JP2007295289A - カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のカメラによる多数の画像データを、当該カメラでまとめて且つ鑑賞効果を考慮して整理するカメラを提供すること。
【解決手段】撮像素子10aが取得した上記第一の画像データと上記時計手段20が出力した上記日時情報とを対応付けするMPU2と、上記制御手段によって上記日時情報と対応付けられた上記第一の画像データを記録する第二メモリ14と、他のカメラと無線による通信を行う為の無線通信部15bと、上記第一の画像データ及び上記無線通信部15bが受信して取得した画像データである第二の画像データを表示する表示手段18と、を具備し、上記MPU2は、上記第一の画像データと上記第二の画像データとを、所定の順序で並べて配置して、上記表示手段18に表示させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラに関し、特に複数のカメラによる画像データの表示制御をするカメラに関する。
従来より、カメラで撮影して取得した膨大な量の写真の整理は、カメラユーザーにとって重要なテーマとなっている。例えばフィルムカメラにおいては、撮影後のフィルムを実際に現像して写真を取得し、それら写真を自分で並べ替える等してアルバムを作成する。一方、近年幅広く普及しているデジタルカメラでは、デジタルデータである画像データを撮影により取得する為、フィルムカメラに比べて、より多様なアルバム作成方法が考えられる。
なお、撮影により取得した画像データを整理する技術として、例えば特許文献1に以下のような技術が開示されている。すなわち、上記特許文献1に開示された技術は、時計情報またはカレンダ情報と、画像データとを連動させて表示手段に表示させる技術である。上記特許文献1に開示された技術によれば、同一期間内に多数の画像データがある場合であっても、これら画像データを一覧することができ、画像データの検索性を向上させることができる。
特開2005−130275号公報
ところで、電子機器間における通信技術は現在目覚しく発達しており、今後も更に発達すると見込まれている。すなわち、カメラ等の撮像手段同士が通信により画像データをやり取りする場面が今後多くなると考えられる。
このような事実を鑑みると、より多数の画像データを一覧表示でき、かつその検索性等の向上を図る場合には、一つの撮像手段のみにより撮影された画像データを想定するのではなく、複数のカメラにより撮影された画像データを、統合して整理する技術が望まれると考えられる。なお、上記特許文献1に開示された技術では、この点は全く考慮されていない。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、複数のカメラによる多数の画像データを、一台のカメラでまとめて且つ鑑賞効果を考慮して整理するカメラを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様によるカメラは、被写体を撮像して第一の画像データを取得する撮像手段と、上記第一の画像データが取得された日時情報を出力する時計手段と、上記撮像手段が取得した上記第一の画像データと上記時計手段が出力した上記日時情報とを対応付けて記録する記録手段と、他のカメラから少なくとも日時情報と対応付けられた第二の画像データを通信にて取得する通信手段と、上記撮像手段が取得した上記第一の画像データと上記通信手段が取得した上記第二の画像データとを表示する表示手段と、上記表示手段における表示の際に、上記第一の画像データと上記第二の画像データとを、所定の順序で並べて配置する制御手段と、を具備することを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第2の態様によるカメラは、被写体を撮像して第一の画像データを取得する撮像手段と、上記第一の画像データが取得された日時情報を出力する時計手段と、上記撮像手段で取得した上記第一の画像データと上記時計手段で出力した上記日時情報とを対応付けて記録する記録手段と、他のカメラより第二の画像データを取得する通信手段と、上記第一の画像データ及び上記通信手段により取得した第二の画像データを表示する表示手段と、上記他のカメラにより当該カメラのユーザーを撮像して取得した第一のカメラユーザー画像データと上記第一の画像データとを並べて配置し、且つ当該カメラにより上記他のカメラのユーザーを撮像して取得した第二のカメラユーザー画像データと上記第二の画像データとを並べて配置して、上記表示手段に表示させる制御手段と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、複数のカメラにより撮影して取得された多数の画像データを、一台のカメラにてまとめて且つ鑑賞効果を考慮して整理した表示制御を行うカメラを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係るカメラを説明する。図1は本実施形態に係るカメラのシステム構成の概念を示すブロック図である。
まず、参照符号2が付されているのは、マイクロコントローラ等から成る制御手段であるMPU(Micro Processing Unit)である。また、上記MPU2には、操作部材2aが接続されて設けられている。なお、該操作部材2aは、例えばタッチパネル式や十字キー等の操作部材が考えられる。より具体的には、レリーズ操作を行うためのレリーズボタン、当該カメラの動作モードを撮影モード、第一再生モード、第二再生モード、及び画像交換モードの間で変更するための操作部材、各種モードにおいて画像の選択操作や決定操作等を行うための操作部材等が考えられる。
そして、上記MPU2は、上記操作部材2aの状態を検出することで、該検出の結果に基づき、後述するフローチャートに示す動作制御プログラム(フラッシュROM4に格納されている)に従って、各構成部材を制御する。
ところで、撮影時には、撮影レンズ6を介して当該カメラに入射した被写体8の像は、例えばCCDやCMOSセンサ等からなる撮像素子10aにより電気信号に変換される。そして、この電気信号は、AFE(Analogue Front End)回路10に読み出され、A/D変換等が施されてデジタル画像信号である画像データとなり、信号処理回路12に入力される。その後、上記画像データは、上記信号処理回路12において、色補正及び信号圧縮処理等の所定の処理が施された後、メモリ14に記録される。なお、上記信号処理回路12内には、画像処理時における補正のかけ方の変更等や特定の信号の付加等を行う為の処理補助ブロック12aが設けられている。
なお、上記のように撮影して取得した画像データは、プリント信号出力手段15aや、無線通信部15bにて、当該カメラ外部へ送信することができる。なお、無線通信部15bは、本実施形態に係るカメラと同様又は類似のシステム構成(上記無線通信部15bを含むシステム構成)を有するカメラ等との無線通信を可能にする通信手段を有する部材である。したがって、例えば上記無線通信部15bにより画像データ等の送受信が可能となる。なお、実際の通信においては、例えばワイヤレスLAN等で定められた規格に基づいて行う。
なお、本実施形態に係るカメラでは、マイク10bが更に設けられており、このマイク10bにより取得された音声信号である音声データも、上記画像データと同様に上記信号処理回路12にて信号圧縮処理等が行われ、メモリ14に記録される。なお、このメモリ14は、送信用メモリ14b(詳細は後述)を含む。
なお、上記画像データ及び上記音声データの処理時または記録時等においては、種々の演算を行うために、RAM(Random Access Memory)16に適宜データが格納される。
そして、画像データ等を表示させる手段として、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示手段18が設けられている。すなわち、上記のように撮像素子10aで取得した画像データを、上記表示手段18に逐次再生表示させることが出来る。つまり、ユーザーは、上記表示手段18を参照して上記被写体8の変化状態を確認しながら撮影を行うことが出来る。また、上記音声データの音声再生を行う為のスピーカ18aも設けられている。さらに、上記音声データの音声再生の際には、上記メモリ14内に記録された上記音声データは、上記信号処理回路12に読み出された後、スピーカ18aにより出力され音声再生される。
また、上記画像データの再生表示の際には、上記メモリ14内に圧縮して記録された上記画像データは、上記信号処理回路12に読み出され、更に伸張処理等が施された後、上記表示手段18に再生表示される。
さらに、本実施形態に係るカメラには、撮影日時を示す日時情報を取得する機能及び時間計測のタイマ機能を有する時計手段20が設けられている。この時計手段20によって取得された日時情報は、例えば撮影により取得した画像データと対応付けされて、上記メモリ14に記録される。また、上記タイマ機能によれば、例えば撮影動作における露出の時間、動画の撮影時間、及び所定のタイミングの間隔等を計時することができる。
また、当該カメラの位置を示す位置情報を検出する為に、例えばGPS(Global Positioning System)等からなる位置検出手段22が設けられている。この位置検出手段22により、画像データ等の撮影位置を示す位置情報を取得することができる。また、上記画像データと上記位置情報とを対応付けして、上記メモリ14に記録することができる。
以上、説明の便宜の為に、静止画像の画像データの取得及び処理等を想定して本実施形態に係るカメラのシステム構成を説明したが、動画データも上述の構成により通常行われている手法を用いて取得できるのは勿論である。なお、動画データと音声データとは通常一体のデータとして扱われており、本実施形態においても、動画データに関する各種処理においては、該動画データに対応する音声データも適宜同様に処理されるものとする。
以下、図2乃至図5を参照して、従来の画像データ整理の手法と比較して、本実施形態に係るカメラによる画像データ整理の手法の概略を説明する。なお、図2は従来の画像データ整理の手法を示すフローチャートであり、図3は該フローチャートにおけるステップS104における実際の作業場面を示す図である。また、図4は本実施形態に係るカメラによる画像データ整理の手法の概略を示すフローチャートであり、図5(a)は該フローチャートにおけるステップS111における実際の作業場面、図5(b)は画像データ整理における画像データ並び替えの概念、図5(c)は画像データ並び替え後の表示の一例を示す図である。
例えば、二人のユーザー(ユーザーAさん30a、ユーザーBさん32b)が、それぞれカメラを一台づつ持って旅行に出かけ、旅先においてそれぞれが写真を撮る場合を考える。この場合に生じる問題点としては、第一に、ユーザーBさん32bはユーザーAさん30aの撮影した写真に写っており、同様にユーザーAさん30aはユーザーBさん32bの撮影した写真に写っている確率が高いという点である。そして第二に、例えばユーザーAさん30aが撮影した写真とユーザーBさん32bが撮影した写真とを、一つにまとめて時間の流れに沿って並べ替えてアルバムを作成しようとすると、日付けや時間等を参照したり、記憶を辿ったりしながら順次写真を並べ替えていかなければならなく、非常に時間が掛かる作業となる点である。
具体的には、従来の手法によれば、写真の整理(画像データの整理)においては図2に示すフローチャートの作業を行わなければならなかった。
すなわち、まずユーザーAさん30aとユーザーBさん32bは、それぞれ自分の撮影により取得した画像データをプリントアウトする(ステップS101)。つづいて、プリントアウトにより取得したお互いの写真を必要に応じて交換等の遣り取りをする(ステップS102)。次に、上記ステップS102により追加のプリントアウトの必要性が生じた画像データについては、更に追加のプリントアウトを行う(ステップS103)。その後、図3に示すようにユーザーAさん30a及びユーザーBさん32bが、それぞれ写真を並べ替える(ステップS104)ことでアルバムを作成する(ステップS105)。
一方、本実施形態に係るカメラによる画像データ整理の手法は、その概略を示すと図4に示すフローチャートのような手法である。
すなわち、図5(a)に示すように、まずユーザーAさん30aとユーザーBさん32bさんとが、それぞれ本実施形態に係るカメラA30,カメラB32に搭載された無線通信部15b(図1参照)を利用して、所望の画像データに対し、デジタルデータのまま交換等の遣り取りを行う(ステップS111)。その後、ユーザーAさん30a及びユーザーBさん32bが、それぞれ不要な画像データを削除し、且つ所望の順番に並び替える(ステップS112)。そして、上記ステップS112で並び替えた画像データを、適当なレイアウトで配置し、プリントアウト等してアルバムとする(ステップS113)。
以下、上述した図4のような処理を実現するための本実施形態に係るカメラにおける動作制御を、図6A乃至図6Fに示すフローチャートを参照して説明する。なお、同フローチャートは、図1におけるMPU2による動作制御のフローチャートである。また、同フローチャートは、本実施形態に係るカメラのメインフローチャートであり、ユーザーにより不図示のPOWER SW(電源)がONされると自動的に起動される動作制御のフローチャートである。なお、ここでは、本実施形態に係るカメラを二台使用するカメラシステムを想定して説明するが、二台のカメラ(当該カメラでありユーザーAさんが使用するカメラA、及び他方のカメラでありユーザーBさんが使用するカメラB)の動作制御を示すフローチャートは同一であり、図6A乃至図6Fで示すフローチャートの処理が状況に応じて二台のカメラでそれぞれ行われるものである。そして、本実施形態においては、カメラAが撮影して取得する画像データを第一の画像データとし、カメラBが撮影して取得する画像データを第二の画像データとすると、これら第一の画像データ及び第二の画像データを以下のような表示制御により表示手段18に表示させる。
まず、ユーザーAさんが上記操作部材2aを操作して、当該カメラAを撮影モード、画像交換モード、第一再生モード(詳しくは後述)、及び第二再生モード(詳しくは後述)のうち何れかのモードに設定する。
その後、上記MPU2は、設定されたモードが撮影モードであるか否かを判断する(ステップS1)。このステップS1にて、設定されたモードが撮影モードであると判断した場合は、ユーザーAさんによる上記操作部材2aの操作でレリーズ操作が行われたか否かを判断する(ステップS2)。
上記ステップS2において、レリーズ操作が行われていないと判断した場合には、NOに分岐して上記ステップS1へ戻る。他方、上記ステップS2において、ユーザーAさんによりレリーズ操作が行われたと判断した場合、YESに分岐して撮影のステップを開始する。すなわち、ピント及び露出の調整を行い、通常行われている所定の撮影動作(詳細は省略する)を開始させる(ステップS3)。
そして、時計手段20を参照して日時情報を取得する(ステップS4)。つづいて、位置検出手段22にGPS情報を取得させる(ステップS5)。その後、上記ステップS3における撮影動作にて取得した画像データと、上記ステップS4で取得した日時情報及び上記ステップS5で取得したGPS情報とを対応付けして、例えば上記RAM16に記録する(ステップS6)。そして、メモリ14に上記各データを保存する。
その後、当該カメラAと画像データを無線通信により遣り取りするカメラBを利用しているユーザーBさんが写っている画像データである“カメラBユーザー画像データ(第二のカメラユーザー画像データ)”を設定する旨の操作が、ユーザーにより上記操作部材2aを用いて為されたか否かを判断する(ステップS7)。このステップS7をYESに分岐する場合は、当該画像データを上記カメラBユーザー画像データに設定する(ステップS8)。
上記ステップS7をNOに分岐する場合または上記ステップS8を経た後、ユーザーAさんによる上記操作部材2aの操作にて、撮影動作を終了させる操作が行われたか否かを判断する(ステップS9)。このステップS9において、撮影動作を終了させる操作が行われていないと判断した場合には、NOに分岐して上記ステップS2へ戻る。
上記ステップS9において、撮影動作を終了させる操作が行われたと判断した場合にはYESに分岐し、撮影動作を終了させる(ステップS10)。このステップS10の後、ユーザーAさんにより不図示のPOWER SWがOFFされたか否かを判断する(ステップS11)。このステップS11で、不図示のPOWER SWがOFFされたと判断した場合は、当該カメラAをシャットダウンする。一方、上記ステップS11で、不図示のPOWER SWがOFFされていないと判断した場合はNOに分岐し、上記ステップS1へ戻る。
なお、以後の説明においては、上記したステップS1からステップS11までの処理はカメラB側においても実行されているものとする。
ところで、上記ステップS1において、当該カメラAが撮影モードに設定されていないと判断した場合は、再生モード(ここでは第一再生モード及び第二再生モードの総称とする)に設定されているか否かを判断する(ステップS20)。このステップS20で再生モードに設定されていないと判断した場合にはNOに分岐し、画像交換モードに入る。
上記ステップS20において、再生モードに設定されていないと判断した場合には、まず上記カメラBに画像データを送信する旨の操作が、ユーザーAさんによる上記操作部材2aの操作で行われたか否かを判断する(ステップS21)。
上記ステップS21において、上記カメラBに画像データを送信する旨の操作が行われたと判断した場合はYESに分岐し、送信に先立ってユーザーAさんが所望の画像データを選択する為の選択画面を表示手段18に表示させ、ユーザーAさんが、表示手段18に表示される上記選択画面を参照しながら、カメラBに送信したい画像データを選択する(ステップS22)。なお、このステップS22における処理については、図9に示すフローチャートを参照して詳述する。
次に、画像データと共に送信すべき種々の情報、例えば実際に無線通信を行う際の時刻情報(現在時刻)や当該カメラAの機器に関する情報等を設定する(ステップS23)。
その後、ユーザーAさんによる上記操作部材2aの操作で、無線通信を開始させる旨の操作が行われたか否かを判断する(ステップS24)。このステップS24にて、無線通信を開始させる旨の操作が行われていないと判断した場合にはNOに分岐し、上記ステップS22へ戻る。
上記ステップS24において、無線通信を開始させる旨の操作が行われたと判断した場合にはYESに分岐し、無線通信部15bによってカメラBとの無線通信を開始させ、その後通信状態が確立したか否かを判断する(ステップS25)。このステップS25において、通信状態が確立したと判断した場合はYESに分岐し、上記ステップS22で選択された画像データ、及び上記ステップS23で設定された各種データを、無線通信部15bにて、カメラBへ無線送信する(ステップS26)。
一方、上記ステップS25において、通信状態が確立していないと判断した場合にはNOに分岐し、所定時間の経過を待って再び通信状態が確立したか否かを判断する(ステップS27)。このステップS27において通信状態が確立したと判断した場合にはYESに分岐し、上記ステップS26に進む。他方、上記ステップS27において通信状態が確立していないと判断した場合にはNOに分岐し、例えば表示手段18に、通信状態を確立できない旨の警告表示を表示させる(ステップS28)。
このステップS28の後、ユーザーAさんにより不図示のPOWER SWがOFFされたか否かを判断する(ステップS29)。このステップS29で、不図示のPOWER SWがOFFされたと判断した場合はYESに分岐し、当該カメラAをシャットダウンする。一方、上記ステップS29で、不図示のPOWER SWがOFFされていないと判断した場合はNOに分岐し、上記ステップS1へ戻る。
ところで、上記ステップS21においてカメラBに画像データを送信する旨の操作が行われていないと判断した場合、または上記ステップS26における無線送信の処理を終えた後、上記カメラBへ、画像データの送信要求信号を送信するか否かを、ユーザーAさんによる上記操作部材2aの操作を検出して判断する(ステップS30)。このステップS30をNOに分岐する場合は、上記ステップS29へ進む。
一方、上記ステップS30をYESに分岐する場合は、カメラBへ送信要求信号を送信する(ステップS31)。そして、カメラBから送信されて来る画像データを受信する(ステップS32)。
なお、カメラB側においては、上記ステップS31にて当該カメラAが送信した送信要求信号に従って所定の画像データを当該カメラAに送信する。ここで、カメラBのユーザーであるユーザーBさんは、特にカメラBの操作は行わないとする。
次に、上記ステップS32における受信が成功したか否かを判断する(ステップS33)。このステップS33において、受信が失敗したと判断した場合はNOに分岐し、所定時間の経過を待って受信処理を行い、再び受信できたか否かを判断する(ステップS34)。このステップS34をNOに分岐する場合は、受信不能の旨を示す警告表示を表示手段18に表示させ(ステップS35)、後述するステップS40へ進む。
上記ステップS33または上記ステップS34において、受信が成功したと判断した場合には、当該カメラAにおいて画像データが受信されたときの受信時刻とカメラBから画像データが送信されたときの送信時刻とが略一致しているか否かを判断する(ステップS36)。なお、このステップS36における判断は、カメラBから画像データと共に送信されてきた送信時刻情報と、当該カメラAの時計手段20の出力とを比較参照して行う。
上記ステップS36において、受信時刻と送信時刻とが略一致していないと判断した場合にはNOに分岐し、カメラBから送信されてきた画像データに対応付けされた日時情報を補正する(ステップS37)。つまり、受信時刻と送信時刻とが略一致していない場合には、カメラAの時計手段で計時された時刻とカメラBの時計手段で計時された時刻とにずれがある場合である。この場合、当該カメラAにおける日時情報とカメラBにおける日時情報とにずれが生じるため、後述する画像データの並び替えの際に画像の順序が正しくなくなるおそれがあるので、受信した画像データに対応付けられた日時情報を受信時刻と送信時刻とのずれ量分だけ補正する。
上記ステップS36をYESに分岐する場合、または上記ステップS37における処理を経た後、カメラBから送信されてきた画像データを、表示手段18に表示させる(ステップS38)。このステップS38により、ユーザーAさんはカメラBから送信されてきた画像データを確認する。
その後、ユーザーAさんは、操作部材2aにより上記ステップS38にて表示された画像データの中から、不要と思われる画像データを削除する操作を行う。この操作を受けてMPU2はユーザーAさんにより選択された不要な画像データをメモリ14から削除する(ステップS39)。このステップS39の後、ユーザーAさんにより不図示のPOWER SWがOFFされたか否かを判断する(ステップS40)。このステップS40で、不図示のPOWER SWがOFFされたと判断した場合はYESに分岐し、当該カメラAをシャットダウンする。一方、上記ステップS40で、不図示のPOWER SWがOFFされていないと判断した場合は、上記ステップS1へ戻る。
ところで、上記ステップS20において再生モードに設定されていると判断した場合はYESに分岐し、第一再生モードに設定されているか否かを判断する(ステップS41)。このステップS41において第一再生モードに設定されていると判断した場合にはYESに分岐し、画像データを表示手段18に表示させる(ステップS42)。なお、このステップS42における画像データの表示形式は、例えば図7(b)に示すように、当該カメラA及びカメラBの二台のカメラで撮影された画像データを、撮影された時刻に合わせて時系列に順番に並べて表示させる。
その後、画像データの表示形式を切り換えるか否かを、ユーザーAさんによる上記操作部材2aの操作を検出して判断する(ステップS43)。このステップS43において、画像データの表示形式を切り換えると判断した場合にはYESに分岐し、例えば図7(a)に示すようなフル画面表示に切り換える。このフル画面表示は所定時間が経過する毎に、例えば時系列的に前の時刻に遡っていくように、次々と表示させる画像データを切り換えていくようにして行う(ステップS44)。このステップS44の後、全ての画像データについて表示を行ったか否かを判断する(ステップS45)。このステップS45をNOに分岐する場合は、上記ステップS43へ戻る。一方、上記ステップS45をYESに分岐する場合は、ユーザーAさんにより不図示のPOWER SWがOFFされたか否かを判断する(ステップS46)。このステップS46で、不図示のPOWER SWがOFFされたと判断した場合はYESに分岐し、当該カメラAをシャットダウンする。一方、上記ステップS45で、不図示のPOWER SWがOFFされていないと判断した場合はNOに分岐し、上記ステップS42へ戻る。
ところで、上記ステップS41において第一再生モードに設定されていないと判断した場合は第二再生モードに設定されていると判断してNOに分岐し、上記ステップS8のカメラBユーザー画像データの設定が既に行われているか否かを判断する(ステップS51)。
なお、上記第二再生モードとは、例えば図8(a),(b)に示すように、どの画像データがどのカメラにより撮影して取得されたかを示して表示する再生モードである。ここで、図8(a)に示す表示形式は、撮影者を示す画像データ(それぞれのカメラで取得されるそれぞれのカメラのユーザーを写した画像データ)を、該撮影者の撮影した画像データと横並びにして表示させた表示形式である。また、図8(b)に示す表示形式は、撮影者を示す画像データを、該撮影者の撮影した画像データと横並びにし、且つ時系列に沿って並べた表示形式であり、どのユーザーがどの画像をいつ撮影したかを明示するような表示形式であるとも言える。
ここで、図8(a),(b)に示す表示形式で特徴的なのは、それぞれのカメラのユーザーを示す画像データ(カメラAユーザー画像データ及びカメラBユーザー画像データ)と、それらの横に並ぶ画像データとは、同じ列に並んでいるのにも関わらず、それぞれの画像データを撮影して取得したカメラが異なるという点である。すなわち、図8(a),(b)に示すような表示を行う為には、上述したような本実施形態に係るカメラに特有の動作制御を行うことで、当該カメラAのユーザーであるユーザーAさん及びカメラBのユーザーであるユーザーBさんを示す画像データを予め取得しておく必要がある。
すなわち、上記ステップS51においてカメラBユーザー画像データの設定が未だ行われていないと判断した場合にはNOに分岐し、その旨の警告表示を表示手段18に表示し、上記ステップS1へ戻る。なお、カメラBユーザー画像データの設定を行わせるための画面を表示させるようにしても良い。一方、上記ステップS51においてカメラBユーザー画像データの設定が既に行われたと判断した場合にはYESに分岐し、つづいて当該カメラAのユーザーである自分自身を示す画像データであるカメラAユーザー画像データ(第一のカメラユーザー画像データ。つまり、カメラBから送信されるカメラAのユーザーを写した画像データ)が取得されているか否かを判断する(ステップS53)。
上記ステップS53において、上記カメラAユーザー画像データが未だ設定されていないと判断した場合にはNOに分岐し、当該カメラAのユーザーAさんが操作部材2aを用いて行うカメラAユーザー画像データの設定の操作を検出し(ステップS54)、カメラAユーザー画像データの設定を行うか否かを判断する。
上記ステップS54においてカメラAユーザー画像データの設定を行うと判断した場合にはYESに分岐し、ユーザーの操作に基づいてカメラAユーザー画像データの設定を行う(ステップS56)。一方、上記ステップS54においてカメラAユーザー画像データの設定を行わないと判断した場合にはNOに分岐し、カメラAユーザー画像データを送信するよう要請する旨の警告をカメラBに対して送信し(ステップS55)、上記ステップS1へ戻る。これにより、ユーザーBさんがカメラAユーザ画像データの設定をし忘れても、カメラAユーザ画像データの設定をするように促すことが可能である。
カメラAユーザー画像データ及びカメラAユーザー画像データの設定を終えた後、図8(a),(b)に示すように、カメラBユーザー画像データを表示画面中の左側上部に表示し(ステップS57)、カメラAユーザー画像データを表示画面中の左側下部に表示する(ステップS58)。
そして、図8(a),(b)に示すように、上記カメラBユーザー画像データの右側に、カメラBにて撮影して取得された画像データを並べて表示し(ステップS59)、上記カメラAユーザー画像データの右側に、当該カメラAにて撮影して取得された画像データを並べて表示する(ステップS60)。
その後、図8(b)に示すように表示するか否か、すなわち時系列順に画像データを配置して表示するか否かを、ユーザーAさんが上記操作部材2aを操作して入力する。そして、該入力をMPU2が検出して、時系列順に画像データを配置して表示するか否かを判断する(ステップS61)。このステップS61において時系列順に画像データを配置して表示すると判断した場合にはYESに分岐し、時系列順に画像データを配置し直して、表示手段18に表示する(ステップS62)。
上記ステップS61をNOに分岐する場合または上記ステップS62を経た後、次の表示候補画像データに表示切り換えを行うか否かをユーザーAさんが上記操作部材2aを操作して入力する。そして、該入力をMPU2が検出して、未だ表示手段18に表示がなされていない次の表示候補画像データに表示切り換えを行うか否かを判断する(ステップS71)。このステップS71において次の表示候補画像データに表示切り換えを行うと判断した場合にはYESに分岐し、どのような画像データを次の表示候補画像データとするかを、ユーザーAさんが上記操作部材2aを操作して選択する。そして、該入力をMPU2が検出して、次の表示候補画像データを指定する(ステップS72)。このステップS72を経た後は、上記ステップS59へ戻る。
また、上記ステップS71において次の表示候補画像データに表示切り換えを行わないと判断した場合にはNOに分岐し、ユーザーAさんにより不図示のPOWER SWがOFFされたか否かを判断する(ステップS73)。このステップS73で、不図示のPOWER SWがOFFされたと判断した場合はYESに分岐し、当該カメラAをシャットダウンする。一方、上記ステップS73で、不図示のPOWER SWがOFFされていないと判断した場合はNOに分岐し、上記ステップS59へ戻る。
以下、図9に示すフローチャートを参照して、上記ステップS22における画像選択の処理のサブルーチンを説明する。
まず、図10に示すように、画像データを表示手段18に一覧表示させる(ステップS81)。このとき、図10に示すように表示画面を“候補の画像データ表示部18A”と“選択された画像データ表示部18B”とに分けて表示させる。
その後、ユーザーAさんによる操作部材2aの操作で、画面切り換えの操作が行われたか否かを判断する(ステップS82)。なお、この“画面切り換え”とは、上記候補の画像データ表示部18Aに表示された画像データの中に、選択したい画像データがない場合に、ユーザーにより行われる操作である。
上記ステップS82をYESに分岐する場合、次の候補の画像データを、表示手段18における上記候補の画像データ表示部18Aに表示させる(ステップS83)。上記次の候補の画像データは、どのような基準で選択してもよい。他方、上記ステップS82をNOに分岐する場合、下記のステップS85へ進む。
上述のようにして表示手段18における上記候補の画像データ表示部18Aの一覧表示を参照しながら、ユーザーAさんは、上記操作部材2aを操作して、例えば図10に示すように枠表示(同図における最上段及び最下段における左端の表示画像参照)、を所望の画像データに重ね合わせて、カメラBに送信したい画像データを選択する。そして、MPU2は、ユーザーAさんにより画像データ選択の操作が行われたか否かを判断する(ステップS85)。
上記ステップS85において、ユーザーAさんにより画像データ選択の操作が行われたと判断した場合は上記ステップS85をYESに分岐し、上記ステップS85にて選択された画像データを、カメラBに送信する画像データのみを記録する上記送信用メモリ14bに記録する(ステップS86)。そして、上記ステップS85において、ユーザーAさんにより選択された画像データを、上記選択された画像データ表示部18Bへ表示させる(ステップS87)。
一方、上記ステップS85において、ユーザーAさんにより画像データ選択の操作が行われていないと判断した場合にはNOに分岐し、ユーザーAさんにより選択操作を終了させる操作が行われたか否かを、上記操作部材2aの操作状態を検出して判断し(ステップS88)、選択操作を終了させないと判断した場合にはステップS88をNOに分岐し、上記ステップS81へ戻る。また、上記ステップS88において、選択操作を終了させると判断した場合にはYESに分岐し、それまでに選択された画像データを表示手段18に一覧表示させた(ステップS89)後、図6Bに示すフローチャートへ戻る。
なお、例えば上記ステップS86においてカメラBに送信する画像データのみを記録する上記送信用メモリ14bに記録する際に、画像データの圧縮率を上げたり、または間引き処理等を行って、通信における負荷を軽減させる措置をとっても勿論よい。更に、オリジナルの画像データではない旨を、当該画像データに電子透かしの技術等にて入れ込むことも可能である。いずれにしろ、カメラBに送信する画像データは、上記ステップS86において上記送信用メモリ14bに記録する為、送信処理を失敗した場合には、送信用メモリ14bに記録されている画像データを送信すれば良く、再度、上記ステップS81乃至上記ステップS89の処理を行う必要はなくなる。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数のカメラによる多数の画像データを、当該カメラAでまとめて且つ鑑賞効果を考慮して整理するカメラを提供することができる。
例えば、二人がそれぞれ本実施形態に係るカメラを持って旅行に行ったときに撮影して取得した画像データを、撮影者毎に整理してまとめて一覧表示させることができる。
すなわち、例えば複数のユーザーがグループ旅行に行った場合、帰りの移動中にそれぞれのユーザーが取得した画像データを1つの電子アルバムとして整理してまとめることが出来る。したがって、現在行われているように、旅行から帰ってから改めてプリントアウトした画像データを見ながら順番を考えてアルバムに整理するようなことは必要なくなる。
また、複数のユーザーにより取得された画像データは、上述のようにユーザー別に表示される為、画像データの表示時に画像データが誰により撮影された画像データであるかが分かるので、撮影技術を競い合ったり表現力を高める為に切磋琢磨することができ、また互いの視点の違いを確認することもできる。これにより、例えば子供の運動会で、父親と母親とがそれぞれ本実施形態に係るカメラを一台づつ使用して撮影した場合、画像データの再生表示の際に自分の子供を見る視点の違いを知って楽しむことができる。
なお、説明の便宜上、本実施形態に係るカメラを二台使用した場合を例にこれまで説明したが、本実施形態に係るカメラを三台以上使用してもよいことは勿論である。その場合の動作制御等は、上述した本実施形態に係るカメラを二台使用した場合の動作制御等から容易に推測可能であることは言うまでも無い。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形及び応用が可能なことは勿論である。例えば、上述した例は画像データの並び換えを撮影日時情報の順に行っているが、位置検出手段22で検出したGPS情報を利用して並び換えを行うようにしても良い。
[第一変形例]
例えば、図6Aに示すフローチャートにおける上記ステップS1の前に、図11に示すフローチャート(後述するステップS91乃至ステップS99)を挿入することで、上記カメラAユーザー画像データ及び上記カメラBユーザー画像データを確実に設定しておくことが出来る。
まず、上記カメラAユーザー画像データ及び上記カメラBユーザー画像データの設定が済んでいるか否かを判断する(ステップS91)。このステップS91において上記カメラAユーザー画像データ及び上記カメラBユーザー画像データが設定済みであると判断した場合にはYESに分岐し、図6Aに示すフローチャートにおける上記ステップS1へ戻る。
上記ステップS91で上記カメラAユーザー画像データ及び上記カメラBユーザー画像データが設定済みでないと判断した場合にはNOに分岐し、上記無線通信部15bに、上記カメラBとの無線通信を開始させる(ステップS92)。
その後、通信状態が確立したか否かを判断する(ステップS93)。このステップS93において通信状態が確立したと判断した場合はYESに分岐し、“撮影&送受信処理”を行う(ステップS96)。この“撮影&送受信処理”では、図12に示すようにユーザーAさん30aとユーザーBさん32bとが、互いを撮影しあう。そして、当該カメラA30では、この撮影により取得した画像データを上記送信用メモリ14bに記録した後、該画像データをカメラB32に送信する。そして、さらにカメラB32では、カメラB32が撮影した当該カメラA30のカメラAユーザー画像データを当該カメラA30に送信し、当該カメラA30はこのカメラAユーザー画像データを受信する。
一方、上記ステップS93において、通信状態が確立していないと判断した場合にはNOに分岐し、所定時間の経過を待って再び通信状態が確立したか否かを判断する(ステップS94)。このステップS94において通信状態が確立したと判断した場合にはYESに分岐し、上記ステップS96に進む。他方、上記ステップS94において通信状態が確立していないと判断した場合にはNOに分岐し、表示手段18に、通信状態を確立できない旨の警告表示を表示させる(ステップS95)。そして、図6AのフローチャートにおけるステップS1に戻る。
上記ステップS96における処理の後、表示手段18に、図13に示すような“マルチ表示画面”を表示させる(ステップS97)。この“マルチ表示画面”とは、上記ステップS96において撮影して取得したカメラBユーザー画像データと、カメラB32から送信されて取得したカメラAユーザー画像データとを、例えば図13に示すように表示手段18に同時に表示させる表示画面のことである。
ここで、上記ステップS97における“マルチ表示画面”の表示中において、例えばユーザーAさん30aが適当なタイミングでレリーズ操作を行うと、上記ステップS96において撮影して取得したカメラBユーザー画像データをカメラBユーザー画像データとして、且つカメラB32から送信されて取得したカメラAユーザー画像データをカメラAユーザー画像データとして設定して記録する処理である“カメラAユーザー画像データ及びカメラBユーザー画像データ設定処理”が開始される。
したがって、上記ステップS97における処理の後、ユーザーによりレリーズ操作が行われたか否かを判断し(ステップS98)、ここでレリーズ操作が行われたと判断した場合にはYESに分岐し、上記“カメラAユーザー画像データ及びカメラBユーザー画像データ設定処理”を行う(ステップS99)。
上記ステップS98において、ユーザーによりレリーズ操作が行われていないと判断した場合にはNOに分岐し、及び上記ステップS99において上記“カメラAユーザー画像データ及びカメラBユーザー画像データ設定処理”を行った後、無線通信部15bにカメラB32との無線通信を終了させる操作が、ユーザーによる上記操作部材2aの操作で行われたか否かを判断する(ステップS100)。このステップS100において、カメラB32との無線通信を終了させる操作が行われたと判断した場合は、図6Aに示すフローチャートのステップS1へ戻る。一方、ステップS100において、カメラB32との無線通信を終了させる操作が行われていないと判断した場合には、上記ステップS96へ戻る。
以上説明したように、本第一変形例によれば上記一実施形態に係るカメラと同様の効果を奏する上に、以下のような効果を奏する。すなわち、本変形例では予めカメラAユーザー画像データ及びカメラBユーザー画像データを確実に設定しておく為、その後の動作制御をよりスムーズに行うことができる。また、上述したように、非常に容易な操作にて、カメラAユーザー画像データ及びカメラBユーザー画像データをまとめて設定できる。
[第二変形例]
本変形例においては、例えば図15に示すように、ユーザー100は、例えばタッチパネル形式にて、表示手段18に表示させた所望の画像データに対して、コメント等を書き込むことができる。このことは、図9に示す上記ステップS22における画像選択の処理のサブルーチンを、図14に示すフローチャートのように変形することにより可能となる。
なお、図9に示すフローチャートにおける処理のうち、ステップS81乃至ステップS85は、図9に示すフローチャートにおけるステップS81乃至ステップS85と同様の処理である為、ここでは説明を省略する。
まず、上記ステップS85において、ユーザーAさんにより画像データ選択の操作が行われていないと判断した場合はNOに分岐し、ユーザーAさんにより選択操作を終了させる操作が行われたか否かを、上記操作部材2aの操作状態を検出して判断し(ステップS206)、選択操作を終了させないと判断した場合には、上記ステップS81へ戻る。また、上記ステップS206において、選択操作を終了させると判断した場合にはYESに分岐し、図6Bに示すフローチャートへ戻る。
一方、上記ステップS85において、ユーザーAさんにより画像データ選択の操作が行われたと判断した場合にはYESに分岐し、上記ステップS85で選択された画像データを表示手段18に拡大表示させる(ステップS207)。
その後、例えば図15に示すようにユーザーAさん30aによりタッチパネル形式にて書き込まれたコメントを、上記ステップS207にて拡大表示されている画像データに合成する(ステップS208)。なお、タッチパネルとしては、例えば既に広く利用されている、ペン先が発光するタッチペン50を用いて、受光素子を多数埋め込んだ光検知パネルを有する表示手段18上に書き込む形式等が挙げられる。
そして、このステップS208で合成した画像データを、送信用メモリ14bに記録する(ステップS209)。その後、図6Bに示すフローチャートへ戻る。
以上説明したように、本変形例によれば、上記一実施形態に係るカメラと同様の効果を奏する上に、以下の効果を奏する。すなわち、本変形例によれば画像データに対してユーザーAさんによるコメントが付加される為、画像データの鑑賞をより楽しいものにすることができる。また、上記コメントは、画像データが誰により撮影されたかを判断する指標ともなり得る。
さらに、上記ステップS208において、ユーザーAさんがコメントとして、画像データの送信先の人(例えば上記ユーザーBさん)の名前等を書くとそれをMPU2が識別して候補となる送信先を選択し、画像データ送信時の送信先設定等を簡単にすることも考えられる。
なお、上記ステップS208におけるコメントの入力は、上述したようにタッチパネル形式を採らなくとも、図16に示すように紙等にユーザーAさんが手書きで書いたコメント110を当該カメラA30にて撮影し、この撮影によって入力された手書きコメントを画像データに合成することで行ってもよい。
また、上述した実施形態においてカメラ間の通信は、撮影及び再生処理を行う為の回路である上記信号処理回路12を用いて上記無線通信部15bによって行っているが、用いる回路としては上記信号処理回路12に限られない。すなわち、通信処理を行う為の回路を別途設けて、通信処理とその他の処理とを並行して実行できるようにしても良い。このような構成とした場合、回路の規模は大きくなるが、より高速且つ使用状況によらずに常時通信要求に対応する構成とすることができる。
さらには、上記メモリ14は、カメラに着脱可能に構成されたメモリカードでもよく、またカメラに内蔵されたメモリとしても勿論よい。なお、上述した実施形態においては、受信により取得した画像データは上記メモリ14に保存したが、SDRAMに保存するようにしても構わない。このようにする場合、保存期間は限られてしまうが、撮影後すぐに送受信を行う場合には支障がなく、メモリアクセス時間を高速にすることができる。
なお、通信状態が確立したか否かの確認は、単純な通信プロトコルの確認のみでもよく、各機種の識別情報やセキュリティ情報に応じて判断するように既知の通信技術を利用しても良い。
さらに、上述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の一実施形態に係るカメラのシステム構成を示すブロック図。 従来の画像データ整理の手法を示すフローチャート。 図2に示すフローチャートにおける一場面を示す図。 本発明の一実施形態に係るカメラによる画像データ整理の手法の概略を示すフローチャート。 (a)は図4に示すフローチャートにおける一場面、(b)は画像データ整理における画像データ並び替えの概念、(c)は画像データ並び替え後の表示の一例を示す図。 本発明の一実施形態に係るカメラのメインフローチャートの第一部分。 本発明の一実施形態に係るカメラのメインフローチャートの第二部分。 本発明の一実施形態に係るカメラのメインフローチャートの第三部分。 本発明の一実施形態に係るカメラのメインフローチャートの第四部分。 本発明の一実施形態に係るカメラのメインフローチャートの第五部分。 本発明の一実施形態に係るカメラのメインフローチャートの第六部分。 (a)は、フル画面表示にて画像データを表示する表示手段を示す図。(b)は、当該カメラ及びカメラB32の二台のカメラで撮影された画像データを、撮影された時刻に合わせて時系列に順番に並べて表示する表示手段を示す図。 (a)は撮影者を示す画像データを、該撮影者の撮影した画像データと横並びにして表示させた表示形式で表示する表示手段を示す図。(b)は撮影者を示す画像データを、該撮影者の撮影した画像データと横並びにし、且つ時系列に沿って並べた表示形式で表示する表示手段を示す図。 画像選択の処理のサブルーチンを示すフローチャート。 画像データを一覧表示する表示手段を示す図。 カメラAユーザー画像データ及びカメラBユーザー画像データを確実に設定しておく為の動作制御を示すフローチャート。 互いを撮影しあう様子を示す図。 マルチ表示画面時の表示手段の一例を示す図。 画像選択の処理の変形例のサブルーチン示すフローチャート。 タッチパネル形式にて表示手段上に書き込みを行う様子を示す図。 紙等にユーザーが手書きで書いたコメントを当該カメラにて撮影する様子を示す図。
符号の説明
2…MPU、 4…動作制御プログラム、 6…撮影レンズ、 8…被写体、 10…AFE回路、 10a…撮像素子、 10b…マイク、 12…信号処理回路、 12a…処理補助ブロック、 14…メモリ、 14b…送信用メモリ、 15a…プリント信号出力手段、 15b…無線通信部、 16…RAM、 18…表示手段、 18a…スピーカ、 18A,18B…画像データ表示部、 20…時計手段、 22…位置検出手段。

Claims (9)

  1. 被写体を撮像して第一の画像データを取得する撮像手段と、
    上記第一の画像データが取得された日時情報を出力する時計手段と、
    上記撮像手段が取得した上記第一の画像データと上記時計手段が出力した上記日時情報とを対応付けて記録する記録手段と、
    他のカメラから少なくとも日時情報と対応付けられた第二の画像データを通信にて取得する通信手段と、
    上記撮像手段が取得した上記第一の画像データと上記通信手段が取得した上記第二の画像データとを表示する表示手段と、
    上記表示手段における表示の際に、上記第一の画像データと上記第二の画像データとを、所定の順序で並べて配置する制御手段と、
    を具備することを特徴とするカメラ。
  2. 上記所定の順序は、上記第一の画像データと上記第2の画像データにそれぞれ対応付けられた日時情報に基づく時系列順であることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 被写体を撮像して第一の画像データを取得する撮像手段と、
    上記第一の画像データが取得された日時情報を出力する時計手段と、
    上記撮像手段で取得した上記第一の画像データと上記時計手段で出力した上記日時情報とを対応付けて記録する記録手段と、
    他のカメラより第二の画像データを取得する通信手段と、
    上記第一の画像データ及び上記通信手段により取得した第二の画像データを表示する表示手段と、
    上記他のカメラにより当該カメラのユーザーを撮像して取得した第一のカメラユーザー画像データと上記第一の画像データとを並べて配置し、且つ当該カメラにより上記他のカメラのユーザーを撮像して取得した第二のカメラユーザー画像データと上記第二の画像データとを並べて配置して、上記表示手段に表示させる制御手段と、
    を具備することを特徴とするカメラ。
  4. レリーズ操作を実行するためのレリーズ手段を更に具備し、
    上記他のカメラから、上記第一のカメラユーザー画像データを上記通信手段で受信し、かつ上記レリーズ手段を介してレリーズ操作がなされたときに、上記受信した第一のカメラユーザー画像データを上記記録手段に記録することを特徴とする請求項3に記載のカメラ。
  5. 上記表示手段の表示形式を、上記第一の画像データと上記第二の画像データとによる各画像データを混合せずに並べて上記表示手段に表示させる表示形式と、上記第一の画像データと上記第二の画像データとを上記時計手段の出力した上記日時情報に基づいて並べ替えて上記表示手段に表示させる表示形式との何れかに切り換える切り換え手段を更に具備することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  6. 当該カメラの動作モードを、上記通信手段を用いて上記他のカメラと互いに画像データを交換するための画像交換モードに設定する交換モード設定手段を更に具備し、
    上記画像交換モードに設定された時に、上記通信手段は、上記第一の画像データと上記他のカメラに上記第二の画像データを送信させるための画像データ送信依頼信号とを送信すると共に、上記他のカメラから送信された上記第二の画像データを受信することを特徴とする請求項5に記載のカメラ。
  7. 上記通信手段にて受信した上記第二の画像データを上記表示手段に表示した後、該受信した第二の画像データの中で選択された画像データを削除するための操作手段を更に具備することを特徴とする請求項6に記載のカメラ。
  8. 上記他のカメラからの上記第二の画像データと共に当該送信に係る送信時刻情報を受信し、
    上記制御手段は、上記送信時刻情報と、上記第二の画像データ受信時に上記時計手段が出力した日時情報とを比較し、該比較の結果に基づいて上記第二の画像データに対応付けられた日時情報の補正を更に行うことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  9. 上記通信手段は、無線によって通信を行うことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
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