JP2007297850A - 引戸装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】 戸袋側が建物の壁面と面一となした化粧ボード等で覆われてなる引戸装置に関し、通常仕様の引戸装置の必要な箇所に鉛板を貼着することで放射線防御仕様として使用することができ、貼着箇所も最小限で、貼着作業が容易に行なえる引戸装置を提供する。
【構成】 化粧ボードの出入り口側端部を隠蔽する中枠突部の幅寸法以上に、引戸の摺動方向で室内出入口側より室外出入口側を大きく形成すると共に、引戸の閉鎖状態で、引戸の戸尻側端部が室内側中枠の中枠突部を越えて戸尻側縦枠方向に突出し、かつ、室外側中枠の中枠突部と所定寸法重合しているものである。
【選択図】 図5

Description

本発明は、戸袋側が建物の壁面と面一となした化粧ボード等で覆われてなる引戸装置に関するものである。
従来、この種の引戸装置は、建築側の鉄骨に固定される、戸先側縦枠と戸尻側縦枠と上枠より、門形の引き戸枠が形成され、戸先側縦枠と戸尻側縦枠間に、出入り方向に所定間隔を有して、中枠が設けられ、戸先側縦枠と中枠間を出入口側となし、戸尻側縦枠と中枠間を戸袋側となし、出入口側の上部に点検パネルが設けられ、戸袋側の表面が建物の壁面と面一とした化粧用ボードで覆っていた。(例えば、特許文献1参照。)
このため、引戸の吊り込み作業は壁面が仕上げられた後、出入口の開口部分から行なわれるので、閉鎖した引戸の戸袋側端部が戸袋内に位置する箇所、いわゆる、のみ込みしろが極力小さくなるよう引戸の寸法を設定し作業性を向上させていた。
一方、放射線を使用する部屋の引戸装置として使用される場合は、引戸はもとより、戸先側縦枠、中枠、戸袋内等にも鉛板が貼着されるが、特に中枠内に鉛板を貼着する作業に手間がかかるだけでなくで、引戸のみ込みしろが小さいと、放射線が出入口部側で室外に漏れる恐れがあった。
すなわち、上記通常仕様の引戸装置に鉛板を貼着して放射線防御タイプの引戸装置として使用することは、基本的には困難であった。
特許第3474777号公報
本発明は、従来の問題点に鑑みて、通常仕様の引戸装置であっても、簡単に鉛板を貼着することで放射線防御タイプの引戸装置として使用することが出きるだけでなく、鉛板の貼着箇所も最小限で、しかも、貼着作業が容易に行なえる引戸装置を提供する事を課題とする。
そこで、上記課題を解決する為、本発明が第1の手段として構成したところは、戸先側縦枠と戸尻側縦枠と上横枠より形成された門形の引戸枠が建物側の鉄骨に固定され、室内側と室外側に所定間隔を有して室内側中枠と室外側中枠が戸先側縦枠と戸尻側縦枠間に設けられ、戸尻側縦枠と室内側中枠間を室内戸袋側、戸尻側縦枠と室外側中枠間を室外戸袋側となし、戸先側縦枠と室内側中枠間を室内出入口側、戸先側縦枠と室外側中枠間を室外出入口側となし、室内外戸袋側と室内外出入口側を摺動自在で、室内外出入口側を開閉自在となす引戸を室内側中枠と室外側中枠間に配設し、室内外戸袋側の表面を建物の壁面と略面一とした化粧ボードで覆ってなる引戸装置において、化粧ボードの出入り口側端部を隠蔽する中枠突部の幅寸法以上に、引戸の摺動方向で室内出入口側より室外出入口側を大きく形成すると共に、引戸の閉鎖状態で、引戸の戸尻側端部が室内側中枠の中枠突部を越えて戸尻側縦枠方向に突出し、かつ、室外側中枠の中枠突部と所定寸法重合しているものである。
次に本発明が題2の手段として構成したところは、上記第1の手段に加え、引戸の摺動方向で互いの摺動側両端部が重合するよう、戸先側縦枠と引戸の室内側と室内戸袋側に、鉛板が貼着されているものである。
請求項1に記載の発明によると、化粧ボードの出入り口側端部を隠蔽する中枠突部の幅寸法以上に、引戸の摺動方向で室内出入口側より室外出入口側を大きく形成すると共に、
引戸の閉鎖状態で戸尻側端部が室内側中枠の中枠突部を越えて戸尻側縦枠方向に突出し、かつ、室外側中枠の中枠突部と所定寸法重合しているので、引き戸の閉鎖状態で、室内戸袋側と引戸の戸尻側の端部ののみ込みしろを大きくし、室外戸袋側ののみ込みしろを極力小さくすることで、重量の重い引戸であっても、吊り込み作業を室外側から行うことにより支障なく行なえる。
又、室外戸袋側が小さく構成されているので、材料コストの削減が図れる。
さらに、室外出入口側が室内出入口側より大きく構成されているので、引戸のガイドローラーが室内戸袋側内に位置していても、室外出入口側では露呈する事になり、床面等への固定作業が容易である。
又、引戸下面に取付けられるエアータイト用部材も、室内戸袋側と大きく重合するのでエアータイトの機能がより効果的に発揮される。
請求項2に記載の発明によると、戸先側縦枠と、引戸と、室内戸袋側に鉛板が貼着されているので、室内側からの放射線の漏れを防止でき、中枠内に鉛板を貼着する必要がないので、鉛板の貼着作業が非常に容易である。
本発明は、戸先側縦枠と戸尻側縦枠と上横枠より形成された門形の引戸枠が建物側の鉄骨に固定され、室内側と室外側に所定間隔を有して室内側中枠と室外側中枠が戸先側縦枠と戸尻側縦枠間に設けられ、戸尻側縦枠と室内側中枠間を室内戸袋側、戸尻側縦枠と室外側中枠間を室外戸袋側となし、戸先側縦枠と室内側中枠間を室内出入口側、戸先側縦枠と室外側中枠間を室外出入口側となし、室内外戸袋側と室内外出入口側を摺動自在で、室内外出入口側を開閉自在となす引戸を室内側中枠と室外側中枠間に配設し、室内外戸袋側の表面を建物の壁面と略面一とした化粧ボードで覆ってなる引戸装置において、化粧ボードの出入口側端部を隠蔽する中枠突部の幅寸法以上に、引戸の摺動方向で室内出入口側より室外出入口側を大きく形成すると共に、引戸の閉鎖状態で、引戸の戸尻側端部が室内側中枠の中枠突部を越えて戸尻側縦枠方向に突出し、かつ、室外側中枠の中枠突部と所定寸法重合し、引戸の摺動方向で互いの摺動側両端部が重合するよう、戸先側縦枠と引戸の室内側と室内戸袋側に、鉛板が貼着されているものである。
以下、添付図面に基づいて実施例を詳述する。
図1において、符号1は引き戸枠を示している。
引き戸枠1は、図2、図3に示すように、建物側の鉄骨11・・・にブラケット12・・・を介して固定された戸尻側縦枠13および戸先側縦枠14と、戸尻側縦枠13と戸先側縦枠14の上端間に配設され、建物側鉄骨11にブラケット12を介して固定された上横枠15より門形に形成されている。
図3において、符号2はレール取付材を示している。
レール取付材2は、戸尻側縦枠13と戸先側縦枠14の内面に突出して設けられたL字形の固定用突片138、138に固定用ボルト212、212を介して、高さ調節可能に、戸尻側縦枠13と戸先側縦枠14の上部間に配設され、室内側に引き戸レール5が着脱自在に連結される。
符号6は、引き戸レール5に吊り下げられた引戸を示し、符号3、30は、戸尻側縦枠13と戸先側縦枠14間で、上端が上枠15の室内側と室外側の両面に固定され、下端部が床面に埋め込まれ、室内側と室外側に所定間隔を有して配設された室内側中枠と室外側中枠示している。
以下、戸尻側縦枠13と室内側中枠3間を室内戸袋側、戸尻側縦枠13と室外側中枠30間を室外戸袋側、戸先側縦枠14と室内側中枠3間を室内出入口側、戸先側縦枠14と室外側中枠30間を室外出入口側と云う。
図4において、符号16はベース材を示し、ベース材16は、室内外戸袋側の床面全幅にわたって固定され、室外出入口側で突出した端部上面に、ガイドローラー17を回転自在に設けたガイドローラー取付部材164が室外側中枠30より室外出入口側に突出して取付けられている。
図4において、符号4・・・は、戸袋側の室内側及び室外側の両面上下方向に配設された下地パネルを示している。
図3において符号18・・・は、レール取付材2の室内出入口側に取付られるランマ下地パネルを示し、符号19はレール取付材2の室外出入口側に着脱自在に取付られたメンテナンスパネルを示している。
そして、上記引き戸枠1、ベース材16、室内外中枠3、30、下地パネル4・・・、ランマ下地パネル18、メンテナンスパネル19、引き戸レール5が取付られたレール取付材2は、内装仕上げ(化粧パネル等の張り付け)が行われるまでに施工され、内装仕上げが終了した後、メンテナンスパネル19を取り外して、引戸6が引き戸レール5に吊り込まれ、引戸6の閉鎖スピードの調整、床面及び戸先側縦枠14との隙間調節が行われる。
以下、各部材について詳述する。
戸尻側縦枠13は、図2、図5に示す如く、戸袋側面131と室内側面132と室外側面133より横断面略コ字形に形成され、建物側鉄骨11側の上下方向に所定間隔を有して設けられた固定用部材134・・・が、建物用鉄骨11の戸袋側面に突出して固着されたブラッケット12・・・に溶接され、下端部は床面仕上げ時に床面に埋め込まれて立設されている。
そして、戸袋側面131の戸袋側に引戸6が開放された時、引戸6の戸尻側端面が当接する緩衝部材135が取付られている。
戸先側縦枠14は、図2、図6に示す如く、建物側鉄骨11側の上下方向に所定間隔を有して固定用部材141・・・が設けられ、出入口側方向で室内側に突出して室内側の化粧ボード100の出入り口側端面を隠蔽する室内側ボード閉塞部146を有する室内側基枠145と、出入り口側方向で室外側に突出して室外側の化粧ボード100の出入り口側端面を隠蔽する室外側ボード閉塞部147を有する室外側基枠148より構成され、室外側基枠148と室内側基枠145の出入り口側の突合せ部分は、所定寸法離間させて上下方向全幅に渡って戸当たり凹部149を形成し、戸当たり凹部149の出入り口端面には緩衝部材(戸当たり受け材)が貼着されている。
そして、上記の如く構成された戸先側縦枠14が放射線室の引戸装置の一部として使用されるときは、図6に符号Aとして示すように室内側基枠145の内面に鉛板を貼着して使用される。
上横枠15は、図3に示す如く、建物用鉄骨11側で、引戸6の開閉方向に所定間隔を有して固定部材151・・・が設けられた断面上向き略コ字形をなし、該固定部材151・・・が建物用鉄骨11の下面の下方に突出して固着されたブラッケト12・・・に溶接固定されている。
そして、上横枠15の開閉方向両端部に取付られた逆L字形の連結金具152、152と戸尻側縦枠13、戸先側縦枠14の上端部がねじ止めされ、引き戸枠1が構成される。
ベース材16は、図3、図4、図7に示す如く、戸袋側の床面全幅に位置する固定面161と、固定面161の室内側および室外側の端部に形成された立ち上がり面162、162より断面上向きコ字形に形成され、室内側中枠30より出入り口側に位置する室外側の立ち上がり面162と固定面161は所定寸法切りかかれ外部に露出しないよう配慮されている。そして、ベース材16には、前記切りかかれた部分で、引戸6の下端面に形成された嵌合溝60内に嵌合するガイドローラー17を上面で回転自在に保持するガイドローラー取付部材164が固定面161の出入り口側端部に取付けられている。
そして、ガイドローラー取付部材164の戸尻側縦枠13側の端部側はアンカーボルトにてベース材16と共に床面に固定され、固立ち上がり面162、162の出入り口側端部は室内側中枠3、室外側中枠30の内面と連結される。
レール取付材2は、図3、図4、図8に示す如く、固定用枠21と、該固定用枠21の室外側の下方に設けられたレール取付枠22より構成されており、室外側下方隅部が開口し、メンテナンスパネル19を外した状態で、引き戸レール5が水平状態に着脱自在にとりつけられる。
すなわち、固定用枠21の上面部211の引戸開閉方向端部には、上方に突出する固定用ボルト212が設けられている。
そして、戸尻側縦枠13の戸袋側上端部と、戸先側縦枠14の出入り口側上端部に突出して設けられた逆L字形の固定用突片138、138の挿通孔に固定用ボルト212、212を下方より挿通し、固定用突片138、138と上面部211間に複数枚のライナー213・・・を選択して介在せしめて、固定用突片138、138の上方で固定用ナット214、214を螺合せしめて水平状態を調節して固定される。
符号215は、戸先側縦枠14と室外側中枠30の間で、上枠15の室外側面に設けられたメンテナンスパネル19の上部支持部材を示し、符号219は戸先側縦枠14と室外側中枠30の出入り口側面の上部に設けられたメンテナンスパネル19の下部支持部材を示し、下部支持部材219にはメンテナンスパネル19の取付用螺孔が形成されている。
レール取付枠22は、固定用枠21の室内側面部200の下端部の折り曲げ部220に下端部が固着されるL字形の引き戸レール取付面221と、引き戸レール取付面221の上端から室内側に延出され、固定用枠21の室内側面部210の内面に固着される上部固定面222より、室内側の下方に開閉方向全幅に渡って開口する引き戸レール取付用開口20を有している。
そして、引き戸レール取付面221の戸袋側には、図9に示す如く、引戸6の開閉方向に所定間隔を有して引き戸レール5の取付用係合孔223・・・が複数個形成され、引戸レール取付面221の出入り口側には、引戸6の開閉方向に所定間隔を有して引き戸レール5の固定用螺孔224が複数個形成されている。
引き戸レール5は、図9、図10に示すように、スライド装置7と、アルミの押出材より形成された、スライド装置7の補強材51と、補強材51を保持する保持部材52が一体に連結されて構成されている。そして、その開閉方向の長さは、レール取付材2に着脱自在に取付られるよう、レール取付材2より所定寸法短く形成されている。
すなわち、引き戸レール5の保持部材52の出入口側端部には室内側に突出する操作突片521が形成され、戸袋側には、引戸6の開閉方向に所定間隔を有して、前記固定枠21の取付用係合孔223・・・に出入口側から係合する係合爪522・・・が形成され、引き戸レール5の出入り口側には、固定用螺孔224・・・に対応する連結孔523・・・が形成されている。
そして、引き戸レール5の点検補修の為取り外された引戸レール5をレール取付材2に連結する時は、メンテナンスパネル19が取り外された状態で、引戸レール5を出入口側下方の室外側斜め方向から、戸袋側端部を上方に向けて差入れ、引戸レール取付用開口20内に位置せしめたのち、係合爪522・・・を取付用係合孔223・・・内に位置させ、引戸6の開放方向にハンマー等にて操作突片521を打撃して、引戸レール5を引戸6の開放方向にスライドさせて、係合爪522・・・を取付用係合孔223・・・に係合せしめると、固定用螺孔224・・・と連結孔523・・・は一致し、連結ネジ50にて、引き戸レール5はレール取付材2に連結される。
一方、レール装置7の破損等によって、レール取付材2から引き戸レール5を取り外す場合は、上記操作とは逆に、連結ネジ50を取り外した後、引戸6の閉鎖方向にハンマー等にて操作突片521を打撃して、引き戸レール5を引戸6の閉鎖方向にスライドさせて、係合爪522・・・と取付用係合孔223・・・の係合状態を解除して取り外す。
スライド装置7は、図10に示す如く、補強材51の室外側に保持される断面略C字形のアウターメンバー71と、アウターメンバー71にボールリテーナー72に保持された複数個のボール73・・・を介してスライド自在に保持される断面略C字形のインナーメンバー74より構成されており、保持部材52と補強材51とアウターメンバー71は開閉方向全幅に渡って配設され、インナーメンバー74は引戸6の開閉方向の幅よりやや小さ目に形成され、ボールリテーナー72はインナーメンバー74より2倍強の幅に形成されている。
符号75はインナーメンバー74の室内側に固着された吊り金具を示している。
室内側中枠3は、図5に示す如く、内面側に位置する補強枠31と、補強枠31の出入り口側の端部に形成されて室内側に突出し、戸袋側の化粧パネル100の出入口側端部を隠蔽する中枠突部32と、補強枠31の室内側の表面に設けられ、戸尻側縦枠13側の端部に下地パネル4の出入り口側の端部が嵌入する嵌入突片341を有する表面板34より形成され、上端部が上枠15の室内側面に連結され、下端部がベース材16と連結され、床面仕上げ時に床面に下端が埋め込まれて立設される。
室外側中枠30は、図5に示す如く、内面側に位置する補強枠301と、補強枠301の出入り口側の端部に形成されて室外側に突出し、戸袋側の化粧パネル100の出入口側端部を隠蔽する中枠突部302と、補強枠301の室外側の表面に設けられ、戸尻側縦枠13側の端部に下地パネル4の出入り口側の端部が嵌入する嵌入突片303を有する表面板304より形成され、上端部が上枠15の室外側面に連結され、下端部がベース材16と連結され、床面仕上げ時に床面に下端が埋め込まれて立設される。室外側中枠30は、室内側中枠3と対向した同形に形成されているが、設置位置は、室内側中枠3よりも中枠突部32の開閉方向の幅寸法以上、戸尻側縦枠13側に位置して設けられている。(実施例では、室内側中枠3の中枠突部32の幅寸法は25ミリメートルで室外側中枠30は50ミリメートル、戸尻側縦枠13側に位置している。したがって、戸先側縦枠14と室内側中枠3間の室内出入口側の有効開口は1320ミリメートルで、戸先側縦枠14と室外側中枠30間の室外出入口側の有効開口は1370ミリメートルに設定されている。)
下地パネル4・・・は、図4、図5、図7に示す如く、室内側及び室外側でそれぞれ上下方向に複数枚に分割され(実施例では上下方向で3分割され)、前述したように、室外側中枠30の取付位置の関係から、室外側の点検パネル4の幅方向(引戸6の摺動方向)の寸法が、室内側の寸法より小さく形成されているが、それぞれの外形形状はほぼ同一に形成されているので、室内側、室外側とも同一のものとして説明する。
下地パネル4は、内方にL字形に折り曲げられた位置決め突片41と、位置決め突片41と所定間隔をもって内側下方に突出する下向き係止突片42よりなる嵌入間隙43を表面板40の下端部に有し、内方にL字形に突出する上向き係止突片44を表面板40の上端部に有し、横向きL字形に折り曲げて形成された端部連結突片45を表面板40の戸尻側縦枠13側の端部に有し、内方にL字形に折り曲げられた位置決め側方突片46と、位置決め側方突片46と所定間隔をもって内側側方に突出する横向き係止突片47よりなる横向き嵌入間隙48を表面板40の中枠3、30側端部に有し、表面板部40の内面に石膏ボード(図示せず。)が貼り付けられている。
下地パネル4は上記の如く形成され、出入口側の端部は、室内側中枠3、室外側中枠30の嵌入突片341、304を下地パネル4・・・の横向き嵌入間隙48・・・に嵌入させて、下端部は、嵌入間隙43・・・をベース材16の立ち上がり面162の上方に位置させ、下地パネル4を押し下げて嵌入間隙43・・・に立ち上がり面162を嵌入させ、戸尻側端部は、連結突片45・・・を戸尻側縦枠13の室内側面132と室外側面133にネジ止めする。
次に、ベース材16に取付られた下地パネル4の上方に位置する別の下地パネル4・・・については、出入口側は、室内側中枠3、室外側中枠30の嵌入突片341、304を下地パネル4・・・の横向き嵌入間隙48・・・に嵌入させて、下端部は、嵌入間隙43・・・を下方に位置する別の下地パネル4・・・の上向き係止突片44・・・上方に位置させて、下地パネル4を押し下げて嵌入間隙43・・・に上向き係止突片44・・・を嵌入し、端部連結突片45・・・を戸尻側縦枠13の室内側面132と室外側面133にネジ止めする。
次に最上段の下地パネルを同様にして取付けた後、上向き係止突片44・・・を上枠15の室内側と室外側の面にネジ止めする。
ランマ下地パネル18は、図3、図8に示す如く、室内側表面板181の上端が上枠15の室内側面にネジ止めされ、室内側表面板181の下端部で室内側に突出して形成されたランマ下地突部180で、化粧ボード100の下端部端面を隠蔽し、室内側表面板181の開閉方向の両端部が、室内側の中枠3の上端部と、戸先側縦枠14の室内側の上端部にネジ止めされている。
引戸6は、図3、図6、図8に示す如くパネル形状をなし、下端面の開閉方向に前記ガイドローラー17が嵌合する嵌合溝60が形成され、上端面の開閉方向に所定間隔を有して吊り下げ用連結螺孔61・・・が形成され、室外側上端部の開閉方向に所定間隔を有して吊り下げ固定用螺孔62・・・が形成され、上端部に隙間調節用部材8が外嵌し、引戸レール5に吊り下げられた状態で、室内側表面板181と所定の重なり代が生じるよう、ランマ下地パネル18のランマ下地突部180の上方に上端部が位置している。
そして、引戸6の戸先側端面には、引戸の閉鎖状態で前記戸当たり凹部149内に位置し、戸先側端面が緩衝部材(戸当たり受け材)に密着する戸当たり600が、戸先側縦枠14方向に突出して設けられている。
符号300は、引戸6の戸先側端部で、室内側、室外側に設けられた取手を示している。
隙間調節用部材8は、図8、図11に示すように、吊り下げ面81と、吊り下げ面81の室内側および室外側に形成された室内側挟持片82および室外側挟持片83より断面下向き略コ字形に形成され、吊り下げ面81には前記インナーメンバー74の吊り金具75に取付ピン800を介して、室内側および室外側方向に回動自在に吊り下げられる吊り受け金具820が上方に突出して設けられると共に、引戸6の前記吊り下げ用連結螺孔61・・・に対応して、挿通孔830・・・が形成され、固定用ボルト80・・・が、吊り下げ面81の上方から挿通孔830・・・を挿通して吊り下げ用連結螺孔61・・・に螺合している。
又、室外側挟持片83には、前記吊り下げ固定用螺孔62・・・に対応して、上下方向の長孔84・・・が形成され、長孔84・・・を挿通して固定ネジ840・・・が吊り下げ固定用螺孔62・・・に螺合している。
そして、引戸6の戸尻側の端部上面にゼンマイ式の自閉装置が埋設され、ゼンマイ式の自閉装置のワイヤーの一端が、室内側中枠3の出入口側で、レール取付材2側に設けられた固定座に固定されている。
又、引戸6の上端の室内側で戸先側端部に全開ストッパー用ローラーが設けられ、全開ストッパー用ローラーに対応して、室内側中枠3の上端に板バネからなる全開ストッパーが取付けられ、レール取付材2と吊り金具75間に自閉時のブレーキ装置等が構成されている。(自閉装置、固定座、全開ストッパー、全開ストッパー用ローラー、ブレーキ装置等は周知技術であるので図示せず。)
メンテネンスパネル19は、図3、図8に示すように、上部支持部材215の内面側の下方に突出して取付けられた下向き支持突片217と上部支持部材215の下端部間に形成された取付用間隙に下方から嵌入する嵌入上向き突片191を上端部に有し、室内側に略L字形に折り曲げられ下部支持部材219の下方に位置し、下方から下部支持部材219にネジ止めされる下部折り曲げ縁192を下端部に有している。
上記の如く構成された各部材のうち、引き戸枠1、ベース材16(ガイドローラー17を含む。)、室内側中枠3、室外側中枠30、下地パネル4・・・、ランマ下地パネル18、引き戸レール5が取付けられたレール取付材2、メンテナンスパネル19が、内装仕上げが行われる前に施工され、化粧ボード100等が取付けられ、床面等が仕上げられた後、引戸6等が組み込まれる。
すなわち、上端面に隙間調節用部材8が、固定用ボルト80・・・、固定ネジ840・・・にて仮固定された引戸は、メンテナンスパネル19が取り外された状態で、室外出入口側から斜め方向に差し込まれ、嵌合溝60の戸尻側端部にガイドローラー17を嵌合させた状態で持ち上げ、スライド装置7に設けられた吊り金具75に、吊り受け金具820を一致せしめて、取付ピン800を嵌入させ、レール取付材2に対し開閉方向に摺動自在に吊り下げられる。
この時、室内出入口側に比べ室外出入口側は幅寸法(引戸の摺動方向の開口寸法)が大きく形成されており、室外出入口側ではガイドローラー17は露見した位置にあるので、ガイドローラー17の床面への取付作業画用であり、ガイドローラー17が確実に視認できるので、嵌合溝60への嵌合作業も簡単である。
特に、引戸6が鉛板を貼着する等した特殊仕様で高重量となった時は、引戸6の吊り込み作業の初期段階が容易となることは、全体の作業の能率向上に大きな影響を与える。
そして、レール取付材2は施工段階でレベル調整され水平状態で固定されているが、戸先側縦枠14は建物側の鉄骨11にブラッケット12を介して溶接にて固定されているので、必ずしも鉛直に立設されているわけではない。
従って、引戸6の戸先側に設けられた戸当たり600と、戸先側縦枠14に設けられた緩衝部材(戸当たり受け材)が、引戸6の閉鎖時に、上下方向に渡って密着するわけではなく、上下端部のいずれかに隙間が発生し、非常に見苦しいものとなりがちである。
よって、引戸6の上端面に外嵌する隙間調節用部材8の固定用ボルト80・・・と吊り下げ用連結螺孔61・・・の螺合状態を調節すると、引戸6は、隙間調節用部材8に対し開閉方向で、緩衝部材(戸当たり受け材)と戸当たり600が上下方向で密着するよう傾斜自在に調節される。
そして、吊り下げ固定用螺孔62・・・に室内側挟持片82の室内側から固定ネジ840・・・を長孔84・・・を挿通して螺合し、室内側挟持片82と引戸6を固定する。
次に、自閉装置ワイヤーの一端を、固定座に連結し、全開ストッパー用ローラー、全開ストッパー、自閉時のブレーキ装置を取付た後、メンテナンスパネル19を取付、隙間調節用部材8と引戸6の上端部及びレール取付材2等を隠蔽する。
次に、本発明が放射線を使用する部屋の引戸装置として使用される場合は、室内側の内面と戸当たり600の内面に鉛板Aが貼着された引戸6、室内側基枠145の内面に鉛板Aが貼着された戸先側縦枠14、ランマ下地突部180の内面に鉛板Aが貼着されたランマ下地パネル18を使用し、引き戸枠1、ベース材16(ガイドローラー17を含む。)、室内側中枠3、室外側中枠30、下地パネル4・・・、ランマ下地パネル18、引戸レール5が取付られたレール取付材2、メンテナンスパネル19を組上げ、化粧ボード100で仕上げる前に、室内側の下地パネル4・・・と室内側中枠3の表面板34(室内戸袋側)、ランマ下地パネル18の上部(室内出入口側の上部、)その他、化粧ボードが貼り付けられる個所の室内側の表面に鉛板Aを貼り付けたのち、化粧ボード100を貼り付けて壁面の仕上げ工事を行う。その後、室内側の面の内面に鉛板Aを貼着した引戸6の吊り込み作業を行う。
上記の場合、化粧ボード100の出入口側端部を隠蔽する中枠突部32の幅寸法以上に、引戸6の摺動方向で室内出入口側より室外出入口側を大きく形成すると共に、引戸6の閉鎖状態で、引戸6の戸尻側端部が室内側中枠3の中枠突部32を越えて戸尻側縦枠方向13に突出し、かつ、室外側中枠30の中枠突部302と所定寸法重合しているので、引戸6と、戸先側縦枠14と、ランマ下地パネル18のランマ下地突部180にのみ予め鉛板Aを貼着しておけば、他の部分は現場施工時に室内側に鉛板を貼着することで十分に対応でき、特に複雑な構造の室内側中枠3の内部に鉛板の貼着を必要としないのでコスト削減がはかれる。
又、現場施工時の鉛板の貼着作業も、平面的な個所での貼着作業であるので作業性も向上する。
本発明の引き戸の室外側からの正面図 本発明の要部横断面図 本発明の出入口側部分での要部縦断面図 本発明の戸袋側部分での要部縦断面図 室内側中枠部分での要部拡大横断面図 戸先側縦枠部分での要部拡大横断面図 下地パネル部分での要部拡大縦断面図 レール取付材部分での要部拡大縦断面図 レール取付材と引き戸レールの取付状態を示す拡大横断面図 スライド装置の拡大縦断面図 引戸の吊り込み状態を示す正面略図
符号の説明
1 引き戸枠
11 鉄骨
13 戸尻側縦枠
14 戸先側縦枠
15 上横枠
100 化粧ボード
3 室内側中枠
32 中枠突部
30 室外側中枠
4 下地パネル
5 引き戸レール
6 引戸

Claims (2)

  1. 戸先側縦枠と戸尻側縦枠と上横枠より形成された門形の引戸枠が建物側の鉄骨に固定され、室内側と室外側に所定間隔を有して室内側中枠と室外側中枠が戸先側縦枠と戸尻側縦枠間に設けられ、戸尻側縦枠と室内側中枠間を室内戸袋側、戸尻側縦枠と室外側中枠間を室外戸袋側となし、戸先側縦枠と室内側中枠間を室内出入口側、戸先側縦枠と室外側中枠間を室外出入口側となし、室内外戸袋側と室内外出入口側を摺動自在で、室内外出入口側を開閉自在となす引戸を室内側中枠と室外側中枠間に配設し、室内外戸袋側の表面を建物の壁面と略面一とした化粧ボードで覆ってなる引戸装置において、化粧ボードの出入口側端部を隠蔽する中枠突部の幅寸法以上に、引戸の摺動方向で室内出入口側より室外出入口側を大きく形成すると共に、引戸の閉鎖状態で、引戸の戸尻側端部が室内側中枠の中枠突部を越えて戸尻側縦枠方向に突出し、かつ、室外側中枠の中枠突部と所定寸法重合していることを特徴とする引戸装置。
  2. 引戸の摺動方向で互いの摺動側両端部が重合するよう、戸先側縦枠と引戸の室内側と室内戸袋側に、鉛板が貼着されている事を特徴とする請求項1に記載の引戸装置。
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