JP2007295749A - 電源装置およびこれを備える車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇圧コンバータの昇圧側の電圧低下や過電圧を抑制する。
【解決手段】バッテリ22の正側の出力端子とインバータ11,12の正極母線との間に順方向に取り付けられたダイオードD3と、ダイオードD3に並列接続されたスイッチング素子Tr3と、スイッチング素子Tr3やダイオードD3に対して直列接続された抵抗R3とを備える調整回路46を取り付け、コンデンサ電圧Vhが電圧指令より高くなったときにスイッチング素子Tr3をオンする。これにより、モータMG1,MG2の電力消費量が一時的に過剰となった場合でもコンデンサ電圧Vhの電圧低下を電池電圧Vbまでに抑制することができ、コンデンサ電圧Vhが電圧指令より高くなったときでもコンデンサ電圧Vhの電圧を低くすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置およびこれを備える車両に関する。
従来、この種の電源装置としては、直流電源の電圧を二つのスイッチング素子とリアクトルとを有する昇圧コンバータにより昇圧して電気負荷に供給するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、昇圧側の電圧指令に基づいて二つのスイッチング素子のオン時間をデューティー制御している。
WO 03/056694 A1
上述の電源装置では、昇圧側に接続された電気機器により入出力される電力が急変すると、昇圧コンバータの応答性が低いことから、昇圧側に電圧低下を生じたり過電圧を生じる場合がある。昇圧側の電圧低下は電気機器の所望の駆動を阻害し、過電圧は直流電源と電気機器との間に設けられた回路の素子の損傷を招く場合を生じる。
本発明の電源装置およびこれを備える車両は、昇圧コンバータの昇圧側の電圧低下を抑制することを目的の一つとする。また、本発明の電源装置およびこれを備える車両は、昇圧コンバータの昇圧側の過電圧を抑制することを目的の一つとする。さらに、本発明の電源装置およびこれを備える車両は、電気機器の駆動を確保することを目的の一つとする。あるいは、本発明の電源装置およびこれを備える車両は、素子の破損や損傷を抑制することを目的の一つとする。
本発明の電源装置およびこれを備える車両は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明の第1の電源装置は、
電気機器と電力のやりとりを行なう電源装置であって、
直流電源と、
前記直流電源の電圧を昇圧して前記電気機器に供給可能な昇圧コンバータと、
前記直流電源の正極からみて前記電気機器に対して順方向に且つ前記昇圧コンバータと並列に接続されたダイオードと、
を備えることを要旨とする。
この本発明の第1の電源装置では、昇圧コンバータの昇圧側の電圧が降下して直流電源の電圧未満に至るときには、ダイオードを介して電気機器に直流電源の電圧が作用するから、昇圧コンバータの昇圧側の電圧を直流電源の電圧以上にすることができる。この結果、昇圧コンバータの昇圧側の電圧が直流電源の電圧未満に低下するのを抑制することができ、電気機器の駆動を確保することができる。ここで、電気機器は、電源装置と電力のやりとりが可能であれば如何なる機器であってもよい。
本発明の第2の電源装置は、
電気機器と電力のやりとりを行なう電源装置であって、
直流電源と、
前記直流電源の電圧を昇圧して前記電気機器に供給可能な昇圧コンバータと、
前記昇圧コンバータの昇圧側の端子に接続されたコンデンサと、
前記直流電源から前記コンデンサに対して前記昇圧コンバータをバイパスするバイパス回路と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の第2の電源装置では、昇圧コンバータの昇圧側の端子に接続されたコンデンサに対して直流電源から昇圧コンバータをバイパスするバイパス回路が機能することにより、コンデンサの予期しない過電圧や電圧降下に対処することができる。例えば、「バイパス回路」として直流電源の正極からみて電気機器に対して順方向に接続されたダイオードを用いれば、昇圧コンバータの昇圧側の電圧が降下して直流電源の電圧未満に至るときには、ダイオードを介してコンデンサ側に直流電源の電圧が作用するから、コンデンサの電圧を直流電源の電圧以上にすることができる。この結果、コンデンサの電圧が直流電源の電圧未満に低下するのを抑制することができ、電気機器の駆動を確保することができる。なお、第2の電源装置でも、電気機器は、電源装置と電力のやりとりが可能であれば如何なる機器であってもよい。
本発明の第1の電源装置やバイパス回路としてダイオードを備える態様の本発明の第2の電源装置において、前記ダイオードと並列接続されたスイッチング素子と、前記昇圧コンバータの昇圧側の電圧を検出する電圧検出手段と、前記検出された電圧が第1の電圧以上に至ったときに前記スイッチング素子をオンし、前記検出された電圧が前記第1の電圧より低い第2の電圧未満に至ったときに前記スイッチング素子をオフするスイッチオンオフ手段と、を備えるものとすることもできる。こうすれば、昇圧コンバータの昇圧側の電圧が第1の電圧を超える電圧となるのを抑制することができる。この結果、昇圧コンバータの昇圧側が過電圧となるのを抑制することができ、昇圧コンバータの昇圧側に接続された素子の過電圧による損傷や破損を抑制することができる。
こうしたダイオードと並列されたスイッチング素子を備える態様の本発明の第1または第2の電源装置において、前記ダイオードに直列接続された抵抗を備えるものとすることもできる。また、前記ダイオードは、前記昇圧コンバータが有するリアクトルの中間タップに接続されてなるものとすることもできる。これらの場合、抵抗やリアクトルによる電圧降下を期待することができる。
本発明の第1または第2の電源装置において、前記昇圧コンバータは、昇圧機能を不能にするリレーを備えるものとすることもできる。こうすれば、異常が生じたときに対処することができる。この場合、前記リレーは前記昇圧コンバータのリアクトルに直列に接続されてなるものとすることもできる。
本発明の車両は、
走行用の駆動力を出力する電動機と、
前記電気機器として前記電動機と電力のやりとりを行なう上述のいずれかの態様の第1または第2の電源装置、即ち、基本的には、電気機器と電力のやりとりを行なう電源装置であって、直流電源と、前記直流電源の電圧を昇圧して前記電気機器に供給可能な昇圧コンバータと、前記直流電源の正極からみて前記電気機器に対して順方向に且つ前記昇圧コンバータと並列に接続されたダイオードと、を備える本発明の第1の電源装置や、電気機器と電力のやりとりを行なう電源装置であって、直流電源と、前記直流電源の電圧を昇圧して前記電気機器に供給可能な昇圧コンバータと、前記昇圧コンバータの昇圧側の端子に接続されたコンデンサと、前記直流電源から前記コンデンサに対して前記昇圧コンバータをバイパスするバイパス回路と、を備える本発明の第2の電源装置と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の車両は、上述のいずれかの態様の本発明の第1または第2の電源装置を備えるから、本発明の第1または第2の電源装置の奏する効果、例えば、昇圧コンバータの昇圧側の電圧低下を抑制することができる効果やこれに伴い電気機器の駆動を確保することができる効果、昇圧コンバータの昇圧側の過電圧を抑制することができる効果やこれに伴い素子の損傷や破損を抑制することができる効果、コンデンサの予期しない過電圧や電圧降下に対処することができる効果などと同様の効果を奏することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての車載用の電源装置20の構成の概略を示す構成図である。実施例の電源装置20は、図示するように、インバータ11,12を介して走行用の動力を出力する二つのモータMG1,MG2に接続されており、直流電源としてのバッテリ22と、バッテリ22の電圧を昇圧して二つのモータMG1,MG2側に供給したりモータMG1,MG2側の電圧を降圧してバッテリ22側に供給したりする昇圧コンバータ30と、昇圧コンバータ30の機能を停止するためのリレー26と、昇圧コンバータ30の昇圧側(二つのモータMG1,MG2側)に配置されて昇圧側の電圧を平滑する平滑コンデンサ42と、平滑コンデンサ42側の電圧を調整する調整回路46と、装置全体をコントロールする電子制御ユニット50と、を備える。
バッテリ22は、例えば、リチウムイオン電池やニッケル水素電池などの充放電可能な二次電池として構成されている。
昇圧コンバータ30は、インバータ11,12の正極母線と負極母線に平滑コンデンサ42と並列するよう直列に配置された二つのゲート式のスイッチング素子(例えば、MOSFET)Tr1,Tr2と、各スイッチング素子Tr1,Tr2に対して並列に電圧を保持するよう取り付けられた二つのダイオードD1,D2と、二つのスイッチング素子Tr1,Tr2の中間とバッテリ22の正極側に取り付けられたコイル32と、により構成された周知の昇圧コンバータである。なお、リレー26は、バッテリ22の正側の出力端子と昇圧コンバータ30のコイル32との間に取り付けられている。
調整回路46は、バッテリ22の正側の出力端子とインバータ11,12の正極母線との間に順方向に取り付けられたダイオードD3と、このダイオードD3に並列接続されたスイッチング素子Tr3とスイッチング素子Tr3やダイオードD3に対して直列接続された抵抗R3とから構成されている。
電子制御ユニット50は、CPU52を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU52の他に処理プログラムを記憶するROM54と、データを一時的に記憶するRAM56と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。電子制御ユニット50には、バッテリ22の出力端子間に取り付けられた電圧センサ24からの電池電圧Vbや平滑コンデンサ42の端子間に取り付けられた電圧センサ44からのコンデンサ電圧Vhなどが入力ポートを介して入力されている。また、電子制御ユニット50からは、昇圧コンデンサ30のスイッチング素子Tr1,Tr2へのスイッチング信号や調整回路46のスイッチング素子Tr3へのスイッチング信号,リレー26への駆動信号などが出力ポートから出力されている。電子制御ユニット50は、電源装置20の制御ユニットとして機能するだけでなく、走行用の二つのモータMG1,MG2の駆動制御ユニットとしても機能する。このため、電子制御ユニット50にはモータMG1,MG2に取り付けられた回転位置センサ13,14からのロータの回転位置やインバータ11,12に取り付けられた図示しない電流センサからのモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力ポートを介して入力されており、電子制御ユニット50からはインバータ11,12へのスイッチング信号などが出力ポートを介して出力されている。
なお、二つのモータMG1,MG2は、いずれも発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ11,12および昇圧コンバータ30を介してバッテリ22と電力のやりとりを行なう。
こうして構成された電源装置20は、基本的には、バッテリ22と二つのモータMG1,MG2との間で電力のやりとりを円滑に行なうためにコンデンサ電圧Vhが電圧指令Vh*となるよう電子制御ユニット50により昇圧コンバータ30のスイッチング素子Tr1,Tr2がオンオフ制御される。
次に、実施例の電源装置20における調整回路46のダイオードD3の動作について説明する。モータMG1,MG2の電力消費量が一時的に過剰となった場合には、平滑コンデンサ42からの放電によりコンデンサ電圧Vhは低くなる。このとき、コンデンサ電圧Vhが電池電圧Vbを下回ると、ダイオードD3を介してバッテリ22側から電流が平滑コンデンサ42側に流れる。このため、コンデンサ電圧Vhは電池電圧Vbとなる。いま、比較例としてダイオードD3を備えない場合を考えると、モータMG1,MG2の電力消費量が一時的に過剰になると、コンデンサ電圧Vhは値0まで低下することになる。したがって、ダイオードD3を設けることにより、コンデンサ電圧Vhの予期しない低下を電池電圧Vbまでに抑制することができる。
続いて、実施例の電源装置20における調整回路46のスイッチング素子Tr3の動作について説明する。図2は、電子制御ユニット50により実行される調整回路46のスイッチング素子Tr3をオンオフするためのスイッチング制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは所定時間毎(例えば、数msec毎)に繰り返し実行される。スイッチング制御ルーチンが実行されると、電子制御ユニット50のCPU52は、まず、モータMG1,MG2を駆動するために図示しない駆動制御ルーチンにより設定された電圧指令Vh*と電圧センサ44からのコンデンサ電圧Vhとを入力し(ステップS100)、入力した電圧指令Vh*からコンデンサ電圧Vhを減じて電圧偏差ΔVを計算する処理を実行する(ステップS110)。そして、電圧偏差ΔVを値0を挟んで閾値Vrefの範囲である通常電圧範囲内にあるか否かを判定し(ステップS120)、電圧偏差ΔVが通常電圧範囲内のときにはそのまま本ルーチンを終了し、電圧偏差ΔVが通常電圧範囲を下回るときにはコンデンサ電圧Vhを低くするためにスイッチング素子Tr3をオンとして(ステップS130)、本ルーチンを終了し、電圧偏差ΔVが通常電圧範囲を上回るときにはコンデンサ電圧Vhを高くするためにスイッチング素子Tr3をオフとして(ステップS140)、本ルーチンを終了する。即ち、コンデンサ電圧Vhが電圧指令Vh*より閾値Vrefだけ大きくなるとスイッチング素子Tr3をオンとして抵抗R3を介してバッテリ22の正側の出力端子に電流を流してコンデンサ電圧Vhを低くし、これによりコンデンサ電圧Vhが電圧指令Vh*より閾値Vrefだけ小さくなるとスイッチング素子Tr3をオフとしてバッテリ22側に電流が流れるのを抑止するのである。実施例では、閾値Vrefとしては、制御上で設定される最大の電圧指令Vh*と平滑コンデンサ42の耐圧との差より小さな値として設定されているから、これにより、コンデンサ電圧Vhが電圧指令Vh*より閾値Vref以上に高くなるのを抑制することができると共に平滑コンデンサ42の破損を抑制することができる。
図3は、リレー26のオンオフを制御するリレー制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは所定時間毎(例えば、数msec毎)に繰り返し実行される。リレー制御ルーチンが実行されると、電子制御ユニット50のCPU52は、図示しない異常判定ルーチンにより昇圧コンバータ30に異常が生じているときに値1が設定される異常判定信号を入力し(ステップS200)、入力した異常判定信号により昇圧コンバータ30に異常が生じているか否かを判定し(ステップS210)、昇圧コンバータ30に異常が生じていないときにはそのまま本ルーチンを終了し、昇圧コンバータ30に異常が生じているときにはリレー26をオフとして(ステップS220)、本ルーチンを終了する。リレー26がオフとされると、昇圧コンバータ30は機能しなくなる。これにより、リレー26をオフするだけで昇圧コンバータ30を停止することができる。
以上説明した実施例の電源装置20によれば、インバータ11,12の正極母線とバッテリ22の正側の出力端子との間にバッテリ22の正側の出力端子からみて順方向にダイオードD3を取り付けることにより、モータMG1,MG2の電力消費量が一時的に過剰となった場合などに生じ得るコンデンサ電圧Vhの予期しない低下を電池電圧Vbまでに抑制することができる。この結果、モータMG1,MG2の制御を破綻させることなく、モータMG1,MG2の駆動を確保することができる。
また、実施例の電源装置20によれば、ダイオードD3に並列にスイッチング素子Tr3を設けると共にスイッチング素子Tr3に直列に抵抗R3を設け、コンデンサ電圧Vhが電圧指令Vh*より閾値Vref分大きくなるとスイッチング素子Tr3をオンとし、コンデンサ電圧Vhが電圧指令Vh*より閾値Vref分小さくなるとスイッチング素子Tr3をオフとすることにより、コンデンサ電圧Vhが電圧指令Vh*より閾値Vref以上に高くなるのを抑制することができると共に平滑コンデンサ42の破損を抑制することができる。
さらに、実施例の電源装置20によれば、バッテリ22の正側の出力端子と昇圧コンバータ30のコイル32との間にリレー26を取り付け、昇圧コンバータ30に異常が生じたときにリレー26をオフすることにより、昇圧コンバータ30の異常に迅速に対処することができる。
実施例の電源装置20では、スイッチング素子Tr3に対して直列に抵抗R3を設けたが、抵抗R3と同様に電力消費ができればよいから、図4の変形例の電源装置20Bに例示するように、昇圧コンバータ30のコイル32を中間タップを有するコイル32Bとすると共にスイッチング素子Tr3をこのコイル32Bの中間タップとインバータ11,12の正極母線とに接続するものとしてもよい。
実施例の電源装置20では、ダイオードD3に並列にスイッチング素子Tr3を設けると共にスイッチング素子Tr3に直列に抵抗R3を設けるものとしたが、図5の変形例の電源装置20Cに例示するように、スイッチング素子Tr3も抵抗R3も設けないものとしてもかまわない。
実施例の電源装置20では、バッテリ22の正側の出力端子と昇圧コンバータ30のコイル32との間にリレー26を取り付けるものとしたが、スイッチング素子Tr1とスイッチング素子Tr2との中間点とコイル32との間にリレー26を取り付けるものとしてもよい。また、リレー26を備えないものとしてもかまわない。
実施例の電源装置20では、インバータ11,12を介して二つのモータMG1,MG2に接続されるものとして説明したが、一つのモータに接続されるものとしてもよく、三つ以上のモータに接続されるものとしてもかまわない。また、接続先としては、モータや発電機に限定されるものではなく、電力消費する如何なる機器や電力を発電または回生する如何なる機器としてもかまわない。
実施例の電源装置20では、車載されて走行用のモータMG1,MG2と電力のやりとりを行なうものとしたが、車載されずに他の電気的な機器と電力のやりとりを行なうものとしてもかまわない。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電源装置やこれを搭載する車両の製造産業などに利用可能である。
本発明の一実施例としての車載用の電源装置20の構成の概略を示す構成図である。 電子制御ユニット50により実行されるスイッチング制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 電子制御ユニット50により実行されるリレー制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 変形例の電源装置20Bの構成の概略を示す構成図である。 変形例の電源装置20Cの構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
11,12 インバータ、13,14 回転位置センサ、20,20B,20C 電源装置、22 バッテリ、24 電圧センサ、26 リレー、30 昇圧コンバータ、32 コイル、42 平滑コンデンサ、44 電圧センサ、46 調整回路、50 電子制御ユニット、52 CPU、54 ROM、56 RAM、Tr1,Tr2,Tr3 スイッチング素子、D1,D2,D3 ダイオード、R3 抵抗、MG1,MG2 モータ。

Claims (8)

  1. 電気機器と電力のやりとりを行なう電源装置であって、
    直流電源と、
    前記直流電源の電圧を昇圧して前記電気機器に供給可能な昇圧コンバータと、
    前記直流電源の正極からみて前記電気機器に対して順方向に且つ前記昇圧コンバータと並列に接続されたダイオードと、
    を備える電源装置。
  2. 電気機器と電力のやりとりを行なう電源装置であって、
    直流電源と、
    前記直流電源の電圧を昇圧して前記電気機器に供給可能な昇圧コンバータと、
    前記昇圧コンバータの昇圧側の端子に接続されたコンデンサと、
    前記直流電源から前記コンデンサに対して前記昇圧コンバータをバイパスするバイパス回路と、
    を備える電源装置。
  3. 前記バイパス回路は、前記直流電源の正極からみて前記電気機器に対して順方向に接続されたダイオードである請求項2記載の電源装置。
  4. 請求項1または3記載の電源装置であって、
    前記ダイオードと並列接続されたスイッチング素子と、
    前記昇圧コンバータの昇圧側の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記検出された電圧が第1の電圧以上に至ったときに前記スイッチング素子をオンし、前記検出された電圧が前記第1の電圧より低い第2の電圧未満に至ったときに前記スイッチング素子をオフするスイッチオンオフ手段と、
    を備える電源装置。
  5. 前記ダイオードに直列接続された抵抗を備える請求項4記載の電源装置。
  6. 前記ダイオードは、前記昇圧コンバータが有するリアクトルの中間タップに接続されてなる請求項4記載の電源装置。
  7. 前記昇圧コンバータは、昇圧機能を不能にするリレーを備える請求項1ないし6いずれか記載の電源装置。
  8. 走行用の駆動力を出力する電動機と、
    前記電動機器として前記電動機と電力のやりとりを行なう請求項1ないし7いずれか記載の電源装置と、
    を備える車両。
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