JP2007298276A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】不純物ガスを吸着するゲッタを備えるために機能性素子が形成されている空間を大きくする必要のない半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】赤外線センサ1Aは素子基板2と蓋基板3Aとを備える。素子基板の表面には赤外線検出素子4が形成され、素子基板2と蓋基板3Aとを接合すると、赤外線検出素子4と蓋基板3Aとの間に空間5が形成される。蓋基板3Aには、赤外線検出素子4からの信号を外部に取り出す管状の管状電極7が設けられる。管状電極7の開放端は、内面凹部にゲッタ10Aを設けた封止部材9Aによって塞がれる。空間5と管状電極7の管内とは連通しており、空間5内の不純物ガスは、管状電極7を通過してゲッタ10Aにおいて吸着される。
【選択図】図1

Description

本発明は、素子基板の表面に形成した機能性素子を密閉空間内に封止した半導体装置およびその製造方法に関する。
赤外線検出素子が配置されている密閉空間内に、水分や気体を吸収して密閉空間を実質的に真空に保持するゲッタを備えた赤外線検出器が従来技術として知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2000−337959号公報
従来の赤外線検出器では、赤外線検出素子を配置する領域とは別にゲッタを配置する領域を密閉空間に確保する必要がある。このため、赤外線検出器のサイズが大きくなるという問題点がある。
本発明の半導体装置は、表面に機能性素子、およびその機能性素子の信号を取り出す信号電極が形成された素子基板と、機能性素子を空間に密閉するために素子基板に接合される蓋基板とを含み、蓋基板には、信号電極と接続され、機能性素子の信号を外部へ導く管状の電極であって、空間に一端が連通し、他端が蓋基板を貫通してその外面まで延設された管状電極と、管状電極の他端を封止する封止部材と、管状電極に面して設けられ、空間内の不純物ガスを吸収するゲッタとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、機能性素子の信号を信号電極から取り出す電極を管状電極にし、管状電極と機能性素子が形成されている空間とを連通するようにした。したがって、管状電極に面してゲッタを設けることによって機能性素子が形成されている空間にゲッタを設ける必要がなく、機能性素子を配置している空間の面積を大きくしないでその空間内に発生した不純物ガスを長期間除去できる。
−第1の実施形態−
本発明の第1の実施形態の赤外線センサ1Aについて図1を参照して説明する。図1(a)は赤外線センサ1Aの平面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A’線断面図である。
赤外線センサ1Aは素子基板2と蓋基板3Aとを備えている。素子基板2は、たとえばSiからなり、表面には赤外線検出素子4が形成される。赤外線検出素子4は赤外線を検出する素子であり、赤外線検出素子4に設けられた受光部に赤外線が照射されると、受光部の温度が照射された赤外線の強度により変化し、その温度変化を電圧によって検出することにより赤外線の強度を検出する。赤外線検出素子4は素子基板2の凹部に形成され、素子基板2に後述する蓋基板3Aを接合すると、赤外線検出素子4と蓋基板3Aとの間に空間5が形成される。赤外線検出素子4の左右には、赤外線検出素子4からの信号を出力するAlやCuなどの金属からなる信号電極6が設けられている。
蓋基板3Aは、たとえば、ZnSやGe、Siなど赤外線を透過する材料からなる。蓋基板3Aには、赤外線検出素子4の信号電極6から出力される信号を外部に取り出す管状電極7と端子電極8とが設けられている。管状電極7は、蓋基板3Aを貫通して蓋基板3Aの外面まで延設されている。管状電極7は、たとえばガラスなどからなる封止部材9Aによって塞がれる。これにより赤外線検出素子4は空間5に密閉封止される。封止部材9Aの管状電極7に面している内面凹部には、たとえばZrやV、Feなどの合金からなるゲッタ10Aが設けられている。ゲッタ10Aは300℃以上の温度で熱処理を行うと表面が活性化し、不純物ガスを吸着する。端子電極8は、ワイヤやバンプによって赤外線センサ1Aを搭載する回路基板と接続する。
図1(b),図2に示すように、素子基板2の信号電極6には、空間5と管状電極の筒内空間と連通する溝6aが形成されている。したがって、空間5に残留または発生した不純物ガスは、溝6a、管状電極7の管内を通過して、ゲッタ10Aにおいて吸着される。
次に、赤外線センサ1Aの製造方法について説明する。素子基板2の表面に公知のマイクロマシン技術によって赤外線検出素子4を形成する。埋め込み配線技術によって赤外線検出素子4の周囲に信号電極6を形成する。ドライエッチングによって信号電極6に溝6aを形成する。そして、蓋基板3Aとの接合面を、CMP( Chemical Mechanical Polishing )平坦化技術によって研磨する。
貫通電極7は、ドリルやレーザ、サンドブラストなどによって蓋基板3Aに形成した貫通孔の円筒内周面に、メッキ技術によってクロムなどの金属膜を成膜して形成する。ただし、蓋基板3AがSiやGeなど絶縁性の低い材料の場合は、貫通孔に絶縁層を形成した後、金属膜を成膜する。貫通孔以外に成膜された金属膜は、CMP平坦化技術による研磨によって除去する。貫通電極7と接続されている端子電極8は、スパッタ法や蒸着法などによって蓋基板3AにAlなどにより形成する。
以上のようにして、赤外線検出素子4などを形成した素子基板2と、管状電極7などを形成した蓋基板3Aとを、陽極接合法、表面活性化接合法、共晶結合法、半田結合法などによって接合する。その後、管状電極7の開放端を次のようにして閉鎖する。
まず、封止部材9Aをドライエッチングやレーザによる加工、型成形などによって作製し、封止部材9Aの内面にゲッタ10Aを取り付ける。ゲッタ10Aを取り付けた封止部材9Aを真空中で加熱し、ゲッタ10Aを活性化する。そして、管状電極7の開放端に加熱した封止部材9Aを真空中で接合する。これにより、空間5内に赤外線検出素子4などを封止した赤外線センサ1Aが作製される。
以上の第1の実施形態による赤外線センサ1Aは次のような作用効果を奏する。
(1)赤外線検出素子4の検出信号を取り出す電極を管状電極7にし、管状電極7の円筒内と空間5とを連通させ、管状電極7の開放端を封止する封止部材9Aにゲッタ10Aを設けた。その結果、赤外線検出素子4が形成された空間5を大きくすることなく、その空間5内の不純物ガスを長期にわたり除去できる。
(2)封止部材9Aの内面にゲッタ10Aを取り付けた。したがって、真空中で加熱した封止部材9Aによって管状電極7の開放端を塞ぐと、同時に活性化したゲッタ10Aを管状電極7に取り付けることとなり、効率よくゲッタ10Aを管状電極7の開放端に取り付けることができる。
−第2の実施形態−
本発明の第2の実施形態における赤外線センサ1Bについて図3および図4を参照して説明する。第1の実施形態の赤外線センサ1Aと共通する部分は同じ符号を使用し、第1の実施形態の赤外線センサ1Aとの相違点を主に説明する。図3(a)は赤外線センサ1Bの平面図であり、図3(b)は図3(a)のB−B’線断面図である。図4はゲッタ10Bの斜視図である。相違点は、ゲッタ材の設置箇所である。図3(b)、図4に示すように、赤外線センサ1Bでは、管状電極7の内面にZrやV、Feなどの合金からなるゲッタ10Bを設けた。管状電極7の開放端は、ゲッタ材を設けないガラスなどからなる封止部材9Bによって塞がれる。空間5内の不純物ガスは、溝6aを通過して、ゲッタ10Bにおいて吸着される。
次に、赤外線センサ1Bの製造方法について説明する。第1の実施形態と同様にして素子基板2を作製する。蓋基板3Bは蓋基板3Aと同様に製造されるが、ゲッタ材の作製、封止部材9Bの作製などの手順が異なる。すなわち、メッキ技術によって貫通孔に管状電極7を形成した後、管状電極7の円筒内周面に蒸着法やスパッタ法によってゲッタ10Bを形成する。CMP平坦化技術による研磨によって、貫通孔以外に成膜された金属膜やゲッタ材料層を除去する。スパッタ法や蒸着法などによって蓋基板3Bに端子電極8を形成する。真空中で、蓋基板3Bを加熱し、ゲッタ10Bを活性化した後、赤外線検出素子4などを形成した素子基板2と蓋基板3Bとを接合する。そして、ドライエッチングやレーザによる加工、型成形などによって作製した封止部材9Bによって、管状電極7の開放端を塞ぐ。これにより、赤外線センサ1Bが作製される。
以上の第2の実施形態による赤外線センサ1Bは次のような作用効果を奏する。
(1)第1の実施形態と同様に、赤外線検出素子4の検出信号を取り出す電極を管状電極7にし、管状電極7の円筒内周面にゲッタ10Bを設けるようにした。その結果、赤外線検出素子4が形成されている空間5を大きくすることなく、その空間5内の不純物ガスを長期にわたり除去できる。
(2)管状電極7の内面にゲッタ10Bを設けた。したがって、第1の実施形態の封止部材9Aに比べて、封止部材9Bの厚みを薄くすることができ、赤外線センサ1Bを小型化できる。
−第3の実施形態−
本発明の第3の実施形態における赤外線センサ1Cについて図5を参照して説明する。第1の実施形態の赤外線センサ1Aおよび第2の実施形態の赤外線センサ1Bと共通する部分は同じ符号を使用し、第1の実施形態の赤外線センサ1Aおよび第2の実施形態の赤外線センサ1Bとの相違点を主に説明する。図5(a)は赤外線センサ1Cの平面図であり、図5(b)は図5(a)のC−C’線断面図である。
相違点はゲッタである。蓋基板3Cに設けられた管状電極7の内部には、図5(b)に示すように、Tiのワイヤからなるゲッタ10Cが設けられている。空間5内の不純物ガスは、溝6aを通過して管状電極7内に至り、ゲッタ10Cにおいて吸着される。
次に、赤外線センサ1Cの製造方法について説明する。赤外線検出素子4や信号電極6を形成した素子基板2と、管状電極7や端子電極8を形成した蓋基板3Cとを接合する。真空中でワイヤ状のゲッタ10Cを加熱して表面を清浄化した後、管状電極7の管内に配置する。そして、ドライエッチングやレーザによる加工、型成形などによって作製した封止部材9Bにより、管状電極7の開放端を塞ぐ。これにより、赤外線センサ1Cが作製される。
以上の第3の実施形態による赤外線センサ1Cは次のような作用効果を奏する。
(1)第1の実施形態や第2の実施形態と同様に、赤外線検出素子4の検出信号を取り出す電極を管状電極7にし、管状電極7の円筒内にワイヤ状のゲッタ10Bを設けた。これにより、赤外線検出素子4が形成されている空間5を大きくすることなく、その空間5内の不純物ガスを長期間にわたり除去できる。
(2)ゲッタ10Cはワイヤ状であるので、ゲッタ10Cの表面積を大きくすることができ、効率よく不純物ガスを吸着できる。また、ゲッタ10Cを活性化する際、ゲッタ10Cのみを過熱すればよく、熱容量が少ないため、加熱処理時間を短縮できる。
−第4の実施形態−
本発明の第4の実施形態における赤外線センサ1Dについて図6を参照して説明する。第1〜3の実施形態の赤外線センサ1A〜1Cと共通する部分は同じ符号を使用し、第1〜3の実施形態の赤外線センサ1A〜1Cとの相違点を主に説明する。図6(a)は赤外線センサ1Dの平面図であり、図6(b)は図6(a)のD−D’線断面図である。
相違点はゲッタである。図6(b)に示すように、管状電極7の開放端は、Tiなど不純物ガスを吸着する金属からなるゲッタ10Dによって塞がれる。したがって、空間5内の不純物ガスは、溝6a、管状電極7を通過して、ゲッタ10Dにおいて吸着される。
次に、赤外線センサ1Dの製造方法について説明する。赤外線検出素子4や信号電極6を形成した素子基板2と、管状電極7や端子電極8を形成した蓋基板3Dとを接合する。平板状のゲッタ10Dを作製する。真空中でゲッタ10Dを加熱するなど、ゲッタ10Dの表面を表面洗浄した後、管状電極7の開放端に接合する。ゲッタ10Dによる管状電極7同士の短絡を防止するため、図6(a)のE−E’線、F−F’線に沿ってダイシングして、ゲッタ10Dのみを分割する。これにより、赤外線センサ1Dが作製される。
以上の第4の実施形態による赤外線センサ1Cは次のような作用効果を奏する。
(1)第1〜3の実施形態と同様に、赤外線検出素子4の検出信号を取り出す電極を管状電極7にし、管状電極7を平板状のゲッタ10Dで封止した。これにより、赤外線検出素子4が形成されている空間5を大きくすることなく、空間5内の不純物ガスを長期間にわたり除去できる。
(2)貫通電極7を塞ぐ封止部材を平板状ゲッタ10Dとすることによって、第1の実施形態のように封止部材9Aの内面にゲッタ10Aを取り付ける必要がなく、また、第2の実施形態のように管状電極の内面にゲッタ10Bを形成する必要がないので、さらに、効率よくゲッタ10Dを管状電極7に設けることができる。
以上の実施形態の赤外線センサ1A〜1Dを次のように変形することができる。
(1)不純物ガスを吸着するものであれば、ゲッタ10A,10Bを構成する材料は実施形態に限定されない。また、不純物ガスを吸着する活性金属であれば、ゲッタ10C,10Dの材料はTiに限定されない。
(2)素子基板2に形成された機能性素子は赤外線検出素子4であったが、機能性素子であれば実施形態に限定されない。たとえば、圧力センサ素子でもよい。この場合、蓋基板は赤外線を透過する必要がないので、蓋基板を、赤外線の透過性を有しないガラスなどにしてもよい。
(3)機能素子が形成されている空間5の雰囲気は、素子基板2に形成する機能性素子によって適宜選択することができる。たとえば、赤外線検出素子4の場合は真空にし、圧力センサ素子の場合は不活性ガス雰囲気にしてもよい。
(4)素子基板2と蓋基板3A〜3Dとを共晶結合法、半田結合法によって接合する場合、あるいは直接接合される枠状基板を介して接合する場合、図7に示すように、赤外線センサ1Eの管状電極7と信号電極6とをバンプ71で接続するようにしてもよい。共晶や半田や枠状基板72を使用して接合すると、共晶や半田や枠状基板72の厚みにより管状電極7と信号電極6との間に隙間が生じるためである。
(5)赤外線検出素子4を素子基板2の凹部に形成することによって、赤外線検出素子4と蓋基板3Aとの間に空間5を形成したが、図7に示すように、赤外線センサ1Eの素子基板2と蓋基板3A〜3Dとを共晶結合法、半田結合法、あるいは直接接合された枠状基板を介して接合することによって赤外線検出素子4と蓋基板3Aとの間に空間5を形成するようにしてもよい。この場合、信号電極に溝6aを形成することなしに空間5によって形成される空間と管状電極7とを連通するようにすることができる。
(6)信号電極6の凹部6aによって、空間5と管状電極7の円筒内とが連通するようにしたが、図8,9に示すように、蓋基板3Aの信号電極6側に凹部81をさらに設けてもよい。
(7)第2の実施形態の赤外線センサ1Bの管状電極7を、図10,11に示すように鼓形状としたりラッパ形状としたりしてもよい。図3(b)に示すように管状電極7が円筒状の場合、蒸着法やスパッタ法によって管状電極7の中心部までゲッタ10Bを構成する薄膜を形成することが困難である場合がある。一方、図10,11のように管状電極7の内面を傾斜面とすると、管状電極7の内面の成膜が容易となり、管状電極7の中心部まで、充分に厚い膜厚のゲッタ10Bを形成することができる。図10の赤外線センサ1Gの場合は、蓋基板3Bの両面側から成膜する。図11の赤外線センサ1Hの場合は、蓋基板3Bの貫通穴の断面積が大きい側から蒸着法やスパッタ法によって成膜する。管状電極7の内面の傾斜面は、サンドブラスト技術によって傾斜面を有する貫通孔を形成し、傾斜面を有する貫通孔の内面にメッキ技術によって金属膜を形成することによって、形成される。
(8)上記第1〜4の実施形態におけるゲッタを適宜組み合わせてもよい。たとえば、図12に示すように、赤外線センサ1Jには第2の実施形態によるゲッタ10Bと第4の実施形態によるゲッタ10Dとが設けられている。上記第1〜4の実施形態におけるゲッタを組み合わせることによって、空間5の不純物ガスを効率よくゲッタによって吸着することができる。
本発明は、その特徴的構成を有していれば、以上説明した実施の形態になんら限定されない。
図1(a)は第1の実施形態の赤外線センサの平面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A’線断面図である。 信号電極に形成した溝を説明するための図である。 図3(a)は第2の実施形態の赤外線センサの平面図であり、図3(b)は図3(a)のB−B’線断面図である。 管状電極の内面に形成されたゲッタを説明するための図である。 図5(a)は第3の実施形態の赤外線センサの平面図であり、図5(b)は図5(a)のC−C’線断面図である。 図6(a)は第4の実施形態の赤外線センサの平面図であり、図6(b)は図6(a)のD−D’線断面図である。 素子基板と蓋基板とを共晶結合法、半田結合法、あるいは直接接合される枠状基板を介して接合する場合の管状電極と信号電極とのバンプによる接続を説明するための図である。 管状電極と空間とを連通するために蓋基板に形成した凹部を説明するための図である。 管状電極と空間とを連通するために蓋基板に形成した凹部を説明するための図である。 第2の実施形態の赤外線センサの変形例を説明するための図である。 第2の実施形態の赤外線センサの他の変形例を説明するための図である。 第1〜第4の実施形態におけるゲッタを組み合わせた変形例を説明するための図である。
符号の説明
1A〜1J 赤外線センサ 2 素子基板
3A〜3D 蓋基板 4 赤外線検出素子
5 空間 6 信号電極
6a 溝 7 管状電極
8 端子電極 9A,9B 封止部材
10A〜10D ゲッタ

Claims (8)

  1. 表面に機能性素子、およびその機能性素子の信号を取り出す信号電極が形成された素子基板と、
    前記機能性素子を空間に密閉するために前記素子基板に接合される蓋基板とを含み、
    前記蓋基板には、
    前記信号電極と接続され、前記機能性素子の信号を外部へ導く管状の電極であって、前記空間に一端が連通し、他端が前記蓋基板を貫通してその外面まで延設された管状電極と、
    前記管状電極の前記他端を封止する封止部材と、
    前記管状電極に面して設けられ、前記空間内の不純物ガスを吸収するゲッタとを備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記ゲッタを前記封止部材の前記管状電極に面している内面に設けることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記ゲッタを前記管状電極の表面に設けることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項3に記載の半導体装置において、
    前記管状電極は傾斜面を有することを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記ゲッタは、活性金属からなるワイヤであり、前記管状電極の管内に前記ゲッタを設けることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記ゲッタは活性金属からなり、
    前記封止部材は前記ゲッタであることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項3または4に記載の半導体装置において、
    前記封止部材は不純物ガスを吸着する活性金属からなることを特徴とする半導体装置。
  8. 表面に機能性素子、およびその機能性素子の信号を取り出す信号電極が形成された素子基板と、
    前記機能性素子を空間に密閉するために前記素子基板に接合される蓋基板とを含む半導体装置の製造方法において、
    前記信号電極と接続され、前記機能性素子の信号を外部へ導く管状の電極であって、前記空間に一端が連通し、他端が前記蓋基板を貫通してその外面まで延設された複数の管状電極を前記蓋基板に形成し、
    前記複数の管状電極の他端を、不純物ガスを吸着する活性金属で封止し、
    前記活性金属を切り離すことによって、前記活性金属による前記複数の管状電極間の短絡を防止することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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