JP2007293837A - 業務管理方法、並びに業務管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】どのような業種・業態や顧客ニーズであっても、あらゆる業務を一元的(統一的)に表すことにより、業務のシステム化を行う。
【解決手段】ある業務の実行に対応する数値情報を格納するPlusサブフィールドと、前記業務の次工程業務の実行に対応する数値情報を格納するMinusサブフィールドを有するレコードからなるテーブルを記憶するテーブル記憶部と、始点タイプの業務が実行された場合には、Plusサブフィールドにのみ数値情報を格納したレコードである自身レコードを生成してテーブルに追加し、中間タイプの業務が実行された場合には、Minusサブフィールドに数値情報を格納するレコードである前身レコードと、Plusサブフィールドにのみ数値情報を格納するレコードである自身レコードとを生成してテーブルに追加する処理実行部とを有する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、業務管理方法、並びに業務管理装置に関する。
企業活動において計算機を活用した業務設計/業務機械化を実施するためには、ユーザは個々の業務機能や構造を定義し、人が対応したり、運用するような業務内容・項目と計算機が処理する業務内容・項目などを整理し、設計する必要がある。通常、業務の構造を設計しようとすると、ユーザの業務構造を設計し、アプリケーションパッケージの持っている業務機能で実現しようとするとどうなるかを試行錯誤的に繰り返して設計している。さらにこれらを効率的にするための方法としては、アプリケーションパッケージは汎用的な側面を持つので、特定のユーザで設計されるような業務構造を持てないので個別のユーザでの設計構築事例を蓄積し、この事例を流用して作成する方法が取られている。
従って、アプリケーションパッケージを前提にした業務構造設計では、以下の問題点がある。(1)従来の方法でまず、ユーザの業務構造を設計し、パッケージの持っている業務機能で実現させるために試行錯誤的を繰り返して設計する方法では、設計工数が多大である。(2)また、事後の組織の改編や、業務内容の改革・変更などによりユーザの業務構造が変化した場合に、この変化に応じて業務アプリケーションを変更する場合には、各モジュールなどの変更ばかりでなく、データベース構造の変更を行う必要があり、時間と費用が多大に必要となっていた。
本発明の第1の目的は、どのような業種・業態や顧客ニーズであっても、あらゆる業務を一元的(統一的)に表すことにより、業務のシステム化を行う技術を提供することにある。
本発明の第2の目的は、どのような業種・業態や顧客ニーズであっても、あらゆる業務を一元的(統一的)に表すことにより、業務管理システムの開発工数を劇的に減少させ、開発にかかる時間及び費用を低減させる技術を提供することにある。
上記課題を解決するための手段として、本発明は以下の特徴を有している。
本発明の第1の態様は、第1の業務の実行に対応する数値情報を格納する第1のフィールド(例えば、消込サブフィールドにおけるPlusサブフィールド)と、第1の業務の次工程として行われる第2の業務の実行に対応する数値情報を格納する第2のフィールド(例えば、消込サブフィールドにおけるMinusサブフィールド)を有するレコードからなるテーブル(例えば、業務フローテーブル)を用い、第1のフィールドに格納された数値情報と第2のフィールドに格納された数値情報を比較することにより、第1の業務に応じた第2の業務が完了したことを判定することを特徴とする業務管理方法である。
かかる業務管理方法によれば、第1のフィールド、第2のフィールドに数値情報を格納することにより業務の記録をつけることができ、且つ第1のフィールドに格納された数値情報と第2のフィールドに格納された数値情報を比較することにより業務の完了を判定できるようになる。
本発明の第2の態様は、業務管理方法として提案される。
この業務管理方法は、ある業務の実行に対応する数値情報を格納する第1のフィールド(例えば、消込サブフィールドにおけるPlusサブフィールド)と、業務の次工程として行われる業務の実行に対応する数値情報を格納する第2のフィールド(例えば、消込サブフィールドにおけるMinusサブフィールド)を有するレコードからなるテーブル(例えば、業務フローテーブル)を用いる業務管理方法であって、始点タイプの業務が実行された場合には、第1のフィールドに数値情報を格納するが第2のフィールドには数値情報を格納しないレコードである自身レコードを生成してテーブルに追加するステップと、中間タイプの業務が実行された場合には、第1のフィールドに数値情報を格納せず第2のフィールドに数値情報を格納するレコードである前身レコードを生成してテーブルに追加するとともに、第1のフィールドに数値情報を格納するが、第2のフィールドには数値情報を格納していないレコードである自身レコードを生成してテーブルに追加するステップとを有することを特徴とする。
また、上記の業務管理方法において、終点タイプの業務が行われた場合には、第1のフィールドに数値情報を格納せず第2のフィールドに数値情報を格納するレコードである前身レコードを生成してテーブルに追加するとともに、第1のフィールドにも、第2のフィールドにも数値情報を格納していないレコードである自身レコードを生成してテーブルに追加するステップをさらに有するようにしてもよい。
また、上記業務管理方法は、第1のフィールドに格納された数値情報と第2のフィールドに格納された数値情報を比較することにより、業務の完了を判定するステップをさらに有するものとしてもよい。
かかる業務管理方法によれば、第1のフィールドと、第2のフィールドが複式簿記の「貸方」「借方」と同様に機能し、業務の未完了、例えば、10個の出荷指示が為されているのに、この指示に基づいて8個の出荷しか為されていないことが迅速且つ勘弁に発見することが可能となる。また、従前の業務管理方法においては、例えば業務毎にテーブル、記録ファイルを用いていたため、全体では膨大な数のテーブル、記録ファイル群が必要となっていたが、本業務管理方法では、複数の業務についても一のテーブルで管理するため、簡易且つ単純な方法で業務管理を行うことができる。
またさらに、上記業務管理方法において、テーブルは、業務フロー毎に設けられているようにしてもよい。かかる業務管理方法によれば、業務フロー毎のテーブルを用いるため、例えば、企業の組織変更や業務見直しなどにより業務フローの変更が生じた場合にも、個々の業務フローに応じた業務管理方法の修正で対応でき、業務管理方法全体のプログラム改修などを行う必要が無くなる。
また、レコードは未実行の業務であるか否かを区別するためのフィールドをさらに有するようにしてもよい。かかる業務管理方法によれば、将来の予測も可能な業務管理が可能となる。
またさらに、レコードは第1のフィールドに格納された数値情報と第2のフィールドに格納された数値情報に対応する金銭価値を格納するフィールドをさらに有するようにしてもよい。かかる業務管理方法によれば、財務・会計に関する情報を得ることが可能な業務管理が実現できる。
本発明の第3の態様は、業務管理装置(例えば、業務管理サーバ)として提案される。
この業務管理装置は、第1の業務の実行に対応する数値情報を格納する第1のフィールドと、第1の業務の次工程として行われる第2の業務の実行に対応する数値情報を格納する第2のフィールドを有するレコードからなるテーブル(例えば、業務フローテーブル)を記憶し、第1のフィールドに格納された数値情報と第2のフィールドに格納された数値情報を比較することにより、第1の業務に応じた第2の業務が完了したことを判定する、ことを特徴とする。
かかる業務管理装置によれば、第1のフィールド、第2のフィールドに数値情報を格納することにより業務の記録をつけることができ、且つ第1のフィールドに格納された数値情報と第2のフィールドに格納された数値情報を比較することにより業務の完了を判定できるようになる。
本発明の第4の態様は、ある業務の実行に対応する数値情報を格納する第1のフィールドと、業務の次工程として行われる業務の実行に対応する数値情報を格納する第2のフィールドを有するレコードからなるテーブル(例えば、業務フローテーブル)を用いて、業務を管理する業務管理装置として提案される。
この業務管理装置は、テーブルを記憶する記憶手段(例えば、テーブル記憶部)と、始点タイプの業務が実行された場合には、第1のフィールドに数値情報を格納するが第2のフィールドには数値情報を格納しないレコードである自身レコードを生成してテーブルに追加し、中間タイプの業務が実行された場合には、第1のフィールドに数値情報を格納せず第2のフィールドに数値情報を格納するレコードである前身レコードを生成してテーブルに追加するとともに、第1のフィールドに数値情報を格納するが、第2のフィールドには数値情報を格納していないレコードである自身レコードを生成してテーブルに追加する処理手段(例えば、処理実行部)とを有することを特徴とする。
上記装置において、処理手段は、終点タイプの業務が行われた場合には、第1のフィールドに数値情報を格納せず第2のフィールドに数値情報を格納するレコードである前身レコードを生成してテーブルに追加するとともに、第1のフィールドにも、第2のフィールドにも数値情報を格納していないレコードである自身レコードを生成してテーブルに追加するようにしてもよい。
また、上記装置において、処理手段は、第1のフィールドに格納された数値情報と第2のフィールドに格納された数値情報を比較することにより、業務の完了を判定するようにしてもよい。
かかる業務管理装置によれば、第1のフィールドと、第2のフィールドが複式簿記の「貸方」「借方」と同様に機能し、業務の未完了、例えば、10個の出荷指示が為されているのに、この指示に基づいて8個の出荷しか為されていないことが迅速且つ勘弁に発見することが可能となる。また、従前の業務管理装置においては、例えば業務毎にテーブル、記録ファイルを用いていたため、全体では膨大な数のテーブル、記録ファイル群が必要となっていたが、本業務管理装置では、複数の業務についても一のテーブルで管理するため、簡易且つ単純な方法で業務管理を行うことができる。
さらにまた、上記装置において、記憶手段は、業務フロー毎にテーブルを記憶しているようにしてもよい。かかる業務管理装置によれば、業務フロー毎のテーブルを用いるため、例えば、企業の組織変更や業務見直しなどにより業務フローの変更が生じた場合にも、個々の業務フローに応じた業務管理方法の修正で対応でき、業務管理方法全体のプログラム改修などを行う必要が無くなる。
またさらに、上記装置において、記憶手段に記憶されたテーブルにおいて、各レコードは未実行の業務であるか否かを区別するためのフィールドを有するようにしてもよい。かかる業務管理装置によれば、将来の予測も可能な業務管理が可能となる。
またさらに、上記装置において、レコードは第1のフィールドに格納された数値情報と第2のフィールドに格納された数値情報に対応する金銭価値を格納するフィールドをさらに有するようにしてもよい。かかる業務管理方法によれば、財務・会計に関する情報を得ることが可能な業務管理が実現できる。
本発明の第5の態様は、業務管理方法として提案される。この業務管理方法は、第1の業務の実行に対応する数値情報、又は前記第1の業務の次工程として行われる第2の業務の実行に対応する数値情報を格納する第1のフィールド(例えば、フローコアテーブルに2323の「数量」フィールド)と、そのレコードが自身レコードか前身レコードかを識別する第2のフィールド(例えば、フローコアテーブルに2323の「行No.」フィールド)とを有するレコードを有するテーブル(例えば、フローコアテーブル)を用い、前記第1のフィールドに格納された数値情報を比較することにより、前記第1の業務に応じた第2の業務が完了したことを判定する、ことを特徴とする業務管理方法。
本発明の第6の態様は、第1の業務の実行に対応する数値情報、又は前記第1の業務の次工程として行われる第2の業務の実行に対応する数値情報を格納する第1のフィールド(例えば、フローコアテーブルに2323の「数量」フィールド)と、そのレコードが自身レコードか前身レコードかを識別する第2のフィールド(例えば、フローコアテーブルに2323の「行No.」フィールド)とを有するレコードを有するテーブル(例えば、フローコアテーブル)を記憶し、前記第1のフィールドに格納された数値情報を比較することにより、前記第1の業務に応じた第2の業務が完了したことを判定する、ことを特徴とする業務管理装置として提案される。
本発明によれば、業務フローテーブルを用いることによりあらゆる業務を一元的(統一的)に表すことにより、業務のシステム化を行うことができ、また業務フローテーブルを用いることによりあらゆる業務を一元的(統一的)に表すことにより、業務管理システムの開発工数を劇的に減少させ、開発にかかる時間及び費用を低減させることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
[1.基本的考え方]
本実施の形態にかかる業務管理システムは、以下の考えに基づいて考案されている。
[1.1.業務について]
本発明においては、業務(企業などの活動全体ではなく、活動を構成する構成要素、例えば、受注、出荷、請求など)は、業務依頼者もしくは指示者(人、部、課、グループなど)と業務実行者(人、部、課、グループなど)との関係の間で遂行される。
よって「業務」であれば、かならず受払(TRADE)が発生する。「受払」とは、ある担当者が自分の担当する業務を行ったことを次工程の業務担当者に知らせる通知、報告、指示など(以下、通知と総称する)を次工程の担当者に送った場合に、次工程の担当者がこの通知に対応する行為を行うことをいう。すなわち、「受払」は、通知と消込によって構成される。例えば、「注文受注」という行為を業務と捉えた場合、「注文受注」を担当する業務実行者(注文受注担当者)は、「この注文受注を処理しました」、という通知を次工程の業務実行者(出荷担当者)に渡し、出荷担当者はこの注文受注に応じた出荷を実行する。通知に対応する次工程の業務の実行を「消込」と呼ぶ。
[1.2.消込]
この「消込」は、「数値化された情報」、例えば個数、数量、件数、進歩率、金額などによって行われる。なお、上記の数値化された情報のうち、「金額」は特殊な扱いとなる。「金額」は、人類が扱う「様々な物、サービス、その他の有価対象」と交換できる「共通の尺度」である。そのため、数値化された情報には、金額を併記するようにしてもよい。例えば、消込に用いる数値化された情報が個数(例えば、テレビの台数)である場合にその個数に応じた金額を、数値化された情報として扱うようにしてもよい。
[1.3.業務フロー]
業務は次工程の業務と受払によって連結される。受払によって連結された一繋がりの業務を「業務フロー」と呼ぶ。
[1.4.業務のタイプ]
本発明において、業務フローを構成する業務は3つのタイプに分類される。以下、図1を参照しながら説明する。
(1)始点タイプ
図1(A)は、始点タイプの業務を示す図である。
始点タイプの業務11は、業務フローの始点となる業務であって、前工程となる業務はなく、そのため前工程の業務との間での受払(通知と消込)は、存在しない。始点タイプの業務11は、次工程となる業務に対して通知21のみ行う。
(2)中間タイプ
図1(B)は、中間タイプの業務を示す図である。
中間タイプの業務12は、前述の始点タイプの業務と、後述する終点タイプの業務との間に位置する業務であって、前工程となる業務からの通知に対応する消込22を行うとともに、次工程となる業務に通知23を行う。
(3)終点タイプ
図1(C)は、終点タイプの業務を示す図である。
終点タイプの業務13は、業務フローの終点となる業務であって、次工程となる業務が存在しないため、前工程の業務からの通知に対応する消込24のみ行う。
一つの業務フローは、始点タイプの業務11、終点タイプの業務13、及び必要な場合には1又は複数の中間タイプの業務12を直列的に連結することにより構成される。
[1.5.業務フローの例]
次に、業務フローの例について説明する。図2は、始点タイプの業務11、一つの中間タイプの業務12、及び終点タイプの業務13が直列的に連結されて構成された業務フローの概念図である。始点タイプの業務11は、中間タイプの業務12に対して通知21を出し、中間タイプの業務12は通知21に対応する消込22を行う。中間タイプの業務12は、終点タイプの業務13に対して通知23を出し、終点タイプの業務13は通知23に対応する消込24を行う。
[1.6.業務フローテーブル]
これら通知21、消込22、通知23、消込24は、共通のテーブルに記述或いは記録される。このテーブルを業務フローテーブルと呼ぶ。図3は、図2に示す業務フローに対応した業務フローテーブル200の具体的構成例を示す図である。図3に示す業務フローテーブル200は、レコード301(各レコードを区別するため、添え字A〜Eを付す)を追加することが可能なデータである。レコード301は、いずれかの業務の通知或いは消し込みに対応している。
図3に示した例では、3つすべての業務11〜13が完了した時点の業務フローテーブルを示している。なお、本明細書中では説明の都合上便宜的に通知、消込に対応するレコードを記述又は記録するデータを「テーブル」と呼ぶが、本発明において通知、消込を記録するデータがテーブル構造を有することに限定される趣旨ではなく、通知、消込を互いに比較可能なデータ構造であればどのような構造のデータ形式、データ構造を用いても構わない。
さて、図3に示す例おいて、レコード301Aは、業務11の通知21に対応して生成されたレコードであり、レコード301Bは、業務12の消込21に対応して生成されたレコードであり、レコード301Cは、業務12の通知23に対応して生成されたレコードであり、レコード301D、30Eは、業務13の消込24に対応して生成されたレコードである。
各レコード301は、自身業務区別ナンバーフィールド302と、前身業務区別ナンバーフィールド303と、ターゲットフィールド304とを有している。ターゲットフィールド304は、計上サブフィールド305と、消込サブフィールド306とを有している。計上サブフィールド305と消込サブフィールド306とはそれぞれ、「Plus(プラス)」サブフィールド307,310と、「Minus(マイナス)」サブフィールド308、311と、「Unit(単位)」サブフィールド309,312とを有している。
自身業務区別ナンバーフィールド302は、そのレコードを生成させた業務(「自身業務」と呼ぶ)を一意に特定する情報、例えば、業務IDナンバーを格納するフィールドである。このフィールドに格納された情報を参照することにより、そのレコードはどの業務の実行によって生成されたのか特定できる。
前身業務区別ナンバーフィールド303は、当該レコードに対応する自身業務の前工程である業務(「前身業務」と呼ぶ)を一意に特定する情報、例えば、業務IDナンバーを格納するフィールドである。このフィールドに格納された情報を参照することにより、そのレコードにより消込を行う対象のレコードを特定できる。
計上サブフィールド305のPlusサブフィールド307、Minusサブフィールド308は、その業務において発生した、数値化された情報(以下、数値情報と呼ぶ)をユーザから特別の指示、指定がない限り正の値で格納する。
消込サブフィールド305のPlusサブフィールド310、Minusサブフィールド311は、通知及びこれに対応する消込において発生した数値情報を格納する。
Unitサブフィールド309、312はそのレコードの数値情報が示している対象の単位(例えば、台数、個数、重量、など)を格納する。なお、同一の業務フローテーブル200のレコード301相互では、Unitサブフィールド309、312の内容が異なることもあり得る。
業務フローテーブル200に格納されるレコードには、前身レコードと、自身レコードの2種類がある。図3では、レコード301B、301Dが前身レコードであって、レコード301A、301C、301Eが自身レコードである。
前身レコードは、前述の「消込」に対応するレコードであって、Minusサブフィールド311に数値情報が、ユーザが特別に指示、指定しない限り正の値で格納される。また、自身業務区別ナンバーフィールド302には、その「消込」を行う業務である自身業務を一意に特定する情報、例えば業務IDナンバーなどが格納されるとともに、前身業務区別ナンバーフィールド303に、当該レコードの自身業務の前身業務を一意に特定する情報、例えば業務IDナンバーなどが格納される。
自身レコードは、前述の「通知」に対応するレコードであって、Plusサブフィールド310に数値情報が、ユーザに明示されない限り正の値で格納される。また、自身業務区別ナンバーフィールド302には、その「通知」を行う業務である自身業務を一意に特定する情報、例えば業務IDナンバーなどが格納されるが、前身業務区別ナンバーフィールド303には前身業務を一意に特定する情報は格納されない。
この自身レコードと前身レコードの消込サブフィールド306のPlusサブフィールド310及びMinusサブフィールド311の両者の数値情報を対比することにより、業務フローに残がないこと、すなわち、仕事が完結していることがわかる。仮に両者の数値情報がバランスしていない、すなわち、一方が他方より多い場合には、この業務フローに含まれるどこかの業務に処理されていない残があることを意味する。言い換えれば、業務フローテーブル200の消込サブフィールド306のPlusサブフィールド310及びMinusサブフィールド311に格納された数値情報を調べることにより、仕事が完結しているか否かを迅速且つ簡易に判断することができるようになっている。
また、自身業務区別ナンバーフィールド302と、前身業務区別ナンバーフィールド303とに格納される業務を特定する情報が一致する自身レコード及び前身レコードは対となる通知及び消込となる。すなわち、同じ業務を特定する情報を自身業務区別ナンバーフィールド302又は前身業務区別ナンバーフィールド303に格納するレコード301を業務フローテーブル200から抽出し、抽出したレコード301すべての消込サブフィールド306のPlusサブフィールド310及びMinusサブフィールド311に格納された数値情報を調べることにより、各業務間での仕事の完了を迅速且つ簡易に調べることも可能である。
なお、業務フローテーブルには、消込がされていない対象の数である「残」を格納するフィールドを設ける必要はない。なぜなら、「残」のフィールドが既存のあらゆる情報システムの問題の重要な一因であるためである。
[1.7.業務のタイプと自身レコード、前身レコード]
先に、業務には、始点タイプ、中間タイプ、終点タイプの3種類があることを述べたが、業務フローテーブルに記述される自身レコード、前身レコードは、これら業務のタイプ別に異なった扱いがなされる。
(1)始点タイプ
始点タイプの業務、より詳しくは始点タイプの業務の通知21について、自身レコードは作成されるが、前身レコードは作成されない。始点タイプの業務の通知21に応じて作成される自身レコードにおいては、この自身レコードの計上サブフィールド305のPlusサブフィールド307、及び消込サブフィールド306のPlusサブフィールド310に数値情報が格納される。
(2)中間タイプ
中間タイプの業務、より詳しくは中間タイプの業務の消込22に応じて、前身レコードが作成され、通知23に応じて自身レコードが作成される。中間タイプの業務の通知23に応じて作成される自身レコードにおいては、この自身レコードの計上サブフィールド305のPlusサブフィールド307、及び消込サブフィールド306のPlusサブフィールド310に数値情報が格納される。
(3)終点タイプ
終点タイプの業務、より詳しくは終点タイプの業務の消込24に応じて、前身レコードが作成されるとともに、自身レコードも作成される。終点タイプの業務の消込24に応じて作成される自身レコードにおいては、この自身レコードの計上サブフィールド305のPlusサブフィールド307に数値情報が格納されるが、及び消込サブフィールド306のPlusサブフィールド310に数値情報は格納されない。
[1.8.複数の受払、複数の業務フロー]
一つの業務が有する受払(通知、消込)は必ずしも一つずつに限られるものではない。一つの業務が2以上の通知を複数の次工程である業務に発し、及び/又は2以上の消込を複数の前工程である業務に返すこともあり得る。
図4(A)は、複数の消込を生じさせる業務を有する業務フローの例を示している。業務Nは、2つの異なる業務、業務L及び業務Mの通知51,52に対応してそれぞれ消込61,62を生成させる。
図4(B)は、複数の通知を送る業務を有する業務フローの例を示している。業務Oは、2つの異なる業務、業務P及び業務Qに対する通知53,54を生成する。業務P及び業務Qは、それぞれ消込63,64を生成し受払を行う。
なお、図示はしていないが、複数の消込を生じさせるとともに、複数の通知を送る業務もあり得る。各業務が生じさせる通知の数、消込の数は、どのように業務フローを設計するかによって定まるものであり、何らの制限はない。
一つの業務が複数の通知又は消込を有する場合には、複数の業務フローが存在することになる。図4(A)では、通知51及び消込61を含む第1の業務フロー71と、通知52及び消込62を含む第2の業務フロー72が存在する。なお、図中業務フロー毎に矢印を変えて示している。第1の業務フロー71においては、業務Nは終点タイプの業務となる。
同様に、図4(B)では、通知53及び消込63を含む第1の業務フロー73と、通知54及び消込64を含む第2の業務フロー74が存在する。なお、図中業務フロー毎に矢印を変えて示している。第2の業務フロー74においては、業務Oは始点タイプの業務となる。
複数の業務フローが存在する場合には、各業務フロー毎に業務フローテーブルが設けられる。図5に2つの業務フローを含む場合の構成例を示す。
この例では、6つの業務R,S,T,U,V,Wにより全体の業務活動が構成されている。
業務R,Sの間では、通知55及び消込65が生成され、業務S,Tの間では、通知56及び消込66が生成され、業務T,Uの間では、通知57及び消込67が生成される。これら業務R,S,T,U及び通知55〜57、消込65〜67は一つの業務フロー75を構成する。業務フロー75に含まれる通知55〜57及び消込65〜67に対応するレコードは、業務フローテーブル201に格納される。
一方、業務S,V,Wは、業務フロー75とは別の業務フロー76を構成する。すなわち、業務S,Vの間では、通知58及び消込68が生成され、業務V,Wの間では、通知59及び消込69が生成される。これら業務S,V,W及び通知58〜59、消込68〜69は別の一つの業務フロー76を構成する。業務フロー76に含まれる通知58〜59及び消込68〜69は、前述の業務フローテーブル201とは別の業務フローテーブル202に格納される。
異なる業務フローテーブルは、業務フローテーブルを構成する必要要素、すなわち自身業務区別ナンバーフィールド302と、前身業務区別ナンバーフィールド303と、ターゲットフィールド304のうち消込サブフィールド306を最低限備えていれば、その他はテーブルを構成するフィールドが異なっていても構わない。なお、論理的に業務フロー毎にレコードが区別可能であれば、例えば、各レコードに業務フローIDフィールドを付すなどして区別可能とすれば、同一のテーブルデータとして業務フローテーブル201及び業務フローテーブル202を記憶保持するようにしても構わない。
上記のような業務フローテーブルを用いることにより、あらゆる種類の業務の実行を、通知及び消込の業務フローテーブルへの記述又は記録の処理と置き換えることができ、これら処理をプログラム化することによって業務活動全体のシステム化、プログラム化を行うことができる。そのため、本発明よれば、業務管理システムの開発工数を劇的に減少させ、開発にかかる時間及び費用を低減させることが可能となる。
また、業務内容の変更が生じた場合にも、本発明にかかる技術を提供することにより、プログラムやデータベースの大幅な改変を伴うことなく、業務内容の変更を反映したシステムの修正が行えるようになる。
[2.本実施の形態にかかるシステムの例]
次に、本実施の形態にかかる一実施例として、第1の実施の形態にかかる業務管理システムの例を説明する。
[2.1.業務管理システムが扱う業務内容]
図6は、第1の実施の形態にかかるの業務管理システムが扱う業務内容の一例を説明する図である。このシステムが扱う業務内容は、以下の7つの業務、すなわち、業務A、受注、出荷指示、出荷、業務B、補充発注、業務Cによって構成されている。
業務A、受注、出荷指示、出荷、業務Bは第1の業務フロー77を構成しており、これら業務間において通知601〜604及び消込701〜704が行われ、これら通知601〜604及び消込701〜704に対応するレコードは、第1業務フローテーブル501に順次追加され、格納される。
また、出荷指示、補充発注、業務Cは第2の業務フロー78を構成しており、これら業務間において通知605、606及び消込705、706が行われ、これら通知及び消込に対応するレコードは、第2業務フローテーブル502に書き込まれる。
[2.2.業務管理システムの構成例]
図7は、本例の業務管理システム80のシステム構成例を示す図である。この例においては、業務管理システム80は、通信網800に接続された管理サーバ801と、通信網800に接続され、或いは接続可能な、上記7つの業務に対応する端末装置802によって構成される。
[2.2.1. 通信網]
通信網800は、有線・無線、専用回線・交換回線を問わず、これに接続されている装置がそれぞれ目的とする装置に対しセッションを確立したときにその装置間での情報の送受を可能とするように作用する。通信網800は、インターネットのように、ゲートウエイを介して複数のネットワークが組み合わされて実現しても構わない。また、その接続についてもいわゆるバックボーンといわれる基幹線に直接接続せずとも、PPP接続などによって一時的に接続してあっても、セッションを確立したときにその間で情報の送受ができるようになっていれば構わない。なお、上記「通信網」は専用回線を固定的に張りめぐらせたような、交換機、スイッチ、ルータなど経路切り替え手段を用いない通信網も含むものとする。
[2.2.2.業務管理サーバ]
業務管理サーバ801は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、必要な場合にはハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置であって、例えばコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置である。前記ROM、若しくはハードディスク装置などに情報処理装置を業務管理サーバ801として機能させるためのプログラム、又は業務管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが記憶されており、このプログラムを主メモリ上に載せ、CPUがこれを実行することにより業務管理サーバ801が実現され、若しくは業務管理方法が実行される。また、上記プログラムはかならずしも情報処理装置内の記憶装置に記憶されていなくともよく、外部の装置(例えば、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダのサーバなど))から提供され、これを主メモリに乗せる構成であってもよい。
業務管理サーバ801は、各端末装置802からの入力に応じて、業務フローテーブルを記憶、更新、レコードの追加をするとともに、業務フローテーブルを参照して、業務の完了を判定する機能を有する。具体的には、各業務における通知、消込に対応する前身レコード、自身レコードを生成し、業務フローテーブルに追加するとともに、業務フローテーブルの消込サブフィールドの数値情報に基づいて、業務の未完了/完了を判定し、必要に応じて判定結果を端末装置802及び/又は業務管理サーバ801に接続された出力装置(モニタ、プリンタなど図7において図略)に出力する。
図8は、業務管理サーバ801の構成例を示す機能ブロック図である。業務管理サーバ801は、処理実行部810と、テーブル記憶部820を有している。
処理実行部810は、各端末装置802からの入力内容に基づいて、テーブル記憶部820に格納されている業務フローテーブル501、502を更新するとともに、各端末装置802からの要求に応じてテーブル記憶部820に格納されている業務フローテーブル501、502を参照して、消込が行われていない、或いは消込が未完了な通知を各端末装置802に通知する。
処理実行部810は、上記7つの業務のそれぞれに対応する、業務A処理部812、受注処理部813,出荷指示処理部814,業務B処理部815、出荷処理部816,補充発注処理部817、業務C処理部818を有すると共に、これら各処理部812〜818の起動、終了を制御するコントローラ部811とを有している。
各処理部812〜818は対応する業務の内容に応じて、業務フローテーブルへのレコードの追加を実行する。各処理部には予め業務フローテーブルが対応付けされており、対応付けされた業務フローテーブルにのみレコードの追加を行う。但し、複数の業務フローに対応付けされている業務のための処理部は、複数の業務フローテーブルにレコードの追加を行う。
コントローラ部811は、端末装置802と各処理部812〜818との情報の受け渡しを仲介する機能を有する。例えば、受注業務用の端末装置802から処理要求をコントローラ部811が受け取ると、受注処理部813を起動させる。起動した受注処理部813は、テーブル記憶部820の第1業務フローテーブル501を参照して、受注処理が未完了である前工程の処理、すなわち、消込701が完了していない業務Aの通知601を抽出してコントローラ部811に渡す。コントローラ部811は、通信網800を介して、消込701が完了していない業務Aを示す情報(例えば、未完了の業務AをリストにしたHTMLドキュメント)を受注業務用の端末装置802に送信する。
テーブル記憶部820は、その業務管理システムが扱う業務フローテーブルを格納、若しくは記憶している。この例では、テーブル記憶部820は、第1業務フローテーブル501、及び第2業務フローテーブル502を格納、若しくは記憶する。なお、テーブル記憶部820は、その業務管理システムが扱う業務全体に含まれる業務フローの数と同数の業務フローテーブルを有することとなる。
業務フローテーブルは、そのテーブルが一のファイルで構成されるものであっても、各レコードが業務フロー毎に区別可能であれば、一つの業務フローテーブルではなく、複数の業務フローテーブルに相当する。
[2.2.3.端末装置]
端末装置802は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、必要な場合にはハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置であって、業務管理サーバ801と通信可能な情報処理装置である。例えばネットワーク接続機能を有するコンピュータ、ワークステーション、移動体通信端末、PDA(Personal Digital Assistant)などが端末装置802となりうる。。
端末装置802は、業務管理サーバ801とクライアント/サーバの関係にあり、端末装置802からの要求に応じて業務管理サーバ801が諸処理を実行し、業務管理サーバ801はその実行結果を端末装置802に返す。
端末装置802は、各業務の実行情報の入力を行わせる入力インターフェイスを操作者に提供し、この入力インターフェイスに入力された情報を業務管理サーバ801に送信する。また、端末装置802は、業務管理サーバ801から未完了の業務を通知され、この通知に応じて未完了の情報を操作者に示す機能を有している。
[2.3.業務管理システムの動作例]
次に、上記業務管理システムの動作例について、図9から図19を参照しながら説明する。
この業務管理システムにおいて、まず第1の業務フローの始点業務である業務Aが業務Aの担当者によって実行され、業務Aの担当者は業務A用の端末装置802に業務Aの実行結果を入力する。図9は、業務A用の端末装置802が表示する入力インターフェイス画面の一例である。この入力インターフェイス画面は、商品選択ボックス901と、個数入力ボックス902と、OKボタン903と、キャンセルボタン904とを有している。この入力インターフェイス画面が端末装置802に表示されているときに、操作者が端末装置802のキーボードやポインティングデバイスを操作して、商品選択ボックス901と、個数入力ボックス902に、実行した業務Aの内容に応じた入力を行った後、OKボタン903を活性化させると、業務A用の端末装置802は、業務Aの実行内容として商品選択ボックス901と、個数入力ボックス902に入力された情報を業務管理サーバ801に送信する。
業務A用の端末装置802からの送信を受信した業務管理サーバ801、より詳しくは処理実行部810は、業務A処理部812を起動させる。起動した業務A処理部812は、第1の業務フロー77に対応する業務フローテーブルである、第1業務フローテーブル501にレコードを追加する。図10は、業務A処理部812がレコードを追加した状態の第1業務フローテーブル501の例を示す。
図10に示す第1業務フローテーブル501は、図3に示す業務フローテーブル200と同様に、自身業務区別ナンバーフィールド302と、前身業務区別ナンバーフィールド303と、ターゲットフィールド304とを有するとともに、商品選択ボックス901の入力に対応する「Item」フィールド1001を有している。
また、上記ターゲットフィールド304は、計上サブフィールド305と、消込サブフィールド306とを有しており、計上サブフィールド305と消込サブフィールド306とはそれぞれ、「Plus(プラス)」サブフィールド307,310と、「Minus(マイナス)」サブフィールド308、311と、「Unit(単位)」サブフィールド309,312を有することは、図3に示した業務フローテーブル200と同様である。
さて、業務Aは始点タイプの業務であるため、業務A処理部812は自身レコードであるレコード1002Aを追加するが、前身レコードの追加は行わない。
自身レコードであるレコード1002Aにおいて、自身業務区別ナンバーフィールド302には、業務Aを示す業務IDナンバーとともに、複数回、業務Aが行われた場合に、各回の業務を識別するためのシリアルナンバー(図中[01]と表示している)が格納されている。前身業務区別ナンバーフィールド302には、このレコードが自身レコードであるため何も格納されない。Itemフィールド1001には、端末装置802から通知された商品である「テレビL」を識別する情報(例えば、製品番号)が格納される。
また、レコード1002Aのターゲットフィールド304の計上サブフィールド305におけるPlusサブフィールド307、及び消込サブフィールド306におけるPlusサブフィールド310には、端末装置802から通知された数値情報(個数入力ボックス902に入力された情報に対応する)である「10」が格納される。
上記レコード1002Aの追加を終えると、業務A処理部812は待機状態になり、次の起動命令を待ち受ける。
上記レコード1002Aの追加が終了すると、業務Aの次工程である受注に割り当てられた端末装置802に、図11に示すような入力インターフェイス画面が表示される。図11は、受注に割り当てられた端末装置802に表示される入力インターフェイス画面の一例を示す図である。図に示す例において、入力インターフェイス画面は、消込の行われていない前工程の業務の内容を示す、商品表示フィールド1101と、個数表示フィールド1102と、受注について実行した内容を入力する商品選択ボックス1103と、個数入力ボックス1104と、OKボタン1105と、キャンセルボタン1106とを有している。商品表示フィールド1101と、個数表示フィールド1102との表示内容は、第1業務フローテーブル501のレコード1002Aに基づいて表示される。
受注の担当者は、商品表示フィールド1101と、個数表示フィールド1102との表示内容を見て、テレビL10個について受注が未処理であることを知り、受注の処理を行う。図12に、受注の担当者が受注の処理を行った結果が、前記の入力インターフェイス画面に入力された画面例を示す。この例では、テレビL10個すべてについて受注処理したものとして、商品選択ボックス1103に「テレビL」が入力され、個数入力ボックス1104に数値情報「10」が入力された。
図12に示す画面状態で、受注に割り当てられた端末装置802の操作者が、OKボタン1105を活性化させると、受注用の端末装置802は、受注の実行内容として商品選択ボックス1103と、個数入力ボックス1104に入力された情報を業務管理サーバ801に送信する。
受注用の端末装置802からの送信を受信した業務管理サーバ801、より詳しくは処理実行部810は、受注処理部813を起動させる。起動した受注処理部813は、第1の業務フロー77に対応する業務フローテーブルである、第1業務フローテーブル501に新たなレコードを追加する。図13は、受注処理部813がレコードを追加した状態の第1業務フローテーブル501の例を示す。
さて、受注は中間タイプの業務12であるため、受注処理部813は前身レコードであるレコード1002B,及び自身レコードであるレコード1002Cを追加する。
前身レコードであるレコード1002Bにおいて、自身業務区別ナンバーフィールド302には、受注を示す業務IDナンバーとともに、複数回受注が行われた場合に、各回の業務を識別するためのシリアルナンバー(図中[01]と表示している)が格納される。前身業務区別ナンバーフィールド303には、この前身レコードの消込の対象、或いは相手方である業務、すなわち業務Aを示す業務IDナンバーとともにそのシリアルナンバー(図中[01]と表示している)が格納される。Itemフィールド1001には、受注に割り当てられた端末装置802から通知された商品である「テレビL」を識別する情報(例えば、製品番号)が格納される。
また、レコード1002Bのターゲットフィールド304の計上サブフィールド305におけるPlusサブフィールド307には数値情報は格納されない。一方、消込サブフィールド306におけるMinusサブフィールド311には、受注に割り当てられた端末装置802から通知された数値情報である「10」が格納される。ここで、レコード1002AのPlusサブフィールド310に格納されている数値情報と、上記Minusサブフィールド311に格納されている数値情報とを比較することにより、業務Aで生じた内容が受注ですべて処理されたか否かを判断することが可能となる。
さて、中間タイプの業務に対応する受注処理部813は、上記のレコード1002Bに加えて、さらに自身レコードであるレコード1002Cを追加する。レコード1002Cにおいて、自身業務区別ナンバーフィールド302には、受注を示す業務IDナンバーとともに、複数回業務Aが行われた場合に、各回の業務を識別するためのシリアルナンバー(図中[01]と表示している)が格納されている。前身業務区別ナンバーフィールド303には、このレコードが自身レコードであるため何も格納されない。Itemフィールド1001には、端末装置802から通知された商品である「テレビL」を識別する情報(例えば、製品番号)が格納される。
また、レコード1002Aのターゲットフィールド304の計上サブフィールド305におけるPlusサブフィールド307及び消込サブフィールド306におけるPlusサブフィールド310には、受注に割り当てられた端末装置802から通知された数値情報である「10」が格納される。この自身レコードは、次工程の業務である出荷指示の消込の目標になるものである。
上記レコード1002B及びレコード1002Cの追加を終えると、受注処理部813は待機状態になり、次の起動命令を待ち受ける。
次に、上記受注処理部813が行った処理内容と同様に、出荷指示業務の実行に応じて、出荷指示処理部814は、第1業務フローテーブル501に前身レコードと自身レコードを追加する。図14に、出荷指示処理部814が前身レコードと自身レコードとを追加した第1業務フローテーブル501の例を示す。この例では、前身レコードとしてレコード1002Dが追加され、自身レコードとしてレコード1002Eが追加される。この前身レコード1002Dと、先の自身レコード1002Cとを対比することにより、出荷指示業務の消込の完了が判定できる。また、この自身レコード1002Eは、次工程の業務である出荷の消込の目標になるものである。
なお、出荷指示は、第1業務フロー77の中間タイプの業務であると共に、第2業務フロー78の始点タイプの業務でもある。従って、出荷指示処理部814は、第1業務フローテーブル501に前身レコードと自身レコードを追加するとともに、第2業務フローテーブル502にも、レコードの追加を行う。この第2業務フローテーブル502へのレコードの追加については、後述する。
さて、上記受注処理部813が行った処理内容と同様に、「出荷指示」の次工程として行われる「出荷」業務の実行に応じて、出荷処理部816は、第1業務フローテーブル501に前身レコードと自身レコードを追加する。図15に、出荷処理部816が前身レコードと自身レコードとを追加した第1業務フローテーブル501の例を示す。この例では、前身レコードとしてレコード1002Fが追加され、自身レコードとしてレコード1002Gが追加される。この前身レコード1002Fと、先の自身レコード1002Eとを対比することにより、出荷指示業務の消込の完了が判定できる。また、この自身レコード1002Gは、次工程の業務である業務Bの消込の目標になるものである。
出荷の次工程である業務Bは、第1業務フロー77における終点タイプの業務である。業務Bに対応する業務B処理部815は、第1業務フローテーブル501に前身レコードと自身レコードを追加する。図16に、業務B処理部815が前身レコードと自身レコードとを追加した第1業務フローテーブル501の例を示す。この例では、前身レコードとしてレコード1002Hが追加され、自身レコードとしてレコード1002Iが追加される。この前身レコード1002Hと、先の自身レコード1002Gとを対比することにより、出荷業務の消込の完了が判定できる。また、この自身レコード1002Iは、次工程が存在せず、消込の必要がないため、消込サブフィールド306におけるPlusサブフィールド310には数値情報が格納されない。
以降、業務Aから業務Bまでの第1業務フロー77に属する業務が行われることに応じて、第1業務フローテーブル501にレコードが順次追加されていくこととなる。図17は、図16の状態の後に新たな業務Aが行われ、これに応じて2回の受注業務が行われた場合の第1業務フローテーブル501の例を示す。ここでは、新たな業務Aに対応する業務Aの自身レコード1002Jが業務A処理部812により追加されているとともに、第1の新たな受注業務(図中、シリアルナンバー[02]と表示した)に対応する前身レコード1002K,自身レコード1002L及び、第2の新たな受注業務(図中、シリアルナンバー[02]と表示した)に対応する前身レコード1002M,自身レコード1002Nが追加される。
この例においては、レコード1002Jの消込はレコード1002K,1002Mによって判定される。ここでは、レコード1002JのPlusサブフィールド310の数値情報と、レコード1002K,1002MのMinusサブフィールド311の数値情報の合計とを比較することにより、業務Aの完了を判定する。このように、1回の前工程の業務を複数回の次工程の業務で消込する場合であっても、本発明によれば容易に消込完了の判定をすることができる。
また、図には示さなかったが、逆に複数回の前工程の業務を一回の次工程の業務で消込する場合であっても、本発明によれば容易に消込完了の判定をすることができる。
さて、出荷指示が、第1業務フロー75の中間タイプの業務であると共に、第2業務フロー78における始点タイプの業務でもあることは先に述べたとおりである。従って、出荷指示処理部814は、第1業務フローテーブル501に前身レコードと自身レコードを追加するとともに、第2業務フローテーブル502にも、レコードの追加を行う。以下、第2業務フロー78に関する本業務管理システムの動作について説明する。
出荷指示が実行されると、出荷指示処理部814は、第1業務フローテーブル501に前身レコードと自身レコードを追加する一方、第2業務フローテーブル502にも、レコードの追加を行う。図18は、出荷指示処理部814がレコードを追加した状態の第2業務フローテーブル502の例を示す。なお、図18に示す第2業務フローテーブル502は、第1業務フローテーブル501と同様のフィールドを有するものとして図示したが、各業務フローテーブルが有するフィールドは必ずしも一致している必要はなく、各業務フローに合わせたフィールド構成を取るようにしても構わない。
さて、出荷指示は第2業務フロー78においては始点タイプの業務であるため、出荷指示処理部814は自身レコードであるレコード1802Aのみを追加する。前身レコードの追加は行わない。レコード1802Aにおいて、自身業務区別ナンバーフィールド302には、出荷指示を示す業務IDナンバーとともに、複数回出荷指示が行われた場合に、各回の業務を識別するためのシリアルナンバー(図中[01]と表示している)が格納されている。前身業務区別ナンバーフィールド302には、このレコードが自身レコードであるため何も格納されない。Itemフィールド1001には、端末装置802から通知された商品である「テレビL」を識別する情報(例えば、製品番号)が格納される。
また、レコード1802Aのターゲットフィールド304の計上サブフィールド305におけるPlusサブフィールド307及び消込サブフィールド306におけるPlusサブフィールド310には、端末装置802から通知された数値情報である「10」が格納される。上記レコード1802Aの追加を終えると、出荷指示処理部814は待機状態になり、次の起動命令を待ち受ける。
上記レコード1802Aの追加が終了すると、第2業務フロー78における出荷指示の次工程である補充発注の処理が行われる。そして、補充発注を実行した情報が、補充発注用の端末装置802から送信されると、この情報を受信した業務管理サーバ801、より詳しくはコントローラ部811は、補充発注処理部817を起動させる。起動した補充発注処理部817は、第2の業務フロー78に対応する業務フローテーブルである、第2業務フローテーブル502に新たなレコードを追加する。図19は、補充発注処理部817がレコードを追加した状態の第2業務フローテーブル502の例を示す。
図19に示されるように、補充発注は中間タイプの業務であるため、補充発注処理部817は前身レコードであるレコード1802B,及び自身レコードであるレコード1802Cを追加する。
前身レコードであるレコード1802Bにおいて、自身業務区別ナンバーフィールド302には、補充発注を示す業務IDナンバーとともに、複数回受注が行われた場合に、各回の業務を識別するためのシリアルナンバー(図中[01]と表示している)が格納される。前身業務区別ナンバーフィールド303には、この前身レコードの消込の対象、或いは相手方である業務、すなわち出荷指示を示す業務IDナンバーとともにそのシリアルナンバー(図中[01]と表示している)が格納される。Itemフィールド1001には、補充発注に割り当てられた端末装置802から通知された商品である「テレビL」を識別する情報(例えば、製品番号)が格納される。
また、レコード1802Bのターゲットフィールド304の計上サブフィールド305におけるPlusサブフィールド307には数値情報は格納されない。一方、消込サブフィールド306におけるMinusサブフィールド311には、補充発注に割り当てられた端末装置802から通知された数値情報である「10」が格納される。ここで、レコード1802AのPlusサブフィールド310に格納されている数値情報と、上記Minusサブフィールド311に格納されている数値情報とを比較することにより、出荷指示で生じた内容が補充発注ですべて処理されたか否かを判断することが可能となる。
さて、中間タイプの業務に対応する補充発注処理部817は、上記のレコード1802Bに加えて、さらに自身レコードであるレコード1802Cを追加する。レコード1802Cにおいて、自身業務区別ナンバーフィールド302には、補充発注を示す業務IDナンバーとともに、複数回補充発注が行われた場合に、各回の業務を識別するためのシリアルナンバー(図中[01]と表示している)が格納されている。前身業務区別ナンバーフィールド303には、このレコードが自身レコードであるため何も格納されない。Itemフィールド1001には、端末装置802から通知された商品である「テレビL」を識別する情報(例えば、製品番号)が格納される。
上記レコード1802B,1802Cの追加が終了すると、第2業務フロー78における補充発注の次工程である業務Cの処理が行われる。業務Cを実行した情報が、業務C用の端末装置802から送信されると、この情報を受信した業務管理サーバ801、より詳しくはコントローラ部811は、業務C処理部818を起動させる。
補充発注の次工程である業務Cは、第2業務フロー78における終点タイプの業務である。業務Cに対応する業務C処理部818は、第2業務フローテーブル502に前身レコードと自身レコードを追加する。図20に、業務C処理部818が前身レコードと自身レコードとを追加した第2業務フローテーブル502の例を示す。この例では、前身レコードとしてレコード1802Dが追加され、自身レコードとしてレコード1802Eが追加される。この前身レコード1802Dと、先の自身レコード1802Cとを対比することにより、補充発注業務の消込みの完了が判定できる。また、この自身レコード1802Eは、次工程が存在せず、消込の必要がないため、消込サブフィールド306におけるPlusサブフィールド310には数値情報が格納されない。
以降、出荷指示から業務Cまでの第2業務フロー78に属する業務が行われることに応じて、第2業務フローテーブル502にレコードが順次追加されていくこととなる。
このように、本実施の形態にかかる業務管理システムは、企業などの活動主体が行う業務活動の中に、複数の業務フローが存在する場合には、それぞれの業務フローに対応した業務フローテーブルを設け、業務フロー毎に対応する業務フローテーブルにレコードを追加することにより、簡易且つ柔軟に業務の進行管理(消込の完了の判定)を行うことができる。
以上で、本実施の形態にかかる業務管理システムの動作例の説明を終了する。
[第2の実施の形態]
次に、本発明にかかる業務管理システムの第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態にかかる業務管理システムの構成は、図7に示す構成と同様である。端末装置802の構成、機能、動作、は基本的に第1の実施の形態と同様である。但し、業務管理サーバの機能、構成が第1の実施の形態と異なっている。
図23は、第2の実施の形態にかかる業務管理サーバの構成例を示す機能ブロック図である。業務管理サーバ2301は、第1の実施の形態の業務管理サーバ801と同様に、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、必要な場合にはハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置であって、例えばコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置である。前記ROM、若しくはハードディスク装置などに情報処理装置を業務管理サーバ2301として機能させるためのプログラム、又は業務管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが記憶されており、このプログラムを主メモリ上に載せ、CPUがこれを実行することにより業務管理サーバ2301が実現され、若しくは業務管理方法が実行される。また、上記プログラムはかならずしも情報処理装置内の記憶装置に記憶されていなくともよく、外部の装置(例えば、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダのサーバなど))から提供され、これを主メモリに乗せる構成であってもよい。
業務管理サーバ2301は、処理実行部2311、及びテーブル記憶部2320を有している。
テーブル記憶部2320は、オリジンテーブル2321と、コンビネーションテーブル2322と、フローコアテーブル2323と、ストックテーブル2324と、バランステーブル2325とを記憶する。但し、フローコアテーブル2323以外は、必須の構成要素ではなく、これらテーブルがなくとも業務管理サーバ2301は、業務管理方法を実行することは可能である。
以下、上記のテーブルについて説明する。
オリジンテーブル2321は、キーが一つになるまで正規化されたマスタテーブルである。オリジンテーブル2321は、場合によって複数キーを持つ事も可能だが、他の原本との持ち合いは不可とするように構成される。オリジンテーブル2321は、例えば、取引先マスターテーブル、社員マスターテーブル、金融機関テーブルである。
図24Aに、オリジンテーブル2321の例である取引先マスターテーブルを示す。この例では、一つのレコードは、会社コード、会社名、住所、電話番号をそれぞれ格納するフィールドを有しており、会社コードは取引先を一意に特定できる情報が割り当てられる。
次に、コンビネーションテーブル2322について説明する。コンビネーションテーブル2322は、各原本(オリジンテーブル2321)の組み合わせを利用したい場合に設定するテーブルである。コンビネーションテーブル2322を備えることにより、オリジンテーブルに基づいたグループ化、階層化、キーの範囲制御などが行える。コンビネーションテーブル2322の例としては、例えば、品目マスタテーブルなどである。
図24Bは、コンビネーションテーブルの元となる2つのオリジンテーブルの例を示す。図の上段に示したオリジンテーブル2321は、取引先を特定する情報である取引先コードをキーとするテーブルで、キーに対応する取引先の名称(取引先名)、電話番号(TEL)、住所を格納するテーブルである。図の下段に示したオリジンテーブル2321は、地域を特定する情報である地域コードをキーとするテーブルで、当該地域名、地域責任者氏名を格納する。
図24Cは、グループ化のためのコンビネーションテーブル2321の例を示した図である。ここで示すコンビネーションテーブル2321は、ヘッダテーブルと明細テーブルの2つのテーブルで構成されるものとする。図24C上段のテーブルは、グループを一意に特定する情報であるグループコードキーを格納するヘッダテーブルである。図24C下段のテーブルは、各グループコードキーに対応づけられた、地域コードと、取引先コードとを格納する明細テーブルである。地域コードは、図24B下段に示したオリジンテーブルの地域コードに対応し、取引先コードは、図24B上段に示したオリジンテーブルの取引先コードに対応する。
次に、階層化のためのコンビネーションテーブル2322の例を図24Dに示す。図24D上段のテーブルは、親と親に属する子という階層を特定する親グループコードと子グループコードを対応づけて格納したヘッダテーブルである。図24D下段のテーブルは、上記ヘッダテーブルの親グループコード、子グループコードのそれぞれに対応づけて取引先コードを格納する明細テーブルである。取引先コードは、図24B上段に示したオリジンテーブルの取引先コードに対応する。
次に、キーの範囲制御のためのコンビネーションテーブル2322の例を図24Eに示す。ここでは、キーの範囲制御とは、同一のキーについて範囲ごとに異なる情報を持たせることをいう。図24E上段のテーブルは、範囲を識別する情報である子コードと、これに対応づけられた名称を格納したヘッダテーブルである。図24E下段のテーブルは、上記子コードと、それぞれの子コードに対応づけられた商品名、取引先コード、範囲(ここでは、fromとtoの2つの値)、単価を格納する明細テーブルである。取引先コードは、図24B上段に示したオリジンテーブルの取引先コードに対応する。
次に、フローコアテーブル2323について説明する。フローコアテーブル2323は同一フロー上の全ての業務の実行結果をデータを持つトランザクションテーブルであって、第1の実施の形態における業務フローテーブル501,502に相当する。フローコアテーブル2323テーブル内に残を持つことは基本的には行わない。フローコアテーブル2323は、業務フローごとに一つ設けられる。
図25は、第1の実施の形態で用いる業務フローテーブルの例であって、フローコアテーブル2323との比較のためにここに掲げた。ここに掲げた業務フローテーブルの各レコードは、「GYOUMUコード」、「Rタイプ」、「伝票No.(キー)」、「行No.」、「会社コード」、「品目」、「数量」、「発注No.」、「発注日」、「希望納期」、「入荷日」、「請求日」の各項目についての情報を格納するフィールドを有している。なお、図25に示した例では、前述した自身レコードか前身レコードであるかは「行No.」により識別する構成である。
次に、フローコアテーブル2323の例を図26に示す。図26は、図25の業務フローテーブルに対応する、フローコアテーブル2323の構成例を示す図である。フローコアテーブル2323は、「GYOUMUコード」、「Rタイプ」、「伝票No.(キー)」、「行No.」、「会社コード」、「品目」、「数量」の各フィールドを有するが、「発注No.」、「発注日」、「希望納期」、「入荷日」、「請求日」のフィールドは有していない。これらのフィールドを省くことによって、データの冗長性を回避することができ、読み出しなどのデータ処理速度の向上、記憶容量の削減などを図ることができる。
次に、ストックテーブル2324について説明する。ストックテーブル2324は、各業務独自のデータを保持するトランザクションテーブルである。図27は、図26に示すフローコアテーブル2323に基づいた、ストックテーブル2324の例であって、(A)は、GYOUMUコード「G1」を与えられた業務についてのストックテーブル2324の例であり、(B)は、GYOUMUコード「G2」を与えられた業務についてのストックテーブル2324の例である。それぞれ、フローコアテーブル2323にはない「フィールド発注No.」、「発注日」、「希望納期」、「入荷日」を有する構成となっており、これらの情報を記憶、管理することが可能となる。なお、ストックテーブル2324をさらに複数のテーブルに分割するようにしてもよい。分割されたストックテーブルとして、ヘッダ、明細、拡張がある。図28(A)(B)は、図27(A)(B)のストックテーブル2324を拡張したストックテーブルの例を示す。図28(A)及び図28(B)に示したストックテーブルは、元となったストックテーブル及び又はフローコアテーブルが有していない項目(図28(A)では、「伝票値引き」、図28(B)では、「追加運賃」)を有している。このように拡張したストックーブルを用いることにより、所望の情報をストックテーブル或いはフローコアテーブルに関連づけて持つことが可能となる。
次に、バランステーブル2325について説明する。バランステーブル2325は、任意の複数の「業務」若しくは業務フローについての残を保持するテーブルである。バランステーブル2325の有するレコード数は、特定のオリジンテーブル2321もしくはコンビネーションテーブル2322のレコード数と一致する。図29は、図24B上段に示したオリジンテーブル2321(取引先マスタ)の各取引先コードについて、、1月末の残件数、2月末の残件数、3月末の残件数が記録されている。なお、これらの残件数は、フローコアテーブル2323の「数値」に基づいて、計算され格納される。
図23に戻り、業務管理サーバ2301の構成例の説明を再開する。
処理実行部2301は、コントローラ部2311と、原本処理部2331、結合処理部2332,受払処理部2333、蓄積処理部2334、証憑処理部2335、帳票処理部2336,分析処理部2337とを有している。これら各部は、例えば、プログラム、或いはそのモジュールなどに相当する構成要素であって、必ずしも各部が独立したハードウエアである必要はない。
コントローラ部2311は、第1の実施の形態におけるコントローラ部811と同一の機能を有する構成要素であるので、詳細な説明は省略する。
原本処理部2331は、オリジンテーブル2321にデータを格納し、メンテナンスする処理を行う機能を有する。原本処理部2331は、各端末装置802或いは図示しない業務管理サーバ2301の入出力装置(例えば、キーボードおよび液晶ディスプレイ装置)に入力インターフェイスを提供し、この入力インターフェイスに従って担当者が入力した情報を、目的のオリジンテーブル2321に格納したり、修正を行ったりする。なお、入力インターフェイスには、基本型(カード、一覧)・拡張型(カード)・カレンダー型(カレンダー)の3つのタイプが用いられてよい。
結合処理部2332は、コンビネーションテーブル2322に、各端末装置802或いは図示しない業務管理サーバ2301の入出力装置(例えば、キーボードおよび液晶ディスプレイ装置)によって入力されたデータを格納し、メンテナンスする機能を有する。活用する側の「業務」の目的により、絞込型(非階層、階層)・ルール型・値返却型(非階層、階層)・ルール&値返却型の6つのタイプが用意されている。
受払処理部2333は、業務の実行結果を示す入力に応じてフローコアテーブル2323に自身レコード、前身レコードを追加し、それらレコードのフィールドにデータを格納する機能を有し、第1の実施の形態の各処理部812〜818に対応する構成要素である。受払処理部2333は、一般に一つの業務に対して一つ設けられるが、複数の業務について一つの受払処理部2333で処理する構成としても構わない。
蓄積処理部2334は、受払処理以外のエントリーデータを格納、もしくは業務フロー間のデータ受渡を実行する機能を有する。蓄積処理部2334には、レジャー入力型・バランス更新型・フロー間受渡型・インポート型などがある。受払処理を補完する役割を有している。
証憑処理部2335は、受払を制御するための従属関係を構成し、また、再印刷を規制するような重要な伝票を作成する機能を有する。複数の明細を保持する伝票を1単位として扱い、伝票を跨る集計等は行わない。伝票はヘッダ1行型・2行型が用意されている。
帳票処理部2336,任意の一つの「業務」に対して、複数の明細を集計し、表示・印刷・ファイルを保存する機能を有する。一覧型・残型・滞留型・遅延型・優先度型・達成率型・超過型・停止型の8つのタイプが用意されている。帳票処理部2336はテーブル2321〜2325への書込は行わない。複数のフローコアからの集計を行う場合は、個別に追加する事もできる。
分析処理部2337は、任意の一つの業務フローの全体俯瞰(進行度合い、処理完了度合いの算出など)、またはバランステーブル2325のデータを、表示・印刷・ファイル保存する機能を有する。分析処理部2337は、グラフ等を用いてグラフィカルに表示し、グラフからグラフへの切り替え(CUBE)など、様々な角度からのデータ分析とドリルダウンを可能とする機能をさらに有していてもよい。テーブル2321〜2325への書込は行わない。複数の業務フローを対象とする場合は、追加する事もできる。 本実施の形態によれば、業務フローテーブルからの冗長性を廃することが可能となり、より迅速なデータ処理を可能とする。
[4.変形例、その他]
[4.1.将来の予測]
本発明にかかる業務管理システムは、将来の業務活動の結果を予測することにも用いることができる。図21は、将来の業務活動の結果を予測する場合に用いる、業務フローテーブルの例を示す図である。この業務フローテーブル2101は、未発生フラグフィールド2102をさらに有していることを特徴とする。図示の例は、業務Aが実行されたが、それ以降の受注から業務Bは行われていない時点で作成された業務フローテーブル2101の内容となっている。実際に生じた業務Aについては、対応するレコードの未発生フラグフィールド2102に発生を示す情報(この例では「1」)を格納し、実際に生じていない受注から業務Bについては、対応するレコードの未発生フラグフィールド2102に未発生を示す情報(この例では「0」)を格納する。かかる業務フローテーブル2102のデータを参照することにより、将来受注から業務Bにおいて処理する必要のある商品及びその個数を算出することが可能となる。これにより、補充計画、購買計画などが容易に作成されるようになる。
なお、第2の実施の形態においても、フローコアテーブル2323に未発生フラグフィールド2102を追加し、或いは未発生フラグフィールド2102を有するストックテーブル2324を設けることにより、同様の変形を行うことが可能である。
[4.2.金銭的管理]
本発明にかかる業務管理システムは、予算や会計管理などの金銭的管理にも用いることができる。図22は、金銭的管理を実行する場合に用いられる業務フローテーブルの例を示す図である。この業務フローテーブル2201は、金額フィールド2202をさらに有していることを特徴とする。金額フィールド2202は、ターゲットフィールド304と同様のサブフィールド構成を有しており、計上サブフィールド2203と、消込サブフィールド2204とを有している。これら計上サブフィールド2203と消込サブフィールド2204とはそれぞれ、「Plus(プラス)」サブフィールド2205,2208と、「Minus(マイナス)」サブフィールド2206、2209と、「Unit(単位)」サブフィールド2207,2210とを有している。
「Plus(プラス)」サブフィールド2205,2208と、「Minus(マイナス)」サブフィールド2206、2209に格納される情報は、ターゲットフィールド304の「Plus(プラス)」サブフィールド307,310と、「Minus(マイナス)」サブフィールド308、311とに格納されている数値情報を金銭に換算した値が格納される。例えば、テレビL1台の価格が50000円であれば、ターゲットフィールド304側に「10」と記述されていると、金銭フィールド2102側では「500000」という数値情報が格納される。かかる金銭フィールド2102を利用することにより、金銭的管理を行うことも可能となる。
なお、第2の実施の形態においても、フローコアテーブル2323に金額フィールド2202を追加し、或いは金額フィールド2202を有するストックテーブル2324を設けることにより、同様の変形を行うことが可能である。
(A)は始点タイプに分類される業務、(B)は中間タイプに分類される業務、(C)は終点タイプに分類される業務を示す図 始点タイプの業務、一つの中間タイプの業務、及び終点タイプの業務が直列的に連結されて構成された業務フローの概念図 業務フローテーブルの具体的構成例を示す図 (A)は、複数の消込を生じさせる業務を有する業務フローの例を示す図、(B)は、複数の通知を送る業務を有する業務フローの例を示す図 2つの業務フローを含む場合の構成例を示す図 業務管理システムが扱う業務内容を説明する図 業務管理システムのシステム構成例を示す図 業務管理サーバの一構成例を示す機能ブロック図 業務A用の端末装置が表示する入力インターフェイス画面の一例を示す図 業務A処理部がレコードを追加した状態の第1業務フローテーブルの例を示す図 受注に割り当てられた端末装置に表示される入力インターフェイス画面の一例を示す図 受注の担当者が受注の処理を行った結果が、前記の入力インターフェイス画面に入力された画面例を示す図 受注処理部がレコードを追加した状態の第1業務フローテーブルの例を示す図 出荷指示処理部が前身レコードと自身レコードとを追加した第1業務フローテーブルの例を示す図 出荷処理部が前身レコードと自身レコードとを追加した第1業務フローテーブルの例を示す図 業務B処理部が前身レコードと自身レコードとを追加した第1業務フローテーブルの例を示す図 図16の状態の後に新たな業務Aが行われ、これに応じて2回の受注業務が行われた場合の第1業務フローテーブルの例を示す図 出荷指示処理部がレコードを追加した状態の第2業務フローテーブルの例を示す図 補充発注処理部がレコードを追加した状態の第2業務フローテーブルの例を示す図 業務C処理部が前身レコードと自身レコードとを追加した第2業務フローテーブルの例を示す図 将来の業務活動の結果を予測する場合に用いる、業務フローテーブルの例を示す図 金銭的管理を実行する場合に用いられる業務フローテーブルの例を示す図 第2の実施の形態にかかる業務管理サーバの構成例を示す図 オリジンテーブルのデータ構成例を示す図 オリジンテーブルのデータ構成例を示す図 グループ化に関するコンビネーションテーブルのデータ構成例を示す図 階層化に関するコンビネーションテーブルのデータ構成例を示す図 キーの範囲制御に関するコンビネーションテーブルのデータ構成例を示す図 業務フローテーブルのデータ構成例を示す図 フローコアテーブルのデータ構成例を示す図 (A)は、ストックテーブルのデータ構成例を示す図、(B)は別のストックテーブルのデータ構成例を示す図 (A)は拡張されたストックテーブルのデータ構成例を示す図、(B)は別の拡張されたストックテーブルのデータ構成例を示す図 バランステーブルのデータ構成例を示す図
符号の説明
801 … 業務管理サーバ
802 … 端末装置
820 … テーブル記憶部
501,502 … 業務フローテーブル

Claims (16)

  1. 第1の業務の実行に対応する数値情報を格納する第1のフィールドと、前記第1の業務の次工程として行われる第2の業務の実行に対応する数値情報を格納する第2のフィールドを有するレコードからなるテーブルを用い、前記第1のフィールドに格納された数値情報と第2のフィールドに格納された数値情報を比較することにより、前記第1の業務に応じた第2の業務が完了したことを判定する、ことを特徴とする業務管理方法。
  2. ある業務の実行に対応する数値情報を格納する第1のフィールドと、前記業務の次工程として行われる業務の実行に対応する数値情報を格納する第2のフィールドを有するレコードからなるテーブルを用いて、業務を管理する業務管理方法であって、
    始点タイプの業務が実行された場合には、前記第1のフィールドに数値情報を格納するが前記第2のフィールドには数値情報を格納しないレコードである自身レコードを生成してテーブルに追加するステップと、
    中間タイプの業務が実行された場合には、前記第1のフィールドに数値情報を格納せず前記第2のフィールドに数値情報を格納するレコードである前身レコードを生成してテーブルに追加するとともに、前記第1のフィールドに数値情報を格納するが、前記第2のフィールドには数値情報を格納していないレコードである自身レコードを生成してテーブルに追加するステップと
    を有することを特徴とする業務管理方法。
  3. 終点タイプの業務が行われた場合には、前記第1のフィールドに数値情報を格納せず前記第2のフィールドに数値情報を格納するレコードである前身レコードを生成してテーブルに追加するとともに、前記第1のフィールドにも、前記第2のフィールドにも数値情報を格納していないレコードである自身レコードを生成してテーブルに追加するステップをさらに有することを特徴とする、請求項2に記載の業務管理方法。
  4. 前記第1のフィールドに格納された数値情報と第2のフィールドに格納された数値情報を比較することにより、業務の完了を判定するステップをさらに有することを特徴とする請求項3に記載の業務管理方法。
  5. 前記テーブルは、業務フロー毎に設けられていることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の業務管理方法。
  6. 前記レコードは未実行の業務であるか否かを区別するためのフィールドをさらに有することを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の業務管理方法。
  7. 前記レコードは第1のフィールドに格納された数値情報と第2のフィールドに格納された数値情報に対応する金銭価値を格納するフィールドをさらに有することを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の業務管理方法。
  8. 第1の業務の実行に対応する数値情報を格納する第1のフィールドと、前記第1の業務の次工程として行われる第2の業務の実行に対応する数値情報を格納する第2のフィールドを有するレコードからなるテーブルを記憶し、前記第1のフィールドに格納された数値情報と第2のフィールドに格納された数値情報を比較することにより、前記第1の業務に応じた第2の業務が完了したことを判定する、ことを特徴とする業務管理装置。
  9. ある業務の実行に対応する数値情報を格納する第1のフィールドと、前記業務の次工程として行われる業務の実行に対応する数値情報を格納する第2のフィールドを有するレコードからなるテーブルを用いて、業務を管理する業務管理装置であって、
    前記テーブルを記憶する記憶手段と、
    始点タイプの業務が実行された場合には、前記第1のフィールドに数値情報を格納するが前記第2のフィールドには数値情報を格納しないレコードである自身レコードを生成してテーブルに追加し、中間タイプの業務が実行された場合には、前記第1のフィールドに数値情報を格納せず前記第2のフィールドに数値情報を格納するレコードである前身レコードを生成してテーブルに追加するとともに、前記第1のフィールドに数値情報を格納するが、前記第2のフィールドには数値情報を格納していないレコードである自身レコードを生成してテーブルに追加する処理手段と
    を有することを特徴とする業務管理装置。
  10. 前記処理手段は、終点タイプの業務が行われた場合には、前記第1のフィールドに数値情報を格納せず前記第2のフィールドに数値情報を格納するレコードである前身レコードを生成してテーブルに追加するとともに、前記第1のフィールドにも、前記第2のフィールドにも数値情報を格納していないレコードである自身レコードを生成してテーブルに追加することを特徴とする、請求項9に記載の業務管理装置。
  11. 前記処理手段は、前記第1のフィールドに格納された数値情報と第2のフィールドに格納された数値情報を比較することにより、業務の完了を判定することを特徴とする請求項10に記載の業務管理装置。
  12. 前記記憶手段は、業務フロー毎にテーブルを記憶していることを特徴とする、請求項9から11のいずれかに記載の業務管理装置。
  13. 前記記憶手段に記憶されたテーブルにおいて、各レコードは未実行の業務であるか否かを区別するためのフィールドを有することを特徴とする、請求項9から12のいずれかに記載の業務管理装置。
  14. 前記レコードは第1のフィールドに格納された数値情報と第2のフィールドに格納された数値情報に対応する金銭価値を格納するフィールドをさらに有することを特徴とする、請求項9から13のいずれかに記載の業務管理装置。
  15. 第1の業務の実行に対応する数値情報、又は前記第1の業務の次工程として行われる第2の業務の実行に対応する数値情報を格納する第1のフィールドと、そのレコードが自身レコードか前身レコードかを識別する第2のフィールドとを有するレコードを有するテーブルを用い、前記第1のフィールドに格納された数値情報を比較することにより、前記第1の業務に応じた第2の業務が完了したことを判定する、ことを特徴とする業務管理方法。
  16. 第1の業務の実行に対応する数値情報、又は前記第1の業務の次工程として行われる第2の業務の実行に対応する数値情報を格納する第1のフィールドと、そのレコードが自身レコードか前身レコードかを識別する第2のフィールドとを有するレコードを有するテーブルを記憶し、前記第1のフィールドに格納された数値情報を比較することにより、前記第1の業務に応じた第2の業務が完了したことを判定する、ことを特徴とする業務管理装置。
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