JP2007296638A - 液体吐出記録ヘッド、液体吐出記録ヘッドその製造方法、及び液体吐出記録装置 - Google Patents

液体吐出記録ヘッド、液体吐出記録ヘッドその製造方法、及び液体吐出記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007296638A
JP2007296638A JP2006123862A JP2006123862A JP2007296638A JP 2007296638 A JP2007296638 A JP 2007296638A JP 2006123862 A JP2006123862 A JP 2006123862A JP 2006123862 A JP2006123862 A JP 2006123862A JP 2007296638 A JP2007296638 A JP 2007296638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
recording head
recording element
plate
element substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006123862A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Kawamura
省吾 河村
Minoru Nozawa
実 野澤
Toshiaki Hirozawa
稔明 広沢
Shuzo Iwanaga
周三 岩永
Yuji Tsuruoka
裕二 鶴岡
Kazuhiko Okifuji
和彦 沖藤
Michiya Mizutani
道也 水谷
Takashi Mori
孝志 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2006123862A priority Critical patent/JP2007296638A/ja
Publication of JP2007296638A publication Critical patent/JP2007296638A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】 例えば4インチ等の広い記録幅を有する記録ヘッドにおいて、製造歩留まりが高く、かつ、単純な構造で安価に製造することのできる記録ヘッドを提供すること。さらに、環境(温度、湿度)の変化に対して、部品の変形、破損、位置精度の狂いが生じることのない信頼性の高い記録ヘッドを提供すること。
【解決手段】 セラミック材料のベースプレートの主面に複数の記録チップを千鳥状に配置し、ベースプレートの裏面に樹脂材料からなるインク供給部材を固定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インク等の記録液を吐出して記録動作を行う液体吐出記録装置、及びこの液体吐出記録装置に適用される液体吐出記録ヘッドに関するものである。
なお、本発明は、一般的なプリント装置のほか、複写機、通信システムを有するファクシミリ、プリント部を有するワードプロセッサー等の装置、さらには、各種処理装置と複合的に組み合わされた産業用記録装置に適用することができる。
インクジェット記録装置は、いわゆるノンインパクト記録方式の記録装置であり、高速な記録とさまざまな記録メディアに対して記録することが可能であって、記録時における騒音がほとんど生じないといった特徴を持つ。このようなことからインクジェット記録装置は、プリンタ、ワードプロセッサ、ファクシミリ、及び複写機などの記録機構をになう装置として広く採用されている。
このインクジェット記録装置における代表的なインク吐出方式としては、電気熱変換素子を用いた方式がある。この電気熱変換素子を用いたインクジェット記録ヘッドは、電気熱変換素子を記録液室内に設け、これに記録信号となる電気パルスを与えることにより記録液に熱エネルギーを与え、その時の記録液の相変化により生じる記録液の発泡時(沸騰時)の気泡圧力を記録液滴の吐出に利用したものである。一般に、記録ヘッドは複数の吐出口から構成される吐出口列を有しており、吐出口列の幅が広いほど高速な記録を可能としている。例えば、従来の幅広タイプのインクジェット記録ヘッドとしては、図15、及び図16に示すように、記録幅、もしくは記録速度に応じた幅の吐出口列を有する記録ヘッドが知られている。
図15に示すインクジェット記録ヘッドは、記録幅に対応する一つの記録素子基板を有する記録ヘッドの一例である。
また、図16に示すインクジェット記録ヘッドは、複数の記録素子基板を並べ所望の記録幅に対応している。記録素子基板の配置は、各記録素子基板の吐出口群の端部が、隣接する記録素子基板の吐出口群の端部との間に、記録方向(キャリッジ移動方向)に対して隙間が生じることのないように配置している。例えば、記録素子が配列された基板に対して平行に記録液を吐出させるバブルジェット(登録商標)方式のエッジシューター型とされる記録素子基板H1100a〜fを、一枚のベースプレートH1112の両面を使い千鳥状に配置し、記録方向に対して各記録素子基板の吐出口群間に隙間が生じることのないようにしている。詳細には、各吐出口の配列ピッチ(600dpi、1200dpiなど)以上の隙間が生じることのないように配置している。
又、別の従来例としては、特許文献1をあげることが出来る。
特開2003-072079号公報
しかしながら、従来例のように、記録幅に対応する一つの記録素子基板を有する記録ヘッドでは、例えば、4インチ幅で1200dpiの場合、4800個の吐出口、及び記録素子を有しており、また、例えば12インチ幅では、14400個の吐出口、及び記録素子を有しているため、製造工程において、一つの欠陥もない吐出口群、記録素子群を製造するには、非常に高い技術が要求される。言い換えれば、吐出口、記録素子の数が多いほど製造工程における歩留まりが低下する傾向にあるといえる。吐出口の欠陥とは、例えば、形状不良であり、記録素子の欠陥とは、例えば、電気的不良である。また、記録素子基板の幅、または長さが大きくなるほど、線膨張係数の差により周囲の部材との間に応力が生じ、部材間が剥がれたり、変形が生じる恐れがある。
また、ベースプレートの両面を使い千鳥状にエッジシューター型の記録素子基板を配置している記録ヘッドにおいては、各記録素子基板に液体を供給する流路が複雑となるため部品点数が増え、コストアップしてしまう。また、樹脂材料により流路を形成したベースプレートにサイドシューター型(記録素子が配列された基板に対して垂直に記録液を吐出させる方式)の記録素子基板を配列する方法においては、環境(温度、湿度)の変化の度合いによっては、ベースプレートに微妙な変形が生じる可能性があるため、各記録素子基板間の位置精度に保つには、高度な技術が必要とされている。類似な構造のインクジェット記録ヘッドとして、例えば特登録02752843に示される記録ヘッドがある。該記録ヘッドは、インク供給部材の長さ、幅、厚みを所定の寸法に設定することによって、材料の歪を緩和する方法が述べられているが、記録ヘッド全体で剛性を出す構成となっており、例えば、材料がグラファイトの流路付き構造棒材を使用した場合、高価な記録ヘッドとなってしまう。また、樹脂材料では、長さ、幅、厚みを規定しても記録ヘッド自体の位置精度(X、Y、Z方向)を出すためには、高度な技術が必要とされるが、該件においては、構造棒材の材料、記録ヘッドの組み立て方法など、具体的な内容は言及されていない。
本発明は上記従来技術の問題点に着目してなされたものであり、以下の目的を達成するものとなっている。
すなわち、本発明の目的は、例えば、4インチ等の広い記録幅を有する記録ヘッドにおいて、製造歩留まりが高く、かつ、単純な構造で安価に製造することのできる記録ヘッドを提供することである。
さらに、本発明の目的は、環境(温度、湿度)の変化に対して、部品の変形、破損、位置精度の狂いが生じることのない、信頼性の高い記録ヘッドを提供することである。
上述の目的を達成するために、本発明に係る液体吐出記録ヘッドは、
液体を吐出する吐出口が配される吐出口群と前記吐出口から該液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生する記録素子とを具備する記録素子基板と、該記録素子基板へ信号を付与するための電気配線基板と、該記録素子基板を取り付け、記録素子基板に液体を供給するための液体供給口を有する第一のプレ−トとを備える記録素子ユニットと、液体貯蔵部から供給される液体を前記記録素子基板へ導くためのインク供給路が形成されており、前記記録素子ユニットを保持固定するための液体供給部材とを備えた記録ヘッドにおいて、
セラミック材料、もしくは記録素子基板と同等の線膨張係数を有する第1のプレートの主面に、複数の記録素子基板を千鳥状に配置し、
かつ、各記録素子基板の吐出口群の端部は、千鳥状に隣接する記録素子基板の吐出口群の端部と、記録方向に対して重複する領域を有し、
かつ、第1のプレートの主面の反対面に、記録素子基板の液体供給口に連通する流路を有した樹脂材からなる液体供給部材を固定したことを特徴とする。
本発明に係る液体吐出記録ヘッドを備える記録装置は、上述の液体吐出記録ヘッドと、前記液体吐出記録ヘッドを記録媒体の記録面に対して相対的に移動させる移動手段と、前記液体吐出記録ヘッドに記録動作を行わせるとともに、前記移動手段に前記液体吐出記録ヘッドを移動させる動作を行わせる制御部とを、具備して構成されることを特徴とする記録装置。
(作用)
液体吐出記録ヘッドを上記のような構成にすることで、例えば、4インチ等の広い記録幅を有する記録ヘッドにおいて、製造歩留まりの高く、かつ、単純な構造で安価に製造することのできる記録ヘッドを提供することが可能となる。
さらに、環境(温度、湿度)の変化に対して、部品の変形、破損、位置精度の狂いがほとんど生じることのない、信頼性の高い記録ヘッドを提供することが可能となる。
本発明によれば、広い記録幅を有する記録ヘッドにおいて、製造歩留まりが高く、かつ、単純な構造で安価に製造することのできる記録ヘッドを提供することが出来る。
さらに、環境(温度、湿度)の変化に対して、部品の変形、破損、位置精度の狂いが生じることのない、信頼性の高い記録ヘッドを提供することが出来る。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
以下、図面を参照して本発明の記録装置に係る実施形態の基本的構成及び作用を説明する。
また、本明細書において「記録」とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、また、媒体の加工を行う場合も言うものとする。
ここで、「記録媒体」とは、一般的なプリント装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板等、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能な物も言うものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色材の凝固または不溶化)に供され得る液体を言い、記録に関して用いる全ての液体を含むものとする。
図1から図10は、本発明が実施もしくは適用される好適な記録ヘッド、駆動回路、インクジェット記録装置のそれぞれ及びそれぞれの関係を説明するための説明図である。以下、これらの図面を参照して各部構成の説明しながら、全体を説明することにする。
(1)記録ヘッドの説明
図1に示すように、本発明の記録ヘッドH1000は、電気信号に応じて膜沸騰をインクに対して生じせしめるための熱エネルギーを生じせしめるための熱エネルギーを生成する電気熱変換体を用いて記録を行うバブルジェット(登録商標)方式のサイドシュータ型とされる記録ヘッドである。
そして、記録ヘッドH1000は、図2の分解斜視図に示すように、記録素子ユニットH1001とインク供給ユニットH1002のインク供給部材H1500から構成される。さらに、図3の分解斜視図に示すように、記録素子ユニットH1001は、記録素子基板H1100、第1のプレートH1200、電気配線基板H1300、第2のプレートH1400、フィルター部材H1600で構成されている。また、インク供給ユニットH1002は、図4の分解斜視図に示すように、インク供給部材H1500、ジョイントゴムH1700、チューブH1802、インクタンクH1800から構成されている。
(1−1)記録素子ユニット
図5(a)は、記録素子基板1100の構成を説明する図であり、図5(b)は図5(a)に示すA−A断面図である。記録素子基板H1100は、例えば、厚さ0.5〜1mmのSi基板H1108で薄膜が形成されている。また、インク流路として長溝状の貫通口からなるインク供給口H1101が形成され、インク供給口H1101の両側に記録素子である電気熱変換素子H1102がそれぞれ1列ずつ千鳥状に配列されており、前記電気熱変換素子H1102、及び、Al等の電気配線が成膜技術により形成されている。また、該電気配線に電力を供給するために電極H1103が設けられている。前記インク供給口H1101は、前記Si基板H1108の結晶方位を利用して、異方性エッチングを行う。ウエハー面に<100>、厚さ方向に<111>の結晶方位を持つ場合、アルカリ系(KOH、TMAH、ヒトラジン等)の異方性エッチングにより、約54.7度の角度でエッチングが進行する。この方法を用いて、所望の深さにエッチングする。また、前記Si基板H1108上には、ノズルプレートH1110が具備され、電気熱変換素子H1102に対応したインク流路H1104、ノズルH1105、発泡室H1107がフォトリソ技術により形成されている。また、前記ノズルH1105は前記電気熱変換素子H1102に対向するように設けられており、インク供給口H1101から供給されたインクを電気熱変換素子H1102により気泡を発生させてインクを吐出させるものである。
第1のプレートH1200は、例えば、厚さ0.5〜10mmのアルミナ(Al2O3)材料で形成されている。なお、第1のプレートの素材は、アルミナに限られることなく、記録素子基板H1100の材料の線膨張率と同等の線膨張率を有し、かつ、記録素子基板H1100材料の熱伝導率と同等もしくは同等以上の熱伝導率を有する材料で作られてもよい。第1のプレートH1200の素材は、例えば、シリコン(Si)、窒化アルミニウム(AlN)、ジルコニア、窒化珪素(Si3N4)、炭化珪素(SiC)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)のうちいずれであってもよい。第1のプレートH1200には、記録素子基板H1100にインクを供給するためのインク供給口H1201が形成されており、記録素子基板H1100のインク供給口H1101が第1のプレートH1200のインク供給口H1201に対応し、かつ、記録素子基板H1100は第1のプレートH1200に対して位置精度良く接着固定される。その第1の接着剤H1202は、例えば、粘度が低く、接触面に形成される接着層が薄く、かつ、硬化後、比較的高い硬度を有し、かつ、耐インク性のあるものが望ましい。その第1の接着剤H1202は、例えば、エポキシ樹脂を主成分とした熱硬化接着剤、もしくは紫外線硬化併用型の熱硬化接着剤であり、接着層の厚みは50μm以下が望ましい。また、第1のプレートH1200は、位置決め基準となるX方向基準H1204、Y方向基準H1205、Z方向基準H1206を有している。また、第1のプレートは、両面研磨により、主面と、その反対面の平行度が精度良く形成されている。例えば、本実施の形態においては、両面の平行度を10μm以下としている。
記録素子基板H1100は、図1に示すように第1のプレート上H1200に千鳥状に配置され、同一色による幅広の記録を可能としている。例えば、ノズル群の長さが1インチ+αの4つの記録素子基板H1100a、H1100b、H1100c、H1100dを千鳥状に配置し、4インチ幅の記録を可能にしている。
また、各記録素子基板の吐出口群の端部は、千鳥状に隣接する記録素子基板のノズル群の端部と、記録方向に対して、重複する領域(L)を設け、各記録素子基板による印刷に隙間が生じることを防止している。例えば、ノズル群H1106aとノズル群H1106bに重複領域H1109a、H1109bを設けている。
電気配線基板H1300は、記録素子基板H1100に対してインクを吐出するための電気信号を印加するものであり、記録素子基板H1100を組み込むための開口部を有しており、第2の接着剤H1203により第1のプレートH1200の主面に接着固定される。また、電気配線基板H1300は、記録素子基板H1100の電極H1103に対応する電極端子H1302と、この配線端部に位置し記録装置本体からの電気信号を受け取るための外部信号入力端子H1301を有している。電気配線基板H1300と記録素子基板H1100は、電気的に接続されており、接続方法は、例えば、記録素子基板H1100の電極H1103と電気配線基板H1300の電極端子H1302を金ワイヤーH1303(不図示)を用いたワイヤーボンディング技術によりにより電気的に接続される。電気配線基板H1300の素材としては、例えば、配線が二層構造のフレキシブル配線基板が使用され、表層はレジストフィルムで覆われている。
第2のプレートH1400は、例えば、厚さ0.5〜1mmのSUS板で形成されている。なお、第2のプレートの素材は、SUSに限られることなく、耐インク性を有し、良好な平面性(平滑性)を有する材料で作られてもよい。そして、第2のプレートH1400は、第1のプレートH1200に接着固定された記録素子基板H1100および該記録素子基板と前記電気配線基板H1300の電気実装領域を取り込む開口部を有しており、第3の接着剤H1401により電気配線基板H1300上に接着固定される。また、第2のプレートH1400の主面は、記録素子基板H1100の主面と略同一高さになる形状にしている。平滑で、略同一高さの形状とすることで、記録ヘッドのフェイス面(ノズルプレート面)のワイパーブレードによる拭き性や、記録ヘッド内流路へのインクの吸引回復時にもちいるキャップゴムの当たりを向上することができる。
第2のプレートの開口部H1402と記録素子基板H1100の側面によって形成される溝部には、第1の封止剤H1304が充填され、前記電気配線基板H1300の電気実装部を封止している。また、記録素子基板の電極H1103は、第2の封止剤H1305で封止し、電気接続部分をインクによる腐食や外的衝撃から保護している。
また、第1のプレートH1100の裏面側インク供給口H1201には、インク中に混入された異物を取り除くためのフィルター部材H1600が接着固定される。
(1−2)インク供給ユニット
インク供給部材H1500は、例えば、樹脂成形により形成され、流路となる共通液室H1501と、Z方向基準面H1502を具備している。そして、Z基準面H1502は、記録素子ユニットを位置決め固定するとともに、記録ヘッドH1000のZ基準となっている。
また、インクタンクH1800からインクを供給するインク供給口H1504には、ジョイントゴムH1700が具備され、ジョイント部からのインクの蒸発を防止している。
インクタンクH1800から伸びるインク供給チューブH1802とインク供給ユニットH1500の接続は、チューブ先端に設けられたニードルH1801が、ジョイントゴムH1700を貫通することにより行われる。そして、吐出時に使用されるインクは、インクタンクH1800よりインク供給チューブH1802を通って、インク供給ユニットH1500の共通液室H1501に供給され、フィルター部材H1600を介し、記録素子ユニットH1001に供給される。
(1−3)記録素子ユニットとインク供給ユニットの結合
先述の図2に示した通り、記録ヘッドH1000は、記録素子ユニットH1001をインク供給部材H1500に結合することにより完成する。
結合は以下のように行われる。
インク供給部材H1500の開口部と記録素子ユニットH1001を第3の封止剤H1503により封止し、共通液室H1501を密閉する。そして、インク供給部材のZ基準H1502に記録素子ユニットH1001のZ基準H1502を、例えば、ビスH1900等により位置決め固定する。第3の封止剤H1503は、耐インク性があり、かつ、常温で硬化し、かつ、異種材料間の線膨張差に耐えられる柔軟性のある封止剤が望ましい。
また、記録素子ユニットH1001の外部信号入力端子H1301部分は、例えば、インク供給部材H1501の裏面に、位置決め固定される。裏面に固定することにより、インクジェット記録装置の電気的接点M4002の押し圧方向と、記録ヘッドH1000のZ基準の押し圧方向が同一になるため、記録装置の記録ヘッド押さえ機構を簡略化することができる。
(2)駆動回路の説明
本願の記録ヘッドH1000は図1に示されるように4つの記録素子基板H1100がチッププレートH1200の上に精度良く配列され、さらに4つの記録素子基板H1100が電気配線基板H1300で配線されている。図9はこの4つの記録素子基板間の信号配線を示す回路図である。図中H1100a〜H1100dがそれぞれ4つの記録素子基板に相当し、各記録素子基板は図7および図8に示す奇数、偶数2つのノズル列の駆動回路から成り立っている。HEATO、EおよびIDATAO、Eは素子毎に奇偶別々に取り出されており、記録素子基板毎にHEAT1〜8およびIDATA1〜8の信号名で示されている。それ以外の信号は記録素子基板間で共通に配線されている。LTCLK、DCLK、HEAT1〜8、IDATA1〜8は外部信号入力端子H1301に接続され、電源系であるVH、GNDH、VDD、GNDは電源端子H1302に接続されている。
図5は記録素子基板H1100の構成を示す図で、インク供給口H1101を挟んで両側に奇数、偶数2つのノズル列がノズルピッチの半分ずらして配置されている。これら2つの駆動回路は記録素子基板上に半導体プロセスにより形成され、HEATO、EおよびIDATAO、Eの信号はそれぞれの駆動回路で独立に配線されているが、それ以外の信号(DCLK、LTCLK)と電源(VDD、GND、VH、HGND)は記録素子基板内においても共通配線となっている。奇数および偶数ノズル列には共に640ノズルが600dpiピッチで配列されており、前述のようにハーフピッチ分ずれているため、記録素子基板としては1200dpi、1280ノズルを構成することになる。各ノズル列の駆動回路は全く同じであるため、図7により駆動回路の概要を説明する。640の各ノズルにはそれぞれ吐出ヒータH1102−1〜1279が設けられ、各吐出ヒータを駆動することによりノズル内のインクを発泡させ、インク滴を吐出する。吐出ヒータは20個づつ、32の駆動ブロックに分割されており、時分割で駆動される。駆動ブロックはBE0〜31の信号により選択され、駆動ブロック内に属する20個の吐出ヒータはトランジスタE1006−1〜20のON/OFFにより吐出するか否かが決定させる。
図10の駆動タイミングチャートと図7により記録ヘッドH1000の駆動について説明する。PRINT信号は1カラムの吐出を開始するタイミングを与えるパルス信号で、パルスの立ち上がりタイミングで駆動回路の動作が開始する。駆動回路が動作を開始すると最初にLTCLKが生成され、それから数100ps後に転送クロックDCLKが転送データ分、すなわち25クロック出力される。IDATA1〜8の各信号にはDCLKに同期して転送データが出力され、25ビットシフトレジスタE1001にシリアル転送される。そして、シフトレジスタE1001に格納されたデータは次の駆動ブロックの最初に出力されるLTCLKのタイミングで25ビットラッチE1002に記憶される。そのため、最初の転送データにしたがって実際の駆動がなされるのはその次のブロックの転送が行われるタイミングである。ここで転送されるデータ内容は駆動されるブロックの番号BENB0〜4が5ビット、続いてそのブロックで駆動される電気熱変換素子H1102の駆動データが20ビットの合計25ビットである。駆動ブロックBENB0〜4は5→3デコーダE1003でBE0〜31にデコードされ、トランジスタE1005−1〜32のベース電極に接続される。よって、常に32個のトランジスタE1005−1〜32の内、1個だけが駆動されることになり、指定ブロックに属する電気熱変換素子の一端にのみ駆動電源(VH)が供給されることになる。一方、電気熱変換素子H1102−1〜1279のもう一端はセグメント毎に32個づつ並列接続されて、それぞれ20個のトランジスタE1006−1〜20のコレクタ電極に接続されている。これらのトランジスタの駆動はベース電極に接続されているANDゲートE1004−1〜20出力により制御される。ANDゲートの一方の入力には20ビットの駆動データ信号が接続され、もう一方には電気熱変換素子を実際に駆動するタイミングを与えるパルス信号HEAT1〜8が接続されている。よって、トランジスタE1006−1〜20は上記2信号のANDで制御されることになり、その結果20ビットの駆動データによって指定されたセグメントに対してHEAT1〜8のパルスタイミングで駆動されることになる。以上のようにして、PRINT信号が発効すると駆動回路が動作を開始し、最初に0ブロック目が駆動され順次1、2、…となって、最後に31ブロック目は駆動が完了して、全記録素子基板の全ノズルの吐出が制御される。
(3)インクジェット記録装置の説明
本発明のインクジェット記録装置M4000は、図6に示すように、例えば、写真画質の記録に対応して6色分の記録ヘッドが具備されている。記録ヘッドH1000Bkは、ブラックインク用の記録ヘッドであり、記録ヘッドH1000Cはシアンインク用、記録ヘッドH1000Mマゼンタインク用、記録ヘッドH1000Yはイエローインク用、記録ヘッドH1000LCはライトシアンインク用、記録ヘッドH1000LMはライトマゼンタインク用である。これらの記録ヘッドH1000を、記録装置本体M4000に載置されているキャリッジM4001の位置決め手段及び電気的接点M4002によって固定支持する。
そして、これらの記録ヘッドを、例えば、副走査方向(キャリッジ移動方向)に往復移動し、先述の駆動回路によって制御し、記録媒体に対して記録を行うものである。
以上のように構成されたインクジェット記録ヘッドは、第1のプレートの主面に、複数の記録素子基板を配置するため、幅広の単一な記録素子基板に比べ、一つの記録素子基板の面積が小さい分だけ、製造歩留まりが良好であり、かつ、線膨張差に対して有利であり、また、複数の記録素子基板までの流路を基本的に第1のプレート(1個)、インク供給部材(1個)の2部品で流路を構成する記録ヘッドは、非常に単純な構成で、コストの面においても有利である。
そして、第1のプレートは、両面研磨された単純な平板で、剛性の有るセラミック部材であるため、安価で、しかも、記録素子基板の接着後も、両部品に変形、位置ずれがほとんど発生しない。また、各記録素子基板間の相対的位置精度のずれもほとんど発生しない。また、記録ヘッド自体のX方向、Y方向の位置決め基準を、記録素子基板を配置するときの基準と同じ、第1のプレートの位置決め基準からとっているため、記録ヘッドをX方向、Y方向に対して非常に高精度に位置決めできる。また、Z基準に関しても、記録ヘッド自体のZ方向の位置決め基準に、記録素子基板を配置するときの第1のプレートのZ基準を当接しているため、Z方向に対しても非常に高精度に位置決めできる。
また、第1のプレートとインク供給部材の結合に関しては、Z基準面だけのつき当てで結合されるため、環境(温度、湿度)の変化によるインク供給部材(樹脂部材)の変形がほとんど第1のプレートに伝わらないため、部品の変形、破損、位置精度の狂いが生じることのない、信頼性の高い記録ヘッドを提供することが可能となる。
図11は、本発明の第二の実施例のインクジェット記録ヘッドを説明する斜視図。図12は、図11のインクジェット記録ヘッドの分解斜視図である。
図12に示すように、本実施例は第一の実施例において示したものと比べて、インク供給部材H1500のZ基準H1502と共通液室H1501の間にフレキシブル部H1505を設けたものである。本実施の形態においては、フレキシブル部H1505は、部材の構造的(形状的)にフレキシビリティーをもたせているが、材料特性としてフレキシビリティーのある材料を使用してもよい。
上記のように構成された本実施例においては、樹脂部材であるインク供給部材H1500の環境変化による変形を、フレキシブル部H1505で吸収し、第1のプレートに応力を伝えない構成としている。また、第1のプレートのZ基準H1205とインク供給部材のZ基準H1502の結合は、記録ヘッドH1000の長手方向の両端にビスを二本づつ(H1900a、H1900bの二本と、H1900c、H1900dの二本)で固定している。フレキシブル部H1505によってインク供給部材本体からフレキシブルに移動できるZ基準H1502をそれぞれ二本のビスH1900で固定することにより、Z基準H1502にかかる回転方向(ビスの回転方向)の外力に対しても緩むことなく、Z基準H1502を確実に固定することができる。
以上のように構成されたインクジェット記録ヘッドは、環境(温度、湿度)の変化によるインク供給部材(樹脂部材)の変形が第1のプレートに伝わらないため、部品の変形、破損、位置精度の狂いが生じることのなく、さらに信頼性の高い記録ヘッドを提供することが可能となる。
図13、及び図14は、本発明の第三の実施例のインクジェット記録ヘッドの製造方法を説明する斜視図である。
本実施の形態のインクジェット記録ヘッドは、以下の手順で製造される。
(1) 図13に示すように、第1のプレート上に、端部に配置される第1の記録素子基板H1100aを位置決め固定する。
(2) 対側端部に配置される第2の記録素子基板H1100dを、記録素子基板H1100aから所定のオフセット量(M)で配置する。
(3) 第2の記録素子基板H1100dのオフセット量を実測し、オフセット量(M)に対する誤差(e)を求める。
(4) 第1の記録素子基板H1100aと第2の記録素子基板H1100dの距離(M+e)を、それらの間に配置される記録素子基板数で分割し、第3の記録素子基板H1100bのオフセット量(N)を算出する。
(5) 第3の記録素子基板H1100bをオフセット量(N)で配置する。
(6) 第3の記録素子基板H1100bのオフセット量を実測し、オフセット量(N)に対する誤差(f)を求める。
(7) 第2の記録素子基板H1100dと第3の記録素子基板H1100bの距離((M+e)−(N+f))を、それらの間に配置される記録素子基板数で分割し、第4の記録素子基板H1100cのオフセット量(O)を算出する。
(8) 第4の記録素子基板H1100cをオフセット量(O)で配置する。
(9) 上記の作業を繰り返し、全ての記録素子基板H1100を配置する。
以上の方法で製造することにより、各記録素子基板の配置が均等化され、位置精度の狂いが少ない信頼性の高い記録ヘッドを提供することが可能となる。
本発明の第一の実施例の液体吐出記録ヘッドを説明する斜視図。 図1の液体吐出記録ヘッドの分解斜視図。 図2の記録素子ユニットの分解斜視図。 図2のインク供給ユニットの分解斜視図。 図3の記録素子基板を説明する図(a)斜視図、(b)A−A断面図。 図1の液体吐出記録ヘッドを搭載するインクジェット記録装置を説明する斜視図。 図1の液体吐出記録ヘッドの奇数のノズル列の駆動回路を説明する図。 図1の液体吐出記録ヘッドの偶数のノズル列の駆動回路を説明する図。 図1の4つの記録素子基板間の信号配線を説明する図。 図1の液体吐出記録ヘッドの駆動タイミングチャート図。 本発明の第二の実施例の液体吐出記録ヘッドを説明する斜視図。 図11の液体吐出記録ヘッドの分解斜視図。 本発明の第四の実施例の液体吐出記録ヘッドの製造方法を説明する斜視図(その1)。 図13の液体吐出記録ヘッドの製造方法を説明する斜視図(その2)。 従来の幅広タイプ(単一型)の液体吐出記録ヘッドを説明する斜視図。 従来の幅広タイプ(複数接続型)の液体吐出記録ヘッドを説明する斜視図。
符号の説明
H1000 記録ヘッド
H1001 記録素子ユニット
H1002 インク供給ユニット
H1100 記録素子基板
H1101 インク供給口
H1102 電気熱変換素子
H1103 電極
H1104 インク流路
H1105 吐出口
H1106 吐出口群
H1107 発泡室
H1108 Si基板
H1109 重複領域
H1110 ノズルプレート
H1200 第1のプレート
H1201 インク供給口
H1202 第1の接着剤
H1203 第2の接着剤
H1204 X方向基準
H1205 Y方向基準
H1206 Z方向基準
H1300 電気配線基板
H1301 外部信号入力端子
H1302 電極端子
H1303 金ワイヤー(不図示)
H1304 第1の封止剤
H1305 第2の封止剤
H1400 第2のプレート
H1401 第3の接着剤
H1500 インク供給部材
H1501 共通液室
H1502 Z基準面
H1503 第3の封止剤
H1504 インク供給口
H1505 フレキシブル部
H1600 フィルター部材
H1601 第4の封止剤
H1700 ジョイントゴム
H1800 インクタンク
H1801 ニードル
H1802 チューブ
H1900 ビス
M4000 インクジェット記録装置
M4001 キャリッジ
M4002 電気的接点
E1001 シフトレジスタ
E1002 25ビットラッチ
E1003 デコーダ
E1004 ANDゲート
E1005 トランジスタ
E1006 トランジスタ
K1000 記録媒体

Claims (13)

  1. 液体を吐出する吐出口が配される吐出口群と前記吐出口から該液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生する記録素子とを具備する記録素子基板と、該記録素子基板へ信号を付与するための電気配線基板と、該記録素子基板を取り付け、記録素子基板に液体を供給するための液体供給口を有する第一のプレ−トとを備える記録素子ユニットと、液体貯蔵部から供給される液体を前記記録素子基板へ導くためのインク供給路が形成されており、前記記録素子ユニットを保持固定するための液体供給部材とを備えた液体吐出記録ヘッドにおいて、
    セラミック材料、もしくは記録素子基板と同等の線膨張係数を有する第1のプレートの主面に、複数の記録素子基板を千鳥状に配置し、
    かつ、各記録素子基板の吐出口群の端部は、千鳥状に隣接する記録素子基板の吐出口群の端部と、記録方向に対して重複する領域を有し、
    かつ、第1のプレートの主面の反対面に、記録素子基板の液体供給口に連通する流路を有した樹脂材からなる液体供給部材を固定したことを特徴とする液体吐出記録ヘッド。
  2. 前記液体吐出記録ヘッドのX方向、及び、Y方向の基準面を、前記記録素子ユニットの第一のプレ−トに設けていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出記録ヘッド。
  3. 前記第1のプレ−トの記録素子基板の取り付け面の裏面の一部が当接する液体供給部材の当接面が、液体供給部材のZ方向(液体吐出方向)の基準面であることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の液体吐出記録ヘッド。
  4. 前記第1のプレ−トと前記液体供給部材の固定は、第一のプレ−トの記録素子基板の取り付け面の裏面の少なくとも3ヶ所と、液体供給部材のZ方向の基準面の少なくとも3ヶ所とを当接し、その部分をビス止めすることで行われることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の液体吐出記録ヘッド。
  5. 前記第1のプレ−トと液体供給部材をビス止めする位置は、前記第1のプレ−トの少なくとも3ヶ所の隅部近傍であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の液体吐出記録ヘッド。
  6. 前記第1のプレートと液体供給部材の流路部は、弾性を有する材料を介して接合されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の液体吐出記録ヘッド。
  7. 前記液体供給部材のZ基準と流路部との間に、フレキシブル部が介在することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の液体吐出記録ヘッド。
  8. 前記電気配線基板は、第1のプレートの記録素子基板の貼り付け面と同一面に固定され、さらに、電気配線基板上に、上面が記録素子基板の吐出口面とほぼ同一高さで平滑な第2のプレートが固定されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の液体吐出記録ヘッド。
  9. 前記第2のプレートは、SUS材料であることを特徴とする請求項8に記載の液体吐出記録ヘッド。
  10. 前記電気配線基板は、記録装置本体からの記録素子基板に付与する信号を受け取る外部信号入力端子を備えており、該外部信号入力端子は、液体供給部材の第1のプレートの固定面とは反対面に固定されることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の液体吐出記録ヘッド。
  11. 千鳥状に配置される複数の記録素子基板は、先ず、両端に配置されるべき2つの記録素子基板を第1のプレートに固定し、その位置情報を読み取り、それらの間に配置されるべき記録素子基板の位置を補正して固定することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の液体吐出記録ヘッド。
  12. 千鳥状に配置される複数の記録素子基板は、先ず、両端に配置されるべき2つの記録素子基板を第1のプレートに固定し、その位置情報を読み取り、それらの間に配置されるべき記録素子基板の位置を補正して固定することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の液体吐出記録ヘッドの製造方法。
  13. 請求項1から請求項11に記載の液体吐出記録ヘッドと、前記液体吐出記録ヘッドを記録媒体の記録面に対して相対的に移動させる移動手段と、前記液体吐出記録ヘッドに記録動作を行わせるとともに、前記移動手段に前記液体吐出記録ヘッドを移動させる動作を行わせる制御部とを具備して構成されることを特徴とする液体吐出記録装置。
JP2006123862A 2006-04-27 2006-04-27 液体吐出記録ヘッド、液体吐出記録ヘッドその製造方法、及び液体吐出記録装置 Withdrawn JP2007296638A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006123862A JP2007296638A (ja) 2006-04-27 2006-04-27 液体吐出記録ヘッド、液体吐出記録ヘッドその製造方法、及び液体吐出記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006123862A JP2007296638A (ja) 2006-04-27 2006-04-27 液体吐出記録ヘッド、液体吐出記録ヘッドその製造方法、及び液体吐出記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007296638A true JP2007296638A (ja) 2007-11-15

Family

ID=38766549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006123862A Withdrawn JP2007296638A (ja) 2006-04-27 2006-04-27 液体吐出記録ヘッド、液体吐出記録ヘッドその製造方法、及び液体吐出記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007296638A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010089498A (ja) * 2008-09-11 2010-04-22 Canon Inc インクジェット記録ヘッドの製造方法
WO2010143565A1 (en) * 2009-06-09 2010-12-16 Canon Kabushiki Kaisha Liquid discharge recording head and method of manufacturing the same
JP2011011538A (ja) * 2009-06-03 2011-01-20 Canon Inc 液体吐出記録ヘッド
JP2011240543A (ja) * 2010-05-17 2011-12-01 Canon Inc インクジェットヘッドユニット
CN102529382A (zh) * 2010-12-27 2012-07-04 佳能株式会社 打印元件基板、打印头和打印头制造方法
US8432183B2 (en) 2010-05-14 2013-04-30 Canon Kabushiki Kaisha Element substrate and printed wiring board
JP2013168288A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Sumitomo Chemical Co Ltd 導光板、面光源装置、透過型画像表示装置、及び、導光板の製造方法
US8534798B2 (en) 2009-06-09 2013-09-17 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording head
US8608285B2 (en) 2010-05-31 2013-12-17 Canon Kabushiki Kaisha Liquid discharge head and manufacturing method therefor
US8840226B2 (en) 2010-07-07 2014-09-23 Canon Kabushiki Kaisha Liquid discharge head and method of producing liquid discharge head
JP2015163433A (ja) * 2014-02-28 2015-09-10 キヤノン株式会社 記録装置及び記録ヘッド
JP2018176698A (ja) * 2017-04-21 2018-11-15 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド
JP2020066154A (ja) * 2018-10-23 2020-04-30 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド
US10717281B2 (en) 2018-03-16 2020-07-21 Ricoh Company, Ltd. Head module and liquid discharge apparatus

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010089498A (ja) * 2008-09-11 2010-04-22 Canon Inc インクジェット記録ヘッドの製造方法
JP2011011538A (ja) * 2009-06-03 2011-01-20 Canon Inc 液体吐出記録ヘッド
US8529020B2 (en) 2009-06-03 2013-09-10 Canon Kabushiki Kaisha Liquid discharge recording head
CN102458862B (zh) * 2009-06-09 2014-10-01 佳能株式会社 液体排出记录头及其制造方法
JP4732535B2 (ja) * 2009-06-09 2011-07-27 キヤノン株式会社 液体吐出記録ヘッドおよびその製造方法
CN102458862A (zh) * 2009-06-09 2012-05-16 佳能株式会社 液体排出记录头及其制造方法
WO2010143565A1 (en) * 2009-06-09 2010-12-16 Canon Kabushiki Kaisha Liquid discharge recording head and method of manufacturing the same
US8678556B2 (en) 2009-06-09 2014-03-25 Canon Kabushiki Kaisha Liquid discharge recording head and method of manufacturing the same
JP2010284813A (ja) * 2009-06-09 2010-12-24 Canon Inc 液体吐出記録ヘッドおよびその製造方法
US8534798B2 (en) 2009-06-09 2013-09-17 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording head
US8432183B2 (en) 2010-05-14 2013-04-30 Canon Kabushiki Kaisha Element substrate and printed wiring board
JP2011240543A (ja) * 2010-05-17 2011-12-01 Canon Inc インクジェットヘッドユニット
US8608285B2 (en) 2010-05-31 2013-12-17 Canon Kabushiki Kaisha Liquid discharge head and manufacturing method therefor
US8840226B2 (en) 2010-07-07 2014-09-23 Canon Kabushiki Kaisha Liquid discharge head and method of producing liquid discharge head
CN102529382A (zh) * 2010-12-27 2012-07-04 佳能株式会社 打印元件基板、打印头和打印头制造方法
US9724919B2 (en) 2010-12-27 2017-08-08 Canon Kabushiki Kaisha Printing element substrate, printhead, and printhead manufacturing method
JP2013168288A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Sumitomo Chemical Co Ltd 導光板、面光源装置、透過型画像表示装置、及び、導光板の製造方法
JP2015163433A (ja) * 2014-02-28 2015-09-10 キヤノン株式会社 記録装置及び記録ヘッド
US9365036B2 (en) 2014-02-28 2016-06-14 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and printhead
JP2018176698A (ja) * 2017-04-21 2018-11-15 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド
US10717281B2 (en) 2018-03-16 2020-07-21 Ricoh Company, Ltd. Head module and liquid discharge apparatus
JP2020066154A (ja) * 2018-10-23 2020-04-30 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド
JP7207942B2 (ja) 2018-10-23 2023-01-18 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007296638A (ja) 液体吐出記録ヘッド、液体吐出記録ヘッドその製造方法、及び液体吐出記録装置
JP4757011B2 (ja) インクジェット記録ヘッド、および製造方法
KR100835030B1 (ko) 잉크 제트 기록 헤드 및 이를 사용하는 잉크 제트 기록장치
JP2005169628A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP4532705B2 (ja) インクジェット記録ヘッド
JP3970119B2 (ja) インクジェット記録ヘッドおよび該インクジェット記録ヘッドを用いた記録装置
JP4646665B2 (ja) インクジェット記録ヘッド
EP1186415B1 (en) Ink jet recording head and ink jet recording apparatus
JP2007320186A (ja) インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置
JP5089360B2 (ja) インクジェット記録装置
RU2413619C1 (ru) Головка для выброса жидкости, записывающее устройство, имеющее такую головку, и способ записи
JP2007301729A (ja) インクジェット記録ヘッドおよびそれを用いた記録装置
JP2006281736A (ja) インクジェット記録ヘッド
JP2009006560A (ja) インクジェット記録ヘッドおよび、記録装置
JP2007320075A (ja) インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置
JP2006240147A (ja) インクジェット記録装置
JP2007290245A (ja) インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置
JP2006281735A (ja) インクジェット記録ヘッド
JP4841010B2 (ja) インクジェット記録ヘッド
JP5294615B2 (ja) インクジェット記録装置
JP4683588B2 (ja) 液体吐出記録ヘッドおよび液体吐出記録装置
JP2007296642A (ja) インクジェット記録ヘッド
JP2007290246A (ja) インクジェット記録ヘッド及び、インクジェット記録ヘッドの機能回復方法
JP2007168366A (ja) 記録ヘッドおよび記録装置
JP4683619B2 (ja) 液体吐出ヘッド、記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090707