JP2007299397A - ロボットの作動パラメータを調整する方法と装置、その方法のプログラムと記録媒体 - Google Patents
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Abstract
1)現方法を使用して得られた周期時間より僅かに長い周期時間を得るために作動温度を調整するけれども、限界値以下である作動温度を備えて;そして
2)僅かに限界値以上である作動温度で作動することを必要としても、現方法を使用して得られた周期時間より著しく短い周期時間を得るために作動温度を調整することを達成するようにするためにロボットの作動パラメータを調整する方法を提供すること。
【解決手段】
最適周期時間にて所定通路に沿って作動体工具を移動させる作動パラメータを調整するこの方法は、周期時間がその最適値に近似させるよう作動パラメータ値を修正する工程(140)から成る。この工程中に、作動パラメータの値は中継関数の極値に近似させて、この中継関数は少なくとも第一と第二タームから成り、第一タームが周期時間の関数であり、第二タームが温度及び摩耗程度又はそのいずれか一方の関数である。
【選択図】 図1
Description
・T は互換函数
・m は作動パラメータの数である。
1)現方法を使用して得られた周期時間より僅かに長い周期時間を得るために作動温度を調整するけれども、限界値以下である作動温度を備える;そして
2)僅かに限界値以上である作動温度で作動することを必要としても、現方法を使用して得られた周期時間より著しく短い周期時間を得るために作動温度を調整する。
・中継函数は各アクチュエータにより働いた瞬時トルクの函数である第三タームを包含し;
・中継函数は所定通路に対する作動体工具の位置決め誤差の函数である第四タームを包含し;
・周期時間が変更するときに、第一タームが第二タームと反対方向に、或いは他のタームの総和に変更し;
・少なくとも一つのタームが調整可能な係数を包含し、方法は前記係数の値を調整する使用者の工程を包含し;
・少なくとも一つのタームが工程a)或いはb)中に決定された値と前記値に与えられた限界値との間の差の函数であり;
・工程b)中に複数のアクチュエータの間の熱継手が少なくとも一つのアクチュエータの作動温度を決定するために考慮されており;
・工程b)中に定常条件下の温度及び摩耗程度又はそれらのいずれか一方の予測は所定通路に沿う単一旅程に追従して得られたデータに基づいて形成され、温度及び摩耗程度又はそれらのいずれか一方の予測は中継函数の勾配を算出するように使用され;そして
・中継函数が所定停止基準を満たすことを自動的に確認する工程と、この停止基準を満たす中継函数の場合には、工程a)乃至c)の繰返しを自動的に停止する工程と;
・確認工程は、作動パラメータに対する中継函数の勾配の基準(絶対値)が所定閾値以下であるか否かを検討することから成る。
・各アクチュエータにより働いたトルクの函数であるタームの中継函数の存在は、過度のトルクを放出するために必要とされるアクチュエータに導く調整を形成するのを避けることができ;
・位置決め誤差の函数であるタームの中継函数の使用は、所定通路に対する作動体工具の位置にて十分に不正確さ導く作動パラメータの調整を形成するのを避けることができ; ・調整可能な係数は使用者が中継函数において他方のタームに対する一方のタームの重要性を定義し、それで、限界値を越える際に公差を明記し;
・限界値に対する差の使用は作動パラメータを調整しながら越える前記限界値を考慮でき;
・アクチュエータ間の熱継手を考慮することが精度を向上させるのに役立ち、その精度により各アクチュエータの作動温度が決定され、それで、作動温度が大きな精度により調整され得て;
・通路に沿う定常旅程に基づいて定常温度或いは摩耗程度の予測の使用が前記調整方法をより速く実施し;そして
・停止基準における中継函数の勾配の使用が中継函数の極値を検出することができる。
a)作動パラメータの値の函数として周期時間の値を決定し且つ完全通路に沿う移行の結果としてロボットの少なくとも一つのアクチュエータの作動温度の値及び摩耗程度の値又はそれらのいずれか一方を決定する決定モジュールと;
b)周期時間がその最適値に近似させるために作動パラメータの値を修正する修正モジュールとから成る。
・少なくとも一つのタームは調整可能な係数を包含し、装置は使用者が前記係数の値を調整できる人/機械インターフェイスを包含する。
端部の一方では、アーム6が作動体工具10を有する。
・電動モータ、好ましくは三相電動モータ24のような回転電気機械と;
・モータ24により回転駆動される軸とアクチュエータ16からの出口軸28の間に機械的に連結されている角速度を減少させる歯車箱26と;
から成る。
モータ24は制御可能な動力供給部30から動力を与える。例として、この動力供給部30は制御キャビネット8に配置されている。例えば、動力供給部30は直流(DC)電気分布ネットワークに接続された制御可能なインバーターである。
ここでは
・p1 ,p4 ,とp6 は点A&B,B&C,とC&Dの間にそれぞれに横たわる通路12の部分に受けられた最高加速度である;
・p2 ,p5 ,とp8 は点A&B,B&C,とC&Dの間にそれぞれに横たわる通路12の部分に受けられた最高速度である;
・p3 ,p6 ,とp9 は点A&B,B&C,とC&Dの間にそれぞれに横たわる通路12の部分に受けられた最高加速度である。
・ユニット50により使用されたデータを含有するメモリー52のような情報記憶手段と; ・ユニット50が装置2の使用者によりデータ入力を獲得できる人/機械インターフェイス54とを取り付ける。
・周期時間、各アクチュエータの定常作動温度と各アクチュエータの摩耗程度を決定するモジュール62と;
・中継函数の極値に近似させるために作動パラメータを修正するモジュール64とから成る。
・Ti はアクチュエータiの温度である;
・Γi はアクチュエータiのトルクである;
・q’i はアクチュエータiの出力軸の角速度である;
・A,Bはロボット4における熱交換の次元6×6特性のマトリックスである;
・γi はアクチュエータiと連動された熱の一定源を表す定数である;
・Text はロボットの囲いの周辺温度である;
・tc は全通路12に沿って移動する周期時間である;
・記号[数2]は範囲0−tc にわたり時間tに関して積分する作用を示す。
モデル74は角速度q’i とトルクΓi の函数として各アクチュエータの摩耗程度を算出するのに用いられる。
・a1,i ,a2,i ,b1,i とb2,i は実験的に決定されるか、或いはアクチュエータの製造業者により与えられるアクチュエータの定数特性である;
・maxpathは、工具10が全通路12に沿って移動したときに観察されるかっこの表現の最高一時的値の戻す函数である。
・E(t)は測定される如く、ユニット38により制御された工具10の位置と工具10の対応位置との間の一時的差である;
・IIは絶対値函数である;
・δは差E(t)が交差する必要ない所定閾値である。それで、δは工具10が通路12に沿って移動する精度を決定する。
・fは中継函数である;
・αi,j は使用者により調整でき且つメモリー52に記録されたそれぞれの不履行値を有する係数である;
・Di,Nom はアクチュエータiの摩耗程度の限界値である;
・Ti,Nom はアクチュエータiの作動温度の限界値である;
・eは指数函数である。
中継函数がタームの総和であることが観察されるべきである。タームtc は単に周期時間に依存する単調増加函数である。
・単に摩耗程度Di,に依存する単調増加函数である第一タームと;
・単に温度Ti,に依存する単調増加函数である第二タームと;
・単に高低トルク限界L1,i とL2,i に依存するそれぞれに単調増加函数である第三タームと第四タームと;
・単に位置決め誤差εi に依存する単調増加函数である第五タームとから成る。
・α1,i =α 2,iは厳しくα3,i ,α4,i ,とα5,i ;そして ・α3,i =α4,i =α5,i 。
・nは9に等しい;
・値pi は作動パラメータである;そして
・hは勾配を算出するために選定された工程寸法である。
p^=[p1 ,p2 ,...,pi +h,...,pn ]T
・pikとpi,k+1 はそれぞれに工程140の前後のパラメータpi の値を表す。
・βは使用者によって選定された重量係数であり;そして、
・tc,nom は到達することを望まれる最適周期時間である。
4....ロボット
6....アーム
8....制御キャビネット
10...工具
12...通路
16−20...アクチュエータ
24...モータ
26...歯車箱
28...軸
30...動力供給部
34、36...センサー
38...制御ユニット
40...発生器
42...メモリー
50...ユニット
52...メモリー
54...インターフェイス
60、62、64...モジュール
70...電子コンピュータ
72...加熱モデル
74...摩耗モデル
78...中継関数
Claims (14)
- 最適周期時間により任意の通路に沿って作動体工具を移動するロボットの作動パラメータを調整する方法であって、作動パラメータが任意の通路に沿って工具の少なくとも移動速度を決定し、作動体工具の現実の移動中に採用された測定値を利用し且つロボット移動エミュレータにより伝達された測定値に基づいて又はそれらのいずれか一方の測定値を利用し、a)作動パラメータの値の函数として周期時間の値を決定する工程(110)と、b)完全通路を追従することから生じるロボットのアクチュエータの少なくとも一つのために摩耗程度の値及び作動の値又はそれらのいずれか一方を決定する工程(110)と、c)作動パラメータの値を修正して周期時間をその最適値により近くに移動させる工程(140)とから成る方法において、工程c)中に作動パラメータの値が修正されて中継函数の極値に近似させ、中継函数が少なくとも第一と第二タームから成り、第一タームが工程a)中に決定された周期時間の函数であり、第二タームが工程b)中に決定された温度と摩耗程度又はそれらのいずれか一方の函数であることを特徴とする方法。
- 中継函数は各アクチュエータにより働いた瞬時トルクの函数である第三タームを包含することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 中継函数は任意の通路に対して作動体工具の位置決め誤差の函数である第四タームを包含することを特徴とする請求項1或いは2に記載の方法。
- 周期時間が変更するときに、第一タームが第二ターム或いは他タームの総和に対して対向方向に変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
- 少なくとも一つのタームは調整可能な係数を包含し、前記係数の値を調整する使用者の工程(98)を包含することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
- 少なくとも一つのタームは工程a)或いはb)中に決定された値の間の差と前記値に与えられた限界値との函数であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
- 工程b)中に複数のアクチュエータの間の熱継手が考慮されて少なくとも一つのアクチュエータの作動温度を決定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
- 工程b)中に定常条件下で温度と摩耗程度の予測は任意の通路に沿う単一旅程に追従して得られたデータに基づいて完成され、そして温度と摩耗程度の予測は工程c)中に作動パラメータの値を修正させるように使用されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法。
- 中継函数が所定停止基準を満たすことを自動的に確認する工程(114)を包含し、停止基準を満たす中継函数の場合には、工程a)からc)までの繰り返しを自動的に停止する工程を包含することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
- 確認工程は作動パラメータに対する中継函数の勾配の基準が所定閾値以下であるか否かを検討することであることを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 指示が電子式コンピュータにより実行されるときに前記請求項1乃至10のいずれか一項による方法を実施する指示を包含することを特徴とするコンピュータ。
- 指示が電子式コンピュータにより実行されるときに請求項1乃至10のいずれか一項による方法を実施する指示を包含することを特徴とする情報記録媒体。
- 最適周期時間で任意の通路に沿って作動体工具を移動するロボットの作動パラメータを調整する装置であって、装置は作動体工具の現実の移動中に実行された測定値及びロボット移動エミュレータにより伝えられた読取値又はそれらのいずれか一方に応答し、a)作動パラメータの値の函数として周期時間の値を決定し、そして完全通路を移動する結果としてロボットのアクチュエータの少なくとも一つのために摩耗程度の値及び作動温度の値又はそれらのいずれか一方を決定する決定モジュール(62)と、b)作動パラメータの値を修正して周期時間をその最適値に近似させる修正モジュール(64)とから成る装置において、修正モジュールは中継函数の極値を接近するために作動パラメータの値を修正するために適し、中継函数は少なくとも第一と第二タームから成り、第一タームが周期時間の函数であり、第二タームがモジュールa)により決定された温度と摩耗程度又はそれらのいずれか一方の函数であることを特徴とする装置。
- 少なくとも一つのタームは調整可能な係数を包含し、使用者が前記係数の値を調整するようにできる人/機械インターフェイス(54)を包含することを特徴とする請求項13に記載の装置。
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