JP2006218197A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大当り遊技中に実行される大当り遊技演出を妨げることなく、大当りまでの過程を遊技者に報知し、大当りになったことへの喜びを一層喚起させる。
【解決手段】大当り遊技中に、可変表示器21では、全ての大当り遊技で共通する大当り遊技演出(オープニング演出、ラウンド演出、エンディング演出)を実行させる。その一方で、サイドランプ17と演出用可動体23では、大当りに至ったときの演出モードの種類及び大当りに至った図柄組み合わせゲームで実行された大当り予告の種類を報知する報知演出を実行させる。
【選択図】 図9

Description

本発明は、大当り遊技中に、大当り遊技演出とともに大当りに至った過程を報知する報知演出を実行する遊技機に関する。
従来、遊技機の一種であるパチンコ機は、例えば、液晶ディスプレイ型の可変表示器を備え、該可変表示器にて複数種類の図柄を複数列(例えば、3列)で変動させて表示する図柄組み合わせゲームが行われている。図柄組み合わせゲームでは、複数列(例えば左右の2列)の図柄が同一種類の図柄で表示されるとリーチが形成され、大当りの図柄組み合わせ又ははずれの図柄組み合わせが表示される迄の間にリーチ演出が行われる。このリーチ演出にて大当りの図柄組み合わせが表示された場合には、大入賞口が開放される大当り遊技が行われる。この大当り遊技中には、可変表示器にて大当り遊技に関する各種情報(例えば、ラウンド数や入賞個数など)や大当り遊技中にしか見ることのできない特別な画像が表示されている。以下、大当り遊技に関する各種情報や大当り遊技中にしか見ることのできない特別な画像の表示による演出を「大当り遊技演出」という。そして、近時においては、大当りになるまでの過程を遊技者に認識させるために、大当り遊技中に大当りをもたらしたリーチ演出を可変表示器で再現表示するパチンコ機も提案されている(特許文献1参照)。
特開2000−217997号公報(請求項1)
ところで、大当り遊技中に可変表示器に表示される大当り遊技に関する各種情報(ラウンド数や入賞個数など)は、大当り遊技の進行状況を遊技者が把握する上で重要な情報である。また、パチンコ機では、大当りの抽選確率(当選確率)が、例えば、360分の1などに設定されており、全ての遊技者が簡単に大当りを獲得できる訳ではない。このため、大当りになったことへの優越感や大当り遊技中の楽しみを遊技者に付与する目的において、大当り遊技中にしか見ることのできない特別な画像を表示することは大当り遊技中の演出として好ましい。したがって、特許文献1のようにリーチ演出を可変表示器にて再現表示させた場合には、その表示によって前述した大当り遊技演出の表示が妨げられる虞がある。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、大当り遊技中に実行される大当り遊技演出を妨げることなく、大当りまでの過程を遊技者に報知し、大当りになったことへの喜びを一層喚起させるとができる遊技機を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数種類の図柄を変動させて行う図柄変動ゲームを表示する表示手段を備え、大当りか否かを判定する大当り判定の判定結果が肯定である場合、前記図柄変動ゲームにて大当り表示結果が表示され、その後に大当り遊技が行われる遊技機において、前記表示手段とは別に設けられ、該表示手段で実行される前記図柄変動ゲームを含む表示演出とは異種の遊技演出を実行する遊技演出手段と、前記図柄変動ゲームの展開を示唆する複数種類の示唆演出を有し、前記図柄変動ゲームで実行させる前記示唆演出を選択する示唆演出選択手段と、前記図柄変動ゲームを実行させるとともに該図柄変動ゲーム中に前記示唆演出選択手段が選択した前記示唆演出を前記表示手段に実行させるゲーム制御手段と、前記大当り遊技中に、前記表示手段には全ての大当り遊技で共通する大当り遊技演出を実行させる一方で、前記遊技演出手段には大当りに至った図柄変動ゲームで実行された示唆演出を報知する報知演出を実行させる大当り制御手段とを備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、複数種類の図柄を変動させて行う図柄変動ゲームを表示する表示手段を備え、大当りか否かを判定する大当り判定の判定結果が肯定である場合、前記図柄変動ゲームにて大当り表示結果が表示され、その後に大当り遊技が行われる遊技機において、前記表示手段とは別に設けられ、該表示手段で実行される前記図柄変動ゲームを含む表示演出とは異種の遊技演出を実行する遊技演出手段と、前記表示演出を含む遊技演出を異なる演出態様で実行させることが可能な複数の演出モードを有し、前記図柄変動ゲームを実行させる演出モードを選択するモード選択手段と、前記モード選択手段が選択した演出モードにて前記図柄変動ゲームを前記表示手段に実行させるゲーム制御手段と、前記大当り遊技中に、前記表示手段には全ての大当り遊技で共通する大当り遊技演出を実行させる一方で、前記遊技演出手段には大当りに至ったときの演出モードを報知する報知演出を実行させる大当り制御手段とを備えたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、複数種類の図柄を変動させて行う図柄変動ゲームを表示する表示手段を備え、大当りか否かを判定する大当り判定の判定結果が肯定である場合、前記図柄変動ゲームにて大当り表示結果が表示され、その後に大当り遊技が行われる遊技機において、前記表示手段とは別に設けられ、該表示手段で実行される前記図柄変動ゲームを含む表示演出とは異種の遊技演出を実行する遊技演出手段と、前記図柄変動ゲームの展開を示唆する複数種類の示唆演出を有し、前記図柄変動ゲームで実行させる前記示唆演出を選択する示唆演出選択手段と、前記表示演出を含む遊技演出を異なる演出態様で実行させることが可能な複数の演出モードを有し、前記図柄変動ゲームを実行させる演出モードを選択するモード選択手段と、前記モード選択手段が選択した演出モードにて前記図柄変動ゲームを実行させるとともに該図柄変動ゲーム中に前記示唆演出選択手段が選択した前記示唆演出を前記表示手段に実行させるゲーム制御手段と、前記大当り遊技中に、前記表示手段には全ての大当り遊技で共通する大当り遊技演出を実行させる一方で、前記遊技演出手段には大当りに至ったときの演出モード及び大当りに至った図柄変動ゲームで実行された示唆演出を報知する報知演出を実行させる大当り制御手段とを備え、前記演出モードには前記示唆演出選択手段が前記示唆演出を選択する割合が定められており、該割合を前記演出モード毎に異ならせたことを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機において、前記ゲーム制御手段は、前記図柄変動ゲーム中に前記遊技演出手段にも遊技演出を実行させ、前記大当り制御手段は、少なくとも前記図柄変動ゲーム中に実行される前記遊技演出を流用して前記報知演出を実行させることを要旨とする。
本発明によれば、大当り遊技中に実行される大当り遊技演出を妨げることなく、大当りまでの過程を遊技者に報知し、大当りになったことへの喜びを一層喚起させるとができる。
以下、本発明をその一種であるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」と示す)に具体化した一実施形態を図1〜図10にしたがって説明する。
図1には、パチンコ機10の機表側が略示されており、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種の遊技機構成部材をセットする縦長方形の中枠12が開放及び着脱自在に組み付けられている。中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を透視保護するためのガラス枠を備えた前枠14と上球皿15が共に横開き状態で開閉可能に組み付けられている。前枠14の前面側及び遊技盤13の遊技領域13aには、発光体(LED、ランプなど)の発光(点灯(点滅))により、発光演出(遊技演出)を実行する枠ランプ(発光演出手段)16及びサイドランプ(発光演出手段)17が設けられている。外枠11の下部(パチンコ機10の下部)には、各種音声を出力し、音声出力による音声演出(遊技演出)を実行するスピーカ(音声演出手段)18が配置されている。中枠12の下部には、下球皿19及び発射装置20が装着されている。
遊技盤13の遊技領域13aの略中央には、液晶ディスプレイ型の可変表示器(表示手段)21を備えた表示装置22が配設されている。可変表示器21では、変動画像(又は画像表示)に基づく遊技演出(表示演出)が実行されるようになっている。そして、可変表示器21には、複数種類の図柄を変動させて行う図柄組み合わせゲーム(図柄変動ゲーム)が画像表示される。本実施形態では、図柄組み合わせゲームで3列の図柄による組み合わせを導出し、その組み合わせを形成する各列の図柄の種類を1〜8の8種類としている。
そして、遊技者は、図柄組み合わせゲームにおいて最終的に表示(確定表示)された図柄組み合わせ(表示結果)から大当り又ははずれを認識できる。可変表示器21に表示された全列の図柄が同一種類の場合には、その図柄組み合わせ([222][777]など)から大当りを認識できる。この大当りを認識できる図柄組み合わせが大当りの図柄組み合わせ(大当り表示結果)となる。大当りの図柄組み合わせが表示されると、遊技者には、大当り遊技状態が付与される。一方、可変表示器21に表示された全列の図柄が異なる種類の場合、又は1列の図柄がリーチを形成する図柄とは異なる種類の場合には、その図柄組み合わせ([123][122][767]など)からはずれを認識できる。このはずれを認識できる図柄組み合わせがはずれの図柄組み合わせとなる。また、本実施形態のパチンコ機10では、図柄組み合わせゲームが開始すると(各列の図柄が変動を開始すると)、遊技者側から見て左列(左図柄)→右列(右図柄)→中列(中図柄)の順に図柄が表示されるようになっている。そして、表示された左図柄と右図柄が同一種類の図柄の場合には、その図柄組み合わせ([1↓1]など、「↓」は変動中を示す)からリーチを認識できる。
また、図1及び図2に示すように、表示装置22(可変表示器21)の上方には、機械的な動作による遊技演出(可動演出)を実行する演出用可動体(可動演出手段)23が設けられている。演出用可動体23は、「招き猫」を模して形成されている。そして、演出用可動体23には、動力伝達機構(図示しない)を介して駆動モータMT(図3に示す)が連結されており、該駆動モータMTからの動力を受けて回転動作するようになっている。
本実施形態において、枠ランプ16、サイドランプ17、スピーカ18及び演出用可動体23は、可変表示器21とは別に設けられており(別体構成)、可変表示器21にて実行される図柄組み合わせゲームを含む表示演出とは異種の遊技演出を実行する遊技演出手段となる。具体的に言えば、枠ランプ16とサイドランプ17は発光による発光演出を、スピーカ18は音声出力による音声演出を、演出用可動体23は機械的な動作による可動演出を実行し、発光演出、音声演出及び可動演出は画像表示による表示演出と異なる態様で演出が実行される。
また、表示装置22の下方には、図示しないアクチュエータ(ソレノイド、モータなど)の作動により開閉動作を行う開閉羽根24を備えた始動入賞口25が配設されている。始動入賞口25の奥方には、入賞した遊技球を検知する始動口センサSE1(図3に示す)が設けられている。始動入賞口25は、遊技球の入賞を契機に、図柄組み合わせゲームの始動条件を付与し得る。また、始動入賞口25の下方には、図示しないアクチュエータ(ソレノイド、モータなど)の作動により開閉動作を行う大入賞口扉26を備えた大入賞口27が配設されている。大当り遊技中は、大入賞口扉26の開動作によって大入賞口27が開放されて遊技球が入賞可能となるため、遊技者は、多数の賞球が獲得できるチャンスを得ることができる。大入賞口27は、大当り遊技中のみに開放され、遊技球の入賞が許容される。
大当り遊技は、オープニング演出によって開始し、そのオープニング演出後、予め定めた継続上限回数(本実施形態では15回)のラウンド遊技が繰り返し行われ、最終のラウンド遊技(本実施形態では15回目のラウンド遊技)後、エンディング演出が行われて終了するようになっている。オープニング演出は、大当り遊技の開始を示す演出である。オープニング演出は、可変表示器21に「大当り」などの文字が画像表示されて実行される。また、1回のラウンド遊技は、大入賞口27が開放されてから閉鎖される迄であり、1回のラウンド遊技中に大入賞口27は、規定入賞個数(例えば、10個)の遊技球が入賞(入球)する迄の間、又は規定開放時間(例えば、30秒)が経過する迄の間、開放される。ラウンド遊技中には、ラウンド演出が実行される。ラウンド演出は、可変表示器21にラウンド数や大入賞口27への遊技球の入賞個数などが画像表示されて実行される。また、エンディング演出は、大当り遊技の終了を示す演出である。エンディング演出は、可変表示器21に「またね」などの文字が画像表示されて実行される。オープニング演出、ラウンド演出及びエンディング演出は、大当り遊技が行われる毎に実行される。すなわち、オープニング演出、ラウンド演出及びエンディング演出は、全ての大当り遊技で共通して実行される大当り遊技演出となる。
また、本実施形態のパチンコ機10は、図柄組み合わせゲーム中に、示唆演出としての大当り予告が表示演出にて実行されるようになっている。大当り予告は、図柄組み合わせゲームが大当りとなる可能性(大当りの図柄組み合わせが表示される可能性)があることを遊技者に告げるための演出(当否の可能性を示唆する演出)であり、大当り予告によって図柄組み合わせゲームの展開が示唆される。本実施形態では、可変表示器21にキャラクタK1又はキャラクタK2を画像表示させる大当り予告が実行されるようになっている。なお、大当り予告は、全ての図柄組み合わせゲームで実行される訳ではなく、大当り予告を伴わずに図柄組み合わせゲームが行われる場合もある。
また、本実施形態のパチンコ機10には、遊技演出を異なる演出態様で実行させることが可能な複数の演出モードが設けられている。本実施形態では、通常演出モードとしての演出モードM1と特別演出モードとしての演出モードM2の2種類が設けられている。以下、演出モードM1が設定されている時の遊技状態を「通常遊技」、演出モードM2が設定されている時の遊技状態を「チャンスタイム」と示す場合もある。本実施形態において演出モードM1と演出モードM2では、大当り予告の出現率(大当り予告が実行される割合)が異なっている。そして、演出モードM2が設定されている時(チャンスタイム時)には、キャラクタK2が画像表示される大当り予告が実行されると、その大当り予告を伴う図柄組み合わせゲームが必ず大当りとなるようになっている。また、演出モードM1の時と演出モードM2の時では、サイドランプ17が異なる発光パターンで発光して発光演出が実行されるようになっている。さらに、演出モードM1の時と演出モードM2の時では、演出用可動体23が異なる動作パターンで動作して可動演出が実行されるようになっている。
また、本実施形態のパチンコ機10では、図柄組み合わせゲームの終了時に始動保留球の記憶数(以下、「保留記憶数」と示す)が「0(零)」の場合、デモンストレーション演出(以下、「デモ演出」と示す)が実行されるようになっている。デモ演出は、パチンコ機10が待機状態(図柄組み合わせゲームが行われていない状態)であることを、可変表示器21やサイドランプ17などの装置を利用して報知し、客寄せ効果を得るための演出である。保留記憶数は、保留中の図柄組み合わせゲームの回数を示すものであり、始動入賞口25へ遊技球が入賞すると1加算(+1)され、図柄組み合わせゲームが開始すると1減算(−1)され、図柄組み合わせゲーム中に始動入賞口25へ遊技球が入賞すると保留記憶数はさらに加算されて所定の上限数(本実施形態では4)まで累積される。
次に、パチンコ機10の制御構成について図2〜図6に基づき説明する。
パチンコ機10の機裏側には、パチンコ機10全体を制御する主制御基板30が装着されている。主制御基板30は、パチンコ機10全体を制御するための各種処理を実行し、該処理結果に応じて各種の制御コマンドを所定の制御信号として出力する。また、機裏側には、演出制御基板31が装着されている。演出制御基板31は、主制御基板30が出力した制御コマンドに基づき、可変表示器21の表示態様(図柄、背景、文字などの表示画像)と、枠ランプ16及びサイドランプ17の発光態様(点灯(点滅)/消灯のタイミングなど)を制御する。また、サブCPU31aは、前記制御コマンドに基づき、スピーカ18の音声出力態様(音声出力のタイミングなど)と、演出用可動体23の動作態様(作動又は非作動)とを制御する。
最初に、主制御基板30について詳しく説明する。
主制御基板30には、メインCPU30aと、ROM30bと、RAM30cとが設けられている。メインCPU30aには、始動入賞口25に入賞した遊技球を検知する始動口センサSE1が接続されている。また、メインCPU30aは、大当り判定用乱数、大当り図柄用乱数、リーチ判定用乱数、はずれ左図柄用乱数、はずれ中図柄用乱数、はずれ右図柄用乱数などの各種乱数の値を所定の周期毎に順次更新し、更新後の値をRAM30cの設定領域に設定して更新前の値を書き換えている。ROM30bには、パチンコ機10を制御するためのメイン制御プログラムや複数種類の変動パターンが記憶されている。RAM30cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報(乱数の値など)が記憶(設定)されるようになっている。
変動パターンは、図柄が変動を開始(図柄組み合わせゲームの開始)してから全列の図柄が表示(図柄組み合わせゲームが終了)される迄の間の遊技演出(表示演出、発光演出、音声演出)のベースとなるパターンを示すものである。変動パターンには、該変動パターン毎に遊技演出の演出時間が定められており、少なくとも遊技演出の演出時間が特定可能とされている。本実施形態では、ROM30bに3種類の変動パターンP1,P2,P3が記憶されており、これらの変動パターンP1〜P3は、大当り演出用、はずれリーチ演出用、はずれ演出用に分類されている。本実施形態では、大当り演出用の変動パターンとして変動パターンP1が、はずれリーチ演出用の変動パターンとして変動パターンP2が、はずれ演出用の変動パターンとして変動パターンP3が振分けられている。
前記大当り演出は、図柄組み合わせゲームが、リーチ演出を経て、最終的に大当りの図柄組み合わせを表示させるように展開される演出である。前記はずれリーチ演出は、図柄組み合わせゲームが、リーチ演出を経て、最終的にはずれの図柄組み合わせを表示させるように展開される演出である。前記はずれ演出は、図柄組み合わせゲームが、リーチ演出を経ることなく、はずれの図柄組み合わせを表示させるように展開される演出である。リーチ演出は、リーチが形成されてから、大当りの図柄組み合わせ又ははずれの図柄組み合わせが表示される迄の間に行なわれる演出である。
そして、メインCPU30aは、ROM30bに記憶されたメイン制御プログラムに基づき、各種処理を実行する。
メインCPU30aは、始動入賞口25への遊技球の入賞を契機(始動口センサSE1からの検知信号の入力を契機)に、RAM30cに記憶されている保留記憶数が上限数(本実施形態では4)未満であるか否かを判定する。保留記憶数が上限数未満(保留記憶数<4)の場合、メインCPU30aは、RAM30cに記憶されている保留記憶数を1加算し、保留記憶数を書き換える。さらに、メインCPU30aは、大当り判定用乱数の値及び大当り図柄用乱数の値をRAM30cから取得し、その値をRAM30cの所定の格納領域に格納(記憶)する。なお、保留記憶数が上限数に達していた場合(保留記憶数=4の場合)、上限数を超える保留記憶数の書き換えを行わないと共に、大当り判定用乱数の値及び大当り図柄用乱数の値を取得しない。
そして、メインCPU30aは、前記入賞に基づく図柄組み合わせゲームの開始直前に、RAM30cに格納されている前記大当り判定用乱数の値とROM30bに記憶されている大当り判定値とを比較して大当り判定を行う。大当り判定の結果が肯定(大当り判定用乱数の値と大当り判定値が一致)の場合、メインCPU30aは、大当りを決定する。大当り判定値は、大当り判定用乱数の取り得る数値の中から定められている。本実施形態では、大当り判定用乱数の取り得る数値を0〜946(全947通りの整数)と定める一方で、大当り判定値を「7,349,919」の3個の値と定めている。3個の大当り判定値を用いる場合、大当りの抽選確率(当選確率)は947分の3(=315.7分の1)となる。なお、メインCPU30aは、チャンスタイム時と通常遊技時、大当りの抽選確率を変動させずに同一の抽選確率で大当り判定を行う。
大当りの決定がなされると、メインCPU30aは、RAM30cに格納されている大当り図柄用乱数の値から可変表示器21に最終的に表示させる図柄(停止図柄左、中、右)を決定する。具体的には、前記大当り図柄用乱数の値を停止図柄左、停止図柄中及び停止図柄右(各停止図柄は同一種類)とする。この決定した停止図柄左、停止図柄中、停止図柄右が、可変表示器21において左図柄、中図柄、右図柄として最終的に導出される。また、メインCPU30aは、大当り演出用の変動パターンP1を決定する。
また、大当り判定の判定結果が否定(大当り判定用乱数の値と大当り判定値が不一致)の場合、メインCPU30aは、RAM30cからリーチ判定用乱数の値を取得し、該値とROM30bに記憶されているリーチ判定値とを比較してリーチ判定(はずれリーチ演出を行うか否かの判定)を行う。リーチ判定の結果が肯定(リーチ判定用乱数の値とリーチ判定値が一致)の場合、メインCPU30aは、リーチありのはずれを決定する。続いて、メインCPU30aは、RAM30cからはずれ左図柄用乱数の値とはずれ中図柄用乱数の値を取得し、停止図柄を決定する。具体的には、前記はずれ左図柄用乱数の値を停止図柄左及び停止図柄右(停止図柄左,右は同一種類)とし、前記はずれ中図柄用乱数の値を停止図柄中とする。このとき、メインCPU30aは、前記はずれ左図柄用乱数の値とはずれ中図柄用乱数の値が一致していた場合、停止図柄左と停止図柄中が一致しないように停止図柄中を決定する。また、メインCPU30aは、はずれリーチ演出用の変動パターンP2を決定する。
また、リーチ判定の判定結果が否定(リーチ判定用乱数の値とリーチ判定値が不一致)の場合、メインCPU30aは、リーチなしのはずれを決定する。そして、メインCPU30aは、RAM30cからはずれ左図柄用乱数の値、はずれ中図柄用乱数の値及びはずれ右図柄用乱数の値を取得し、停止図柄を決定する。具体的には、前記はずれ左図柄用乱数の値を停止図柄左とし、前記はずれ中図柄用乱数の値を停止図柄中とし、前記はずれ右図柄用乱数の値を停止図柄右とする。このとき、メインCPU30aは、前記はずれ左図柄用乱数の値とはずれ右図柄用乱数の値が一致していた場合、停止図柄左と停止図柄右が一致しないように停止図柄右を決定する。また、メインCPU30aは、はずれ演出用の変動パターンP3を決定する。
また、メインCPU30aは、メイン制御プログラムの各種処理にて生成した制御コマンドを演出制御基板31(サブCPU31a)に出力する。
メインCPU30aは、変動パターン及び停止図柄を決定すると、変動パターンを指示すると共に変動開始を指示する変動パターン指定コマンドを出力すると共に、各列の停止図柄を指示する図柄指定コマンドを出力する。また、メインCPU30aは、指示した変動パターンに基づく図柄組み合わせゲームの開始後、指示した変動パターンに定められている演出時間の経過時に、各列の図柄の停止(確定表示)を指示する全図柄停止コマンドを出力する。また、メインCPU30aは、図柄組み合わせゲーム終了時の保留記憶数が「0(零)」の場合、デモ演出の実行を指示するデモコマンドを出力する。
また、メインCPU30aは、大当り判定にて大当りを決定した場合、決定した大当り演出用の変動パターンに基づく図柄組み合わせゲームの終了後、大当り遊技状態を制御するために各種の制御コマンドを演出制御基板31(サブCPU31a)に出力する。最初に、メインCPU30aは、オープニング演出の開始を指示するオープニングコマンドを出力する。続いて、メインCPU30aは、ラウンド遊技を開始させる毎に、ラウンド遊技の開始を指示するラウンドコマンドを出力する。そして、メインCPU30aは、最終ラウンドが終了すると、エンディング演出の開始を指示するエンディングコマンドを出力する。
次に、演出制御基板31について詳しく説明する。
演出制御基板31には、サブCPU31aと、ROM31bと、RAM31cとが設けられている。サブCPU31aは、予告パターン振分乱数の値を所定の周期毎に順次更新し、更新後の値をRAM30cの設定領域に設定して更新前の値を書き換えている。ROM31bには、遊技演出(表示演出、発光演出、音声演出)を制御するための演出制御プログラムが記憶されている。また、ROM31bには、大当り予告の演出内容を特定するための複数種類(本実施形態では3種類)の予告パターンY1〜Y3が記憶されている。また、ROM31bには、図柄組み合わせゲーム中、デモ演出中及び大当り遊技中のサイドランプ17の発光態様を特定するための複数種類(本実施形態では4種類)の発光パターンH1〜H4や演出用可動体23の動作態様を特定するための複数種類(本実施形態では2種類)の動作パターンD1,D2とが記憶されている。4種類の発光パターンH1〜H4は、その発光態様(発光時間(発光間隔)など)が全て異なっている。また、2種類の動作パターンD1,D2は、その動作態様が異なっている。本実施形態において、動作パターンD1は演出用可動体23を動作(回転動作)させないパターンとされ、動作パターンD2は演出用可動体23を動作(回転動作)させるパターンとされている。また、ROM31bには、各種の画像データ(図柄、背景、文字、登場キャラクタなどの画像データ)が記憶されている。RAM31cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる情報(乱数の値、予告パターンの種類、演出モードの種類など)が記憶(設定)されるようになっている。
ここで、予告パターンY1〜Y3について図4に基づき説明する。
予告パターンY1は、大当り予告を実行させないことが特定されるパターンとされている。また、予告パターンY2は、キャラクタK1を画像表示させて大当り予告を実行させることが特定されるパターンとされている。また、予告パターンY3は、キャラクタK2を画像表示させて大当り予告を実行させることが特定されるパターンとされている。そして、ROM31bには、予告パターンY1〜Y3が振分けられた予告パターン振分テーブルL1(図4(a))と予告パターン振分テーブルL2(図4(b))が記憶されている。サブCPU31aは、大当り演出用の変動パターンP1又ははずれリーチ演出用の変動パターンP2が指示されると、演出制御プログラムに基づき、予告パターン振分テーブルL1又は予告パターン振分テーブルL2の何れかを参照し、予告パターンを選択する。
予告パターン振分テーブルL1では、図4(a)に示すように、大当り演出用の変動パターンP1に対して3種類の予告パターンY1,Y2,Y3が対応付けられ、はずれリーチ演出用の変動パターンP2に対して3種類の予告パターンY1,Y2,Y3が対応付けられている。そして、各予告パターンY1,Y2,Y3には、予告パターン振分乱数の取り得る数値(0〜99までの全100通りの整数)が所定個数ずつ振分けられている。具体的に言えば、予告パターン振分テーブルL1では、変動パターンP1に対応付けられた予告パターンY1に予告パターン振分乱数の値「0」〜「9」が、予告パターンY2に予告パターン振分乱数の値「10」〜「29」が、予告パターンY3に予告パターン振分乱数の値「30」〜「99」が振分けられている。また、予告パターン振分テーブルL1では、変動パターンP2に対応付けられた予告パターンY1に予告パターン振分乱数の値「0」〜「49」が、予告パターンY2に予告パターン振分乱数の値「50」〜「89」が、予告パターンY3に予告パターン振分乱数の値「90」〜「99」が振分けられている。
予告パターン振分テーブルL2では、図4(b)に示すように、大当り演出用の変動パターンP1に対して3種類の予告パターンY1,Y2,Y3が対応付けられている一方で、はずれリーチ演出用の変動パターンP2に対しては2種類の予告パターンY1,Y2のみが対応付けられている。即ち、予告パターン振分テーブルL2では、変動パターンP2に予告パターンY3が対応付けられていない。そして、各予告パターンY1,Y2,Y3には、予告パターン振分乱数の取り得る数値(0〜99までの全100通りの整数)が所定個数ずつ振分けられている。具体的に言えば、予告パターン振分テーブルL2では、変動パターンP1に対応付けられた予告パターンY1に予告パターン振分乱数の値「0」〜「4」が、予告パターンY2に予告パターン振分乱数の値「5」〜「59」が、予告パターンY3に予告パターン振分乱数の値「60」〜「99」が振分けられている。一方で、予告パターン振分テーブルL2では、変動パターンP2に対応付けられた予告パターンY1に予告パターン振分乱数の値「0」〜「59」が、予告パターンY2に予告パターン振分乱数の値「60」〜「99」が振分けられている。
前述のように各テーブルL1,L2を構成することにより、通常遊技(演出モードM1の時)では、各予告パターンY1〜Y3に基づく大当り予告が、大当り演出となる図柄組み合わせゲームとはずれリーチ演出となる図柄組み合わせゲームの何れでも実行されることとなる。一方で、チャンスタイム(演出モードM2の時)では、予告パターンY1,Y2に基づく大当り予告が、大当り演出となる図柄組み合わせゲームとはずれリーチ演出となる図柄組み合わせゲームの何れでも実行されることとなるが、予告パターンY3に基づく大当り予告は大当り演出となる図柄組み合わせゲームのみで行われることになる。
チャンスタイムでは、はずれリーチ演出の場合に予告パターン振分テーブルL2から予告パターンY3が選択されず、予告パターンY3に基づく大当り予告が行われないため、はずれリーチ演出の場合における予告パターンY3に基づく大当り予告の出現率が0(零)%になっている。このため、チャンスタイムでは、予告パターンY3に基づく大当り予告(キャラクタK2が画像表示される大当り予告)を伴って図柄組み合わせゲームが行われると、当該ゲームは必ず大当りとなる。すなわち、チャンスタイム(演出モードM2)では、予告パターンY3に基づく大当り予告が大当り確定(出現すれば大当り)の大当り予告(大当り確定示唆演出)となる。
また、本実施形態のパチンコ機10では、予告パターンの種類に応じて、大当り遊技状態が付与される割合(大当り信頼度)を異ならせている。より詳しく言えば、予告パターンY1(予告なし)<予告パターンY2(キャラクタK1の画像表示)<予告パターンY3(キャラクタK2の画像表示)の順に、大当り遊技状態が付与される割合が高くなるように設定されている。これは、大当り予告がない場合(キャラクタが画像表示されない場合)よりもキャラクタK1が画像表示される方が、キャラクタK1が画像表示されるよりもキャラクタK2が画像表示される方が、大当り遊技状態が付与される可能性が高まることを示している。前述の割合は、予告パターン振分テーブルL1及び予告パターン振分テーブルL2に対する予告パターンY1〜Y3の振分け態様(予告パターン振分乱数の振分け態様)に応じて決定される。すなわち、大当り遊技状態が付与される割合を高くするためには、予告パターンの選択割合を、大当りの場合とはずれの場合を含む全体の割合に対して大当りの場合の選択割合を高く設定すれば良い。
そして、サブCPU31aは、ROM31bに記憶された演出制御プログラムに基づき、各種処理(図柄組み合わせゲームの実行処理、デモ演出の実行処理、大当り遊技中の大当り遊技演出の実行処理)を実行する。
最初に、図柄組み合わせゲームの実行処理について説明する。
サブCPU31aは、変動パターン指定コマンドと図柄指定コマンドを入力すると、指示された変動パターンに対応する演出内容の図柄組み合わせゲームを可変表示器21で実行させ、該図柄組み合わせゲームにて図柄指定コマンドで指示された図柄を最終的に表示させる。このとき、サブCPU31aは、大当り演出用の変動パターンP1又ははずれリーチ演出用の変動パターンP2を指示する変動パターン指定コマンドを入力した場合、RAM31cに設定されている演出モードの種類を確認するとともに、RAM31cから予告パターン振分乱数の値を取得し、予告パターンを選択する。具体的に言えば、サブCPU31aは、演出モードM1(通常遊技)の場合、予告パターン振分テーブルL1(図4(a))の中から変動パターンの種類と取得した予告パターン振分乱数の値に基づき予告パターンを選択する(予告パターン選択処理)。例えば、サブCPU31aは、変動パターンP1が指示され、予告パターン振分乱数の値として「55」を取得した場合、予告パターンY3を選択する(図4(a)参照)。一方、サブCPU31aは、演出モードM2(チャンスタイム)の場合、予告パターン振分テーブルL2(図4(b))の中から変動パターンの種類と取得した予告パターン振分乱数の値に基づき予告パターンを選択する(予告パターン選択処理)。なお、サブCPU31aは、選択した予告パターンをRAM31cに設定し、図柄組み合わせゲームが行われる毎に選択した予告パターンを書き換える。このとき、サブCPU31aは、大当りとなった場合、その大当りとなった図柄組み合わせゲームの開始時にRAM31cに設定した予告パターンを大当り遊技中書き換えることなく維持し、大当り遊技が終了した後に次の図柄組み合わせゲームの開始時に書き換える。
そして、サブCPU31aは、選択した予告パターンに基づき図柄組み合わせゲーム中における大当り予告の実行を制御する。すなわち、サブCPU31aは、選択した予告パターンが予告パターンY1の場合には大当り予告を実行させずに、予告パターンY2又は予告パターンY3の何れかの場合には対応するキャラクタ(キャラクタK1又はキャラクタK2)を可変表示器21に画像表示させて大当り予告を実行させる。本実施形態では、サブCPU31aが、示唆演出選択手段とゲーム制御手段として機能する。
また、サブCPU31aは、図柄組み合わせゲームが行われる演出モードが演出モードM1の場合、該図柄組み合わせゲーム中に発光パターンH1に基づきサイドランプ17の発光を制御するとともに動作パターンD1に基づき演出用可動体23の動作を制御する(図5参照)。一方で、サブCPU31aは、図柄組み合わせゲームが行われる演出モードが演出モードM2の場合、該図柄組み合わせゲーム中に発光パターンH2に基づきサイドランプ17の発光を制御するとともに動作パターンD2に基づき演出用可動体23の動作を制御する(図5参照)。なお、サブCPU31aは、デモコマンドを入力した場合、デモ演出の実行処理を行う。デモ演出の実行処理にてサブCPU31aは、演出モードの種類に関係なく、可変表示器21にデモ演出用の画像を表示させるとともに、発光パターンH3に基づきサイドランプ17の発光を制御し、動作パターンD1に基づき演出用可動体23の動作を制御する(図5参照)。
また、サブCPU31aは、図柄組み合わせゲームの実行処理において、演出モードの設定に係る処理を行う。すなわち、サブCPU31aは、所定の開始条件の成立を契機に演出モードを演出モードM1から演出モードM2に切り替え、チャンスタイムを開始させると共に、所定の終了条件の成立を契機に演出モードを演出モードM2から演出モードM1に切り替え、チャンスタイムを終了させる。具体的に言えば、サブCPU31aは、演出モードM1の時にはずれリーチ演出用の変動パターンP2が指示され、予告パターンY3を選択した場合、予告パターンY3に基づく大当り予告を実行した図柄組み合わせゲームの終了後、次の図柄組み合わせゲームからチャンスタイムを開始させる。チャンスタイムを開始させたサブCPU31aは、RAM31cに演出モードの種類として演出モードM2を設定する。本実施形態では、サブCPU31aが、モード選択手段として機能する。
また、本実施形態においてチャンスタイムは、予め定めた期間の間、継続するようになっている。具体的に言えば、チャンスタイムは、該チャンスタイムの開始後、予め定めた回数の図柄組み合わせゲームが行われる迄の間、継続するようになっている。本実施形態では、前記回数として「20回」が定められており、保留記憶数の上限数(本実施形態では4)を超える回数とされている。そして、サブCPU31aは、チャンスタイムが開始し、前記回数分の図柄組み合わせゲームが行われると、前記回数目(20回目)の図柄組み合わせゲームの終了とともにチャンスタイムを終了させる。サブCPU31aは、チャンスタイム中、変動パターン指定コマンドの入力回数を計数して前記回数分の図柄組み合わせゲームが行われたか否かを判定する。チャンスタイムを終了させたサブCPU31aは、RAM31cに演出モードの種類として演出モードM1を設定する。なお、サブCPU31aは、チャンスタイムが開始してから前記回数分の図柄組み合わせゲームが行われる前に大当りとなった場合には、その大当りとなる図柄組み合わせゲームの終了によってチャンスタイムも終了させる。また、サブCPU31aは、チャンスタイム中に大当りとなった場合、RAM31cにおける演出モードM2の設定を維持し、大当り遊技終了後に演出モードM1を設定する。
次に、大当り遊技中の大当り遊技演出の実行処理について説明する。
本実施形態のパチンコ機10では、大当り遊技中、可変表示器21で大当り遊技演出(オープニング演出、ラウンド演出、エンディング演出)が実行され、可変表示器21とは別の装置で大当りに至った図柄組み合わせゲームで実行された大当り予告の種類と大当りに至った時の演出モードの種類を報知する報知演出が実行されるようになっている。報知演出は、サイドランプ17と演出用可動体23を用いて実行され、図柄組み合わせゲーム中及びデモ演出中の発光演出の発光パターンと可動演出の動作パターンを流用して実行される。本実施形態では、サブCPU31aが、大当り制御手段として機能する。
サブCPU31aは、オープニングコマンドを入力すると、可変表示器21にオープニング演出用の画像を表示してオープニング演出を実行させる。また、サブCPU31aは、ラウンドコマンドを入力すると、可変表示器21にラウンド演出用の画像を表示してラウンド演出を実行させる。なお、ラウンドコマンドには、何れのラウンド遊技が開始されるのかを特定可能な情報(ラウンド数)が示されており、サブCPU31aは、入力したラウンドコマンドに対応するラウンド遊技におけるラウンド演出を実行させる。また、サブCPU31aは、エンディングコマンドを入力すると、可変表示器21にエンディング演出用の画像を表示してエンディング演出を実行させる。サブCPU31aは、全ての大当り遊技にて大当り遊技演出(オープニング演出、ラウンド演出、エンディング演出)を共通な演出として実行させる。なお、大当り遊技演出の演出内容は、大当り遊技毎に同一演出内容であっても良いし、異なる演出内容であっても良い。
そして、サブCPU31aは、可変表示器21を制御して大当り遊技演出を実行させる一方で、サイドランプ17と演出用可動体23を制御して報知演出を実行させる。図6は、本実施形態における大当り遊技中の演出用可動体23の動作(図6(a))とサイドランプ17の動作(図6(b))を示している。サブCPU31aは、オープニングコマンドを入力すると、RAM31cに設定されている演出モードの種類を確認し、大当りに至った図柄組み合わせゲーム中の動作態様と同一動作態様(同一演出内容)となるように演出用可動体23の動作を制御する。すなわち、サブCPU31aは、演出モードM1(通常遊技)であれば動作パターンD1(非作動)に基づき演出用可動体23の動作(未作動)を制御し、演出モードM2(チャンスタイム)であれば動作パターンD2に基づき演出用可動体23の動作(作動)を制御する。この制御により、大当りに至った時の演出モードを報知する報知演出が実行される。
演出モードM1の場合、演出用可動体23は、図柄組み合わせゲーム中に非作動となっているので、大当り遊技中も非作動となる。一方で、演出モードM2の場合、演出用可動体23は、図柄組み合わせゲーム中に作動(回転動作)しているので、大当り遊技中も作動(回転動作)する。大当り遊技中の演出用可動体23の動作(作動又は非作動)により、大当りに至った図柄組み合わせゲームが行われた時の演出モードの種類が認識可能となる。
また、サブCPU31aは、オープニングコマンドを入力すると、RAM31cに設定されている演出モードの種類と予告パターンの種類を確認し、大当りに至った図柄組み合わせゲームで実行された予告パターンに対応付けられた発光パターンに基づきサイドランプ17の発光を制御する。本実施形態では、予告パターン毎に発光パターンが予め対応付けられている。
サブCPU31aは、予告パターンY1(予告なし)の場合、演出モードに関係なく発光パターンH1を用いてサイドランプ17の発光を制御する。また、サブCPU31aは、予告パターンY2(キャラクタK1の画像表示)の場合、演出モードに関係なく発光パターンH2を用いてサイドランプ17の発光を制御する。また、サブCPU31aは、予告パターンY3(キャラクタK2の画像表示)の場合、演出モードM1であれば発光パターンH3を用いてサイドランプ17の発光を制御し、演出モードM2であれば発光パターンH4を用いてサイドランプ17の発光を制御する。この制御により、大当りとなった図柄組み合わせゲームで実行された大当り予告を報知する報知演出が実行される。発光パターンH4に基づく発光演出は、演出モードM2の場合に予告パターンY3が選択されたときのみに大当り遊技中に実行される特別報知演出となる。予告パターンと発光パターンとが予め対応付けられているので、大当り遊技中のサイドランプ17の発光態様により、大当りとなった図柄組み合わせゲームで実行された大当り予告の種類が認識可能となる。
次に、本実施形態のパチンコ機10において、図柄組み合わせゲーム及び大当り遊技が行われる態様を図7〜図10に基づき説明する。図7及び図8は、演出モードM1で図柄組み合わせゲームが行われ、該図柄組み合わせゲーム中に予告パターンY2の大当り予告が実行された場合を示している。図9及び図10は、演出モードM2で図柄組み合わせゲームが行われ、該図柄組み合わせゲーム中に予告パターンY3の大当り予告が実行された場合を示している。なお、図7〜図10に示す図柄組み合わせゲームは、大当り演出用の変動パターンP1に基づき行われるものとする。
最初に、図7及び図8に基づき図柄組み合わせゲーム及び大当り遊技が行われる態様を説明する。
可変表示器21では、変動パターンP1に基づく図柄組み合わせゲームが行われ、該図柄組み合わせゲームの開始後、所定時間の経過時(全列の図柄が変動している時)にキャラクタK1が出現する大当り予告が実行される。この図柄組み合わせゲームは、演出モードM1で行われているので、サイドランプ17は発光パターンH1に基づき発光し、演出用可動体23は動作パターンD1に基づき非作動となっている。図8(a)は、大当り予告が実行された時の可変表示器21の画面と、サイドランプ17及び演出用可動体の動作を示している。そして、可変表示器21には、図柄組み合わせゲームの開始後、変動パターンP1に定められている演出時間の経過時に、大当りの図柄組み合わせが確定表示され、大当りが確定する。
大当りが確定すると、続いて、大当り遊技が行われる。大当り遊技が行われると、可変表示器21では、大当り遊技演出(オープニング演出→各ラウンド演出→エンディング演出の順)が実行される。その一方で、サイドランプ17と演出用可動体23では、大当りに至った図柄組み合わせゲームで実行された大当り予告の種類と前記図柄組み合わせゲームが行われた時の演出モードを示唆する報知演出が実行される。演出用可動体23は、大当りに至った図柄組み合わせゲームが演出モードM1で行われているので動作パターンD1に基づき作動せず、この動作により、演出モードM1であったことを示唆する報知演出が実行される。また、サイドランプ17は、大当りに至った図柄組み合わせゲームで予告パターンY2に基づく大当り予告が実行されているので、その大当り予告に対応付けられた発光パターンH2に基づき発光し、この発光により、予告パターンY2に基づく大当り予告であったことを示唆する報知演出が実行される。図8(b)は、大当り遊技演出(ラウンド演出)が実行された時の可変表示器21の画面と、サイドランプ17及び演出用可動体23の動作(非作動)を示している。
次に、図9及び図10に基づき図柄組み合わせゲーム及び大当り遊技が行われる態様を説明する。
可変表示器21では、変動パターンP1に基づく図柄組み合わせゲームが行われ、該図柄組み合わせゲームの開始後、所定時間の経過時(全列の図柄が変動している時)にキャラクタK2が出現する大当り予告が実行される。この図柄組み合わせゲームは、演出モードM2で行われているので、サイドランプ17は発光パターンH2に基づき発光し、演出用可動体23は動作パターンD2に基づき作動している。図10(a)は、大当り予告が実行された時の可変表示器21の画面と、サイドランプ17及び演出用可動体23の動作を示している。そして、可変表示器21には、図柄組み合わせゲームの開始後、変動パターンP1に定められている演出時間の経過時に、大当りの図柄組み合わせが確定表示され、大当りが確定する。
大当りが確定すると、続いて、大当り遊技が行われる。大当り遊技が行われると、可変表示器21では、前述した図7及び図8の態様と同一演出内容で大当り遊技演出が実行される。その一方で、サイドランプ17と演出用可動体23では、大当り予告の種類と演出モードを示唆する報知演出が実行される。演出用可動体23では、大当りに至った図柄組み合わせゲームが演出モードM2で行われているので動作パターンD1に基づき作動し、この動作により、演出モードM2であったことを示唆する報知演出が実行される。また、サイドランプ17は、演出モードM2の時に大当りに至った図柄組み合わせゲームで予告パターンY3に基づく大当り予告が実行されているので、その大当り予告に対応付けられた発光パターンH4に基づき発光し、この発光により、予告パターンY3に基づく大当り予告であったことを示唆する報知演出が実行される。図10(b)は、大当り遊技演出(ラウンド演出)が実行された時の可変表示器21の画面と、サイドランプ17及び演出用可動体23の動作(作動)を示している。
従って、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)大当り遊技中、サイドランプ17を用いて大当りに至った図柄組み合わせゲームで実行された大当り予告の種類を報知する報知演出が実行される。サイドランプ17は、可変表示器21の表示演出とは異種の発光演出を実行し、可変表示器21とは別に設けられている。このため、可変表示器21にて大当り遊技演出を実行させた場合であっても、サイドランプ17で報知演出が実行されているので、大当り遊技演出が妨げられない。また、可変表示器21とサイドランプ17は、演出形態が異なっているので、大当り遊技演出と報知演出の区別がし易く、報知演出の実行によって大当り遊技演出が妨げられない。そして、報知演出により、どのような過程(どのような大当り予告)を経て大当りになったかを遊技者に認識させ、大当りになったことへの喜びを一層喚起させることができる。
(2)また、大当り遊技中、演出用可動体23を用いて大当りに至った図柄組み合わせゲームが行われた演出モードの種類を報知する報知演出が実行される。演出用可動体23は、可変表示器21の表示演出とは異種の可動演出を実行し、可変表示器21とは別に設けられている。このため、可変表示器21にて大当り遊技演出を実行させた場合であっても、演出用可動体23で報知演出が実行されるので、大当り遊技演出が妨げられない。また、可変表示器21と演出用可動体23は、演出形態が異なっているので、大当り遊技演出と報知演出の区別がし易く、報知演出の実行によって大当り遊技演出が妨げられない。そして、報知演出により、どのような過程(どのような演出モード)を経て大当りになったかを遊技者に認識させ、大当りになったことへの喜びを一層喚起させることができる。
(3)また、大当り遊技中、可変表示器21では、全ての大当り遊技に共通する大当り遊技演出が実行されるので、大当り遊技の進行状況を遊技者が把握する上で重要な情報や大当り遊技中にしか見ることのできない演出を遊技者に提供することができる。
(4)演出モード毎に大当り予告の選択割合(すなわち、大当り予告の出現割合)を異ならせているので、演出モードの種類と大当り予告の種類を報知する報知演出によって何れの演出モードのときにどのような大当り予告が出現すると大当りし易いのか、大当りの傾向を遊技者に認識させることができる。したがって、この認識により、演出モード毎に出現した大当り予告によって遊技者が抱く大当りへの期待感を変化させることができる。例えば、同じ大当り予告が出現した場合でも、演出モードM1の時と演出モードM2の時とで大当りへの期待感を変化させることができる。
(5)報知演出は、図柄組み合わせゲーム中やデモ演出中にサイドランプ17及び演出用可動体23が実行する遊技演出を流用して実行される。このため、大当り遊技中のサイドランプ17の発光態様や演出用可動体23の動作態様から如何なる大当り予告が実行されたのか、及び如何なる演出モードで大当りに至ったのかを容易に把握させることができる。また、遊技演出を流用することにより、報知演出を実行させるための新たなパターン(制御プログラム)を用意する必要がないので、パチンコ機10の構成を簡素化できるとともに演出制御基板31などの制御基板に制御負担を強いることなく報知演出を実行させることができる。
(6)また、図柄組み合わせゲーム中に実行された遊技演出と同一内容で報知演出を実行させれば、大当りに至った過程をさらに容易に把握させることができる。すなわち、報知演出と図柄組み合わせゲーム中に実行された遊技演出との対応を容易に結びつけることができる。そして、実施形態では、演出モードの種類を報知する報知演出を、図柄組み合わせゲーム中の演出用可動体23の動作態様と同一動作態様で実行させているので、演出用可動体23の動作から演出モードを容易に把握させることができる。
(7)大当り確定となる演出は、図柄組み合わせゲームが大当りになることを遊技者に示唆する演出であるので、大当り確定となる演出を経て大当りとなった過程は遊技者にとって特別な思いを抱くことになる。実施形態では、演出モードM2の時に予告パターンY3に基づく大当り予告が実行されると、大当りが確定する。このような大当り確定の演出が実行された場合、大当り遊技中に特別報知演出を実行させることにより、大当りになった喜びをより一層喚起させることができる。
(8)大当り遊技中は、大当りに至った図柄組み合わせゲームが演出モードM2で行われている場合のみに演出用可動体23を作動させる。すなわち、大当り遊技中は、常に演出用可動体23が作動している訳ではなく、作動する場合と作動しない場合とが存在する。このため、大当り遊技中に演出用可動体23を常に作動させる構成としたパチンコ機とは異なり大当り遊技中の演出が一義的にならず、演出の種類を増やすことができる。また、大当り遊技中に演出用可動体23が作動することに対して付加価値(実施形態では、演出モードM2の時に大当りに至ったという価値)を付与することができる。
(9)チャンスタイム中に大当り確定となる大当り予告を大当り信頼度が最も高い大当り予告とした。通常、遊技者は、大当りになることを期待して遊技を行っているため、図柄組み合わせゲームで大当り信頼度の高く設定された大当り予告が行われることを最も期待することになる。そのため、最終的に大当りにならない図柄組み合わせゲームで大当り信頼度の最も高い予告パターンY3に基づく大当り予告が行われたことを契機にチャンスタイムが開始し、当該チャンスタイム中に再び図柄組み合わせゲームで大当り信頼度の最も高い予告パターンY3に基づく大当り予告が行われた場合には、必ず大当りにすることができる。従って、大当り予告としてキャラクタK2の登場に対する期待を更に高めさせることができる。また、チャンスタイム中は、図柄組み合わせゲームで大当り信頼度の最も高い予告パターンY3に基づく大当り予告が行われると、大当りになるため、大当り信頼度の最も高い大当り予告に対する期待感を損なわせないようにすることができる。
(10)サブCPU31aは、通常遊技の場合とチャンスタイムの場合とで異なるテーブル(予告パターン振分テーブルL1又は予告パターン振分テーブルL2)を参照し、予告パターンを選択するようにした。そして、予告パターン振分テーブルL2では、はずれリーチ演出用の変動パターンP2が指定された場合に予告パターンY3が選択されないように予告パターン振分乱数の値を対応付けた。そのため、チャンスタイム中は、はずれリーチ演出となる図柄組み合わせゲームにて予告パターンY3に基づく大当り予告が行われることを確実に規制し、予告パターンY3に基づく大当り予告が行われた場合には必ず大当りにすることができる。従って、チャンスタイム中は、予告パターンY3に基づく大当り予告の出現自体に大きな期待を抱かせることができ、興趣の向上を図ることができる。また、チャンスタイム中、予告パターンY3に基づく大当り予告を伴う図柄組み合わせゲームが大当りにならないなど、遊技者に不信感を与えることのない演出を実現することができる。
(11)チャンスタイムを、通常遊技と遊技演出の演出態様(本実施形態では大当り予告の出現率)が異なるだけであって、大当りの抽選に関与しないようにした。このため、チャンスタイムがなかなか開始せずに、遊技中、大当りを最も期待している遊技者の興趣が殺がれることを抑制できる。すなわち、チャンスタイムが開始されないと大当りにならないのではないかという印象を遊技者に抱かせないようにすることができる。
(12)遊技機メーカでは、パチンコ機10の開発の際に繰り返し実射試験(実際に遊技球を発射させて行う試験)が行われている。実射試験では、実際に遊技を行ってみてどのようなリーチ演出や大当り予告が出現するのかなどのデータを取り、演出振分けの確認や変更などの作業を行う。この実射試験は、試験を効率的に行うために一度に複数台のパチンコ機10を動作させて行う。このため、試験担当者は、1台のパチンコ機10に長時間滞在してデータ取りを行う訳にはいなかない。したがって、大当り遊技中に報知演出を実行させることにより、大当りまでの過程を見ていなくても大当り遊技中のサイドランプ17や演出用可動体23の動作から把握することができる。すなわち、大当りに至った図柄組み合わせゲームで実行された大当り予告の種類や大当りに至った時の演出モードの種類などのデータを取ることができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・実施形態において、選択された大当り予告の予告パターンに応じて、図柄組み合わせゲーム中にサイドランプ17を発光させても良い。そして、大当り遊技中、サイドランプ17を、大当りに至った図柄組み合わせゲームでの発光態様と同一発光態様で発光させても良い。
・実施形態では、大当り遊技中に演出用可動体23を図柄組み合わせゲームが行われている時と同一動作態様で動作させているが、その動作態様を含めば完全同一となる動作態様で動作させなくても良い。例えば、演出モードM2の時に大当りに至った場合には、大当り遊技中、演出用可動体23を、所定時間毎に回転動作させても良い。大当り予告の種類を報知する場合も同様である。
・実施形態において、報知演出をサイドランプ17や演出用可動体23に代えて枠ランプ16やサイドランプ17などの他の装置を用いて実行しても良い。
・実施形態では、大当り遊技中に図柄組み合わせゲーム中及びデモ演出中に実行される遊技演出(実施形態ではサイドランプ17の発光演出)を流用して報知演出を実行させているが、図柄組み合わせゲーム中のみに実行される遊技演出を流用して報知演出を実行させても良い。
・実施形態において、1つの演出モードM1(通常演出モード)に対して複数の演出モードM2(特別演出モード)を設けても良い。また、3種類、4種類などの演出モードを設けても良い。
・実施形態は、演出モードを有するパチンコ機10に具体化したが、演出モードを有さないパチンコ機に具体化しても良い。この場合、大当り遊技中の報知演出では、大当りに至った図柄組み合わせゲームで実行された大当り予告を報知する。また、実施形態では、大当り遊技中の報知演出にて大当り予告の種類と演出モードの種類を報知したが、演出モードの種類のみ又は大当り予告の種類のみを報知しても良い。
・実施形態において、変動パターンの数や予告パターンの数を変更しても良い。また、予告パターン振分テーブルL1,L2における予告パターン振分乱数の振分け態様を変更しても良い。また、予告パターンとして、大当りの場合のみに出現する予告パターンを設けても良い。この予告パターンは、大当り演出用の変動パターンP1に対して対応付けられる。
・実施形態において、大当り予告の種類に代えて、図柄組み合わせゲーム中に実行されたリーチ演出の種類を報知する報知演出を大当り遊技中に実行させても良い。また、大当り予告の種類とリーチ演出の種類の両方を報知しても良い。図柄組み合わせゲームでは、リーチ演出を経由して、大当りの図柄組み合わせ又ははずれの図柄組み合わせが表示されるので、リーチ演出は図柄組み合わせゲームの展開を示唆する演出(当否の可能性を示唆する演出)となる。
・実施形態において演出モードM1に(通常遊技)と演出モードM2(チャンスタイム)の演出態様を異ならせる場合の具体的な内容は変更しても良い。以下、演出態様を異ならせる場合の具体的な内容の例として第1の変更例〜第5の変更例を記載する。第1の変更例は、リーチ演出(特定種の演出)の出現率を異ならせる。リーチ演出の出現率が異なることには、リーチ発生率が異なる場合と、リーチ演出の種類毎の出現率(出現し易いリーチ演出と出現し難いリーチ演出の振分け率)が異なる場合を含んでいる。リーチ発生率を異ならせるには、リーチ判定用乱数又はリーチ判定値を演出モードに応じて変更(リーチ判定用乱数の範囲変更、リーチ判定値の変更、又はリーチ判定用乱数の範囲とリーチ判定値の両方を変更)する。例えば、演出モードM1のリーチ発生率を3/60とし、演出モードM2のリーチ発生率を20/60にすると、演出モードM2ではリーチ演出が頻繁に行われることになり、大当りへの期待感を高めることができると共に、多種多様のリーチ演出を見る機会を増やすことができる。逆に、演出モードM1のリーチ発生率を20/60とし、演出モードM2のリーチ発生率を3/60にすると、演出モードM2でははずれリーチ演出の発生割合が減少し、時間効率のアップに貢献できると共に、リーチ演出が行われると大当りになる可能性が演出モードM1のときよりも高くなるため、大当りへの期待感を高めることができる。
・第2の変更例は、演出モードM2の場合に、演出モードM1のときに出現することのない(又は出現率が極めて低い(略0(零)))リーチ演出や予告演出が行われるようにしても良い。この場合、演出モードM2では、所謂、プレミアム演出が出現する可能性があり、演出モードM2で遊技を行うことに対して価値を高めることができる。
・第3の変更例は、演出モードM1と演出モードM2で、可変表示器21に定められ、図柄組み合わせが有効となる図柄組み合わせ有効ラインの本数を異ならせる。例えば、演出モードM1の場合に図柄組み合わせ有効ラインを1本とし、演出モードM2の場合に図柄組み合わせ有効ラインを5本にする。また、第4の変更例は、演出モードM1と演出モードM2で、可変表示器21における図柄の表示形式を異ならせる。図柄の表示形式が異なることには、図柄の変動方向が異なる場合と、図柄の種類(意匠)が異なる場合を含んでいる。図柄の変動方向は、例えば、演出モードM1の場合に縦方向(縦スクロール)とし、演出モードM2の場合に横方向(横スクロール)とする。図柄の種類は、例えば、演出モードM1の場合に0〜7の8種類の数字図柄とし、演出モードM2の場合に8種類のキャラクタ図柄(犬、猫、又は魚などを模した図柄)とする。第5の変更例は、演出モードM1と演出モードM2で、リーチ演出の演出内容や予告演出の演出内容を変更する。例えば、演出モードM1では、コマ送り変動となるリーチ演出と低速変動となるリーチ演出が行われ、演出モードM2では、拡大変動となるリーチ演出と高速変動となるリーチ演出が行われるようにする。第3〜第5の変更例では、見た目上、恰も違ったパチンコ機で遊技を行っているように感じることができ、遊技者の飽きを抑制することができる。
・実施形態において、チャンスタイム(演出モードM2)の開始契機を変更しても良い。例えば、所定時間の経過毎や所定回数の図柄組み合わせゲームが行われる毎にチャンスタイムを開始させても良い。また、単に開始契機の到来によってチャンスタイムを開始させるのではなく、前記開始契機の到来時に抽選し、その抽選に当選したことを契機にチャンスタイムを開始させても良い。例えば、実施形態の場合には、予告パターンY3に基づく大当り予告が実行された時に抽選し、その抽選に当選したことを契機にチャンスタイムを開始させても良い。
・実施形態において、チャンスタイム(演出モードM2)の終了契機を変更しても良い。実施形態と同様に終了契機を図柄組み合わせゲームの回数とする場合には、その回数を10回、50回又は100回などに変更しても良い。また、終了契機となる前記回数を予め複数種類用意しておき、チャンスタイムの開始時に前記回数を抽選で決定するようにしても良い。また、チャンスタイムの終了契機を、例えば、チャンスタイム開始から30分経過後や1時間経過後など時間の経過を契機としても良い。さらに、チャンスタイムの終了契機を、所定条件の成立時に抽選し、その抽選に当選した場合としても良い。所定条件としては、例えば、図柄組み合わせゲームの回数、特定のリーチ演出や大当り予告の出現などがある。
・実施形態において、各演出装置を個別に制御する制御基板を演出制御基板31に代えて設け、主制御基板30と各制御基板との間に主制御基板30からの指示を受けて各制御基板を統括的に制御する統括制御基板を設けても良い。各制御基板としては、例えば、可変表示器21と演出用可動体23を制御する表示制御基板、枠ランプ16とサイドランプ17を制御するランプ制御基板、スピーカ18を制御する音声制御基板を設けても良い。そして、統括制御基板のCPUを、大当り予告を選択する示唆演出選択手段や演出モードを選択する演出モード選択手段として機能させ、選択した大当り予告や演出モードを指示するコマンドを各制御基板に出力する。各制御基板は、前記コマンドを入力して個別に演出装置を制御し、大当り予告、大当り遊技演出及び報知演出を実行させる。すなわち、各制御基板をゲーム制御手段や大当り制御手段として機能させる。
・実施形態では、予告パターン振分テーブルL1と予告パターン振分テーブルL2の2つのテーブルを設けたが、予告パターンを選択する際に用いるテーブルを演出モードM1時と演出モードM2時とで共通のテーブルとしても良い。例えば、予告パターン振分テーブルL1を共通のテーブルとし、チャンスタイム中(演出モードM2時)に、変動パターンP2が指定されて予告パターンY3が選択されたとき、予告パターンY1又は予告パターンY2に強制的に変更するようにしても良い。このように構成すれば、演出モードM1時と演出モードM2時とで別々のテーブルを設けなくても良く、制御構成を簡素化できる。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記演出モードは、通常演出モードと該通常演出モードとは異なる演出態様で前記遊技演出を実行させることが可能な1つ又は複数の特別演出モードとからなり、前記複数種類の示唆演出には、前記特別演出モードにおいて前記大当り判定の判定結果が肯定の場合のみに実行される大当り確定示唆演出を含み、前記ゲーム制御手段は、前記図柄変動ゲーム中に前記遊技演出手段にも遊技演出を実行させ、前記大当り制御手段は、前記図柄変動ゲーム中に前記大当り確定演出が実行されなかった場合には少なくとも前記図柄変動ゲーム中に実行される前記遊技演出を流用して前記報知演出を実行させ、前記図柄変動ゲーム中に前記大当り確定示唆演出が実行された場合には前記図柄変動ゲーム中に前記遊技演出手段で実行される前記遊技演出とは異なる内容の特別報知演出を実行させることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
(ロ)前記演出モードは、通常演出モードと該通常演出モードとは異なる演出態様で前記遊技演出を実行させることが可能な1つ又は複数の特別演出モードとからなり、前記複数種類の示唆演出には、前記特別演出モードにおいて前記大当り判定の判定結果が肯定の場合のみに実行される大当り確定示唆演出を含み、前記モード選択手段は、前記大当り判定の判定結果が否定の場合に前記示唆演出選択手段が、前記複数種類の示唆演出のうち、前記図柄変動ゲームにて実行されたときに大当りとなる割合が最も高く設定された示唆演出を選択したことを契機に前記特別演出モードを選択することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
(ハ)前記ゲーム制御手段は、前記図柄変動ゲーム中に前記演出モードに対応する遊技演出を前記遊技演出手段に実行させ、前記大当り制御手段は、前記遊技演出手段で実行された遊技演出と同一演出又は該遊技演出を含む演出を前記報知演出として実行させることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の遊技機。
(ニ)前記ゲーム制御手段は、前記図柄変動ゲーム中に前記示唆演出に対応する遊技演出を前記遊技演出手段に実行させ、前記大当り制御手段は、前記遊技演出手段で実行された遊技演出と同一演出又は該遊技演出を含む演出を前記報知演出として実行させることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の遊技機。
(ホ)前記遊技演出手段は、機械的な動作による可動演出を実行する可動演出手段、発光体の発光による発光演出を実行する発光演出手段及び音声出力による音声演出を実行する音声演出手段のうち少なくともいずれか一つである請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の遊技機。
パチンコ遊技機の機表側を示す正面図。 表示装置を示す正面図。 パチンコ遊技機の制御構成を示すブロック図。 (a)は予告パターン振分テーブルを説明する説明図、(b)は予告パターン振分テーブルを説明する説明図。 図柄組み合わせゲーム中及びデモンストレーション演出中のサイドランプ及び演出用可動体の動作を説明する説明図。 (a)は大当り遊技中の演出用可動体の動作を説明する説明図、(b)は大当り遊技中のサイドランプの動作を説明する説明図。 図柄組み合わせゲーム中及び大当り遊技中における演出用可動体及びサイドランプの動作の一例を示すタイミングチャート。 (a),(b)は、図7の動作例に対応する可変表示器、サイドランプ及び演出用可動体の動作を示す模式図。 図柄組み合わせゲーム中及び大当り遊技中における演出用可動体及びサイドランプの動作の他例を示すタイミングチャート。 (a),(b)は、図9の動作例に対応する可変表示器、サイドランプ及び演出用可動体の動作を示す模式図。
符号の説明
10…パチンコ遊技機(遊技機)、16…枠ランプ(遊技演出手段)、17…サイドランプ(遊技演出手段)、18…スピーカ(遊技演出手段)、21…可変表示器(表示手段)、23…演出用可動体(遊技演出手段)、31a…サブCPU(示唆演出選択手段、モード選択手段、ゲーム制御手段、大当り制御手段)、M1,M2…演出モード。

Claims (4)

  1. 複数種類の図柄を変動させて行う図柄変動ゲームを表示する表示手段を備え、大当りか否かを判定する大当り判定の判定結果が肯定である場合、前記図柄変動ゲームにて大当り表示結果が表示され、その後に大当り遊技が行われる遊技機において、
    前記表示手段とは別に設けられ、該表示手段で実行される前記図柄変動ゲームを含む表示演出とは異種の遊技演出を実行する遊技演出手段と、
    前記図柄変動ゲームの展開を示唆する複数種類の示唆演出を有し、前記図柄変動ゲームで実行させる前記示唆演出を選択する示唆演出選択手段と、
    前記図柄変動ゲームを実行させるとともに該図柄変動ゲーム中に前記示唆演出選択手段が選択した前記示唆演出を前記表示手段に実行させるゲーム制御手段と、
    前記大当り遊技中に、前記表示手段には全ての大当り遊技で共通する大当り遊技演出を実行させる一方で、前記遊技演出手段には大当りに至った図柄変動ゲームで実行された示唆演出を報知する報知演出を実行させる大当り制御手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 複数種類の図柄を変動させて行う図柄変動ゲームを表示する表示手段を備え、大当りか否かを判定する大当り判定の判定結果が肯定である場合、前記図柄変動ゲームにて大当り表示結果が表示され、その後に大当り遊技が行われる遊技機において、
    前記表示手段とは別に設けられ、該表示手段で実行される前記図柄変動ゲームを含む表示演出とは異種の遊技演出を実行する遊技演出手段と、
    前記表示演出を含む遊技演出を異なる演出態様で実行させることが可能な複数の演出モードを有し、前記図柄変動ゲームを実行させる演出モードを選択するモード選択手段と、
    前記モード選択手段が選択した演出モードにて前記図柄変動ゲームを前記表示手段に実行させるゲーム制御手段と、
    前記大当り遊技中に、前記表示手段には全ての大当り遊技で共通する大当り遊技演出を実行させる一方で、前記遊技演出手段には大当りに至ったときの演出モードを報知する報知演出を実行させる大当り制御手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  3. 複数種類の図柄を変動させて行う図柄変動ゲームを表示する表示手段を備え、大当りか否かを判定する大当り判定の判定結果が肯定である場合、前記図柄変動ゲームにて大当り表示結果が表示され、その後に大当り遊技が行われる遊技機において、
    前記表示手段とは別に設けられ、該表示手段で実行される前記図柄変動ゲームを含む表示演出とは異種の遊技演出を実行する遊技演出手段と、
    前記図柄変動ゲームの展開を示唆する複数種類の示唆演出を有し、前記図柄変動ゲームで実行させる前記示唆演出を選択する示唆演出選択手段と、
    前記表示演出を含む遊技演出を異なる演出態様で実行させることが可能な複数の演出モードを有し、前記図柄変動ゲームを実行させる演出モードを選択するモード選択手段と、
    前記モード選択手段が選択した演出モードにて前記図柄変動ゲームを実行させるとともに該図柄変動ゲーム中に前記示唆演出選択手段が選択した前記示唆演出を前記表示手段に実行させるゲーム制御手段と、
    前記大当り遊技中に、前記表示手段には全ての大当り遊技で共通する大当り遊技演出を実行させる一方で、前記遊技演出手段には大当りに至ったときの演出モード及び大当りに至った図柄変動ゲームで実行された示唆演出を報知する報知演出を実行させる大当り制御手段とを備え、
    前記演出モードには前記示唆演出選択手段が前記示唆演出を選択する割合が定められており、該割合を前記演出モード毎に異ならせたことを特徴とする遊技機。
  4. 前記ゲーム制御手段は、前記図柄変動ゲーム中に前記遊技演出手段にも遊技演出を実行させ、
    前記大当り制御手段は、少なくとも前記図柄変動ゲーム中に実行される前記遊技演出を流用して前記報知演出を実行させることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機。
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