JP2007293999A - システムlsi、その制御方法、およびコンテンツ再生装置 - Google Patents

システムlsi、その制御方法、およびコンテンツ再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】外部メモリの容量を削減できるシステムLSIを提供する。
【解決手段】SDRAM109と、入力されたコンテンツデータを処理するデコーダLSI110と、デコーダLSI110に入力されるコンテンツデータの種類ごとに対応したデコーダLSI用プログラムが格納されたROM111と、デコーダLSI110を制御するCPU112を設ける。CPU112によって、ROM111内のプログラムのなかから、入力されたコンテンツデータの種類に対応したデコーダLSI用プログラムのみを、前記コンテンツデータの種類に対応して予め定められたSDRAM109内の領域に読み込む。そして、デコーダLSI110がSDRAM109に読み込まれたプログラムを実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定のプログラムを用いて入力されたコンテンツデータを処理するシステムLSI、前記システムLSIの制御方法、およびコンテンツ再生装置に関するものである。
光ディスク再生装置には、所定のプログラムを用いて入力されたコンテンツに対してデコードなどの処理をするLSI(デコーダLSIと呼ぶ)や、メモリなどを備えたシステムLSIが組み込まれることが多い。
従来のデコーダLSIとしては、例えば、デコーダLSIの外部に設けられたメモリ(以下、外部メモリと呼ぶ)に記録されたソフトウェアを部分的にデコーダLSI内部のRAMに組み込むことによりコンテンツの再生を行うものがある(例えば、特許文献1を参照)。
特開2004−272393号公報
近年、光ディスク再生装置で再生可能なコンテンツは、ディスクなどのメディアに記録されたデータは勿論、ディスク以外に記録されたデータにも及ぶようになってきている(光ディスク以外のメディアも再生できる装置を、以降はコンテンツ再生装置と呼ぶ)。
すなわち、コンテンツ再生装置の分野では、再生対応しなければならないメディアやコーデック(符号化・復号化規格)が多数あり、これらに対応しようとすると、デコーダLSI用プログラムやデコーダLSI用データ(デコーダLSI用プログラムを実行する際に使用するパラメータなどのデータ)が必然的に増大し、デコーダLSI用プログラムやデコーダLSI用データを記憶する外部メモリ(例えばSDRAM等によって構成される)の所要サイズが増加する。また、外部メモリには、コンテンツ再生に必要な、全コーデック用のデコーダLSI用プログラムの他に、イニシャルプログラムやDVD−Videoなどのメディアを再生するためのシステムプログラムが記憶される場合があるが、これらも多機能化されたことにより、外部メモリの所要サイズが増加する傾向にある。
さらに、再生しなければならないコーデックの種類が、今後も増えてくることが予想されるので、多くのコーデックに対応しようとすると、デコーダLSI用プログラムやデコーダLSI用データの容量は益々増大することが予想される。この増加したデコーダLSI用プログラムやデコーダLSI用データは、デコーダLSI内部にROM化されないのであれば、外部メモリに格納しなければならない。
したがって、従来のデコーダLSIでは、対応するコーデックの種類が増えるほど、必要とする外部メモリの容量が増大し、コンテンツ再生装置のコストを増大させてしまうという問題を有していた。
システムLSIは、デコーダLSIの他に、CPUと、ROMなどの記憶装置とのセットで構成され、コンテンツ再生装置などの機器に組み込まれるのが一般的である。そのため、このような組み込みシステムにおいてコストを低減するためには、所要メモリサイズを削減することが望まれる。
本発明は、上記の問題に着目してなされたものであり、外部メモリの容量を削減できるシステムLSIを提供することを目的としている。
前記の課題を解決するため、請求項1の発明は、
入力されるコンテンツデータに対応したプログラムおよびデータを読み込むことによって、入力されたコンテンツデータの種類に応じた処理を行うデコーダLSIと、
前記デコーダLSIが読み込むプログラムおよびデータが格納される外部メモリと、
デコーダLSI用のプログラムおよびデータが複数種類格納されたROMから、プログラムおよびデータを読み込んで前記外部メモリに格納するCPUとを備え、
前記CPUは、前記外部メモリに格納するプログラムおよびデータの少なくとも一方については、前記デコーダLSIに入力されたコンテンツデータの種類に対応したもののみを前記ROMから選択して読み込むように構成されていることを特徴とする。
これにより、前記デコーダLSIに入力されたコンテンツデータの種類に対応したプログラムのみが外部メモリに読み込まれるので、全種類のプログラムを外部メモリに読み込む場合に比べ、外部メモリの容量を小さくすることが可能になる。
また、請求項2の発明は、
請求項1のシステムLSIであって、
前記CPUは、プログラムおよびデータの少なくとも一方については、コンテンツデータ再生開始時にのみ前記デコーダLSIが読み込む必要があるものと、再生中にも読み込む必要があるものとに種別し、コンテンツデータ再生開始時にのみ前記デコーダLSIが読み込む必要があるものから順に、前記種別に応じて定められた前記外部メモリ内の領域に読み込むように構成されていることを特徴とする。
これにより、コンテンツデータ再生開始時にのみデコーダLSIが読み込む必要があるプログラムが格納された外部メモリ内の領域を、再生中には開放できる。
また、請求項3の発明は、
請求項1および請求項2のうちの何れか1項のシステムLSIと、
光ディスクからコンテンツデータを読み出して前記システムLSIに出力する光ディスクコントローラと、
取り外し可能な記録媒体からコンテンツデータを読み出して前記システムLSIに出力するカードドライバと、
を備えたことを特徴とする。
これにより、デコーダLSIに入力されたコンテンツデータの種類に対応したプログラムのみが外部メモリに読み込まれるので、全種類のプログラムを外部メモリに読み込む場合に比べ、外部メモリの容量を小さくすることが可能になり、コンテンツ再生装置のコスト低減に貢献できる。
また、請求項4の発明は、
入力されるコンテンツデータに対応したプログラムおよびデータを読み込むことによって、入力されたコンテンツデータの種類に応じた処理を行うデコーダLSIと、前記デコーダLSIが読み込むプログラムおよびデータが格納される外部メモリとを備えたシステムLSIの制御方法であって、
デコーダLSI用のプログラムおよびデータが複数種類格納されたROMから、プログラムおよびデータを読み込んで、前記外部メモリに格納する格納ステップを有し、
前記格納ステップでは、前記外部メモリに格納するプログラムおよびデータの少なくとも一方については、前記デコーダLSIに入力されたコンテンツデータの種類に対応したもののみを前記ROMから選択して読み込むことを特徴とする。
これにより、前記デコーダLSIに入力されたコンテンツデータの種類に対応したプログラムのみが外部メモリに読み込まれる。
また、請求項5の発明は、
請求項4のシステムLSIの制御方法であって、
前記格納ステップでは、プログラムおよびデータの少なくとも一方については、コンテンツデータ再生開始時にのみ前記デコーダLSIが読み込む必要があるものと、再生中にも読み込む必要があるものとに種別し、コンテンツデータ再生開始時にのみ前記デコーダLSIが読み込む必要があるものから順に、前記種別に応じて定められた前記外部メモリ内の領域に読み込むことを特徴とする。
これにより、コンテンツデータ再生開始時にのみデコーダLSIが読み込む必要があるプログラムが格納された外部メモリ内の領域を、再生中には開放できる。
本発明によれば、再生中のコンテンツに対応したプログラムのみがメモリに読み込まれるので、全種類のプログラムをメモリに読み込む場合に比べ、メモリの容量を削減することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
《発明の実施形態1》
本発明に係るシステムLSIがコンテンツ再生装置に適用された例を説明する。図1は、本発明の実施形態1に係るコンテンツ再生装置100の構成を示すブロック図である。
図1に示す光ディスク101には、コンテンツが記録されている。モータ102は、光ディスク101を回転させるようになっている。光ピックアップ103は、光ディスク101へレーザー光を照射し、その反射光を受光してアナログ信号に変換するようになっている。光ディスクコントローラ104は、システムLSI108によって制御され、ドライバ105を介して、光ピックアップ103の位置を決定したり、モータ102の回転速度を決定したりする他に、光ディスク101から読取ったデータをシステムLSI108に出力するようになっている。カードドライバ106は、メモリカード107から読取ったデータをシステムLSI108に出力するようになっている。メモリカード107は、例えばSDカードやPCカードなどのような取り外し可能な記録媒体である。本実施形態では、光ディスク101に記録されたコンテンツの他に、メモリカード107に記録されたコンテンツの再生も行なう。
システムLSI108は、CPUバスを介して、光ディスクコントローラ104やカードドライバ106を制御する他に、読取ったコンテンツのデータに対して、例えばデコード等の処理するようになっている。システムLSI108は、具体的には、SDRAM109(SDRAM:Synchronous DRAM)、デコーダLSI110、ROM111、およびCPU112を備えている。
SDRAM109は、デコーダLSI110が使用するプログラム(デコーダLSI用プログラムと呼ぶ)やデータ(デコーダLSI110がプログラムを実行する際に使用するパラメータなどのデータであり、デコーダLSI用データと呼ぶ)が格納されるようになっている。
デコーダLSI110は、内部RAM110aを有し、SDRAM109(以下、外部メモリとも呼ぶ)に格納されているデータやプログラム内の命令を内部RAM110aに読み込んで、読み込んだプログラム実行することによって、光ディスクコントローラ104やカードドライバ106が出力したデータをデコードするようになっている。デコード結果のうち音声データは、オーディオ用A/Dコンバータを介してスピーカに出力され、映像データは、表示装置に出力される。
ROM111は、デコーダLSI用プログラム等のプログラム、およびデコーダLSI用データが格納されている。具体的に本実施形態においては、図2に示すように、基本プログラム111aと、システムプログラム111bと、必要なコーデックのそれぞれに対応したデコーダLSI用プログラム111cが格納されている。図2の例では、DVD(Digital Versatile Disc)、CDDA(Compact Disc Digital Audio)、AVI(Audio Video Interleaving)、ASF(Advanced Streaming Format)などに対応したプログラムが格納されている。また、コーデックによっては、再生に必要なプログラムが複数のプログラムに分かれて構成されている場合がある。例えば、図2に示す例では、DVD用として、DVD−V1〜DVD−V3・・・のように複数のプログラムが対応して格納されている。
CPU112は、基本プログラム111aとシステムプログラム111bとを読み込んで動作する。具体的には、CPU112は、光ディスク101から読み出されたデータをもとに、再生するコンテンツの種類を特定し、特定した種類に対応したデコーダLSI用プログラム111cをROM111から選択して読み出して、SDRAM109のデコーダLSI用プログラム格納領域(後述)に配置する。そして、CPU112は、CPUバスを通じて、光ディスクコントローラ104を制御して、光ディスク101から読み出されたデータをデコーダLSI110へ転送させ、デコーダLSI110から映像データと音声データを出力させる。
デコーダLSI用プログラム格納領域は、図3に示すアドレス情報テーブルを用いて求められる。このアドレス情報テーブルは、コーデック毎に、プログラム数、格納開始アドレス、プログラム格納アドレスの情報を持っている。プログラム数は、各コーデックの再生に必要なプログラムの数である。格納開始アドレスは、SDRAM109における格納開始アドレスである。このとき再生するコーデック毎にSDRAM109の使用方法が異なるため、格納開始アドレスも再生するコーデック毎に異なる。また、プログラム格納アドレスは、当該コーデックで使用する各プログラムの格納アドレスを、格納開始アドレスを基準とした相対アドレスで示している。このアドレス情報テーブルは予め作成しておく。なお、図3のアドレス情報テーブルには、さらにデコーダLSI用プログラム種類情報が含まれているが、本実施形態では使用していない。
次にコンテンツ再生装置100の動作を説明する。
図4は、ROM111とSDRAM109の間のデータの流れと、SDRAM109と内部RAM110aの間のデータの流れを示したものである。また、図5は、コンテンツ再生装置100の動作を示すフローチャートである。各ステップについて以下に説明する。
電源が投入されると、CPU112は、基本プログラム111aをROM111から読み出して実行し、デコーダLSI110がSDRAM109へアクセス可能な状態になるように初期化する(S101)。
次にCPU112は、CPUバスを通じて、光ディスクコントローラ104の制御を行い、光ディスク101から読み出されたデータをもとに、再生するコンテンツの種類を特定する(S102)。
そして、CPU112は、アドレス情報テーブル(図3参照)内の格納開始アドレスとプログラム格納アドレスを参照して、必要なデコーダLSI用プログラム(再生するコンテンツに対応したプログラム)を決定し(S103)、決定したプログラムしたプログラムのみを、SDRAM109内のデコーダLSI用プログラム格納領域へ配置する(S104)。
デコーダLSI用プログラムがSDRAM109に配置されると、デコーダLSI110は、デコーダLSI用プログラムをデコーダLSI110内の内部RAM110aに読み込んで実行する(S105)。
これにより、デコーダLSI110によって、光ディスクコントローラ104の出力がデコードされ、オープニング画面(例えばテレビモニタに描画する壁紙)表示、およびDVD−Video再生などのコンテンツ再生が行なわれる(S106)。
コンテンツ再生の終了またはユーザ操作などによる、コンテンツの変更があるか否かを判断し、コンテンツの変更がある場合には、ステップS102の処理に移行し、変更がない場合には、ステップS106の処理に移行する(S107)。
以上のように、本実施形態によれば、再生中のコンテンツに対応したプログラムのみが外部メモリ(SDRAM109)に読み込まれるので、全種類のプログラムを外部メモリに読み込む場合に比べ、外部メモリの容量を小さくすることが可能になる。
《発明の実施形態2》
実施形態2では、装置の構成要素自体は図1に示す構成と同様であるが、外部メモリ(SDRAM109)へのデコーダLSI用プログラムの格納方法が実施形態1とは異なる例を説明する。
本実施形態でも、ROM111は、図6に示すように、基本プログラム111aと、システムプログラム111bと、デコーダLSI110でデコードするコンテンツの種類ごとに対応したデコーダLSI用プログラム111cが格納されている。
コーデックによっては、複数のプログラムが必要な場合があるが、これらのプログラムは、コンテンツ再生中に、SDRAM109上に常に格納しておかなければならないプログラム(SDRAM常駐プログラムと呼ぶ)と、再生開始時に内部RAM110aへ一度読み込む読み込んだ後はSDRAM109上から削除可能なプログラム(書きつぶし可能プログラムと呼ぶ)との2種類に種別することができる。本実施形態では、書きつぶし可能プログラムを内部RAM110aへ読み込むために、SDRAM109上の書きつぶし可能な領域(書きつぶし領域と呼ぶ)を用いる。書きつぶし領域のサイズは、SDRAM常駐プログラムを書きつぶさないように設定する必要がある。
また、本実施形態では、図7に示すように、アドレス情報テーブルとして、再生コーデック毎に、プログラム数、格納開始アドレス、書きつぶし領域サイズ、プログラム種類、プログラム格納アドレスの各情報を持っている。この例ではSDRAM常駐プログラムであるか書きつぶし可能プログラムであるかという情報は、「プログラム種類」にコード化して含めている。
次に、本実施形態における動作を、図8のフローチャートを参照しつつ説明する。各ステップにおける処理は以下のとおりである。
電源が投入されると、CPU112は、基本プログラム111aをROM111から読み出して実行し、デコーダLSI110がSDRAM109へアクセス可能な状態になるように初期化する(S201)。
次にCPU112は、CPUバスを通じて、光ディスクコントローラ104の制御を行い、光ディスク101から読み出されたデータをもとに、再生するコンテンツの種類を特定する(S202)。
コンテンツの種類が特定すると、CPU112は、アドレス情報テーブル(図7を参照)を参照し、書きつぶし可能プログラムをROM111から読み出し、SDRAM109上の書きつぶし領域へ格納する(S203)。この際、書きつぶし可能プログラムが複数存在する場合は、前回の書きつぶし可能プログラムを上書きすることによって、SDRAM109上へ格納する。
全ての書きつぶし可能プログラムが書きつぶし領域へ格納されると、デコーダLSI110は、書きつぶし可能領域へ格納されたプログラムを内部RAM110aへ読み込む(S204)。
次に図7に示すアドレス情報テーブルを参照し、再生に必要なSDRAM常駐プログラムを決定する(S205)。そして、SDRAM常駐プログラムをROM111から読み出して、SDRAM109に格納する(S206)。
SDRAM常駐プログラムがSDRAM109に配置されると、デコーダLSI110は、SDRAM常駐プログラムをデコーダLSI110内の内部RAM110aに読み込んで実行する(S207)。
これにより、デコーダLSI110によって、光ディスクコントローラ104の出力がデコードされ、オープニング画面(例えばテレビモニタに描画する壁紙)表示、およびDVD−Video再生などのコンテンツ再生が行なわれる(S208)。
コンテンツ再生の終了またはユーザ操作などによる、コンテンツの変更があるか否かを判断し、コンテンツの変更がある場合には、ステップS202の処理に移行して、例えば書きつぶし可能プログラムの変更がある場合(例えばオーディオコーデックの変更など)は、新たな書きつぶし可能プログラムを、書きつぶし領域を用いて内部RAM110aへ読み込む。また、変更がない場合には、ステップS208の処理に移行する(S209)。
以上のように、本実施形態においても、再生中のコンテンツに対応したプログラムのみがSDRAM109に読み込まれるので、全種類のプログラムを外部メモリに読み込む場合に比べ、外部メモリの容量を小さくすることが可能になる。しかも、書きつぶし可能プログラムが内部RAM110aに読み込まれた後は、書きつぶし領域を開放できるので、さらに外部メモリの容量を小さくすることが可能になる。
なお、上記の各実施形態では、光ディスク等に記録されているコンテンツデータを再生する例を説明したが、放送データをコンテンツデータとして扱えば、記録メディア以外の媒体やインフラを介してデータが入力される再生装置にも利用可能である。
また、デコーダLSI用データについても、再生中のコンテンツに対応したものを選択して読み込むようにすれば、全種類のコーデックに対応したデータを外部メモリに読み込む場合に比べ、外部メモリの容量を小さくすることが可能になる。また、デコーダLSI用プログラムとデコーダLSI用データの両方について、再生中のコンテンツに対応したものを選択するようにすれば、さらに外部メモリの容量を小さくすることが可能になる。
また、デコーダLSIが行なう処理は、上記のデコードに限定されるものではなく、他の処理を行なうものについても本発明を適用できる。
また、外部メモリは、上記のSDRAMに限らず、他の種類のメモリであってもよい。
本発明に係るシステムLSI、およびその制御方法は、再生中のコンテンツに対応したプログラムのみがメモリに読み込まれるので、全種類のプログラムをメモリに読み込む場合に比べ、メモリの容量を削減することができるという効果を有し、所定のプログラムを用いて入力されたコンテンツデータを処理するシステムLSIやコンテンツ再生装置等として有用である。
実施形態1に係るコンテンツ再生装置の構成を示すブロック図である。 実施形態1においてROM111およびSDRAM109に格納されるプログラムの配置を示す図である。 実施形態1に係るアドレス情報テーブルの一例を示す図である。 ROM111とSDRAM109の間のデータの流れ、およびSDRAM109と内部RAM110aの間のデータの流れを示す図である。 実施形態1に係るコンテンツ再生装置100の動作を示すフローチャートである。 実施形態2においてROM111およびSDRAM109に格納されるプログラムの配置を示す図である。 実施形態2に係るアドレス情報テーブルの一例を示す図である。 実施形態2に係るコンテンツ再生装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 コンテンツ再生装置
101 光ディスク
102 モータ
103 光ピックアップ
104 光ディスクコントローラ
105 ドライバ
106 カードドライバ
107 メモリカード
108 システムLSI
109 SDRAM
110 デコーダLSI
110a 内部RAM
111 ROM
111a 基本プログラム
111b システムプログラム
111c デコーダLSI用プログラム
112 CPU

Claims (5)

  1. 入力されるコンテンツデータに対応したプログラムおよびデータを読み込むことによって、入力されたコンテンツデータの種類に応じた処理を行うデコーダLSIと、
    前記デコーダLSIが読み込むプログラムおよびデータが格納される外部メモリと、
    デコーダLSI用のプログラムおよびデータが複数種類格納されたROMから、プログラムおよびデータを読み込んで前記外部メモリに格納するCPUとを備え、
    前記CPUは、前記外部メモリに格納するプログラムおよびデータの少なくとも一方については、前記デコーダLSIに入力されたコンテンツデータの種類に対応したもののみを前記ROMから選択して読み込むように構成されていることを特徴とするシステムLSI。
  2. 請求項1のシステムLSIであって、
    前記CPUは、プログラムおよびデータの少なくとも一方については、コンテンツデータ再生開始時にのみ前記デコーダLSIが読み込む必要があるものと、再生中にも読み込む必要があるものとに種別し、コンテンツデータ再生開始時にのみ前記デコーダLSIが読み込む必要があるものから順に、前記種別に応じて定められた前記外部メモリ内の領域に読み込むように構成されていることを特徴とするシステムLSI。
  3. 請求項1および請求項2のうちの何れか1項のシステムLSIと、
    光ディスクからコンテンツデータを読み出して前記システムLSIに出力する光ディスクコントローラと、
    取り外し可能な記録媒体からコンテンツデータを読み出して前記システムLSIに出力するカードドライバと、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ再生装置。
  4. 入力されるコンテンツデータに対応したプログラムおよびデータを読み込むことによって、入力されたコンテンツデータの種類に応じた処理を行うデコーダLSIと、前記デコーダLSIが読み込むプログラムおよびデータが格納される外部メモリとを備えたシステムLSIの制御方法であって、
    デコーダLSI用のプログラムおよびデータが複数種類格納されたROMから、プログラムおよびデータを読み込んで、前記外部メモリに格納する格納ステップを有し、
    前記格納ステップでは、前記外部メモリに格納するプログラムおよびデータの少なくとも一方については、前記デコーダLSIに入力されたコンテンツデータの種類に対応したもののみを前記ROMから選択して読み込むことを特徴とするシステムLSIの制御方法。
  5. 請求項4のシステムLSIの制御方法であって、
    前記格納ステップでは、プログラムおよびデータの少なくとも一方については、コンテンツデータ再生開始時にのみ前記デコーダLSIが読み込む必要があるものと、再生中にも読み込む必要があるものとに種別し、コンテンツデータ再生開始時にのみ前記デコーダLSIが読み込む必要があるものから順に、前記種別に応じて定められた前記外部メモリ内の領域に読み込むことを特徴とするシステムLSIの制御方法。
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