JP2007296166A - 遊技機 - Google Patents

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Koji Iwasa
浩二 岩佐
Kotaro Jin
光太郎 神
Takumi Tsukamoto
匠 塚本
Atsuhide Maeda
篤秀 前田
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Abstract

【課題】ストーリー展開を崩すことなく予告されていることを遊技者にアピールする。また、その様な遊技機の開発期間を短縮する。
【解決手段】シューティングゲームをモチーフに、当該ゲームのラッキーアイテムであるベルの図柄で大当たり予告、昇格予告を行う。液晶ディスプレイ2の枠部を構成する大型装飾部品31にベル型ランプ役物50を備える。ベル型ランプ役物50は、多色発光型のLED基板51を備え、大当たり予告、昇格予告に当たって液晶ディスプレイ2に登場するベルの予告キャラクタ図柄と同じ色に発光させると共に、揺動動作を実行させる。この制御は、統括CPU62aから表示CPU63a及び音声ランプCPU64aへの指令によって同期して実行される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、図柄変動演出を行う表示装置を備えたパチンコ機、アレンジボール機、雀球機などの遊技機に係り、特に、各種の予告を実行する機能を備えた遊技機に関する。
現在のパチンコ機は、図柄変動表示による図柄組み合わせゲームを演出するものが主流となっている。また、この種のパチンコ機では、図柄組み合わせゲームの結果を遊技者に期待させることによって興趣を高めるための予告や、大当たりラウンド終了後に高確率状態へと昇格することを期待させることによる興趣の昂揚を狙った予告を行うものがある。
例えば、センター役物の液晶ディスプレイの上部に、各面に「大当」,「スカ」,「何」と書いたプレートを持った招き猫のキャラクタを取り付けた三角柱型の回転体を備え、液晶ディスプレイに「上を見て!」という文字を表示して遊技者を回転体に注目させ、回転体を回転させた後に停止させて「大当=大当たり」、「スカ=はずれ」、「何=不明」を示唆し、遊技者を再び液晶ディスプレイに注目させ、最終的に図柄変動表示を停止させる様にしたものがある(特許文献1)。
また、センター役物の液晶ディスプレイの左右の側部に、複数種類の色で発光可能な目玉と開閉動作可能な口を備えた龍の形状の可動体を設け、予告演出として、可動体については龍の目玉を赤色に発光させると共に口を開いた状態に動作させ、液晶ディスプレイには龍の口から吹き出した様に見える位置に赤色又は黄色の火炎の画像を表示する様にして、龍の口の動作と火炎の画像とを対応させると共に、龍の目の発光色と火炎の色との対応関係で、大当たりの信頼度を遊技者に伝える様にしたものがある(特許文献2)。
さらに、センター役物の液晶ディスプレイに、背景画像や特別図柄を表示して図柄変動演出を実行する際に、半透明又は透明のカウントダウンに関する数値画像を重ねて表示し、当該数値によって間もなくリーチになるか否かを予告すると共に、当該数値画像の色により大当たりの信頼度(赤色:信頼度大、青色:信頼度中、黄色:信頼度小)をも予告する様にして、予告演出を見逃さない様にしたものがある(特許文献3)。
また、画像と音声とで大当たり予告を演出する場合の同期をとるために、音声を制御するランプ音声制御基板から画像を制御する表示制御基板へと演出制御信号を出力したり、その反対に表示制御基板からランプ音声制御基板へと演出制御信号を出力する様にしたものもある(特許文献4)。
特開2004−24328(図4〜図6) 特開2004−41439(図3,図5,図7〜図9) 特開2002−292016(図7〜図10) 特開2003−325908(図1)
特許文献1〜3の技術によれば、遊技者に対して予告による興趣を昂揚させる効果は高いものの、予告前に展開されていたストーリーが予告のインパクトが強いことによって途切れたりするという問題がある。特に、近年におけるドラマ、映画、ゲーム、タレント等をモチーフにした遊技機においては、折角のモチーフによる興趣の昂揚が崩れる可能性がある。
また、特許文献4の技術は、2種以上の予告演出を同期させることができるものの、例えば、表示制御基板における演出パターン等に予告演出を組み込んで開発する必要があり、開発期間が長期化するという問題もある。
さらに、特許文献1〜4では、予告演出がパターン化され過ぎてしまい、予告演出自体の意外性が薄れる可能性がある。
そこで、本願は、遊技機の採用したモチーフに基づくストーリー展開を崩すことがなく、しかも、予告がなされていることを遊技者にアピールすることができる様にすることを第1の目的とする。
また、本願は、予告演出自体に意外性を確保し、予告演出が単調になり過ぎない様にすると共に、その様な予告演出をすることのできる遊技機の開発期間を短縮することを第2の目的とする。
さらに、本願は、大当たりラウンド終了後の高確率状態への昇格予告についても、これを実行できる様にすることを第3の目的とする。
加えて、本願は、画像と光とによる予告演出を同期させて違和感なく遊技できる様にすることを第4の目的とする。
さらに、本願は、2種以上の予告演出によって興趣の昂揚を図る上で、予告演出相互の間にずれが生じて違和感を生じさせることがない様にすることを第5の目的とする。
そして、本願は、現在、過去あるいは近い将来における人気ドラマ、人気映画、人気ゲーム、人気タレント等のモチーフを大切にしつつ最適な予告演出を実行できる様にすることを第6の目的とする。
上記第1の目的を達成するためになされた本発明の遊技機は、
始動口に遊技球が入賞する毎に実施する抽選の結果に対応する変動パターンを決定する主制御手段と、
前記主制御手段の決定した変動パターンに対応する演出パターンに従って、図柄組み合わせゲームとしての図柄変動演出の状態を画像として表示装置に表示する表示制御手段と、
前記主制御手段の決定した変動パターンに対応する演出パターンに従って、多数のランプの発光、点滅、発光色の変化等による演出を実行するランプ制御手段とを備え、
前記抽選の結果が大当たりの場合には前記図柄変動演出を大当たり画像で停止させ、特別入賞口を開放すると共に前記表示装置に大当たりラウンド演出の画像を表示する様に構成されると共に、
前記図柄変動演出の画像を表示するときに前記表示装置に予告キャラクタ図柄を登場させてリーチや大当たりの可能性を予告する図柄変動の予告演出を前記表示制御手段に実施させるための指令を行う予告演出指令手段を備え、
さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする。
(1−1)前記多数のランプの内の一部は、前記表示装置の枠部に備えられていること。
(1−2)前記表示装置の枠部に備えられたランプの内の少なくとも一つのレンズ部を、前記予告キャラクタ図柄を立体化した透明又は半透明の予告キャラクタ成形体によって構成すること。
(1−3)前記予告キャラクタ成形体を動作させるアクチュエータを備えていること。
(1−4)前記予告キャラクタ図柄は、前記表示装置に表示されているストーリー性のある画像を邪魔しない程度に小さな画像であること。
(1−5)前記予告演出指令手段は、前記予告キャラクタ図柄を、その色によって遊技者に有利な予告か否かを識別できる様に複数の色のいずれかに着色して登場させる様に、予告キャラクタ図柄の色を前記表示制御手段に対して指令する手段として構成されていること。
(1−6)前記予告キャラクタ成形体をレンズとするランプは、前記予告キャラクタ図柄の色として選び得る前記複数の色のいずれの色にも発光することができるものであること。
(1−7)前記予告演出指令手段は、前記表示装置に前記予告キャラクタ図柄を登場させるときは、前記ランプ制御手段に対して、前記アクチュエータを作動させて前記予告キャラクタ成形体を動作させる動作予告演出を実行する指令を行う手段として構成されていること。
(1−8)前記予告演出指令手段は、前記表示装置に前記予告キャラクタ図柄を登場させるときは、前記ランプ制御手段に対して、前記予告キャラクタ図柄の色と同じ色に前記予告キャラクタ成形体をレンズとするランプを発光させる光予告演出を実行する指令を行う手段として構成されていること。
本発明の遊技機によれば、予告キャラクタ図柄を登場させて予告演出を実行することにより、大当たりを引き当てる前の遊技において、遊技者に大当たりへの期待によるハラハラ、ドキドキ、ワクワクといった思いを抱かせ、興趣を高めることができる。そして、(1−4)の構成を採用したことにより、その様な予告演出を行うための予告キャラクタ図柄は、遊技全体を構成するストーリー性のある画像を邪魔しない程度に小さな画像であるから、ストーリーに対する思い入れの大きい遊技者の興趣をそぐということもない。しかも、その様な控えめな予告キャラクタ図柄であるにも拘わらず、(1−6)〜(1−8)の構成を採用したことにより、予告キャラクタ図柄の登場を遊技者に気付かせることができ、ストーリーに対する思い入れの大きい遊技者にも、予告による興趣の高まりを感じさせることができる。そして、この様な特有の作用効果を発揮するための構成は、(1−1),(1−2)の構成を採用することで、通常時は照明手段としてストーリー展開に対する演出効果を発揮しているランプを有効に活用することができている。また、(1−5)及び(1−8)の構成を採用したことにより、予告の信頼性に対する制御も可能になっている。
上記第2の目的を達成するためになされた本発明の遊技機は、さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする。
(2−1)前記主制御手段、表示制御手段、ランプ制御手段及び予告演出指令手段は、それぞれがCPUを備えた論理演算回路基板によって構成され、これらの論理演算回路基板は、前記主制御手段を構成する論理演算回路基板から前記予告演出指令手段を構成する論理演算回路基板へと指令が送信され、該予告演出指令手段を構成する論理演算回路基板から前記表示制御手段を構成する論理演算回路基板及び前記ランプ制御手段を構成する論理演算回路基板へと指令が送信される様に接続されていること。
(2−2)前記主制御手段から前記予告演出指令手段に対しては、前記抽選の結果として決定した変動パターンが指令される様に構成されていること。
(2−3)前記予告演出指令手段は、前記変動パターンの指令を受信したとき、当該変動パターンに対応する演出パターンを決定すると共に、前記図柄変動の予告演出についての諸条件を決定する演算処理を実行する様に構成されていること。
(2−4)前記予告演出指令手段は、前記演算処理によって決定した演出パターン及び図柄変動の予告演出に関する諸条件を、前記表示制御手段及び前記ランプ制御手段に対してそれぞれ送信する様に構成されていること。
この遊技機によれば、主制御手段から予告演出指令手段に対して変動パターンが指令されると、予告演出指令手段は、受信した変動パターンに対応する演出パターンを決定すると共に、図柄変動の予告演出(リーチの可能性、スーパーリーチへの発展可能性、大当たりの可能性等)についての諸条件を決定する演算処理を実行する。そして、この演算処理の結果を、予告演出指令手段が表示制御手段及びランプ制御手段に対してそれぞれ送信する。表示制御手段及びランプ制御手段は、この予告演出指令手段からの指令を受信したら、指令された演出パターンに対応する演出プログラムを読み出して、図柄変動表示やランプ点滅等の演出を実行すると共に、予告演出が指令されているときは、当該予告演出の指令に従って、予告演出プログラムを起動して予告演出を実行する。そして、この様に予告演出の指令を、予告演出指令手段として独立している論理演算回路基板のCPUでの演算処理によって実施するので、表示制御手段及びランプ制御手段としての論理演算回路基板の設計においては、予告演出を図柄変動演出の各演出パターンに組み込んでおく必要がない。従って、予告演出は演出パターンとは別個独立の演出プログラムとして構成することができ、いつも同じ様な予告演出ばかりにならない様にすることが可能となる。これにより、予告演出に意外性を与えることが可能となり、演出が単調になるのを防止することができる。そして、この様な演出の意外性を与えつつ、遊技機の開発期間を短縮することができるという特有の作用・効果が発揮される。
上記第3の目的を達成するためになされた本発明の遊技機は、さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする。
(3−1)前記予告演出指令手段は、前記大当たりラウンド演出に基づく画像を表示するときに前記表示装置に前記予告キャラクタ図柄を登場させて大当たりラウンド消化後の高確率状態への昇格の可能性を予告する昇格の予告演出を前記表示制御手段に実施させるための指令を行う手段として構成されていること。
(3−2)前記主制御手段は、前記特別入賞口への遊技球の入賞個数のカウント値に基づくラウンド移行指令を実行する機能を備えていること。
(3−3)前記予告演出指令手段は、前記主制御手段からの前記ラウンド移行指令を受信したときに、前記昇格予告演出についての諸条件を決定する演算処理を実行し、前記表示制御手段及び前記ランプ制御手段に対して送信する様に構成されていること。
上記構成をも備えた遊技機によれば、大当たりラウンド終了後に高確率状態に昇格するか否かを大当たりラウンド中に、大当たりラウンドで展開されるストーリーを邪魔することなく予告することができる。
上記第4の目的を達成するためになされた本発明の遊技機は、さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする。
(4−1)前記予告演出指令手段は、前記表示制御手段及び前記ランプ制御手段に対して予告演出を実行するタイミングを時間のパラメータによって指令する手段として構成されていること。
この(4−1)の構成を備えることにより、演出パターンに組み込まれていない画像による予告とランプによる予告とを同期させることができる。
上記第5の目的を達成するためになされた本発明の遊技機は、さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする。
(5−1)前記予告演出指令手段は、前記光予告演出については、前記変動予告演出を実行するときにだけ指令し、前記昇格予告演出を実行するときには指令しない様に構成されていること。
これは、時間のパラメータを用いることによる同期は、図柄変動中については、図柄変動自体が時間のパラメータによって制御されることから、ずれることはないが、大当たりラウンドは、特別入賞口への遊技球の入賞状況によって大当たりラウンドの画像の演出時間が長くなったり短くなったりするので、昇格の予告演出を実行する場合は、時間のパラメータでは同期をとれなくなる場合もあり得るからである。一方、大当たりラウンド中は、大当たりの前よりも、遊技者は画像による演出に集中し易く、また、図柄変動表示はなされないので、昇格の予告演出のための小さめの予告キャラクタ図柄を見逃し難い。よって、(5−1)の構成を採用しても予告演出を遊技者に十分にアピールすることができ、第1の目的に反しないのである。
上記第6の目的を達成するためになされた本発明の遊技機は、さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする。
(6−1)前記ストーリーは、ドラマ、映画、ゲーム又はタレントをモチーフにしたものであり、当該モチーフにはストーリー展開のキーとなるラッキーアイテムが存在していること。
(6−2)前記予告キャラクタ図柄は、前記ラッキーアイテムの図柄であること。
かかる構成を採用することにより、予告演出自体に幸運なイメージを抱かせることができ、しかも、ストーリーに思い入れを持った遊技者がストーリーに集中したとしても、当該ストーリーにおけるラッキーアイテム故に、その見落としをする恐れは小さい。よって、過去に人気を博したドラマ、映画、ゲーム、タレント等のモチーフを大切にしつつ最適な予告演出を実行することができることになる。
なお、本発明の遊技機は、さらに以下の構成をも備えたものとして構成することができる。
(7−1)前記ラッキーアイテムがベルであり、前記予告キャラクタ図柄がベルの図柄であり、前記予告キャラクタ成形体がベルの成形体であり、前記アクチュエータが前記予告キャラクタ成形体に揺動動作を実行させるソレノイドであること。
ベルは、幸運をイメージさせ、立体物であるベルが揺動することによってベルがなるイメージを遊技者に与え、予告演出への注目度を高めることができる。
本発明によれば、(1−1)〜(1−8)の構成を採用することにより、遊技機の採用したモチーフに基づくストーリー展開を崩すことがなく、しかも、予告がなされていることを遊技者にアピールすることができる。また、かかる効果を発揮する上で、通常時の照明による演出に用いていたランプの一つを有効活用することができる。また、(2−1)〜(2−4)の構成をも採用することにより、予告演出自体に意外性を確保し、予告演出が単調になり過ぎない様にすると共に、その様な予告演出をすることのできる遊技機の開発期間を短縮することができる。さらに、(3−1)〜(3−3)の構成をも採用することにより、大当たりラウンド終了後の高確率状態への昇格予告も実行でき、(4−1)の構成をも採用することで画像と光とによる予告演出を同期させて違和感なく実施でき、(5−1)の構成をも採用することで、昇格予告の様に時間での同期が困難になる恐れがある場合の予告演出のずれによる違和感の発生を防止でき、(6−1)及び(6−2)の構成をも採用することにより、小さな予告キャラクタ図柄であっても気付き易く、モチーフへの遊技者の思い入れを損なうことなく最適な予告演出を実行することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を説明する。実施形態は、図1に示す様なパチンコ機の遊技盤1を備えている。遊技盤1の前面中央には液晶ディスプレイ2が配置されている。この液晶ディスプレイ2のすぐ下には始動入賞口11が配置され、この始動入賞口11の直下にチューリップ式始動入賞口12も配置されている。始動入賞口11又はチューリップ式始動入賞口12に遊技球が入賞すると液晶ディスプレイ2に表示される図柄が変動を開始する。また、遊技盤1には、特別入賞口13、案内車14、アウト口15、普通図柄始動口16a、普通入賞口16b〜16e等の各種の部品が取り付けられている。また、遊技盤1には誘導レール17が取り付けられ遊技領域10が形成される。さらに、誘導レール17の外側を取り囲む様にコーナー飾り18が取り付けられている。なお、図示を省略したが、これ部品の間には障害釘が配置されている。
また、遊技盤1には、液晶ディスプレイ2の枠部を構成する大型装飾部品31がビスで固定されている。さらに、遊技盤1の左やや上方に配置されている普通図柄始動口16aを装飾する左上普通入賞口装飾部品32と、その下方に配置されている3個の普通入賞口16b〜16dを装飾する左下普通入賞口装飾部品33と、始動入賞口11及びチューリップ式始動入賞口12を装飾する始動入賞口装飾部品34と、特別入賞口13を装飾する特別入賞口装飾部品35と、右下に配置されている普通入賞口16eを装飾する右下普通入賞口装飾部品36が、それぞれビスで固定されている。
これらの装飾部品31〜36は、部分的に半透明とされており、当該半透明の部分の背後には照明演出用のLEDランプが備えられている。また、大型装飾部品31には、やはり照明演出用として、表面にレンズが露出した状態で多数のLEDランプ40,50が備えられている。ここで、LEDランプ40はいずれも小さな半球形のレンズを備えたものであるが、LEDランプ50は、透明なプラスチックをベルの形状に成形した成形体からなる大きなレンズを備えたものとなっている。以後、このLEDランプ50をベル型ランプ役物50といい、その他のLEDランプ40を小玉ランプ40という。
小玉ランプ40は、赤色,緑色,青色の単色発光型のLEDを、隣接するもの同士の色が重複しない様に、配置されたものである。一方、ベル型ランプ役物50は、図2(A)に示す様に、多色発光型のLED基板51を備えている。即ち、本実施形態では、ベル型ランプ役物50は、様々な色に発光させることができる構成となっている。また、ベル型ランプ役物50は、図2(B)に示す様に、上下に揺動することができる構成となっている。
このベル型ランプ役物50の揺動の仕組みは次の通りである。即ち、図3に示す様に、揺動用ソレノイド52が通電されると、プランジャーヘッド53が引かれ、ベル本体54に設けられたレバー55が軸56を中心に回転し、ベル本体54が上に動く。一方、揺動用ソレノイド52が通電されなくなると、バネ57の復元力により、ベル本体54は元の位置に戻る。このとき、ベル本体54に組み付けられたクラッパー58は、ベル本体54が上下する動きにより上下に揺れる。
このベル型ランプ役物50は、図2(B)に示す様に、揺動したときも液晶ディスプレイ2の表示を遮ることはない。しかし、ベル型ランプ役物50は、液晶ディスプレイ2を注視している遊技者の視界に十分に入る位置に配置されると共に、テニスボール程度の大きさを有する。従って、このベル型ランプ役物50の揺動動作は、遊技中の遊技者の注意を十分に惹くことができる。特に、ベル型ランプ役物50の発光色を変化させる制御と併せて揺動することで、遊技者の注意を強く惹くことが可能となっている。
なお、本実施形態の遊技機では、大型装飾部品31の上方部分に備えられた戦艦の形状の成形体も可動体となっている。この戦艦型可動体37は、液晶ディスプレイ2の中央付近まで下降する可動機構を備えている。
本実施形態の遊技機の遊技盤1の裏側には、制御装置として、図4に示す様に、遊技機全体を制御するメイン制御基板61、統括制御基板62、表示制御基板63及び音声ランプ制御基板64が備えられている。
メイン制御基板61は、メインCPU61a、メインROM61b及びメインRAM61cを備えた論理演算回路基板である。なお、メインCPU61aは8ビットCPUである。メインROM61bには、遊技機を制御するための制御プログラム、多数の変動パターンに対応する変動パターン指定コード及び各種の情報(大当り判定値、リーチ判定値等)が記憶されている。メインRAM61cには、遊技機の動作中に適宜書き換えられる各種の情報(大当り判定用乱数、リーチ判定用乱数、及び変動パターン振分乱数等の各種乱数の値等)が記憶(設定)されるようになっている。そして、メインCPU61aは、大当り判定用乱数等の各種乱数の値を所定の周期毎に順次更新し、更新後の値をメインRAM61cに設定し、更新前の値を書き換えている。
このメイン制御基板61は、遊技機全体を制御するための各種演算処理を実行し、この演算処理の結果に応じて各種の制御コマンドを演算処理するようになっている。そして、メイン制御基板61は、この制御コマンドを所定の制御信号として統括制御基板62に対して出力する。
また、メイン制御基板61は、始動入賞口11、チューリップ式始動入賞口12、特別入賞口13、普通図柄始動口16a、普通入賞口16b〜16eに対応する入賞検知センサ71,72,73,76a〜76eからの検出信号が入力されると共に、チューリップ式始動入賞口12のチューリップを開閉するソレノイド81、特別入賞口13を開閉するソレノイド82及び賞球払出装置83に対しても制御信号を出力する様にも構成されている。
統括制御基板62は、統括CPU62a、統括ROM62b及び統括RAM62cを備えた論理演算回路基板である。なお、統括CPU62aも8ビットCPUである。統括ROM62bには、表示制御基板63及び音声ランプ制御基板64を統括的に制御するための制御プログラム、演出パターン決定プログラム及び各種情報(演出パターン選択条件、予告演出選択条件等)が記憶管理されている。また、統括RAM62cには、遊技機の動作中に適宜書き換えられる各種の情報が記憶(設定)されるようになっている。
統括制御基板62は、メイン制御基板61が出力した制御コマンドに基づいて、表示制御基板63及び音声ランプ制御基板64を統括的に制御する。このため、統括制御基板62は、表示制御基板63及び音声ランプ制御基板64を統括的に制御するために各種演算処理を実行し、この演算処理の結果に応じて、遊技演出(表示演出、発光演出、音声演出、可動体動作演出)を行わせるための制御を指示する各種の制御コマンドを演算処理するようになっている。そして、統括制御基板62は、この演算処理の結果に基づいて、表示制御基板63及び音声ランプ制御基板64に対して、制御コマンドを所定の制御信号として出力するようになっている。なお、メイン制御基板61は、遊技機全体を制御する主制御手段として機能し、統括制御基板62は、メイン制御基板61が出力した制御信号に基づいて、画像,音声,照明及び可動体の動作による各種の演出を実行させるため、サブ制御手段である表示制御基板63及び音声ランプ制御基板64を統括的に制御する手段として構成されている。
表示制御基板63は、表示CPU63a、表示ROM63b及び表示RAM63cを備えた論理演算回路基板である。なお、表示CPU63aは16ビットCPUである。表示ROM63bには、統括制御基板63からの制御指令に基づいて、液晶ディスプレイ2による表示演出を実行するための演出パターン決定プログラム及び各種情報(演出パターン選択条件等)が記憶管理されている。このため、表示制御基板63は、液晶ディスプレイ2に対して表示演出を実行するための制御信号を出力する構成となっている。なお、表示RAM63cには、この表示演出を実行するために適宜書き換えられる各種の情報が記憶(設定)されるようになっている。
音声ランプ制御基板64は、音声ランプCPU64a、音声ランプROM64b及び音声ランプRAM64cを備えた論理演算回路基板である。なお、音声ランプCPU64aは8ビットCPUである。音声ランプ制御基板64は、発光演出、音声演出及び可動体動作演出を行うためのものである。このため、音声ランプ制御基板64は、小玉ランプ40、ベル型ランプ役物50、揺動用ソレノイド52、戦艦型可動体37を動作させるためのモータ84、その他のランプ85及びスピーカ86へと制御信号を出力する構成となっている。また、音声ランプROM64bには、統括制御基板63からの制御指令に基づいて、発光演出、音声演出及び可動体動作演出を実行するための演出パターン決定プログラム及び各種情報(演出パターン選択条件等)が記憶管理されている。また、音声ランプRAM64cには、この発光演出等を実行するために適宜書き換えられる各種の情報が記憶(設定)されるようになっている。
また、メインCPU61aは、各種乱数を用いて、大当たり判定、リーチ判定、停止図柄の決定及び変動パターンの決定などの各種処理を実行する。メインCPU61aは、始動入賞口11,12の入賞検知センサ71,72から入賞検知信号を受信する毎に大当り判定用乱数の値及び大当り図柄用乱数の値を決定し、メインRAM61cの所定の格納領域に格納(記憶)する。そして、図柄組み合わせゲームの開始直前に、メインRAM61cに格納されている大当り判定用乱数の値とメインROM61bに記憶されている大当り判定値とを比較することにより、大当たり判定が行われる。
この大当り判定の結果が肯定(大当り判定用乱数の値と大当り判定値が一致)の場合、メインCPU61aは、「大当り」と決定する。そして、メインCPU61aは、メインRAM61cに格納されている大当り図柄用乱数の値から、大当たり図柄の決定を行う。ここで、大当たり図柄には、通常図柄(例えば偶数の数字図柄)と特定図柄(例えば奇数の数字図柄)とがある。大当たり図柄が通常図柄となった場合は大当たりラウンド消化後に時短モードとなる。一方、大当たり図柄が特定図柄の場合は大当たりラウンド消化後に大当たり確率の高い高確率モードとなる。また、メインCPU61aは変動パターン振分乱数の値を決定し、大当り演出用の変動パターンを決定する。
ここで、本実施形態では、図5に示す様に、「P1:通常変動はずれ」、「P2:ノーマルリーチはずれ」、「P3:ノーマルリーチ当たり」、「P4:スーパーリーチはずれ」、「P5:スーパーリーチ当たり」といった変動パターンが設定されている。メインCPU61aは、大当たり抽選の結果に基づいて、これらの変動パターンの中の一つを選択し、統括制御基板62へと指令する様になっている。なお、以下の説明では、このP1〜P5の変動パターンを大分類と呼ぶ。
従って、メインCPU61aでは、大当たり抽選の結果が「大当たり」であるときは、変動パターンは、「P3:ノーマルリーチ当たり」又は「P5:スーパーリーチ当たり」のいずれかに決定されることになる。
一方、大当たり判定の結果が「はずれ」であった場合は、リーチ判定用乱数の値が決定され、変動パターンとして「はずれ」又は「リーチはずれ」のいずれかに決定する。即ち、メインCPU61aは、前述の「大当たり」の他に、「リーチはずれ」及び「はずれ」の変動パターンを決定し得るのである。
この「リーチはずれ」の場合も、メインCPU61aは、変動パターン振分乱数を用いて、「P2:ノーマルリーチはずれ」又は「P4:スーパーリーチはずれ」のいずれかに変動パターンを決定する。
また、リーチ判定においても「はずれ」となった場合は、「P1:通常変動はずれ」の変動パターンが選択されることになる。
こうして、メインCPU61aが「リーチはずれ」又は「はずれ」の変動パターンを決定した場合も、はずれ図柄用乱数に基づいて、はずれ図柄の決定がなされる。
以上の様な判定処理によって決定した変動パターン及び停止図柄が、メインCPU61aから統括CPU62aに対して指令される。
統括CPU62aは、メインCPU61aからの指令を受信すると、演出パターン決定プログラムを実行し、指令された変動パターンに基づいて、演出パターンを決定する。例えば、メインCPU61aから指令された変動パターンが「P5:スーパーリーチ当たり」で停止図柄が「特定図柄」の場合、統括CPU62aは、「P5−1:スーパーリーチ確変当たり」、「P5−2:スーパー当たり・再抽選昇格」、「P5−3:スーパー当たり・ラウンド昇格」の3パターンの中から1つの演出パターンを決定する。ここで、「P5−2:スーパー・再抽選昇格」とは、スーパーリーチから通常図柄で大当たりした後の再抽選演出で特定図柄に昇格する演出パターンを意味し、「P5−3:スーパー・ラウンド昇格」とは、スーパーリーチから通常図柄で大当たりし、再抽選演出なしで大当たりラウンド中に特定図柄に昇格する演出パターンを意味する。
メインCPU61aから指令された変動パターンが「P5:スーパーリーチ当たり」で停止図柄が「通常図柄」の場合は、統括CPU62aは、「P5−4:スーパー当たり・非昇格」に演出パターンを決定する。この「P5−4:スーパー当たり・非昇格」とは、スーパーリーチから通常図柄で大当たりし、再抽選演出で昇格せず、大当たりラウンド中にも昇格しない演出パターンを意味する。
また、メインCPU61aから指令された変動パターンが「P3:ノーマルリーチ当たり」で停止図柄が「特定図柄」の場合、統括CPU62aは、「P3−1:ノーマルリーチ確変当たり」、「P3−2:ノーマル当たり・再抽選昇格」、「P3−3:ノーマル当たり・ラウンド昇格」の3パターンの中から1つの演出パターンを決定する。
さらに、メインCPU61aから指令された変動パターンが「P3:ノーマルリーチ当たり」で停止図柄が「通常図柄」の場合は、統括CPU62aは、「P3−4:ノーマル当たり・非昇格」に演出パターンを決定する。
一方、統括CPU62aは、メインCPU61aから指令された変動パターンが「P4:スーパーリーチはずれ」の場合は「P4−1:スーパーリーチはずれ」に、変動パターンが「P2:ノーマルリーチはずれ」の場合は「P2−1:ノーマルリーチはずれ」に、変動パターンが「P1:通常変動はずれ」の場合は「P1−1:通常変動はずれ」に、それぞれの場合の演出パターンを決定する。
また、統括CPU62aは、前述の変動パターンに応じて、大当たり予告のための予告演出パターンを決定する。この場合、予告演出パターンには、「大当たり予告Y」、「大当たり予告G」、「大当たり予告R」、「大当たり予告P」、「大当たり予告W」の5パターンがある。
ここで、「大当たり予告Y」等は、以下の様な演出を実施するものとして設定されている。
(1)「大当たり予告Y」
液晶ディスプレイ2に小さなベルの形の黄色の予告キャラクタ図柄91yを出現させ、ベル型ランプ役物50を黄色に発光すると共に揺動させる(図6(A)参照)。
(2)「大当たり予告G」
液晶ディスプレイ2に小さなベルの形の緑色の予告キャラクタ図柄91gを出現させ、ベル型ランプ役物50を緑色に発光すると共に揺動させる(図6(B)参照)。
(3)「大当たり予告R」
液晶ディスプレイ2に小さなベルの形の赤色の予告キャラクタ図柄91rを出現させ、ベル型ランプ役物50を赤色に発光すると共に揺動させる(図6(C)参照)。
(4)「大当たり予告P」
液晶ディスプレイ2に小さなベルの形の紫色の予告キャラクタ図柄91pを出現させ、ベル型ランプ役物50を紫色に発光すると共に揺動させる(図6(D))。
(5)「大当たり予告W」
液晶ディスプレイ2に小さなベルの形の白色の予告キャラクタ図柄91wを出現させ、ベル型ランプ役物50を白色に発光すると共に揺動させる(図6(E))。
また、変動パターンと予告演出パターンの選択肢との関係は、以下の様に設定されている。
*** 選択条件(1)「P1:通常変動はずれ」 ***
選 択 肢 :予告なし、大当たり予告Yの2種。
*** 選択条件(2)「P2:ノーマルリーチはずれ」 ***
選 択 肢 :予告なし、大当たり予告Y、大当たり予告G、大当たり予告Rの4種。
*** 選択条件(3)「P4:スーパーリーチはずれ」 ***
選 択 肢 :予告なし、大当たり予告Y、大当たり予告G、大当たり予告R、大当たり予告Pの4種。
*** 選択条件(4)「P3:ノーマルリーチ当たり」 ***
選 択 肢 :予告なし、大当たり予告Y、大当たり予告G、大当たり予告R、大当たり予告Wの5種。
*** 選択条件(5)「5:スーパーリーチ当たり」***
選 択 肢 :予告なし、大当たり予告Y、大当たり予告G、大当たり予告R、大当たり予告P、大当たり予告Wの6種。
ここで、予告演出パターンの振り分け確率は、「予告なし>大当たり予告Y>大当たり予告G>大当たり予告R>大当たり予告P>大当たり予告W」となっており、「予告なし」が最も多く、「大当たり予告W」が最も少なくなる様に設定されている。一方、大当たりの信頼度は、「大当たり予告W>大当たり予告P>大当たり予告R>大当たり予告G>大当たり予告Y>予告なし」と、振り分け確率の低い予告ほど、大当たり予告の信頼度が高く設定されている。
そして、選択条件(4)、(5)の大当たりの変動パターンだけが大当たり予告Wを選択肢に含んでいることから分かる様に、本実施形態では、「大当たり予告W」が「大当たり確定」を意味する予告演出パターンとして設定されている。この結果、選択条件(1)〜(3)のはずれの変動パターンでは「大当たり予告W」は選択肢となっていないのである。
一方、選択条件(3)、(5)のスーパーリーチへの発展がある変動パターンでは、大当たり予告Pを選択肢に含んでいるのは、本実施形態では、「大当たり予告P」が「スーパーリーチ確定」を意味する予告演出パターンとして設定しているからである。この結果、選択条件(1)、(2)、(4)のスーパーリーチに発展しない変動パターンでは「大当たり予告P」は選択肢となっていないのである。
また、統括CPU62aが決定した演出パターンが「P5−3:スーパー当たり・ラウンド昇格」、「P5−4:スーパー当たり・非昇格」、「P3−3:ノーマル当たり・ラウンド昇格」、「P3−4:ノーマル当たり・非昇格」のいずれかであるときは、大当たりラウンド中の昇格予告演出のための予告演出パターンを決定する。この場合の予告演出パターンには「昇格予告1」、「昇格予告2」、「昇格予告3」、「昇格予告4」、「昇格予告5」の5パターンがある。
ここで、「昇格予告1」等は、以下の様な演出を実施するものとして設定されている。
*** 選択条件[1]「昇格予告1」 ***
大当たりラウンド中に、液晶ディスプレイ2に小さなベルの形の黄色の予告キャラクタ図柄91yを出現させ、この出現時にベル型ランプ役物50を黄色に発光すると共に揺動させる(図7(A)参照)。
*** 選択条件[2]「昇格予告2」 ***
大当たりラウンド中に、液晶ディスプレイ2に小さなベルの形の黄色の予告キャラクタ図柄91y、緑色の予告キャラクタ図柄91gを順次出現させ、それぞれの出現時に、ベル型ランプ役物50を予告キャラクタ図柄91y,91gと同色に発光すると共に揺動させる(図7(B)参照)。
*** 選択条件[3]「昇格予告3」 ***
大当たりラウンド中に、液晶ディスプレイ2に小さなベルの形の黄色の予告キャラクタ図柄91y、緑色の予告キャラクタ図柄91g、赤色の予告キャラクタ図柄91rを順次出現させ、それぞれの出現時に、ベル型ランプ役物50を予告キャラクタ図柄91y,91g,91rと同色に発光すると共に揺動させる(図7(C)参照)。
*** 選択条件[4]「昇格予告4」 ***
大当たりラウンド中に、液晶ディスプレイ2に小さなベルの形の黄色の予告キャラクタ図柄91y、緑色の予告キャラクタ図柄91g、赤色の予告キャラクタ図柄91r、紫色の予告キャラクタ図柄91pを順次出現させ、それぞれの出現時に、ベル型ランプ役物50を予告キャラクタ図柄91y,91g,91r,91pと同色に発光すると共に揺動させる(図7(D)参照)。
*** 選択条件[5]「昇格予告5」 ***
大当たりラウンド中に、液晶ディスプレイ2に小さなベルの形の黄色の予告キャラクタ図柄91y、緑色の予告キャラクタ図柄91g、赤色の予告キャラクタ図柄91r、紫色の予告キャラクタ図柄91p、白色の予告キャラクタ図柄91wを順次出現させ、それぞれの出現時に、ベル型ランプ役物50を予告キャラクタ図柄91y,91g,91r,91p,91wと同色に発光すると共に揺動させる(図7(E)参照)。
そして、本実施形態では、演出パターンが「P5−3:スーパー当たり・ラウンド昇格」又は「P3−3:ノーマル当たり・ラウンド昇格」に対しては、「昇格予告なし」及び「昇格予告1」〜「昇格予告5」を大当たりラウンド中の予告演出パターンとして決定し得るものとしている。これに対し、演出パターンが「P5−4:スーパー当たり・非昇格」又は「P3−4:ノーマル当たり・非昇格」のときは、「昇格予告なし」及び「昇格予告1」〜「昇格予告4」の5パターンの中で決定され、「昇格予告5」は選ぶことができないこととなっている。即ち、「昇格予告5」は昇格確定を意味する予告として設定されているのである。なお、「P5−3:スーパー当たり・ラウンド昇格」又は「P3−3:ノーマル当たり・ラウンド昇格」で「昇格予告なし」及び「昇格予告1」〜「昇格予告4」を選択し得る設定としたのは、例えば、昇格予告がなくてあきらめていたのに突然昇格するという意外性も発揮し得るものとすることによる興趣の向上を図ったためである。
本実施形態の遊技機は、その図柄組み合わせゲームの背景画面として液晶ディスプレ
イ2には、過去に人気を博したことのあるシューティングゲームのコンテンツを利用している。上述のベルの図柄は、当該シューティングゲームにおいて、幸運を呼ぶものとして登場したラッキーアイテムである。従って、ベル型の予告キャラクタ図柄91y等とベル型ランプ役物50を用いる予告演出には、モチーフとなったシューティングゲームに思い入れの強い遊技者にとっては、まさに、幸運を呼ぶものとのイメージが強いものである。なお、予告キャラクタ図柄91y等は、図6,図7に示す様に、液晶ディスプレイ2の全面積に対して非常に小さな面積しか占めない様な小さな画像によって構成されている。
従って、予告キャラクタ図柄91y等が画面に登場したときに、画面に展開されているかつてのシューティングゲームをモチーフとした表示演出が見難くなったりすることがない。特に、シューティングゲームでは、シューティング対象ではないベルが大きな画像だと、シューティングイメージの映像の邪魔になる。従って、本実施形態で、ベルの予告キャラクタ図柄91y等を小さな画像で構成したことは、モチーフとの関係において最適なものであるといえる。
一方、予告キャラクタ図柄91y等が小さいために、遊技に熱中している遊技者が見落とす可能性がある。しかしながら、上述の様に、予告演出パターンでは、予告キャラクタ図柄91y等の画面への登場に合わせて、テニスボール大の大きなベル型ランプ役物50を同じ色に発光した状態で揺動させることにより、遊技者に予告キャラクタ図柄の出現への注意を喚起することができている。この結果、ゲーム全体としてのストーリー性を邪魔することなく登場する小さな予告キャラクタ図柄に対して、遊技者の注意を十分に惹き付け、予告による興趣の向上効果を無駄にすることのないものとなっている。
次に、上述した様な演出を実行するための演出制御処理の内容を説明する。
まず、メインCPU61aの実行する演算処理の内容を図8,図9のフローチャートに従って説明する。メインCPU61aは、各種入賞検知センサ71,72,73,76a〜76eからの検知信号の入力を待つ(S10)。ここで、始動入賞口11への入賞信号を受信すると(S10:始動1)、まず、賞球払出装置83に対して賞球3個の払出を指令し(S20)、続いて、保留球記憶値が4になっているか否かを判定する(S30)。保留球記憶値<4のときは(S30:NO)、大当たり判定用乱数の値と図柄判定用乱数の値とを決定してメインRAM61cに記憶すると共に(S40)、保留球記憶値をインクリメントする(S50)。そして、図柄組み合わせゲームの開始直前になると(S60:YES)、保留球記憶値をデクリメントすると共に(S70)、メインRAM61cに格納されている大当り判定用乱数の値とメインROM61bに記憶されている大当り判定値とを読み出し(S80)、これらの値同士の一致/不一致による大当たり判定を行う(S90)。
また、チューリップ式始動入賞口12への入賞信号を受信すると(S10:始動2)、まず、賞球払出装置83に対して賞球4個の払出を指令し(S25)、続いて、保留球記憶値が4になっているか否かを判定する(S35)。保留球記憶値<4のときは(S35:NO)、大当たり判定用乱数の値と図柄判定用乱数の値とを決定してメインRAM61cに記憶すると共に(S45)、保留球記憶値をインクリメントする(S55)。そして、図柄組み合わせゲームの開始直前になると(S65:YES)、保留球記憶値をデクリメントすると共に(S75)、メインRAM61cに格納されている大当り判定用乱数の値とメインROM61bに記憶されている大当り判定値とを読み出し(S85)、これらの値同士の一致/不一致による大当たり判定を行う(S95)。
なお、S30,S35において保留球記憶値=4と判定されたときは(S30,S35:YES)、S40,S45以下の処理をパスしてS10へ戻る。
この大当たり判定の結果が「大当たり」となった場合は(S90,S95:YES)、メインRAM61cに格納されている図柄判定用乱数の値とメインROM61bに記憶されている図柄判定値とを読み出し(S100)、大当たりの停止図柄の決定を行う(S110)。そして、大当たり変動パターン決定用の乱数の値を決定し(S120)、変動パターンを「P3:ノーマルリーチ当たり」又は「P5:スーパーリーチ当たり」のいずれかに決定する(S130)。
こうして、大当たりの変動パターン及び停止図柄が決定したら、メインCPU61aは、統括CPU62aに対して、これら決定事項を制御指令として出力する(S140)。そして、大当たりラウンド制御へと移行する(S150)。
一方、大当たり判定の結果が「はずれ」となった場合は(S90,S95:NO)、メインRAM61cに格納されている図柄判定用乱数の値とメインROM61bに記憶されている図柄判定値とを読み出し(S200)、はずれの停止図柄の決定を行う(S210)。そして、リーチ判定用の乱数の値を決定し(S220)、リーチ判定値と比較してリーチの有り/無しを判定する(S230)。
この判定でリーチ有りと判定されたときは(S230:YES)、はずれリーチ変動パターン決定用の乱数の値を決定し(S240)、変動パターンを「P2:ノーマルリーチはずれ」又は「P4:スーパーリーチはずれ」のいずれかに決定する(S250)。
一方、S230の判定でリーチ無しと判定されたときは(S230:NO)、変動パターンを「P1:通常変動はずれ」に決定する(S260)。
こうして、はずれの変動パターン及び停止図柄が決定したら、メインCPU61aは、統括CPU62aに対して、これら決定事項を制御指令として出力する(S270)。
また、S10で入力された検知信号が普通入賞口16b〜16eへの入賞信号であるときは(S10:普通入賞口)、賞球払出装置83に対して賞球10個の払出を指令する(S310)。なお、普通図柄始動口16aは賞球の払出は実施せず、普通図柄の抽選の契機を与えるためのゲートである。また、普通図柄の抽選結果は、チューリップ式始動入賞口12の開閉制御等に関する抽選を実施するのに利用される。
次に、メインCPU61aの実行する大当たりラウンド制御について図10,図11のフローチャートで説明する。大当たりラウンド制御は、統括CPU62aに対して大当たりの変動パターン及び停止図柄を指令した後、所定時間が経過すると、大当たりラウンドカウンタを1に設定すると共に(S400)、大当たりラウンド開始指令を統括CPU62aに対して出力する(S410)。また、特別入賞口13のソレノイド82へと開放信号を出力する(S420)。そして、開放時間の計測を開始すると共に(S430)、特別入賞口13の入賞検知センサ73からの入力信号が受信されたか否かを判定する(S440)。
ここで、特別入賞口13への入賞信号を受信すると(S440:YES)、まず、賞球払出装置83に対して賞球15個の払出を指令し(S450)、入賞数カウンタをインクリメントする(S460)。そして、入賞数カウンタが所定値(本実施形態では「9」)以上になったか否かを判定し(S470)、肯定の場合は(S470:YES)、特別入賞口13のソレノイド82へと閉鎖信号を出力する(S500)。一方、入賞数カウンタが9になっていなくても、開放時間が所定時間(本実施形態では「30秒」)に達した場合も(S480:YES)、特別入賞口13のソレノイド82へと閉鎖信号を出力する(S500)。その後、入賞数カウンタをリセットする(S510)。
そして、大当たりラウンドカウンタが15になっているか否かを判定し(S520)、未だ15ではないときは(S520:NO)、大当たりラウンドカウンタをインクリメントすると共に(S530)、統括CPU62aに対してラウンド移行信号を出力してから(S540)、S410へ戻る。一方、大当たりラウンドカウンタが15になっているときは(S520:YES)、統括CPU62aに対して大当たりラウンド終了信号を出力してから(S550)、本処理を終了する。
なお、メインCPU61aは、上述した演算処理の他に、高確モードでのチューリップ式始動入賞口13の開閉制御、時短モードでのチューリップ式始動入賞口13の開閉制御、及びそれ以外の状態でのチューリップ式始動入賞口13の開閉制御についても、別途演算処理を実行している。
次に、統括CPU62aが実行する大当たり予告演出制御処理の内容を図12のフローチャートに基づいて説明する。この処理は、メインCPU61aから変動パターン及び停止図柄が指令される毎に実行される。従って、まず、受信した変動パターンコマンド及び停止図柄を統括RAM62cに格納する(S610)。続いて、演出の大分類である変動パターンコマンド及び停止図柄に対応する中分類演出パターンの中から演出パターンを決定する(S620)。
このS620の処理では、既に説明した様に、変動パターン及び停止図柄に応じて、演出パターンが、以下の中分類演出パターンの内のいずれかに決定される。
「P1−1:通常変動はずれ」
「P2−1:ノーマルリーチはずれ」
「P3−1:ノーマルリーチ確変大当たり」
「P3−2:ノーマル当たり・再抽選昇格」
「P3−3:ノーマル当たり・ラウンド昇格」
「P3−4:ノーマル当たり・非昇格」
「P4−1:スーパーリーチはずれ」
「P5−1:スーパーリーチ確変大当たり」
「P5−2:スーパー当たり・再抽選昇格」
「P5−3:スーパー当たり・ラウンド昇格」
「P5−4:スーパー当たり・非昇格」
次に、演出の大分類である変動パターンコマンド及び停止図柄に対応する中分類演出パターンの中から演出パターンを決定する(S630)。
この大当たり予告演出パターン決定処理では、図13に示す様に、変動パターンが「P1:通常変動はずれ」の場合は(S630a)、選択条件(1)を採用し、「選択肢:予告なし、大当たり予告Yの2種」の中から大当たり予告演出パターンを抽選する(S630b)。なお、先に説明した通り、振り分け確率は「予告なし」が最も高いので、「予告なし」が選択されることが最も多い結果となる。
また、変動パターンが「P2:ノーマルリーチはずれ」の場合は(S630c)、選択条件(2)を採用し、「選択肢:予告なし、大当たり予告Y、大当たり予告G、大当たり予告Rの4種」の中から大当たり予告演出パターンを抽選する(S630d)。
また、変動パターンが「P3:ノーマルリーチ当たり」の場合は(S630e)、選択条件(3)を採用し、「選択肢:予告なし、大当たり予告Y、大当たり予告G、大当たり予告R、大当たり予告Wの5種」の中から大当たり予告演出パターンを抽選する(S630f)。
また、変動パターンが「P4:スーパーリーチはずれ」の場合は(S630g)、選択条件(4)を採用し、「選択肢 :予告なし、大当たり予告Y、大当たり予告G、大当たり予告R、大当たり予告Pの5種」の中から大当たり予告演出パターンを抽選する(S630h)。
また、変動パターンが「5:スーパーリーチ当たり」の場合は(S630i)、選択条件(5)を採用し、「選択肢 :予告なし、大当たり予告Y、大当たり予告G、大当たり予告R、大当たり予告P、大当たり予告Wの6種」の中から大当たり予告演出パターンを抽選する(S630j)。
こうして大当たり予告演出パターンが抽選できたら、この抽選結果を統括RAM62cに一時退避する(S640)。そして、中分類演出パターンに対応する図柄変動演出の変動開始から図柄停止までの変動時間(変動パターンと共にメインCPU61aから指令されている。)を再設定すると共に(S650)、大当たり予告演出を実行する予告時期をタイマに設定する(S660)。
ここで、「P4−1:スーパーリーチはずれ」、「P5−1:スーパーリーチ確変大当たり」、「P5−2:スーパー当たり・再抽選昇格」、「P5−3:スーパー当たり・ラウンド昇格」、「P5−4:スーパー当たり・非昇格」の演出パターンにおいては、予告時期はスーパーリーチへの発展分岐演出が行われる時期が予告時期として大当たり予告タイマに設定される。
一方、「P1−1:通常変動はずれ」、「P2−1:ノーマルリーチはずれ」、「P3−1:ノーマルリーチ確変大当たり」、「P3−2:ノーマル当たり・再抽選昇格」、「P3−3:ノーマル当たり・ラウンド昇格」、「P3−4:ノーマル当たり・非昇格」の演出パターンにおいては、変動開始後一定時間経過した時期が予告時期として大当たり予告タイマに設定される。
続いて、S640で決定した中分類演出パターンを、表示CPU63a及び音声ランプCPU64aへとそれぞれ出力する(S670)。そして、大当たり予告タイマの減算を開始し(S680)、タイマ=0になったら(S690:YES)、RAM62cに退避しておいた大当たり予告演出パターンの抽選結果を復帰させる(S700)。
そして、大当たり予告演出パターンが「予告なし」か否かを判定する(S710)。「予告なし」の場合は(S710:YES)、音声ランプCPU64aに対して、ベル型ランプ役物50を停止させた状態で予め定められている色に発光させるための制御データを出力する(S720)。
一方、S710の判定が「NO」となった場合は、S620の抽選処理で決定した大当たり予告演出パターンに従った制御信号を表示CPU63a及び音声ランプCPU64aへと出力する(S730)。
これにより、表示CPU63aは、制御信号に対応する色に着色した予告キャラクタ図柄を液晶ディスプレイ2の中に登場させ、音声ランプCPU64aは、制御信号に対応する色に発光させるための制御信号を多色発光型のLED基板51に出力すると共に揺動用ソレノイド52に対してON/OFF信号を出力し、ベル型ランプ役物50を予告キャラクタ図柄と同じ色に発光した状態で揺動させる。この統括CPU62aからの指令を受けて実施される大当たり予告演出においては、表示演出における予告キャラクタ図柄の揺動タイミングとベル型ランプ役物50の揺動タイミングが同期され、かつ、予告キャラクタ図柄の色とベル型ランプ役物50の発光色とが一致するのである。
この様に、統括CPU62aがタイミングを制御して表示CPU63a及び音声ランプCPU64aへと大当たり予告のための制御信号を出力するので、液晶ディスプレイ2に予告キャラクタ図柄が登場するタイミングとベル型ランプ役物50が揺動するタイミングは同期したものとなり、しかも、予告キャラクタ図柄の色と、ベル型ランプ役物50の発光色が同一になることから、遊技者に、小さな予告キャラクタ図柄による大当たり予告演出を見逃させない。
次に、統括CPU62aが実行する昇格予告演出制御処理の内容を図14〜図18のフローチャートに基づいて説明する。この処理は、中分類演出パターンとして、「P3−3:ノーマル当たり・ラウンド昇格」、「P3−4:ノーマル当たり・ラウンド非昇格」、「P5−3:スーパー当たり・ラウンド昇格」又は「P5−4:スーパー当たり・非昇格」が選択されたときにだけ実行される。
そして、メインCPU61aから大当たりラウンド開始信号が入力されると実行され、まず、大当たりとなった際の変動開始時に受信した停止図柄を統括RAM62cから読み出す(S810)。そして、停止図柄が「特定図柄」か否かを判定する(S820)。「特定図柄」である場合は(S820:YES)、昇格予告演出パターンとして「昇格予告5」を抽選結果とする(S830)。一方、停止図柄が「通常図柄」の場合は(S820:NO)、昇格予告演出パターンとして、「昇格予告1」〜「昇格予告4」の4パターンの中で抽選が実行される(S840)。
こうして昇格予告演出パターンが抽選できたら、この抽選結果を統括RAM62cに一時退避する(S850)。続いて、ラウンドカウンタを1にセットすると共に(S860)、メインCPU61aからのラウンド移行信号の入力を待つ(S870)。そして、ラウンド移行信号が入力されたら、ラウンドカウンタをインクリメントすると共に(S880)、昇格予告開始ラウンドに到ったか否かを判定する(S890)。
例えば、昇格予告開始ラウンドを15ラウンド中の7ラウンド目と定めてあるならば、ラウンドカウンタ=7でS890は「YES」となる。すると、統括CPU62aは、S850で退避しておいた昇格予告演出パターンを復帰させ(S900)、昇格予告1ならば1回、昇格予告2ならば2回、・・・、昇格予告ならば5回と、昇格予告回数を予告回数カウンタに対して設定する(S910)。
次に、昇格予告時期を昇格予告タイマに設定する(S920)。この昇格予告時期としては、例えば、6秒といった具合に予め定められた時間が設定される。そして、昇格予告タイマの減算を開始し(S930)、タイマ=0になったら(S940:YES)、1回目の昇格予告演出を実行すべき旨の指令を表示CPU63a及び音声ランプCPU64aに対して出力すると共に(S950)、予告回数カウンタをデクリメントする(S960)。
次に、予告回数カウンタ=0になったか否かを判定する(S1010)。予告回数カウンタ=0ではないときは(S1010:NO)、メインCPU61aからラウンド移行信号が入力されたか否かを判定する(S1020)。そして、ラウンド移行信号が入力された場合は(S1020:YES)、S920と同様に、昇格予告時期を昇格予告タイマに設定し(S1030)、昇格予告タイマの減算を開始し(S1040)、タイマ=0になったら(S1050:YES)、2回目の昇格予告演出を実行すべき旨の指令を表示CPU63a及び音声ランプCPU64aに対して出力すると共に(S1060)、予告回数カウンタをデクリメントする(S1070)。
以下、予告回数カウンタ=0になるまで、同様の処理を繰り返す(S1110〜S1170,S1210〜S1270,S1310〜S1370)。
1回目の制御信号を受信したら、表示CPU63aは黄色に着色した予告キャラクタ図柄を液晶ディスプレイ2の中に登場させ、音声ランプCPU64aは黄色に発光させるための制御信号を多色発光型のLED基板51に出力すると共に揺動用ソレノイド52に対してON/OFF信号を出力する。
2回目の制御信号を受信したら、表示CPU63aは緑色に着色した予告キャラクタ図柄を液晶ディスプレイ2の中に登場させ、音声ランプCPU64aは緑色に発光させるための制御信号を多色発光型のLED基板51に出力すると共に揺動用ソレノイド52に対してON/OFF信号を出力する。
以下、3回目の制御信号を受信したときは赤色、4回目の制御信号を受信したときは紫色、5回目の制御信号を受信したときは白色になる様に、表示CPU63aは着色した予告キャラクタ図柄を液晶ディスプレイ2の中に登場させ、音声ランプCPU64aは制御信号を多色発光型のLED基板51に出力すると共に揺動用ソレノイド52に対してON/OFF信号を出力する処理を繰り返し実行する。
これにより、液晶ディスプレイ2には、昇格予告のための予告キャラクタ図柄として、予告回数に応じて着色されたベルの図柄が登場し、これと同じ色に発光したベル型ランプ役物50が揺動することで、遊技者の注意を惹きながら昇格予告が行われる。なお、昇格予告は、黄色、緑色、赤色、紫色、白色の5個のベルを集めたときに高確モードへの昇格を宣言するものとなっている。
この様に、統括CPU62aがタイミングを制御して表示CPU63a及び音声ランプCPU64aへと昇格予告のための制御信号を出力するので、液晶ディスプレイ2に予告キャラクタ図柄が登場するタイミングとベル型ランプ役物50が揺動するタイミングは同期したものとなり、しかも、予告キャラクタ図柄の色と、ベル型ランプ役物50の発光色が同一になることから、遊技者に、小さな予告キャラクタ図柄による昇格予告演出を見逃させない。
以上説明した本発明の第1実施形態によれば、予告キャラクタ図柄を登場させて予告演出を実行することにより、大当たりを引き当てる前の遊技において、遊技者に大当たりへの期待によるハラハラ、ドキドキ、ワクワクといった思いを抱かせ、興趣を高めることができる。そして、その様な予告演出を行うための予告キャラクタ図柄は、遊技全体を構成するストーリー性のある画像を邪魔しない程度に小さな画像であるから、ストーリーに対する思い入れの大きい遊技者の興趣をそぐということもない。しかも、その様な控えめな予告キャラクタ図柄であるにも拘わらず、ベル型ランプの発光色と揺動とによって予告キャラクタ図柄の登場を遊技者に気付かせることができ、ストーリーに対する思い入れの大きい遊技者にも、予告による興趣の高まりを感じさせることができる。
また、メインCPU61aから変動パターン及び停止図柄が指令されたのを受けて、予告演出指令手段としての統括CPU62aが予告演出のパターンを抽選し、表示CPU63a及び音声ランプCPU64aに対して、タイマによる時間管理に基づいて指令を送信する構成としたので、以下の様な効果が発揮される。
例えば、本実施形態では、「P5:スーパーリーチ当たり」の変動パターンについて、本実施形態では、「P5−1:スーパーリーチ確変当たり」、「P5−2:スーパー当たり・再抽選昇格」、「P5−3:スーパー当たり・ラウンド昇格」、「P5−4:スーパー当たり・非昇格」の4パターンと、(1)「大当たり予告Y」〜(5)「大当たり予告W」及び「予告なし」の6パターンとの組み合わせが可能であるから、24通りの演出がなされ得る。しかしながら、本実施形態では、表示制御基板63の設計上は、上記24通りの演出を実行するための24パターンを作成しなくてもよく、10パターンで足りる。しかも、(1)「大当たり予告Y」〜(5)「大当たり予告W」の5パターンは、もともと画像情報等は少なく、「予告なし」に到っては画像情報等は実質ゼロであるから、記憶容量自体も小さくて済む。この様に、様々な予告を交えた演出が可能であるにも拘わらず、予告なしのパターンに予告演出を重ねるだけなので、設計期間を短縮できる上に、表示制御基板63の記憶容量を増大させなくても足りるという効果が発揮されるのである。
また、かかる効果と共に、予告演出は演出パターンとは別個独立の演出プログラムとして構成することによって、大当たりの際の予告演出においても「予告なし」及び「大当たり予告Y」等が抽選されることもあり得る構成となり、いつも同じ様な予告演出ばかりにならない様にすることも可能となっている。これにより、予告演出に意外性を与えることが可能となり、演出が単調になるのを防止することができる。そして、本実施形態によれば、この様な演出の意外性を与えつつ、遊技機の開発期間を短縮することができる。
また、本実施形態によれば、大当たりラウンド中においても、大当たりラウンドで展開されるストーリーを邪魔することなく昇格の予告をすることができる。そして、この場合も、昇格予告を遊技者が見逃さない様に、ベル型ランプ役物50が予告キャラクタ図柄と同色に発光し、かつ揺動する。
さらに、本実施形態によれば、予告演出を実行するタイミングを時間のパラメータによって指令するので、表示演出パターンや発光演出パターン等に組み込まれていない画像とランプとによる予告を同期させることができる。また、ベル型ランプ役物50の揺動動作も表示演出と同期させることができている。
加えて、本実施形態の遊技機は、過去に人気を博したシューティングゲームをモチーフにしており、しかも、当該ゲームにおけるラッキーアイテムを予告キャラクタ図柄及び予告用のランプ役物としているので、予告演出自体に幸運なイメージを抱かせることができ、しかも、ストーリーに思い入れを持った遊技者がストーリーに集中したとしても、当該ストーリーにおけるラッキーアイテム故に、その見落としをする恐れを小さくするという効果も発揮している。
なお、予告キャラクタ図柄及び予告用のランプ役物として採用したベルは、それ自体が幸運をイメージさせ、特に立体物であるベル型ランプ役物50が揺動することによってベルがなるイメージを遊技者に与え、予告演出への注目度を高めることができている。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態とほぼ同様の構成からなり、昇格予告演出に関する構成を変更したものである。
一番の変更点は、「昇格格予告1」〜「昇格予告5」において、いずれの場合も、大当たりラウンド中に、液晶ディスプレイ2に小さなベルの形の予告キャラクタ図柄を登場させるだけで、ベル型ランプ役物50については、音声ランプCPU64aによる大当たりラウンド演出にのみ用いることとした点である。
以下、第2実施形態において、統括CPU62aが実行する昇格予告演出制御処理の内容を図19のフローチャートに基づいて説明する。この処理も、第1実施形態と同様に、中分類演出パターンとして、「P3−3:ノーマル当たり・ラウンド昇格」、「P3−4:ノーマル当たり・非昇格」、「P5−3:スーパー当たり・ラウンド昇格」又は「P5−4:スーパー当たり・非昇格」が選択されたときにだけ実行される。
この第2実施形態の昇格予告演出制御処理は、メインCPU61aから大当たりラウンド開始信号が入力されると実行され、図19に示す様に、まず、大当たりとなった際の変動開始時に受信した停止図柄を統括RAM62cから読み出し(S1410)、停止図柄が「特定図柄」である場合は(S1420:YES)、昇格予告演出パターンとして「昇格予告5」を抽選結果とし(S1430)、停止図柄が「通常図柄」の場合は(S1420:NO)、昇格予告演出パターンとして、「昇格予告1」〜「昇格予告4」の4パターンの中で抽選が実行される(S1440)。
こうして昇格予告演出パターンが抽選できたら、この抽選結果を統括RAM62cに一時退避し(S1450)、ラウンドカウンタを1にセットすると共に(S1460)、メインCPU61aからのラウンド移行信号の入力を待ち(S1470)、ラウンド移行信号が入力されたらラウンドカウンタをインクリメントすると共に(S1480)、昇格予告開始ラウンドの一つ前のラウンドに到ったか否かを判定する(S1490)。
昇格予告開始ラウンドの一つ前のラウンドに到ると(S1490:YES)、統括CPU62aは、S1450で退避しておいた昇格予告演出パターンを復帰させ(S1500)、昇格予告1ならば1個、昇格予告2ならば2個、昇格予告3ならば3個、・・・、昇格予告5ならば5個と、液晶ディスプレイ2に登場させるべきベルの数を示す昇格予告演出コードを、表示CPU63aに対して出力する(S1510)。
そして、以下、メインCPU61aからラウンド移行信号が入力するたびに(S1520:YES)、予告実行ラウンド指令信号として表示CPU63aに対して出力する処理を繰り返す(S1530、S1540)。
表示CPU63aは、図20に示す様に、統括CPU62aから昇格予告演出コードを受信すると(S1610)、ベル落とし個数カウンタにその値をセットすると共に(S1620)、ベル色カウンタを1にセットする(S1630)。そして、統括CPU62aから予告実行ラウンド指令信号を受信すると(S1640:YES)、ベル落としタイマに6秒をセットすると共に(S1650)、タイマをスタートし(S1660)、タイマ=0になったら(S1670:YES)、S1630で設定したベル色カウンタの値に基づいて、1ならば黄色、2ならば緑色、3ならば赤色、4ならば紫色、5ならば白色のベルの図柄を液晶ディスプレイ2の上方から落下する画像を表示する(S1680)。
続いて、ベル落とし個数カウンタの値をデクリメントすると共に(S1690)、ベル色カウンタをインクリメントする(S1700)。そして、統括CPU62aから予告実行ラウンド指令信号を受信すると(S1710:YES)、今度はベル落とし個数カウンタの値が0になっているか否かを判定する(S1720)。ベル落とし個数カウンタ=0ならば処理を終了し(S1720:YES)、ベル落とし個数カウンタ≠0ならば(S1720:NO)、S1650へ戻ってベル落としタイマに6秒をセットすると共に、タイマをスタートし、タイマ=0になったら、現在のベル色カウンタの値に基づいて、2ならば緑色、3ならば赤色、4ならば紫色、5ならば白色のベルの図柄を液晶ディスプレイ2の上方から落下する画像を表示する。
以後は、S1720の判定がYESとなるまで、S1650以下の処理を繰り返し実行する。
この様な構成を採用したのは、次の理由による。まず、第1に、昇格予告においては、黄色、緑色、赤色、紫色、白色の5個のベルを、この順番で落下させたときに昇格確定となる構成を採用したことから、大当たり予告の様にベルの色を指令する制御を統括CPU62aに実行させるとすると、統括CPU62aは、何個のベルを落とすのかということと、今度は何色のベルを落とすのかということを管理しなければならなくなる。従って、8ビットCPUである統括CPU62aにとっては若干負担の大きい演算処理を課さなければならないこととなる。
これに対し、表示CPU63aは16ビットCPUであって演算処理の能力が高いことから、何個のベルを落とすのかということと、今度は何色のベルを落とすのかということを管理する処理はそれ程負担にはならない。従って、この第2実施形態における昇格予告に関する制御処理は、CPU同士の能力の差を考慮して、統括CPU62aの負担を軽減する効果を狙っているのである。
ところで、ラウンド開始直後は、新たなラウンドに入ったことを示すための表示等を行うことから、昇格予告は、ランド開始後所定時間経過した後に実行することが望ましい。ところが、大当たりラウンドの各ラウンドの消化時間は、特別入賞口13に対して遊技球が次々と入賞すると短くなる。場合によっては、タイマに設定する6秒よりも短くなってしまうこともあり得る。
このため、仮に、統括CPU62aで個数と今度の色とを管理するとなると、タイムアップ計測時刻とラウンド移行信号入力時刻とが一致してしまって処理が困難になる恐れがある。また、その様な場合、昇格予告演出とラウンド移行演出とが重なることとなり、昇格予告演出が正常に実施できなくなる恐れもある。
これに対し、ラウンド移行信号をさらに下流にスルーする必要のない表示CPU63aにとっては、ラウンド移行信号が統括CPU62aからスルーされてきたときにはこれを優先してタイマをセットし直すことで、昇格予告演出とラウンド移行演出とが重なることとを防止でき、しかも、これによってベルを落とせなかった場合は、次のラウンドでベルを落とすという処理を実行することにより、黄色→緑色→赤色→紫色→白色と順次色を変えながらベルを集めるという昇格予告演出を確実に実行することができるのである。
一方、音声ランプCPU64aはそもそも8ビットCPUであるから演算処理能力が小さいのと、大当たりラウンド中は音声演出を中心とする処理を行う関係から、ラウンド移行時に音声が急に切り替わらない様に、連続した音声演出を採用するのが普通である。従って、表示CPU63aの様なラウンド移行信号を受けたことによるタイマのセットし直し等は、大当たりラウンド中の制御処理との相性が良くない。従って、仮に、音声ランプCPU64aにも色と個数を管理させると、ラウンド消化が早すぎて表示演出ではベルを落とせなかった場合に、音声ランプCPU64aではベル型ランプ役物50の発光及び揺動を実施してしまう可能性があり、その結果、ベル型ランプ役物50による昇格予告と表示演出における昇格予告とがずれてしまうおそれがある。
また、第2実施形態では、「(A)大当たりラウンド中に音楽を流すことの多い音声・光演出」と、「(B)ラウンド移行のタイミングを切れ目とすることに違和感のない表示演出」という演出態様の相違や、「(C)統括CPU62a、表示CPU63a、音声ランプCPU64aの演算能力には差がある点」も考慮して、昇格予告を表示演出のみとしている。特に、このCPUの演算能力の差から、大当たりラウンドにおいて所定個数の入賞が予定した昇格予告演出のタイミングよりも早かった場合、昇格予告演出をする前にラウンド移行が発生する。このとき、表示CPU63aは、上記(B)の様な演出態様であることからラウンド移行タイミングを契機として昇格予告のためのタイマをリセットする等の処理が容易であるのに対し、音声ランプCPU64aは、上記(A)の様な演出態様であることからラウンド移行タイミングをそもそも考慮しない演出を実行する関係上、ラウンド移行タイミングを契機とするタイマのリセット処理を実施し難いという問題がある。従って、上述の様な極めて早いラウンド消化が発生すると、表示演出での昇格予告は実施されず、音声・光演出での昇格予告が実施されるといったズレが発生する恐れがある。この様な状況は、ほとんど発生しないと考えられるものの皆無とはいえない。そして、この様な演出のズレは、遊技者に機械の故障等の不安を抱かせる原因となり、興趣の減退を引き起こす恐れがある。第2実施形態は、かかる問題をなくすために、あえて、昇格予告は表示演出のみとしたのである。
なお、大当たりラウンド中は、大当たりの前よりも、遊技者は画像による演出に集中し易く、また、図柄変動表示はなされないので、昇格の予告演出のための小さめの予告キャラクタ図柄を見逃し難い。よって、第2実施形態においても、小さな予告キャラクタ図柄による予告演出を遊技者に対して十分にアピールすることができるから、本発明の第1の目的に反しないのである。
なお、第1実施形態からは、昇格予告演出に関する以下の発明を抽出することができる。
[1−1]
始動口に遊技球が入賞する毎に実施する抽選の結果に対応する変動パターンを決定する主制御手段と、
前記主制御手段の決定した変動パターンに対応する演出パターンに従って、図柄組み合わせゲームとしての図柄変動演出の状態を画像として表示装置に表示する表示制御手段と、
前記主制御手段の決定した変動パターンに対応する演出パターンに従って、多数のランプの発光、点滅、発光色の変化等による演出を実行するランプ制御手段とを備え、
前記抽選の結果が大当たりの場合には前記図柄変動演出を大当たり画像で停止させ、特別入賞口を開放すると共に前記表示装置に大当たりラウンド演出の画像を表示する様に構成されると共に、
前記図柄変動演出の画像を表示するときに前記表示装置に予告キャラクタ図柄を登場させ、通常図柄を停止図柄とした場合であっても大当たりラウンド終了後に高確モードに昇格する可能性を予告する昇格予告演出を前記表示制御手段に実施させるための指令を行う予告演出指令手段を備え、
さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする遊技機。
[1−1−1]前記多数のランプの内の一部は、前記表示装置の枠部に備えられていること。
[1−1−2]前記表示装置の枠部に備えられたランプの内の少なくとも一つのレンズ部を、前記予告キャラクタ図柄を立体化した透明又は半透明の予告キャラクタ成形体によって構成すること。
[1−1−3]前記予告キャラクタ成形体を動作させるアクチュエータを備えていること。
[1−1−4]前記予告キャラクタ図柄は、前記表示装置に表示されているストーリー性のある画像を邪魔しない程度に小さな画像であること。
[1−1−5]前記予告演出指令手段は、前記予告キャラクタ図柄の登場個数と登場する毎の色の変化とによって遊技者に有利な予告か否かを識別できる様に、複数の色のいずれかに着色して登場させる様に、予告キャラクタ図柄の色を前記表示制御手段に対して指令する手段として構成されていること。
[1−1−6]前記予告キャラクタ成形体をレンズとするランプは、前記予告キャラクタ図柄の色として選び得る前記複数の色のいずれの色にも発光することができるものであること。
[1−1−7]前記予告演出指令手段は、前記表示装置に前記予告キャラクタ図柄を登場させるときは、前記ランプ制御手段に対して、前記アクチュエータを作動させて前記予告キャラクタ成形体を動作させる動作予告演出を実行する指令を行う手段として構成されていること。
[1−1−8]前記予告演出指令手段は、前記表示装置に前記予告キャラクタ図柄を登場させるときは、前記ランプ制御手段に対して、前記予告キャラクタ図柄の色と同じ色に前記予告キャラクタ成形体をレンズとするランプを発光させる光予告演出を実行する指令を行う手段として構成されていること。
[1−2]
さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする[1−1]の遊技機。
[1−2−1]前記主制御手段、表示制御手段、ランプ制御手段及び予告演出指令手段は、それぞれがCPUを備えた論理演算回路基板によって構成され、これらの論理演算回路基板は、前記主制御手段を構成する論理演算回路基板から前記予告演出指令手段を構成する論理演算回路基板へと指令が送信され、該予告演出指令手段を構成する論理演算回路基板から前記表示制御手段を構成する論理演算回路基板及び前記ランプ制御手段を構成する論理演算回路基板へと指令が送信される様に接続されていること。
[1−2−2]前記主制御手段から前記予告演出指令手段に対しては、前記抽選の結果として決定した変動パターンが指令される様に構成されていること。
[1−2−3]前記予告演出指令手段は、前記変動パターンの指令を受信したとき、当該変動パターンに対応する演出パターンを決定すると共に、前記昇格予告演出についての諸条件を決定する演算処理を実行する様に構成されていること。
[1−2−4]前記予告演出指令手段は、前記演算処理によって決定した演出パターン及び昇格予告演出に関する諸条件を、前記表示制御手段及び前記ランプ制御手段に対してそれぞれ送信する様に構成されていること。
[1−3]
さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする[1−1]又は[1−2]の遊技機。
[1−3−1]前記主制御手段は、前記特別入賞口への遊技球の入賞個数のカウント値に基づくラウンド移行指令を実行する機能を備えていること。
[1−3−2]前記予告演出指令手段は、前記主制御手段からの前記ラウンド移行指令を受信したときに、前記昇格予告演出についての諸条件を決定する演算処理を実行し、前記表示制御手段及び前記ランプ制御手段に対して送信する様に構成されていること。
[1−4]
さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする[1−1]〜[1−3]のいずれかの遊技機。
[1−4−1]前記予告演出指令手段は、前記表示制御手段及び前記ランプ制御手段に対して予告演出を実行するタイミングを時間のパラメータによって指令する手段として構成されていること。
[1−5]
さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする[1−1]〜[1−5]のいずれかの遊技機。
[1−5−1]前記ストーリーは、ドラマ、映画、ゲーム又はタレントをモチーフにしたものであり、当該モチーフにはストーリー展開のキーとなるラッキーアイテムが存在していること。
[1−5−2]前記予告キャラクタ図柄は、前記ラッキーアイテムの図柄であること。
また、第2実施形態からは、昇格予告演出に関する以下の発明を抽出することができる。
[2−1]
始動口に遊技球が入賞する毎に実施する抽選の結果に対応する変動パターンを決定する主制御手段と、
前記主制御手段の決定した変動パターンに対応する演出パターンに従って、図柄組み合わせゲームとしての図柄変動演出の状態を画像として表示装置に表示する表示制御手段と、
前記抽選の結果が大当たりの場合には前記図柄変動演出を大当たり画像で停止させ、特別入賞口を開放すると共に前記表示装置に大当たりラウンド演出の画像を表示する様に構成されると共に、
前記図柄変動演出の画像を表示するときに前記表示装置に予告キャラクタ図柄を登場させ、通常図柄を停止図柄とした場合であっても大当たりラウンド終了後に高確モードに昇格する可能性を予告する昇格予告演出を前記表示制御手段に実施させるための指令を行う予告演出指令手段を備え、
さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする遊技機。
[2−1−1]前記主制御手段、表示制御手段及び予告演出指令手段は、それぞれがCPUを備えた論理演算回路基板によって構成され、これらの論理演算回路基板は、前記主制御手段を構成する論理演算回路基板から前記予告演出指令手段を構成する論理演算回路基板へと指令が送信され、該予告演出指令手段を構成する論理演算回路基板から前記表示制御手段を構成する論理演算回路基板を構成する論理演算回路基板へと指令が送信される様に接続されていること。
[2−1−2]前記主制御手段から前記予告演出指令手段に対しては、前記抽選の結果として決定した変動パターンが指令される様に構成されていること。
[2−1−3]前記予告演出指令手段は、前記変動パターンの指令を受信したとき、当該変動パターンに対応する演出パターンを決定すると共に、前記昇格予告演出についての前記予告キャラクタ図柄の登場個数を決定する演算処理を実行する様に構成されていること。
[2−1−4]前記予告演出指令手段は、前記演算処理によって決定した前記予告キャラクタの登場個数を、前記表示制御手段に対して送信する様に構成されていること。
[2−1−5]前記表示制御手段は、前記登場個数の指令を受信したら、前記昇格予告演出において登場させる前記予告キャラクタ図柄の個数と、色指定値の初期値と、ラウンド開始後の登場時期とを設定する様に構成されていること。
[2−1−6]前記予告演出指令手段は、大当たりラウンドの所定のラウンドへの移行時に前記表示制御手段に対して前記昇格予告演出を実行すべき予告実行ラウンドであることを指令する様に構成されていること。
[2−1−7]前記表示制御手段は、前記予告実行ラウンドの指令を受信したら計時を開始し、前記設定した登場時期になったときに前記予告キャラクタ図柄を登場させると共に前記登場個数をデクリメントし、かつ、前記色指定値を次の色へとインクリメントする様に構成されていること。
[2−2]
さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする[2−1]の遊技機。
[2−2−1]前記表示装置には、ドラマ、映画、ゲーム又はタレントをモチーフにしたストーリー性のある画像が表示される様に構成されていること。
[2−2−2]前記モチーフにはストーリー展開のキーとなるラッキーアイテムが存在していること。
[2−2−3]前記予告キャラクタ図柄は、前記ラッキーアイテムの図柄であること。
[2−3]
さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする[2−2]の遊技機。
[2−3−1]前記予告キャラクタ図柄は、前記表示装置に表示されているストーリー性のある画像を邪魔しない程度に小さな画像であること。
これら各実施形態から抽出した昇格予告演出に関する発明によれば、ステップアップ的な昇格予告を、昇格時には必ずこの予告になり、この予告がなければ昇格しないといった単調なものにすることがないにも拘わらず、そのための大当たりラウンド演出を多数用意する必要がないという特有の効果を発揮することができる。
特に、第2実施形態から抽出される昇格予告演出に関する発明によれば、この様な多彩な昇格予告演出を大当たりラウンド演出プログラムの増加をせずに実施するにも拘わらず、統括CPUの制御の負担を増大することがないというさらなる効果をも発揮することができる。
以上、発明を実施するための最良の形態としての一実施形態を説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内における種々の変更が可能である。
例えば、統括CPU62a,音声ランプCPU64aとして16ビットCPUを採用し、表示CPU63aとして32ビットCPUを採用した遊技機においても、本発明をそのまま適用できることはもちろんである。
実施形態のパチンコ機の遊技盤を示す正面図である。 実施形態における液晶ディスプレイ付近の様子を示す拡大正面図である。 実施形態におけるベル型ランプ役物の揺動の様子を示す斜視図である。 実施形態における制御装置の概略ブロック図である。 実施形態におけるメイン制御基板からの変動パターンコマンドの種類及び統括制御基板が決定し得る演出パターンの分類を示す模式図である。 実施形態における大当たり予告演出パターンを示す説明図である。 実施形態における昇格予告演出パターンを示す説明図である。 実施形態においてメインCPUが実施するメイン演算処理プログラムの概要を示すフローチャートである。 実施形態においてメインCPUが実施するメイン演算処理プログラムの概要を示すフローチャートである。 実施形態においてメインCPUが実施する大当たりラウンド制御処理プログラムの概要を示すフローチャートである。 実施形態においてメインCPUが実施する大当たりラウンド制御処理プログラムの概要を示すフローチャートである。 実施形態において統括CPUが実施する大当たり予告演算処理プログラムの概要を示すフローチャートである。 実施形態において統括CPUが実施する大当たり予告演出パターン抽選処理プログラムの概要を示すフローチャートである。 第1実施形態において統括CPUが実施する昇格予告演算処理プログラムの概要を示すフローチャートである。 第1実施形態において統括CPUが実施する昇格予告演算処理プログラムの概要を示すフローチャートである。 第1実施形態において統括CPUが実施する昇格予告演算処理プログラムの概要を示すフローチャートである。 第1実施形態において統括CPUが実施する昇格予告演算処理プログラムの概要を示すフローチャートである。 第1実施形態において統括CPUが実施する昇格予告演算処理プログラムの概要を示すフローチャートである。 第2実施形態において統括CPUが実施する昇格予告演算処理プログラムの概要を示すフローチャートである。 第2実施形態において表示CPUが実施する昇格予告演出処理プログラムの概要を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・遊技盤
2・・・液晶ディスプレイ
10・・・遊技領域
11・・・始動入賞口
12・・・チューリップ式始動入賞口
13・・・特別入賞口
14・・・案内車
15・・・アウト口
16a〜16e・・・普通入賞口
17・・・誘導レール
18・・・コーナー飾り
31・・・大型装飾部品
32・・・左上普通入賞口装飾部品
33・・・左下普通入賞口装飾部品
34・・・始動入賞口装飾部品
35・・・特別入賞口装飾部品
36・・・右下普通入賞口装飾部品
37・・・戦艦型可動体
40・・・小玉ランプ
50・・・ベル型ランプ役物
51・・・多色発光型のLED基板
52・・・揺動用ソレノイド
53・・・プランジャーヘッド
54・・・ベル本体
55・・・レバー
56・・・軸
57・・・バネ
58・・・クラッパー
61・・・メイン制御基板
61a・・・メインCPU
61b・・・メインROM
61c・・・メインRAM
62・・・統括制御基板
62a・・・統括CPU
62b・・・統括ROM
62c・・・統括RAM
63・・・表示制御基板
63a・・・表示CPU
63b・・・表示ROM
63c・・・表示RAM
64・・・音声ランプ制御基板
64a・・・音声ランプCPU
64b・・・音声ランプROM
64c・・・音声ランプRAM
71,72,73,76a〜76e・・・入賞検知センサ
81・・・ソレノイド(チューリップ式始動入賞口開閉用)
82・・・ソレノイド(特別入賞口開閉用)
83・・・賞球払出装置
84・・・モータ(戦艦型可動体駆動用)
85・・・その他のランプ
96・・・スピーカ

Claims (6)

  1. 始動口に遊技球が入賞する毎に実施する抽選の結果に対応する変動パターンを決定する主制御手段と、
    前記主制御手段の決定した変動パターンに対応する演出パターンに従って、図柄組み合わせゲームとしての図柄変動演出の状態を画像として表示装置に表示する表示制御手段と、
    前記主制御手段の決定した変動パターンに対応する演出パターンに従って、多数のランプの発光、点滅、発光色の変化等による演出を実行するランプ制御手段とを備え、
    前記抽選の結果が大当たりの場合には前記図柄変動演出を大当たり画像で停止させ、特別入賞口を開放すると共に前記表示装置に大当たりラウンド演出の画像を表示する様に構成されると共に、
    前記図柄変動演出の画像を表示するときに前記表示装置に予告キャラクタ図柄を登場させてリーチや大当たりの可能性を予告する図柄変動の予告演出を前記表示制御手段に実施させるための指令を行う予告演出指令手段を備え、
    さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする遊技機。
    (1−1)前記多数のランプの内の一部は、前記表示装置の枠部に備えられていること。
    (1−2)前記表示装置の枠部に備えられたランプの内の少なくとも一つのレンズ部を、前記予告キャラクタ図柄を立体化した透明又は半透明の予告キャラクタ成形体によって構成すること。
    (1−3)前記予告キャラクタ成形体を動作させるアクチュエータを備えていること。
    (1−4)前記予告キャラクタ図柄は、前記表示装置に表示されているストーリー性のある画像を邪魔しない程度に小さな画像であること。
    (1−5)前記予告演出指令手段は、前記予告キャラクタ図柄を、その色によって遊技者に有利な予告か否かを識別できる様に複数の色のいずれかに着色して登場させる様に、予告キャラクタ図柄の色を前記表示制御手段に対して指令する手段として構成されていること。
    (1−6)前記予告キャラクタ成形体をレンズとするランプは、前記予告キャラクタ図柄の色として選び得る前記複数の色のいずれの色にも発光することができるものであること。
    (1−7)前記予告演出指令手段は、前記表示装置に前記予告キャラクタ図柄を登場させるときは、前記ランプ制御手段に対して、前記アクチュエータを作動させて前記予告キャラクタ成形体を動作させる動作予告演出を実行する指令を行う手段として構成されていること。
    (1−8)前記予告演出指令手段は、前記表示装置に前記予告キャラクタ図柄を登場させるときは、前記ランプ制御手段に対して、前記予告キャラクタ図柄の色と同じ色に前記予告キャラクタ成形体をレンズとするランプを発光させる光予告演出を実行する指令を行う手段として構成されていること。
  2. さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
    (2−1)前記主制御手段、表示制御手段、ランプ制御手段及び予告演出指令手段は、それぞれがCPUを備えた論理演算回路基板によって構成され、これらの論理演算回路基板は、前記主制御手段を構成する論理演算回路基板から前記予告演出指令手段を構成する論理演算回路基板へと指令が送信され、該予告演出指令手段を構成する論理演算回路基板から前記表示制御手段を構成する論理演算回路基板及び前記ランプ制御手段を構成する論理演算回路基板へと指令が送信される様に接続されていること。
    (2−2)前記主制御手段から前記予告演出指令手段に対しては、前記抽選の結果として決定した変動パターンが指令される様に構成されていること。
    (2−3)前記予告演出指令手段は、前記変動パターンの指令を受信したとき、当該変動パターンに対応する演出パターンを決定すると共に、前記図柄変動の予告演出についての諸条件を決定する演算処理を実行する様に構成されていること。
    (2−4)前記予告演出指令手段は、前記演算処理によって決定した演出パターン及び図柄変動の予告演出に関する諸条件を、前記表示制御手段及び前記ランプ制御手段に対してそれぞれ送信する様に構成されていること。
  3. さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
    (3−1)前記予告演出指令手段は、前記大当たりラウンド演出に基づく画像を表示するときに前記表示装置に前記予告キャラクタ図柄を登場させて大当たりラウンド消化後の高確率状態への昇格の可能性を予告する昇格の予告演出を前記表示制御手段に実施させるための指令を行う手段として構成されていること。
    (3−2)前記主制御手段は、前記特別入賞口への遊技球の入賞個数のカウント値に基づくラウンド移行指令を実行する機能を備えていること。
    (3−3)前記予告演出指令手段は、前記主制御手段からの前記ラウンド移行指令を受信したときに、前記昇格予告演出についての諸条件を決定する演算処理を実行し、前記表示制御手段及び前記ランプ制御手段に対して送信する様に構成されていること。
  4. さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の遊技機。
    (4−1)前記予告演出指令手段は、前記表示制御手段及び前記ランプ制御手段に対して予告演出を実行するタイミングを時間のパラメータによって指令する手段として構成されていること。
  5. さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項4記載の遊技機。
    (5−1)前記予告演出指令手段は、前記光予告演出については、前記変動予告演出を実行するときにだけ指令し、前記昇格予告演出を実行するときには指令しない様に構成されていること。
  6. さらに以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の遊技機。
    (6−1)前記ストーリーは、ドラマ、映画、ゲーム又はタレントをモチーフにしたものであり、当該モチーフにはストーリー展開のキーとなるラッキーアイテムが存在していること。
    (6−2)前記予告キャラクタ図柄は、前記ラッキーアイテムの図柄であること。
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