を与えないようにすることができ、商品性が向上する。
請求項4に係る発明によれば、外気温度に見合った排出量を設定することができるため、排水に必要なエネルギーを過不足なく調整することができる。例えば、氷点下時のような水が凍結してしまう虞があるときには、念入りに排水を行うことが可能となり、凍結の虞がないときには、必要最低限の排水に抑えることができるため、排水に必要なエネルギーを過不足なく調整することができる。
以下、この発明に係る燃料電池運転装置の実施例を図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施例は、燃料電池車両に搭載されて駆動源であるモータに電力を供給する燃料電池の態様である。
この発明の実施例を説明する前に、関連する技術を図1から図6の図面に基づいて説明する。
初めに、第1の関連技術を、図1および図2の図面を参照して説明する。図1は燃料電池車両に搭載された燃料電池運転装置の概略構成図である。
燃料電池1は、例えば固体ポリマーイオン交換膜等からなる固体高分子電解質膜2をアノード3とカソード4とで両側から挟み込んで形成されたセルを複数積層して構成されたものであり(図1では単セルのみを示す)、アノード3の反応ガス流路5に燃料ガスとして水素ガスを供給し、カソード4の反応ガス流路6に酸化剤ガスとして酸素を含む空気を供給すると、アノード3で触媒反応により発生した水素イオンが、固体高分子電解質膜2を通過してカソード4まで移動して、カソード4で酸素と電気化学反応を起こして発電し、水が生成される。カソード側で生じた生成水の一部は固体高分子電解質膜2を介してアノード側に逆拡散するため、アノード側にも生成水が存在する。
空気はスーパーチャージャー(S/C)などのコンプレッサ7により所定圧力に加圧され、空気供給流路8を通って燃料電池1のカソード4の反応ガス流路6に供給される。燃料電池1に供給された空気は発電に供された後、燃料電池1からカソード側の生成水と共に空気排出流路9に排出され、圧力制御弁27を介して排出ガス処理装置10に導入される。以下、燃料電池1に供給される空気を供給空気、燃料電池1から排出される空気を排出空気として区別する。空気供給流路8においてコンプレッサ7よりも上流には、燃料電池1に供給される空気の重量流量を検出する空気重量流量検出センサ26が設けられている。また、空気供給流路8においてコンプレッサ7よりも下流で燃料電池1に近い部位には、カソード4の反応ガス流路6に流入する直前の供給空気の圧力を検出する入口側圧力センサ(第1圧力検出手段、圧力検出手段)24が設けられており、空気排出流路9において圧力制御弁27よりも上流で燃料電池1に近い部位には、カソード4の反応ガス流路6から排出された直後の排出空気の圧力を検出する出口側圧力センサ(第2圧力検出手段、圧力検出手段)25が設けられている。
一方、水素タンク(H)11から供給される水素ガスは、水素ガス供給流路(燃料ガス供給流路)12を通って燃料電池1のアノード3の反応ガス流路5に供給される。そして、消費されなかった未反応の水素ガスは、アノード側から水素ガス排出流路(燃料ガス排出流路)16を経て水素ガス循環流路(燃料ガス循環流路)13に排出され、更に、水素ガス循環流路13に設けた水素ポンプ14およびエゼクタ23を介して水素ガス供給流路12に合流する。つまり、燃料電池1から排出された水素ガスは、水素タンク11から供給される新鮮な水素ガスと合流して、再び燃料電池1のアノード3の反応ガス流路5に供給される。
水素ガス循環流路13からは、パージ弁15を備えた水素ガスパージ流路22が分岐しており、水素ガスパージ流路22は排出ガス処理装置10に接続されている。この排出ガス処理装置10において燃料電池1の空気排出流路9から排出された排出空気と、水素ガスパージ流路22から排出された水素ガスとが希釈処理されて排出される。尚、17は水素タンク11から供給される水素ガスを遮断する遮断弁、18は燃料電池1の電気エネルギーにより駆動する車両走行用のモータを示している。
前記燃料電池1は、コントロールユニットであるECU19により制御され、そのため、ECU19には、外気温センサ(外気温検出手段)20、入口側圧力センサ24、出口側圧力センサ25、空気重量流量検出センサ26からの信号が入力され、コンプレッサ7の回転数、水素ポンプ14の回転数、遮断弁17の開閉、パージ弁15の開閉、圧力制御弁27の開閉などの制御が行われる。また、ECU19はアクセルペダル21から入力される加速要求に応じてモータ18を制御する。
この第1の関連技術の燃料電池運転装置では、燃料電池1からの電力の供給を遮断して燃料電池1を停止する時にコンプレッサ7の運転を継続し、カソード4の反応ガス流路6に圧縮空気を流通させて反応ガス流路6内に残留する水を排出するが、この排水のためのコンプレッサ7の停止時期を反応ガス流路6内の圧力変化に基づいて決定し、コンプレッサ7の運転時間の最適化を図っている。詳述すると、反応ガス流路6に流れるガス流量が同じであっても、反応ガス流路6内に残留する水の量が多いときには、反応ガス流路6における圧力損失が大きいため上流部での圧力が大きく下流部での圧力が小さくなって、その差圧も大きくなるが、反応ガス流路6内に残留する水の量が少ないときには、反応ガス流路6における圧力損失が小さいため上流部および下流部での圧力がともに小さくなって、その差圧も小さくなる。したがって、反応ガス流路6内の圧力変化を管理することにより、反応ガス流路6内に残留する水の量をおおよそ推定することができ、コンプレッサ7を停止すべき時期を決めることができる。
次に、この第1の関連技術における燃料電池1の運転停止処理について、図2のフローチャートに従って説明する。なお、図2に示す燃料電池運転停止処理ルーチンはECU19によって実行される。
燃料電池車両を停止した後、イグニッションスイッチがOFFにされる前は、燃料電池1の発電電流はアイドル発電電流となっており、これに応じて、水素ポンプ14、コンプレッサ7は、それぞれアイドル回転数となっているものとする。また、燃料電池1の運転停止以降は、コンプレッサ7の運転は図示しないキャパシタ、バッテリなどの補助電源からの電力供給により行われるものとする。
ステップS11において、燃料電池車両を停止してイグニッションスイッチ(IG)をOFFすると、燃料電池1からの電力の供給が遮断される。そして、ステップS12に進み、パージ条件を設定する。このパージ条件の設定とは、この運転停止処理中における圧縮空気流量を一定にするためのもので、圧力制御弁27を一定の開度に保持し、空気重量流量検出センサ26で検出される供給空気流量が所定の一定値になるようにコンプレッサ7の回転数をフィードバック制御する。なお、この一定値は前記アイドル時の供給空気流量よりも大きく設定する。
次に、ステップS13において入口側圧力センサ24により空気供給流路8内の圧力(以下、反応ガス流路6の入口側圧力という)P1を読み取り、ステップS14において出口側圧力センサ25により空気排出流路9内の圧力(以下、反応ガス流路6の出口側圧力という)P2を読み取り、ステップS15において反応ガス流路6の入口側圧力P1と出口側圧力P2の差圧ΔPを算出する(ΔP=P1−P2)。
次に、ステップS16に進み、ステップS15で算出した差圧ΔPが、予め設定した閾値ΔP0以下か否かを判定する。なお、閾値ΔP0については、カソード4の反応ガス流路6内に殆ど水が残留していない状態においてステップS12で設定したパージ条件と同じ条件下で圧縮空気を流通させたときに生じる差圧を予め実験的に求め、この実験値に基づいて閾値ΔP0を設定する。
ステップS16における判定結果が「YES」(ΔP≦ΔP0)である場合は、反応ガス流路6内の水が十分に排出されて殆ど残留していないと推定されるので、ステップS17に進んでコンプレッサ7を停止し、本ルーチンの実行を一旦終了する。
一方、ステップS16における判定結果が「NO」(ΔP>ΔP0)ある場合は、反応ガス流路6内の水がまだ十分に排出されていないと推定されるので、ステップS18において一定時間をカウントした後、ステップS19に進み、イグニッションスイッチをOFFした後のコンプレッサの運転時間(以下、パージ運転時間と称す)T1が予め設定した閾値T0以上か否かを判定する。
ステップS19における判定結果が「NO」(T1<T0)である場合は、ステップS13に戻り、再びステップS13〜S16の一連の処理を実行する。ステップS19における判定結果が「YES」(T1≧T0)である場合は、ステップS17に進んでコンプレッサ7を停止し、本ルーチンの実行を一旦終了する。すなわち、反応ガス流路6の差圧ΔPが閾値ΔP0に達しない場合であっても、パージ運転時間T1が閾値T0に達した時には、コンプレッサ7を停止して運転停止処理を終了する。これにより、バッテリ等補助電源の残容量が、燃料電池1を次回起動するために必要な電力を下回るのを防止して、次回起動に必要な電力を確保する。
この第1の関連技術の場合には、入口側圧力センサ24で空気供給流路8の圧力を検出し、出口側圧力センサ25で空気排出流路9の圧力を検出し、その差圧ΔPに基づいてカソード4の反応ガス流路6内に残留する水の量を推定しているので、反応ガス流路6内に残留する水の量を精度良く管理することができ、差圧ΔPが閾値ΔP0以下になったときにコンプレッサ7を停止して圧縮空気の供給を停止しているので、十分且つ確実に水を排出しつつ、排出に必要なエネルギーを最小に抑えることができ、電力消費を低く抑えて、燃料電池車両の燃費向上を図ることができる。
次に、第2の関連技術を図3および図4の図面を参照して説明する。
図3は第2の関連技術における燃料電池運転装置の概略構成図であり、第1の関連技術と同一態様部分には同一符号を付してある。第2の関連技術の燃料電池運転装置が第1の関連技術のものと相違する点は、第2の関連技術では空気排出流路9に出口側圧力センサ25を備えていないことだけであり、その他の構成は第1の関連技術と全く同じである。
この第2の関連技術2の燃料電池運転装置では、空気供給流路8内の圧力変化、すなわち燃料電池1に流入する直前の供給空気の圧力変化に基づいて、反応ガス流路6内に残留する水の量を推定する。前述したように、反応ガス流路6に流れるガス流量が同じであっても、カソード4の反応ガス流路6内に残留する水の量が多いほど反応ガス流路6の圧力損失が大きいため空気供給流路8内の圧力は高く、残留する水の量が減ってくると反応ガス流路6の圧力損失が小さくなるため空気供給流路8内の圧力は低くなる。したがって、空気供給流路8内の圧力変化の程度によって反応ガス流路6内に残留する水の量を推定することができる。
第2の関連技術における燃料電池1の運転停止処理について、図4のフローチャートに従って説明する。
ステップS21において、燃料電池車両を停止してイグニッションスイッチ(IG)をOFFすると、燃料電池1からの電力の供給が遮断される。そして、ステップS22に進み、パージ条件を設定する。このパージ条件の設定については、第1の関連技術の場合と同じであるので説明を省略する。
次に、ステップS23において入口側圧力センサ24により空気供給流路8内の圧力(反応ガス流路6の入口側圧力)P1を読み取る。第2の関連技術では、ステップS23において検出した入口側圧力P1を初期値として、以下のステップで圧力変化を検出する。なお、入口側圧力の初期値P1の検出タイミングは、イグニッションスイッチをOFFする直前であっても構わない。
ステップS24において、現時点の空気供給流路8内の圧力(反応ガス流路6の入口側圧力)P1nを入口側圧力センサ24により読み取る。
そして、ステップS25に進み、現時点における反応ガス流路6の入口側圧力P1nと入口側圧力の初期値P1から圧力変化量ΔPnを算出する(ΔPn=P1−P1n)。
次に、ステップS26に進み、ステップS25で算出した圧力変化量ΔPnが、予め設定した閾値ΔP0以上か否かを判定する。なお、閾値ΔP0については、ステップS22で設定したパージ条件と同じ条件下で圧縮空気を流通させて、カソード4の反応ガス流路6内に殆ど水が残留しない状態まで流通させたときの圧力変化を予め実験的に求め、この実験値に基づいて閾値ΔP0を設定する。
ステップS26における判定結果が「YES」(ΔPn≧ΔP0)である場合は、反応ガス流路6内の水が十分に排出されて殆ど残留していないと推定されるので、ステップS27に進んでコンプレッサ7を停止し、本ルーチンの実行を一旦終了する。
一方、ステップS26における判定結果が「NO」(ΔPn<ΔP0)ある場合は、反応ガス流路6内の水がまだ十分に排出されていないと推定されるので、ステップS28において一定時間をカウントした後、ステップS29に進み、パージ運転時間T1が予め設定した閾値T0以上か否かを判定する。
ステップS29における判定結果が「NO」(T1<T0)である場合は、ステップS24に戻り、再びステップS24〜S26の一連の処理を実行する。ステップS29における判定結果が「YES」(T1≧T0)である場合は、ステップS27に進んでコンプレッサ7を停止し、本ルーチンの実行を一旦終了する。すなわち、反応ガス流路6内の圧力低下幅ΔPnが閾値ΔP0に達しない場合であっても、パージ運転時間T1が閾値T0に達した時には、次回起動時に必要な電力を補助電源に残すために、コンプレッサ7を停止してパージを終了する。
この第2の関連技術の場合には、空気供給流路8内の圧力変化量に基づいてカソード4の反応ガス流路6内に残留する水の量を推定しているので、反応ガス流路6内に残留する水の量を管理することができ、圧力変化量ΔPnが閾値ΔP0以上になったときにコンプレッサ7を停止して圧縮空気の供給を停止しているので、十分且つ確実に水を排出しつつ、排出に必要なエネルギーを最小に抑えることができ、電力消費を低く抑えて、燃料電池車両の燃費向上を図ることができる。しかも、圧力センサが入口側圧力センサ24だけで済み、出口側圧力センサ25が不要であるので、第1の関連技術よりも部品点数が減ってコストダウンを図ることができる。
なお、第2の関連技術では空気供給流路8内の圧力変化に基づいてコンプレッサ7の停止時期を決定しているが、空気排出流路9内の圧力変化に基づいてコンプレッサ7の停止時期を決定することも可能である。この場合は、入口側圧力センサ24が不要になり、出口側圧力センサ25だけを備えていればよい。そして、この場合には、ステップS23,S24の処理において、出口側圧力センサ25により反応ガス流路6の出口側圧力を読み取り、ステップS25で圧力変化量ΔPnを算出する。なお、空気排出流路9内の圧力は、反応ガス流路6内に残留する水の量が少なくなるほど高くなっていくので、ステップS26の処理では、圧力変化量ΔPnの絶対値が閾値ΔP0以上か否か(|ΔPn|≧ΔP0?)を判定すればよい。
次に、第3の関連技術を図5および図6の図面を参照して説明する。
第3の関連技術における燃料電池運転装置の構成は、第1の関連技術と全く同じであるので、図1を援用してその説明は省略する。
第3の関連技術における運転停止処理は基本的には第1の関連技術と同じであるが、第3の関連技術では、コンプレッサ7の停止時期を決定するための閾値ΔP0を外気温度に応じて変えるようにしている。つまり、燃料電池車両の停止時の外気温度が低いほど燃料電池1の温度が下がって反応ガス流路6が凍結する可能性が高いので、外気温度が低いほど閾値ΔP0を小さく設定して、反応ガス流路6内の水をより確実に排出する。
図6は、第3の関連技術において使用する外気温マップの一例を示すものであり、外気温度tが低いほど閾値ΔP0を小さく設定している(Pa>Pb>Pc・・・)。
次に、この第3の関連技術における燃料電池1の運転停止処理について、図5のフローチャートに従って説明する。
ステップS31において、燃料電池車両を停止してイグニッションスイッチ(IG)をOFFすると、燃料電池1からの電力の供給が遮断される。そして、ステップS32に進み、パージ条件を設定する。このパージ条件の設定については、第1の関連技術の場合と同じであるので説明を省略する。
次に、ステップS33において、外気温センサ20により外気温度tを読み取り、さらにステップS34に進み、図6に示す外気温マップを参照して、外気温度tに応じた閾値を求め、これを閾値ΔP0として格納する。
ステップS35〜S41の処理は、ステップS38の処理を実行する際にステップS34で設定した閾値ΔP0を用いる点を除いて、第1の関連技術におけるフローチャート(図2)におけるステップS13〜S19の処理と同じであるので説明を省略する。
この第3の関連技術の場合には、外気温度に基づいて閾値ΔP0を変更することにより、外気温度に見合った排出量を設定することができるため、排水に必要なエネルギーを過不足なく調整することができる。これにより、例えば、氷点下時のような水が凍結してしまう虞があるときには、念入りに排水を行うことが可能となり、凍結の虞がないときには、必要最低限の排水に抑えることができるため、排水に必要なエネルギーを過不足なく調整することができる。
なお、第2の関連技術のように反応ガス流路6の入口側圧力の変化量ΔPnに基づいてコンプレッサ7の停止時期を決定する場合においても、外気温度に応じて圧力変化量の閾値ΔP0の値を変えることも可能であり、その場合には、外気温度が低いほど圧力変化量の閾値ΔP0を大きく設定する。
次に、この発明の実施例を図7および図8の図面を参照して説明する。
この実施例における燃料電池運転装置の構成は、第1の関連技術と全く同じであるので、図1を援用してその説明は省略する。
実施例における運転停止処理は基本的には第1の関連技術と同じであるが、実施例では、コンプレッサ7の停止時期を決定するための閾値ΔP0と、反応ガス流路6に供給する圧縮空気の供給量を、外気温度に応じて変えるようにしている。つまり、燃料電池車両の停止時の外気温度が低いほど燃料電池1の温度が下がって反応ガス流路6が凍結する可能性が高いので、外気温度が低いほど閾値ΔP0を小さく設定するとともに、圧縮空気の供給量を増大させて、反応ガス流路6内の水をより確実に排出する。
図8は、実施例において使用する外気温マップの一例を示すものであり、外気温度tが低いほど閾値ΔP0を小さく設定するとともに(Pa>Pb>Pc・・・)、外気温度tが低いほどコンプレッサ7の回転数を高くする。
次に、この実施例における燃料電池1の運転停止処理について、図7のフローチャートに従って説明する。
ステップS41において、燃料電池車両を停止してイグニッションスイッチ(IG)をOFFすると、燃料電池1からの電力の供給が遮断される。そして、ステップS42に進み、圧力制御弁27の開度を所定の一定開度に設定する。
次に、ステップS43において、外気温センサ20により外気温度tを読み取り、さらにステップS44に進み、図に示す外気温マップを参照して、外気温度tに応じた閾値を求め、これを閾値ΔP0として格納し、さらに、ステップS45に進み、図8に示す外気温マップを参照して、外気温度tに応じたコンプレッサ7の回転数を求め、該回転数でコンプレッサ7を運転する。
ステップS46〜S52の処理は、ステップS49の処理を実行する際にステップS44で設定した閾値ΔP0を用いる点を除いて、第1の関連技術におけるフローチャート(図2)におけるステップS13〜S19の処理と同じであるので説明を省略する。
この実施例の場合には、外気温度に基づいて閾値ΔP0を変更することにより、外気温度に見合った排出量を設定することができるため、排水に必要なエネルギーを過不足なく調整することができる。これにより、例えば、氷点下時のような水が凍結してしまう虞があるときには、念入りに排水を行うことが可能となり、凍結の虞がないときには、必要最低限の排水に抑えることができるため、排水に必要なエネルギーを適宜に調整することができる。
しかも、外気温度が低いほどコンプレッサ7の回転数を高くして圧縮空気の供給量を増大させているので、排水に必要な時間を外気温度にかかわらずほぼ一定にすることができ、その結果、運転者に違和感を与えないようにすることができ、商品性が向上する。
なお、第2の関連技術のように反応ガス流路6の入口側圧力の変化量ΔPnに基づいてコンプレッサ7の停止時期を決定する場合においても、外気温度に応じてコンプレッサ7の回転数を変えて圧縮空気の供給量を変更することが可能であり、その場合には、外気温度が低いほどコンプレッサ7の回転数を高めて供給量を増大する。
〔他の実施例〕
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、前述した実施例では、燃料電池を燃料電池車両に搭載した態様で説明したが、燃料電池は車両以外の移動体に搭載されていてもよいし、あるいは定置式の燃料電池に本発明を適用することも可能である。
この発明に係る燃料電池運転装置の実施例における概略構成図である。 この発明に関連する第1の関連技術における燃料電池の運転停止処理を示すフローチャートである。 この発明に関連する第2の関連技術における燃料電池運転装置の概略構成図である。 前記第2の関連技術における燃料電池の運転停止処理を示すフローチャートである。 この発明に関連する第3の関連技術における燃料電池の運転停止処理を示すフローチャートである。 前記第3の関連技術において使用される外気温マップの一例である。 この発明に係る燃料電池運転装置の実施例における燃料電池の運転停止処理を示すフローチャートである。 前記実施例において使用される外気温マップの一例である。
1 燃料電池
6 反応ガス流路
7 コンプレッ
8 空気供給流路(供給流路)
9 空気排出流路(排出流路)
19 ECU(制御手段)
20 外気温センサ(外気温検出手段)
24 入口側圧力センサ(第1圧力検出手段、圧力検出手段)
25 出口側圧力センサ(第2圧力検出手段、圧力検出手段)

Claims (5)

  1. 各々の流路に反応ガスとしての燃料ガスと酸化剤ガスとを供給し電気化学反応によって発電を行う燃料電池と、
    コンプレッサで加圧した酸化剤ガスを前記燃料電池内に供給する供給流路と、
    前記燃料電池内を通過した前記酸化剤ガスを排出する排出流路と、
    前記供給流路内の圧力を検出する第1圧力検出手段と、
    前記排出流路内の圧力を検出する第2圧力検出手段と、
    外気温度を検出する外気温検出手段と、
    前記燃料電池からの電力供給が遮断されたときに前記コンプレッサへの電力供給を可能とする補助電源と、
    前記コンプレッサの運転を制御する制御手段と、
    を備えた燃料電池運転装置において、
    前記制御手段は、前記燃料電池の運転停止に際し該燃料電池からの電力の供給を遮断したときに、前記補助電源からの電力供給で前記コンプレッサを運転するとともに、前記燃料電池への酸化剤ガスの供給量を外気温度が低いほど大きい流量に設定し、この設定流量で一定となるように前記コンプレッサの回転数をフィードバック制御し、さらに、前記前記第1圧力検出手段の検出値と前記第2圧力検出手段の検出値の差が所定値以下になったときに前記コンプレッサを停止することを特徴とする燃料電池運転装置。
  2. 前記制御手段は、外気温度が低いほど前記所定値を小さい値に設定することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池運転装置。
  3. 各々の流路に反応ガスとしての燃料ガスと酸化剤ガスとを供給し電気化学反応によって発電を行う燃料電池と、
    コンプレッサで加圧した酸化剤ガスを前記燃料電池内に供給する供給流路と、
    前記燃料電池内を通過した前記酸化剤ガスを排出する排出流路と、
    前記供給流路内または前記排出流路内の圧力を検出する圧力検出手段と、
    外気温度を検出する外気温検出手段と、
    前記燃料電池からの電力供給が遮断されたときに前記コンプレッサへの電力供給を可能とする補助電源と、
    前記コンプレッサの運転を制御する制御手段と、
    を備えた燃料電池運転装置において、
    前記制御手段は、前記燃料電池の運転停止に際し該燃料電池からの電力の供給を遮断したときに、前記補助電源からの電力供給で前記コンプレッサを運転するとともに、前記燃料電池への酸化剤ガスの供給量を外気温度が低いほど大きい流量に設定し、この設定流量で一定となるように前記コンプレッサの回転数をフィードバック制御し、さらに、前記圧力検出手段の検出値が、前記燃料電池からの電力の供給を遮断したときの前記圧力検出手段の検出値から所定値以上変化したときに前記コンプレッサを停止することを特徴とする燃料電池運転装置。
  4. 前記制御手段は、外気温度が低いほど前記所定値を大きい値に設定することを特徴とする請求項3に記載の燃料電池運転装置。
  5. 前記制御手段は、酸化剤ガスの前記設定流量を、前記燃料電池からの電力の供給を遮断する前のアイドル時における酸化剤ガスの供給量よりも大きい値に設定することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の燃料電池運転装置。
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